JPH0210769Y2 - - Google Patents

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JPH0210769Y2
JPH0210769Y2 JP6237383U JP6237383U JPH0210769Y2 JP H0210769 Y2 JPH0210769 Y2 JP H0210769Y2 JP 6237383 U JP6237383 U JP 6237383U JP 6237383 U JP6237383 U JP 6237383U JP H0210769 Y2 JPH0210769 Y2 JP H0210769Y2
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JP
Japan
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cable
lead
cores
lead cap
oil
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JP6237383U
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JPS59167437U (ja
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  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、OFケーブル接続部に係り、特に急
傾斜地のように高低差のある場所に布設する際使
用される鉛工時の高温下でも優れた耐圧特性を有
する仮油止装置を備えたOFケーブル接続部に関
する。
[考案の技術的背景] 従来、3心OFケーブルの接続箱の仮油止装置
としては、段剥してケーブルコアおよびケーブル
シースを露出させたOFケーブルの接続部に、ケ
ーブルコアに対応させて複数の小径スリーブを突
設した鉛キヤツプを、前記各小径スリーブを前記
接続端部のケーブルコアに嵌挿させつつ冠着し、
前記各小径スリーブとケーブルコア間およびケー
ブルシース端と鉛キヤツプ間をパツキングを介し
て油密に封止してなるものが使用されていた。
[背景技術の問題点] 上記した構造の従来の鉛キヤツプを使用した仮
油止装置では、常温では、使用する鉛キヤツプが
6〜7Kg/cm2の油圧に耐え得るが、接続箱銅管と
ケーブルアルミシースを鉛工する際の110℃程度
の油温の状態では、鉛キヤツプの強度が半減し2
〜3Kg/cm2程度の油圧にしか耐え得ないという欠
点があつた。
このためこの種の仮油止装置は、高低差が10〜
20m程度までの布設路でしか使用することができ
ず、仮油止装置に4Kg/cm2以上の油圧が加わるよ
うな高低差の大きい布設路では接続箱銅管とケー
ブルアルミシースを鉛工する際の加熱により鉛キ
ヤツプの温度が上昇して強度が低下し破裂してし
まう危検があつた。
ちなみに、本考案者等の実験によれば、油圧3
〜4Kg/cm2で仮油止装置内の油温70℃の状態で
は、7分間で鉛キヤツプが脹らみ始めた。通常鉛
工時の油温は110℃程度となるから、高低差が40
m以上となる急傾斜地における従来の鉛キヤツプ
を用いた仮油止装置によるOFケーブルの接続箱
の布設は事実上不可能である。
[考案の目的] 本考案はこのような従来の難点に対処してなさ
れたもので、高低差の大きい布設路にOFケーブ
ルを布設する際、鉛工時に油温が上つても高油圧
に耐え得るOFケーブル用仮油止装置を提供する
ことを目的とする。
[考案の概要] すなわち本考案は、段剥してケーブルコアおよ
びケーブル金属シースを露出させた複数のOFケ
ーブルの各接続端部に、ケーブルコアに対応させ
て複数の小径スリーブを突設した鉛キヤツプを、
前記各小径スリーブに前記接続端部のケーブルコ
アを嵌挿させつつ冠着し、前記各小径スリーブと
ケーブルコア間およびケーブル金属シース端と鉛
キヤツプ間をパツキングを介して油密に封止する
とともに前記各ケーブル接続端部のケーブルコア
を接続し、これらの外周に接続金属管を被嵌して
この接続金属管の基端部をケーブル金属シースに
鉛工接続してなるものにおいて、前記鉛キヤツプ
上に補強金属管を被嵌させ、その外周を緊締帯ま
たは緊締線により緊縛してなることを特徴とする
高低差の大きい場所に形成されるOFケーブル接
続部である。
[考案の実施例] 以下本考案の詳細を図面に示す一実施例につい
て説明する。
図は本考案になるOFケーブル接続部の一実施
例を示す一部切断側面図である。
図において段剥して3条のケーブルコア1(図
では1条だけ示す)およびアルミシースの如きケ
ーブル金属シース2を露出させた3心OFケーブ
ルの接続端部3には、各ケーブルコア1に対応す
る3個の小径スリーブ4aを突設した鉛キヤツプ
4が、各小径スリーブ4aをケーブルコア1に嵌
挿させつつケーブル金属シース2の端部に冠着さ
れている。鉛キヤツプ4の小径スリーブ4aの末
端には締付金具5が油密に固着され、小径スリー
ブ4の末端とケーブルコア1間の油密はこの締付
金具5でケーブルコア1上に被嵌したパツキング
6を締付けることにより保持されている。
一方、鉛キヤツプ4の大径部の位置するケーブ
ル金属シース2上には予めパツキング7が被嵌さ
れており、鉛キヤツプ4の大径部は緊締線8でパ
ツキング7の上から緊縛されてケーブル金属シー
ス2上に油密に固定される。
しかして本考案においては、この鉛キヤツプ4
の外周に例えばアルミニウム製の補強金属管9が
被嵌され、さらにこの補強金属管9上を例えばス
テンレス製の緊締帯または緊締線10で緊縛して
鉛キヤツプ4の補強が行なわれている。
このような状態で前記ケーブルコア1は同様の
処理の施された他方のOFケーブルのケーブルコ
アと接続され、予めケーブル金属シース2上に遊
嵌しておいた接続金属管、すなわち接続箱銅管1
1がこれらの接続部上に引き戻される。そして接
続箱銅管11のケーブル金属シース2側端面には
鉛工部12が形成され、この鉛工部12の外側に
はさらにエポキシ樹脂補強層13が形成され、次
いで前記接続箱銅管11の外側にその防食層14
から3心OFケーブル接続端部3の防食層15に
至る防食テープ巻回層16が形成され、しかる後
油止めが解除されてケーブル接続部が完成する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のOFケーブル接
続部においては、従来の鉛管製仮油止装置の最弱
点部である鉛キヤツプの外周をアルミニウム等か
らなる補強金属管で覆い、この補強金属管をステ
ンレス等の締付帯または緊締線で固定して仮油止
めを行なつたから、仮油止装置の鉛管銅部外周の
強度が補強され、高低差の大きい場所における鉛
工作業中に鉛キヤツプが膨脹したり、破裂したり
する恐れがない。
ちなみに本考案者等の実験によれば実施例の構
成の仮油止装置で6Kg/cm2以上の油圧で1時間の
鉛工作業にも耐え得る強度が得られた。
【図面の簡単な説明】
図は本考案になる3心OFケーブル接続部の構
成を示す一部切断側面図である。 1……ケーブルコア、2……ケーブル金属シー
ス、3……OFケーブルの接続端部、4……鉛キ
ヤツプ、5……締付金具、6,7……パツキン
グ、8……緊締線、9……補強金属管、10……
緊締帯または緊締線、11……接続箱銅管、12
……鉛工部、13……エポキシ樹脂補強層、1
4,15……防食層、16……防食テープ巻回
層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 段剥してケーブルコアおよびケーブル金属シー
    スを露出させた複数のOFケーブルの各接続端部
    に、ケーブルコアに対応させて複数の小径スリー
    ブを突設した鉛キヤツプを、前記各小径スリーブ
    に前記接続端部のケーブルコアを嵌挿させつつ冠
    着し、前記各小径スリーブとケーブルコア間およ
    びケーブル金属シース端と鉛キヤツプ間をパツキ
    ングを介して油密に封止するとともに前記各ケー
    ブル接続端部のケーブルコアを接続し、これらの
    外周に接続金属管を被嵌してこの接続金属管の基
    端部をケーブル金属シースに鉛工接続してなるも
    のにおいて、前記鉛キヤツプ上に補強金属管を被
    嵌させ、その外周を緊締帯または緊締線により緊
    縛してなることを特徴とする高低差の大きい場所
    に形成されるOFケーブル接続部。
JP6237383U 1983-04-26 1983-04-26 Ofケーブル接続部 Granted JPS59167437U (ja)

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JP6237383U JPS59167437U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 Ofケーブル接続部

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Publication Number Publication Date
JPS59167437U JPS59167437U (ja) 1984-11-09
JPH0210769Y2 true JPH0210769Y2 (ja) 1990-03-16

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