JPH02109563A - 床部支持枠の昇降機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、寝台、診察台あるいは治療台等の床部支持枠
を、上下に昇降させる機構に関するものである。

（従来の技術） 診察台、治療台等の床部は、診察や治療に際して、その
支持枠を昇降させて、高さを適切に調節できるのが望ま
しいが、従来のような床部支持枠の彎降機構としては、
例えば第４図に示すものがある。これは、床部支持枠ａ
の頭側および足側に、その短手方向に回動杆すを設け、
この回動杆すのそれぞれに作動腕Ｃを突設し、それらの
先端を平行リンク機構を構成するように基台ｄに日勤自
在に固定したもので、作動腕Ｃを適宜な回動手段に離が
、第１の回動支点と回動杆との距離に等しくなるように
構成したことを特徴とする床部支持枠（本発明が解決し
ようとする課題） 第４図に示す従来の機構では、床部支持枠ａの昇降時に
おけるその移動軌跡は、第４図（ｂ）に示すように長手
方向に湾曲するので、もし壁ｅ等が隣接していると、こ
れと当接して傷をつけたりすることがあるという欠点が
ある。

本発明は、このような課題を解決することを目的とする
ものである。

（１１題を解決するための手段） 本発明の構成を実施例に対応する第１図〜第３図に基づ
いて説明する。

まず特許請求の範囲第１項記載の機構は、床部支持枠１
の頭側および足側に、その短手方向に回動杆２を設け、
回動杆２のそれぞれには作動腕３を突設し、作動腕３の
先端は平行リンク機構を構成するように基台４に回動自
在であると共に該基台４の長手方向に移動可能に支持し
、さらに作動Ｉ！１３の適所に第１０回動支点５を構成
すると共に、この第１の回動支点５よりも回動杆２側に
対応する基台４に第２の回動支点６を構成して、第１の
回動支点５と第２の回動支点６との間に回動支持腕７を
連結したものである。

回動支点５との距離が、第１の回動支点５と回動杆２と
の距離に等しくなるように構成したものである。

（作用） 以上の構成に於いて、作動腕３の第１の回動支点５個所
は、第２の回動支点６の回りの回動支持腕７の回動軌跡
上に、その運動を規制され、そして、第２の回動支点６
は回動杆２側に構成しているので、作動Ｉ！１３の回動
に伴う、基台４の長手方向に対する長さの変化は、該長
手方向に対する作動腕３の先端側の移動によって吸収さ
れ、従って回動支点６との距離が、第１の回動支点５と
回動下動する。

（実施例） 第１図に示す実施例では、１対の回動杆２のそれぞれに
連動腕８を突設し、その１ｍに連動杆９を連結して、１
対の回動杆２が連動するようにし、モして回動杆２のど
ちらか一方に突設した駆動腕１０に第１の駆動杆１１を
連結して、この第１のｇ動杆１１を床部支持枠１の長手
方向に進″ｉＡさせることにより、１対の回動杆２が連
動して回動するように構成している。本実施例では、前
記第１の駆動杆１１の進退運動は、その先端の雌ねじ部
（図示省略）に第２の駆動杆１２の内側に構成したねじ
シャフト（図示省略）を螺合させて構成し、このねじシ
ャフトをモータ１３により回転させることにより行って
いるが、このほか例えば油圧シリンダを用いる等適宜で
ある。

前記のように、第１の駆動杆１１を進退させて、１対の
回動杆２を連動さゼて回動させると、これに突設した作
動腕３も連動し、第３図に示すよう胃にある。この状態
において、回動杆２が時計方向に回動すると、作動腕３
は基台４に回動自在に支持しているので、作動腕３も時
計方向に回動して、符号Ｂそして符号Ｃへと移動し、つ
いには符号りで示す位置に至り、床部支持枠１を低い位
置に至らせる。この際、本発明においては、作動腕３は
前記のように基台４に回動自在に支持するのみでなく、
基台４の長手方向に移動可能に支持しており、しかも作
動腕３と基台４との間に回動支持腕７を設けているので
、作動腕３はそこに構成した回動支持腕７の第１の回動
支点５が、基台４に構成した第２の回動支点６を中心と
する円弧を描くように運動する。

したがって、回動杆２の移動軌跡は、作動腕３の支持端
を単純に固定した場合の湾曲した軌跡Ｘ離が第１の回動
支点５と第２の回動支点６との距離と等しい場合には、
回動杆２、そしてこれに固定している床部支持枠１の移
動軌跡は真直ぐとなる。このようにして床部支持枠１を
、昇降に際して長手方向に移動させないので、隣接して
壁があっても、これに当接して傷を付けたりすることは
ない。

以上は、床部支持枠１の下降時について説明したが、上
昇時も同様であることはもちろんである。

なお、作動腕３の基台４への支持方法は、例えば基台４
に長平方向にみぞ１４を形成すると共に、作動腕３にビ
ン１５を突設して、これをみぞ１４に摺動自６に係合さ
せる等適宜である。

（発明の効果） 重上のように、本発明の昇降機構においては、床部支持
枠の昇降時において、その移動軌跡は、外方に湾曲する
ことなく直線状であるので昇降時に横に突出せず、従っ
て壁等に当接して傷付けたりすることがないので昇降操
作を安全にし得るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図・−第３図は本発明の実施例に対応するもので、
第１図は全体斜視図、第２固接（ａ）　、（ｂ）は動作
を表わした模式的側面図、第３図は要部の状態遷移を表
わした模式的側面図、第４図（ａ）、（ｂ）は従来例の
それぞれ模式的側面図と、状Ｂｙ１移を表わした模式的
側面図である。 符号１・・・床部支持枠、２・・・回動杆、３・・・作
動腕、４・・・基台、５・・・第１の回動支点、６・・
・第２の回動支点、７・・・回動支持腕、８川連動腕、
９川連動杆、１０・・・駆動腕、１１・・・第１の駆動
杆、１２・・・第２の駆動杆、１３・・・モータ、１４
川みぞ、１５・・・ビン。 第２図（ｂ） 第 図 １４１１（ａ） １４図（ｂ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）床部支持枠の頭側および足側に、その短手方向に
   回動杆を設け、該回動杆のそれぞれに作動腕を突設し、
   それらの先端を平行リンク機構を構成するように基台に
   回動自在に支持して、前記床部支持枠を基台に対して昇
   降させる昇降機構において、前記作動腕の先端は前記回
   動と共に、基台の長手方向に移動可能に支持し、該作動
   腕の適所に第１の回動支点を構成すると共に、該第１の
   回動支点よりも前記回動杆側に対応する基台に第２の回
   動支点を構成して、前記第１と第２の回動支点間に回動
   支持腕を連結したことを特徴とする床部支持枠の昇降機
   構。
2. （２）第１項記載の機構において、第２の回動支点は、
   回転杆の軸線を通る鉛直線上に構成すると共に該第２の
   回動支点と第１の回動支点間の距離が、第１の回動支点
   と回動杆との距離に等しくなるように構成したことを特
   徴とする床部支持枠の昇降機構。