JPH0211019A - 差動式電流スイッチ回路 - Google Patents

差動式電流スイッチ回路

Info

Publication number
JPH0211019A
JPH0211019A JP1066435A JP6643589A JPH0211019A JP H0211019 A JPH0211019 A JP H0211019A JP 1066435 A JP1066435 A JP 1066435A JP 6643589 A JP6643589 A JP 6643589A JP H0211019 A JPH0211019 A JP H0211019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistors
circuit
logic
output buffer
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1066435A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0695632B2 (ja
Inventor
Carl J Anderson
カール・ジヨン・アンダーソン
John F Ewen
ジヨン・フアーレイ・イーイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH0211019A publication Critical patent/JPH0211019A/ja
Publication of JPH0695632B2 publication Critical patent/JPH0695632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/173Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using elementary logic circuits as components
    • H03K19/1733Controllable logic circuits
    • H03K19/1738Controllable logic circuits using cascode switch logic [CSL] or cascode emitter coupled logic [CECL]
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
    • H03K19/094Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors
    • H03K19/09432Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors with coupled sources or source coupled logic
    • H03K19/09436Source coupled field-effect logic [SCFL]
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356017Bistable circuits using additional transistors in the input circuit
    • H03K3/356034Bistable circuits using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration
    • H03K3/356043Bistable circuits using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration with synchronous operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、一般に交差結合論理回路に関し、具体的には
、交差結合したバッファ段を用いて、高速動作を維持し
ながらノイズ限界を改善する、GaAs  MESFE
T技術による2段差動式電流スイッチ論理回路に関する
B、従来技術 バイポーラ技術において、差動式電流スイッチ(DO8
)論理回路は、とくにレベル感知ラッチ、排他的OR機
能、マルチプレクサなどある種の論理機能に用いる場合
、速度と電力に関する利益をもたらす。しかし、GaA
s技術においては、FETの閾値電圧が比較的制御し難
く、かつ差動対のスイッチングがシリコン・バイポーラ
論理回路に比べてシャープに画定されないために、DO
8論理回路群の設計が難しい。
DO8論理回路は、ある種の主要な論理機能、たとえば
ラッチ、排他的OR機能、マルチプレクサに用いると効
率が非常に高いが、複数入力AND機能や複数人力NO
R機能など他の機能を実施する際は効率が悪い。一方、
他のGaAs論理回路群、とくにスーパ・バッファ論理
回路(S B L)やソース・フォロワ論理回路(SF
FL)は、複数人力NOR回路及びAND−OR回路に
は非常に適しているが、ラッチを実施するには向いてい
ない。
GaAs論理回路を設計する際、DOSラッチ、排他的
OR機能、マルチプレクサなどをSBLまたは5FFL
複数入力AND回路及びNOR回路と組み合わせること
が望ましい。残念ながら、既知のGaAs  DC8回
路は、論理レベル及び電源電圧の違いにより、他の論理
回路群と容易にインターフェースをとれない。既知の一
つのDC8回路が、IEEE電子デバイス・レターズ(
IEEEElectron Device Lette
rs) % Vo 1. EDL −7、N011.1
986年1月の1)p、47−48に記載されている。
この4分割回路は、GaAsによる電流スイッチ設計の
性能をもつが、SBLまたは5FFL設計で見られる電
源電圧(1,5V)とは異なる電源電圧(−3,4Vま
たは−2,3V)を使用し、また異なる論理レベルを使
用する。このDO8設計をSBLまたは5FFL論理回
路と統合するために、その電源電圧を下げると、そのノ
イズ限界も著しく低下する。
このノイズ限界の問題を是正するにはFETの幅を増大
させるとよいはずであるが、ゲートが大きくなって容量
性負荷が増大するので、回路の形状を変更しないと回路
の性能が損なわれる。
C8発明が解決しようとする問題点 本発明の主目的は、他のGaAs論理回路群と容易にイ
ンターフェースがとれるGaAs  DC8論理回路を
設計することにある。
本発明の第2の目的は、論理ゲートの利得を改善し、そ
れによってノイズ限界を改善することにある。
本発明の第3の目的は、単一の供給電圧で動作して他の
GaAs論理回路群と整合性がある、GaAs  DC
8回路を設計することにある。
本発明の第4の目的は、他のGaAs論理回路群の場合
と同じ工程パラメータを使って製造できる、G a A
 s  D CS回路を設計することにある。
D0問題点を解決するための手段 本発明の上記その他の目的は、DO8 GaAs論理回路からの真信号及び補信号に結合された
、交差結合された2つのブツシュ・プル出力バッフ1段
を用いることにより達成される。これらの出力バッファ
段は、回路の全利得を増大させてノイズ限界を改善し、
かつ信号レベルを接地レベル近くにまで低下させる。使
用する回路の形状がGaAs  MESFET用のDC
8型回路であるため、他のGaAs論理回路群と容易に
インターフェースがとれる、できるだけ同じ電源電圧と
同じ論理レベルを使用する高性能の論理回路が得られる
E、実施例 第1図に、本発明の原理に基づいて設計したレベル感知
り型ラッチを示す。
トランジスタ111は、電流スイッチ・ツリー10用の
電流源として働く。V REFは、vddに接続された
デプリーション型の電流源によって、簡単に発生できる
。別法として、もっと精巧な基準電圧を使用してもよい
トランジスタ113と115は、真クロック線103と
補クロック線104用の第1段電流スイッチを形成する
。トランジスタ118と115はエンハンスメント型の
FETであり、これらのデバイスを駆動するのに使われ
る電圧レベルは、o。
OVから0.7Vの範囲である。
トランジスタ117.119.121.123は、真デ
ータ線101と補データ線102用の第2段電流スイッ
チを形成し、ラッチに対するフィードパツクを行なう。
トランジスタ117と123は真クロック線103に関
連する差動対であり、トランジスタ119と121は補
クロック線104に関連する差動対である。トランジス
タ119と121のゲートは、ラッチの出力段のトラン
ジスタ131.133.141.143の交差結合ゲー
トに接続され、フィードバック径路をもたらす。DC8
型論理回路は、第1段と第2段の両方の電流スイッチを
駆動するのに、単一の電圧レベル(約1.5V)Lか必
要としないという利点をもつ。データ入力線101.1
02は、電圧レベルが0.Ovないし1.4Vの別個の
スーパ・バッファ論理ゲートの出力からくるものにする
ことができる。
トランジスタ125と127はデブリーシロン型デバイ
スで、負荷装置として働く。これらのトランジスタは幅
と長さの比(W/L比)が最小となるように設計され、
それらのゲートが正の電源電圧に結合されているので、
抵抗性負荷として働く。使用するGaAs技術は、ゲー
トとソースの間に低レベルを固定するショットキー・ダ
イオードを本来的に有する。DOSとSBL及び5FF
L  GaAs論理回路群の双方で、抵抗器の代わりに
デプリーション型FET負荷装置が使用される。デプリ
ーシ日ン型FETに関連するプロセス・パラメータは十
分に制御されるが、大きな工程の変更なしに作成できる
抵抗器は、負荷装置として使用できるのに十分なほど制
御できない。特別の工程変更を行なって抵抗器を使用す
ることは可能であるが、そうすると非常にコストが高く
なり、確かにより好ましくない。また、ショットキー・
ダイオードはデプリーション型FET負荷を使ってFE
Tに組み込まれるので、ダイオードで固定される抵抗器
よりも占める面積が小さく、かつ設計が簡単である。適
用分野によっては、エンハンスメント型FETとデプリ
ーシロン型FETの組合せを負荷装置として用いて、ス
イッチングの閾値を変動させることもできる。
回路ツリー10の出力105と106は、プッシュプル
出力段30と40で緩衝される。出力段30と40は、
また出力を接地電位付近にまでシフトさせる。出力10
6は真出力であり、出力105は補出力である。この電
流スイッチの2段構成では、SBLまたは5FFL論理
回路設計との整合性をもたせるため、出力レベルを接地
電位付近にまでシフトさせる必要がある。出力段30と
40は、内部ラッチを駆動するのに、緩衝出力105及
び106と共に使用されるソース・フォロワ・トランジ
スタ135及び145とは別のソース・フォロワ・トラ
ンジスタ137及び147を使用する。内部ラッチのフ
ィードバックを緩衝出力から分離すると、ラッチのセッ
トアツプ時間及び保持時間に対する外部負荷の影響が最
小になる。
出力段30と40は、回路の直流ノイズ限界を高めるた
め交差結合させる。そうするには、プルダウン・トラン
ジスタ131.133.141.143のゲートを出力
バッファ段30と40の内部ソース・フォロワ・トラン
ジスタ、すなわちトランジスタ147と137のソース
に物理的に交差結合する。
DOSは電流モードまたは電流制御型の論理回路である
。たとえば、トランジスタ113と115によって形成
される差動対は、電流をトランジスタ111から回路の
どちらかの側にスイッチする。第1図に示したラッチ回
路では、トランジスタ117と123ならびにトランジ
スタ119と121によって形成される差動対が、電流
を一方の負荷装置125からもう一方の負荷装置127
に、あるいはその逆にスイッチする。
この実施例では、入力に差信号が印加される。
すなわち、真クロック信号103と補クロック信号10
4は絶対値が等しく位相が逆の信号である。
このため、ノイズ限界を維持しながら信号のスイングが
小さくなり、また電流が電圧の範囲はど大きくスイング
しないですむために、速度が上がる。
バイポーラ技術では、DOS型の構成は一般にECL 
(エミッタ結合論理回路)と呼ばれる。FET技術では
、DOS型の回路は広くは使われず、DOSという言葉
も広くは使われない。しかし、文献によっては、ソース
結合論理回路(SCL)またはソース結合FET論理回
路(SCFL)という言葉で、電流モードまたは電流制
御型のFETを用いた論理回路を呼んでいる。
応用分野によって、すなわち回路の速度、サイズ、ある
いは消費電力のどれが第一に重要であるかに応じて、第
1図に示したDO8回路では、特定のトランジスタに対
しである幅と長さの比を選ぶ。場合によっては、選んだ
比が既存のGaAs製造技術における限界を表わすが、
異なるFET同士の幅の比によってDO8回路のスイッ
チング特性が決まる。具体的には、トランジスタ125
と127のトランジスタ111に対する比によって、ラ
ッチのスイッチング閾値が設定される。トランジスタ1
35と131または145と141の間の比によって、
ラッチの駆動能力及びパルス・スキニーが調節される。
改良されたGaAs製造技術を用いてゲートの長さを減
少させると、性能を維持するため、すべてのFETが減
少する。応用分野に応じて、幅と長さの比は、サイズ、
電力、性能その他の回路特性のどれかを重視しどれかを
犠牲にして選ぶ。
第2図に、上記のレベル感知り型ラッチの代表的な遷移
曲線を示す。DOSゲートの非反転出力の出力電圧を入
力電圧に対してプロットしである。
この図かられかるように、この回路は許容できるノイズ
限界をもたらす。45度の線200は、Vin=Vou
tの基準線である。第2図の実線202は、交差結合し
た出力バッファ30と40のない場合の出力電圧を示す
。破線204は、バッファ30と40がある場合の出力
電圧を示す。曲線202と204が45度の線200と
交差する点212.214は、出力バッファ30と40
がある場合またはない場合のラッチのスイッチング閾値
を表わす。ノイズ限界は、Vout/Vin曲線202
.204から基準線200までの距離で表わされる。本
発明の結果、利得及びノイズ限界の点で著しい改善がも
たらされる。曲線202と比較したときの遷移点214
の周囲の曲線204の勾配の増加が、ノイズ限界の著し
い改善を示している。
第1図に示したDOSラッチは、2分割カウンタとして
使用できる。第3図に、2分割カウンタとして使用した
第1図のDC8回路のサンプル出力を示す。実線301
で示した修正方形波400ps入カサイクルを使うと、
破線303で示す得られる出力は、この回路で2.5G
Hzを超えるトグル周波数が可能なことを示す。これは
、従来技術に比べて速度の点で約2倍の改善である。
第4図に、本発明の原理に基づいて設計された2方向マ
ルチプレクサを示す。
トランジスタ411.415.417は、第1の真入力
401と抽入力402に対する入力電流スイッチ段を形
成し、トランジスタ413.419.421は、第2の
真入力407と抽入力408に対する電流スイッチを形
成する。3番目以降の入力に対しても同様の電流スイッ
チ段が含まれることになる。
トランジスタ425と427はデプリーシーン型デバイ
スで、第1図のトランジスタ125,127と同様に負
荷装置として働く。
各電流スイッチ段の真出力はトランジスタ427のソー
スに接続され、各電流スイッチ段の反転出力はトランジ
スタ425のソースに接続される。
電流スイッチ段の出力は、プッシュプル出力段50と6
0によって緩衝される。これらのプッシュプル出力段は
また、出力405と406を接地電位付近にまでシフト
させて戻す。出力段5oと60は、ソース−フォロワ赤
トランジスタ454.464とプルダウン・トランジス
タ452.462を含む。プッシュプル出力段50及び
6oは、第1図のプッシュプル出力段30及び4oと異
なることに留意されたい。各出力バッファ段で1対ノト
ランジスタしか使用されない。2対のトランジスタを使
うと、必要なチップ面積は増すが、回路の内部ノードが
内部配線のキャパシタンスから分離されるという利点が
もたらされる。配線キャパシタンスが非常に小さい場合
、1対のトランジスタしか含まない出力段を使っても、
トランジスタ452,482のゲートの速度が落ちない
。第1図の出力段30.40の場合と同様に、出力40
5と406はプルダウン・トランジスタ452及び46
2のゲートに交差結合される。このため、出力段の利得
と回路のノイズ限界が増大する。
第5図に2方向DOSマルチプレクサの別の変形を示す
。この回路は、プルダウン・トランジスタ452と46
2の交差結合のしかた以外は、第4図のマルチプレクサ
と類似している。電流段がもう一つ追加され、トランジ
スタ533と537が1つの分岐を形成し、トランジス
タ535と539がもう一つの分岐を形成する。
入力線501と507は、出力線506と論理的に等価
である。同様に、抽入力線502と508は出力線50
5と論理的に等価である。この論理的等価性があてはま
るのは、限られた機能だけであり、ラッチとマルチプレ
クサがその重要な例である。しかし、この論理的等価性
により、プルダウン・トランジスタ552と562のゲ
ートをそれぞれ入力501と508に物理的に結合する
ことにより、出力段50と60を有効に交差結合するこ
とが可能となる。このように交差結合すると、より高い
利得とより良いノイズ限界という利益が得られるだけで
なく、入力501と508が出力段50と60に直接供
給されるため、第5図のマルチプレクサは非常に高速に
なる。ただし、この回路は必要なトランジスタの数が増
しかつトランジスタのサイズが比較的大きいので、必要
なチップ面積が増すという欠点がある。
第6図に、物理的及び論理的交差結合技術を使用したレ
ベル感知り型ラッチを示す。プルダウン・トランジスタ
633と643のゲートはそれぞれ出力θ08とE30
5に交差結合されている。トランジスタ631と641
のゲートは、それぞれ人力601と602に結合されて
いるが、DOSラッチの入力及び出力の論理的等価性の
ために、有効に交差結合される。この回路は出力段を交
差結合するという基本的概念を実施する上での異なる2
つの方式の例である。第4図、第5図及び第6図に示し
た回路の応用分野に応じて、サイズ、電力、性能のどれ
を重視しどれを犠牲にするかを選択する。この選択を実
施するため、各種トランジスタの幅と長さの比を選ぶ。
F0作用 次に、第1図に示したラッチの動作について考察する。
これは、他の実施例も同様にどのように動作するかを示
す例として意図したものである。
データ入力線101とクロック線103が共に論理″1
″に対応する電圧にある場合、電流ツリーの左半分を電
流が流れる。したがって、ノード171は論理″0″′
に対応する電圧になる。論理″0″はトランジスタ13
5と137のゲートへの入力となる。
データ入力線101とクロック線103が論理!’ll
l’lのとき同時に、補データ入力線102と補クロッ
ク線104は論理″0″に対応する電圧にある。したが
って、電流ツリーの右半分には電流は流れない。その結
果、ノード173は論理″1″となり、ソース・フォロ
ワ・トランジスタ145と147のゲートに論理″1″
の入力を供給して、トランジスタ145と147をオン
にする。したがって、ソース・フォロワ・トランジスタ
147のソースに相当するノード177は、論理″1″
である。ノード177はプルダウン・トランジスタ13
1と133への入力なので、これらのトランジスタはオ
ンになる。ソース・フォロワ・トランジスタ137がオ
フ(ノード171が論理″0″)で、プルダウン・トラ
ンジスタ133がオフなので、ノード175は論理f′
ONになる。ノード175はプルダウン・トランジスタ
141と143への入力なので、これらのトランジスタ
はオフになる。
出力バッファ段30と40の間のフィードバックのため
に、トランジスタ143はオフになり、ノード177を
論理″0″にプルダウンできないので、ノード177の
電圧がより速(論理″1″にされる。ノード177がよ
り速く論理”t″にされるので、プルダウン・トランジ
スタ131と133はより速くオンにされ、ノード17
5をより速く論理″0″に切り替える。本発明は、出力
バッファ段30と40の間の交差結合を用いて正のフィ
ードバックを与え、ラッチの全体速度を高めるものであ
る。
次に、データ入力線101が論理″0″に対応する電圧
で、クロック線103が論理″1”に対応する電圧のと
きのラッチの動作について述べる。
この場合は、論理ツリーの右半分を電流が流れる。
ノード173は論理”0″になり、ノード171は論理
″′1″になる。ノード173は出力バッファ段40の
ソース・フォロワ・トランジスタ145と147のゲー
トにその入力を供給し、ノード171は出力バッファ段
30のソース・フォロワ・トランジスタ135と137
のゲートにその入力を供給する。したがって、トランジ
スタ137がオンになると、ノード175は論理+vl
vvになる。
ノード175はプルダウン・トランジスタ141と14
3への入力であり、それらのトランジスタはオンになる
。トランジスタ143がオンなので、ノード177は論
理″0″になる(ノード173は論理″0″なので、ト
ランジスタ147はオフである)。
この場合も、交差結合された出力バッフ1段間士の間の
フィードバックによって、ラッチの切替え速度が上がる
。プルダウン・トランジスタ133はオフになるので、
ノード175の電圧はより速く論理MO″にされる。次
いでノード175はプルダウン・トランジスタ141と
143をより速く駆動し、それらのトランジスタはノー
ド177をより速く論理″O″に切り替える。
この技術はSiバイポーラ・デバイスにも使用できるが
、Siバイポーラ・トランジスタは本来GaAs  M
ESFETよりも利得がはるかに大きいので、利益は少
ない。したがって、出力バッファの利得が増しても、大
した改善にはならない。
MESFETデバイスのゲート部にシg’yトキー・ダ
イオードがあるため、最大信号スイングが約700mV
に抑えられる(ダイオードがかなりの量の電流を流し始
める前)。Si  MOSFETでは、ゲートがチャネ
ルから誘電分離されているため、ずっと大きな信号のス
イングが可能である。
このため、回路の利得はより小さいとしても、ノイズ限
界がずっと大きくなる。この技術ではシロットキー・ダ
イオードを使用するので、次の段のダイオードに順方向
バイアスをかけるのを避けるため、ソース・フォロワ段
によって信号のレベルをシフトさせなければならない。
この状況は、バイポーラ・トランジスタの飽和効果と似
ている。
以上、本発明をその特定の好ましい実施例に関して説明
してきたが、当業者なら理解できるように、本発明の精
神及び範囲から逸れることなく修正を加えることができ
る。たとえば、本発明の原理に基づいて排他的OR回路
やマルチプレクサ回路を作成することができる。他の型
式のラッチを作成することもできる。具体的な応用分野
に応じて他のFET型を選択してもよい。
G0発明の効果 上記のように、本発明は、他のGaAs論理回路群と容
易にインターフェースがとれ、かつノイズ限界が改善さ
れたGaAs  DC8論理回路を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるレベル感知デプリーション型ラ
ッチの好ましい実施例の概略図である。 第2図は、第1図に示した如き本発明の実施例の代表的
な遷移曲線のグラフである。 第3図は、第1図に示した如き本発明の実施例の出力図
である。 第4図は、本発明による2方向マルチプレクサ回路の好
ましい実施例の概略図である。 第5図は、本発明による2方向マルチプレクサ回路のも
う一つの好ましい実施例の概略図である。 第6図は、本発明によるレベル感知り型ラッチのもう一
つの好ましい実施例の概略図である。 10・・・・電流スイッチ・ツリー 30.40・・・
・出力段、101.102・・・・データ入力線、10
3.104・・・・クロック線、105.106・・・
・出力線、111・・・・電流源トランジスタ、113
.115・・・・エンハンスメント型FET (E−F
ET)トランジスタ、117.119.121.123
・・・・差動対トランジスタ、125.127・・・・
デプリーション型FET (D−FET))ランジスタ
、131.133.141.143・・・・プルダウン
・トランジスタ、135. 137、1 45.147・・・・ソース・フォロワ・トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1と第2の入力をもつGaAs差動電流スイッ
    チ回路であって、 (a)第1と第2の差動入力と、第1と第2の出力をも
    つ差動電流スイッチ論理を使用する内部回路と、 (b)利得を増加し上記内部回路のノイズ限界を改善す
    るためのソース・フォロワ及びプルダウン・トランジス
    タをもつ第1及び第2の交差結合プッシュプル出力バッ
    ファ段を具備し、 (c)上記第1の出力バッファ段のソース・フォロワ・
    トランジスタのゲートは上記内部回路の第1の出力に接
    続され、 (d)上記第2の出力バッファ段のソース・フォロワ・
    トランジスタのゲートは上記内部回路の第2の出力に接
    続され、 (e)上記第1の出力バッファ段のプルダウン・トラン
    ジスタのゲートは上記第2の出力バッファ段のソース・
    フォロワ・トランジスタのソースに交差結合され、 (f)上記第2の出力バッファ段のプルダウン・トラン
    ジスタのゲートは上記第1の出力バッファ段のソース・
    フォロワ・トランジスタのソースに交差結合されてなる
    、 差動電流スイッチ回路。
JP1066435A 1988-03-22 1989-03-20 差動式電流スイッチ回路 Expired - Lifetime JPH0695632B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US171604 1988-03-22
US07/171,604 US4831284A (en) 1988-03-22 1988-03-22 Two level differential current switch MESFET logic

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0211019A true JPH0211019A (ja) 1990-01-16
JPH0695632B2 JPH0695632B2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=22624417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1066435A Expired - Lifetime JPH0695632B2 (ja) 1988-03-22 1989-03-20 差動式電流スイッチ回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4831284A (ja)
EP (1) EP0334050A3 (ja)
JP (1) JPH0695632B2 (ja)
CA (1) CA1287123C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208361A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Seiko Instruments Inc 電圧レベルシフト回路、および半導体集積回路

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2574859B2 (ja) * 1988-03-16 1997-01-22 株式会社日立製作所 Fet論理回路
DE3854155T2 (de) * 1988-04-29 1996-02-29 Ibm GaAs-Mesfet-Logik-Schaltungen mit Gegentakt-Ausgangspufferschaltungen.
US4945258A (en) * 1988-12-08 1990-07-31 Grumman Aerospace Corporation Monolithic gaAs high speed switch driver
US4958089A (en) * 1988-12-20 1990-09-18 Gazelle Microcircuits, Inc. High output drive FET buffer for providing high initial current to a subsequent stage
US4939390A (en) * 1989-01-06 1990-07-03 Vitesse Semiconductor Corporation Current-steering FET logic circuit
US5053653A (en) * 1989-02-28 1991-10-01 Analog Devices, Inc. JFET analog switch with gate current control
US5055723A (en) * 1989-02-28 1991-10-08 Precision Monolithics, Inc. Jfet analog switch with gate current control
US5030852A (en) * 1989-05-08 1991-07-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Quasicomplementary MESFET logic circuit with increased noise imunity
US5225718A (en) * 1989-05-29 1993-07-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Standard-cell type semiconductor logic lsi with logical amplitude enhancer
US5182473A (en) * 1990-07-31 1993-01-26 Cray Research, Inc. Emitter emitter logic (EEL) and emitter collector dotted logic (ECDL) families
US5149992A (en) * 1991-04-30 1992-09-22 The State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University MOS folded source-coupled logic
US5162674A (en) * 1991-05-10 1992-11-10 State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University Current-steering CMOS logic family
US5381060A (en) * 1992-02-14 1995-01-10 International Business Machines Corporation Differential current switch to super buffer logic level translator
US5301196A (en) * 1992-03-16 1994-04-05 International Business Machines Corporation Half-speed clock recovery and demultiplexer circuit
JP3796034B2 (ja) 1997-12-26 2006-07-12 株式会社ルネサステクノロジ レベル変換回路および半導体集積回路装置
US6300796B1 (en) * 1999-02-19 2001-10-09 Zilog, Inc. High voltage PMOS level shifter
DE10217375B4 (de) * 2002-04-18 2006-08-24 Infineon Technologies Ag Schaltungsanordnung und Verfahren zur Erzeugung eines Dual-Rail-Signals
US8248161B2 (en) * 2006-08-11 2012-08-21 Motorola Solutions, Inc. Wide-band low-noise CMOS amplifier
US7626429B2 (en) * 2008-04-01 2009-12-01 Himax Analogic, Inc. Driving circuit to drive an output stage
CN110601690A (zh) * 2019-10-10 2019-12-20 无锡安趋电子有限公司 一种低工作电压的快速下行电平移位电路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147306A (ja) * 1974-10-22 1976-04-22 Tamura Electric Works Ltd Koshudenwaki

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3028506A (en) * 1954-09-30 1962-04-03 Ibm Binary type pulse handling device
CH483754A (fr) * 1968-11-11 1969-12-31 Centre Electron Horloger Circuit diviseur de fréquence
US3917961A (en) * 1974-06-03 1975-11-04 Motorola Inc Current switch emitter follower master-slave flip-flop
US4041326A (en) * 1976-07-12 1977-08-09 Fairchild Camera And Instrument Corporation High speed complementary output exclusive OR/NOR circuit
US4237387A (en) * 1978-02-21 1980-12-02 Hughes Aircraft Company High speed latching comparator
US4311925A (en) * 1979-09-17 1982-01-19 International Business Machines Corporation Current switch emitter follower latch having output signals with reduced noise
JPS5856198B2 (ja) * 1980-09-25 1983-12-13 株式会社東芝 半導体記憶装置
US4445051A (en) * 1981-06-26 1984-04-24 Burroughs Corporation Field effect current mode logic gate
DE3147547C2 (de) * 1981-12-01 1985-11-28 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Durch einen Übernahmetakt gesteuertes Flipflop in Stromumschaltetechnik
JPS58116759A (ja) * 1981-12-29 1983-07-12 Fujitsu Ltd 出力ドライバ回路
JPS58168310A (ja) * 1982-03-30 1983-10-04 Fujitsu Ltd 出力回路
US4496856A (en) * 1982-07-21 1985-01-29 Sperry Corporation GaAs to ECL level converter
US4506171A (en) * 1982-12-29 1985-03-19 Westinghouse Electric Corp. Latching type comparator
US4585957A (en) * 1983-04-25 1986-04-29 Motorola Inc. Diode load emitter coupled logic circuits
FR2559323B1 (fr) * 1984-02-08 1986-06-20 Labo Electronique Physique Circuit logique elementaire realise a l'aide de transistors a effet de champ en arseniure de gallium et compatible avec la technologie ecl 100 k
US4728821A (en) * 1985-04-19 1988-03-01 Digital Equipment Corporation Source follower current mode logic cells
JPS62283718A (ja) * 1985-05-02 1987-12-09 Nec Corp 論理集積回路装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147306A (ja) * 1974-10-22 1976-04-22 Tamura Electric Works Ltd Koshudenwaki

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208361A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Seiko Instruments Inc 電圧レベルシフト回路、および半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0695632B2 (ja) 1994-11-24
EP0334050A3 (en) 1991-01-02
CA1287123C (en) 1991-07-30
EP0334050A2 (en) 1989-09-27
US4831284A (en) 1989-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0211019A (ja) 差動式電流スイッチ回路
US6340899B1 (en) Current-controlled CMOS circuits with inductive broadbanding
US6188260B1 (en) Master-slave flip-flop and method
JPS63153919A (ja) ノイズ特性を改善したcmos論理回路
JPH035692B2 (ja)
JPH05227006A (ja) フェールセーフ・レベルシフタ
US4314166A (en) Fast level shift circuits
US4406957A (en) Input buffer circuit
US6437602B1 (en) Fully dynamic logic network circuits
US6225826B1 (en) Single ended domino compatible dual function generator circuits
JP2534346B2 (ja) 高速論理回路
US5311075A (en) Level shifting CMOS integrated circuits
US4897567A (en) Fast level translator circuit
US6329840B1 (en) Tristate output buffer with matched signals to PMOS and NMOS output transistors
EP1360765A2 (en) Buffers with reduced voltage input/output signals
JPH06326592A (ja) ドライバ回路を具える電子回路
JP3431145B2 (ja) Nチャネル出力トランジスタを有する相補形論理回路
JP3080999B2 (ja) 化合物半導体集積回路
JPH0774620A (ja) バツフア回路
JPH06177715A (ja) Rsラッチ回路
KR20010016767A (ko) 고속출력변환 기능을 가지는 전류감지형 씨모스 플립플롭
JPH066208A (ja) 論理回路
JPH02166827A (ja) 半導体回路
JPH03213016A (ja) インバータ回路
JPH04280513A (ja) 論理回路