JPH02107692A - 帯電防止能を有する有機高分子材料 - Google Patents

帯電防止能を有する有機高分子材料

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JPH02107692A
JPH02107692A JP26251488A JP26251488A JPH02107692A JP H02107692 A JPH02107692 A JP H02107692A JP 26251488 A JP26251488 A JP 26251488A JP 26251488 A JP26251488 A JP 26251488A JP H02107692 A JPH02107692 A JP H02107692A
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porous inorganic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、i電を防止または抑制する効果を有する有機
高分子材料に関する。
(従来の技術および問題点) 各種プラスチックならびにゴム成形品のf電防以 止は承前から帯電防止剤を直接高分子材料の表面に塗布
する方法と高分子材料に練込む方法とが行われている。
しかしながら、帯電防止剤を高分子材料表面に直接塗布
する方法においては、帯電防止剤が表面から容易に脱落
してしまい効果は極めて短期間であった。また、帯電防
止剤を高分子材料に練込む方法は塗布する方法に比べて
、効果の持続性は向上するものの、充分なものではなか
った。また、帯電防止剤と高分子材料との相溶性の問題
や帯電防止剤の練込みによる母材の物性の低下という問
題があり、たとえば機械的性質が低下するなどの影響が
見られた。
電子複写機、プリンター 印刷事務機、製紙機、繊維製
造機に使用されるゴムロールや伝導ベルト、コンベヤー
ベルト、ゴム板、ガスケットなどの各種ゴム製品におい
ては静電気による障害が問題となることがある。たとえ
ば電子複写装置等の画像形成装置におけるゴムローラ、
特に普通紙等のシー1〜状転写材または記録材を所定の
経路に沿って搬送する搬送ローラにおいては摩擦帯電に
よるローラ表面へのシート状転写材の巻き付きの問題が
ある。また加圧加熱条件下で転写紙上の未定着画像(ト
ナー像)を該転写紙上に定着せしめるとともに該転写紙
を挟持搬送する定着用ローラにおいても摩擦帯電による
ローラ表面への転写紙の巻き付きの問題がある。さらに
、定着用ローラーに関しては、摩擦帯電によりローラ表
面が高電圧に1F電し、それによって生ずる電界により
未定着のトナーが飛び散り、ライン像が滲んだり、トナ
ーが定着用ローラ表面へ付着するというオフセット現象
が生ずるという問題があった。
上記問題の対策として従来はローラの表面に除電ブラシ
を当接させて接地除電を行う方法が取られたが、その効
果には限界があり充分とは言えなかった。また、帯電を
防止するために、帯電防止材をゴムの表面に塗布する方
法やゴム中に混合する方法が行われている。効果の持続
性という点においてはゴム中に混合する方法の方が、ゴ
ム表面に塗布する方法よりも有効ではあるが、決して充
分なものではなかった。特に、高温の状態で使用されし
かも長期にわたる効果の持続性を要求される電子複写機
の定着ローラでは、帯電防止剤を練込んだ場合でも帯電
防止効果の持続性の点て不充分であった。また、ゴム中
に混合する方法においては、帯電防止剤のゴムの機械的
物性やその他の性能への影響が大きいという問題があっ
た。また、帯電防止効果を向上させるためにゴム中に金
属粉や酸化金属粉、カーボンブラック等の導電物質を混
合する方法も行われている。
しかしながら電子写真複写機の定着用ローラに導電物質
を含有するゴム材料を用いた場合においては、定着用ロ
ーラ表面の表面エネルギーが極度に増加するために、定
着用ローラ表面の離型性が導電物質の添加量に比例して
低下し、ローラ表面のトナー付着汚れが増加するという
問題がある。
特開昭55−81377号公報に乾式複写機の定着装置
におけるヒートロールへの静電気による紙の巻き付きの
問題の解決策として帯電防止剤を20〜50重量%含有
させた多孔質の合成フッ石微粉(モレキュラーシーブス
)を用いる方法が提案されている。モレキュラーシーブ
スの吸油量はほとんどないかまたは20 m It /
 100 g以下と非常に低いためにモレキュラーシー
ブ内の帯電防止剤の含有量は非常に少ない。このことは
、有効な帯電防止能を得るために添加量を増加させるこ
影響が現われ、また離型性、耐熱性などの性能へ影響が
生じる。モレキュラーシーブスに多量の帯電防止剤を担
持させた場合には、モレキュラーシープ内に帯電防止剤
が含浸されず、ペースト状となり、帯電防止剤そのもの
を単に添加し、練込んだ場合と同様な持続性しか期待で
きない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、帯電防止効果の持続性に優れている帯
電防止能を有する有機高分子材料を提供することにある
本発明の目的は、除電効果に優れている帯電防止能を有
する有機高分子材料を提供することにある。
本発明の目的は、高濃度に帯電防止剤を含有する帯電防
止能を有する有機高分子材料を提供することにある。
本発明の目的は、機械的強度に優れている帯電防止能を
有する有機高分子材料を提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、有機高分子化学物及び液状の帯電防止剤を担
持している多孔質無機微粉体を少なくとも含有しており
、該多孔質無機微粉体は該有機高分子化合物中に分散さ
れており、該多孔質無機微粉体は平均粒径1〜70μm
を有し、液状の一1F電防止剤を担持する前の該多孔質
無機微粉体は吸油量100mρ/100g以上を有し、
該帯電防止量で該多孔質無機微粉体に担持されているこ
とを特徴とする帯電防止能を有する有機高分子材料に関
する。
(発明の詳細な説明) 本発明は、!電を防止もしくは制御し得る液状の1F−
電防止剤を担持した多孔質無機微粉体をプラスチックも
しくはゴム中に混合せしめることにより、帯電を防止ま
たは抑制能力に優れているプラスチック成形物もしくは
ゴム成形物等の高分子材料に関する。
本発明の有機高分子材料を例えば、電子複写装置等の画
像形成装置における画像定着装置の定着ローラ並びに加
圧ローラ等の定着用ローラの弾性被覆層として用いた場
合、ローラ表面の1!:tを良好に防止もしくは抑制す
ることが可能である。
本発明の有機高分子材料を使用した定着ローラでは、未
定着トナーが飛び散り、ライン像を滲ませる等の定着画
像不良が解消されるとともに、ローラ表面へのトナーの
付着による汚染が防止される。また、ローラへの紙等の
シート状転写材または記録材の巻きつきゃ排出された紙
のカール等の搬送上の問題も解決される。さらに微小細
孔を有する多孔性無機微粉体に担持された%F電を防止
もしくは抑制し得る液状の帯電防止剤が徐々にゴムの如
き高分子材料中に放出供給されるために、良好な帯電防
止効果もしくは帯電抑制効果及び除電効果が長期にわた
って維持される。その結果、定着画像不良、ローラ表面
へのトナー付着による汚染、紙等のシート状転写材もし
くは記録材のローラへの巻きつきゃ排出された紙のカー
ルなどの搬送上の問題が長期にわたり防止することがで
き、ローラの耐久性を飛躍的に向上せしめる。
又、母材ゴムもしくはプラスチックとの相溶性からゴム
もしくはプラスチック中に混ざりにくいかもしくは全く
混ざらない帯電防止剤に関しても帯電防止剤を多孔質無
機微粉体に担持させることにより混合分散させることが
可能となる。帯電防止剤を直接線込む場合は、高分子材
料の硬度低下弾性の低下、強度の低下、圧縮永久歪の低
下などの物性の低下が生じるが、本発明においては、帯
電防止剤を担持させた多孔質無機微粉体を有機高分子化
合物中に混合分散させることで物性の低下を防止するこ
とを可能とする。
また、本発明の帯電防止剤を担持するための多孔質無機
微粉体には、吸油量が100mA/体100g当り50
mu以上、吸油限界量以下で含浸担持させて、帯電防止
剤担持多孔質無機微粉体を調製する。例えば、吸油量s
 o o mx/100gの多孔質無機微粉体100g
当り、50ml1乃至500muの範囲で帯電防止剤を
担持させる。
したがって、該微粉体の添加量中の一1F電防止剤の占
有量が非常に多く、該微粉体の微量の添加により有効な
帯電防止能を得るとともに、多孔質無機微粉体による母
材への悪影V(たとえば、強度、硬度、弾性、永久歪な
どの物性並びに離型性、耐熱性などの性能への影9)を
極微とすることができる。多孔質無機微粉体の吸油ユは
、JISK5101に規定されている方法に従って測定
する。
本発明における帯電を防止もしくは抑制し得る液状の帯
電防止剤としては、各種界面活性剤が使100 g/の
ものを使用する。帯電防止剤を微粉△ が好ましい。さらに、液状の帯電防止剤としてボリエー
テル変性シリコーンオイルまたはアミノ変性シリコーン
オイルが好ましく用いられる。界面活性剤はアニオン系
活性剤、カチオン系活性剤、ノニオン系活性剤、両性活
性剤が用いられる。帯電防止能から、カチオン系活性剤
またはノニオン系活性剤が好ましい。カチオン系活性剤
としては、脂肪族アミン塩類、第4級アンモニウム塩類
、アルキルピリジニウム塩等がある。ノニオン系活性剤
としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル順、ポ
リオキシエチレンアルキルフェノールエーテル類、ポリ
オキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキ
ルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキル
エステル類等がある。例えば電子複写装置等の画像形成
装置において、未定着形成画像を像支持材へ定着せしめ
るための加熱加圧定着装置に用いられる定着ローラ、加
圧ローラ等の定着用ローラは、一般に100℃から20
0℃の範囲の特定温度で使用される。上記の如く、高温
で使用される場合や成形加工温度が高温である場合など
においては該帯電防止剤は耐熱性に優れるものでなけれ
ばならない。そのため、帯電防止剤としては、フッ素系
界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーンオイル及びア
ミノ変性シリコーンオイルが特に好ましい。
弗素系界面活性剤としては、フッ素化アルキルエステル
、パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエタノール
、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロア
ルキルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルベタイン
、パーフルオロアルキルアミンオキサイド、パーフルオ
ロアルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロアル
キルリン酸エステル、非解離性パーフルオロアルキル化
合物が挙げられれる。
ポリエーテル変性シリコーンオイルは、分子中のジメチ
ルポリシロキサンの部分が疎水基に該当し、ポリオキシ
アルキレン基の部分が親木基に該当する非イオン系の界
面活性剤構造を有するシリコーンオイルである。例えば
、下記構造式が例示される。
アミン変性シリコーンオイルは分子中のジメチルポリシ
ロキサンの部分が疎水基に該当し、−NH,基の部分が
親木基に該当するカチオン系の界面活性剤構造を有する
シリコーンオイルである。例えば、 〔式中、Rは−CH,または−o CH3を示し、m&
びnは正の整数を示す。〕 で示されるものである。
雰妾4日 本発明における多孔質無機微粉体は、熱安定性が良好で
吸油量が大きく微小細孔を有する多孔質微粉体であり、
該微粉体は平均粒径1〜70、、tm、好ましくは1〜
40μmを有し、吸油量100 m fl / t O
Og以上、好ましくは200ml1/10og〜800
mIl/100gを有する。
多孔質無機微粉体の平均粒径は、電子顕微鏡写真にとっ
てランダムに約50〜100個の粒径を測定した値の平
均値である。例えば、ジャイロライト型ケイ酸カルシウ
ム(例えば徳山曹達製フローライト■);球状ポーラス
シリカ(例えば富士デヴイソン化学■製サイロイド■、
洞海化学■ 工業製M、S、GEL  、触媒化成工業■製シリカ・
マイクロビーズ■)、シラスバルーンが例示される。液
状の帯電防止剤の該微粉体に対する合成比率は、該微粉
体100g当りに対して50muから該微粉体の吸油限
界量までの範囲であれば良く、限界吸油量を越えた場合
は該粉体表面が該液状物質で濡れた状態になりペースト
化するため好ましくない。また、50mu以下の場合は
充分な帯電防止能及び!電防止能の持続性が得られ難い
。また、充分な帯電防止能及び持続性を得るために高分
子化合物に多量の多孔性無機微粉末を添加した場合には
、高分子化合物の力学的物性へ悪影響をあたえる。
特に該微粉体の吸油限界量近傍が性能ト好ましい。例え
ば、吸油i 500 m fl / 100 gのジャ
、イロライト型ケイ酸カルシウム(徳山曹達製フローラ
イト■R)においては含浸比率はフローライト■R10
0g当り50−50−5O0の範囲であり、特に200
〜490ml1の範囲が良い。
液状の帯電防止剤を担持した多孔質無機微粉体のゴムま
たはプラスチックの如き高分子化合物中・\の混合方法
は特に限定されるものではなく、ゴムもしくはプラスチ
ックの種類や形態に応じて各種の方法が採用できる。例
えば未加硫ゴムに他の配合物とともに混練する方法であ
る。混練においては、バンバリーミキサ−ロール、又は
押出機等を用いれば良い。液状ゴムに対しては 攪拌機
による攪拌混合が採用される。
本発明の帯電防止能を有する液状の帯電防1」二剤を担
持した多孔質無機微粉体の有機高分子化合物中への配合
量は、0.01〜10重量%が好ましく、より好ましく
は0.1〜5.0重量%である。帯電防止剤を担持l・
ている多孔質無機微粉体は少量でも寸分に′:ftFM
防止及び除電効果が発現する。
有機高分子化合物としてゴムまたはプラスチックがあり
、ゴムまたはプラスチックとして天然ゴム、スヂレンー
ブタジェンゴム、ブタジェノゴムアクリロニトリル−ブ
タジェンゴム、ニトリルゴム、クロロブレノゴム、アク
リルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ポリイソプレン
ゴム、ブチルゴム、エビタロルヒドリンゴム、ポリウレ
々ニゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の単独又はこ
れらのブレンド物を挙げることかできる。シリコーンゴ
ムには、熱が加えられることによって弾性体となる加熱
加硫型と、室温で放置するたけで弾性体となる常温加硫
型がある。加熱加硫型シリRRR 化学構造を有するシリコーン生ゴムに、加硫剤として有
機過酸化物を加えて素練りした後に加熱することにより
加硫されて弾性が付与される。
本発明における帯電防止剤を担持した多孔質無機微粉体
を合成樹脂塗料に混合分散し、プラスチックもしくはゴ
ム成形物に塗布しても良い。該塗料は一般に用いられて
いる合成樹脂塗料が使用可能である。塗料として、例え
ばアルキド樹脂系塗料、アミノアルキド樹脂系塗料、ビ
ニル樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、エポキシ樹脂系
塗料、ウレタン樹脂系塗料、不飽和ポリエステル系塗料
、塩化ゴム系塗料等があげられる。本発明の帯電防止剤
を担持した多孔質無機微粉体の合成樹脂塗料中l\の混
合分散方法は特に限定されるものではないが、攪拌機な
らびに三木ロールによる混合分散が好ましいへ 本発明の有機高分子材料より得られる帯電防止能を付与
されたゴムもしくはプラスチックの成形品の用途として
は、製紙用、印刷事務用、染色用繊維用、電子複写機用
等のゴムロールならびにプラスチックロールや、伝導ベ
ルト、コンベヤベル(、タイヤ、ゴムホース、プラスチ
ックバイブ等のf電防止に用いることが可能である。ま
た、成型品の浮遊ゴミの吸着による汚れの防止やEMI
成形品等にも用いることができる。
本発明においてゴム中もしくは、プラスック中に帯電防
止能を有する液状の帯電防止剤を担持した多孔質無機微
粉体を添加混合した場合の高い帯電防止性能と、長期間
にわたる帯電防止能の維持が得られる機構については必
ずしも明らかではないが、;IJ: =防止能を有する
液状の帯電防止剤を多孔質無機微粉体に担持させたこと
により、該帯電防止剤のゴム中もしくはプラスチック中
への分散が容易となり、かつ均一に分散されるために高
い帯電防止能が得られるものと思われる。また多孔質微
粉体に担持された11:電防止剤は、該微粉体より徐々
に放出され、表面に径行していくため帯電防止能の良好
な接続効果が発現されるものと思われる。
また、帯電防止剤をゴムもしくはプラスチックに直接添
加する際には該母材との相溶性が問題となるが、本発明
においては、相溶性は考慮しなくても良くなるために添
加量を必要に応じ自由に選択できるため、帯電防止性能
を簡便に調整することが可能である。
また一般に帯電防止剤を直接ゴムやプラスチックに添加
した場合、該母材の物性や他の性能が低下することが多
いが、本発明においては低下を防止しながら、帯電防止
能を発現することができる。これは液状の!電防止剤を
多孔質無機微粉体に含浸担持させ粉体化したことにより
、相分離が生じないためと思われる。
〔製造例1〕 平均粒径25μm、細孔径約0.01〜10μm、吸油
量500mλ/100g、見掛比重0.1、BET比表
面積115rr?/gのジャイロライト型ケイ酸カルシ
ウム(徳山曹達製フローライト■R)100重量部を、
攪拌装置に導入し攪拌させながらパーフルオロエチレン
オキシド付加物(N−ポリオキシエチレン−N−アルキ
ル−パーフルオロオクタンスルホン酸アミド)からなる
フッ素系界面活性剤(三菱金属製エフトップ■EF12
2B)をジャイロライト型ケイ酸カルシウム100g当
り400mj2の量になるように徐々に滴下した。該フ
ッ素系界面活性剤を全量滴下後に、該フッ素界面活性剤
を均一に含浸担持しているケイ酸カルシウム微粉体を攪
拌装置から取り出し、フッ素系界面活性剤担持多孔質ケ
イ酸カルシウム微粉体を得た。得られた微粉体は、微粉
状態を維持していた。
〔製造例2〕 製造例1と同様にして、ポリエーテル変性シリコーンオ
イル(トーレ・シリコーンgsF8410)担持多孔質
ケイ酸カルシウム微粉体を調製した。得られた微粉体は
、微粉状態を維持していた。
(製造例3) フッ素系界面活性剤の担持量をジャイロライト型ケイ酸
カルシウム100g当り30mでの量になるように、多
孔質ケイ酸カルシウムにフッ素系界面活性剤を滴下する
ことを除いて、製造例1と同様にしてフッ素系界面活性
剤を担持している多孔質ケイ酸カルシウム微粉体を調製
した。得られた微粉体は微粉状態を維持していた。
〔製造例4〕 フッ素系界面活性剤の添加量をジャイロライト型ケイ酸
カルシウム100g当り800mρの量になるように、
多孔質ケイ酸カルシウムにフッ素系界面活性剤を滴下す
ることを除いて、製造例1と同様にしてフッ素系界面活
性剤を担持している多孔質ケイ酸カルシウム微粉体を調
製した。フッ素系界面活性剤の添加量が多孔質ケイ酸カ
ルシウム微粉体の吸油量よりも多いので、フッ素系界面
活性剤世持多孔質ケイ酸カルシウム微粉体はペースト状
であった。
ている多孔質ケイ酸カルシウム微粉体3重量部、加硫剤
(2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリブチルパ
ーオキシ)ヘキサンの50%ペースト)0.75重量部
及び熱加硫型ジメチルシリコーンゴムポリマー100重
量部を混合して、該シリコーンゴム中に多孔質ケイ酸カ
ルシウム微粉体を繰込み、170℃で10分間プレス成
型し、20mmX60mmX2mmの平板状ゴム成形体
を得た。該平板状ゴム成形体を、さらに200tで4時
間二次加硫処理をおこなった。
加硫処理された平板状ゴム成形体の1F電防止能を下記
の如くして測定した。
平板状ゴム成形体に、コロナ放電により一50OOVを
1秒間印加した後、直ちに感応板プローブを用いて平板
状ゴム成形体表面の表面電位計で測定した。測定結果を
下記第1表及び第1図に示す。
大JC緩ユ 製造例2で調製した、ポリエーテル変性シリコーンオイ
ルを担持している多孔質ケイ酸カルシウム微粉体をフッ
素系界面活性剤担持ケイ酸カルシウム微粉体のかわりに
用いることを除いて、実施例1と同様にして平板状ゴム
成形体を調製した。
得られた平板状ゴム成形体の帯電防止能の測定結果を第
1表及び第1図に示す。
比較例1 フッ素系界面活性剤担持ケイ酸カルシウム微粉体を用い
ないことを除いて実施例1と同様にして平板状ゴム成形
体を調製した。得られた平板状ゴム成形体の帯電防止能
の測定結果を第1表及び第1図に示す。
第  1  表 止3日生ユ 製造例3で得られたフッ素系界面活性剤担持多孔質ケイ
酸カルシウム微粉体を使用することを除いて実施例1と
同様にして平板状ゴム成形体を調製した。得られた平板
状ゴム成形体の′vr電防止能の測定結果を第1図に示
す。実施例1及び2の平板状ゴム成形体と比較して、帯
電防止能に劣っていた。
比較例3 製造例4で得られたペースト状のフッ素系界面活性剤担
持多孔質ケイ酸カルシウム微粉体を使用することを除い
て、実施例1と同様にして平板状ゴム成形体を調製した
。得られた平板状ゴム成形体は、帯電防止能に優れてい
るものの硬度1反発弾性及び引張強度が実施例1の平板
状ゴム成形体と比較して劣っていた。
実施例1及び比較例1乃至3の平板状ゴム成形体の計時
性を下記第2表に示す。
第、2表 〔実施例3] 実施例1で調製した熱加硫型シリコーンゴムを弾性層と
して有する熱圧定着装置用の加圧ローラを下記の如く製
造した。
あらかじめ、150℃に予備加熱しておいた金型内に実
施例1中で調製した未加硫処理の熱加硫型シリコーンゴ
ムを巻いたシロキサン系プライマー塗布ステンレス製芯
金を設置し、150℃でプレス加硫した。硬化後に金型
により取り出しローラ表面を研磨し、外径16mmのシ
リコーンゴム被覆加圧ローラを得た。
〔実施例4〕 実施例3と同様の方法で実施例2で調製した熱加硫型シ
リコーンゴムを弾性層として有する熱圧定着装置用の加
圧ローラを得た。
(比較例4) 実施例3と同様の方法で比較例1の熱加硫シリコーンゴ
ムを弾性層として有する熱圧定着装置用の加圧ローラを
得た。
〔比較例5〕 ゴム100重量部について3重量部のポリエーテル変性
シリコーンオイルを含有したモレキュラーシーブスを加
硫剤と共に、熱加硫型ジメチルシリコーンゴム中に練り
込み、実施例3と同様の方法で該熱加硫型ジメチルシリ
コーンゴムを弾性層として有する熱圧定着装置用の加圧
ローラを得た。
ポリエーテル変性シリコーンオイルを含有したモレキュ
ラーシーブスはポリエーテル変性シリコーンオイルとし
てトーμ・シリコーン製の5F8410を使用し、モレ
キュラシーブスとじて吸油量約20 m fl / 1
. OOgのユニオン・カーバイト社のr13XJを使
用した。ポリエーテル変性シリコーンオイルの含有量は
モレキュラーシージス100重量部に対して50重量部
(モレキュラーシーブス100g当り約50mf1.)
使用した。
比較例吃 比較例2の熱加硫型シリコーンゴムを弾性体層として有
する熱圧定着装置用の加圧ローラを実施例3と同様の方
法で製造17た。
実験例 通紙用紙・テストパターンの未定着トナー像を形成した
A4版転写紙(普通紙) 通紙速度14枚7分 結果を第3表に示す。
第  3  表 を設置し、下記の条件にて連続通紙定着処理試験を行っ
た。定着ローラ1は外径20mmのアルミ製芯金の上に
テトラフルオロエチレン樹脂を15μmの層厚で被覆し
たものを用いた。
〔定着条件〕
定着ローラ表面管理温度:150℃ 定着ローラと加圧ローラ間の締付圧:6Kgf〔発明の
効果〕 1 ゴム、プラスチックに相溶しにくい帯電防止能を有
する液状物質を本発明の方法を用いることで、ゴム、プ
ラスチック中に混合分散し、保持することができる。
2、液状物質を多孔質@機微粉体に含浸担持させること
による粉体化でゴム、プラスチック中への分散が容易と
なるばかりでなく、均一分散が可能となる。
3 帯電防止能を有する液状物質を直接混合することに
よって生じる母材の物性、その他の性能の低下を防止で
きる。
4 多孔質無機微粉体に担持された帯電防止能を有する
液状物質が徐々に該微粉体から放出され表面に移行して
いくために効果の持続性が飛躍的に向上する。
5 帯電防止能を有する液状物質を担持した多孔質無機
微粉体は旬月中に均一分散されるため帯電防止剤を直接
添加した場合に比較して帯電防止能が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1゜実施例2.比較例1及び比較例2
の平板状ゴム成形体に関する表面電位のに示した図であ
る。 1・・・定着ローラ、   2・・・芯金、3・・・テ
トラフルオロエチレン樹脂層、4・・・加圧ローラ、 
  5・・・芯金、6・・・弾性体層、   7・・・
無機微粉体、8・・・サーミスタ、  10・・・トナ
ー像、11・・・転写材、    12・・・入口ガイ
ド、13・・・導通用板バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機高分子化合物及び液状の帯電防止剤を担持し
    ている多孔質無機微粉体を少なくとも含有しており、該
    多孔質無機微粉体は該有機高分子化合物中に分散されて
    おり、該多孔質無機微粉体は平均粒径1〜70μmを有
    し、液状の帯電防止剤を担持する前の該多孔質無機微粉
    体は吸油量100ml/100g以上を有し、該帯電防
    止剤は、該多孔質無機微粉体100g当り50ml以上
    の量であり、該多孔質無機微粉体の吸油量以下の量で該
    多孔質無機微粉体に担持されていることを特徴とする帯
    電防止能を有する有機高分子材料。
  2. (2)帯電防止剤が極性基及び非極性基を有し且つ疎水
    性及び親水性を有する界面活性剤である特許請求の範囲
    第1項記載の有機高分子材料。
  3. (3)帯電防止剤がポリエーテル変性シリコーンオイル
    である特許請求の範囲第1項または第2項の有機高分子
    材料。
  4. (4)帯電防止剤がアミノ変性シリコーンオイルである
    特許請求の範囲第1項または第2項の有機高分子材料。
  5. (5)多孔質無機微粉体が多孔質ジャイロライト型ケイ
    酸カルシウム、球状多孔質シリカ、シラスバルーンまた
    はそれらの混合物である特許請求の範囲第1項乃至第4
    項のいずれかに記載の有機高分子材料。
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