JPH10264668A - 4輪駆動車のトランスファ構造 - Google Patents
4輪駆動車のトランスファ構造Info
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- JPH10264668A JPH10264668A JP8749697A JP8749697A JPH10264668A JP H10264668 A JPH10264668 A JP H10264668A JP 8749697 A JP8749697 A JP 8749697A JP 8749697 A JP8749697 A JP 8749697A JP H10264668 A JPH10264668 A JP H10264668A
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Abstract
ヤおよびトランスファ軸の入力ギヤと噛合する第2のリ
ングギヤを同一方向に傾斜するヘリカルギヤとしてディ
ファレンシャルケースのフランジ部にボルト締結する場
合の締結ボルトにかかる負荷を小さくして、ボルトの本
数を減らし、あるいはボルトの径を小さくし、トランス
ファ装置のコンパクト化を図る。 【解決手段】 エンジン横置きの4輪駆動車において、
変速機4の出力ギヤ8と噛合するリングギヤ11と、ト
ランスファ軸30の入力ギヤ32と噛合する第2のリン
グギヤ15とを一体のリング体で形成し、分割構造のデ
ィファレンシャルケース10の第1の部分10aの外周
に嵌着して、ディファレンシャルケース10の第1の部
分10aおよび第2の部分10bと共締めでボルト16
により固定する。
Description
4輪駆動車のトランスファ構造に関するものである。
ジンが出力軸方向を車幅方向に向けた横置きの状態で車
体に搭載され、そのエンジンの出力軸に変速機が連結さ
れ、エンジンの出力軸と平行にエンジンの駆動力により
駆動される前輪車軸(第1車軸)と後輪車軸(第2車
軸)が配置され、変速機の出力軸に差動装置を介して前
輪車軸が連結され、また、伝達軸を介して後輪車軸にエ
ンジンの駆動力が伝達される。そして、その後輪車軸に
エンジンの駆動力を伝達する機構として、つぎのように
様々な方式のものが従来から知られている。
に設けられた、変速機の出力ギヤと噛合するリングギヤ
(入力ギヤ)に、後輪側の伝達軸先端のベベルギヤを直
接噛合させるもの。
に設けられた、変速機の出力ギヤと噛合するリングギヤ
(入力ギヤ)と噛合するトランスファギヤ(第2の入力
ギヤ)を備えたトランスファ軸を設け、トランスファ軸
を介して後輪側の伝達軸に動力を伝達するもの。
に、上記リングギヤとは別の第2のリングギヤを設け、
その第2のリングギヤにトランスファ軸のトランスファ
ギヤを噛合させ、トランスファ軸を介して後輪側の伝達
軸に動力を伝達するもの。
ンシャルケースに設けられたリングギヤに伝達軸先端の
ベベルギヤを直接噛合させるものでは、変速機の出力軸
との関係で伝達軸の高さが規定されるため、フロアトン
ネルが高くなってしまうという問題がある。
られたリングギヤ(入力ギヤ)と後輪側の伝達軸先端の
ベベルギヤとの間にもう一つのギヤ(トランスファギ
ヤ)を介在させることにより、伝達軸の高さの自由度を
大きすることが考えられる。そして、その具体例が上記
およびである。
のディファレンシャルケースに設けられたリングギヤ
(入力ギヤ)をトランスファギヤ(第2の入力ギヤ)と
直接噛合させる。しかし、リングギヤ(入力ギヤ)それ
自体が比較的大径とならざるを得ないものであって、リ
ングギヤ(入力ギヤ)が大径だと、減速比の関係から、
トランスファギヤも大径とならざるを得ない。そのた
め、の方式の場合は、第1車軸とトランスファ軸の軸
間距離が大きくなってしまい、コンパクトで支持剛性の
高いトランスファ構造が得られない。また、軸間距離を
小さくすると、所定の減速比が得られず、トランスファ
軸の回転数が高くなって、異音等の問題が生じる。
のディファレンシャルケースに、リングギヤ(入力ギ
ヤ)とは別の第2のリングギヤを設け、その第2のリン
グギヤにトランスファギヤを噛合させるものであって、
この場合は、第2のリングギヤを小径とすることによっ
て、第1車軸とトランスファ軸との軸間距離を小さくで
き、減速比の自由度が大きく、また、コンパクトで支持
剛性の高いトランスファ構造を得ることができる。
示されたトランスファ構造は、上記の方式を採用して
具体例であって、この場合、ディファレンシャルケース
の外周に嵌合させたリングギヤ(入力ギヤ)の側面に第
2のリングギヤを当接させ、両リングギヤをディファレ
ンシャルケースのフランジ部にボルトで共締め固定する
ようにしている。
記トランスファ構造によれば、トランスファギヤを噛合
させる第2のリングギヤをディファレンシャルケースの
外周においてリングギヤ(入力ギヤ)の側面に当接する
位置に配置するので、第1車軸の周りがコンパクトにま
とまり、例えば排気系等のレイアウトを阻害することが
ない。また、両リングをボルトでディファレンシャルケ
ースのフランジ部に固定するので、リングギヤだけを取
り外して交換することによって、車種の違いにより、あ
るいは変速機がマニュアルタイプ(MT)かオートマチ
ックタイプ(AT)かにより動力伝達のトルクが異なる
ためにリングギヤ(入力ギヤ)の歯幅等を変えたいと
か、減速比が異なるために第2のリングギヤの径を変え
たいといった要求に対して、ディファレンシャルケース
等は共通化して、リングギヤ対の交換だけで対応するよ
うにできる。
27号公報に示されたトランスファ構造は、上述のとお
り、ディファレンシャルケースの外周に嵌合させたリン
グギヤ(入力ギヤ)の側面に第2のリングギヤを当接さ
せ、両リングギヤをディファレンシャルケースのフラン
ジ部にボルトで共締め固定したものであって、かかるト
ランスファ構造によれば、後輪側へ駆動力を伝達する伝
達軸の高さの自由度が高くなるとともに、第1車軸とト
ランスファ軸との軸間距離を小さくでき、減速比の自由
度を大きくできて、トランスファ構造をコンパクトで支
持剛性の高いものとすることができ、かつ、第1車軸の
周りをコンパクトにまとめて排気系等のレイアウトを阻
害しないようにでき、また、車種や変速機の種類による
伝達トルクの違いや減速比の違いに対して、ディファレ
ンシャルケース等は共通化して、リングギヤ対の交換だ
けで対応するようにできる。しかしながら、このトラン
スファ構造は、別々に形成された一対のリングギヤをデ
ィファレンシャルケースのフランジ部にボルトで共締め
固定するので、入力側のリングギヤからの荷重に加えて
第2のリングギヤからの荷重がかかり、締結ボルトに大
きな剪断力が生ずる。また、特に、ノイズ低減のためリ
ングギヤをヘリカルギヤで形成する場合は、リングギヤ
(入力ギヤ)と第2のリングギヤを同一方向に傾斜する
ヘリカルギヤとして、駆動時に第1車軸にかかるスラス
ト力を相殺させることが考えられるが、そのように両リ
ングギヤを同じ傾斜方向のヘリカルギヤとし、かつ、そ
れらを共締でボルト締結した場合、締結ボルトには、大
きな剪断力が生ずるととともに、スラスト力が引張方向
あるいは圧縮方向の負荷となる。
公報に示されたトランスファ構造のように、別々に形成
された一対のリングギヤをディファレンシャルケースの
フランジ部にボルトで共締め固定する場合、特に、両リ
ングギヤが共に同一方向に傾斜するヘリカルギヤである
場合は、締結ボルトにかかる負荷が大きいため、ボルト
の本数を多くし、あるいはボルトの径を大きくせざるを
得ないのが現状で、それがトランスファ装置のコンパク
ト化を阻む要因となっていた。
第1のリングギヤおよびトランスファ軸の入力ギヤと噛
合する第2のリングギヤを、共に同一方向に傾斜するヘ
リカルギヤとし、差動装置のディファレンシャルケース
のフランジ部にボルト締結する場合の締結ボルトにかか
る負荷を小さくして、ボルトの本数を減らし、あるいは
ボルトの径を小さくすることができ、トランスファ装置
のコンパクト化を図れるようにようにすることが課題で
ある。
エンジンが出力軸方向を車幅方向に向けた横置きの状態
で車体に搭載され、エンジンの出力軸に変速機が連結さ
れ、エンジンの出力軸と平行にエンジンの駆動力により
駆動される第1車軸および第2車軸が配置され、変速機
の出力軸に差動装置を介して第1車軸が連結され、エン
ジンの駆動力を第2車軸に伝達するトランスファ軸が第
1車軸と平行に配置されてなる4輪駆動車のトランスフ
ァ装置において、変速機の出力ギヤと噛合する第1のリ
ングギヤおよびトランスファ軸の入力ギヤと噛合する第
2のリングギヤを、共に同一方向に傾斜するヘリカルギ
ヤとし、かつ、両リングギヤを一体に形成して、差動装
置のディファレンシャルケース上に配置し、該ディファ
レンシャルケースのフランジ部にボルト締結するもので
ある。
する伝達軸の高さの自由度が高くなり、第1車軸とトラ
ンスファ軸との軸間距離を小さくでき、減速比の自由度
を大きくできて、トランスファ構造をコンパクトで支持
剛性の高いものとすることができ、かつ、第1車軸の周
りをコンパクトにまとめて排気系等のレイアウトを阻害
しないようにでき、また、車種や変速機の種類による伝
達トルクの違いや減速比の違いに対して、ディファレン
シャルケース等は共通化して、リングギヤ対の交換だけ
で対応するようにできる。そして、変速機の出力ギヤと
噛合する第1のリングギヤおよびトランスファ軸の入力
ギヤと噛合する第2のリングギヤが、共に同一方向に傾
斜するヘリカルギヤであることにより、歯打ちによるノ
イズが低減されるとともに、駆動時に第1車軸にかかる
スラスト力が相殺され、また、両リングギヤが一体構成
であるため、入力側のリングギヤにかかる回転方向の力
と第2のリングギヤにかかる回転方向の力が相殺されて
締結ボルトに生ずる剪断力が緩和される。また、この場
合、締結ボルトに引張方向あるいは圧縮方向の力がかか
ることはない。したがって、締結ボルトにかかる負荷は
小さい。そのため、ボルトの本数を減らすことができ、
あるいはボルトの径を小さくすることができ、トランス
ファ装置のコンパクト化が可能となる。
係る上記4輪駆動車のトランスファ構造において、一体
構造の第1のリングギヤと第2のリングギヤを、入力ト
ルクが大きく、スラスト力による倒れも大きい第1のリ
ングギヤの部分でディファレンシャルケースのフランジ
部にボルト締結するものである。このように、入力トル
クが大きく倒れも大きい第1のリングギヤの部分でボル
ト締結するので、問題の大きい第1のリングギヤの倒れ
を効果的に防止でき、また、締結ボルトにかかる剪断力
を効果的に緩和できる。また、そのため、締結ボルトの
本数を一層少なくでき、あるいはボルトの径を一層小さ
くでき、また、ボルトの長さを短くできる。
係る上記4輪駆動車のトランスファ構造において、第2
のリングギヤの歯幅に対して第1のリングギヤの歯幅を
厚くしたものである。入力トルクの大小によってこのよ
うにリングギヤの歯幅を変えることで、トランスファ装
置を一層コンパクト化できる。
係る上記4輪駆動車のトランスファ構造において、フラ
ンジ部にディファレンシャルケースの分割面を設定した
ものである。請求項1に係るトランスファ構造により締
結ボルトにかかる負荷が小さくなるため、このように、
リングギヤをボルト締結するフランジ部にディファレン
シャルケースの分割面を設定することにより、リングギ
ヤ締結のためのボルトでディファレンシャルの2部分を
共締めするようにでき、したがって、ボルトの本数を低
減できる。この場合、フランジ部は、ねじり方向の力が
かかりにくい部位に設けるのが有利であり、そうするこ
とにより、ディファレンシャルケースの分割面における
すべりを少なくし、ボルトにかかる負荷を小さくでき
る。
トランスファ構造の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
る4輪駆動車の動力伝達装置を示している。図におい
て、1は、車体前部に横置き状態で搭載されたエンジン
である。エンジン1には、その車幅方向に伸びる出力軸
(クランクシャフト)2にクラッチ3を介してマニュア
ルタイプの変速機(MT)4が連結されている。
クラッチ3を介して連結されたプライマリシャフト(入
力軸)5と、このプライマリシャフト5と平行に配置さ
れたセカンダリシャフト(出力軸)6と、これらシャフ
ト5,6間に設けられた前進用1〜5速および後進用の
変速ギヤ列7を有し、上記クラッチ3を介してプライマ
リシャフト5に伝達されたエンジン1の出力軸2の回転
を、シフト操作に対応した変速ギヤ列7の各ギヤの選択
的な噛み合いにより変速してセカンダリシャフト6に伝
達し、セカンダリシャフト6の回転を、そのエンジン側
端部に固定された出力ギヤ8から出力するよう構成され
たものである。
ィファレンシャルケース10に固定されたヘリカルギヤ
からなる第1のリングギヤ(入力ギヤ)11が噛み合っ
ている。
で、そのディファレンシャルケース10は分割構成で、
一方が椀状で他方が蓋状の2部分10a,10bからな
り、ディファレンシャルケース10の分割面を構成する
2部分10a,10bの連結部位にはそれぞれフランジ
部12a,12bが設けられている。そして、それら2
部分10a,10bからなる連結体の両端部が軸受1
3,14によって回転自在に支持されている。
は、後述するトランスファ軸の入力ギヤと噛合するよう
にされた、第1のリングギヤ11と傾斜方向が同一のヘ
リカルからなる第2のリングギヤ15が一体形成されて
いる。第2のリングギヤ15は、第1のリングギヤ11
に比べて、径が小さく、また、歯幅が小さい。そして、
これら第1のリングギヤ11と第2のリングギヤ15か
らなる一体のリング体が、ディファレンシャルケース1
0の第1の部分10aの外周に、第1のリングギヤ11
がフランジ部12aの背面に当接するよう嵌着されてい
る。そして、ディファレンシャルケース10の第2の部
分10bのフランジ部12bの側から、該第2の部分1
0bのフランジ部12bおよび第1の部分10aのフラ
ンジ部12aを貫通して、上記リング体の第1のリング
ギヤ11の部分に締結ボルト16が所定間隔で螺入さ
れ、こうして、第1のリングギヤ11と第2のリングギ
ヤ15からなる上記リング体が、ディファレンシャルケ
ース10の第1の部分10aおよび第2の部分10bと
共締めでボルト締結されている。
ニオンタイプで、ディファレンシャルケース10の第1
の部分10aをピン17が貫通し、隣接するもの同士が
相互に噛合するよう上記ピン17を挟んでベベルタイプ
の4個のピニオンギヤ18,19,20,21が十文字
に配列され、そのうちの対向する一対のピニオンギヤ1
8,19を回転自在に支持する2本のロッド22,23
が、ディファレンシャルケース10の第1の部分10a
に嵌挿されるととともに、他の一対のうちの一方のピニ
オンギヤ20には、比較的短い左前輪用の第1車軸24
がスプライン嵌合され、他方のピニオンギヤ21には、
比較的長い右前輪用の第1車軸25がスプライン嵌合さ
れている。そして、上記左前輪用の第1車軸24には、
等速ジョイント26を介して左前輪用のドライブシャフ
ト27が連結され、右前輪用の第2車軸25には、等速
ジョイント28を介して右前輪用のドライブシャフト2
9が連結されている。
4,25と平行に延びるトランスファ軸30を備えたト
ランスファ装置31が設けられ、上記トランスファ軸3
0には、上記第2のリングギヤ15と噛み合う入力ギヤ
32が設けられている。また、上記トランスファ軸30
には、第2のリングギヤ15からこのトランスファ軸3
0に伝達された駆動力を直角方向に変換して後輪側に伝
達するベベルギヤまたはハイポイドギヤ等からなる出力
ギヤ33が取り付けられている。そして、上記出力ギヤ
33に、車体後方側へ延びる動力伝達軸34の一端に設
けられたピニオンギヤ35が噛み合い、この動力伝達軸
34の他端には、等速ジョイント36,駆動力分配機構
37およびプロペラシャフト38を介して後輪差動装置
39が連結されている。後輪差動装置39は、前輪差動
装置9と同様の4ピニオンタイプの歯車機構がドライビ
ングピニオン40を介して駆動されるよう構成されたも
ので、出力軸である左後輪側の第2車軸41および右後
輪側の第2車軸42には、それぞれ等速ジョイント4
3,44を介して左右後輪のドライブシャフト45,4
6が連結されている。
プの変速機4を有する4輪駆動車の場合であるが、図3
に示すように、エンジンの出力軸(図示せず)にトルク
コンバータ47を介して連結されたオートマチックタイ
プの変速機(AT)50を有する4輪駆動車のトランス
ファ構造についても、本発明を適用可能である。この場
合のトランスファ構造では、トルクコンバータ47のト
ルク増大作用により、変速機50の出力ギヤ8から第1
のリングギヤ15に入力される駆動トルクが、上記マニ
ュアルタイプの変速機4の場合に比べて大きいので、上
記第1のリングギヤ15の歯幅が大きいが、その他の構
成は、先の例と同様である。図3において、先の例と同
じ部分には図2の場合と同じ符号を付している。
合する第1のリングギヤおよびトランスファ軸の入力ギ
ヤと噛合する第2のリングギヤを、共に同一方向に傾斜
するヘリカルギヤとして、ディファレンシャルケースの
フランジ部にボルト締結する場合の締結ボルトにかかる
負荷を小さくすることができ、ボルトの本数を減らし、
あるいはボルトの径を小さくすることが可能で、トラン
スファ装置のコンパクト化を図れる。
装置の全体構成を示す説明図である。
図である。
スファ構造を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンが出力軸方向を車幅方向に向け
た横置きの状態で車体に搭載され、該エンジンの出力軸
に変速機が連結され、前記エンジンの出力軸と平行に前
記エンジンの駆動力により駆動される第1車軸および第
2車軸が配置され、前記変速機の出力軸に差動装置を介
して前記第1車軸が連結され、前記エンジンの駆動力を
前記第2車軸に伝達するトランスファ軸が前記第1車軸
と平行に配置されてなる4輪駆動車のトランスファ装置
において、 前記変速機の出力ギヤと噛合する第1のリングギヤおよ
び前記トランスファ軸の入力ギヤと噛合する第2のリン
グギヤを、共に同一方向に傾斜するヘリカルギヤとし、
かつ、両リングギヤを一体に形成して、前記差動装置の
ディファレンシャルケース上に配置し、該ディファレン
シャルケースのフランジ部にボルト締結したことを特徴
とする4輪駆動車のトランスファ構造。 - 【請求項2】 前記一体構造の第1のリングギヤと第2
のリングギヤを、前記第1のリングギヤの部分で前記デ
ィファレンシャルケースのフランジ部にボルト締結した
請求項1記載の4輪駆動車のトランスファ構造。 - 【請求項3】 前記第2のリングギヤの歯幅に対して前
記第1のリングギヤの歯幅を厚くした請求項1記載の4
輪駆動車のトランスファ構造。 - 【請求項4】 前記ディファレンシャルケースは分割構
造で、分割面が前記フランジ部に設定された請求項1記
載の4輪駆動車のトランスファ構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08749697A JP3928204B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 4輪駆動車のトランスファ構造 |
US09/044,949 US6158303A (en) | 1997-03-21 | 1998-03-20 | Transfer case for four wheel drive vehicle |
DE19812677A DE19812677B4 (de) | 1997-03-21 | 1998-03-23 | Verteilergetriebe für ein vierradgetriebenes Kraftfahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08749697A JP3928204B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 4輪駆動車のトランスファ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10264668A true JPH10264668A (ja) | 1998-10-06 |
JP3928204B2 JP3928204B2 (ja) | 2007-06-13 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
JP (1) | JP3928204B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002301941A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-10-15 | Dana Corp | 車軸アセンブリ |
WO2007034619A1 (ja) * | 2005-09-26 | 2007-03-29 | Aichi Kikai Kogyo Kabushiki Kaisya | 動力伝達装置 |
CN102785571A (zh) * | 2012-08-13 | 2012-11-21 | 吴卫东 | 小排量乘用车全时四轮驱动底盘 |
WO2016017887A1 (ko) * | 2014-07-28 | 2016-02-04 | 강승득 | 자동차의 구동 전환장치 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP08749697A patent/JP3928204B2/ja not_active Expired - Fee Related
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