JPH02105665A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、あらかじめ登録されている被呼番号に基づい
て発呼を行い、ファクシミリ信号を送信するファクシミ
リ装置に係わり、特に相手側がファクシミリ装置でない
場合に誤ダイヤルメツセージを送出できるものに関する
。

〔従来の技術〕

一般にファクシミリ装置には、自動ダイヤル機能を有す
るものがある。

従来、この種のファクシミリ装置では、被呼番号が被呼
番号登録メモリに予め登録されており、その被呼番号に
基づいて網制御装置（ＮＣＵ）が発呼を行い、被呼側か
ら被呼局識別（ＣＥＤ）信号を検出した後、所定の手順
に従って画像送信に移行するものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら前記した従来のファクシミリ装置では、被
呼番号の登録誤りがあった場合、誤って発呼した被呼者
に対し、呼び出し音（ＣＮＧ）信号を送出し、所定時間
経過後、一方的に回線を切断することになる。被呼者側
は、発呼した相手も判らず、多大な迷惑を被ることにな
る。

本発明は、このような問題点に鑑み、あらかしめ登録さ
れている被呼番号に基づいて発呼を行い、ファクシミリ
信号を送信するファクシミリ装置において、相手側がフ
ァクシミリ装置でない場合に、相手側に対する迷惑を軽
減させるものを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、前記した目的を達成するために、次の手段を
具備するファクシミリ装置を提供するものである。

（１）被呼番号を記憶する被呼番号記憶手段。

（２）被呼番号記憶手段に記憶されている被呼番号に基
づいて発呼を行う回線接続手段。

（３）回線から被呼局識別信号を検出する被呼局識別信
号検出手段。

（４）被呼局識別信号が検出されないことにより動作し
、誤ダイヤルメツセージを回線に送出する音声送出手段
。

（５）音声送出手段による誤ダイヤルメツセージの送出
が終了することにより、回線に対する接続を切断する接
続切断手段。

〔作用〕

もし被呼番号記憶手段に記憶されている被呼番号に登録
誤りがあった場合、回線接続手段はその被呼番号に基づ
いて誤った相手に発呼してしまう。

この場合、相手方はファクシミリ装置でなく、被呼局識
別信号が相手方から送出されないのが通常である。被呼
局識別信号が検出されない場合、接続切断手段により接
続を切断する前に、音声送出手段が動作して誤ダイヤル
メツセージを相手方に送出し、相手方にファクシミリ装
置による誤ダイヤルである旨を通知することができる。

〔実施例〕

以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置を
示す。制御部１は、本装置の主制御を行うものである。

被呼番号メモリ２は、登録される被呼番号を保持するも
のである。ＮＣＵ３は、電話網（図示せず）を制御する
ものである。上位装置インタフェース４は、上位装置（
図示せず）からコード情報５などを受信するものである
。コード／パターン変換部６は、コード情報５からパタ
ーン情報７を発生するものである。端末制御部８は、フ
ァクシミリ端末としての所定の手順の信号送受信を行う
ものである。ＣＥＤ検出部９は、電話回線１０からＣＥ
Ｄ信号を検出するものである。音声送出部１１は、電話
回線１０に対し音声信号を送出するものである。

以上の構成による動作を説明する。

制御部１は、上位装置インタフェース４により上位装置
から発信指示を受信すると、Ｎ　ＣＵ　３に対し電話回
線の接続を要求する。ＮＣＵ３は、被呼番号メモリ２に
格納されている被呼番号に基づいて発呼処理を行う。

続いて制御部１は、上位装置から送信されるコード情報
５をコード／パターン変換部６に転送する。コード／パ
ターン変換部６は、転送されてくるコード情報５に基づ
いてパターン情報を発生し、蓄積する。

ＣＥＤ検出部８は、電話回線１０からＣＥＤ信号が検出
されるかどうかを監視している。ＣＥＤ信号が検出され
れば、端末制御部８は所定の手順で被呼側と通信を交わ
し、コード／パターン変換部６に蓄積されているパター
ン情報７をファクシミリ信号に変換して送信する。

もし発呼から所定時間内にＣＥＤ信号が検出されない場
合、被呼番号誤登録であるとして、音声送出部１１は電
話回線１０に対しメツセージを送出する。このメツセー
ジは、誤接続である旨を通知するアナウンスであり、予
め登録されている。

このメツセージの送出が終了すると、ＮＣＵ３が電話回
線の接続を切断する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、発呼した後、被呼
識別信号が検出されない場合、誤ダイヤルであると判別
し、回線との接続を切断する前に、誤ダイヤルメツセー
ジを送出してファクシミリ装置による誤ダイヤルである
旨を相手方に通知することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置を示
すブロック図である。 １・・・・・・制＠部、２・・・・・・被呼番号メモリ
、３・・・・・・Ｎ　ＣＵ、８・・・・・・端末制御部
、９・・・・・・ＣＥｌつ検出部、１０・・・・・・電
話回線、１１・・・・・・音声送出部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被呼番号を記憶する被呼番号記憶手段と、 この被呼番号記憶手段に記憶されている被呼番号に基づ
   いて発呼を行う回線接続手段と、回線から被呼局識別信
   号を検出する被呼局識別信号検出手段と、 被呼局識別信号が検出されないことにより動作し、誤ダ
   イヤルメッセージを回線に送出する音声送出手段と、 この音声送出手段による誤ダイヤルメッセージの送出が
   終了することにより、回線に対する接続を切断する接続
   切断手段 とを具備することを特徴とするファクシミリ装置。