JPH02111822A - 希土類元素の分離方法 - Google Patents

希土類元素の分離方法

Info

Publication number
JPH02111822A
JPH02111822A JP26132388A JP26132388A JPH02111822A JP H02111822 A JPH02111822 A JP H02111822A JP 26132388 A JP26132388 A JP 26132388A JP 26132388 A JP26132388 A JP 26132388A JP H02111822 A JPH02111822 A JP H02111822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rare earth
column
earth element
earth elements
ions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26132388A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Eto
衛藤 伸生
Tsugio Murakami
次雄 村上
Yutaka Takada
豊 高田
Yukinobu Maeda
前田 幸信
Ryoji Yoshimura
吉村 了治
Shigeaki Yamada
山田 茂昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP26132388A priority Critical patent/JPH02111822A/ja
Publication of JPH02111822A publication Critical patent/JPH02111822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、イオン交換法による希土類元素の分離方法に
関するものであり、詳しくは、強酸性陽イオン交換体と
アミノポリ酢酸類を用いて、布上ね“1元素を含む混合
物から、高純度、例えば、純度4N(99,99%)以
上の希土類元素を高回収率で111る方法に関するもの
である。
R上類元素とは、ランタニド族元素に、スカンジウム(
Sc)及びイツトリウム(Y)を加えた17元素の総称
である。現在、希土類元素は、蛍光体材f−1、レーザ
ー斗(料、永久磁石材料、セラミックス強度発現剤、触
媒、磁気記録祠料、水素貯蔵合金飼料二9幅広く使用さ
れ、今後も大きな需要の伸びが期待されている有用な元
素である。これらの用途に対しては、より高純度、具体
的には4N以上の純度のものが跨求されている。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点]希土
類元素を含む混合物から各希土類元素を分離精製する方
法として、従来イオン交換法が用いられてきた。このイ
オン交換法のうち最も広く知られた方法は、強酸性陽イ
オン交換樹脂の充填層に、Q土類元素の塩類の混合溶液
を通液し、強酸性陽イオン交換樹脂床の上部に希土類元
素の吸着層を形成させてこれを水洗したのち、錯形成剤
水溶illを流し、各希土類元素と錯形成剤及びイオン
交換樹脂との親fll力の仔かな差を[り用してクロマ
!・分離を行ない、高純度の希土類元素を得る方法であ
る。この方法では、各希土類元素の物性が類似している
為、2ト1類以上の錯形成剤を用いる方法や、強酸性陽
イオン交換樹脂の対イオンとして金属イオンを用いる方
法、史に、この金属イオンの種類を変化させる等の改良
がなされているか、いずれも満足できる高純度、及び高
回収率で希土類元素が得られていない。
また、中希土類元素、特にガドリニウム(Gd)、ユー
ロピウム(1’?u) 、サマリウム(Sn+)の混合
物を分離する場合、これらの希土類元素同志の分δl係
数がほぼlである為、イオン交換法でこれを行なうこと
は困難である。そこで、これらの混合物を分離する方法
として、亜鉛アマルガムにより、l:u(III)を1
Eu(II)に還元し、硫酸イオンの存在下てIEu(
II)をlEuSO4として沈殿させ、Euを除去した
後、CdとS11をイオン交換法等で分離する方法が用
いられている。しかしながら、この方法に於いても高純
度、例えば、純度4N以上のEuを高回収率で得ること
は困難である。また、IEuを除去したCd、 Sn混
合物中にもlEuが残存し、その後のG+、I、 Sm
の分離精製に支障をきたす場合がある。
以上述べたように、イオン交換法により高純度の希土類
元素を高回収率で得る満足できる方法はなく、簡便な操
作により高回収率で、純度4N以上の高純度m土類元素
を得る方法が望まれている。
[本発明の1−1的] 本発明は、イオン交換法による希土類元素の分離h′法
について前記問題点を解決すべく、強酸性陽イオン交換
体と錯形成剤としてアミノポリ酢酸類を用いて高純度の
希土類元素を高回収率で1′ノることがてきる希土類元
素の分離方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段] 本発明音等は、イオン交換法による希土類元素の分離方
法について、希土類元素を含む混合物から、より簡便な
操作で、高純度、例えば、4N以上の希土類元素を高回
収率でiすることかできる方法を見出すべく鋭意検討し
た。
その結果、イオン交換体として強酸性陽イオン交換体、
錯j[ニ成剤としてアミノポリ酢酸類を用い、強酸性陽
イオン交換体の対イオン中に11をある特定の吸z1状
態で(’j (Eさせ、かつ、その11゛量を制御する
ことにより、希土類元素の分離が飛躍的に向上すること
を見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、j(X形成剤と強酸性陽イオン交換体
を充填したカラムとを用いて希土類元素を分離する方法
に於いて、錯形成剤としてアミノポリ酢酸類を用い、強
酸性陽イオン交換体の対イオンを、カラムへ錯形成剤を
通液する方向から実質的にプロトン(1ド)とし、かつ
、全対イオンに対する11゛の比率を30〜80当R%
とすることを特徴とする希土類元素の分離方法である。
本発明によれば、簡単な方法で希土類元素を分朗[でき
、高純度の希土類元素を高回収率で得ることができる。
特に、Gd、 Eus Smの中希土類元素の分離に対
して極めて効果的であり、従来イオン交換分離のみでは
困難とされていたこれらの分離も効率良〈実施できる。
以上、本発明の詳細な説明する。
本発明は、強酸性陽イオン交換体の対イオンを、カラム
へ錯形成剤を通液する方向から、実質的に11゛とする
ことを必須とする。
ここでいう実質的とは、lドが吸容された部分(以下、
11゛吸6層と呼ぶ)の対イオンに対する11゛の比率
が80%以上であることを示し、これは吸6゛、・;−
温線図、破過曲線から容易に判る。即ち、強酸性陽イオ
ン交換体に錯形成剤水溶液を通液する方向から順に、1
じ吸む層、!!+イオン以外のχ・1イオン(以下Mイ
オンと称する)吸容層と積層状に(7,在させたカラム
に調整する。
上記調整方法としては特に限定されないが、例えば、−
例として以下の方法が挙げられる。
まず、強酸性陽イオン交換体を充填したカラムに、N1
イオンを含む水溶液を通if& L、Mイオンを吸着さ
せ充填層を水洗する。次いで、カラム上部より酸を通液
して、11+を吸着させ、強酸性陽イオン交換体のχ・
lイオンを、錯j13成剤水溶液を通inkする方向か
ら実質的に11゛となるように1個整したカラム、即ち
、11“吸着層、11゛以外のMイオン吸着層の順に積
層状に存在させたカラムとすることができる。この積層
状態は、11°、Mイオンの吸着等混線図、破過曲線を
求めることにより容易に知ることができる。また11+
、Mイオン吸行層の順か逆になると希土類元素の分離性
が低下するので好ましい。
また、11゛の吸着量と高純度の希土類元素の回収率と
の関係には適性値が存在し、以下の式で表されるII”
比率で、30〜80当量?6にした時、希土類元素柑t
7−間の分離が向上することを見出した。
11゛比率(%) −[+1] / l[l+]+[M
イオン]l X 100ここで、 [1!]:イオン交換体中11゛量(g″5量)[M]
 イオン:イオン交換体中Mイオンm(g’jm)であ
る。
この内、イオン交換体中11’u及びイオン交換体中M
イオン量は、強酸性陽イオン交換基に吸着された11+
、及びMイオンを指す。また、イオン交換体中11”r
iには、Mイオン吸容層中の11゛は含まれない。11
+比率がこれよりも低いと希土類元素の分離性は芹しく
悪化し、高純度希土類元素をillることはできない。
また、11+比率がこれよりし高いと高純度の希土類元
素は得られるものの、その回収率は低下する。
本発明に用いられる11′以外の対イオン(Mイオン)
としては、Pb(II)イオン、Pd(II)イオン、
Ni([1)イオン、CLI(II)イオン、V  (
IV)、0イオン、Zr(IV)イオン、Re(III
)イオン、Fc([1)イオン、希土類元素(m)イオ
ン、N2亀(1)イオン、K  (1)イオン等の金属
イオンが挙げられるか、これら金属イオンを用いた場合
、溶出するm土類元素中へのこれらイオンの混入の恐れ
があり、また、使用する薬剤の再使用の為には、これら
の金属イオンを回収しなければならず、操作か)jz 
71+になる。この為、Mイオンとしてはアンモニウム
イオン(N114 ’ )が好ましい。
分離精製したm土類元素は、通常、蓚酸塩、水酸化物、
炭酸塩として沈殿回収し、焼成して酸化物とするのてN
l+、”は残存不純物とはならず、また、このものは安
6111である。更に、MイオンとしてNll゛を使用
することにより、高純度希土類元素の回収率ら向上する
また、希土類元素混合物は、錯形成剤との7jシ合水溶
液として直接カラムへ通液し希土類元素を分離すること
も可能であるが、前記方法で調整したカラムの上部より
希土類元素混合水溶液を通液し水洗することにより、カ
ラム上部に希土類元素混合物を形成させ、その後錯形成
剤水溶1lJ2を通液し、希土類元素を溶離展開させ分
離する方法が好ましい。更に、2本のカラムを用い、一
方に希土類元素混合水溶液を通液し希土類元素を吸着さ
せ、もう一方を前記方法により調整し、これらを直列に
連結し、錯形成剤水溶液を通液する方法がより好ましい
。この方法により、希土類元素混合物1112中の后土
類元素以外の、特に、アニオンによる希土類元素の分離
への影響を最小限に低減でき、混合希土類同志の分離性
を向上させることができる。
最も好ましい方法は、混合希土類元素吸着塔、11゛吸
貨塔、Mイオン吸青塔の三基を別々に、7!I整し順に
直列に連結し溶離展開する方法であり、希土類元素の分
離効果を高めることができる。
この際に使用される希土類元素の混合水溶lfkは、特
に限定はないが、例えば、ゼノタイム、モナザイト、バ
ストネサイト ダ等のアルカリで分解溶解して得られる水溶液、又はこ
れら水溶液から抽出法、晶出法等によりtn精製して得
られる希土類元素の酸化物、水酸化物等を鉱酸で溶解し
た水溶液等が挙げられる。該水溶i(kはplI O.
5〜4か好ましく、特に1〜3か好ましい。前記pHが
低すぎると希土類元素のカラムへの吸着率が低下する。
逆に高すぎると希土類元素の/)C酸化物か(1′i出
するので好ましくない。また、花上煩元素イオンは、全
対イオンに対して5〜50当量2となるように調整して
用いることか好ましい。この範囲よりも少ないと、工業
的規模で行なう場合、膨大な量のイオン交換体が必要に
なり、また、得られる溶出液中の希土類元素濃度か必要
以上に低くなる。また、これよりも多いと、充分な分離
か行なわれず、より好ましくは、10〜40当量%であ
る。
本発明に用いられる錯形成剤はアミノポリ酢酸鎮てあっ
て、エチレンジアミン四酢酸(EDT^)、N−ヒドロ
キシエチルエチレンジアミン三酢酸(11E1)T^)
、1.2−ジアミノシクロヘキサン五酢酸(DCPA)
、ジエチレントリアミン五酢酸(DCPA) 、エチレ
ングリコール−ビス(2−アミノエチル)エーテル四酢
酸(1)I:) 、ビス(2−アミノエチル)エーテル
四酢酸(HIE) 、ニトリロ三酢酸(NTA)、イミ
ノ二酢酸(IMPA)等のアミノポリ酢酸類のいずれも
使用することかでき、又これらを混合して用いても■)
い。特に、希土類元素のほとんどに対して分離性が良く
、人手しやすく、比較的安価であるED1゛八かより好
ましい。
錯形成剤水溶液中の錯形成剤濃度は溶離時の温度に於け
る溶解度以下ヤあれば特に制限はない。
また、錯形成剤水溶液のplIは4〜10であれば錯形
成か迅速に進行し、更に希土類元素イオンが加水分解し
て沈殿を生ずることがない。このpH調整にはアンモニ
ア水を用いるのか好ましい。
また、本発明に使用される強酸性陽イオン交換体は、ス
ルホン酸基のみからなる樹脂として、市販のオルガノG
iJ製アンバーライトll?−120、アンバーライト
CG−1 20、アンバーライl−252  ;三菱化
成1−業住4製ダイヤイオンSK113、ダイヤイオン
RMK−8081ダイヤイオンPK21G  ;ダウケ
ミカル■製ダウエックス50%+1ダウエックス88等
か挙げられる。
こららの樹脂は、小粒径はど吸む及び溶離速度か大きく
なり好ましいが、小さすぎると圧力損失が大きくなる。
好ましい樹脂の径は、0,05〜0.3+nmである。
又、交換基かスルホン酸基と弱酸基であるカルボン酸基
、フェノール酸基、リン酸基との混合型でも良い。この
際、弱酸基に対するスルホン酸基の交換客足の比率は1
.0以上が好ましい。
前記混合型の具体例には、特開昭53−4787号公報
、特開昭53−45341号公報に示された、スルホン
酸基とカルボン酸基とからなるイオン交換繊維か挙げら
れる。イオン交換繊維は長さ0.01〜III1m1径
が0、005〜0.1mmか好ましく吸着、溶離速度、
及び通液速度を大きくできる。
本発明を実施する際、成行処理温度か低いと、希土類元
素の吸着及び溶離速度が小さくなり、また、錯形成剤水
溶液中の錯形成剤が析出する恐れかあり、又、処理温度
が高いと、希土類元素の分離性が悪化したり、樹脂の劣
化、更には、錯形成剤の安定性が低下する恐れかあるの
で、20〜120℃で展開溶離することが好ましい。更
に好ましくは、:30〜80℃である。
また、本発明に於いて強酸性陽イオン交換体のjll、
11+の吸着率調整、溶液のpl+調整の為の酸として
は塩酸、硫酸等の鉱酸、また、アルカリとしては水酸化
ナトリウム、アンモニア水を使用することができる。
[イC明の効果] 以上の説明から明らかなように、イオン交換法によるw
土類元素の分離に於て、強酸性陽イオン交換体の交換基
の対イオンを、錯形成剤を通液するん向から実質的に1
1°とし、かつこの11°吸着量を調整することにより
、従来の方法よりもより簡便な操作で、高純度、例えば
純度4N以上の雀上類元素を高回収率で得ることが可能
になる。
以上、実施例及び比較例について説明するが、本発明は
これらの方法に限定されるものではない。
実施例1 内径2flnm、長さ250+nmのジャケット及びフ
ィルター付カラム(カラムA)、内径20mm、長さ1
000mmのジャケット及びフィルター付カラム(カラ
ムB)に、幅0.t13mIIls厚み0.01mm、
長さ0.25+nmテ、スルホン酸基が2.0mcq/
g、カルボン酸基がI 、 Omcq/gのイオン交換
Q2 elkを充填した。まず、カラムAとカラムBを
直列に連結し、カラムA上部よりlN塩酸を通液し水洗
して、カラムA1カラムBの!11イオンをII+型に
した。
次い−C、カラムA、カラムBの連結を解き、希土類元
素混合物(組成: Gd2O395,4vt%、 Eu
2  (L  3.(ivL%、 TI)407 1.
0wt%)を塩酸で溶解し、希土類元素濃度0.025
mol/l、pl+ 1.2に調整した岳土類元素溶液
をカラムAに、SV (空塔速度)5)11・−1にて
6531通波し、盾土類元素を吸容させこれを水洗した
。また、カラムBにIN−塩化アンモニウムを通液し水
洗して、全対イオンをN114型にした後、カラムB上
部より、l−N塩酸147IIllを通ink L水洗
した。この様にして調整されたカラムA1カラムBを連
結して、希土類元素吸着層、11゛吸青層、N!14°
吸盾層の順に積層上に吸容され、また、1じ比率が50
%のカラムを調整した。
次いで、ジャケット水温65℃に保った後、錯形成剤水
溶液として、pl+ 5.0にアンモニア水で1調整し
た0、25v/v%IEDTA水溶液をカラムA上部よ
り通液し、流出液をフラクションに分画し、ICP発光
分tli装置にて希土類元素を分析した。
この結果、純度4N(99,99%)以上のGdを回収
・イ(88%で得た。
実施例2 組成が、lEu2O378,0wt%、Gd2O320
,2vt%、5IW203 1.2vt%の希土類元素
混合物を塩酸で溶解し、希土類元素濃度0.025 m
moL’l、pH1,2とした混合希土類元素水溶液を
用いたこと以外は実施例1と同Lmに行なった。結果は
、純度4N以上のIEuを、回収率74%で得た。
実施例3 組成が、I:u、03 9G、8vt%、Gd2O] 
 0.78vt% 、511203 2.42vL%の
希土類元素混合物を塩酸で溶解し、希土類元素濃度0.
025 mmolN、pl+1.2とした混合希土類元
素水溶液を用い、また、錯形成剤水溶液として、pH5
,0に調整した0、5wz’V%l:D’l’A水溶液
を用いたこと以9!、は、実施例2と同(,1にして行
なった。
結果は、純度4N以上の1)uを回収率81%で得た。
比較例1 カラムBの対イオンを!IIL°型のみにしたこと以外
は実施例1と同様にして行なった。この時、カラムの1
M比率は9xであった。
結果は、純度4Mより低いGdLかi++られなかった
比較例2 カラムBのχ・lイオンをI+’型のみとしたこと以外
は実施例1と同様にして行なった。この時、カラムのI
+’型比率は100%であった。
結果は、純度4N以上のG(Iを回収’e68%で得た
比較例3 実施例1に於いて、カラムA1カラムBを11゜型にし
た後、ロ、75N−塩化アンモニウム、0.25N−塩
酸の11コ音水溶液を通液し水洗した。
次いで、カラムAに実施例1で用いた混合希土類元素水
溶液を同し量通液し水洗した後、カラムA1カラムBを
連結した。この時のカラムは11゛比率50%であるか
、I+”吸着層、N114”吸着層は積層状ではなく、
混在状であった。以下のト■作は実施例1と同トlにし
て行なった。
結果は、純度4NのGdを回収率52%で得た。
特許出願人   東ソー株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)錯形成剤と強酸性陽イオン交換体を充填したカラ
    ムとを用いて希土類元素を分離する方法に於いて、錯形
    成剤としてアミノポリ酢酸類を用い、強酸性陽イオン交
    換体の対イオンを、カラムへ錯形成剤を通液する方向か
    ら実質的にプロトン(II^+)とし、かつ、全対イオン
    に対するII^+の比率を30〜80当量%とすることを
    特徴とする希土類元素の分離方法。
  2. (2)II^+以外の対イオンがアンモニウムイオン(N
    H_4^+)である特許請求の範囲第1項記載の分離方
    法。
  3. (3)全対イオンに対して希土類元素イオンを5〜50
    当量%として分離処理する特許請求の範囲第1項記載又
    は第2項記載の分離方法。
  4. (4)希土類元素を50〜120℃で分離処理する特許
    請求の範囲第1項から第3項いずれかの項記載の分離方
    法。
  5. (5)強酸性陽イオン交換体がスルホン酸基とカルボン
    酸基から成るイオン交換繊維である特許請求の範囲第1
    項から第4項いずれかの項記載の分離方法。
  6. (6)アミノポリ酢酸類がエチレンジアミン四酢酸であ
    る特許請求の範囲第1項から第5項いずれかの項記載の
    分離方法。
JP26132388A 1988-10-19 1988-10-19 希土類元素の分離方法 Pending JPH02111822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26132388A JPH02111822A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 希土類元素の分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26132388A JPH02111822A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 希土類元素の分離方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02111822A true JPH02111822A (ja) 1990-04-24

Family

ID=17360214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26132388A Pending JPH02111822A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 希土類元素の分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02111822A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020058246A (ko) * 2000-12-29 2002-07-12 양재신 산업용 차량의 어태치먼트 페달장치
CN102127646A (zh) * 2011-03-07 2011-07-20 福建省长汀金龙稀土有限公司 一种酸分解稀土渣再处理方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687638A (en) * 1979-12-20 1981-07-16 Asahi Chem Ind Co Ltd Separation of rare earth element
JPS5690936A (en) * 1979-12-24 1981-07-23 Asahi Chem Ind Co Ltd Separation of metal ion and complexing agent
JPS5732341A (en) * 1980-08-04 1982-02-22 Asahi Chem Ind Co Ltd Separation of rare earth element
JPS5976838A (ja) * 1982-10-25 1984-05-02 Agency Of Ind Science & Technol 希土類金属の選択的分離方法
JPS61122119A (ja) * 1984-11-20 1986-06-10 Asahi Chem Ind Co Ltd イツトリウムの精製法
JPS62162620A (ja) * 1986-01-08 1987-07-18 Seitetsu Kagaku Co Ltd ネオジムとプラセオジムの分離法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687638A (en) * 1979-12-20 1981-07-16 Asahi Chem Ind Co Ltd Separation of rare earth element
JPS5690936A (en) * 1979-12-24 1981-07-23 Asahi Chem Ind Co Ltd Separation of metal ion and complexing agent
JPS5732341A (en) * 1980-08-04 1982-02-22 Asahi Chem Ind Co Ltd Separation of rare earth element
JPS5976838A (ja) * 1982-10-25 1984-05-02 Agency Of Ind Science & Technol 希土類金属の選択的分離方法
JPS61122119A (ja) * 1984-11-20 1986-06-10 Asahi Chem Ind Co Ltd イツトリウムの精製法
JPS62162620A (ja) * 1986-01-08 1987-07-18 Seitetsu Kagaku Co Ltd ネオジムとプラセオジムの分離法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020058246A (ko) * 2000-12-29 2002-07-12 양재신 산업용 차량의 어태치먼트 페달장치
CN102127646A (zh) * 2011-03-07 2011-07-20 福建省长汀金龙稀土有限公司 一种酸分解稀土渣再处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2798789A (en) Method of separating rare earths
US2539282A (en) Rare earth separation by adsorption and desorption
CN114560821A (zh) 一种环型Gd(III)配合物及其制备方法和应用
JPH02111822A (ja) 希土類元素の分離方法
US2956858A (en) Method of separating rare earths by ion exchange
JPH03291332A (ja) 希土類元素の分離法
JPS5842737A (ja) ガリウムの回収方法
RU2528692C2 (ru) Способ извлечения редкоземельных элементов из экстракционной фосфорной кислоты при переработке хибинских апатитовых концентратов
JPS6157900B2 (ja)
JPS60215721A (ja) ガリウムの回収方法
JP2590494B2 (ja) 希土類元素の沈殿回収方法
US3455646A (en) Method of separating yttrium from rare earths by ion exchange
JPH01126222A (ja) 希土類元素の分離精製方法
JP2763044B2 (ja) 希土類元素を相互分離する方法
JP2661648B2 (ja) 錯形成剤水溶液の精製方法
JPH0725543B2 (ja) 希土類元素の分離方法
US6066259A (en) Method for the deionization of substances that are not stable at acidic pH
JPS6158533B2 (ja)
JPH02179835A (ja) 希土類元素の分離法
JPH01111827A (ja) 希土類元素と錯形成剤からなる水溶液の処理方法
JPS61122119A (ja) イツトリウムの精製法
JPH01149756A (ja) エチレンジアミン四酢酸の回収方法
RU2172790C1 (ru) Способ селективного извлечения молибдена и висмута
Hubicka et al. Application of monodispersive anion exchangers in sorption and separation of Y3+ from Nd3+ and Sm3+ complexes with dcta
JP2003212548A (ja) 鉄含有溶液の精製方法