JPH02103961A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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JPH02103961A
JPH02103961A JP63258234A JP25823488A JPH02103961A JP H02103961 A JPH02103961 A JP H02103961A JP 63258234 A JP63258234 A JP 63258234A JP 25823488 A JP25823488 A JP 25823488A JP H02103961 A JPH02103961 A JP H02103961A
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film
trench
capacitor
contact region
semiconductor memory
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JP63258234A
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Akio Kita
北 明夫
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/37DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ダイナミック形の随時読み書き可能なメモリ
(以下、DRAMという)等の半導体記憶装置の製造方
法、特に電荷蓄積用キャパシタとその電荷転送制御用ト
ランジスタの接続部に関するものである。
(従来の技術) 例えば、M I S (Metal In5ulato
r Sem1conductor )型のDRAMには
、1個の電荷転送制御用トランジスタと1個の電荷蓄積
用キャパシタの計2素子から構成される1トランジスタ
・1キヤパシタ型のメモリセルが広く用いられている。
この種のメモリセルでは、キャパシタに蓄積された電荷
の有無によって情報を記憶し、トランジスタのオン・オ
フ動作によってその情報の読み出し、書き込み動作を行
っている。それ故、成る一定のリフレッシュ(定期的に
再度情報を書き込み、情報の保全を図ること)期間中は
、キャパシタが情報の記憶に十分な量の電荷を保持する
必要がある。
実際には、この期間中に様々なリーク電流やアルファ粒
子によって発生する電荷の流入等が存在することにより
、キャパシタ内に蓄積された電荷は、時間とともに除々
に放出される。そのため、メモリセルの安定な動作を保
証するためには、キャパシタの容量値は情報の記憶に必
要な容量に加えて、電荷放出による損失量を補うに充分
な容量も必要となる。
一方、DRAMの高密度化が実現した背景としては、長
足の進歩を遂げた微細加工技術の寄与が挙げられるが、
それによるメモリセルの微細化は殊に目覚ましく、それ
に伴ってキャパシタも相対的に微細化されている。キャ
パシタが’am化されるとキャパシタの容量も縮減され
るので、キャパシタの構造を3次元構造にする等の工夫
をしなければ、キャパシタの容量を充分に確保すること
が困難な状況になってきている。
そこで、従来、この状況を打開するなめに種々の対策が
講じられており、その−手段として電荷転送制御用トラ
ンジスタ及び電荷蓄積用キャパシタを形成すべき基板の
深さ方向にトレンチ(講)を掘り、そのトレンチ内に電
荷を蓄積するようにして、キャパシタの容量値の拡大を
図る技術が提案されている。
従来、このような分野の技術としては、特開昭51−1
48385号公報、および特開昭61−108163号
公報等に記載されるものがあった。
第2図は従来の半導体記憶装置の一構成例を示す断面図
である。以下、その構成を説明する。
この半導体記憶装置では、P形シリコン(Si)の基板
1上にフィルード酸化plA2が形成され、さらにその
フィルド酸化膜2の側部には、基板1の内部に所定の深
さを有するトレンチ3が形成される。次いで、トレンチ
3の内面には厚肉の酸化M4が形成され、続いてトレン
チ3の内面でフィールド酸化膜2と対向する側の上端部
においては、その酸化膜4が除去され、そこにコンタク
ト領域5が設けられる。酸化膜4内側のトレンチ3内に
は、下層ポリシリコンロ、誘電体薄膜7および上層ポリ
シリコン8が順に埋め込まれ、これらの要素により電荷
蓄積用のキャパシタが構成される。
キャパシタの形成後、キャパシタに隣接した位置に、ゲ
ート酸化pA9、ゲート電極10およびソース・ドレイ
ンの拡散層11a、llbが順に形成され、これらの要
素によってキャパシタへの電荷転送を制御するトランス
ファゲートトランジスタが構成される。コンタクト領域
5において、拡散層11aと下層ポリシリコンロとが接
触することにより、トランスファゲートトランジスタと
キャパシタとの電気的な接続が図られている。その後、
トランスファゲートトランジスタ及びキャパシタの上に
は、コンタクトホール12を有する眉間絶縁膜13、ア
ルミニウム配線等によるビット線14およびパッシベー
ション膜15が順次被着される。トランスファゲートト
ランジスタの拡散層11bは、コンタクトホール12を
介してビット線14に接続される。
以上のような半導体記憶装置においては、半導体記憶装
置の高密度化、高集積化を図る上で、セル面積に占める
コンタクト領域5の占有面積を極力小さく抑えることが
得策である。そこで、例えばホトリソグラフィを用いて
コンタクト領域5を形成し、トランスファゲートトラン
ジスタとキャパシタとを接続していた。その−例を、第
3図に示す。
第3図は第2図の半導体記憶装置におけるコンタクト領
域5の一形成方法を示す図である。
先ず、基板1にフィールド酸化膜2、トレンチ3および
酸化膜4を形成した後、基板1の全面にレジスト膜16
を塗布すれば、トレンチ3内にもレジスト16が埋設さ
れる。レジストM16にパターニングを施して、トレン
チ3の上端部付近が露出する程度にレジスト開孔部17
を形成する。
レジスト1i16をマスクにして、酸化膜4にエツチン
グを施せば、コンタクト領域5が形成される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記第3図の製造方法においては、次の
ような課題があった。
(i)  レジスト膜16にレジスト開孔部17を形成
するために、成る程度の位置合わせの余裕が必要となる
ので、半導体記憶装置の縮小化に限界があり、半導体装
置の高集積化を図る上での大きな障害となっていた。
(ii)  コンタクI・領域5の形成にホI・リソグ
ラフィを用いているが、ホトリックラフイはその作業に
手数を要するため、半導体記憶装置の製造工程が複雑に
なっていた。
(iii )  レジストJl116の埋設されたトレ
ンチ3は、基板1内の深さ方向に伸びた形状を有してい
る。そのため、例えば光を用いた露光技術によって、レ
ジスト膜16にパターニングを施してレジスト開孔部1
7を形成する場合、照射する光がトレンチ3内で著しく
光の散乱を受けるので、トレンチ3の上端部の深さdを
均一に制御することは非常に困難となる。従って、例え
ばウェハ上に半導体記憶装置を複数個製造するような場
合、複数個の半導体記憶装置のうち幾つかを、仮に電子
顕微鏡等でモニターすることにより、複数個の半導体記
憶装置全ての深さdを制御するというような方法を講じ
ることができない。それ故、各半導体記憶装置における
レジスト開孔部17の深さdにばらつきが発生ずること
になり、それによってコンタクト領域5の深さにもばら
つきが発生ずる。
このとき、コンタクト領域5の深さが浅い場合には、ト
ランスファゲートトランジスタとキャパシタとの電気的
な接続が不良となる。一方、コンタクト領域5の深さが
深い場合には、それに応じて拡散層11aも深く形成さ
れるので、トランスファゲート1ヘランジスタとキャパ
シタとの素子分離特性が劣化し、それによってα粒子に
よるソフトエラーの発生や基板1内のリーク電流による
パンチスルーの発生を促すことになる。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、高集
積化が困難な点、製造工程が複雑な点およびコンタクト
領域の深さの制御が困難な点について解決した半導体記
憶装置の製造方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記課題を解決するために、半導体基板にト
レンチを形成しそのトレンチの内面に電荷蓄積用の電極
を被着してキャパシタを形成すると共に、前記電荷蓄積
用の電極に接続される拡散層を有しその拡散層を介して
前記キャパシタに対する電荷転送を制御するトランジス
タを形成する半導体記憶装置の製造方法において、その
製造工程を次のように構成したものである。即ち、前記
半導体基板上に保護膜及び第1の絶縁膜を選択的に被着
形成した後、その第1の絶縁膜及び保護膜をマスクとし
て前記半導体基板にエツチングを施して前記トレンチを
形成する工程と、前記第1の絶縁膜を除去した後、前記
保護膜に対して非被着性の第2の絶縁膜を前記保護膜を
マスクとして前記トレンチの内面に形成する工程と、前
記トレンチ内における前記第2の絶縁膜の上端部付近ま
でポリメチルメタアクリレート(Polymethyl
 methacry+ate 、以下、PMMAという
)等の充填物を埋め込む工程と、前記保護膜及び充填物
をマスクとして前記第2の絶縁膜の上端部付近をエツチ
ングしてコンタクト領域を形成する工程と、前記保護膜
及び充填物を除去した後、前記コンタクト領域を介して
前記拡散層と接続される前記電荷蓄積用の電極を前記第
2の絶縁膜上に被着する工程とを、順に施すようにした
ものである。
(作用) 本発明によれば、以上のように半導体記憶装置の製造方
法を構成したので、第1の絶縁膜は、トレンチの形成に
際して保護膜の損傷を防止する働きがある。コンタクト
領域形成時のマスクとして用いる保護膜及び充填物は、
コンタクト領域を形成する製造工程において位置合わせ
の余裕を不要とするため、微細なコンタクト領域の形成
を可能にすると共に、その製造工程を簡略化する働きが
ある。さらに、第2の絶縁膜の上端部付近に形成される
コンタクト領域は、その形成に際してエツチング条件を
制御することにより、コンタクト領域の基板内における
深さを任意に制御することができるため、拡散層と電荷
蓄積用の電極との電気的な接続を信頼性の高いものにす
る働きがある。
従って前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図(a)〜(i>は本発明の実施例に係る半導体記
憶装置の製造方法を示す製造工程図である。以下、この
図を参照しつつ各製造工程を説明する。
(1)第1図(a)の工程 先ず、P型シリコン単結晶から成る基板20を用意し、
その上に例えば、選択酸化法により素子分離用のフィー
ルド酸化)IA21を膜厚500nm程度形成する。ト
ランスファゲートトランジスタ及びキャパシタを形成す
べきアクティブ領域(活性領域)22に酸化膜23を膜
厚30nm程度形成する。基板20の全面に、保護膜と
して窒化シリコン824を膜厚50nm程度堆積させた
後、その上に第1の絶縁膜として酸化膜25を膜厚20
0nm程度堆積させる。
(2)第1図(b)の工程 酸化Ji125、窒化シリコン膜24、酸化11[23
及びフィルド酸化膜21にパターニングを施して選択的
に除去した後、これらをマスクとして基板20に深さ約
4μmのトレンチ26を掘る。その後、マスクとして用
いた酸化膜25を総て除去する。
(3)第1図(C)の工程 窒化シリコンpA24を耐酸化性のマスクとして、例え
ば温度1000℃前後のウェット酸素雰囲気で、第2の
絶縁膜として膜厚1100n程度の酸化膜27をトレン
チ26の側面部及び底面部に形成する。
(4)第1図(d)の工程 窒化シリコン膜24を残存したまま、基板20全面にP
MMA28から成る充填物を1μm程度スピンコード(
回転塗布)する。酸素プラズマを用いたドライエツチン
グ装置によりエッチバックを施し、トレンチ26内にお
ける酸化膜27の上端N529付近までPMMA28を
埋め込む。
(5)第1図(e)の工程 窒化シリコン膜24及びPMMA28をマスクとして、
酸化膜27の上端部29付近を希フッ酸水溶液等により
エツチングし、トランスファゲートトランジスタやキャ
パシタとの接続部となるコンタク1〜領域30を形成す
る。
(6)第1図(f)の工程 トレンチ26内のPMMA28を例えば、酸素プラズマ
によるアッシングと硫酸・過酸化水素水混合液を用いて
全て除去すると共に、窒化シリコン′fIA24を燐酸
等で全て除去する。次いで、LPCVD法(低圧化学的
気相成長法)等により、基板20全面にポリシリコンを
堆積する。ポリシリコンには導電性をもたせるため、例
えばその上に砒素ガラX (arseno−3ilic
ate glass)を堆積させた後、温度950℃前
後のアニール(加熱処理)を行い、ポリシリコン中に砒
素を拡散させる。その後、砒素ガラスを希フッ酸水溶液
等で全面的に除去した後、トレンチ26内の酸化膜27
上にのみポリシリコンが残存するように、ポリシリコン
を選択的に除去すれば、電荷蓄積用キャパシタの下部電
極31が形成される。
(7)第1図(g)の工程 ジクロルシラン(S i 82 C,Q 2 >及びア
ンモニア(NH3)ガスを用いたLPCVD法等により
、キャパシタの誘電体薄膜32となる窒化膜を基板20
全面に堆積する。誘電体薄膜32のリーク電流を減少さ
せるために、例えば温度約900乃至950℃のウェッ
ト酸素雰囲気でアニールを施し、誘電体薄膜32の表面
に膜厚2nm程度の図示しない酸化膜を被着させる。次
いで、LPCVD法等により、誘電体薄膜32上にキャ
パシタ100の上部電極33となるポリシリコンを堆積
する。このとき、ポリシリコンがトレンチ26内に完全
に装填されるように、ポリシリコンの膜厚を設定する。
このポリシリコンに導電性をもたせるなめに、リン(1
))を高濃度にドープした後、そのポリシリコンから成
る上部電極33及び誘電体薄832をホトリソグラフィ
を用いてパターニングすれば、下部電極31、誘電体薄
膜32および上部電極33で構成されるキャパシタ10
0が形成される。
(8)第1図(h)の工程 基板20上の酸化WA23を総て除去した後、熱酸化に
よって膜厚20nm程度の酸化膜を形成し、さらにその
上に、LPCVD法等によってポリシリコンを堆積する
。ポリシリコンに不純物を高濃度にドープした後、上記
酸化膜及びポリシリコンをホトリングラフイーを用いて
パターニングすれば、酸化膜からゲート酸化膜34が形
成されると共に、ポリシリコンからワード線をも兼ねる
ゲート電極35が形成される。ゲート電極35及びゲー
ト酸化M34をマスクとして、例えば基板20に砒素(
As)をイオン注入して、ソース・ドレインの拡散層3
6a、36bを形成する。ゲート酸化膜34、ゲート電
極35および拡散層36a。
36bによって、キャパシタ100への電荷転送を制御
するトランスファゲートトランジスタ200が構成され
ている。コンタクト領域30において、拡散層36aと
上部電極31とが接触することにより、トランスファゲ
ートトランジスタ200とキャパシタ100との電気的
な接続が図られている。
(9)第1図(i)の工程 眉間絶縁膜37として酸化膜を基板20全面に堆積した
後、ホトリソブライを用いて眉間絶縁膜37にコンタク
ポール38を開孔する。スパッタ法等により、基板20
全面にビット線39となるアルミ・シリコン合金を堆積
させ、パターニングを施した後、そのプラズマCVD法
等によってパッシベーション膜40となる窒化膜を被着
すれば、所望の半導体記憶装置が得られる。
以上のようにして製造された半導体記憶装置において、
キャパシタ100内における下部電極31及び上部電極
33と誘電体薄膜32との界面に蓄積された電荷により
記憶されている情報の読み出し及び書き込みとその保持
は、トランスファゲートトランジスタ200のオン、オ
フ動作によって行われる。即ち、ワード線をも兼ねるゲ
ート電極35の電圧をハイレベルにすることにより、キ
ャパシタ100とビット線39とを接続し、読み出し或
いは書き込み動作を行う。また、ゲート電極35の電圧
をローレベルにすることにより、キャパシタ100とビ
ット線とを切り離し、情報を保持する。
本実施例の利点をまとめると、次のようになる。
■ 基板20上に形成された窒化シリコン膜24とトレ
ンチ26内に埋設されたPMMA28とをマスクとして
、酸化、M27にエツチングを施すことにより、コンタ
クト領域30を形成している。
そのため、従来のようにホトリングラフィを用いる場合
に比べると、コンタクト領域30形成のための工程数が
簡略化されるので、半導体記憶装置を製造する上でその
低コスト化が図れる。
■ コンタクト領域30の形成に際して、位置合せの余
裕を全く必要としないため、コンタクト領域30の微細
化が可能となり、それによって半導体記憶装置の高密度
・高集積化が期待できる。
■ コンタクト領域30は、キャパシタ100とトラン
スファゲートトランジスタ200との電気的な接続を担
う領域であるため、基板20内におけるコンタクト領域
30の深さが非常に重要である。本実施例によるコンタ
クト領域30の形成方法では、比較的容易な工程を施す
ことにより、高精度のコンタクト領域30を再現性よく
形成できるばかりでなく、コンタクト領域30形成時の
エツチング条件を調節することにより、基板30内にお
けるコンタクト領域30の深さを任意に設定することが
可能である。
尚、本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変形が
可能である。その変形例としては、例えば次のようなも
のがある。
(イ) 上記実施例では、基板20としてP型シリコン
単結晶を用いているが、N型シリコン単結晶を用いても
よい。この場合、拡散層36a。
36b等の導電形を変えればよい。また、基板20とし
て、エピタキシャル成長法等によって成長されたウェル
層を有する半導体を用いることも可能である。
(ロ) 保護膜として窒化シリコンWA24を用いてい
るが、耐酸化性を有するものであれば他の膜を使用する
ことも可能である。
(ハ) トレンチ26が段差部を有する形状のものにも
、本発明を適用することができる。
(ニ) 充填物としてPMMA28を用いているが、酸
化膜27に対して耐エツチング性を有し、コンタク1〜
領域30の形成後に比教的容易に除去できるものであれ
ば、例えばアクリロニトル・ブタジェン・スチレン(a
crylonitri fc butadienest
yrene 、 A B S ) 、ポリカーボネー1
〜(polycarbonate 、 PC)等の他の
材料を用いてもよい。
(ポ) 下部電極31に導電性を付与するものとしては
、砒素ガラスに代えて、リンガラス(phospho 
−5ilicate glass)等の他のドープトオ
キサイドを用いてもよい。さらに、上部電極33及び拡
散層36a、36bにドープする不純物は、それぞれリ
ン及び砒素に限らず、他の不純物を用いることも可能で
ある。
(へ) 上記実施例では、トランスフアゲ−1−トラン
ジスタ200としてMOS (Metal Oxide
Semiconductor )型トランジスタを形成
しているが、他の形式のトランジスタを形成するように
してもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、トレンチ
内における第2の絶縁膜の上端部付近まで埋め込まれた
充填物と基板上に形成された保護膜とをマスクとして、
第2の絶縁膜にエツチングを施すことによってコンタク
ト領域を形成するようにしたので、その形成に際して、
位置合わせの余裕が不要となり、コンタクト領域の微細
化が図れると共に、製造工程を簡略化することが可能と
なり、それによって半導体記憶装置装置の高集績化及び
低価格化が期待できる。また、コンタクト領域の基板内
における深さを任意に設定できるばかりでなく、高精度
なコンタクト領域を再現性良く形成できるので、信頼性
に優れた半導体記憶装置の製造が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(i)は本発明の実施例を示す半導体記
憶装置の製造工程図、第2図は従来の半導体記憶装置の
断面図、及び第3図は第2図におけるコンタクト領域の
一形成方法を示す図である。 20・・・・・・基板、24・・・・・・窒化シリコン
膜(保護膜>、25.27・・・・・・酸化膜(第1.
第2の絶縁M)、26・・・・・・トレンチ、28・・
・・・・PMMA (充填物)、29・・・・・・上端
部、30・・・・・・コンタクト領域、31・・・・・
・下部電極(電極)、36a、36b・・・・・・拡散
層、100・・・・・・キャパシタ、200・・・・・
・トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板にトレンチを形成しそのトレンチの内面
    に電荷蓄積用の電極を被着してキャパシタを形成すると
    共に、前記電荷蓄積用の電極に接続される拡散層を有し
    その拡散層を介して前記キャパシタに対する電荷転送を
    制御するトランジスタを形成する半導体記憶装置の製造
    方法において、前記半導体基板上に保護膜及び第1の絶
    縁膜を選択的に被着形成した後、その第1の絶縁膜及び
    保護膜をマスクとして前記半導体基板にエッチングを施
    して前記トレンチを形成する工程と、前記第1の絶縁膜
    を除去した後、前記保護膜に対して非被着性の第2の絶
    縁膜を前記保護膜をマスクとして前記トレンチの内面に
    形成する工程と、前記トレンチ内における前記第2の絶
    縁膜の上端部付近まで充填物を埋め込む工程と、 前記保護膜及び充填物をマスクとして前記第2の絶縁膜
    の上端部付近をエッチングしてコンタクト領域を形成す
    る工程と、 前記保護膜及び充填物を除去した後、前記コンタクト領
    域を介して前記拡散層と接続される前記電荷蓄積用の電
    極を前記第2の絶縁膜上に被着する工程とを、 順に施すことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 2、請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法において
    、 前記トレンチ内における前記第2の絶縁膜の上端部付近
    まで埋め込む充填物はポリメチルメタアクリレートであ
    る半導体記憶装置の製造方法。
JP63258234A 1988-10-13 1988-10-13 半導体記憶装置の製造方法 Pending JPH02103961A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244379A (ja) * 1993-01-19 1994-09-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> メモリ素子及びその形成方法
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