JPH0211254Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211254Y2 JPH0211254Y2 JP17293684U JP17293684U JPH0211254Y2 JP H0211254 Y2 JPH0211254 Y2 JP H0211254Y2 JP 17293684 U JP17293684 U JP 17293684U JP 17293684 U JP17293684 U JP 17293684U JP H0211254 Y2 JPH0211254 Y2 JP H0211254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- swinging
- fixed
- attached
- bonnet part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 5
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、エンジンボンネツトを前側の固定ボ
ンネツト部分と後側の揺動ボンネツト部分に分割
形成し、前記固定ボンネツト部分の上部内面側
に、前記揺動ボンネツトを上下揺動自在に取付け
たヒンジを取付け、前記両ボンネツト部分間に対
向する排水用樋状体を前記揺動ボンネツト部分に
取付けたバツクホウ作業車のエンジンボンネツト
用防水構造に関する。
ンネツト部分と後側の揺動ボンネツト部分に分割
形成し、前記固定ボンネツト部分の上部内面側
に、前記揺動ボンネツトを上下揺動自在に取付け
たヒンジを取付け、前記両ボンネツト部分間に対
向する排水用樋状体を前記揺動ボンネツト部分に
取付けたバツクホウ作業車のエンジンボンネツト
用防水構造に関する。
従来、第4図に示すように、固定及び揺動ボン
ネツト部分5a,5bの上面に溜まつた水を、そ
れら両ボンネツト部分5a,5bの隙間から樋状
体9に流入させ、樋状体9によりエンジンボンネ
ツト両横側に導いて流れ落とすように構成してい
た(文献を示すことができない)。
ネツト部分5a,5bの上面に溜まつた水を、そ
れら両ボンネツト部分5a,5bの隙間から樋状
体9に流入させ、樋状体9によりエンジンボンネ
ツト両横側に導いて流れ落とすように構成してい
た(文献を示すことができない)。
しかし、寒冷地においては、樋状体9内で水が
凍結し、氷が樋状体9に詰つて後から流入してき
た水が原動部に溢れ出し、原動部で凍結によるト
ラブルを生じる危険性があつた。
凍結し、氷が樋状体9に詰つて後から流入してき
た水が原動部に溢れ出し、原動部で凍結によるト
ラブルを生じる危険性があつた。
本考案の目的は、寒冷地での凍結によるトラブ
ルを防止できるように、かつ、そのための構成を
必要に応じて簡単に付加できるものにする点にあ
る。
ルを防止できるように、かつ、そのための構成を
必要に応じて簡単に付加できるものにする点にあ
る。
本考案の特徴構成は、固定及び揺動ボンネツト
部分間に対するシール材を嵌着したホルダーを、
前記固定ボンネツト部分に対して遠近方向に取付
位置変更自在に前記揺動ボンネツト部分の上面側
にボルト連結し、前記揺動ボンネツト部分の閉じ
状態で前記シール材を前記固定ボンネツト部分の
後向き面と前記揺動ボンネツト部分の上向き面と
に接触させたことにあり、その作用効果は次の通
りである。
部分間に対するシール材を嵌着したホルダーを、
前記固定ボンネツト部分に対して遠近方向に取付
位置変更自在に前記揺動ボンネツト部分の上面側
にボルト連結し、前記揺動ボンネツト部分の閉じ
状態で前記シール材を前記固定ボンネツト部分の
後向き面と前記揺動ボンネツト部分の上向き面と
に接触させたことにあり、その作用効果は次の通
りである。
つまり、ホルダーの取付位置変更によつてシー
ル材を固定ボンネツト部分の後向き面と揺動ボン
ネツト部分の上向き面の両方に確実に接触させ
て、両ボンネツト部分の上面から内部に設けた樋
状体への水流入を十分に防止でき、たとえ寒冷地
であつても原動部内への水流下に起因する原動部
の凍結トラブルを十分に防止できる。
ル材を固定ボンネツト部分の後向き面と揺動ボン
ネツト部分の上向き面の両方に確実に接触させ
て、両ボンネツト部分の上面から内部に設けた樋
状体への水流入を十分に防止でき、たとえ寒冷地
であつても原動部内への水流下に起因する原動部
の凍結トラブルを十分に防止できる。
また、凍結トラブルの危険性がある時にだけシ
ール材やホルダー等を付加して、それ以外の時に
は樋状体により排水させ、全体として状況に応じ
た使用形態を採らせることが、シール材やホルダ
ーをエンジンボンネツト外でボルト連結すると共
に、エンジンボンネツト内に樋状体を残しておく
ことによつて可能であり、ユーザーの要望に対処
することが簡単である。
ール材やホルダー等を付加して、それ以外の時に
は樋状体により排水させ、全体として状況に応じ
た使用形態を採らせることが、シール材やホルダ
ーをエンジンボンネツト外でボルト連結すると共
に、エンジンボンネツト内に樋状体を残しておく
ことによつて可能であり、ユーザーの要望に対処
することが簡単である。
その結果、寒冷地で凍結トラブルの無い良好な
運転が可能となり、また、温暖地ではコスト及び
耐久性に優れたシール構成で使用することが容易
にでき、全体として、バツクホウ作業車の商品価
値を効果的に向上できた。
運転が可能となり、また、温暖地ではコスト及び
耐久性に優れたシール構成で使用することが容易
にでき、全体として、バツクホウ作業車の商品価
値を効果的に向上できた。
次に実施例を示す。
第3図に示すように、クローラ式走行装置1に
取付けた旋回台2に、バツクホウ装置3、搭乗運
転部4、エンジンボンネツト5で覆つた原動部等
を搭載し、エンジンボンネツト5を、前側の固定
ボンネツト部分5aと後側の上下揺動自在なボン
ネツト部分5bとに分割形成して、原動部の点検
補修を容易化し、搭乗運転部4に対する日除け6
を固定ボンネツト部分5aに取付け、小型のバツ
クホウ作業車を構成してある。
取付けた旋回台2に、バツクホウ装置3、搭乗運
転部4、エンジンボンネツト5で覆つた原動部等
を搭載し、エンジンボンネツト5を、前側の固定
ボンネツト部分5aと後側の上下揺動自在なボン
ネツト部分5bとに分割形成して、原動部の点検
補修を容易化し、搭乗運転部4に対する日除け6
を固定ボンネツト部分5aに取付け、小型のバツ
クホウ作業車を構成してある。
第1図及び第2図に示すように、固定ボンネツ
ト部分5aの上部内面に左右複数個のヒンジ7を
取付け、揺動ボンネツト部分5bから延設した連
結部材8をヒンジ7に取付け、揺動ボンネツト部
分5bの開閉を行えるように構成してある。両ボ
ンネツト部分5a,5bの間に対しほぼ全長にわ
たつて対向する排水用樋状体9を揺動ボンネツト
部分5bに取付け、エンジンボンネツト5上面か
ら浸入する水を樋状体9で両横側方に導いて流下
させるように構成してある。ゴム製シール材10
を嵌着したホルダー11を、揺動ボンネツト部分
5bの上面に溶接したネジ孔形成用部材12に螺
着した複数本のボルト13で取付け、揺動ボンネ
ツト部分5bを閉じた状態で、シール材10を固
定ボンネツト部分5aの後向き面Aと揺動ボンネ
ツト部分5bの上向き面Bとに接触させ、両ボン
ネツト部分5a,5b間のうち上部のほぼ全長に
わたつてシール材10により浸水を阻止するよう
に構成してある。ホルダー11に形成したボルト
挿通用孔11aを長孔形状やバカ孔形状に形成し
て、シール材10をホルダー11と共に固定ボン
ネツト部分5aに対する遠近方向に取付位置変更
自在に構成し、シール材10が全長にわたり後向
き面Aに密接する状態を確実に得られるようにし
てある。
ト部分5aの上部内面に左右複数個のヒンジ7を
取付け、揺動ボンネツト部分5bから延設した連
結部材8をヒンジ7に取付け、揺動ボンネツト部
分5bの開閉を行えるように構成してある。両ボ
ンネツト部分5a,5bの間に対しほぼ全長にわ
たつて対向する排水用樋状体9を揺動ボンネツト
部分5bに取付け、エンジンボンネツト5上面か
ら浸入する水を樋状体9で両横側方に導いて流下
させるように構成してある。ゴム製シール材10
を嵌着したホルダー11を、揺動ボンネツト部分
5bの上面に溶接したネジ孔形成用部材12に螺
着した複数本のボルト13で取付け、揺動ボンネ
ツト部分5bを閉じた状態で、シール材10を固
定ボンネツト部分5aの後向き面Aと揺動ボンネ
ツト部分5bの上向き面Bとに接触させ、両ボン
ネツト部分5a,5b間のうち上部のほぼ全長に
わたつてシール材10により浸水を阻止するよう
に構成してある。ホルダー11に形成したボルト
挿通用孔11aを長孔形状やバカ孔形状に形成し
て、シール材10をホルダー11と共に固定ボン
ネツト部分5aに対する遠近方向に取付位置変更
自在に構成し、シール材10が全長にわたり後向
き面Aに密接する状態を確実に得られるようにし
てある。
尚、シール材10、ホルダー11、ネジ孔形成
用部材12等は、ユーザの要望があつた時にオプ
シヨンとして取付けられるものであり、樋状体9
内での水凍結を生じない場合には一般に省略され
るものである。
用部材12等は、ユーザの要望があつた時にオプ
シヨンとして取付けられるものであり、樋状体9
内での水凍結を生じない場合には一般に省略され
るものである。
次に、別の実施例を説明する。
揺動ボンネツト部分5bをヒンジ7により固定
ボンネツト部分5aに取付ける構成、排水用樋状
体9を揺動ボンネツト部分5bに取付ける構成、
シール材10とホルダー11との嵌着構成、ホル
ダー11を揺動ボンネツト部分5bにボルト13
連結する構成等は適宜変更自在である。
ボンネツト部分5aに取付ける構成、排水用樋状
体9を揺動ボンネツト部分5bに取付ける構成、
シール材10とホルダー11との嵌着構成、ホル
ダー11を揺動ボンネツト部分5bにボルト13
連結する構成等は適宜変更自在である。
バツクホウ作業車のタイプは、車輪を有するも
の、運転キヤビンを有するもの、ドーザ装置を兼
備するもの、その他いかなるものでもよい。
の、運転キヤビンを有するもの、ドーザ装置を兼
備するもの、その他いかなるものでもよい。
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は要部断面図、第2図は要部の分解斜視
図、第3図はバツクホウ作業車の全体側面図であ
る。第4図は従来例の要部断面図である。 5……エンジンボンネツト、5a……固定ボン
ネツト部分、5b……揺動ボンネツト部分、7…
…ヒンジ、9……樋状体、10……シール材、1
1……ホルダー、13……ボルト、A……後向き
面、B……上向き面。
第1図は要部断面図、第2図は要部の分解斜視
図、第3図はバツクホウ作業車の全体側面図であ
る。第4図は従来例の要部断面図である。 5……エンジンボンネツト、5a……固定ボン
ネツト部分、5b……揺動ボンネツト部分、7…
…ヒンジ、9……樋状体、10……シール材、1
1……ホルダー、13……ボルト、A……後向き
面、B……上向き面。
Claims (1)
- エンジンボンネツト5を前側の固定ボンネツト
部分5aと後側の揺動ボンネツト部分5bに分割
形成し、前記固定ボンネツト部分5aの上部内面
側に、前記揺動ボンネツト5bを上下揺動自在に
取付けたヒンジ7を取付け、前記両ボンネツト部
分5a,5b間に対向する排水用樋状体9を前記
揺動ボンネツト部分5bに取付けたバツクホウ作
業車において、前記両ボンネツト部分5a,5b
間に対するシール材10を嵌着したホルダー11
を、前記固定ボンネツト部分5aに対して遠近方
向に取付位置変更自在に前記揺動ボンネツト部分
5bの上面側にボルト13連結し、前記揺動ボン
ネツト部分5bの閉じ状態で前記シール材10を
前記固定ボンネツト部分5aの後向き面Aと前記
揺動ボンネツト部分5bの上向き面Bとに接触さ
せてあるバツクホウ作業車のエンジンボンネツト
用防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17293684U JPH0211254Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17293684U JPH0211254Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189062U JPS6189062U (ja) | 1986-06-10 |
JPH0211254Y2 true JPH0211254Y2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=30730596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17293684U Expired JPH0211254Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211254Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2622247B2 (ja) * | 1995-08-24 | 1997-06-18 | 株式会社クボタ | 全旋回型作業車 |
JP5061085B2 (ja) * | 2008-11-17 | 2012-10-31 | 株式会社クボタ | 旋回作業機のボンネットシール構造 |
WO2013016867A1 (zh) * | 2011-08-02 | 2013-02-07 | 长沙中联重工科技发展股份有限公司 | 防护罩和车辆 |
JP5867496B2 (ja) * | 2013-12-20 | 2016-02-24 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
JP2018150904A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社タダノ | エンジンカバー及び移動式クレーン |
JP7396826B2 (ja) * | 2019-07-17 | 2023-12-12 | 住友建機株式会社 | ショベル |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP17293684U patent/JPH0211254Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6189062U (ja) | 1986-06-10 |
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