JPH02112914A - 表皮材の成形方法 - Google Patents

表皮材の成形方法

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JPH02112914A
JPH02112914A JP26567788A JP26567788A JPH02112914A JP H02112914 A JPH02112914 A JP H02112914A JP 26567788 A JP26567788 A JP 26567788A JP 26567788 A JP26567788 A JP 26567788A JP H02112914 A JPH02112914 A JP H02112914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
powder
mold
storage box
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP26567788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Sakane
坂根 弘己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kanto Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車に設備されるインストルメント
パネル等の表面に貼着使用される表皮体の成形方法であ
って、特に異色の表皮体を、スラッシュ成形により一体
に形成するに有利ならしめた表皮体の成形方法に関する
ものである。
(従来の技術) 例えば、自動車用インストルメントパネルに使用される
表皮体の従来例として第3図に示す如きものかある。こ
れはインストルメントパネル芯材1の表面に、発泡性緩
衝材2を介して貼着される表皮体3を有するものである
が、この表皮体3は、趣向に応じて所望色の表皮3aと
その表皮3aとは異る色の表皮3bとからなるツートン
カラーの表皮体である。このようなツートンカラーの表
皮体3をスラッシュ成形法により一体成形する従来例と
しては、第4図及び第5図に示すような従来例がある。
つまり第4図に示す従来例は、特開昭59−15930
9号及び特開昭60−208210号に開示されるもの
であって、区画部4により区分形成されている第1の成
形部5と第2の成形部6を有するスラッシュ成形用金型
7を有し、先ず所定色のパウダー8を入れた容器9を第
1の成形部5上に被着した後、周知のスラッシュ成形手
段により、第1の表皮10を成形し、次いで上記第1の
成形部5及び第2の成形部6に上記パウダー8とは異色
のバラ・ ダー11を入れた容器12を被着して第2の表皮13を
成形するものである。また第5図に示す従来例は例えば
特開昭59−156710号に示すものであって、区画
部4により区分形成されている第1の成形部5と第2の
成形部6を有するスラッシュ成形用金型7と、その区画
部4上に離接可能な移動壁14により異種のパウダーを
収容し得る夫々のパウダー収容部15.16を形成して
なる容器17とからなり、その容器17の各パウダー収
容部15及び16に異色のパウダーを入れた後、その容
器17上に金型7を被着すると共に移動壁14の先端を
区画部4上に接合しく第5図(B) ) 、 t、かる
後周知のスラッシュ成形手段により異色の表皮18と1
9とを成形するものである。
(発明が解決しようとする課題) ところが前者の成形手段にあっては、第1の表皮10の
成形後において、その第1の表示10の辺縁部に未溶融
のパウダー8が残存するために、この未溶融パウダーを
清掃除去しないで第2の表皮13を成形するならば、そ
の未熔融パウダー8が第2の表皮13を成形すべきパウ
ダー11内に混入されて鮮明な色差とならないという不
具合が生じる。この不具合を解消するためには、未溶融
パウダーが生じないように加熱時間を充分にかける。ま
たは未溶融パウダーの清掃除去を確実に行なえばよいが
、それでは時間及び熱エネルギーの消費が大となり、ま
た作業性が悪い等の問題点が生じる。
後者の成形手段にあっては、第1の表皮18と第2の表
皮19との境界部には、移動壁14の当接により、パウ
ダーが流入され難いので、第1の表皮18と第2の表皮
19との溶着が不充分であって、その両表皮間が切れて
しまうといった問題点かあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はかかる従来の問題点に着目してなされたもので
、第1の表皮を成形すべき成形部と、第2の表皮を成形
すべき成形部とを完全に区分すると共に、それらの成形
部には、異色のパウダーを夫々に充填して分離状態にあ
る夫々の表皮をスラッシュ成形し、次いでその第1の表
皮と第2の表皮との裏面において、両表皮間に亘って形
成される第3の表皮を重ね合せる表皮体の成形方法を提
供することにある。
従ってこの表皮体成形方法による表皮体は、異色である
第1の表皮と第2の表皮とが分離形成されるものである
から、それら表皮の見切り部(境界部)の色別は鮮明で
あって、品質の高いツートンカラーの表皮材を得ること
ができる。またその第1の表皮と第2の表皮は、第3の
表皮により一体的に結合されることから、強度的にも不
足のない表皮材が得られるものである。
〔実 施 例) 以下に本発明を第1図及び第2図に示す実旅例に基いて
詳細に説明する。
第1図において、21はスラッシュ成形用の金型であっ
て、この金型21の型面22には、区画用の突条23が
形成されていて、第1の区画部24と第2の区画部25
とに区分形成されている。26はスラッシュ成形用のパ
ウダー収容箱であって、この収容箱26内には、前記突
条23辺縁と接合される仕切り27を有し、この仕切り
27により、収容箱26内を第1の収容部28と第2の
収容部29とに区分形成されているものである。30は
仕切りを有しないパウダー収容箱を示す。
次に上記金型21とパウダー収容箱26及び30を使用
して成形する表皮の成形工程について述べると、先ずパ
ウダー収容箱26の第1の収容部28と第2の収容部2
9内に異色の各々のパウダー31及び32を収容し、次
いでこのパウダー収容箱26上に所定温度にまで加熱さ
れた前記金型21を被着する(第1図(B)参照)。次
いでこのパウダー収容箱26と金型21とを反転させ、
その金型21の第1の区画部24型面にはパウダー31
を、及び第2の区画部25の型面にはパウダー32を溶
着して、夫々のシート31゛及び32゛を形成する(第
1図(C)参照)。次に、別のパウダー33を収容した
パウダー収容箱30を用意し、このパウダー収容箱30
上に前記シート31′ と32゛が接着されたままの加
熱金型21を被着する(第1図(D)参照)。しかる後
、そのパウダー収容箱3Gと金型21とを反転させ、シ
ート31’ と32°との表面にパウダー33による裏
打ちシート33°を溶着層成する(第1図(E)参照)
かくしてスラッシュ形成されたシート31゜32′、3
3°の一体成形品を金型21より剥離することにより目
的とする表皮体が成形されるものであるが、その表皮体
は、−回目のスラッシュ成形時に、突条23を境として
異色のシート31゛ と32′ とか同時成形され、二
回目のスラッシュ成形により、その双方のシート31’
 と3′2゜が一体となされる裏打シート33”が施さ
れるものであるから、異色のシート31’ と32゛ 
は、裏打ちシート33゛ によって一体に結合される。
また異色シート31°と32“ とは、金型21に設け
られている突条23により区分形成されて、双方のパウ
ダー31と32とが混り合うことが全く生じないので、
鮮明なツートンカラー表皮がスラッシュ成形できる。
〔発明の効果) 以上のように本発明は、予め加熱した金型内を、粉末材
料が没入充満された主粉末収容箱で閉鎖した後、余剰の
粉末材料を排出し、次いで金型表面に半溶融し付着した
粉末材料を溶融し、その後金型を冷却して表皮体を膜形
する表皮体の成形方法において、前記金型21に突条2
3を設けて前記金型表面22を複数の領域24.25に
区画し、また前記閉鎖時に先端が前記突条23に当接し
て、複数の仕切室2829に仕切る仕切板27を主粉末
収容箱26に設け、その後前記仕切室28.29内に色
彩が区別される夫々の粉末材料31.32を充填したう
えで、前記金型21を閉鎖して色彩の異なる複数の表皮
体31’、 32°をスラッシュ成形し、次いで前記金
型21から前記主粉末収容箱26を取除いて、粉末材料
33を充填した副粉末収容箱30で前記金型21と変換
閉鎖し、再度のスラッシュ成形により、前記複数の表皮
体3132゛の裏面にこれら表皮体31’、 32°を
連ねる裏打シート33”を成形する表皮材の成形方法で
ある。
従って、この成性による表皮材は、異色である第1の表
皮と第2の表皮とが分離形成されるものであるから、そ
れら表皮の見切り部(境界部)の色別は鮮明であって、
品質の高いツートンカラーの表皮材を得ることができる
。またその第1の表皮と第2の表皮は、第3の表皮によ
り一体的に結合されることから、強度的にも不足のない
表皮材が従来のスラッシュ成形法を応用して作成できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A) 、 (B) 、 (C) 、 (D)、
 (E)は、本発明よりなる表皮材製法の実施例を示し
た工程説明図、第2図は第1図(E)における円内拡大
断面図、第3図は表皮材の使用態様を示した斜視図、第
4図(A)、(B) 、及び第5図(A) 、 (B)
 、 (C)は各従来の成形工程を示した説明図である
。 21・・・金型      22・・・型面23・・・
突条      24・・・第1の区画部25・・・第
2の区画部  26・・・パウダー収容箱27・・・仕
切り     28・・・第1の収容部29・・・第2
の収容部  3o・・・パウダー収容箱31.32.3
3・・・パウダー 31.32゜33゛・・・成形表皮 他4名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め加熱した金型内を、粉末材料が投入充満された
    主粉末収容箱で閉鎖した後、余剰の粉末材料を排出し、
    次いで金型表面に半溶融し付着した粉末材料を溶融し、
    その後金型を冷却して表皮体を脱形する表皮体の成形方
    法において、前記金型(21)に突条(23)を設けて
    前記金型表面(22)を複数の領域(24)、(25)
    に区画し、また前記閉鎖時に先端が前記突条 (23)に当接して、複数の仕切室(28)、(29)
    に仕切る仕切板(27)を主粉末収容箱(26)に設け
    、その後前記仕切室(28)、(29)内に色彩が区別
    される夫々の粉末材料(31)、(32)を充填したう
    えで、前記金型(21)を閉鎖して色彩の異なる複数の
    表皮体(31’)、(32’)をスラッシュ成形し、次
    いで前記金型(21)から前記主粉末収容箱(26)を
    取除いて、粉末材料(33)を充填した副粉末収容箱(
    30)で前記金型(21)と変換閉鎖し、再度のスラッ
    シュ成形により、前記複数の表皮体(31’)、(32
    ’)の裏面にこれら表皮体(31’)、(32’)を連
    ねる裏打シート(33’)を成形することを特徴とする
    表皮材の成形方法。
JP26567788A 1988-10-21 1988-10-21 表皮材の成形方法 Pending JPH02112914A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5230855A (en) * 1992-03-19 1993-07-27 Davidson Textron Inc. Method for forming smooth handle
US5328349A (en) * 1990-09-14 1994-07-12 Benecke-Kaliko Ag Process for producing multicolored, slush skins, and mold and separating device for executing the process
US7641953B2 (en) 2005-12-02 2010-01-05 Visteon Global Technologies, Inc. Component for a vehicle interior having a soft-feel touch

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5328349A (en) * 1990-09-14 1994-07-12 Benecke-Kaliko Ag Process for producing multicolored, slush skins, and mold and separating device for executing the process
US5230855A (en) * 1992-03-19 1993-07-27 Davidson Textron Inc. Method for forming smooth handle
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