JPH02109265A - アルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法 - Google Patents
アルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法Info
- Publication number
- JPH02109265A JPH02109265A JP63263102A JP26310288A JPH02109265A JP H02109265 A JPH02109265 A JP H02109265A JP 63263102 A JP63263102 A JP 63263102A JP 26310288 A JP26310288 A JP 26310288A JP H02109265 A JPH02109265 A JP H02109265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered
- forming agent
- sintered substrate
- pore
- slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims abstract description 29
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000003860 storage Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims abstract description 32
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 28
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000000178 monomer Substances 0.000 claims abstract description 16
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 claims abstract description 12
- VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N Methyl methacrylate Chemical compound COC(=O)C(C)=C VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 239000002562 thickening agent Substances 0.000 claims abstract description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N Acrylonitrile Chemical compound C=CC#N NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims description 8
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 3
- GNSFRPWPOGYVLO-UHFFFAOYSA-N 3-hydroxypropyl 2-methylprop-2-enoate Chemical compound CC(=C)C(=O)OCCCO GNSFRPWPOGYVLO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 abstract description 5
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000011149 active material Substances 0.000 description 7
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000012266 salt solution Substances 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 2
- 229920000609 methyl cellulose Polymers 0.000 description 2
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 2
- 239000001923 methylcellulose Substances 0.000 description 2
- 235000010981 methylcellulose Nutrition 0.000 description 2
- 230000004580 weight loss Effects 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 241000219310 Beta vulgaris subsp. vulgaris Species 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 235000021536 Sugar beet Nutrition 0.000 description 1
- 239000003513 alkali Substances 0.000 description 1
- 150000001661 cadmium Chemical class 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000007720 emulsion polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-M hydroxide Chemical compound [OH-] XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- -1 hydroxypropyl Chemical group 0.000 description 1
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 1
- 150000002815 nickel Chemical class 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/64—Carriers or collectors
- H01M4/70—Carriers or collectors characterised by shape or form
- H01M4/80—Porous plates, e.g. sintered carriers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、アルカリ蓄電池の電極に用いられる焼結基板
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
(ロ)従来の技術
アルカリ蓄電池等に用いられる電極は、一般に焼結式電
極とペースト式電極の二種類の電極がよく用いられてい
る。焼結式電極は、例えばニッケル粉末を主成分とする
スラリーを多孔性の導電芯体の表面に塗着した後、焼結
して多孔質焼結基板を得、該基板を活物質保持体として
その細孔にニッケル塩溶液やカドミウム塩溶液などの金
属塩溶液を含浸し、次いでアルカリによって前記金属塩
を水酸化物に変化させる化学含浸操作により、活物質を
基板の細孔内に充填して製造される。
極とペースト式電極の二種類の電極がよく用いられてい
る。焼結式電極は、例えばニッケル粉末を主成分とする
スラリーを多孔性の導電芯体の表面に塗着した後、焼結
して多孔質焼結基板を得、該基板を活物質保持体として
その細孔にニッケル塩溶液やカドミウム塩溶液などの金
属塩溶液を含浸し、次いでアルカリによって前記金属塩
を水酸化物に変化させる化学含浸操作により、活物質を
基板の細孔内に充填して製造される。
このような焼結基板への活物質充填量は、焼結基板の多
孔度によって決定される。そこで多孔度を向I−させる
べくスラリー中に有機中空球体を添IJII C特開昭
61−185865号公報参照)したり、スラリー中に
ポリスチレン微粉末を添加(特開昭、> 9−1755
65号公報参照)することが提案されている。
孔度によって決定される。そこで多孔度を向I−させる
べくスラリー中に有機中空球体を添IJII C特開昭
61−185865号公報参照)したり、スラリー中に
ポリスチレン微粉末を添加(特開昭、> 9−1755
65号公報参照)することが提案されている。
(ハ) 定明が解決しようとする課題
上述せる有機中空球体を造孔剤として用いた場h、造孔
剤内部が中空であるので、焼結に至る迄の混合、コーテ
ィング、乾燥等の工程において造孔剤がつぶれてしまい
、造化効果が低下し、十分な多孔度が得られないという
問題がある。
剤内部が中空であるので、焼結に至る迄の混合、コーテ
ィング、乾燥等の工程において造孔剤がつぶれてしまい
、造化効果が低下し、十分な多孔度が得られないという
問題がある。
−・力、造JL剤内部迄甜脂の詰ったビーズ状有機法(
指粉末を用いた場合、−に記問題は解消される。
指粉末を用いた場合、−に記問題は解消される。
しかしながら、高多孔度化を計るべく添加量を増大させ
た場合、ビーズ状有機樹脂粉末が疎水性を示すため、ス
ラリー中において十分に均一に造孔剤が分布しにくいと
いう間組がある。また導電芯体にスラリーを塗着した場
合の、スラリーと導電、芭二体との密着性が低く、焼結
基板製造時にf=l与さメしる応力、あるいは熱収縮現
象によって、前記スラリーの金属粉末が脱落しやすくな
る。
た場合、ビーズ状有機樹脂粉末が疎水性を示すため、ス
ラリー中において十分に均一に造孔剤が分布しにくいと
いう間組がある。また導電芯体にスラリーを塗着した場
合の、スラリーと導電、芭二体との密着性が低く、焼結
基板製造時にf=l与さメしる応力、あるいは熱収縮現
象によって、前記スラリーの金属粉末が脱落しやすくな
る。
したかって活物質を充填した後であってら、極板強度が
1−分に得られないという問題があった。
1−分に得られないという問題があった。
本発明は−L述せる点に鑑みてなさメtだものであって
、造孔剤の添加効果を十分に発揮させ、焼結基板の高多
孔度化を計ると共に焼結粉末同士及び焼結粉末と導電芯
体との密着性を向上せしめ焼結7G板の強度低下を抑制
するものである。
、造孔剤の添加効果を十分に発揮させ、焼結基板の高多
孔度化を計ると共に焼結粉末同士及び焼結粉末と導電芯
体との密着性を向上せしめ焼結7G板の強度低下を抑制
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段
イ〈発明は、金属粉末と、増粘剤と、水と、造孔剤とを
混合してスラリーを得、該スラリーを導電芯体にコーテ
ィングして、乾燥し、還元雰囲気中で焼結するアルカリ
蓄電池用焼結基板の製造方法において、前記造孔剤とし
て、親ノド性が付与された有機樹脂粉末を用いたことを
特徴とするものである。
混合してスラリーを得、該スラリーを導電芯体にコーテ
ィングして、乾燥し、還元雰囲気中で焼結するアルカリ
蓄電池用焼結基板の製造方法において、前記造孔剤とし
て、親ノド性が付与された有機樹脂粉末を用いたことを
特徴とするものである。
ここて親水性が付与された有機樹脂粉末としてよ、共重
合体が好適するものである。
合体が好適するものである。
そして+iii記共重合体としては、親水性を有する:
3 モノマーと、スチレンもしくはメチルメタアクリレ−1
・のうちから選ばれた少なくとも1つのモノマーとの共
重合体を用いるのが好ましく、更に、よ、前記親水性を
有するモノマーとして、アクリルニトリルもしくはヒド
ロキシプロピル7/タクリレ=1・のうちから選ばれた
少なくとも1つを用いるのが良い。
3 モノマーと、スチレンもしくはメチルメタアクリレ−1
・のうちから選ばれた少なくとも1つのモノマーとの共
重合体を用いるのが好ましく、更に、よ、前記親水性を
有するモノマーとして、アクリルニトリルもしくはヒド
ロキシプロピル7/タクリレ=1・のうちから選ばれた
少なくとも1つを用いるのが良い。
(ホ)作 用
従来、造孔剤として用いる有機樹脂粉末は水溶液中で“
のエマルジョン重合により製造されていたので、疎78
性を?、シた。
のエマルジョン重合により製造されていたので、疎78
性を?、シた。
+、発明による造孔剤は、親水性が付与された有機法(
脂粉末であるので、造孔剤自身が親水性の部分を有し、
造孔剤のスラリー中における濡れ性が向ト、する。その
結果、スラリー中での造孔剤の分散性が向−1−する。
脂粉末であるので、造孔剤自身が親水性の部分を有し、
造孔剤のスラリー中における濡れ性が向ト、する。その
結果、スラリー中での造孔剤の分散性が向−1−する。
又、焼結される金属粉末と造fし剤とのなじみが良くな
り、スラリーを導電芯体にコーテング(塗着)する時の
、スラリーと導電芯体の密着性が向1−する。その結果
、焼結基板において焼結された金属粉末と導電芯体との
接着性が高くなり、機械的強度に優れた焼結基板が得ら
jする。
り、スラリーを導電芯体にコーテング(塗着)する時の
、スラリーと導電芯体の密着性が向1−する。その結果
、焼結基板において焼結された金属粉末と導電芯体との
接着性が高くなり、機械的強度に優れた焼結基板が得ら
jする。
ここで用いる親水性が付与さノtた有機法(脂粉末とし
てjよ、強度等の点から共重合体を用いるのが好ましく
、親水性を有するモノマーと、スチレンモジくハメチル
メタアクリレートから選ばれた少なくとも1つのモノマ
ーとの共重合体を用いれば、焼結時の造孔剤の分解がス
ムーズに進行するので好適である。
てjよ、強度等の点から共重合体を用いるのが好ましく
、親水性を有するモノマーと、スチレンモジくハメチル
メタアクリレートから選ばれた少なくとも1つのモノマ
ーとの共重合体を用いれば、焼結時の造孔剤の分解がス
ムーズに進行するので好適である。
また親ノド性を有するモノマーとしては、アクリルニト
リルもしくはヒドロキシプロピルメタクリレートのうち
から選ばhた少なくとも1つのものを用いれば、スラリ
ー中における造孔剤の親水性が適度なものとなるので、
最適である。
リルもしくはヒドロキシプロピルメタクリレートのうち
から選ばhた少なくとも1つのものを用いれば、スラリ
ー中における造孔剤の親水性が適度なものとなるので、
最適である。
(へ)実施例
以下に、本発明と比較例との対比に言及し、詳述する。
(実施例1)
メチルメタアクリレ−1・とアクリルニトリルを、重畢
比91で共重合して親水性が14与さj′Lた有機樹脂
粉末を得、これを造孔剤として用いる。ここにおいてア
クリルニトリルは、親水性を有するモノマーである。
比91で共重合して親水性が14与さj′Lた有機樹脂
粉末を得、これを造孔剤として用いる。ここにおいてア
クリルニトリルは、親水性を有するモノマーである。
次に、純水100重量部と、増粘剤としてのメチルセル
ロース(MC):(重量部と、前記造孔剤10市91部
と、金属粉末としてのニッケル粉末100重量部とを混
練して、スラリーを得た。このスラリの粘度は、30.
000〜50.000cpSて゛あった。
ロース(MC):(重量部と、前記造孔剤10市91部
と、金属粉末としてのニッケル粉末100重量部とを混
練して、スラリーを得た。このスラリの粘度は、30.
000〜50.000cpSて゛あった。
このようにして得たスラリーを、パンチングメタルから
なる導電芯体に厚みl、 mmで塗着し、130℃で8
分間乾燥を行って、コーティングシートとした。
なる導電芯体に厚みl、 mmで塗着し、130℃で8
分間乾燥を行って、コーティングシートとした。
このコーティングシートを還元雰囲気中800〜100
0℃で焼結を行った。このようにして多孔度85 ’、
4の焼結基板Aを得た。
0℃で焼結を行った。このようにして多孔度85 ’、
4の焼結基板Aを得た。
この焼結基板Aを用いて化学含浸法によりニッケル活物
質を充填し、ニッケル電極を得、本発明を極aとした。
質を充填し、ニッケル電極を得、本発明を極aとした。
(実施例2)
mj記実施例】において、メチルメタアクリレートとア
クリルニトリルを重量比82で共重合した造孔剤を用い
た以外は同様にして、多孔度850bの焼結基板Bを得
た。また同様にしてニッケル電極を1%、 4(発明型
tJlibとした。
クリルニトリルを重量比82で共重合した造孔剤を用い
た以外は同様にして、多孔度850bの焼結基板Bを得
た。また同様にしてニッケル電極を1%、 4(発明型
tJlibとした。
(比較例
+tit記実施例1において、メチルメタアクリレート
のみを重合して得た有機樹脂粉末を造孔剤として用いた
以外は同様にして、比較焼結基板Cを得、比I2電極C
とした。
のみを重合して得た有機樹脂粉末を造孔剤として用いた
以外は同様にして、比較焼結基板Cを得、比I2電極C
とした。
この造孔剤に用いた有機樹脂は親水基を有さず、疎水性
を示した。尚、この比較焼結基板Cの多孔度は、85%
であった。
を示した。尚、この比較焼結基板Cの多孔度は、85%
であった。
[実験1]
本発明焼結基板A、B及び比較焼結基板Cの、製造T程
中にお(→るコーティングシートの密着性を調べた。こ
れはJIS−に5400の方法による基盤目実験方法に
基づき、密着の程度を相対的に比較することにより行っ
た。尚、サンプル数nは、それぞ)L50とした。
中にお(→るコーティングシートの密着性を調べた。こ
れはJIS−に5400の方法による基盤目実験方法に
基づき、密着の程度を相対的に比較することにより行っ
た。尚、サンプル数nは、それぞ)L50とした。
この結果を、第1図に示す。第1図の横軸は造孔剤製造
時のメチルメタアクリレートに対する、アクリルニトリ
ルの添加量を、重量比で示したものである。
時のメチルメタアクリレートに対する、アクリルニトリ
ルの添加量を、重量比で示したものである。
二ノtより、造孔剤として用いた有機樹脂が、親/ド性
を示すことに起因して、スラリー中における金属粉末と
造孔剤のなじみが良くなり、導電芯体とスラリーとの密
着性が改善され、その結果、本発明焼結基板A、Bに用
いるスラリーの導電芯体・\の密着度が向1−すること
が理解される。
を示すことに起因して、スラリー中における金属粉末と
造孔剤のなじみが良くなり、導電芯体とスラリーとの密
着性が改善され、その結果、本発明焼結基板A、Bに用
いるスラリーの導電芯体・\の密着度が向1−すること
が理解される。
またこの結果より親水性が付与された有機樹脂を彩成せ
る親水性モノマーの添加量としては、疎水性のモノマー
に対して10重量%以上が好ましいことが理解される。
る親水性モノマーの添加量としては、疎水性のモノマー
に対して10重量%以上が好ましいことが理解される。
U実験23
本発明電極a、b及び比較電極Cを用い、電極強度の比
較を行った。
較を行った。
この電極強度の比較試験は、セパレータ等を用いてRj
j記電極電極き取り、渦巻電極体を構成した後、巻き戻
して、前記電極の重量減少量を測定し、重量減少率を算
出した。重量減少率は持回前の電極重量に対する、巻戻
した後の電極重量と持回前のt極重量の差の比として算
出した。
j記電極電極き取り、渦巻電極体を構成した後、巻き戻
して、前記電極の重量減少量を測定し、重量減少率を算
出した。重量減少率は持回前の電極重量に対する、巻戻
した後の電極重量と持回前のt極重量の差の比として算
出した。
この結果を、第2図に示す。
この結果より、本発明電極a、bは、比較を極Cに比較
して、活物質等の脱落が抑制され、電極強度が向ト、シ
ていることが理解さiする。
して、活物質等の脱落が抑制され、電極強度が向ト、シ
ていることが理解さiする。
尚、本実施例では造孔剤として用いる親水性が付与さメ
した有機樹脂としてメチルメタアクリレートとアクリル
ニトリルとの共重合体を用いているが、この場合には焼
結時に有機樹脂が分解、飛nりする際、焼結体中に残渣
が残りにくいという特徴がある。そのため電池性能に影
響を与えることがほとんどないので、特に好ましい。
した有機樹脂としてメチルメタアクリレートとアクリル
ニトリルとの共重合体を用いているが、この場合には焼
結時に有機樹脂が分解、飛nりする際、焼結体中に残渣
が残りにくいという特徴がある。そのため電池性能に影
響を与えることがほとんどないので、特に好ましい。
(ト)発明の効果
本発明のアルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法によメ1
ば、焼結基板の多孔度を高いままに維持して焼結用金属
粉末と導電芯体との密着性を向」−させることが可能と
なる。したがってかかる焼結基板を用いた電極の機械的
強度の増大が計れ、活物質の脱落等を抑制しうるちので
あり、その工業的価値は極めて大きい。
ば、焼結基板の多孔度を高いままに維持して焼結用金属
粉末と導電芯体との密着性を向」−させることが可能と
なる。したがってかかる焼結基板を用いた電極の機械的
強度の増大が計れ、活物質の脱落等を抑制しうるちので
あり、その工業的価値は極めて大きい。
第1図は造孔剤製造時に添加せる親水性を示すモノマー
の使用量とスラリーの導電芯体への密着度の関係を示す
図、第2図は造孔剤製造時に添加せる親水性を示すモノ
マーの使用量と電ri捲回前後の重量減少率との関係を
示す図である。 a、 b 本発明電極、C・・比較を極。
の使用量とスラリーの導電芯体への密着度の関係を示す
図、第2図は造孔剤製造時に添加せる親水性を示すモノ
マーの使用量と電ri捲回前後の重量減少率との関係を
示す図である。 a、 b 本発明電極、C・・比較を極。
Claims (4)
- (1)金属粉末と、増粘剤と、水と、造孔剤とを混合し
てスラリーを得、該スラリーを導電芯体にコーティング
して、乾燥し、還元雰囲気中で焼結する焼結基板の製造
方法において、 前記造孔剤として、親水性が付与された有機樹脂粉末を
用いたことを特徴とするアルカリ蓄電池用焼結基板の製
造方法。 - (2)前記親水性が付与された有機樹脂粉末は、共重合
体であることを特徴とする請求項(1)記載のアルカリ
蓄電池用焼結基板の製造方法。 - (3)前記共重合体が、親水性を有するモノマーと、ス
チレンもしくはメチルメタアクリレートのうちから選ば
れた少なくとも1つのモノマーとの共重合体であること
を特徴とする請求項(2)記載のアルカリ蓄電池用焼結
基板の製造方法。 - (4)前記親水性を有するモノマーが、アクリルニトリ
ルもしくはヒドロキシプロピルメタクリレートのうちか
ら選ばれた少なくとも1つであることを特徴とする請求
項(3)記載のアルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63263102A JPH02109265A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | アルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63263102A JPH02109265A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | アルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109265A true JPH02109265A (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=17384851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63263102A Pending JPH02109265A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | アルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02109265A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5569967A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacturing method for sintered base plate for alkali storage battery |
JPS59196575A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池用焼結基板の製造方法 |
JPS6329450A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池用電極の製法 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP63263102A patent/JPH02109265A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5569967A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacturing method for sintered base plate for alkali storage battery |
JPS59196575A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池用焼結基板の製造方法 |
JPS6329450A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池用電極の製法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017525100A (ja) | リチウムイオン電池用セパレータの改良に用いられる水性組成物ならびに改良されたセパレータおよび電池 | |
JPWO2012091001A1 (ja) | 非水電解液系電池の電極用バインダー組成物、非水電解液系電池用電極および非水電解液系電池 | |
JP7094360B2 (ja) | バインダー、これを含む電極及びリチウム二次電池 | |
EP0578501A1 (en) | Zinc electrode for alkaline storage battery | |
KR20150016937A (ko) | 2 차 전지용 부극 및 그 제조 방법 | |
JP2021504916A (ja) | 固体高分子電解質およびそれを含むリチウム二次電池 | |
JP4514265B2 (ja) | 電極及び非水電解液二次電池 | |
US3009979A (en) | Positive electrode | |
US2884387A (en) | Porous membrane materials and process for producing the same | |
US3730777A (en) | Separator for galvanic dry cells employing aqueous electrolyte | |
JPH02109265A (ja) | アルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法 | |
WO2019098546A2 (ko) | 도전성 고분자가 코팅된 금속 산화물, 이를 포함하는 전기 화학 소자용 전극, 및 도전성 고분자가 코팅된 금속 산화물의 제조방법 | |
JPH0315299B2 (ja) | ||
JP2003017063A (ja) | アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル正極、及びその製造方法 | |
JP4079667B2 (ja) | アルカリ蓄電池用焼結基板およびその製造方法 | |
CN114156596B (zh) | 一种锂离子电池用隔膜及含该隔膜的锂离子电池 | |
KR100360489B1 (ko) | 니켈전극및그제조방법 | |
JP3369783B2 (ja) | アルカリ蓄電池用水酸化ニッケル電極の製造方法及びアルカリ蓄電池 | |
JP2870125B2 (ja) | 不織布状金属焼結シートの製造法 | |
JPS6134861A (ja) | アルカリ蓄電池用焼結基板の製造方法 | |
JP2770438B2 (ja) | 鉛蓄電池用隔離板の製造方法 | |
JPH02109266A (ja) | アルカリ蓄電池用焼結基板及びその製造方法 | |
JP3409305B2 (ja) | アルカリ蓄電池用焼結式カドミウム負極及びその製造方法 | |
JP3511710B2 (ja) | 密閉型鉛蓄電池 | |
JPH05217584A (ja) | アルカリ電池用焼結基板の製造方法 |