JPH02109196A - 赤外線監視システム - Google Patents

赤外線監視システム

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JPH02109196A
JPH02109196A JP26249888A JP26249888A JPH02109196A JP H02109196 A JPH02109196 A JP H02109196A JP 26249888 A JP26249888 A JP 26249888A JP 26249888 A JP26249888 A JP 26249888A JP H02109196 A JPH02109196 A JP H02109196A
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JP
Japan
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monitoring
temperature
alarm
infrared
infrared imaging
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Application number
JP26249888A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nakamura
哲也 中村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決り、 、L、うとする課題 課題を解決するだめの手段 作用 実施例 1、実施例と第1図との対応関係 ■、実施例の構成および動作 IIl、発明の変形態様 発明の効果 (概 要〕 侵入者、設備異常の赤外線監視システムに関し、システ
ム構成の簡単化を図ることを目的とし、被写物件を撮像
して温度情昂を出力する複数の赤外線撮像手段と、各温
度情報出力tごつき少なくとも2フレームを含む毎にタ
イミングによって切り換え選択する切換手段と、温度情
報出力が時間経過に従うフレームについて格納される一
対のフレー1、メモリと、両格納デーの差を求める差分
演算手段と、警報手段と、警報手段の駆動条件温度と画
素数の設定範囲とをヒストグラム!−に設4ノ、検出温
度の領域を分割した区間に対して同一・検出温度に対応
する画素数のグラフ表示に差分演算手段出力を変換する
ヒストグラJ、演算り段と、複数監視条件の監視データ
設定手段と、赤外線撮像手段の切り換え制御を行なうと
共に、その選択される赤外線撮像手段に関する監視条件
を得てヒストグラム演算手段に提供する制御手段とを具
え、監視条件と温度情報出力に応した差分情報とに基づ
いて警報手段を駆動するように構成する。
〔産業−]−の利川用野〕
本発明は、赤外線監視システムに関し、特に、侵入者あ
るいは設備の異常を監視するようにした赤外線監視シス
テムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、建造物等に対する侵入者を監視するだめの防
犯システムがあり、これには、可視カメラ方式とビーム
センサ方式とが知られている。
このうち可視カメラ方式は、カメラ映像を常時人間(オ
ペレータ)が監視を行なうカメラ映像監視方式と、背景
画像に現れる画像変化領域を検出判定する画像処理監視
方式とがある。ビーJ、センサ方式とは、不可視光線の
ビームを監視領域に設定し、このビームの遮断状況を監
視判定するものである。
また、建造物に設置されている設備等の異常を監視する
だめの防災システムがあり、これには、監視対象に異常
検出用のセンサを設ける接触温度センサ方式と赤外温度
計を用いる方式とが公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、1述した従来の防犯システムとしての可
視カメラ方式は、目視判定を行なうものであり、自動化
ができない欠点があった。
また、画像処理監視方式およびビームセンサ方式とは共
に侵入者以外(例えば、小動物、風の作用に因って飛来
してくる木の葉等)による背景画像変化あるいは光路遮
断等の誤検出があり、信頼度が低いという欠点があった
更に、防災システムとしての接触温度センサ方式では、
監視対象にセンサを取り付ける必要があり、危険物等に
いたってはセンサを取りイ4けられない対象物もあり、
その場合、リモートセンシングができないという問題点
があった。また、赤外温度計を用いる方式は監視対象面
積が小さく、接触温度センサ方式と共にポイントセンサ
方式であって、広面積、広域監視には不向きであるとい
う問題点があった。
そのため、高信頼度かつ広域監視可能な赤外線監視シス
テムの実現が要望されていた。
このような要望に応えるものとして、赤外線カメラおよ
び画像処理装置を用いた赤外線監視システムが提案され
ている。この赤外線監視システムは、撮像を行なう時点
が異なる温度情報間の中線な差分演算結果を基準温度デ
ータと比較して、侵入者あるいは設備の異常の有無を判
別するものCある。そのため、基準温度より高い温度の
物体があれば、その面積の大小とは無関係に警報を発す
ることとなり、侵入者とは認められない小動物。
風の作用に因って飛来し−Cくる木の葉等でも誤検出が
あるという問題点があった。
このような問題点を解決するものとして、本出願人は既
に、特願昭63−117580 r赤外線監視システム
」を提案している。ごれは、検出対象物件の異常温度範
囲および異常温度領域のサイズの設定が可能としている
。但し、そこでは、赤外線監視システムが防犯システム
あるいは防災システムのいずれかとして利用できるもの
としている。
また、そこでは、防犯システムとして利用する際、複数
の赤外線カメラセンザを設けて、複数個所での侵入者の
監視が行なえるソステムを紹介している。そのように、
複数の赤外線カメラセン→ノを切り換えるようにしてい
るのは、赤外線カメラセンサと画像処理部(データ処理
部)とを一対一で対応させてソステムを構成する場合に
複雑かつ大型化するのを避けるためのものである。
ところで、赤外線監視システムとしては、防犯ンステJ
・および防災ンステムとして両用できることが望まれる
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、防犯シスデム、防災システムとして機能し、且つ
、システム構成が簡単な赤外線監視システムを提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段] 第1図は、本発明の赤外線監視システムの原理ブロック
図である。
図において、複数の赤外線撮像手段1. ]、 Iのそ
れぞれは、被写物件を撮像し、当該被写物件に関する温
度情報を出力する。
切換手段113は、複数の赤外線撮像手段111からの
温度情報出力をそれぞれについて少なくとも2フレーム
を含む毎に適切なタイミングによって切り換え選択する
一対のフレームメモリ115..1152には、切換手
段113によって得られる温度情報出力が時間経if5
に従う第1フレーム1第2フレームについて格納される
差分演算手段117は、一対のフレームメモリ+15.
.115□に対する格納データの内容を第2フレームの
格納データから第1フレームの格納データを差し引く。
ヒストグラム演算手段1.21は、警報手段119の駆
動条件となる温度と画素数の設定範囲とをヒストグラム
上に設け、差分演算手段117の出力を、検出温度の領
域を分割した区間に対して同一検出温度に対応する画素
数のグラフ表示に変換する。
監視データ設定手段123は、複数の赤外線撮像手段I
llに関連して、被写物件に関する監視条件が設定され
ている。
制御手段125は、切換4段113におりる複数の赤外
線撮像手段111の切り換え制御を行なう共に、それに
よって切り換え選択される赤外線撮像手段11.1に関
連する監視条件を監視データ設定手段123から得てヒ
ス]・ダラム演算手段121に11供する。
従って、全体として、選択された監視条件と赤外線撮像
手段111による温度情報出力に応じた差分情報とに基
づいて警報手段119を駆動するように構成されている
〔作 用] 各赤外線撮像手段111は被写物件を撮像して当該被写
物件に関する温度情報を出力する。制御手段125によ
る切換手段113によって切り換え選択された赤外線撮
像手段111からの温度情報出力について、時間的に前
の第1フレームに関する温度情報出力がフレームメモリ
1151に、その後の第2フレームの温度情報出力がフ
レームメモリ115□にそれぞれ格納される。
一対のフレームメモリ1151.1152の格納データ
の内容について、差分演算手段l17によって、フレー
ムメモリ115□の格納データからフレームメモリl1
5+ の格納データが差し弓かれる。
監視データ設定手段123に設定されている複数の監視
条件から、切り換え選択されている赤外線撮像手段11
1番こ対応する被写物件に関する監視条件が選択されて
、ヒストグラム演算手段121に供給される。
ヒストグラム演算手段121は、その供給された監視条
件に応じて警報手段119の駆動条件となる温度を変え
てその温度と画素数の設定範囲とをヒストグラム上に設
け、差分演算手段117の出力を、検出温度の領域を分
割した区間に対して同一検出温度に対応する画素数のグ
ラフ表示に変換する。これにより、監視対象物件から検
出すべき温度範囲と監視対象物件の大きさに対応して出
力される同一・温度値に対応する画素数の両要素から警
報手段119における警報判定範囲が設定できる。
本発明にあっては、選択された監視条件と赤外線撮像手
段Illによる温度情報出力に応した差分情報とに基づ
いて警報1段119を駆動すると共に、選択される監視
条件は赤外線撮像手段111に対応して可変的であるの
で、異なる種類の観測対象に対応できる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は、本発明の一実施例における赤外線監視システ
ムの構成を示す。
第3図は、第2図に示す実施例に含まれる画像処理装置
の詳細を示す。
第4図は、第2図に示す実施例に含まれるデータ処理装
置の詳細を示す。
■。    と 1 との ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示して
おく。
複数の赤外線撮像手段】1】は、赤外線カメラセンサ2
+1..2]1□、コントローラ2135213□に相
当する。
切換手段113は、伝送系215.ビデオスイッチャ2
17に相当する。
一対のフレームメモリl15+ 、115□は、画像処
理装置219内のフレームメモリ313゜313□に相
当する。
差分演算手段117は、画像処理装置219内の差分演
算器315に相当する。
警報手段119は警報装置223に相当する。
ヒストグラム演算手段121は、画像処理装置21、9
内のヒストグラム演算回路321.カウンタ323に相
当する。
複数の監視データ設定手段123は、データ処理装置2
2+内の監視レベル設定部4」3に相当する。
制御手段125は、データ処理装置221内の制御信号
発生部411.監視レベル処理部415に相当する。
以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。
」L、−11,!lllβと溝j!少汗よ−QI防]Y
第2図において、この赤外線監視システムには、防犯用
つま/)侵入者を監視するために設けられた赤外線カメ
ラセンサ2311と、防災用つまり設備の異常を監視す
るために設けられた赤外線カメラセンサ211□とが具
わっている。
一方の赤外線カメラセンサ211.においで赤外線感知
に基づく温度情報出力は専属のコントローラ2131を
介して伝送系215に与えられる。
また、他方の赤外線カメラセンサ2112における温度
情報出力もコントローラ213゜を介して伝送系215
に与えられる。ここで、コントローラ213は、それに
接続された赤外線カメラセンサ211の検出条件(温度
範囲、温度の刻み等)1イ を設定するものである。
伝送系215は防犯用モードおよび防災用モードの温度
情報出力をビデオスイッチャ217に供給し、該ビデオ
スインチャ217はこれら2つの温度情報データをモー
ド毎に切り換えて次段の画像処理装置219に供給する
。データ処理装置221には複数(ここでは2つ)の監
視条(!lとなる参照温度情報が設定されており、その
うちのヒつの参照温度情報が選択され、検出温度設定レ
ベルPy、検出画素数設定しベルl)Dが画像処理装置
219に供給されるようになっている。
画像処理装置219では、供給された参照温度情報とあ
るモードの温度情報データとを比較して侵入者の有無あ
るいは設備異常の有無を判定し、侵入者あるいは設備異
常が認識された場合には警報装置223およびデータ処
理装置221に必要なデータを供給する。警報装置22
3ではアラームを発生ずるものであり、データ処理装置
221には侵入者1設備異常に基づいて防犯上および防
災−にのデータが蓄積されるようになっている。
制御器225はこの赤外線監視システムの全体制御を行
なうものであり、該制御器225からの諸種の制御信号
は伝送系215を介してコントローラ213および赤外
線カメラセンサ211の回転台212..212□に供
給され、監視開始赤外線カメラセンサ211における回
動角度等の制御が行なわれるようになっている。
第3図は、画像処理装置219の詳細構成を示す。図に
おいて、赤外線カメラセンサ2111および2112に
よる両モードの温度情報出力はビデオスインチャ217
によって切り換えられ、そのときのモードに゛ついて画
像処理装置219の書込制御部311によってフレーム
メモリ313.。
313□に各フレーム毎に格納されるようになっている
2つのフレームメモリ313に格納された温度情報は適
切なタイミングで読み出され、同温度情報データに基づ
いた差が差分演算器315によってとられ、温度差デー
タ317がテレビジョンモニタ319およびヒストグラ
ム演算回路321に共通に供給される。
テレビジョンモニタ319は、差分演算器3I5からの
温度差データ317をディジタル−アナログ変換して画
像表示を行なうものであり、赤外線カメラセンサ211
.あるいは赤外線カメラセンサ211□による観測状態
が絶えず画像表示されるようになっている。
差分演算器315からの温度差データ317に基づいて
ヒストグラム演算回路321において警報を発するか否
かの判定が為され、侵入者あるいは設備異常が認識され
た場合には警報装置223によって警報が発生されるよ
うになっている。
こごで、ヒストグラム演算回路321は、差分演算器3
15が出力する同じアドレス位置に対応する画素数毎の
温度データ(第6図参照)から同一温度のデータ毎に分
類し、その同一温度の画素数を計数するカウンタ323
を具えている。これらヒストグラム演算回路321およ
びカウンタ323には、データ処理装置221から監視
レベルPに対応して得られる検出温度設定レベルP1お
よび検出画素数設定レベルP、が与えられるようになっ
ている。
この実施例では、検出温度設定レベルP丁および検出画
素数設定レベルP。の両レベルデータの組みは2つあり
、そのいずれかの組みが適切なタイミングによって切り
換えられる。2つの赤外線カメラセンサ211.と21
1□とに対応して、検出温度設定レベルP7..検出画
素数設定レベルPDIと、検出温度設定レベルP、2.
検出画素数設定レベルPD2とが交互に供給される。こ
の検出温度設定レベルPt、検出画素数設定レベルPn
に基づいて、警報を発生ずべきか否かが判定されるもの
である。
第4図は、第2図にて示したデータ処理装置221の詳
細を示す。ここで、切り換え選択のタイミング信号は制
御信号発生部411によって発生される。そのタイミン
グ信号に応じて監視レベル設定部4131あるいは監視
レベル設定部4132が付勢され、そごに設定されてい
る監視レベルP1あるいは監視レベルP2を監視レベル
処理部415に提供する。監視レベル処理部415にお
いては監視レベルP、あるいは監視レベルP2に応じて
、検出温度設定レベルPア、、検出画素数設定レベルP
。、あるいは検出温度設定レベルpr2検出画素数設定
レヘルP、2を画像処理装置219に供給する。
また、画像処理装置219から提供される警報データを
受けて必要な処理を行なうアラームデータ処理部417
が具わっている。
第5図は本実施例の動作を示す流れ図であり、第6図お
よび第7図は監視レベルの設定状態を示す。
本実施例においては、制御器225によって監視開始が
指令され、伝送系215を介して赤外線カメラセンサ2
11およびコントローラ213にそれぞれの制御信号が
供給される。ここで、コン]・ローラ213によって、
赤外線カメラセンサ2IIに対して検出温度条件等が定
められる。
先ず、防犯用の監視を行なうために、データ処理装置2
21は、ビデオスイッチャ217に対して赤外線カメラ
センサ211.、(コンレ]−ラ2131)からの温度
情報出力を選択するように切り換え制御する。そのため
、赤外線カメラセンサ211、+aによって撮像された
−・定数の画素からなる1フレーJ、毎のデインタル化
された温度情報が、フレームメモリ313..313□
に書き込まれる(ステ7ブ5]】)。ここで、フレーム
メモリ3131には時間的に前のフレームのデータが、
また、他のフレームメモリ313、にはその後のフレー
ムによるデータが格納されたことになる。
次に、差分演算器315によ5.で、フレーl、メモリ
313□の格納データからフレームメモリ313、の格
納データを差し引く (ステ1.ブ512)。
いま、監視レベル設定部4131からの監視条件(監視
レベルp+)が選択されでいるので(防犯モード)、監
視レベル処理部415を介して、画像処理装置219の
ヒストグラム演算回路321には検出温度設定レベルP
T l +検出画素数設定レベルPDlが供給される。
そのため、検出温度設置9 定レベルP1..検出画素数設定レベルPotに基づい
て、差分演算器315による出力のヒストダラム演算が
為される(ステップ513)。
しかる後、警報を発するか否かを判別して(ステップ5
14)、侵入者ありか認識されたら、警報装置223に
て必要なアラームを出す(ステップ515)。
以上が、赤外線カメラセンサ211.が選択された場合
の動作である。
次に、防災用の監視を行なうために、データ処理装置2
21は、ビデオスイッチャ217に対して赤外線カメラ
センサ21L(コントローラ213□)からの温度情報
出力を選択するように制御する。そのため、赤外線カメ
ラセンサ2]1□による1フレーム毎のディジタル化さ
れた温度情報が、フレームメモリ313..313□に
書き込まれる(ステ・ンブ511)。次に、フレームメ
モリ313□の格納データからフレームメモリ313、
の格納データが差し引かれる(ステップ512)。
ところで、今度は、監視レベル設定部413□からの監
視条件(監視レベルP、)が選択されているので(防災
モード)、画像処理装置219のヒストグラム演算回路
321には検出温度設定レベルP1□、検出画素数設定
レベルP。2が供給される。これらの検出温度設定レベ
ルP12.検出画素数設定レヘルP。2に基づいて、温
度情報の差分出力のヒストダラム演算が為される(ステ
ップ513)。
しかる後、警報を発するか否かを判別して(ステップ5
14L設備の異常ありが認識されたら、警報装置223
にて必要なアラームを出す(ステップ515)。
以上が、赤外線カメラセンサ211□が選択された場合
の動作である。
従って、上述した防犯用および防災用の動作を順次繰り
返せばよい。
なお、第5図のステップ513にて行なわれるヒストダ
ラム演算を説明する。
第7図は、横軸には温度の領域を分割した区間を示し、
縦軸にはカウンタ323が1数する画素数を示し、画素
数の分布関数のグラフ表示をし7たものである。この画
素数とは赤外線カメラセンサ211が観測する異常物体
の大きさに比例して増減するものであり、予め異常物体
の大きさを検出画素数設定レベルとして図示するように
設定できる。検出温度の設定レベルは、基準温度データ
と同様に予め設定できるものである。従、って、ヒスト
グラム演算回路321に温度と画素数の各検出レベル以
上のデータを検出した場合に、警報装置223への制御
信号を出力する判定機能を持たせることによって、小動
物等を誤検出することのない赤外線監視装置が実現する
。グラフ中に交叉線の影にて示す領域がアラーム判定領
域となっている。
なお、■−述した実施例では検出温度設定レベルおよび
検出画素数設定レベルを下限設定とした。
しかし、これらのレベルの上限設定とすることもでき、
また、上限と下限との両方を設定することもできる。ア
ラーム領域中の画素数についても閾値を設けるようにし
てもよい。
第8図に、本発明の別実施例を示す。図において、両フ
レームメモリ31.3..31.3□の格納データに画
素単位にて所要のオフセット温度を加算するように差分
演算器315に対してオフセント量を与えるオフセット
加算器331を設けている。また、差分演算器315の
温度差データ317をオフセット温度アドレス領域と該
オフセント温度以外の差分温度アドレス領域とに二値化
する硫化回路333を設けている。更に、オフセット温
度以外の差分温度アトI/ス領域に対応するアドレスを
指定して両フレームメモリ313..313□に格納さ
れている温度情報を抽出する温度情報抽出回路335を
設けている。この温度情報抽出回路335の出力によっ
てヒスI・ダラム演算回路321でヒストグラム演算を
行なうようにしている。
ヒストグラム演算回路321に対して、第3図および第
4図に関して上述したように、赤外線カメラセンサ21
11またば赤外線カメラセンサ211□の切り換え選択
に対応して、検出温度設定レベルPTI、検出画素数設
定レベルP。l、または、検出温度設定レベルPT□、
検出画素数設定しベルPD2を提供する。ごのようにし
て供給された検出温度設定レベルPT、検出画素数設定
レベルl)Dに基づいて警報判定動作を行なう。
l−Jし1Q薮−診眉且 なお、上述した本発明の実施例にあっては、赤外線カメ
ラセンサ211を2個設け、それに対応するように監視
レベル設定部413を設定し、対応する赤外線カメラセ
ンサ211の切り換え選択に応じて監視レベル設定部4
13の監視レベルを供給するものであった。しかし、防
犯用あるいは防災用のいずれかの赤外線カメラセンサを
2つ以上設けるか、または、防災用および防犯用にそれ
ぞれ赤外線カメラセンサ211を2つ以上設置してもよ
い。そのような場合には、データ処理装置221の監視
レベル設定部413の設定監視レベルは、赤外線カメラ
センサ211に対応させておけばよい。赤外線カノラセ
ンザ211の観測物体の種類が異なれば、それを考慮し
た温度データの監視レベルとしでおく必要がある。
また、「1.実施例と第1図との対応関係」において、
本発明と実施例との対応関係を説明しておいたが、本発
明はこれに限られることはなく、各種の変形態様がある
ことば当業者であれば容易に推老できるであろう。
(発明の効果〕 上述したように、本発明によれば、複数の赤外線撮像手
段を設けそれらの温度情報出力を任意に選択できるよう
にし、予め設定された複数の監視条件のうちから選択さ
れた監視条件と温度情報出力に応した差分情報とに基づ
いて警報範囲を定めることにより、防犯システム、防災
システムとして機能し、且つ、複数の赤外線撮像手段に
もかかわらずシステム構成が簡単となるので、実用的に
は極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の赤外線監視システムの原理ブロック図
、 第2図は本発明の一実施例による赤外線監視システムの
構成ブロック図、 第3図は第2図に示す一実施例による赤外線監視システ
ムに含まれる画像処理装置の詳細構成を示すブロック図
、 第4図は第2図に示す一実施例による赤外線監視システ
ムに含まれるデータ処理装置の詳細構成を示すブロック
図、 第5図は第2図に示ず一実施例による赤夕(線監視シス
テムの動作を示す流れ図、 第6図は第2図に示す一実施例による赤外線監視システ
ムにおける差分動作の説明図、 第7図は第2図に示ず一実施例による赤外線監視システ
ムに含まれるヒストグラム演算回路の動作を示す説明図
、 第8図は本発明の別実施例による赤外線監視システムの
構成ブロック図である。 図において、 I 1. Iは赤外線撮像手段、 113は切換手段、 115はフレームメモリ、 ]17は差分演算手段、 219は警報手段、 121はヒストグラム演算手段、 123は監視データ設定手段、 125は制御手段、 2」1は赤外線カメラセンサ、 213はコンI・ローラ、 215は伝送系、 217はビデオスイッチャ、 219は画像処理装置、 221はデータ処理装置、 223は警報装置、 225は制御器、 311は書込制御部、 313はフレームメモリ、 315は差分演算器、 317は温度差データ、 319はテレビジョンモニタ、 321はヒストグラム演算回路、 331はオフセット加算器、 333は二値化回路、 335は温度情報抽出回路、 411は制御信号発生部、 4】3は監視レベル設定部、 415は監視レベル処理部、 417はアラームデータ処理部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれが被写物件を撮像し、当該被写物件に関
    する温度情報を出力する複数の赤外線撮像手段(111
    )と、 前記複数の赤外線撮像手段(111)からの温度情報出
    力をそれぞれについて少なくとも2フレームを含む毎に
    適切なタイミングによって切り換え選択する切換手段(
    113)と、 前記切換手段(113)によって得られる温度情報出力
    が時間経過に従う第1フレーム、第2フレームについて
    格納される一対のフレームメモリ(115_1、115
    _2)と、 前記一対のフレームメモリ(115_1、115_2)
    に対する格納データの内容を第2フレームの格納データ
    から第1フレームの格納データを差し引く差分演算手段
    (117)と、 警報手段(119)と、 前記警報手段(119)の駆動条件となる温度と画素数
    の設定範囲とをヒストグラム上に設け、前記差分演算手
    段(117)の出力を、検出温度の領域を分割した区間
    に対して同一検出温度に対応する前記画素数のグラフ表
    示に変換するヒストグラム演算手段(121)と、 前記複数の赤外線撮像手段(111)に関連して、被写
    物件に関する監視条件が設定されている監視データ設定
    手段(123)と、 前記切換手段(113)における前記複数の赤外線撮像
    手段(111)の切り換え制御を行なうと共に、それに
    よって切り換え選択される赤外線撮像手段(111)に
    関連する監視条件を前記監視データ設定手段(123)
    から得て前記ヒストグラム演算手段(121)に提供す
    る制御手段(125)と、 を具え、選択された前記監視条件と前記赤外線撮像手段
    (111)による温度情報出力に応じた差分情報とに基
    づいて前記警報手段(119)を駆動するように構成し
    たことを特徴とする赤外線監視システム。
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