JPH02108214A - 磁気記録再生装置における回転ドラムクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置に用いられる回転ドラム機
構における記録または再生ヘッドを自動的にクリーニン
グする装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、磁気記録再生装置の回転ヘッドの汚ｎを自動的ζ
こクリーニングする手段としては、ヘッドクリーニング
テープを装着して走行させるか、または、例えば特開昭
６２−２２２２２号公報に記載のように、回転自在のロ
ーラ状クリーニング部材を、ある一定期間の間、回転す
るドラムユニットに当接させることによって、上記クリ
ーニング部材をドラムユニットの回転に伴ない同方向へ
同速度で回転させながら、回転ヘッドのクリーニングを
行おうとするものがある。

〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は、磁気記録再生装置における回転ドラム
機構の記録または再生ヘッドが回転しているある一定時
間の間、クリーニング部材を上記回転ヘッドの回転走査
部分の一部分に配置して上記回転ヘッドに接触させるこ
とＩこよって回転ヘッドを清掃するものであり、突然の
回転ヘッドへの異物付着等による異常に対して効果が期
待できない。また、上記クリーニング部材は、上記回転
ヘッドの回転に伴なって同方向へ同速度で回転してしま
ういわゆる汚れを転写する方法であることから、上記回
転ヘッドの目づまりの状態によっては十分なりＩＪ−ニ
ング効果を得ることが期待できないといった問題点を有
している。

本発明の目的は、上記回転ヘッドのクリーニングを、回
転ヘッドへの異物付着等による異常発生の徴候を検知し
た際や突然の異常発生時にも素早く確実ζこ行なうこと
にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、クリーニング部材を、回転ドラム（こ当接
させて駆動するのではなく、別の駆動源を用いて回転駆
動をさせ、上記回転ヘッド及びドラムユニットへ当接さ
せる機構を持ち、かつ、この時、回転ヘッドの回転速度
及びクリーニング部材の回転速度を検出して、回転ヘッ
ドの回転速度に応じて上記クリーニング部材の速度制御
を行うことにより達成される。また、第２の目的は上記
回転ヘッドの再生信号を検出して所定の基準信号との比
４ｉ！２を行い、その結果に応じて上記回転ドラムクリ
ーニング装置をｆ動作させることによって達成されるＣ 〔作用〕 磁気記録再生装置の回転ドラム機構における、記録また
は再生ヘッドを回転駆動する駆動源とは別に設けた駆動
源によってクリーニング部材は回転駆動し、前述した速
度制御によって上記クリーニング部材は、回転する上記
記録または再生ヘッドに対しである周速度を有しながら
回転ヘッド及びドラムへ当接するために、いわゆる付着
物をふき取るような効果的な回転ヘッドの清掃を行なう
ことができる。

また、前記の再生信号レベルの検出を行い所定の基準信
号レベルと比較を常時性ない、比較器の出力に応じて前
記回転ドラムクリーニング装置を動作させることで、磁
気記録再生装置の（Ｗ号記録再生時にあって回転ヘッド
への異物付着時の異常発生時やその徴候を検知した時に
、素早く回転ヘッドのクリーニングが行うことが可能と
なる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を各図面を用いて説明する０ 第５図及び第４図は磁気記録再生装置の全体構成を示す
平面図であり、第６図はテープローディング前の状態を
示し、第４図はテープローディング完了状態を示す。第
５図において、１は回転ドラム装置であり、回転する記
録または再生用磁気ヘッドを搭載している。１５は磁気
テープ１６を巻回しているカセットである。カセット１
５の前面には開口部１７が設けられており、磁気テープ
１６は開口部１７４こ張架されている。カセット１５を
装置に装着すると開口部１７内には供給側引出ガイド１
８．ガイドローラ１９．傾斜ガイド２０及び２１．ガイ
ドローラ２２、巻取側引出ガイド２３が挿入された状態
となる。

ガイドローラ１９と傾斜ガイド２０は移動ペース２４ｔ
こ植立され、ガイドローラ２２と傾斜ガイド２１は移動
ベース２５に植立されており、ローディングモータ２６
の駆動力により駆動され、案内板２７に設けられた案内
溝２８及び２９に沿いながら移動するように構成されて
いる。テープローディング完了位置は、回転ドラム装置
ｔ１の両近傍に設けられた固定手段５０及び３１によっ
て移動ベース２４及び２５か位置決め保持され、回転ド
ラム装［１へのテープの巻装が行なわｎるようになって
いる。

供給側引出ガイド１８は、移動ベースと同様にローディ
ングモータ２６の駆動力ｌこよって駆動されて第３図に
示さｒ１５る位置へ位置決めされ、テープ供給側のテー
プ走行系を形成する。すなわち、磁気テープ１６は供給
側引出ガイド１８によって引出されながら、供給側テー
プガイド６２及び５３、テープテンションを検知するた
めのテンションビン′５４に巻装され、また、供給側引
出ガイドを経て全幅消去ヘッド３５に当接し、ガイドロ
ーラ１９．傾斜ガイド２０によって回転ドラム装置１へ
巻回することになるＱ 同様に巻取側引出ガイドがローディングモータ２６の駆
動力によって駆動されて第４図に示される位置へ位置決
めされる間、磁気テープ１６は回転ドラム装置１を経て
傾斜ガイド２１へ到り、テープ姿勢を補正し、ガイドロ
ーラを経てオーディオコントロールヘッド３６に当接、
次いでテープガイド５７゜キャブスタフ３８１巻取側引
出ガイド２５．テンションビン５９及びテープガイド４
０ヲ経てカセット１５へと到り、テープ巻取側のテープ
走行系を形成することになる。

８！！６図に示されるように、テープローディング完了
状態において、キャプスタン６日はピンチローラ４１と
共に磁気テープ１６を圧着挟持し、キャプヌタンモータ
３８の駆動力により駆動せしめられ、磁気テープ１６８
駆動走行させる。

第５図は回転ドラム装置１の断面図である。

図の回転ドラム装置１は上ドラム４２と下ドラム４５と
に分かれており、上ドラムは回転ヘッドドラム軸４４に
よって回転可能な状態で支持されている０記録又は再生
ヘッド４５は＠５図１こ見られるようｌこ上ドラム開口
部４６に内に取付けられている。そして上記ヘッドは上
ドラム外周面より微少量突出している。

上ドラム４２及びヘッド４５は下ドラム４３の下部−こ
配置されたドラムモータ４７の駆動力を回転ヘッドドラ
ム軸４４を介して得ることによって回転駆動さまた、ク
リーニング部材を回転駆動するためにモータ１０が取付
けられており、この駆動モータ１０の駆動力が中継ギヤ
１１．１２及び１５と減速されて、回動支点４の軸下に
設けられたプーリ１４へと伝達され、さらにこのプーリ
１４からベルト伝動にて、クリーニング部材２の回転軸
下端に取付けられたプーリ９へと伝わることによって、
クリーニングの構成を説明する。

第１図は本発明の実施例の構成を示す斜視図であり、第
２図はその側面図である。２は回転ドラム装置１におけ
る記録、再生ヘッド及びドラムに当接する部材である０
このクリーニング部材２は回動支点４の周りに回動する
部材６の一端に自ら回転可能なように支持されており、
回動部材６のもう一端はリンク５及びバネ６８介してン
レノイド７へ接続され、また回動支点４８狭んだもう−
、方は、バネ８によって常にクリー二／グ部材２を回転
ドラム装置１から離脱せしめる方向へ引張られた状態に
なっている。

施例の動作状態を説明する。

第６図及び第７図は本実施例の動作状態を表わす平面図
であり、第８図は本実施例においてクリーニング部材の
回転速度を制御する構成を示すブロック図、第９図は本
実施例の回転ドラムクリーニング装置の構成を示したブ
ロック図である。

まず、Ｉ！６図の状態にあって回転ドラムクリーニング
装置駆動ソレノイド７が作動するとリンク５が駆動ソレ
ノイドに引かれ、そのためにリンク５とバネ６８介して
回！Ｓ部材５がその回動支点４を中心にしてバネ８のバ
ネ力に逆らって回動し、クリーニング部材２８回転ヘッ
ドとドラムに当接せしめ、回転ドラムクリーニング装置
は第７図の状態へと変化する。また、この時、回転ドラ
ムクリーニング装置駆動モータを動作させることｌこよ
って、その駆動力が前述の機構によってクリーニング部
材２へと伝達されて、クリーニング部材２を回転させる
ために、クリーニング部材２は回転ヘッドに対して相対
速度をもつことになる。上記一連の動作の結果として、
クリーニング部材２は回転ドラムユニット及び回転ヘッ
ドを清掃する作用を発生することｌこなる。

第８図に示す構成によって回転ヘッドとクリーニング部
材２の相対回転速度を検知してクリーニング部材２の回
転速度を制御する。

すなわち、回転ドラムクリーニング装置駆動モータとド
ラムモータからそれぞれ速度検知回路によってその回転
速度を検出し、比較器にて両速度を比較すること憂こよ
って、クリーニング部材２と回転ヘッド間の相対速度を
検知する。そしてマイコンが上記相対速度の値を見なが
ら、クリーニング部材２が回転ヘッドに当接し始める時
には相対速度が０であるように回転ドラムクリーニング
装置駆動モータへ制御信号を送って、クリーニング部材
２の回転速度を制御する。更にクリーニング部材２が回
転ヘッド当接後は、クリーニング部材２の回転速度が回
転ヘッドの回転速度に対しである一定の相対速度をもつ
ように、マイコンから回転ドラムクリーニング装置駆動
モータへ制御信号を送ることによって、クリーニング部
材２の回転速度の制御を行う。

上記制御動作を行うことによって、クリーニング部材２
は、回転ヘッドに過大な負荷を与えることがないため、
回転ヘッドの損傷といった問題を防ぐこ七ができる。ま
た、回転ヘッドへの異物の付着状態に応じて、クリーニ
ング部材の回転速度を変化させることが可能となるため
に、より確実なヘッドクリーニング効果を得ることがで
きる。

また、第９図に示す構成Ｅこよって、以下の様に回転ド
ラムクリーニング装置の動作を制御することができる。

すなわち、回転ヘッドの再生信号のＲＦ比出力るいは再
生データのエラーレートを検出し、比較器により基準信
号レベルと比較する。この時、基準信号に対する再生信
号レベル比あるいはエラーレートがある所定値より劣下
したことが認められると、マイコンから、回転ドラムク
リーニング装置駆動モータと駆動ソレノイドへその動作
開始の制御信号を送り、回転ドラムクリーニング装置を
動作させる。

上記動作後、上述の基準信号レベルに対する再生信号レ
ベル比あるいはエラーレートが、所定目標値を上回った
ことが確認されると、マイコンは上記回転ドラムクリー
ニング装置の動作終了を判断し、回転ドラムクリーニン
グ装置駆動モータと駆動ソレノイドへ動作解除の制御信
号を送り、それによって、回転ドラムクリーニング装置
はその動作を解除する。

上記制御を行うことによって、上記回転ドラムクリーニ
ング装置は、回転ヘッドへの異物の付着記異常発生時に
おいても素早くその清掃作用をすることが可能となり、
記録または再生時の回転ヘッドへの異物の付着等による
異常発生を予防したりまたはこれを最低限に抑えること
ができる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、回転ヘッドへの異物の
付着またはそれによる異常発生を事前に検知して、直ち
にクリーニング部材を回動させて、回転ヘッドに過剰な
負荷を与えないようにヘッドクリーニング部材の回転速
度を制御しながら回転ヘッド及びドラムに当接せしめる
ことによって、信号の記録または再生中においても、回
転ヘッドクリーニングのための繁雑な作業をすることな
く素早く十分なヘッドクリーニング効果を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図はその
側面図、第３図及び第４図は磁気記録再生装置の動作を
示す平面図、第５図は磁気記録再生装置における回転ド
ラム装置の断面図、第８図及び第９図は本発明の一実施
例における動作ブロック図、第６図及び第７図は本発明
の一実施例の動作状態を示す平面図である。 １・・・回転ドラム装置　２・・・クリーニング部材３
・・・回動部材　　　　１０・・・駆動モータ１１　、
１２．１３・・・中継ギア ９．１４・・・プーリ 罰１図 〒５図 凭２図 ２：クリーニレ７１月才 兇４図 １′Ｊ １；回転Ｆ’ｙｌ−，剋、１゜ ２；　クリー二〉り゛ｇＰネオ 第６図 粥７図 犀５図 ４４Ｆ：ツム車圧 ４７七−ｙ 閉８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録または再生ヘッドを搭載する回転ドラムユニッ
   ト（１）を回転駆動する駆動源（４７）と上記回転ドラ
   ムユニット（１）の外周部に設けられ上記記録または再
   生ヘッドをクリーニングするためのクリーニング部材（
   ２）と、 上記クリーニング部材（２）を回転駆動または移動させ
   るためのクリーニング部材駆動源（１０、６０、６１）
   と、 上記クリーニング部材（２）を上記記録または再生ヘッ
   ドへ当接せしめるための移動機構（３〜１４）と、上記
   クリーニング部材駆動源（１０、６０、６１）を制御す
   るための制御手段とを備えていることを特徴とする磁気
   記録再生装置の回転ドラムクリーニング装置。 ２、上記制御手段は、 記録または再生ヘッドの回転速度を検知する速度検知器
   （４９）と、 クリーニング部材（２）の回転速度を検知する速度検知
   器（５２）と、 上記２つの速度検出器（４９、５２）の出力を比較する
   比較器（５０）と、 上記比較器の出力に応じて上記クリーニング部材駆動源
   （１０、６１）を制御し、上記クリーニング部材（２）
   の回転速度を制御するマイコン（５３）によつて構成さ
   れている請求項１に記載の磁気記録再生装置の回転ドラ
   ムクリーニング装置。 ３、上記制御手段は、 再生信号レベルを検出するアンプ（５５）と、再生信号
   レベルと基準信号レベルの比較器 （５６）と、 上記比較器（５６）の出力に応じ上記クリーニング部材
   駆動源（６０、６１）を制御するマイコン（５９）によ
   つて構成されている請求項１に記載の磁気記録再生装置
   の回転ドラムクリーニング装置。