JPH02104520A - バニロイド類の単純ヘルペス感染症の治療のための使用 - Google Patents

バニロイド類の単純ヘルペス感染症の治療のための使用

Info

Publication number
JPH02104520A
JPH02104520A JP1155566A JP15556689A JPH02104520A JP H02104520 A JPH02104520 A JP H02104520A JP 1155566 A JP1155566 A JP 1155566A JP 15556689 A JP15556689 A JP 15556689A JP H02104520 A JPH02104520 A JP H02104520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
group
methyl
substituted
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1155566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2874896B2 (ja
Inventor
Timothy P O'neill
チモシー、ピーター、オニール
Gerald B Kasting
ジェラルド、ブルース、カスティング
Thomas Lee Cupps
トーマス、リー、カップス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH02104520A publication Critical patent/JPH02104520A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2874896B2 publication Critical patent/JP2874896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/16Amides, e.g. hydroxamic acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/16Amides, e.g. hydroxamic acids
    • A61K31/165Amides, e.g. hydroxamic acids having aromatic rings, e.g. colchicine, atenolol, progabide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/20Antivirals for DNA viruses
    • A61P31/22Antivirals for DNA viruses for herpes viruses

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本出願は単純ヘルペス感染症の治療或いは予防のための
バニロイド化合物の使用に関する。
発明の背景 本発明は天然及び合成バニロイド化合物の新規使用を含
むものである。以下のものは、そのようなバニロイド化
合物の非限定的具体例であり、及びそれらが開示されて
いる文献であり、以ドの文献は全てここに準用する: 
米国特許 4.313,958号明細書中のキャブサイシン(トラ
ンス−8−メチル−N−バニリル−6−ノネンアミド)
及び「合成」キャブサイシン(N−バニリルノナンアミ
ド):ヤクシュ(Yaksh)等、5cience 、
 208 、 pp、481−483 (1979年)
中のキャブサイシン;ジャンクツ(Jancso)等、
Na u n y n −3chmledeberg’
s  Arch、Pharmaeol、  vol、3
11、pp。
285−288  (1980年)中のキャブサイシン
;ホルツ−(Ilolzer)  等、Bur、J、P
l+arm、Vol、5g、pp。
511−514(1979年)中のキャブサイシン;米
国特許4.238,508号明細書中の3−ヒドロキン
アセトアニリド;ヨーロッパ特許出願 0089710q明細書中のヒドロキシフェニルアセト
アミド類;米国特許4,401,663号明細書中のN
−バニリルスルホンアミド類、米国特許4,424.2
05号明細書中のヒドロキシフェニル−アセトアミド類
;米国特許 4.443.47′3号明細書中のN−(’−3−或い
は4−ヒドロキン或いは3.4−ジヒトロキンベンンル
)カルバメート類;米国特許 4.493,848号明細書中のN−〔(置換フェニル
)メチル〕 −シス−モノ不飽和アルケンアミド類:米
国特許4,460,602号明細書中のN−(3−メト
キシ−4−ヒドロキシヘンシル及びフェニル)尿素類及
びチオ尿素類;ヨーロッパ特許出願00685 Q 0
号明細書中のN ハニリル尿素類:米国特許第4. 5
32.139号明細書中のN−((置換フェニル)メチ
ルコアルキンアミド類:米国!r!f許4,544,6
68号明a+書中のメチレン置換N−〔(置換フェニル
)メチルコアルカンアミド類;米国特許 4.544,669号明細書中のN−〔(置換フェニル
)メチル〕 −シネ飽和アミド類;米国特許4.564
,633号明細書中のモノアルケンアミド類:英国特許
明細書2,168,974号中の置換フェニル酢酸エス
テル類;英国時6′1明細占2.168,976号中の
N−(置換アルキル)アルカンアミド類及びチオマミド
類:英国特;i’ 1lJ1細書2. 168,975
号中の置換芳香族−7′ラアルカンアミト類:及びヨー
ロッパ特、−′「出願282.127号明細書中のベー
ターアミノエチル−置換フェニル化合物類。
バニロイド化合物類は、−船釣に上記文献において、鎮
痛、抗刺戟及び抗炎症縮性をHすることが開示されてい
る。
キャブサイシンのヒト及びド)動物の神経系に影響を及
ぼす使用、及び帯状ヘルペス感染症に11′う痛みを治
療するための使用は数多くの文献に開示されている。ハ
ントベルカー、H60゜()!andvcrkcr、 
11.0.) 、U、ホルツ7−−ベソチ(U、 1l
olzcr−Petschc)、Ch、ハイム(Clt
、 tleym)及びE、ベルク(E、 Walk )
は「キャブサイシンの抹消神経への局所適用後及び新生
児ギヤプサイシン処理後のC−繊維機能(C−Fibr
e Functions八rLer  Tへpical
  ^pplicaLIon  or  Capsai
ein  to  aPeripheral Nerv
e and al’Ler NeonaLa! Cap
sai−1983)、(Chahl、 L、A、 、J
、 5zolcsanyi 、及びF、 Lcabcc
k編、Akadcmiai Klado 、13uda
pcst(1984年) 、pp、57−78)は、繰
返されたキャブサイシンの適用後侵害受容器が引続く化
学的及びおそらくは熱刺戟にも又脱感作するようになる
ことを開示している。ティラー、D、C,M。
(Taylor、 D、C,M、) 、F r、−に、
ビーロー(旨。
−に、 Plerau)及びJ、ストルクサニー=(J
5zolcsanyl)、[ラット抹消神経における軸
索漿輸送に及はすキャブサイシンの影’! (1’hc
 Crrcctor  Capsalcln  on 
 Axoplasn+je  Transport  
in  aSzolcsanyl、 J、及びP、 L
embcck編、AcadcmiaiKlado、 B
udapcst 、 (1984)、pp、I(i5−
171)は、全身のキャブサイシンが後板神経節及びを
椎における物質Pのレベルを減少し、及び抹消神経にお
ける神経成長因子(NGF)輸送が全身のキャブサイシ
ンにより阻害されるかもしれないことを開示している。
ジャンクツ、  G、  (Jancso、 G、) 
、F。
オパール、  J r、  (F、 0ba1. Jr
、) 、1.  トス−カサ(1,Totll−Kas
a) 、M、カトナ(M、 Katona)及びS、フ
ス(3,l1usz)、「ペプチド含H知覚神経による
皮膚炎症反応の変調(’rhc Modulation
 orCutaneous InflallllaLO
ryROileLIOnS byPepLi(IC−C
ontaining  5ensory  Nerve
s)J  、 InternationalJourn
al  or Ti5sue Reactions、V
ol、Vll  、(+91115)、pp、449−
457はへブチド含a知覚神経を介しての神経系の炎症
の機構への可能性のある役割を開示する。キャブサイシ
ンで新生児処理されたラットが神経性炎症の完全な消滅
を示したの対し、繰返された皮膚のキャブサイシンによ
る局所適用(局所脱感作)は強く減少された化学的浦み
感受性及び高められた暖かさ及び熱痛み感覚に対する閾
値と共に神経性応答を数日間消滅させた。皮膚の局所的
キャブサイシン脱感作は後人性低温及び熱琳麻疹を有す
る患者における腫れ物、発赤拡大、かゆみを防止した。
ジャンクツ、 G 、  (Jancso。
G、) 、S、フス(S、1lusz )及びN、シモ
ン(N。
5inon )、[帯状ヘルペス後の軸索反射血管拡張
の損rXIG(Impairment ol’ Axo
n Rerlcx Vasodilata−Lion 
 afLer  l1erpes  Zoster) 
 J   Cl1nical  a+ulExperi
mental Dermatology、 Vat 、
8 (1983)、pp。
27−31は、帯状ヘルペス感染症に続く化学感受性−
次知覚ニューロン及び皮膚器管における軸索反射血管拡
張のbl (Q及び帯状ヘルペスが皮膚の血管反応に影
響を及ぼす可能性のある機構を開示する。
キャブサイシンは帯状ヘルペス感染症に伴う激しい痛み
の治療のための有効な化合物として開示されている。バ
ーンスタイン、  J、  E、  (Bcrn−st
e[n、 J、E、 )  r皮膚病の治療におけるキ
ャブサイシン(Capsalcin In the T
reatmcnL orDcrma−tologlc 
Disease ) J 、Cutts 、 Vol、
39 (1987年4月) 、I)p、352−353
は、後ヘルペス神経痛及び乾欝の可能性のある治療にお
けるキャブサイシンの使用を開示する。バーンスタイン
、  J、  E。
(Bcrnstcjn、 J、E、) 、D、 R,ビ
ッカース(1) 、 RBickers)、M、V、 
ダール(M、V、 I)abl)、ジエイY、 0シヤ
ールCJaY Y、 Roshal )、[局所キャブ
サイシンによる慢性後ヘルペス神経痛の治療(Trea
tment orChronic Po5Ll+erp
cLic Ncuralgft(1981)、pp、9
3−96は、激しい局所的痛みにより特徴付けられる後
ヘルペス神経痛及びその他の症候群を軽減するための可
能性のあるf法として、後ヘルペス神経痛に悩む患者に
対するキャブサイシンの局所適用を開示する。米国特許 4.536,404号明細書は、後ヘルペス神経痛の症
候を軽減するために、帯状ヘルペスで冒された領域に有
効量のキャブサイシンが局所的に適用される帯状ヘルペ
スによる後ヘルペス神経痛の治療方法を開示する。
単純ヘルペス感染症をHするマウスにおける皮膚上の神
経原性応答及び知覚伝達に及ぼすキャブサイシンの影響
は次の二つの文献に開示されている。ハーバ−、D、 
A、 (llarbour、 D、^、) 、T。
J、ヒル(T、J、 11111 )及びW、 A、 
プライス(V、A、 Dlyth)、[マウスにおける
再発性単純ヘルペス:抹消刺戟に引続く皮膚における炎
症及び神経節におけるウィルスの活性化(1?ccur
rcntHcrpcs Slmplcx in the
 Mouse: 1nrlaao+ation 1nt
he 5kin and Activatlon of
’ Virus In the Gan−glia F
ollowing Peripheral 5tia+
ulation ) J、Journal  of  
General  Vlrology、  Vol、 
 84  (1983)  、pp、 1491−14
98は、再発性単純ヘルペスウィルス病及び神経節にお
ける感染性ウィルスの111活性化を誘発する皮膚に対
する化学的刺戟を開示する。媒介物の血管の浸透性に及
ぼす影響を決定するのを助けるために、キャブサイシン
がマウスの注射前に染料と共に皮下注射されている。リ
ュングダール、 A、  (Ljungdabl、 A
、 ) K、  クリステンセン(に、 Kr1ste
nsson) 、J 、 M、ランドバーブ(J。
M、 1.undberg)、E、ライク(E、 1.
yeke) 、B、  スベンナーホルム(B、 Sv
ennerholm)及びR,ジ−グラ−(R,Zie
gler)、[キャブサイシン治療マウスにおける単純
ヘルペスウィルス感染症(llerpesSimple
x Virus Inf’eeLlon In Cap
saieln−TrpaLcrlMice) J 、J
ournal of’ the Neu’rologi
ealScience、 Vol、 72(1980)
 pP、223−230は、生後41−1目(新生児)
マウスの鼻に単純ヘルペスウィルス(l(S V)接種
前に皮ド注射されたキャブサイシンが、H5V−感染マ
ウスの死亡率を減少したと開示している。
帯状ヘルペス感染症 帯状ヘルペス感染症は、通常帯状ヘルペス及び急性後方
神経節として知られている病態の病源菌であるバリセラ
ーシスターウィルス(V Z V)により引起こされる
VZv感染症は通常激しい痛みを引起こし、知覚神経に
沿って分布した大きい病巣11を示す。小胞発疹は抹消
知覚神経により供給される皮膚函域に神経性痛みを引起
こす。帯状ヘルペスの小胞発疹は、しばしば後方根神経
節、ホジキン病などの全身病及び免疫抑制治療を含む局
所的病巣によりしばしば活性化される。
VZVは又水痘の病源体である。後者の帯状ヘルペス感
染症(即ち、帯状ヘルペス出現)は15才の年令後に最
も普通である。小胞が紅斑ベースに形成され、1以上の
後方根神経節の知覚う)(IIに従う。冒された皮膚上
の知j)領域は通常激しい痛みを伴う知覚過敏状態であ
る。
後ヘルペス神経痛は、VZVにより引起こされた小胞発
疹に引続き、60才を越える患者にしばしば見られる。
発疹に引続き、皮膚の吹き出物及び痛みの症候群が通常
発生する。吹出物は通常自然に2〜3週間以内に消散す
る。痛みは継続し、激しい。後ヘルペス神経痛の治療は
しばしば不満足であり、本質的に徴候的であり、しばし
ば強力な鎮痛剤及び鎮静剤を必要とする。■ZV感東症
に伴う後ヘルペス神経痛は、数ケ月間或いは数年に互っ
て持続することがある。痛みか余りに厄介なため、それ
は長期間のうつ病及び自殺にさえ蓚込まれてきた。痛み
が十分に激しいこと且つ持続的であることは稀ではなく
、その結果患者のイζ快さを軽減する努力において神経
外科−f術が用いられることがある。
帯状ヘルペス感染症は患者において稀にしか+1発しな
い(再発割合は2%未満である)。即ち、皮膚表面の数
多くの領域の任意の一つにおける病巣の出現に通常伴う
一同の攻撃が通常免疫を与える。
fド純ヘルペス感染症 臨床的には帯状ヘルペス感染症は、中線ヘルペスウィル
ス(HS V)感染症に幾つかの類似性を有するかもし
れないが、しかし、両否の間には幾つかの重要な相違点
が存在する。
単純ヘルペス病巣はしばしば激しい構成的(−船釣、局
所的でない)徴候を伴う一般化された或いは局所化され
た皮膚及び粘膜病巣により特徴(−1けられる。急性−
次皮膚感染に続き、ウィルスは知覚神経に沿って広がり
、局所知覚神経節、即ちニューロン細胞体の領域に確立
されるようになる。
HSVは通常三叉神経節或いは仙骨前)j神経節に潜在
的感染症を示す。vZVは通常潜在的感染症をもたらす
が、これらは主として背面板神経節において生ずる。
H3V感染症は一般的に二つのタイプ、タイプI或いは
タイプ■よりなる。タイプI  H3V感染症は主とし
て口部或いは眼部ヘルペス感染症に巻込まれるものであ
る。HSVタイプ■感染症は通常生殖器に生じ、主とし
てヘルペス病巣との直接接触により伝播される。単純ヘ
ルペス病巣は皮膚或いは粘膜の至る所に現われるが、そ
れらは最も頻繁には、口、唇、粘膜及び角膜及び生殖器
に現われる。
VZV感染症の2%再発率と異り、タイプIH3Vの再
発の確立は80%であるのに対し、タイプII  HS
Vの再発の可能性は50%である。
タイプn  HSVの異なった菌株による再感染も又生
じうる。再発性ヘルペス発疹は、l」光への過剰曝露、
熱性病気、肉体的或いは感情的ストレス、或いはある種
の食物或いは薬品などの広範囲の条件によって促進され
つる。
後ヘルペス神経痛は通常H3V感染症には見られない。
HSVの主たる病巣(小胞発疹)は最も痛く、長期間且
つ広範囲のものである。小胞発疹期の間患者はしばしば
ウィルス感染の領域において痛みを経験する。この痛み
は、激しいことがあるが、ヘルペス病巣の治癒時に消散
し、VZV感染症とは異って再発ヘルペス出現の間にお
いては患者を基本的には無症候状態にする。再Q 11
 S V感染症に対する治療処決は、幾らかの痛みその
他の徴候の軽減があるものの、ヘルペス病巣をイ・防す
る約束は殆んど示していない。
発明の目的 本発明の目的は、単純ヘルペスタイプI及びタイプ■感
染症及びそれに伴う+Ir発の不快さ、病巣及び痛みを
治療或いは予防するのに有効な新規方法を提供すること
である。
更に本発明の目的は、単純ヘルペス感染症に伴う、殊に
ヘルペスタイプ■感染症に伴う多くの徴候を消散する局
所的治療方法を提供することである。
更に又本発明の目的は、機械的知覚の喪失(即ち「麻痺
」)即ち運動強調なしに鎮痛をもたらすそのような治療
方法を提供することである。
更に本発明の目的は、生殖器の単純ヘルペス感染症及び
それにけう再発の不快さ、病巣及び痛み(特に、単純ヘ
ルペスタイプロ感染症)を治療或いは予防するための方
法を提供することである。
発明の概要 本発明は、天然及び合成バニロイド化合物及びその薬学
的に許容可能な塩を用いる治療により、ヒト及びド等動
物における単純ヘルペス感染症を治療或いは予防する方
法を提供するものである。
本発明は特に、該天然及び合成バニロイド化合物を含有
する薬学的組成物が、単純ヘルペスタイプI或いはタイ
プ■病巣の再発をr・防するために局所的に適用される
治療法に関する。
発明の詳細な説明 ここで用いられる「アルキル」という用語は、直鎖、分
岐鎖或いは環状、置換或いは非置換であってよく、且つ
飽和、モノ不飽和(即ち、鎖゛中に1個の二重或いは三
重結合)、或いはボリイく飽和(例えば、鎖中に2個以
上の二重結合、鎖中に2個以上の三重結合或いは鎖中に
1個以上の二重結合及び1個以上の三重結合)であって
よい炭素含有鎖を意味する。特に断りのない限り、アル
キルは好ましくは次の通りである。好ましいアルキルは
直鎖或いは分岐鎖、特に直鎖である。好ましいアルキル
は非置換である。好ましいアルキルはモノ不飽和、特に
飽和である。好ましいアルキルはC1−020’好まし
くはC1−C1o1更に好ましくはCニー06、更に好
ましくはC1−04、最も好ましくはCI  C2、殊
にC1である。
ここに用いられる「カルボキシレート」という用語は有
機カルボン酸部分(即ち、−Co2H)、及びヒト或い
は下等動物への投与に対する毒性の観点から許容可能な
その塩類(例、ナトリウム、カリウム、カルシウム、ト
リエチルアンモニウム)及びエステル類(例、メチルエ
ステル、エチルエステル)及びアミド類(例、非置換ア
ミド、N−メチルアミド、N、N−ジメチルアミド)な
どである。
ここで用いられる「アリール」という用語は、モノ−、
ジー、或いはトリー置換或いは非置換であってよいアリ
ール環(特に、置換或いは非置換フェニル或いはナフチ
ル)を意味する。より好ましいアリールはフェニルであ
る。より好ましいアリールは非置換である。
アルキル及びアリール基に対してここで用いられる「置
換」という用語は、モノ−或いはポリ置換でありうるア
ルキル或いはアリール基を意味する。好ましくは、モノ
−、ジー或いはトリ置換であり、より好ましくはモノ置
換である。好ましい置換基は、ハロゲン、ヒドロキシ、
アミノ、チオール、アリール、アルキル、カルボキシ1
−1・及びOR〔ここにRはアリール或いは非置換アル
キル基(特にメトキシ及びエトキシ)である〕よりなる
群から選ばれる。
ここで用いられる飽和アルキル基は「アルカニル」と称
され、鎖中に二重結合を含んでなる不飽和アルキル基は
、「アルケニル」と称され(好ましくは、rZJ或いは
「シス」幾riII学的立体配置に二重結合を有する鎖
である)、及び鎖内に二重結合を含んでなる不飽和アル
キル基は「アルキニル」と称される。本発明の化合物内
に(j在する(1意の二重結合に対する幾何学的立体配
置の命名は、技術上公知の命名法rZJ及びrElを利
用し、モリソン(Morrlson)及びボイド(Bo
yd)、「有機化学(Organic Chemist
ry)J 、第三版(Allyn andBacon、
 Inc、、ボストン、1973年) 1.pp、I3
1−+33及び14g−151、及びマーチ(Marc
l+)、「上級有機化学(Advanced Orga
nic Chemistry) J 、第二板(McG
rav−11ill Book Compa+n、ニュ
ーヨーク、1977年) 、 I)I)、86−124
に完全に説明されており、これらの両文献の開示内容は
全てここに準用する。
本発明において有用な化合物は、下記一般構造を有する
天然及び合成ハニロイド化合物頌及びその薬学的に許容
可能な塩類である: 構造(1)において、n−0又は1である。
構造(1)において、−W−X一部分は、−C(0)N
H−1−C(S)NH−1−5(0) 2NH−1−N
HC(0)O−1−NHC(S)O−1−NHC(○)
NH−1−NHC(S)NH−1−C(0)O−1−C
(0)S−1及び−C(0) N (R)−より選ばれ
る。好ましくは、−W−X−は −C(0)NH−1−C(S)NH−1−NHC(0)
NH−1−NHC(S)NH−及び−3(0) 2NH
−より選ばれる。より好ましくは、−W−X−は−C(
0)NH−1−C(S)NH−及び−NHC(0)NH
−より選ばれる。最も好ましくは、−W−X−は−C(
0)−NH−である。−W−X一部分のいずれかの利用
可能な結合は−R部分に結合されCよく、他の結合はベ
ンジル炭素原J−1或いは直接にベンゼン環に結合され
る。
構造(1)において、−R1部分は水素、ヒドロキシ、
約1〜約5個の炭素原子を4j゛するヒドロキシのアル
キルエステル、約1〜約5個の炭素IIn子を自゛する
アルキル、及び約1〜約5個の炭素原子を有するアルコ
キシから選ばれる。好ましい−R1は水素、ヒドロキシ
及びメチルから選ばれ、最も好ましい−R1は水素であ
る。
構造(1)において、−2部分は水素、ヒドロキシ及び
メトキシから選ばれ、好ましい−Zはヒドロキシ及びメ
トキシから選ばれる。最も好ましい−Zはメトキシであ
る。
構造(1)において、−Y一部分は一〇−1−S−1−
NH−1−0C(0)−1 −oso3−−1及び−opo3−一から選ばれ、好ま
しい−Y−は−0−1−8−及び−NH−がら選ばれる
。より好ましい−Y−は一〇−及び−8−から選ばれ、
最も好ましい−Y−は一〇−である。
構造(1)において、−V部分は水素、短鎖アルキル及
び−CR−CR、NH2から選ばれる。好ましい−Vは
01〜C3アルキル及び水素から選ばれる。更に好まし
い一■は水素及びメチルから選ばれ、殊に水素である。
又より好ましく−R2部分は各々独立に水素、ハロゲン
、約1〜約5個の炭素原子を有する非置換或いは置換ア
ルキル、置換或いは非置換アリール、及びカルボキシレ
ートから選ばれるか、或いは2例の−R−″部分は共合
結合して環内に約3〜約7個の炭素原子をHする置換或
いは非置換アルキル環を形成する。アルファ炭素原子(
Y部分に直接績へしている炭素原子)上の少な(とも1
個の−R−は水素であることが好ましい。又、全ての−
R−か水素及び約1〜約5個の炭素原子をHするヒドロ
キシアルキルから選ばれることが好ましく、よりllT
ましくは5−ヒドロキシフェニル、2−ヒドロキシブチ
ル或いはヒドロキシメチル、殊にヒドロキシメチルであ
る。又、全ての−R−か水素及び約1〜約5個の炭素原
子を有するアミノアルキルから選ばれることが好ましく
、より好ましくは2−アミノペンチル、2−アミノブチ
ル、アミノメチル或いはアミノエチル、殊にアミノメチ
ル或いはアミノエチルである。又、全ての一エく−が水
素及び置換或いは非置換アリール、殊にフェニル或いは
メチルフェニルから選ばれるのが好ましい。アリク ールである好ましい−R″″部分としては、フェニル、
ナフチル及び置換フェニル及びナフチルが半げられ、最
も好ましくは置換或いは非置換フェニルである。アリー
ルアルキルである好ましい−R2部分は置換されたもの
であり、或いは好ましくは非置換のものである。置換ア
リールアルキルである好ましい−R一部分は、置換基が
独立にハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、水素及びカルボ
キシ基から選ばれるものである。又、全てのク ーR−が水素及び約1〜約5個の炭素原子を白−するア
ルキル(殊にメチル)から選ばれるのが好ましい。又、
高々唯一の−R−が水素以外のものであるのが好ましい
。又、全ての−R−が水素であるのが好ましい。
特に好ましいのは、アルファ炭素原r上の両−R2が水
素であり且つベータ炭素原子(アルファ炭素原子に直接
結合している炭素原f−)上の両−R2が、非置換或い
は置換アルキルであるか、或いは共a結合して置換或い
は非置換アルキル或いは環内にO〜約3個のへテロ原子
を含む約゛3〜約8個の原子を合するヘテロアルキル環
を形成するのが好ましい。ここに用いられる「ヘテロ原
子」とは少なくとも2個の他の原子に共角゛的に結合し
、安定な環構造の一部となりうる炭素原子以外の原子を
意味する。好ましいヘテロ原子はN、O及びSである。
ベータ炭素原子上の好ましい−R−は非置換或いは置換
C1−06アルキル、より好ましくはC1−C4アルキ
ル、−層より好ましいのはC1−C2アルキルである。
叉、ベータ炭素原子上の2個の−R2部分が共有結合し
て環内に約3〜約6個の炭素原子、より好ましくは3或
いは4或いは5個の炭素原子を有する置換或いは非置換
アルキル環を形成するのが好ましい。ベータ炭素原子上
の好ましい−R2部分は飽和であるか或いは単一二重結
合或いは三重結合を何する不飽和のものであり、より好
ましくはベータ炭素上の両、2は非置換或いは置換アル
カニルであるか或いは共有結合して非置換或いは置換ア
ルカニル環を形成するものである。ベータ炭素上の−R
−″アルキル部分の好ましい置換基は、ヒドロキシ、ア
ミノ、チオール及びカルボキシレート、殊にヒドロキシ
及びアミノである。より好ましくは、ベータ炭素上の全
−R2アルキル部分は非置換のものである。更により好
ましくは、ベータ炭素原子−Lの両−R−はメチル或い
はエチル、殊にメチルである。
構造(1)において、−R部分は直鎖、分岐鎖或いは環
状鎖であってよく、且つ飽和、モノ不飽和、或いはポリ
飽和、置換或いは非置換であってよいC2’2424ア
ルキルである。好ましい−2部分は直鎖及び分岐鎖アル
カニル、直鎖及び分岐鎖モノ不飽和アルキル、直鎖或い
は分岐鎖シネ飽和アルキル、及び直鎖及び分岐鎖トリ不
飽和アルキルである。より好ましい−2部分はモノ或い
はシネ飽和或いは飽和の06−C24直鎖或いは分岐鎖
アルキルである。又より好ましいものはC3−CII直
鎖アルキル、特に07−C1o直鎖アルカニルである。
より一層好ましいのはモノ或いはシネ飽和アルケニル、
或いはC6−C24直鎖アルケニルである。更に好まし
いのは、モノ不飽和シス−二重結合C11’23直鎖ア
ルケニルである。
更に一層好ましいのは、モノ不飽和シス−二重結合C1
7−C23直鎖アルケニルである。最も好まし0−Rは
9−Z−オクタデセニルである。
好ましい−R基は下記の通りである。フェニル酢酸アミ
ド或いはチオ−アミド誘導体を用いる本発明の方法に対
して特に下記一般構造を有するベーターアミノエトキシ
置換化合物か好ましい:好ましい−R基はn−ヘキサニ
ル、1〕−へブタニル、n−オクタニル、n−ノナニル
、n−デカニル、n−ウンデカニー)Lt、n−ドデカ
ニル、n −トリデカニル、n−テトラデカニル、テト
ラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタ
デセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、アイコシニ
ル、ドカセニル、オクタデカジェニル、ノナデカジェニ
ル、アイコサジェニル、オクタデカトリエニル、アイコ
サジェニル、アイコサテトラエニル、オクタデシニル、
ノナデシニル、アイコシニル、及びドコシニルから選ば
れる。より好ましい−R基はn−オクタニル、n−ノナ
ニル、n−デカニル、9E−或いは9Z−テトラデセニ
ル、9E−或いは9Z−へキサデセニル、9E或いは9
Z−オクタデセニル、6E或いは6Z−オクタデセニル
、11E−或いは11Z−オクタデセニル、l0E−或
いは10Z−、ノナデセニル、13E−或いは13Z−
トコセニル、9−メチレン−1−オクタデカニル、9Z
、122−オクタデカジェニル、9E、12E−オクタ
デカジェニル、9Z、12E−オクタデカジェニル、9
Z。
11E−オクタデカジェニル、TOE、1’3E−ノナ
デカジェニル、IIE、14E−アイコサジェニル、9
Z、12Z、1.5Z−オフタデ力トリエニル、6Z、
9Z、122−オフタデ力トリエニル、IIZ、14Z
、172〜アイコサトリエニル、5Z、8Z、112,
142−アイコサテトラエニル、及び9・オクタデシニ
ルから選ばれる。最も好ましい−RMはn−オクタニル
、n−ノナニル、及び9Z−オクタデセニルである。
バニリルアミド或いはバニリルチオアミド誘導体である
本発明の化合物に対しては、特にド記−般構造を有する
ベータアミノエトキシ置換化合物類が好ましい: 好ましい−R基はn−へキサニル、n−へブタニル、n
−オクタニル、n−ノナニル、n−デカニル、n−ウン
デカニル、n−ドデカニル、n −l−リデカニル、ト
リデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサ
デセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセ
ニル、アイコンニル、トコセニル、ヘプタデカジェニル
、オクタデカジェニル、ノナデカジェニル、アイコサフ
ェニル、ヘプタデカジェニル、オクタデカジェニル、ノ
ナデカトリエニル、アイコサジェニル、ノナデカトリエ
ニル、ヘプタデシニル、オクタデシニル、ノナデシニル
、及びアイコンニルから選ばれる。より好ましい−R基
はn−へブタニル、n−オクタニル、n−ノナニル、8
E或いは8Z−トリデセニル、8E或いは8Z−ペンタ
デセニル、8E−或いは8Z−へブタデセニル、5E−
或いは57〜へブタデセニル、10E或いは10Z−へ
ブタデセニル、9E−或いは9Z−オクタデセニル、1
2E−或いは122−ノナデセニル、8−メチレン−1
−ヘプタデセニル、82,112−ヘプタデカジェニル
、8E、IIE−ヘプタデカジェニル、8Z、IIE−
ヘプタデカジェニル、8Z、l0E−へブタデカジェニ
ル、9E。
12E−オクタデカジェニル、IOC,13E−ノナデ
カジェニル、8Z、11Z、14Z−へブタデ力トリエ
ニル、5Z、8Z、11Z−へブタデ力トリエニル、I
OZ、1’3Z、16Z−ノナデカトリエニル、4Z、
7Z、10Z、13Z−ノナデカテトラエニル、及び8
−ヘプタデシニルから選ばれる。最も好ましい−Riは
+1−ヘプタニル、n−オクタニル及び82−へブタデ
セニル(即ち、オレオイルアミド)である。
−Rアルキル基は置換されてよく或いは、好ましくは非
置換である。好ましい置換基はハロケン、ヒドロキシ、
アミノ、アリール、カルボキシレート、及び−0R3〔
R3は約1〜約3個の炭素原子をHする非置換アルキル
基である(殊にメトキシ及びエトキシ)〕よりなる群か
ら選ばれる。置換アルキル基はモノ−、ジー或いはトリ
置換であるのが好ましく、最も好ましくはモノ置換であ
る。
−W−X−が−C(0) N (R)−である場合には
、2個の−RJJは共有結合して環中に約2〜約14個
の炭素原子を有する置換或いは非置換アルキル環を形成
してよい。
ここで用いられる「薬学的に許容++J能な塩類及びア
ミド類」という用語は、それらが誘導された基礎アミノ
形態と同一の一般的薬理学的性質を有するそれらの塩或
いはアミド形態の毒性の観点から許容可能である化合物
を意味する。薬学的に許容可能な塩類としては、無機酸
(例、HCI、HB r SN a HS O4、H2
C03)から誘導されたアンモニウム塩類、及び有機カ
ルボン酸(例、酢酸、乳酸、グルコン酸、クエン酸、グ
ルクロン酸、ガラクツロン酸、フマール酸、ゲンチシン
酸、ラクトビオン酸、安息香酸)から誘導されたアンモ
ニウムカルボン酸塩類などが挙げられる。薬学的に許容
可能なアミド類としては、アミノ酸類(例、グリシンア
ミド類)を含む有機カルボン酸類から選ばれたものが挙
げられる(例、酢酸アミド類)。好ましくは、有機カル
ボン酸類から誘導されたアンモニウムカルボン酸塩類、
特に酢酸及び乳酸塩類が挙げられる。
本発明の方法において有用な好ましい化合物としては、
8−メチル−N−バニリル−6一ノネンアミド、N−バ
ニリルノナンアミド、N−バニリルー9−オクタデセン
アミド、N−(<4−(2−アミノエトキシ)−3−メ
トキシフェニル)−メチル)−92−オクタデセンアミ
ド、N−((4−(2−アミノエトキシ)−3−メトキ
シフェニル)−メチル)−ノナンアミド、N−((4−
(2−メチル−2−アミノプロポキシ)−3−メトキシ
フェニル)−メチル)−ノナンアミド、N−((4−(
2−メチル−2−アミノプロポキシ)−3−メトキシフ
ェニル)−メチル)−92−オクタデセンアミド、N−
((4−(2−アミノ−3−メチルブトキシ)−3−メ
トキシフェニル)−メチル)−92−オクタデセンアミ
ド、N−((4−(1−アミノ−1−シクロプロピルメ
トキシ)・3−メトキシフェニル)−メチル)−92−
オクタデセンアミド、N−((4−(1−アミノ−1−
シクロペンチルメトキシ)−3−メトキシ)フェニル)
メチル)−qz−オクタデセンアミド、N−(92−オ
クタデセニル)−4−(2−アミノ−2−メチルプロポ
キシ)−3−メトキシフェニルアセトアミド、N−((
32−オクタデセニル)−4−(2−アミノエトキシ)
−3−メトキシフェニルアセトアミド、N〜オクタニル
−4−(2−アミノエトキシ)−3−メトキシフェニル
アセトアミド、N−<、<4− <、2−アミノ−3−
ヒドロキシプロポキシ)−3−メトキシフェニル)−メ
チル)−97−オクタデセンアミド、N−((4−(2
−アミノ−2−カルボキシエトキシ)−3−メトキシフ
ェニル)−メチル)−92−オクタデセンアミド、及び
それらの薬学的に許容可能な塩類及びアミド類が挙げら
れる。本発明の方法において有用なより好ましい化合物
としては、8−メチル−N−バニリル−6一ノネンアミ
ド、N−バニリルノナンアミド、N−バニリルー9−オ
クタデセンアミド、N−((4−(2−アミノエトキシ
)−3−メトキシフェニル)−メチル)−92−オクタ
デセンアミド、N−(9Z−オクタデセニル)−4−(
2−アミノエトキシ)−3−メトキシフェニルアセトア
ミド、N−((4−(2−アミノエトキシ)−3−メト
キシフェニル)−メチル)−ノナンアミド、N−14−
(2−メチル−2〜アミノプロポキシ)−3−メトキシ
フェニル)−メチル)−ノナンアミド、N−((4−(
2−メチル−2−アミノプロポキシ)−3−メトキシフ
ェニル)−メチル)−92−オクタデセンアミド、N−
(9Z−オクタデセニル> −4−(2−アミノ−2−
メチルプロポキシ)−3−メトキシフェニルアセトアミ
ド及びそれらの薬学的に許容可能な塩類及びアミド類が
挙げられる。
前記の如く、キャブサイシン及び広範囲のその他の置換
フェニル化合物は鎮痛活性を宜することが知られている
。しかしながら、従来キャブサイジノイド類及びその他
のバニロイド化合物は単純ヘルペス感染症に対して効果
を有することは示されていない。驚くべきことに、本発
明の天然及び合成バエロイド化合物類は+1r発性単純
ヘルペス感染症の予防を助は及び/又は治療するのにn
効である。
本発明において有用な特定の薬学的組成物は、全て本発
明において準用される次の米国特許明細書に記載されて
いる:米国特許 4.401,663号、4,424.2015号、4.
443,473号、4,493,848号。
本発明の方法において有用な代表的薬学的組成物は、以
下に示される非限定的具体例において提供される。その
ような薬学的組成物は、好ましくは1種以上のバニロイ
ド化合物及び薬学的に許容可能な担体を含んでなる。
ここで用いられる「薬学的に許容−jJ能な担体」とい
う用語は、ヒト或いはド等動物に投与するために適した
1種以上の適合性固体或いは液体充填剤稀釈剤或いはカ
プセル化物質を意味する。ここで用いられる「適合性」
という用語は、薬学的担体の成分が通常の使用状況上に
おいて薬学的組成物の薬学的有効性を実質的に減少する
柑斤作用なしにバニロイド化合物と混ぜ合イ〕すことが
できることを意味する。薬学的に許容可能な担体は、勿
論、それらを治療されるヒト或いは下等動物に投与する
ために適したものにするのに十分な高純度及び十分な低
毒性でなければならない。
本発明の方法において用いられる薬学的に許容可能な担
体は、実際の大きさ灼投与口の関係を1j−えるのに十
分な濃度で用いられる。薬学的に許′d11J能な担体
は、総量で本発明の薬学的組成物の約50%〜約99.
99重量%、好ましくは約9し)20〜約99.9%、
より好ましくは約9590〜約99.596を占める。
ここで有用な薬学的組成物に存(1:するバニロイド化
合物の全Lli−投与量は1μg〜約1gである。
好ましい単一投与量は約10μg〜約1(’)Omg、
より好ましくは約100μg〜約5(’1mg、最も好
ましくは約iong〜約10mgである。
本発明の化合物と共に用いられる薬学的に許容可能な担
体の選択は、化合物が投1jされる方法により主として
決定される。そのような方法には、非経口(特に皮下)
、経口及び局所投りが挙げられる。ここで用いられる「
局所的に投与」とは、化合物を皮膚、粘膜、或いは体腔
と接触させておくことを意味する。それは従って、表皮
、口内、鼻内、膣内、肛門内、尿道内、耳内、及び4眼
投与を包含する。本発明の好ましい方法は、バニロイド
化合物の局所投与を含むものである。局所適用に適した
薬学的に許容可能な担体としては、ローション、クリー
ム、溶液、ゲル、テープなどに適したものが挙げられる
局所適用に適した担体は、皮膚上に連続膜として残り、
発汗或いは水中への浸漬により容易に洗い落されること
に耐えるものであることが好ましい。−船釣には、担体
は有機質であるか或いは水性エマルジョンであり、且つ
バニロイド化合物をその中に分散或いは溶解しうるちの
である。担体としては薬学的に許容口I能な皮膚軟化剤
、皮膚浸透向上剤、首色剤、δ料、乳化剤、増粘剤、及
び溶媒類などが挙げられる。そのような形態のより詳細
な説明を以下に示す。
1、ローション類 ローション類は有効量(好ましくは約 0.001%〜約596、より好ましくは約0. 1%
〜約1%)のバニロイド化合物、196〜5006、好
ましくは3%〜15%の皮膚軟化剤、及び残部に水、0
2〜C3アルコール、或いは水とアルコールの混合物を
含んでなる。幾つかの皮膚軟化剤は公知である。そのよ
うな皮膚軟化剤の具体例を以下に示す: a、 炭化水素油類及びワックス類。具体例としては鉱
油、ワセリン、パラフィン、セレシン、オシケライト、
微結晶ワックス、ポリエチレン、及びポリヒドロスクア
レンである。
b、  ジメチルポリシロキサン類、メチルフェニルポ
リシロキサン類、水溶性且つアルコーノい1■溶性シリ
コーン−グリコール共重合体類などのシリコーン油類。
C8植物、動物及び海洋源から得られるようなトリグリ
セリド油脂類。具体例としては、ヒマシ油、サフラワー
油、綿実油、トウモロコシ浦、オリーブ油、タラ肝油、
アーモンド浦、アボガト油、パーム油、ゴマ油及び大豆
油などが挙げられる。
d、  アセチル化モノグリセリド類などのアセトグリ
セリドエステル類。
e、  エトキシル化グリセリルモノステアレートなど
のエトキシル化グリセリド類。
f、   10〜20個の炭素原子を有する脂肪酸のア
ルキルエステル類。ここでは脂肪酸類のメチル、イソプ
ロピル及びブチルエステル類が有用である。具体例とし
ては、ヘキシルラウレート、イソへキシルラウレート、
イソへキンルバルミテート、イソプロピルパルミテート
、イソプロピルミリステート、デシルオレエート、イソ
デシルオレエート、ヘキサデシルステアレート、デシル
ステアレート、イソプロピルイソステアレート、ジイソ
プロピルアジペート、ジイソヘキシルアジペート、ジヘ
キシルデシルアジベート、ジイソプロピルセバケート、
ラウリルラクテート、ミリスチルラクテート及びセチル
ラクテートが挙げられる。
g、  10〜20個の炭素原子を有する脂肪酸類のア
ルケニルエステル類。その具体例としては、オレイルミ
リステート、オレイルステアレート及びオレイルオレエ
ートが挙げられる。
h、   9〜22個の炭素原子を何する脂肪酸類。
適当な具体例としては、ペラルゴン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、イソステア
リン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リシルイン酸、アラキドン酸、ベヘン酸及びエル
カ酸などが挙げられる。
i、  10〜22個の炭素原子をHする脂肪アルコー
ル類。ラウリル、ミリスチル、セチル、へキサデシル、
ステアリル、イソステアリル、ヒドロキシステアリル、
オレイル、リシルイル、ベヘニル、エルシル、及び2−
オクチルドデシルアルコール類が満足できる脂肪アルコ
ール類の具体例である。
j、 脂肪アルコールエーテル類。1(J−2(J個の
炭素原子のエトキシル化脂肪アルコール類としては、そ
れに1〜50個のエチレンオキシド!、l:或いは1〜
50個のプロピレンオキシド基を結aして有するラウリ
ル、セチル、ステアリル、イソステアリル、オレイル及
びコレステロールアルコール類或いはその混合物が挙げ
られる。
k、 エトキシル化脂肪アルコール類の脂肪酸エステル
類などのエーテル−エステル類。
1、  ラノリン及び誘導体。ラノリン、ラノリン油、
ラノリンワックス、ラノリンアルコール類、ラノリン脂
肪酸類、イソブロビルラル−ト、エトキシル化ラノリン
、エトキシル化ラノリンアルコール類、エトキシル化コ
レステロール、プロポキシル化ラノリンアルコール類、
アセチル化ラノリン、アセチル化ラノリンアルコール類
、ラノリンアルコール類すル−ト、ラノリンアルコール
類すシル−ト、ラノリンアルコール類すシル−トのアセ
テート、エトキシル化アルコール−エステル類のアセテ
ート、ラノリンの水素添加分解、エトキシル化水素添加
ラノリン、エトキシル化ソルビトールラノリン、及び液
体及び準固体ラノリン吸着ベースがラノリンから誘導さ
れる皮府軟化剤の具体例である。
m、 多価アルコール類及びポリエーテル誘導体。プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール(分子量2000〜4000)、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポ
リオキシプロピレンポリオキシエチレングリコール類、
グリセロール、エトキシル化グリセロール、プロポキシ
ル化グリセロール、ソルビトール、エトキシル化ソルビ
トール、ヒドロキシプロピルソルビトール、ポリエチレ
ングリコール(分子m 200〜6000)、メトキシ
ポリエチレングリコール類350.550.750.2
000、’500 (1、ポリ〔エチレンオキシド〕単
独重合体(分子口100.000〜5,000,000
) 、ポリアルキレングリコール類及び誘導体、ヘキシ
レングリコール(2−メチル−2,4−ベンタンジオー
ル)、1.3−ブチレングリコール、1,2.6−ヘキ
サンジオール、エトヘキサジオールUSP(2−エチル
−1,3−ヘキサンジオール)C15−C18ビシナル
グリコール、及びトリメチロールプロパンのポリオキシ
プロピレン誘導体などがその具体例である。
n、 多価アルコールエステル類。エチレングリコール
モノ−及びジー脂肪酸エステル類、ジエチレングリコー
ルモノ−及びジー脂肪酸エステル類、ポリエチレングリ
コール(分子量200〜6000)モノ−及びジー脂肪
酸エステル類、プロピレングリコール七ノー及びジー脂
肪酸エステル類、ポリプロピレングリコール2000モ
ノオレエート、ポリプロピレングリコール211 tl
 (1モノステアレート、エトキシ化ブロビレングリコ
−ルモノステアレート、グリセリルモノ−及びジー脂肪
酸エステル類、ポリグリセロールポリ−脂肪酸エステル
類、エトキシル化グリセリルモノステアレート、1.3
−ブチレングリコールモノステアレート、1.3−ブチ
レングリコールジステアレート、ポリオキシエチレンポ
リオール脂N/j酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル類、及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル類が満足できる多価アルコールエステル類である。
0、 蜜蝋、スバームアセチ、ミリスチルミリステート
、ステアリルステアレートなどのワックスエステル類。
p、 蜜蝋誘導体、例えばポリオキシエチレンソルビト
−ル蜜蝋。これらは蜜蝋と各種エチレンオキシドamの
エトキシル化ソルビトールとのエーテル−エステル類の
混合物をIし成する反応生成物である。
q、  カルナウバ及びキャンデリラワックスを含む植
物ワックス類。
「、  レシチン及び誘導体などのリン脂質。
S、 ステロール類。コレステロール、コレステロール
脂肪酸エステル類がその具体例である。
t、 脂肪酸アミド類、エトキシル化脂肪酸アミド類、
固体脂肪酸アルカノールアミド類などのアミド類。
ローション類は更に好ましくは196〜1090%より
好ましくは2%〜5%の乳化剤を含んでなる。
乳化剤は非イオン性、アニオン性或いはカチオン性であ
りうる。満足できる非イオン性乳化剤の具体例としては
、10〜20個の炭素原子を白゛する脂肪アルコール類
、2〜20molのエチレンオキシド或いはプロピレン
オキシドと縮合された10〜20個の炭素原子を有する
脂肪アルコール類、2〜20molのエチレンオキシド
と縮合されたアルキル鎖内に6〜12個の炭素原子を有
するアルキルフェノール類、脂肪酸部分か10〜20個
の炭素原子を含有するエチレンオキシドのモノ−及びジ
ー脂肪酸エステル類、エチレングリコールのモノ−及び
ジー脂肪酸エステル類、ジエチレングリコール、分子量
200〜600 (1のポリエチレンクリコール類、分
子量200〜3000のプロピレングリコール類、グリ
セロール、ソルビトール、ソルビタン、ポリオキシエチ
レンソルビトール、ポリオキシエチレンソルビタン及び
親水性ワックスエステル類などが挙げられる。適当なア
ニオン性乳化剤としては、脂肪酸部分が10〜20個の
炭素原子を含有する脂肪酸石けん類、例えばナトリウム
、カリウム及びトリエタノールアミン石けん類などが挙
げられる。その他の適当なアニオン性乳化剤としては、
アルカリ金属、アンモニウム或いは置換アンモニウムア
ルキルサルフェート類、アルキルアリールスルホネート
クへアルキル部分に10〜30個の炭素原子を何するア
ルキルエトキシエーテルスルホネート類などが挙げられ
る。アルキルエトキシエーテルスルホネート類は1〜5
0個のエチレンオキシド単位を含r」゛する。
満足できるカチオン性乳化剤は四級アンモニウム、モル
ホリニウム及びピリジニウム化合物である。
先のパラグラフで説明した皮膚軟化剤のある種のものは
、又乳化特性もaする。そのような皮膚軟化剤を含有す
るローションが配合される場合には追加の乳化剤は必要
とされないが、それを組成物に含むこともできる。
ローションの残部は水或いはC或いはC3アルコール、
或いは水とアルコールの混合物である。
これらのローションは全成分を単に一緒に混ぜ合わすこ
とにより配合される。好ましくは、本発明の化合物は混
合物に溶解される。通常の任意成分を含ませることがで
きる。一つのそのような添加剤は組成物の1%〜10%
の割合での増粘剤である。適当な増粘剤の具体例として
は、架橋カルボキシポリメチレン重合体、エチルセルロ
ース、ポリエチレングリコール類、トラガカントガム、
カラヤガム、キサンタンガム類及びベントナイト、ヒド
ロキシエチルセルロース、及びヒドロキシプロピルセル
ロースなどが挙げられる。
2、クリーム類 クリーム類は有効量(好ましくは約0.001%〜約5
%、より好ましくは約0. 1%〜約190)のバニロ
イド化合物、5%〜50%、好ましくは10%〜25%
の皮膚軟化剤を含んでなり、残部が水である。上記皮膚
軟化剤をクリーム組成物においても用いることができる
。任意にクリーム形態は前記の如き適当な乳化剤を含有
する。乳化剤が含まれる場合には、それは組成物中に3
%〜50%、好ましくは5%〜20%で存在する。
3、溶液類 溶液形態は有効量(好ましくは約0.001%〜約5%
、より好ましくは約0.1%〜約1%)のバニロイド化
合物を含んでなり、残部が水及び/又は適当な有機溶媒
である。溶媒或いは溶媒系の一部として有用な適当な有
機材料は次の通りである: プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(分子
量200〜600)、ポリプロピレングリコール(分子
量425〜2025)、グリセチン、ソルビトールエス
テル類、1,2,6−ヘキサンドリオール、エタノール
、イソプロパツール、ジエチルタートレート、ブタンジ
オール及びそれらの混合物。そのような溶媒系は又水を
含みうる。
これらの溶液形態の組成物はそのまま皮膚に適用するこ
とができ、或いは又エアロゾールに配合して皮膚にスプ
レーとして適用することができる。
エアロゾール組成物は更に25%〜80%、好ましくは
30%〜50%の適当な噴射剤を含んでなる。そのよう
な噴射剤の具体例としては、塩素化、フッ素化及びクロ
ロフッ素化低分子量炭化水素類などがある。亜酸化窒素
、二酸化炭素、ブタン及びプロパンも又噴射剤ガスとし
て用いられる。これらの噴射剤は容器の内容物を追出す
のに十分な割合で用いられる。
4、ゲル類 ゲル組成物は単に前記溶液組成物に適当な増粘剤を混合
することにより配合することができる。
適当な増粘剤の具体例はローションについて先に説明し
た通りである。
ゲル化組成物は有効量(好ましくは約 0.00196〜約5%、より好ましくは約0.1%〜
約1%)のバニロイド化合物、5%〜750o。
好ましくは10%〜50%の前記6機溶媒、0.5%〜
20%、好ましくは196〜1096の増粘剤を含んで
なり、残部は水である。
5、固体類 固体形態の組成物は、唇或いは体のその他の部分への適
用を意図した棒型組成物としての用途を有する。そのよ
うな組成物は有効量(好ましくは約0.001〜約5%
、より好ましくは約0.1%〜約1%)のバニロイド化
合物、及、び50%〜98%、好ましくは60%〜90
%の前記皮膚軟化剤を含んでなる。この組成物は更に1
%〜20%、好ましくは5%〜15%の適当な増粘剤及
び任意の乳化剤及び水を含有しうる。ここで前記ローシ
ョンについて説明した増粘剤が適当である。
6、生殖器配合物 本発明において用いられる組成物は、殊に生殖器領域に
おいて広範囲の稀釈液中で投与されうる。
−船釣皮膚治療に加えて、生殖器領域における感染は膣
、肛門或いは尿道座薬1、膣ペッサリー、膣或いは直腸
錠剤或いはインサート、月経及び非−月経タンポン、軟
膏、浣腸、円錐体、エマルジ、ヨン及び潅注器を用いて
治療することができる。
通常防腐剤例えばメチル及びパラベン、色素及び香料な
どの局所組成物にみられる添加剤を前記局所組成物の任
意のものに含ませることができる。
単純ヘルペス感染症の治療方法 本発明は、ヘルペス小胞発疹を伴う徴候及び症状及びそ
れに伴う単純ヘルペス病巣の痛みを緩和する方法を含む
単純ヘルペス感染症の治療方法を含むものである。本発
明の方法は、再発性単純ヘルペス感染症の予防及び/又
は単純ヘルペス小胞発疹を伴う症状の軽減に有用である
ここで用いられる「安全且つ有効量」という句は治療さ
れるべき状態を有意に積極的に変化させるに十分に高い
が、しかし、健全な医学的判断の範囲内において深刻な
副作用を避けるのに十分低い(合理的利益/危険比率で
)化合物或いは組成物の量を意味する。化合物及び組成
物の安全Rつ有効量は治療される特別の状態、治療され
る患者の年令及び体の状態、病態の重さ、治療の期間、
同時に行われる治療の性質、用いられる特別の化合物或
いは組成物、利用される特別の薬学的に5′1゛容可能
な担体などの担当医師の知識及び技量内の因子に応じて
異る。毎日の投与量は、約0.01mg/kg体重乃至
約5 a+g / kg体重の範囲で変りうる。
好ましい毎1]の投与量は約0.1〜約0.2+ng/
kg体重である。毎日約6回の単一投与まで投+7され
てよい。
局所投与は外皮及び口、肛門、膣、歯肉及び州組織を含
む表皮或いは上皮組織上に安全且っa動量のバニロイド
組成物を直接に試せるか或いは広げることにより使用す
ることができる。局所(々旬される薬学的組成物の瓜は
約1mg/c−〜約2 (1rng/C−の範囲であり
、バッチを罹壱領域につける場合には治療される組織の
感受性、夕・rブ及び位置、B)与されるIllll反
物担体、及びI々与される特別の化合物などの要因に応
しておそらくより多くの二が用いられる。
単純ヘルペスの予防及び治療のためのベニロイド類の使
用を示すために用いることのできる動物モデルは、スタ
ンベリー L、R,(StanL+erry。
1、、、R,) 、R,L、パーク(R,1,、Bur
ke)及びM。
G、 ?イヤース(M、G、 Myers)の「再発性
生殖器ヘルペスの単純ヘルペスウィルス糖タンパク質治
療(Ilerpes 5lsplex Virus G
lyeoprotein TreaL−IIlent 
or l?eeurrent Gen1tal l1e
rpes) J 、TheJournal ofInr
ectious Dlseases、 Vol、 15
7、(1988年) 、pp、15G−163、及びス
タンベリー1 L。
R,(Stanberry、 L、R,)、S、キット
(S、 Kit)及びM、 G、マイヤース(M、G、
 Mycrs)の[モルモットにおけるチミジンキナー
ゼ−欠乏単純ヘルペスウィルスタイプ2 生殖器感染(
Thymi旧ncKlnascdirlcicnt t
lerpes Simplcx Virus Type
 2GeniLal  Inl’cction  in
  Guinea  Pigs)  J  、 Jou
r−nal orVlrology 、 Vol、 5
5  (1985年) 、pp、322−328に開示
されている。
例   1 雌のハートレー(1!arLley)モルモット(3[
10〜350 g)をランダム(こ12の1を革(こ分
:すtこ。
Tween■、EtOH及びO,Q96NaCIの蒸留
水中の混合物を作製して次の濃度を得る(V/V): 1096Tweeno80 10%EtOH(エタノール) 80%0. 996N a C1(蒸留H2O中)。
このエタノール/Tweeno/塩水(ETS)稀釈液
をキャブサイシンと混合して、約1.[10゜のキャブ
サイシン濃度を得る。キャブサイシンを100μg容の
(ETS)稀釈液中膣内に投1>する。
モルモットの膣内のギヤプサイシン投与に続いて5. 
 Olog pfu H3V −II、MS株を接種す
る。
接種後1〜1011[]の−次感染のウィルス学的経過
を、膣を毎日綿棒で拭きとることにより集めた分l・液
中のウィルスの力価を求めることにより1イ・1価する
。この−次感染の臨床的経過を尿閑の発生及び持続時間
、後肢麻痺、及びウィルス挑戦の14日以内に生ずる死
の発生と共にd・F (tiする。++i発病気の頻度
及び重さは15〜21日間の一次感染から回復後100
日間毎日モルモットを検査して求める。キャブサイシン
で処理された動物は、0或いは少しの病巣を示すのに対
し、未処理動物は、数多くの病巣を示す。同様な結果は
E T S f、9釈液中1.0%濃度のN−バニリル
ノナンアミトを用いて得られる。
同様な結果は又、10%EtOH11006Tween
o80、及び80%の蒸留水中酢酸(6g/g)及び水
酸化ナトリウム(2g/47)より水性緩衝液溶液によ
り構成される稀釈液中の1%濃度のN−((4−2−ア
ミ、ノエトキシ)−3−メトキシフェニル)−メチル)
−9Z−オクタデセンアミンを用いて得られる。
例  2 (a)   N−((4−(2−ブロモエトキシ)−3
−メトキシフェニル)メチル)−92−オフデセンアミ
ドの合成: N−バニリロールアミド(100g、 0.24ffl
o1、米国特許4,4.93,848号明細書に記載の
如く調製)、1.2−ジブロモエタン(500ml) 
、40%KOH(165m1)及び40%水酸化テトラ
ブチルアンモニウム(15ml)を、温度計、機械的攪
拌機及び還流冷却器を備えた2gフラスコ内で合一し、
溶液を55℃に加熱する。出発物質の消失は、TLC(
6%アセトン/CH2Cl2)により追跡する。反応完
結後(典型的には一晩反応後)、溶液をCHCI 3(
500ml)で稀釈し、水で3回洗浄し、次いで水性洗
浄液を合一してCHCI 3 (250ml )で1回
抽出する。有機相を合一し、10%H3PO4(250
ml)で洗l争し、N a HC03(250ml)、
塩水で飽和後、乾燥(MgSO4)し、濾過する。容量
を真空蒸留により500 ou1未満に減少させ、液体
を次いで4gフラスコに移す。
約10℃に冷却後、E【っ0(’l)を添加し、フラス
コを水浴中で冷却する。白色沈澱が生成し、追加のEt
20を添加して4gの容量にする。厚い非晶質固体をン
濾過し、Et20で洗浄し、乾燥して更に精製すること
なく用いる。Mp−96−97℃。 HNMR(CD 
CI 3 )  (ppm ) :6、 8 (s、 
 3H) 、  5. 9 (m、  IH) 。
5.3 (t、2HJ=5Hz)、4. 3(m。
4H)、3.8 (s、3H)、3.6 (t、2H。
J=6. 5Hz) 、  2. 3−2. 1  (
m、 4H) 。
2.0−1.5 (m、2H)、1.2 (s。
22H)、0.85 (t、3H)。13CNMR(C
DCI  )(ppm):  14.(1,22,5゜
25.6,27.0,29.1.”31.7゜36、 
5.43.’0. 55. 8. 6Q、  3゜11
1.9,115.0,119.8゜129.5,132
.8,146.5゜149.8,172.8゜ (b)  N−((4−(2−フタルイミドエトキシ)
−3−メトキシフェニル)−メチル)−92−オクタデ
センアミドの合成: N−((4−(2−ブロモエトキシ)−3−メトキシフ
ェニル)−メチル)−92−オクタデセンアミド(61
5,5g、1.17a+ol )及びD FvI Fを
、機械的撹拌機及び温度計を備えた5gフラスコ内で合
一する。混合物を攪拌し、55℃に加熱する。−度、溶
液が均一状態になると、カリウムフタルイミド(270
,0g、1.47mol )を添加し、溶液を良く攪拌
しながら55℃に維持する。約10分後、反応液は均質
になる。
次いで白色固体の沈澱が開始し、反応液を55℃で一晩
攪拌する。TLC(アセトン/ジクロロメタン 6・9
4)は出発材料が消費された時点を示す。反応液を三つ
の−9しい容量に分割し、呂々を次のように処理する。
溶液を4gビーカーに注ぎ、次いで水で3500mlマ
ークまで稀釈する。
約15分間放置後、溶液を再び二つの等しい部分に分割
し、その各々を水で3500mlに稀釈する。
白色沈澱を濾別し、数回水で洗浄する。三つの部分を合
一し、真空オーブン内で90℃で12時間乾燥して、6
82. 25g (98%)の微粉末を得る。Mp  
109.5−111.0℃。
’HNMR(CDCI  )(pH):  7.H(m
、4H)、6.8 (m、3H)、5.8 (m。
IH)、5.3 (t、2H)、4. 3(d。
2H)、’4.2 (t、2H)、4.1  (t。
2H)、3.7 (s、3H)、2.2−2.0(m、
4H)、1.6 (m、2H)、1.2 (s。
22H)、0.9 (t、31)、   CNMR(C
DCI  )(pps):  172.8゜167.9
,150.0,147.1゜133.9,132.5,
132.1゜129.7,123.1,120.0゜1
14、 9. 112. 0. 66、 2. 55.
 7.43. 2. 37. 1. 36. 7. 3
1.8゜29.3,27. 1,25,7,22,6゜
14、O,IR(cm−1):  3300゜1775
、 1,715. 1635. 1265゜1230、
 1145. 1035. 1025.720、CI−
DEP質ニスベクトル(m/z):591  (MH+
)。
(C)   N−((4−(2−アミノエトキン)−3
−メトキシフェニル)−メチル)−92−オクタデセン
アミドの合成: 9   )! リ N−([4−(2−フタルイミドエトキン)−3−メト
キンフェニル)−メチル)−92−オクタデセンアミド
(250g、0.424mol )及びエタノール(2
500[+]1)を4gビーカー内て合一する。スラリ
ーを機械的に攪拌し、60℃まで加熱する。約45℃で
溶液は均質となる。1−ヘキセン(20ml)を次いで
添加する。ヒドラジン永和物(106mlの64%水溶
ijk )を次いで添加する。約5分以内に白色沈澱の
生成が開始する。
2時間の反応時間内に500m1のエタノールを反応液
に添加して蒸発して失われたその8二を補充する。反応
液を次いで三つの等しい部分に分割し、各々を次のよう
に処理する。メチルt−ブチルエーテル(1,51))
を用いてスラリーを4gの分別漏斗に移す。水(1g)
及びIN  NaOH(500ml)を添加し、溶液を
十分に振盪する。
50%NaOH(25ml)を添加し、溶液を+lr振
盪する。有機相を次いで2回同一順序を用いてアルカリ
で抽出し、塩水で洗浄する。抽出液を硫酸ナトリウム上
で乾燥し、濃縮する。粗製生成物を高温メチルt−ブチ
ルエーテルにとり、結晶化させる。結晶をン濾過し、真
空デシケータ−中で乾燥して1.24.87.を得る。
第二の結晶収穫物40.82gが得られて、8596の
全収率を111る。
Mp  102−106℃。lHNMR(CDCI  
)  (ppIIり  :   6. 7  (s、 
 −うH)。
6、 1  (m、  IH)、5.3  (t、2H
)。
4.3  (d、2H)、3..9  (t、3H)。
3.8 (s、3H)、3.0  (t、2H)。
2、  5  (s、   2H)  、   2. 
 1−1.  6  (m。
4H)、  1.5−1.2  (rn、2H)、  
1.2(s、22H)、0.9  (t、  3H)。
13CNMR(CDCI3) (ppm) :172、
 9. 149. 3. 147.2゜131.8. 
129.6,119.7゜113.5. 111.4,
70.9.55.5゜42.9,40.9,36.4,
31.6.29.0.26.9,25.6,22.4゜
13.8゜IRmax (cm’):  3380゜3
300、 1630. 1375. 1255゜123
5.1020,800,720cm’。
CI−DEP質量スペクトル(m/z):461  (
MH+) 。
本発明の特別の実施態様について説明したが、当業者に
は、ここに開示された化合物及び組成物に各種変化及び
修正が、本発明の趣旨及び範囲から季離することなく行
われうろことが、明らかであろう。冒頭の特許請求の範
囲には、そのような修正が本発明の範囲内に含まれるこ
とが意図されている。
出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒト或いは下等動物における単純ヘルペス感染症の
    治療或いは予防方法であって、単純ヘルペス感染症を有
    する或いはそれに■る危険を有するヒト或いは下等動物
    に下記一般構造を有する安全且つ有効量の化合物或いは
    その薬学的に許容可能な塩類及びアミド類を投与するこ
    とを特徴とする方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 a)nは0或いは1であり、 b)−W−X−は、−C(O)NH−、 −C(S)NH−、−S(O)_2NH−、−NHC(
    O)O−、−NHC(S)O−、−NHC(O)NH−
    、−NHC(S)NH−、−C(O)O−、−C(O)
    S−、及び−C(O)N(R)−よりなる群から選ばれ
    (−W−X−のいずれかの利用可能な結合は−Rに結合
    し、他の結合はベンジル炭素原子或いはベンゼン環に結
    合している)、 c)−R^1は水素、ヒドロキシ、約1〜約5個の炭素
    原子を有するヒドロキシのアルキルエステル、約1〜約
    5個の炭素原子を有するアルキル、及び約1〜約5個の
    炭素原子を有するアルコキシであり、 d)−Zは−H、−OH、−OCH_3よりなる群から
    選ばれ、 e)−Y−は−O−、−S−、−NH−、 −OC(O)−、−OSO_3”−、及び −OPO_3”−よりなる群から選ばれ、 f)−Vは−H、短鎖アルキル、及び −CR^2_2−CR^2_2−NH_2よりなる群か
    ら選ばれ、 g)−R^2部分は独立に水素、ハロゲン、約1〜約6
    個の炭素原子を有する非置換或いは置換アルキル、置換
    或いは非置換アリール、及びカルボキシレートよりなる
    群から選ばれ、或いは2個の−R^2部分が共有結合し
    て置換或いは非置換アルキル或いは環内に0〜約3個の
    ヘテロ原子を含む約3〜約8個の原子を有するヘテロア
    ルキル環を形成し、及び h)−Rは直鎖、分岐鎖、或いは環状鎖であり、飽和、
    モノ飽和或いはポリ飽和であり、及び置換或いは非置換
    であるC_2−C_2_4アルキルよりなる群から選ば
    れるか、或いは2個のR部分が共有的に結合して環内に
    約2〜約14個の炭素原子を有する置換或いは非置換ア
    ルキル環を形成する〕。 2、nが1であり、−W−X−が −C(O)NH−、−C(S)NH−、 −NHC(O)NH−、−NHC(S)NH−、及び−
    S(O)_2NH−よりなる群から選ばれ、nが1であ
    り、−R^1が−H、−OH及び−CH_3よりなる群
    から選ばれ、−Zが−H、−OH及び−CH_3よりな
    る群から選ばれ、−Y−が−O−、−S−、及び−NH
    −よりなる群から選ばれ、及び−Rが非置換、飽和或い
    はモノ−或いはジ−不飽和C_6−C_2_4直鎖或い
    は分岐鎖アルキルよりなる群から選ばれる、請求項1に
    記載の方法。 3、−W−X−が−C(O)NH−及び −C(S)NH−よりなる群から選ばれ、−Y−が−O
    −及び−S−よりなる群から選ばれ、アルファ炭素上の
    全てがR^2が−Hであり、ベータ炭素上の両−R^2
    が−H、非置換或いは置換C_1−C_6アルキルから
    選ばれるか或いは−R^2は共有的に結合して置換或い
    は非置換C_3−C_6環を形成し、及び−Rは飽和或
    いは二重結合を有するモノ−或いはジ−不飽和C_6−
    C_2_4直鎖アルキルである、請求項2に記載の方法
    。 4、−W−X−が−C(O)NH−であり、−Y−が−
    O−であり、及び−Z−が−OCH_3及び−OHより
    なる群から選ばれる、請求項3に記載の方法。 5、−R^1が−Hであり、及び−Rがモノ−不飽和、
    シス二重結合、C_1_1−C_2_3直鎖アルケニル
    である、請求項4に記載の方法。 6、−Vが−H及び−CH_3よりなる群から選ばれる
    、請求項5に記載の方法。 7、該化合物がトランス−8−メチル−N−バニリル−
    6−ノネンアミドである、請求項6に記載の方法。 8、該化合物がN−バニリルノナンアミドである、請求
    項6に記載の方法。 9、−V−がCR^2_2−CR^2_2−NH_2で
    あり、−Rが飽和或いはモノ不飽和、C_6−C_2_
    4直鎖或いは分岐鎖アルキルよりなる群から選ばれる、
    請求項4に記載の方法。 10、ベータ炭素上の両−R^2カリチル、エチルであ
    るか、或いは結合されてシクロプロピル、シクロブチル
    或いはシクロペンチルを形成する、請求項9に記載の方
    法。 11、ベータ炭素上の両−R^2がメチルである、請求
    項9に記載の方法。 12、全−R^2が−Hである、請求項9に記載の方法
    。 13、−Rがモノ−不飽和、シス−二重結合、C_1_
    7−C_2_3直鎖アルケニルである、請求項9に記載
    の方法。 14、−Zが−OCH_3であり、−Rが飽和C_7−
    C_1_0直鎖アルカニルである、請求項9に記載の方
    法。 15、化合物が下記一般式構造を有する、請求項9に記
    載の方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、−Rはn−ヘキサニル、n−ヘプタニル、n−
    オクタニル、n−ノナニル、n−デカニル、n−ウンデ
    カニル、n−ドデカニル、n−トリデカニル、n−テト
    ラデカニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサ
    デセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセ
    ニル、アイコセニル、ドコセニル、オクタデカジエニル
    、ノナデカジエニル、アイコサジエニル、オクタデカト
    リエニル、アイコサトリエニル、アイコサテトラエニル
    、オクタデシニル、ノナデシニル、アイコシニル及びド
    コシニルよりなる群から選ばれる)。 16、−Rがn−オクタニル、n−ノナニル及び9Z−
    オクタデセニルよりなる群から選ばれ、両−R^2がメ
    チルである、請求項15に記載の方法。 17、化合物が下記一般構造を有する、請求項9に記載
    の方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、−Rはn−ヘキサニル、n−ヘプタニル、n−
    オクタニル、n−ノナニル、n−デカニル、n−ウンデ
    カニル、n−ドデカニル、n−トリデカニル、トリデセ
    ニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニ
    ル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、
    アイコセニル、ドコセニル、ヘプタデカジエニル、オク
    タデカジエニル、ノナデカジエニル、アイコサジエニル
    、ヘプタデカトリエニル、オクタデカトリエニル、ノナ
    デカトリエニル、アイコサトリエニル、ノナデカテトラ
    エニル、ヘプタデシニル、オクタデシニル、ノナデシニ
    ル、及びアイコシニルよりなる群から選ばれる)。 18、−Rがn−ヘプタニル、n−オクタニル及び8Z
    −ヘプタデセニルよりなる群から選ばれ、両−R^2が
    メチルである、請求項17に記載の方法。 19、化合物がN−((4−(2−メチル−2−アミノ
    プロポキシ)−3−メトキシフェニル)−メチル)−9
    Z−オクタデセンアミド及びN−((4−(2−メチル
    −2−アミノプロポキシ)−3−メトキシフェニル)−
    メチル)−ノナンアミドよりなる群から選ばれる、請求
    項17に記載の方法。 20、該化合物が局所的に投与される、請求項1、4、
    6、7、8、10、11、16或いは18のいずれか一
    項に記載の方法。 21、該化合物が病巣の再発を防ぐために、ヘルペス病
    巣出現箇所の間に局所的に適用される、請求項1、6或
    いは10のいずれか一項に記載の方法。 22、生殖器領域における病巣の再発を予防するために
    、該化合物が生殖器ヘルペス病巣出現箇所の間の生殖器
    領域に局所的に適用される、請求項1、6或いは10の
    いずれか一項に記載の方法。 23、該化合物が単純ヘルペスタイプII感染症を治療す
    るために用いられる、請求項1、4、6或いは9のいず
    れか一項に記載の方法。
JP1155566A 1988-06-17 1989-06-17 バニロイド類の単純ヘルペス感染症の治療のための使用 Expired - Lifetime JP2874896B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US358751 1982-03-16
US20832188A 1988-06-17 1988-06-17
US35875189A 1989-06-02 1989-06-02
US208321 1994-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02104520A true JPH02104520A (ja) 1990-04-17
JP2874896B2 JP2874896B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=26903095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1155566A Expired - Lifetime JP2874896B2 (ja) 1988-06-17 1989-06-17 バニロイド類の単純ヘルペス感染症の治療のための使用

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0347000B1 (ja)
JP (1) JP2874896B2 (ja)
KR (1) KR0159086B1 (ja)
AT (1) ATE113205T1 (ja)
CA (1) CA1337117C (ja)
DE (1) DE68918991T2 (ja)
HK (1) HK99096A (ja)
IE (1) IE63871B1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461075A (en) * 1988-06-17 1995-10-24 The Procter & Gamble Company Use of vanilloids for the prevention of lesions due to herpes simplex infections
US5403868A (en) * 1988-12-23 1995-04-04 Sandoz Ltd. Capsaicin derivatives
AU9073691A (en) * 1990-11-27 1992-06-25 Procter & Gamble Company, The Combinations of vanilloid compounds and nucleoside antiviral compounds for treatment of herpes infections
AU9079491A (en) * 1990-11-27 1992-06-25 Procter & Gamble Company, The Combinations of vanilloid compounds and phosphonate antiviral compounds for treatment of herpes infections
GB9713484D0 (en) * 1997-06-27 1997-09-03 Smithkline Beecham Plc Neuroprotective vanilloid compounds
PE20030417A1 (es) 2001-09-13 2003-08-06 Smithkline Beecham Plc Derivados de urea como antagonistas del receptor vainilloide
EP2033953A1 (en) 2002-02-15 2009-03-11 Glaxo Group Limited Vanilloid receptor modulators
JP4931128B2 (ja) 2003-04-10 2012-05-16 ニューロジェシックス, インコーポレイテッド Trpv1アゴニストの投与のための方法および組成物
GB0319150D0 (en) 2003-08-14 2003-09-17 Glaxo Group Ltd Novel compounds
US7576099B2 (en) 2005-02-28 2009-08-18 Renovis, Inc. Amide derivatives as ion-channel ligands and pharmaceutical compositions and methods of using the same
WO2012045729A1 (en) 2010-10-05 2012-04-12 Glaxo Group Limited Imidazo [1, 2 -a] pyridine and pyrazolo [1, 5 -a] pyridine derivatives as trpv1 antagonists
WO2012072512A1 (en) 2010-11-29 2012-06-07 Glaxo Group Limited N-cyclobutyl-imidazopyridine or -pyrazolopyridine carboxamides as trpv1 antagonists
JP2014510768A (ja) 2011-04-11 2014-05-01 グラクソ グループ リミテッド Trpv1アンタゴニストとしてのn−シクロブチルイミダゾピリジンメチルアミン

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60208913A (ja) * 1984-01-16 1985-10-21 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 高めた無痛覚を与える製薬製品
JPS60214733A (ja) * 1984-01-16 1985-10-28 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 高めた無痛覚を与える製薬製品
JPS6248657A (ja) * 1985-06-10 1987-03-03 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 抗炎症活性および鎮痛活性を有する化合物および組成物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4313958A (en) * 1980-10-24 1982-02-02 The Procter & Gamble Company Method of producing analgesia
US4536404A (en) * 1983-06-16 1985-08-20 Dermatological Enterprises, Ltd. Method and composition for treating post-herpetic neuralgia
ES2061624T3 (es) * 1987-03-09 1994-12-16 Procter & Gamble Compuestos fenilicos sustituidos con amino-etilo en posicion beta, y composiciones anti-inflamatorias o analgesicas que los contienen.

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60208913A (ja) * 1984-01-16 1985-10-21 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 高めた無痛覚を与える製薬製品
JPS60214733A (ja) * 1984-01-16 1985-10-28 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 高めた無痛覚を与える製薬製品
JPS6248657A (ja) * 1985-06-10 1987-03-03 ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− 抗炎症活性および鎮痛活性を有する化合物および組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0347000B1 (en) 1994-10-26
KR0159086B1 (ko) 1998-12-01
EP0347000A2 (en) 1989-12-20
CA1337117C (en) 1995-09-26
IE891965L (en) 1989-12-17
ATE113205T1 (de) 1994-11-15
JP2874896B2 (ja) 1999-03-24
DE68918991T2 (de) 1995-04-27
HK99096A (en) 1996-06-14
KR910000137A (ko) 1991-01-29
EP0347000A3 (en) 1992-02-26
DE68918991D1 (de) 1994-12-01
IE63871B1 (en) 1995-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1254582A (en) PHENYL .alpha.-ACYLOXYACETAMIDE DERIVATIVES AND THEIR THERAPEUTIC USE
US5646181A (en) Method and compositions for treating impotence
CA1204447A (en) Carbamate derivatives
CA1244473A (en) Hydroxyphenylacetamides having analgesic and anti- irritant activity
JPH02104520A (ja) バニロイド類の単純ヘルペス感染症の治療のための使用
US9597303B2 (en) Use of 2,5-dihydroxybenzene derivatives for treating dermatitis
US5461075A (en) Use of vanilloids for the prevention of lesions due to herpes simplex infections
JPS62158210A (ja) L−ド−パの直腸吸収形態
JP2562475B2 (ja) 新規化合物、医療組成物、及び炎症及び痛みの治療方法
WO1992009285A1 (en) Combinations of vanilloid compounds and phosphonate antiviral compounds for treatment of herpes infections
JPH0745451B2 (ja) 乾せん症処置用医薬組成物
EP0206609B1 (en) Compounds and compositions having anti-inflammatory and analgesic activity
GB2079151A (en) Medication for relief of intra-articular and intra-muscular discomfort
US4150125A (en) Triglyceride ester of phosphonoacetic acid having antiviral activity
JPH0640914A (ja) フィソスチグミンの新誘導体、それらの用途及びそれらを含む製薬組成物
DE2328060A1 (de) Benzo- eckige klammer auf b eckige klammer zu -thiophenderivate und verfahren zu deren herstellung und diese enthaltende pharmazeutische praeparate
MXPA02004357A (es) Profarmacos de acido 6-metoxi-2-naftilacetico para el tratamiento de la inflamacion.
EP0492747B1 (en) Pharmaceutical preparation for topical application
DE2755198A1 (de) Dihydroxybenzoesaeure-derivate sowie dieselben enthaltende schmerzen und entzuendungen lindernde mittel
JP3000490B2 (ja) 抗白癬菌剤
GB2102797A (en) Esters of 2-thenoylmercaptopropionylglycine with substituted hydroxybenzenes
DE1692035C3 (de) Arzneimittel mit bronchodilatorischer Wirkung
DE2533930A1 (de) Transaminomethylcyclohexancarbonsaeurederivate, verfahren zu ihrer herstellung und sie enthaltende arzneimittel
IL100595A (en) Pharmaceutical preparation for topical application comprising a clonixinate salt
PT86918B (pt) Processo para a preparacao de compostos fenilo substituido