JPH0210702B2 - - Google Patents

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JPH0210702B2
JPH0210702B2 JP58233672A JP23367283A JPH0210702B2 JP H0210702 B2 JPH0210702 B2 JP H0210702B2 JP 58233672 A JP58233672 A JP 58233672A JP 23367283 A JP23367283 A JP 23367283A JP H0210702 B2 JPH0210702 B2 JP H0210702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mill
power consumption
roller
crushing
grinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58233672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60125260A (ja
Inventor
Hajime Asakawa
Masami Fujimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP23367283A priority Critical patent/JPS60125260A/ja
Publication of JPS60125260A publication Critical patent/JPS60125260A/ja
Publication of JPH0210702B2 publication Critical patent/JPH0210702B2/ja
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、竪型ローラミルのミル電力原単位が
所定の値になる様に、粉砕ローラの粉砕圧力を自
動的に制御することで、粉砕品の比表面積として
も表わされる粉末度の変動を小さくすることを目
的としたものである。
セメント原料や石炭等の粉砕では、所定の粉末
度以下であればその粒度構成が次工程において問
題になるということは通常ないが、セメント仕上
粉砕の場合のように製品の粉末度が直接セメント
品質に影響をおよぼすような場合には、粉砕品の
粉末度の安定化が特に重要になつてくる。
従来の竪型ローラミルにおいては、所定の粉末
度あるいは、比表面積を得るためには、分級機の
回転等により大略の制御を行つていた。この場
合、分級機以外の粉砕ローラの粉砕圧力あるいは
その他の運転条件は、粉末度あるいは比表面積の
変化に応じて連続的に対応調整されるということ
はなかつた。そのため分級機が一定の運転条件に
おいて運転されているにもかかわらず、竪型ロー
ラミルに供給される被粉砕物の粒径変化、あるい
はローラタイヤ、テーブルライナなどの粉砕部品
の摩耗により、竪型ローラミルの負荷変動が生じ
て、結果的には、粉砕品の粉末度あるいは比表面
積にバラツキが生じるという欠点があつた。
本発明は、以上の様な従来の欠点を除去するた
めになされたものであり、長期にわたつて安定し
た粉末度あるいは比表面積を有する粉砕品が得ら
れる様な制御方法を提供するものである。
本発明では、水平に回転する粉砕テーブルとこ
の粉砕テーブル上面に押圧されつつ従動回転する
粉砕ローラとの間で被粉砕物を粉砕する竪型ロー
ラミルにおいて、粉砕品の粉末度を制御する際
に、粉砕機の駆動モータの消費電力を把握するこ
とで、この駆動モータの消費電力原単位が所望の
電力原単位より小さくなれば、粉砕テーブル上面
を押付ける粉砕ローラの圧縮力を増加させ、逆
に、前記消費電力原単位が所望の電力原単位より
大きくなれば、前記粉砕ローラの圧縮力を減少さ
せるようにして、粉砕ローラの圧縮力を自動的に
制御し、粉砕品の粉末度を安定させるようにし
た。
以下、図面とともに本発明をさらに詳細に説明
する。
第1図は粉砕エネルギと粉砕品の比表面積の関
係を示したものであり、曲線a,b,cは、それ
ぞれ被粉砕物の硬度等による粉砕性(例えば、ワ
ークインデツクス等)の異なる被粉砕物の粉砕エ
ネルギーと粉砕品の比表面積との関係を示すもの
である。なお、第1図において、粉砕性の良い順
序、例えば、硬度の小さい順序は、b,a,cで
示す曲線の順序である。この関係は、発明者等
が、粉砕エネルギを粉砕圧力の増加減に伴なつて
変化するミル電力原単位(KWH/t粉砕品)と
し、これと粉砕品の比表面積との関係として求め
たものであり、比表面積は粉砕エネルギと比例関
係にあり、粉砕エネルギが大きくなると、比例関
係が図示したように若干くずれてくる。なお、こ
こでいうミル電力原単位(KWH/t粉砕品)と
は、単位重量の粉砕品を得るために必要なミルの
所要動力である。
第2図は本発明を実施する装置の1実施例を示
すものである。
第2図に示すように、駆動モータ7と減速機1
2によつて水平に回転する粉砕テーブル6と、こ
の粉砕テーブル6上面に押圧されつつ従動回転す
る粉砕ローラ5との間で、被粉砕物を粉砕する竪
型ローラミル1において、緊張油圧ユニツト2よ
り電磁式リリーフ弁3を経由してきた油圧によつ
て、油圧シリンダ4が粉砕ローラ5を粉砕テーブ
ル6の上面に圧縮させる。この圧縮力、すなわ
ち、粉砕圧力は、粉砕エネルギに関連するもので
あり、本粉砕圧力の増減により粉砕品の比表面積
の増減のコントロールが任意に行える。すなわ
ち、例えば、第1図の曲線aで示すような、ある
一定の粉砕性を有する被粉砕物を一定量ずつ粉砕
する場合において、予め、第2図の10で示す制
御、演算機能を有する調節計に、曲線aで示され
る比表面積とミル電力原単位との関係式を記憶さ
せておく。そして、この調節計10には、要求さ
れる粉砕品の比表面積(第1図におけるb0)と粉
砕量をデータとして別途、入力し、この比表面積
b0に対するミル電力単位(第1図におけるe0)を
前記の関係式から算出させて、運転制御の基準値
として設定しておく。前記の入力する粉砕量は、
運転制御時のミル電力値の変化に対応させたミル
電力原単位を算出させるためのものである。勿
論、ミル電力値からこのミル電力原単位を算出さ
せる式も調節計10に予め記憶させておき、ま
た、前記の比表面積とミル電力原単位との関係式
と、前記のミル電力値の変化に対応させてミル電
力原単位を算出させる式とを関連づける式も調節
計10に記憶させておく。
このようにして、調節計10には、ミル運転時
に、粉砕品の比表面積を一定に制御するための条
件が設定される。
勿論、ミルへの被粉砕物の供給量(粉砕量)
は、ミルの原料投入シユート17の前に設けられ
た定量供給機により、前記調節計10に入力した
粉砕量と同一量になるように制御される。
このような状態でミル運転を開始させる。そし
て、ミルの定常運転中に、運転条件が一定(被粉
砕物のミルへの供給量および粉砕ローラ5の圧縮
力等が一定)のもとで、例えば、被粉砕物の粒径
変化を生じ、粒径の大きい被粉砕物が供給されれ
ば、それに対応してミルの電力値が大きくなつ
て、ミルの負荷変動が生じる場合がある。これ
は、被粉砕物のローラ5とテーブル6への噛み込
み性が良くなつて、粉砕効率が向上するからであ
る。従つて、このような場合、ミル電力原単位が
増加するため、粉砕品の比表面積が増加する。す
なわち、第1図の曲線aにおける点a0が点a1に移
動し、ミル電力原単位がe0からe1に上昇し、それ
に伴つて粉砕品の比表面積がb0からb1に増加す
る。このような状況になれば、要求される粉砕品
の比表面積(この場合b0)が一定に保たれなくな
る。従つて、このような状況の時には、ミル電力
値を、電力変換器9を介して調節計10へ送り、
調節計10により、即座にミル電力原単位(この
場合、この値はe1)を算出させる。そして、予め
設定しておいたミル電力原単位(この場合、この
値はe0)になるように、即ち、ミル電力原単位が
e1からe0まで減少するように、調節計10より電
流変換器11を経由して、電磁式リリーフ弁3に
電流信号が送られ、電磁式リリーフ弁3は自動的
に圧力を減少させ、粉砕ローラ5の圧縮力を減少
させる。
また、これと反対に、ミル定常運転中に、粒径
の小さい被粉砕物がミル1に供給されるようにな
れば、この被粉砕物のローラ5とテーブル6への
噛み込み性が低下する場合があるが、この場合に
は、ミル電力値が低下する。従つて、ミルの電力
原単位が低下して粉砕品の比表面積が減少するの
で、この場合には、電磁式リリーフ弁3は自動的
に圧力を上昇させ、粉砕ローラ5の圧縮力を増加
させる。
一方、ローラタイヤあるいはテーブルライナが
摩耗してくれば、ミル1の粉砕効率が減少して、
ミル電力値が低下し、ミル電力原単位が低下する
が、このような場合も、自動的に粉砕ローラ5の
圧縮力を増加させる。以下、ミルの電力変化に対
して電磁式リリーフ弁3が圧力を連続的にコント
ロールして、一定のミル電力原単位を保つて、粉
砕品の比表面積や粉末度を所望の値に常に自動的
に保ちうるようにしたものである。また、粉砕品
の比表面積を変えようと思えば、新たな比表面積
を調節計10に再セツトし、この比表面積に対応
したミル電力原単位を設定させておくことで容易
に伝える。さらに、ミル粉砕量を変えようと思え
ば、新たな粉砕量の数値を調節計10に再セツト
すれば良い。
なお、第2図において、8はミル電力計、13
はスイングレバー、14は回転セパレータ、15
は回転セパレータ14用の電動機である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、竪型ローラミルにおける粉砕品の粉末度ある
いは比表面積を所定の値に自動的にコントロール
して、安定した製品を造り出すことができるとと
もに、オペレータの省力化も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は粉砕エネルギと粉砕品の比表面積の関
係を示す線図、第2図は本発明の方法を実施する
装置の1実施例を示す制御系統図であるど 1……竪型ローラミル、2……緊張油圧ユニツ
ト、3……電磁式リリーフ弁、4……油圧シリン
ダ、5……粉砕ローラ、6……粉砕テーブル、7
……駆動モータ、9……電力変換器、10……調
節計、11……電流変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平に回転する粉砕テーブルとこの粉砕テー
    ブル上面に押圧されつつ従動回転する粉砕ローラ
    との間で被粉砕物を粉砕する竪型ローラミルにお
    いて、粉砕機の駆動モータの消費電力を把握する
    ことで、この駆動モータの消費電力原単位が所望
    の電力原単位より小さくなれば、粉砕テーブル上
    面を押付ける粉砕ローラの圧縮力を増加させ、逆
    に、前記消費電力原単位が所望の電力原単位より
    大きくなれば、前記粉砕ローラの圧縮力を減少さ
    せるようにして、粉砕ローラの圧縮力を自動的に
    制御し、粉砕物の粉末度を安定させる竪型ローラ
    ミルにおける粉砕品粉末度の制御方法。
JP23367283A 1983-12-13 1983-12-13 竪型ロ−ラミルにおける粉砕品粉末度の制御方法 Granted JPS60125260A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23367283A JPS60125260A (ja) 1983-12-13 1983-12-13 竪型ロ−ラミルにおける粉砕品粉末度の制御方法

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JP23367283A JPS60125260A (ja) 1983-12-13 1983-12-13 竪型ロ−ラミルにおける粉砕品粉末度の制御方法

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JPS60125260A JPS60125260A (ja) 1985-07-04
JPH0210702B2 true JPH0210702B2 (ja) 1990-03-09

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ID=16958718

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JP23367283A Granted JPS60125260A (ja) 1983-12-13 1983-12-13 竪型ロ−ラミルにおける粉砕品粉末度の制御方法

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63162049A (ja) * 1986-12-26 1988-07-05 三菱鉱業セメント株式会社 竪型ミルの運転方法
JPS63166444A (ja) * 1986-12-26 1988-07-09 三菱鉱業セメント株式会社 異なる被粉砕物を無作為に粉砕する竪型ミルの運転方法
JP2744019B2 (ja) * 1988-07-29 1998-04-28 バブコツク日立株式会社 竪型ミルの制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338818A (en) * 1976-09-22 1978-04-10 Hitachi Ltd Air valve for fuel injection
JPS5888042A (ja) * 1981-11-20 1983-05-26 株式会社日立製作所 石炭ミルの制御装置
JPS594451A (ja) * 1982-06-14 1984-01-11 スタン・アンデユストリイ 鉛直軸型バウルミル

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JPS60125260A (ja) 1985-07-04

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