JPS604604Y2 - コ−クス破砕装置 - Google Patents
コ−クス破砕装置Info
- Publication number
- JPS604604Y2 JPS604604Y2 JP13388882U JP13388882U JPS604604Y2 JP S604604 Y2 JPS604604 Y2 JP S604604Y2 JP 13388882 U JP13388882 U JP 13388882U JP 13388882 U JP13388882 U JP 13388882U JP S604604 Y2 JPS604604 Y2 JP S604604Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coke
- crusher
- supplied
- moisture
- crushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコークスの破砕装置に関し、特に供給される
コークスに含まれる水分が一定していない場合でも、破
砕の際コークス粉の発生が少なく、シかもランニングコ
ストの安価なコークス破砕装置に関する。
コークスに含まれる水分が一定していない場合でも、破
砕の際コークス粉の発生が少なく、シかもランニングコ
ストの安価なコークス破砕装置に関する。
従来、例えば焼結鉱用コークスの最終破砕行程等におい
て、粒径−50rIrIILのコークスを粒径−3mm
に破砕する場合には主にロッドミルかダブルロールクラ
ッシャが使用され、旋動式破砕機は使用されていなかっ
た。
て、粒径−50rIrIILのコークスを粒径−3mm
に破砕する場合には主にロッドミルかダブルロールクラ
ッシャが使用され、旋動式破砕機は使用されていなかっ
た。
このように主としてロッドミルかダブルロールクラッシ
ャが使用されてきた理由としては、ロッドミルおよびダ
ブルロールクラッシャは供給されるコークスに含まれる
水分の増加に伴う能力低下が少ないことが掲げられる。
ャが使用されてきた理由としては、ロッドミルおよびダ
ブルロールクラッシャは供給されるコークスに含まれる
水分の増加に伴う能力低下が少ないことが掲げられる。
しかしロッドミルにおいては、コークスの過粉砕による
粉の発生率が高く、例えば破砕径粒径−0,5mmの粉
が約50%゛も含まれてしまうこと、および製品粒度調
整が難しく焼結鉱の強度低下の原因となったりロッドや
胴体ライナの摩耗が激しいことや動力消費が激しいこと
によるランニングコストがかすりすぎる等の欠点を有し
ていた。
粉の発生率が高く、例えば破砕径粒径−0,5mmの粉
が約50%゛も含まれてしまうこと、および製品粒度調
整が難しく焼結鉱の強度低下の原因となったりロッドや
胴体ライナの摩耗が激しいことや動力消費が激しいこと
によるランニングコストがかすりすぎる等の欠点を有し
ていた。
またダブルロールクラッシャにおいては、ロールタイヤ
が偏摩耗しやすいので保守が難しく、また−基当りの破
砕能力が小さいという欠点を有していた。
が偏摩耗しやすいので保守が難しく、また−基当りの破
砕能力が小さいという欠点を有していた。
これに対し旋動式破砕機においては、供給されるコーク
スに含まれる水分量の増加に伴う能力低下(水分量5%
で急激に低下を起す)が著しく、また高水分時にはバッ
キングが発生し稼動不可となるという欠点を有している
ために、従来はとんど使用されていなかったものである
が、粉の発生率が少ないこと、処理能力が大きく安価(
機械本体金額がロッドミルの2分のlから3分の1)で
あること、破砕室ライナの偏摩耗が少なく消耗部品費用
が低いこと、動力消費が少ない(ロッドミルの約半分)
こと、および製品粒度調整、保守が簡単であるという長
所を有しているものである。
スに含まれる水分量の増加に伴う能力低下(水分量5%
で急激に低下を起す)が著しく、また高水分時にはバッ
キングが発生し稼動不可となるという欠点を有している
ために、従来はとんど使用されていなかったものである
が、粉の発生率が少ないこと、処理能力が大きく安価(
機械本体金額がロッドミルの2分のlから3分の1)で
あること、破砕室ライナの偏摩耗が少なく消耗部品費用
が低いこと、動力消費が少ない(ロッドミルの約半分)
こと、および製品粒度調整、保守が簡単であるという長
所を有しているものである。
この考案は上記のような旋動式破砕機の長所に着目し、
また低水分コークスが破砕機に供給されるコークスの全
体の約90%を含めているという実状に鑑み、従来の破
砕工程に旋動式破砕機を用いた低水分コークスの破砕工
程を併設することにより、粉の発生率が少なく、またラ
ンニングコストの低いコークス破砕装置を提供すること
を目的とするものである。
また低水分コークスが破砕機に供給されるコークスの全
体の約90%を含めているという実状に鑑み、従来の破
砕工程に旋動式破砕機を用いた低水分コークスの破砕工
程を併設することにより、粉の発生率が少なく、またラ
ンニングコストの低いコークス破砕装置を提供すること
を目的とするものである。
第1図はこの考案の第1の実施例を示すものであって、
サージパイルの排出シュート2の下方にはフィーダベル
ト3が配置され、このフィーダベルト3はモータ4に接
続されて駆動されるようになっている。
サージパイルの排出シュート2の下方にはフィーダベル
ト3が配置され、このフィーダベルト3はモータ4に接
続されて駆動されるようになっている。
モしてモータ4はベルトフィーダ制御板5に接続されて
おり、ベルトフィーダ制御板5はサージパイル1の排出
シュート2に設置された水分計6からの信号aを入力さ
れて、モータ4を正逆両方向に駆動させるようになって
いるものである。
おり、ベルトフィーダ制御板5はサージパイル1の排出
シュート2に設置された水分計6からの信号aを入力さ
れて、モータ4を正逆両方向に駆動させるようになって
いるものである。
フィーダベルト3の一方の端部下方には旋動式破砕機7
が設置されており、フィーダベルト3によって搬送され
てきたコークスが導入される(矢印A)ようになってい
る。
が設置されており、フィーダベルト3によって搬送され
てきたコークスが導入される(矢印A)ようになってい
る。
さらに旋動式破砕機7の下方には分級機8が配置され、
旋動式破砕機7から排出されたコークスが導入される(
矢印B)ようになっている。
旋動式破砕機7から排出されたコークスが導入される(
矢印B)ようになっている。
そして分級機8によって分別された細粒(粒径−3mm
)は図示しない貯鉱槽へ送られ(矢印C)、また粗粒(
粒径十:3y+m)は再び旋動式破砕機7に送られる(
矢印D)ようになっている。
)は図示しない貯鉱槽へ送られ(矢印C)、また粗粒(
粒径十:3y+m)は再び旋動式破砕機7に送られる(
矢印D)ようになっている。
また、フィーダベルト3の他方の端部下方にはサージピ
ン9が配置され、フィーダベルト3によって搬送されて
きたコークスが導入される(矢印E)ようになっている
。
ン9が配置され、フィーダベルト3によって搬送されて
きたコークスが導入される(矢印E)ようになっている
。
さらにサージピン9の下方にはダブルロールクラッシャ
10が配置され、サージピン9からロータリフィーダ1
1によってコークスが供給されるようになっている。
10が配置され、サージピン9からロータリフィーダ1
1によってコークスが供給されるようになっている。
そしてダブルロールクラッシャ10の下方には分級機1
2が配置されてダブルロールクラッシャ10から排出さ
れたコークスが導入され(矢印F)、前記と同様に分級
機12によって分別された細粒は図示しない貯粒槽へ(
矢印G)、粗粒はサージピン9に送られる(矢印H)よ
うになっている。
2が配置されてダブルロールクラッシャ10から排出さ
れたコークスが導入され(矢印F)、前記と同様に分級
機12によって分別された細粒は図示しない貯粒槽へ(
矢印G)、粗粒はサージピン9に送られる(矢印H)よ
うになっている。
上記コークス破砕装置は、コークスが排出シュート2を
通過する際、水分計6によってコークスに含まれる水分
量が検出され、ベルトフィーダ制御盤5が水分計6から
の信号aによって、供給されるコークスが低水分コーク
ス(水分5%以下)の場合には、フィーダベルト3がコ
ークスを旋動式破砕機7に供給する方向にモータ4を駆
動させ、また高水分コークス(水分5%以上)の場合に
は、フィーダベルト3がコークスをサージピン9に供給
する方向にモータ4を駆動させる。
通過する際、水分計6によってコークスに含まれる水分
量が検出され、ベルトフィーダ制御盤5が水分計6から
の信号aによって、供給されるコークスが低水分コーク
ス(水分5%以下)の場合には、フィーダベルト3がコ
ークスを旋動式破砕機7に供給する方向にモータ4を駆
動させ、また高水分コークス(水分5%以上)の場合に
は、フィーダベルト3がコークスをサージピン9に供給
する方向にモータ4を駆動させる。
このようにして、供給されるコークスが低水分コークス
の場合には旋動式破砕機7によって破砕され、高水分コ
ークスの場合にはダブルロールクラッシャ10によって
破砕される。
の場合には旋動式破砕機7によって破砕され、高水分コ
ークスの場合にはダブルロールクラッシャ10によって
破砕される。
なおダブルロールクラッシャ10の代りにロッドミルに
よって高水分コークスを破砕するようにしてもよく、ま
た水分計6の代りに旋動式破砕機7に公知のセルシン発
信装置を設けて、高水分コークスが旋動式破砕機7に抜
入された時に発生するバッキング(このとき破砕類が上
下に激しく動く)を検出し、モータ4の駆動方向を切替
るようにしてもよい。
よって高水分コークスを破砕するようにしてもよく、ま
た水分計6の代りに旋動式破砕機7に公知のセルシン発
信装置を設けて、高水分コークスが旋動式破砕機7に抜
入された時に発生するバッキング(このとき破砕類が上
下に激しく動く)を検出し、モータ4の駆動方向を切替
るようにしてもよい。
第1表および第2図は低水分コークス(水分5%以下の
もの)を旋動式破砕機によって破砕した場合の消費電力
および製品の粒度構成を表わしたものであり、第2表お
よび第3図のロッドミルによって破砕した場合の結果と
比較すると、低水分コークスに対して旋動式破砕機の方
が粉(粒径−0,5mmのもの)の発生率が低く、また
消費電力も少ないことが明確である。
もの)を旋動式破砕機によって破砕した場合の消費電力
および製品の粒度構成を表わしたものであり、第2表お
よび第3図のロッドミルによって破砕した場合の結果と
比較すると、低水分コークスに対して旋動式破砕機の方
が粉(粒径−0,5mmのもの)の発生率が低く、また
消費電力も少ないことが明確である。
次にこの考案によるコークス破砕装置によって破砕を行
い粒径−3,577EIF+のコークスの生産量を第2
表のロッドミルと等しくした場合の消費電力を示したも
のが第3表であり、また粒径+3.5mmのコークスを
除去じた製品の粒度構成を示したものが第4表である。
い粒径−3,577EIF+のコークスの生産量を第2
表のロッドミルと等しくした場合の消費電力を示したも
のが第3表であり、また粒径+3.5mmのコークスを
除去じた製品の粒度構成を示したものが第4表である。
この実施結果を第2表および、Iドロラドミルで破砕を
行い粒度+3.5mmのコークスを除去した粒度構成を
示す第5表と比較すると、この考案によるコークス破砕
装置が、従来のロッドミルのみによって破砕を行った場
合に比べて、消費電力および粉の発生率が少ないことが
明確である。
行い粒度+3.5mmのコークスを除去した粒度構成を
示す第5表と比較すると、この考案によるコークス破砕
装置が、従来のロッドミルのみによって破砕を行った場
合に比べて、消費電力および粉の発生率が少ないことが
明確である。
以上のようにこの考案は、破砕すべきコークスに含まれ
る水分の割合を検出し、水分が所定の割合よりも少ない
場合にコークスを旋動式破砕機に供給して破砕し、所定
の割合よりも多い場合にはダブルロールクラッシャまた
はロッドミルに供給して破砕するようにしたことにより
、旋動式破砕の高水分コークスの破砕に対する短所を補
ってその長所を生かし、実状において破砕機に供給され
るコークスの大半を占める低水分コークスを旋動式破砕
機によって破砕することができるので、過破砕による粉
の発生率が少なく、製品粒度調整及び保守が容易であり
、かつ消費電力が少なくてランニングコストが安価であ
るという優れた効果を有するものである。
る水分の割合を検出し、水分が所定の割合よりも少ない
場合にコークスを旋動式破砕機に供給して破砕し、所定
の割合よりも多い場合にはダブルロールクラッシャまた
はロッドミルに供給して破砕するようにしたことにより
、旋動式破砕の高水分コークスの破砕に対する短所を補
ってその長所を生かし、実状において破砕機に供給され
るコークスの大半を占める低水分コークスを旋動式破砕
機によって破砕することができるので、過破砕による粉
の発生率が少なく、製品粒度調整及び保守が容易であり
、かつ消費電力が少なくてランニングコストが安価であ
るという優れた効果を有するものである。
第1図はこの考案の一実施例を示す配置図、第2図は旋
動式破砕機のコークス破砕粒度分布表、第3図はロッド
ミルのコークスの破砕粒度分布表である。 1・・・・・・サージパイル、2・・・・・・排出シュ
ート、3・・・・・・フィーダベルト、4・・・・・・
モータ、5・・・・・・べ/Lトフイーダ制御板、6・
・・・・・水分計、7・・・・・・旋動式破砕機、10
・・・・・・ダブルロールクラッシャ。
動式破砕機のコークス破砕粒度分布表、第3図はロッド
ミルのコークスの破砕粒度分布表である。 1・・・・・・サージパイル、2・・・・・・排出シュ
ート、3・・・・・・フィーダベルト、4・・・・・・
モータ、5・・・・・・べ/Lトフイーダ制御板、6・
・・・・・水分計、7・・・・・・旋動式破砕機、10
・・・・・・ダブルロールクラッシャ。
Claims (1)
- コークス供給部材と、このコークス供給部材から供給さ
れるコークスを振り分けるようになっているコークス振
分部材と、このコークス振分部材からコークスが供給さ
れるようになっている旋動式破砕機と、この旋動式破砕
機に併設され、コークス振分部材からコークスを供給さ
れるようになっているダブルロールクラッシャまたはロ
ッドミルと、コークス供給部材に取り付けられ、供給さ
れるコークスに含まれる水分の量を検出する検出部材と
、制御部材とを具え、前記検出部材からの信号によって
前記制御部材が前記コークス振分部材を、供給されるコ
ークスに含まれる水分が所定の割合よりも少ない場合に
は、コークスを前記旋動式破砕機に供給する方向に駆動
させ、水分が所定の割合よりも多い場合には、コークス
を前記ロッドミルまたはダブルロールクラッシャに供給
する方向に駆動させるようになっていることを特徴とす
るコークス破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13388882U JPS604604Y2 (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | コ−クス破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13388882U JPS604604Y2 (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | コ−クス破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5939643U JPS5939643U (ja) | 1984-03-13 |
JPS604604Y2 true JPS604604Y2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=30301861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13388882U Expired JPS604604Y2 (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | コ−クス破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604604Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110302862B (zh) * | 2019-07-03 | 2020-11-17 | 安徽一诺青春工业设计有限公司 | 一种泥煤成型装置 |
-
1982
- 1982-09-03 JP JP13388882U patent/JPS604604Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5939643U (ja) | 1984-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4703897A (en) | Method and apparatus for continuous pressure comminution of brittle grinding stock | |
US4840315A (en) | Method and installation for a continuous pressure communution of brittle grinding stock | |
US5375776A (en) | Method and apparatus for the comminution of material for grinding | |
JP4285905B2 (ja) | 鉱物及び非鉱物物質を微粉砕するための方法及び装置 | |
KR940007521B1 (ko) | 수직형 로울러밀에 의한 분쇄장치 및 분쇄방법 | |
US5154362A (en) | Apparatus for crushing brittle material for grinding | |
JPS645942B2 (ja) | ||
JPH0237220B2 (ja) | ||
US4109871A (en) | Method and apparatus for processing abrasive material | |
DE3518543C2 (ja) | ||
US4690335A (en) | Methods and apparatus for two-stage crushing | |
CN207563058U (zh) | 一种自磨机顽石破碎及控制系统 | |
JPS604604Y2 (ja) | コ−クス破砕装置 | |
US3497142A (en) | Autogenous grinding process and mill systems | |
CN208944319U (zh) | 碎磨系统 | |
JPS604605Y2 (ja) | コ−クス破砕装置 | |
US3529778A (en) | Grinding method and system | |
US5058813A (en) | Method for comminuting brittle material to be ground | |
JPH08108082A (ja) | 粉砕機 | |
AU9128082A (en) | An autogenous grinding method | |
JPH0210787B2 (ja) | ||
CN216261247U (zh) | 一种干法选矿系统 | |
CN212791378U (zh) | 一种适用于矿石粘度变化大的磁铁矿选矿结构 | |
JPH0210702B2 (ja) | ||
JPH02277563A (ja) | 粉砕装置の制御方法 |