JPH02105360A - Vtrにおけるコントロール信号の記録再生装置 - Google Patents

Vtrにおけるコントロール信号の記録再生装置

Info

Publication number
JPH02105360A
JPH02105360A JP63259865A JP25986588A JPH02105360A JP H02105360 A JPH02105360 A JP H02105360A JP 63259865 A JP63259865 A JP 63259865A JP 25986588 A JP25986588 A JP 25986588A JP H02105360 A JPH02105360 A JP H02105360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control signal
recording
tape speed
head
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63259865A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazusane Ihara
和実 伊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP63259865A priority Critical patent/JPH02105360A/ja
Publication of JPH02105360A publication Critical patent/JPH02105360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTRのテープにサーボ用の基準信号となる
コントロール信号を記録し、またこれを再生するコント
ロール信号の記録再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
(a)VTRのコントロール信号 回転ヘッド型のVTRでは、サーボ用の基準信号となる
コントロール信号を、第3図に示すテープ11上におけ
るヘリカル記録のビデオトラック11a・・・とは別個
のコントロールトラックllbに記録している。 従来
のVTRにおけるコントロール信号の記録再生装置を上
記第3図に基づいて説明する。なお、ここでは、VH3
方式のVTRについて示す。
コントロール信号は、回転ヘッドとは別の固定されたコ
ンI・ロールヘッド12で記録再生される。
そして、記録時には、記録再生装置におけるスイッチ1
3aを接地側に切り換えると共にスイッチ13bをOF
Fにすることにより、二1ントロールヘッド12に記録
バッファ回路14を接続する。この記録バンファ回路1
4には、記録コントロール信号が入力されるようになっ
ている。記録コントロール信号は、映像信号の垂直同期
信号を基準として得たものであり、NTSC方式のフレ
ーム周期である30分の1秒周期でデユーティ比が50
%を超える(60%前後)パルスからなる。従って、記
録時には、ビデオ信号の記録と共に、この記録コントロ
ール信号がコントロールヘッド12によってコントロー
ルトラックIlbに記録されることになる。
また、再生時には、前記スイッチ13aを図示の状態に
戻すと共にスイッチ13bをONにすることにより、コ
ントロールヘッド12を再生アンプ15側に接続する。
このコントロールヘッド12で再生された再生コントロ
ール信号は、上記記録コントロール信号におけるパルス
の立ち上がりを示す正極性パルスと立ち下がりを示す負
極性パルスとからなる微分波形である。そして、再生時
には、この再生コントロール信号が再生アンプ15から
波形整形用のシュミントアンプ16を介して、テープ速
度判別回路】7及びテープ位相弁別回路18にそれぞれ
入力される。
テープ速度判別回路17ば、この再生コントロール信号
からそのテープ速度を判別する。即ち、記録時と異なる
テープ速度のモードで再生を行うと、再生コントロール
信号の周期が30分の1秒ではなくなる。そこで、この
再生コンI・ロール信号の周期を検出して、再生時のテ
ープ速度が記録時と同じかどうかの判別を行う。そして
、テープ速度が異なる場合には、この再生コントロール
信号の周期が30分の1秒となるようなモードのテープ
速度に切り換えるための信号を出力することになる。
テープ位相弁別回路18は、この再生コントロール信号
の位相を検出して、回転ドラムとテープ走行の位相制御
を行う。
ただし、これらテープ速度判別回路17及びテープ位相
弁別回路18では、再生コントロール信号における正極
性パルスのみを検出し、負極性パルスは利用していない
(b)高速頭出し機能 ここで、VH3方式においては、高速頭出し機能のため
に、コントロール信号のデユーティ比を変更して、イン
デックス等の情報を記録する規格がある。コントロール
信号のデユーティ比を変更すると、再生コントロール信
号における負極性パルスの位相が変化する。従って、こ
の高速頭出し機能では、テープ速度判別回路17やテー
プ位相弁別回路18で使用されていなかった負極性パル
スを利用することになる。
高速頭出し機能は、ビデオ信号の記録時又は再生時に、
モニタを見ながら随時インデックス等の情報をテープ1
1に記録しておき、早送りによってこのインデックス等
を検索することで、希望するビデオ記録部分の頭出しを
迅速に行おうとするものである。
従って、この高速頭出し機能を使用する場合には、記録
時のみならず、再生時にもコントロール信号を書き換え
る(消去を含む)必要が生じる。
そして、この再生時の書き換えの場合には、再生コント
ロール信号における正極性パルスの位置を変更すること
なく、負極性パルスの位置のみが変更されるようにしな
ければならない。
このため、従来のコントロール信号の記録再生装置では
、まずそれまでの再生コントロール信号に同期して短い
期間だけスイッチ13a・13bを再生状態にすること
により正極性パルスを検出し、その後スイッチ13a・
13bを記録側に切り換えて、負極性パルスの記録のみ
を変更するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような高速頭出し機能による書き換えは
、コントロール信号の数十周期にも及ぶ。このため、従
来のように時間制御によ□って一律に書き換えを行うと
、書き換え期間中にテープ11がテープ速度の異なる記
録部分に移った場合にも、それまでのテープ速度のまま
でコントロール信号を書き換えることになる。そして、
特にテープ速度の速いモードから遅いモードに移った場
合に、テープ速度が速い状態のままコントロール信号が
書き換えられるので、後の再生時にテープ速度が遅い方
に切り換わらなくなる。
このコントロール信号の書き換え期間中にテープ速度が
遅いモードに変わった場合を第3図及び第4図に基づい
て説明する。ここでは、標準モードによる記録が途中で
×2倍モード(テープ速度が2分の1)に変わった場合
を示す。
本来の記録コントロール信号Aは、第4図の2点鎖線で
示すように、デユーティ比が60%前後のパルス状とな
る。ただし、ここでは記録時に高速頭出し機能によるイ
ンデックスの書き込みが行われた場合を示すので、実際
の記録コントロール信号Aは、実線で示すようにデユー
ティ比が60%のパルスと27.5%のパルスとの組み
合わせとなる。
そして、V 1(Sの規格では、デユーティ比が60%
のパルスを°°0“’ 、27.5%のパルスを“1“
のデジタルデータに対応させている。この記録コントロ
ール信%Aは、パルス周期が30分の1秒で記録される
ので、を点において標準モードから×2倍モードに切り
換わると、テープ11上での記録密度も2倍になる。た
だし、第4図における×2倍モードでの記録コントロー
ル信号Aの波形は、これを擬似的に示したものにすぎな
い。
再生時には、上記記録コントロール信号Aを記録したコ
ン)〜ロールトラックllbからコンI・ロールヘッド
12で再生コントロール信号Bを再生する。この再生コ
ントロール信号Bは、記録コントロール信号Aの立ち一
トがりを示す正極性パルスp1・・・と立ち下がりを示
す負極性パルスp2・・・とからなる微分波形である。
ここで、通常の再生時にt点で標準モードから×2倍モ
ードに変わると、正極性パルスp1のパルス間隔が短く
なる。そして、これをテープ速度判別回路17が検出す
ると、直ちにテープ速度を×2倍モードに切り換え、テ
ープ速度を2分の1ニスる。従って、通常の再生時にテ
ープ速度のモードが変わっても、再生コントロール信号
Bにおける正極性パルスp1のパルス間隔は直く・にも
との30分の1秒に戻るので、第4図に示すようなパル
ス間隔が2分の1になった状態が長く維持されることは
ない。つまり、第4図は、を点以降も何らかの理由でそ
れまでのテープ速度のまま再生を行われた場合の再生コ
ントロール信号Bを示すものとなる。
ところが、再生時に高速頭出し機能によるコントロール
信号の書き換えを行うと、それまでの再生コントロール
信号Bに同期させて正極性パルスp1の前後の期間T1
のみ“’HIGII”となるパルス状のスイッチ信号C
が出力される。このスイッチ信号Cは、スイッチ13a
・13bを’IIIGH”の場合に再生側に切り換え、
“LOW ”の場合に記録側に切り換える。このため、
コントロール信号の再生は、この期間T、でのみ行われ
、期間T2には、コントロール信号の書き換えが行われ
ることになる。
そして、この場合にテープ速度判別回路17及びテープ
位相弁別回路18に入力される再生コントロール信号り
は、スイッチ信号Cでマスクされた正極性パルスP+ 
のみからなる。従って、テープ速度判別回路17は、×
2倍モード時の正極性パルスp、を1周期飛ばしで入力
することになり、テープ速度のモード変更を検出するこ
とができなくなる。
この結果、テープ11が2倍モード記録の部分に移って
も、テープ速度を標準モードのままで引き続きコントロ
ール信号が書き換えられる。つまり、×2倍モードの最
初の部分で再生されるはずの再生コントロール信号Bの
正極性パルスp1が一つおきに消去された状態となる。
以」二のように、従来のコントロール信号の記録再生装
置で高速頭出し機能による書き換えを行うと、テープ速
度が遅い方のモードに変わった場合に、その最初の部分
のコントロール信号がテープ速度の速い状態のまま書き
換えられることになる。従って、このモードの変更部分
を改めて再生すると、テープ速度判別回路17がテープ
速度の変化を検出できなくなるので、画面が倍速再生と
なって乱れが生じるという問題点を生じていた。
〔課題を解決するための手段] 本発明に係るVTRにおけるコントロール信号の記録再
生装置は、上記課題を解決するために、コントロールヘ
ッドの記録再生をそれまで再生していたコントロール信
号に同期させて切り換え、再生時にこのコントロール信
号のパルスの始まりを検出し記録時の適当な時間にパル
スの終わりの記録を行うことにより、コントロール信号
のデユーティ比を変更するVTRにおけるコントロール
信号の記録再生装置において、テープ走行方向における
上記コントロールヘッドの上流側に第2のコントロール
ヘッドが配置され、この第2のコントロールヘッドで再
生されたコントロール信号に基づいてテープ速度のモー
ドの判別を行うテープ速度判別手段と、走行中のテープ
速度をこのテープ速度判別手段によって判別されたモー
ドの速度に切り換えるテープ速度切換手段とが設けられ
たことを特徴としている。
V)TS方式では、このコントロール信号のデユーティ
比を変更することにより、高速頭出し機能におけるイン
デックス等の書き換えを行っている。
テープ走行方向における下流側の第1のコントロールヘ
ッドは、従来と同様に、それまで再生していたコントロ
ール信号に同期させて記録再生が切り換えられ、再生時
にこのコントロール信号のパルスの始まりを検出し記録
時の適当な時間にパルスの終わりの記録を行うことによ
り、このコントロール信号のデユーティ比を変更する。
ただし、この変更時に、第1のコントロールヘッドが再
生したコントロール信号に基づいてテープ速度を判別し
たのでは、従来例で述べたようにテープ速度のモードが
変わったことを検出できない。
しかし、第2のコントロールヘッドは、この第1のコン
トロールヘッドより上流側に配置されているので、常に
デユーティ比の変更前のコントロール信号を再生するこ
とができる。そして、テープ速度判別手段は、この第2
のコントロールヘッドで再生されたコントロール信号に
基づいてチープ速度のモードの判別を行い、テープ速度
のモードが変わった場合には、テープ速度切換手段によ
って走行中のテープ速度をこのモードに切り換える。
従って、本発明によれば、コントロール信号のデユーテ
ィ比を変更している場合にも、テープ速度のモードが変
わったことを検出し、これに応じてテープ速度を切り換
えることができる。このため、テープ速度のモードが変
わった部分では、新たなモードに応じたテープ速度で引
き続きコントロール信号のデユーティ比の変更が行われ
ることになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
本実施例は、VH5方弐のVTRにおけるコントロール
信号の記録再生装置について示す。
第1図に示すように、テープ1には、ヘリカル状のビデ
オトラック1a・・・と直線状のコントロールトラック
1bが設けられる。そして、このコントロールトラック
1bには、回転ヘッドの側方に固定されたコントロール
ヘッド2によってコントロール信号の記録再生が行われ
る。
コントロールヘッド2は、テープ1の走行方向における
下流側に第1コントロールヘツド2aが配置され、その
」二流側に第2コントロールヘツド2bが配置されてい
る。
第1コントロールヘツド2aには、記録バッファ回路4
が接続されている。この記録バンファ回路4には、記録
コントロール信号が入力されるようになっている。記録
コントロール信号は、映像信号の垂直同期信号を基準と
して得たものであり、NTSC方弐のフレーム周期であ
る30分の1秒周期のパルスからなる。従って、記録時
には、ビデオ信号の記録と共に、この記録コントロール
信号が第1コントロールヘツド2aによってコントロー
ルトラック1bに記録されることになる。ただし、第1
コントロールヘツド2aと記録バッファ回路4との接続
線の一方は、スイッチ3bを介して接地されている。
また、この第1コントロールヘツド2aには、スイッチ
3aを介して再生アンプ5が接続されている。この再生
アンプ5の出力は、波形整形用のシュミットアンプ6を
介してテープ位相弁別回路8に接続されている。テープ
位相弁別回路8は、再生時に第1コントロールへラド2
aで再生された再生コントロール信号の位相を検出する
回路である。そして、このテープ位相弁別回路8の出力
は、テープ位相制御回路10に接続され、この再生コン
トロール信号の位相検出に基づいて、回転ドラムとテー
プ走行の位相制御を行うようになっている。
上記スイッチ3a・3bは、スイッチ信号によって連動
して切り換わるスイッチであり、スイッチ3aが接地側
に切り換わりスイッチ3bがOFFになると、記録バッ
ファ回路4を介して記録コントロール信号が第1コント
ロールヘツド2aに送られ記録が行われることになる。
また、図示のようにスイッチ3aが接地側から戻りスイ
ッチ3bがONになると、第1コントロールヘツド2a
によって再生された再生コントロール信号が再生アンプ
5に送られることになる。
第2コントロールヘンド2bには、再生アンプ5及びシ
ュミットアンプ6を介してテープ速度判別回路7が接続
れている。再生アンプ5及びシュミットアンプ6は、第
1コントロールヘツド2aに接続されたものと同じ機能
を有する。テープ速度判別回路7は、この第2コントロ
ールヘツド2bが再生した再生コントロール信号に基づ
いてそのテープ速度のモードを判別する回路である。そ
して、このテープ速度判別回路7の出力は、テープ速度
切換回路9に接続され、判別したモードに応じてテープ
速度を切り換えるようになっている。
テープ1にビデオ信号を記録する場合には、上記コント
ロール信号の記録再生装置におけるスイッチ3a・3b
がスイッチ信号によって記録バッファ回路4側に切り換
わり、第1コントロールヘツド2aによってコントロー
ルトラック1bに記録コントロール信号が記録される。
この際、高速頭出し機能によるインデックス等の書き込
みが行われると、記録コントロール信号自身のデユーテ
ィ比を変えて記録されるようになっている。
また、テープ1の通常再生時には、スイッチ3a・3b
がスイッチ信号によって再生アンプ5側に切り換わり、
第1コントロールヘツド2aによって再生された再生コ
ントロール信号に基づいてテープ位相制御回路10が回
転ドラムとテープ走行の位相制御を行う。また、この際
、第2コントロールヘツド2bによって再生された再生
コントロール信号に基づいてテープ速度判別回路7がテ
ープ速度のモードを判別しているので、この再生中にテ
ープ1上の記録モードが変わると、テープ速度切換回路
9がそのモードに応じたテープ速度に切り換えて再生を
続行することができる。
さらに、テープ1の再生中に高速頭出し機能によるコン
トロール信号の書き換えを行う場合を第1図及び第2図
に基づいて説明する。
まず、コントロール信号の書き換え期間中にテープ速度
のモードが変化しない場合について説明する。
本来の記録コントロール信号Aは、第2図の2点鎖線で
示すように、デユーティ比が60%前後のパルス状とな
る。ただし、この図では記録時に高速頭出し機能による
インデックスの吉き込みが行われた場合を示すので、実
際の記録コントロール信号Aは、実線で示すようにデユ
ーティ比が60%のパルスと27.5%のパルスとの組
み合わせとなる。また、再生コントロール信号Bは、記
録コントロール信号Aの立ち上がりを示す正極性パルス
p1・・・と立ち下がりを示す負極性パルスp2・・・
とからなる微分波形である。なお、ここではテープ速度
のモードが変わらない場合について説明するので、第2
図における標準モード記録の部分と×2倍モード記録の
部分とは別個のものと考える。また、この標準モード記
録の部分と×2倍モード記録の部分とでは、時間軸のス
ケールが異なり、×2倍モード記録の部分は、標準モー
ド記録の部分に対して時間軸を2倍に圧縮して示されて
いることになる。
そして、テープ1の再生中にコントロール信号の書き換
えを開始すると、それまでの再生コントロール信号Bに
同期させて正極性パルスp1の前後の期間T、のみ”H
IGI+”となるパルス状のスイッチ信号Cが出力され
る。このスイッチ信号Cは、スイッチ3a・3bを″旧
C)l”の場合に再生アンプ5側に切り換え、”LOW
”′の場合に記録バッファ回路4側に切り換える。従っ
て、期間T、の再生時に再生コントロール信号Bの正極
性パルスp、を検出し、期間T2の記録時の間にこの正
極性パルスp、の検出から適宜な時間後に立ち下がる所
定のパルス信号を第1コントロールヘツド2aに送れば
、元のコントロール信号のデユーティ比のみを変更する
ことができる。
次に、コントロール信号の書き換え期間中にテープ速度
のモードが変わった場合について説明する。なお、ここ
では、標準モードによる記録が途中のt点で×2倍モー
ド(テープ速度が2分の1)に変わった場合を示す。
標準モード記録を再生しているときにコントロール信号
の書き換えが始まると、スイッチ信号Cは、それまでに
再生していた再生コントロール信号Bに同期した期間T
、・T2の繰り返しパルスとして出力され、先に説明し
た場合と同様に元のコントロール信号のデユーティ比を
変更する。
ところが、を点から×2倍モード記録に変わると、その
ままでは従来例で示したように再生コントロール信号B
における正極性パルスP1が一つおきに検出漏れとなり
削除されることになる。
しかし、本実施例では、第1コントロールヘツド2aの
上流側に配置された第2コントロールヘッド2bが、こ
の第1コントロールヘツド2aによる書き換え前に、元
のコントロール信号を常時再生することができる。つま
り、第2コントロールヘツド2bは、第2図における再
生コントロール信号Bを再生することになる。ただし、
実際には、第1コントロールヘッド2aより上流側に配
置された分、これよりも位相が進んだものとなる。
従って、このt点からテープ速度のモードが変化したこ
とを第2コントロールヘッド2bの再生コントロール信
号Bに基づいてテープ速度判別面路7が判別し、テープ
速度切換回路9によってテープ速度を×2倍モードの速
度に切り換えることができる。このため、標準モードの
テープ速度のままでは周期が2分の1になって再生され
るはずの再生コントロール信号Bが、このテープ速度の
切り換えによって、を意思前と同じ周期で正常に再生さ
れることになる。この結果、第1コントロールヘツド2
a側でも、それまでと同じ周期のスイッチ信号Cによっ
て、再生コントロール信号Bにおける全ての正極性パル
スp1からなる再生コントロール信号りを正しく検出す
ることができるようになり、このt点以降は×2倍モー
ドのテープ速度によってコントロール信号の書き換えが
行われることになる。なお、第2図におけるt点以降の
スイッチ信号C及び再生コントロール信号りの波形は、
この状態を擬似的に示すものであって、時間軸のスケー
ルは標準モード記録時の場合と異なる。即ち、スイッチ
信号Cにおける期間T2は、標準モード記録を再生した
場合でも×2倍モード記録を再生した場合でも同じ時間
となる。ただし、時間軸を同じにしてスイッチ信号C及
び再生コントロール信号りの波形を示すと、を点の前後
での区別がなくなる。
従って、本実施例によれば、第1コントロールヘツド2
aによってコントロール信号のデユーティ比を変更して
いる場合にも、第2コントロールヘツド2bによってテ
ープ速度のモードが変わったことを検出し、これに応じ
てテープ速度を切り換えることができる。このため、テ
ープ速度のモードが変わった部分では、新たなモードに
応じたテープ速度で引き続きコントロール信号のデユー
ティ比の変更を行うことができるようになる。
〔発明の効果〕
本発明に係るVTRにおけるコントロール信号の記録再
生装置は、以上のように、コントロールヘッドの記録再
生をそれまで再生していたコントロール信号に同期させ
て切り換え、再生時にこのコン1−ロール信号のパルス
の始まりを検出し記録時の適当な時間にパルスの終わり
の記録を行うことにより、コントロール信号のデユーテ
ィ比を変更するVTRにおけるコントロール信号の記録
再生装置において、テープ走行方向における上記コア)
0−ルヘンドの上流側に第2のコントロールヘッドが配
置され、この第2のコントロールヘッドで再生されたコ
ントロール信号に基づいてテープ速度のモードの判別を
行うテープ速度判別手段と、走行中のテープ速度をこの
テープ速度判別手段によって判別されたモードの速度に
切り換えるテープ速度切換手段とが設けられた構成をな
している。
これにより、コントロール信号のデユーティ比を変更し
ている際にも、テープ速度のモードが変わったことを検
出し、これに応じてテープ速度を切り換えることができ
る。そして、テープ速度のモードが変わった部分では、
新たなモードに応したテープ速度で引き続きコントロー
ル信号のデユーティ比の変更が行われることになる。
従って、本発明のコントロール信号の記録再生装置によ
れば、コントロール信号のデユーティ比の変更中にテー
プ速度のモードが変わった場合に、このモードが変わる
部分を改めて再生しても、新たなテープ速度のモードに
応じて再生時のテープ速度が切り換わるので、画面の乱
れを防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図はコントロール信号の記録再生装置のブロッ
ク図、第2図は記録再生装置における各信号波形を示す
タイムチャートである。第3図及び第4図は従来例を示
すものであって、第3図はコントロール信号の記録再生
装置のブロック図、第4図は記録再生装置における各信
号波形を示すタイムチャートである。 2はコントロールヘッド、2aは第1コントロールヘツ
ド、2bは第2コントロールヘツト、7はテープ速度判
別回路(テープ速度判別手段)、9はテープ速度切換回
路(テープ速度切換手段)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コントロールヘッドの記録再生をそれまで再生して
    いたコントロール信号に同期させて切り換え、再生時に
    このコントロール信号のパルスの始まりを検出し記録時
    の適当な時間にパルスの終わりの記録を行うことにより
    、コントロール信号のデューティ比を変更するVTRに
    おけるコントロール信号の記録再生装置において、 テープ走行方向における上記コントロールヘッドの上流
    側に第2のコントロールヘッドが配置され、この第2の
    コントロールヘッドで再生されたコントロール信号に基
    づいてテープ速度のモードの判別を行うテープ速度判別
    手段と、走行中のテープ速度をこのテープ速度判別手段
    によって判別されたモードの速度に切り換えるテープ速
    度切換手段とが設けられたことを特徴とするVTRにお
    けるコントロール信号の記録再生装置。
JP63259865A 1988-10-14 1988-10-14 Vtrにおけるコントロール信号の記録再生装置 Pending JPH02105360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63259865A JPH02105360A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 Vtrにおけるコントロール信号の記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63259865A JPH02105360A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 Vtrにおけるコントロール信号の記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02105360A true JPH02105360A (ja) 1990-04-17

Family

ID=17340035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63259865A Pending JPH02105360A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 Vtrにおけるコントロール信号の記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02105360A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880010407A (ko) 디지탈 신호 재생장치
JP2693417B2 (ja) 記録再生装置
US4665443A (en) Signal recording and reproducing apparatus
JPH0783463B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH02105360A (ja) Vtrにおけるコントロール信号の記録再生装置
JPH0738713B2 (ja) 再生装置
JP3217816B2 (ja) 情報処理装置
JPH02118902A (ja) 画像記録再生装置
JP2615766B2 (ja) 再生映像信号の処理装置
JP2630776B2 (ja) ブランク・スキップ機能付vtr
JPS63158986A (ja) 磁気記録再生装置
JP3008712B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR900009171B1 (ko) 고음질 비데오 카세트 레코더(vcr)의 고속 탐색 방법
JPH0523677B2 (ja)
JPS59142994U (ja) 記録媒体の映像情報記録位置の検索装置
KR930018469A (ko) 동시녹재기능을 갖는 기록재생장치
JPH0516792B2 (ja)
JPS61240785A (ja) 画像メモリ装置
JPH0724125B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2000163708A (ja) データ記録再生装置
JPS63104247A (ja) Vtrのデ−タ記録装置
JPH0648560B2 (ja) 記録モ−ド判別回路
JPS5981168U (ja) 磁気記録再生装置
JPH0476162B2 (ja)
JPH0738716B2 (ja) 磁気記録再生装置のスロ−モ−シヨン装置