JPH02106435A - 車輌用パワートレーンの振動騒音低減装置 - Google Patents

車輌用パワートレーンの振動騒音低減装置

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JPH02106435A
JPH02106435A JP25915588A JP25915588A JPH02106435A JP H02106435 A JPH02106435 A JP H02106435A JP 25915588 A JP25915588 A JP 25915588A JP 25915588 A JP25915588 A JP 25915588A JP H02106435 A JPH02106435 A JP H02106435A
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gear
shaft
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transmission system
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Hisao Uchiyama
内山 久男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車輌用パワートレーンの振動騒音低減装置に
係り、特に車輌用パワートレーンの歯車伝達系の回転変
動を防止して騒音の発生を低減し得る車輌用パワートレ
ーンの振動騒音低減装置に関する。
〔従来の技術〕
車輌においては、内燃機関の駆動力を車輪に伝達するた
めに、発進機能を有するクラッチ、内燃機関特性と動力
性能を適合させる機能を有する変速機、複数の車輪へト
ルクを分割する差動機、交差する角度が変化する回転軸
へトルクを伝達する機能を有する自在継手、軸の伸縮を
許容しながらトルクを伝達する機能を有するスプライン
継手等から構成されたパワートレーン(動力伝達装置)
を設けている。
ところで、歯車を備えた歯車伝達系のパワートレーンに
おいては、歯と歯との噛合により歯車音が発生するので
、この歯車音を低減するために、内燃機関のクランク軸
に固設したフライホイールを大きくしたり、クラッチば
ねの特性を多段式に構成している。即ち、第4図に示す
如く、四輪駆動のパワートレーンの歯車伝達系において
は、内燃機関からの駆動力は、歯車伝達系の入力軸たる
変速機側入力軸102に伝達され、そしてカウンタ軸1
04を介して前側の差動機106に至り、この差動機1
06により前車輪側に伝達されるとともに、この差動機
106の終減速歯車108、トランスファ110のトラ
ンスファ側入力軸112、歯車伝達系の出力軸たるトラ
ンスファ側出力軸114及び推進軸(図示せず)を介し
て後車輪側に伝達される。
また、回転軸の振動減衰装置としては、例えば実公昭5
9−22362号公報に開示されている。
この公報に記載のものは、車輪に連結するドライブシャ
フトの振動減衰用環状錘を放射方向の奇数本の弾性連結
部材を介して取付けるとともに、隣合う弾性連結部材間
の空間に弾性連結部材の伸縮量を規制するストッパを前
記環状錘から中心に指向して突設し、前記環状錘の振動
に安定性を与えるとともに、前記環状錘のこじれ振動を
防止するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来、パワートレーンの歯車伝達系において
は、歯車を備えたカウンタ軸104、トランスファ側入
力軸112等の各中間軸が内燃機関の回転変動に伴って
回転変動して振動し、つまり、第5図に示す如く、例え
ばトランスファ側入力軸112に固設したトランスファ
側入力歯車116とこのトランスファ側入力歯車116
に噛合するトランスファ側出力歯車118との噛合周波
数が大となり、このため、歯車の歯の噛合い時に歯車音
が発生し、騒音が大になるという不都合があった。
また、歯車の歯の噛合による騒音の発生を低減するため
に、クランク軸に固設したフライホイールを大きくする
と、内燃機関の大型化を招く不都合があった。
更に、フライホイールのみで騒音の発生を低減させる構
成の場合には、慣性質量を大にすべくフライホイールに
回転変動防止部材を設けたりするので、歯車伝達系全体
の振動が低くならず、もって騒音の発生を充分に低減す
ることができないという不都合があった。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
車輌用パワートレーンの歯車伝達系入力軸及び出力軸間
に位置する中間軸に回動変動防止部材を設けることによ
り、歯車伝達系回動変動を防止して歯車音を効果的に低
下して騒音の発生を低減するとともに、内燃機関の小型
化を図り、しかも歯車伝達系全体の振動を効率良く低減
し得る車輌用パワートレーンの振動騒音低減装置を実現
するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、車輌用パワート
レーンの歯車伝達系入力軸及び出力軸間に位置する中間
軸に前記歯車伝達系の回転変動を防止すべく慣性質量を
大とする回転変動防止部材を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、回転変動防止部材を歯車伝達
系の中間軸に設けているので、歯車伝達系の回転変動を
中間軸に直接設けた回転変動防止部材によって防止する
ことができ、歯車音の発生を極力低減し得て、歯車伝達
系全体の振動を効率良(低減することができる。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
第1〜3図は、この発明の実施例を示すものである。図
において、2は車輌の手動変速機、4は前側の差動機、
6は推進軸(図示せず)に連結するトランスファである
。これ等手動変速機2、差動機4、トランスファ6等は
、パワートレーンの歯車伝達系を構成している。
手動変速機2は、内燃機関(図示せず)からの駆動力を
入力する歯車伝達系の入力軸たる変速機側入力軸8と、
この変速機側入力軸8の回転力を差動機4に伝達させる
べく歯車伝達系の中間軸たるカウンタ軸10とを有して
いる。入力軸8とカウンタ軸10とには、例えば、1連
用第1歯車12と、2速用第2歯車14と、3速用第3
歯車16と、4速用第4歯車18と、5速用第5歯車2
0と、■・2速切換用ロースピードスリーブ22と、3
・4速切換用ハイスピードスリーブ24と、5速スリー
ブ26等とが夫々固着されている。
即ち、変速機側入力軸8に、入力側つまり第1図におい
て右側から1連用第1歯車12と、3速用第3歯車16
と、3・4速切換用ハイスピードスリーブ24と、5速
スリーブ26とが順次設けられている。また、カウンタ
軸10には、第1図において右側から1・2速切換用ロ
ースピードスリーブ22と、2連用第2歯車14と、4
連用第4歯車18と、5速用第5歯車20とが順次設け
られている。また、手動変速機2の変速機ケース28と
クラッチハウジング30間には、リバースアイドラギヤ
32を固定させたリバースアイドラ軸34を設ける。
手動変速機2は、駆動軸を介して前車輪(図示せず)を
回転させる差動機4に連結している。
この差動機4に連結するトランスファ6には、本体36
内に歯車伝達系の他の中間軸であるトランスファ側入力
軸38を有している。このトランスファ側入力軸38の
一端側にトランスファ側人力歯車40が設けられている
とともに、他端側にはトランスファ側被動歯車42が設
けられている。
これにより、内燃機関の駆動力を分配するトランスファ
6は、前側の差動機4の終減速歯車44と噛合する前記
トランスファ側被動歯車42により手動変速機2から伝
達される駆動力を、トランスファ側入力歯車40からト
ランスファ側出力歯車46を介して歯車伝達系の出力軸
であるトランスファ側出力軸48に出力する。このトラ
ンスファ側出力軸48から出力される駆動力は、接続具
50を介して接続された図示しない推進軸、後側の差動
機等を経て、図示しない後車輪側に伝達されるものであ
る。
また、歯車伝達系の中間軸である例えばトランスファ側
入力軸38には、該トランスファ側入力軸38の回転変
動を防止すべく慣性質量を大とする回転変動防止部材5
2を設ける。この回転変動防止部材52は、例えば材質
が浸炭鋼(S c r 420)等からなり、第2図に
示す如く、トランスファ側入力軸38の圧入嵌合部38
aに圧入して取付けられる。
次に、この実施例の作用を説明する。
内燃機関からの駆動力は、手動変速機2の変速機側入力
軸8からカウンタ軸10を介して前側の差動機4に至り
、前車輪側に伝達されるとともに、終減速歯車44を介
してトランスファ6のトランスファ側入力軸38に伝達
し、トランスファ側入力歯車40及びトランスファ側出
力歯車46の噛合によってトランスファ側出力軸48に
至り、そして推進軸を介し、後側の差動機を経て後車輪
側に伝達される。
このとき、パワートレーンの歯車伝達系の入力軸である
変速機側入力軸8と歯車伝達系の出力軸であるトランス
ファ側出力側48間の−の中間軸であるトランスファ側
入力軸38には回転変動防止部材52が取付け、られて
いるので、このトランスファ側入力軸38の慣性質量が
大きくなり、これにより該トランスファ側入力軸38の
回転変動を極力防止することができる。
従って、このトランスア側入力軸38に固設したトラン
スファ側入力歯車40とこのトランスファ側入力歯車4
0に噛合うトランスファ側出力歯車48との噛合周波数
は、第3図に示す如く、従来の噛合周波数よりも小とな
り、歯の噛合により生ずる歯車音を、歯車形状とは無関
係に効果的に低減することができる。
また、回転変動防止部材52を中間軸であるトランスフ
ァ側入力軸38に設けたことにより、クランク軸に固設
したフライホイールを小さくすることができ、もって内
燃機関を小型としてコンパクトとし得る。
更に、従来はフライホイールにのみ回転変動防止部材を
設けていたが、この実施例においては回転変動防止部材
52を、分割し、つまり各中間軸に振分けて設けること
ができ、歯車伝達系全体の振動を効率良(低減すること
が可能となる。
更にまた、中間軸に回転変動防止部材52を設けて歯車
伝達系の回転変動を防止することができるので、各歯車
の歯の研削精度が低くても、その精度の低い分を回転変
動防止部材52によって補償することができるので、歯
の製作を簡便に果し得て、しかも製作費を廉価とし得る
また、クラッチダンパ等の部品のセツティングを、容易
に行わせることができる。
なお、この発明は上述の実施例に限定されず、種々応用
改変が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施例において、回転変動防止体52を
中間軸に直接取付けたが、中間軸と回転変動防止体52
との間に弾性部材を介設すれば、中間軸の回転時に中間
軸と回転変動防止部材52との間での回転変動を弾性部
材に吸収させて振動を低くし、騒音を効果′的に低減さ
せることができる。
また、回転変動防止部材52を、第1図の1点鎖線で示
す如くカウンタ軸10の端部に設けたり、あるいは前側
の差動機4のいずれかの軸に設けることも可能である。
更に、回転変動防止部材52を中間軸と別体に形成した
が、回転変動防止部材52を中間軸と一体的に形成する
ことも可能である。
更にまた、回転変動防止部材52をトランスファ側入力
軸38および/またはカウンタ軸10に取付けたり、あ
るいは前側の差動機4の所定の各中間軸に取付けること
が可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
車輌用パワートレーンの歯車伝達系入力軸及び出力軸間
に位置する中間軸に回転変動防止部材を設けたことによ
り、歯車伝達系の回転変動を防止して歯車台による騒音
を効果的に低減するとともに、内燃機関の小型化を図り
、しかも歯車伝達系全体の振動を効率良く低減し得る。
また、歯車伝達系の回転変動を回転変動防止部材によっ
て防止し得るので、歯車の歯の研削精度が低くても、何
ん等不都合を生ずることがな(、歯の製作を簡便に果し
、製作作業が迅速で、且つ製作費を廉価とし得る。
更に、クラッチダンパーのセッテティング等を容易に果
し、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例を示し、第1図はパワー
トレーンの歯車伝達系の概略図、第2図はトランスファ
側入力軸に回転変動防止部材を取付けた拡大図、第3図
は機関回転数と噛合周波数との関係を示す図である。 第4図は従来のパワートレーンの歯車伝達系の概略図で
ある。 第5図は従来における機関回転数と噛合周波数との関係
を示す図である。 図において、2は手動変速機、4は差動機、6はトラン
スファ、8は変速機側入力軸、10はカウンタ軸、38
はトランスファ側入力軸、48はトランスファ側出力軸
、そして52は回転変動防止部材である。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、車輌用パワートレーンの歯車伝達系入力軸及び出力
    軸間に位置する中間軸に前記歯車伝達系の回転変動を防
    止すべく慣性質量を大とする回転変動防止部材を設けた
    ことを特徴とする車輌用パワートレーンの振動騒音低減
    装置。
JP63259155A 1988-10-14 1988-10-14 車輌用パワートレーンの振動騒音低減装置 Expired - Lifetime JP2730092B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125245A (ja) * 1986-11-14 1988-05-28 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
JPS63125245U (ja) * 1987-02-07 1988-08-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125245A (ja) * 1986-11-14 1988-05-28 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
JPS63125245U (ja) * 1987-02-07 1988-08-16

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