JPH02103571A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録紙の搬送路等に複数の故障発生を検知す
る検知手段を有する複写装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般にＰＰＣと呼ばれる電子写真式複写装置はその機能
・性能の向上が求められ、記録紙サイズ選択（Ｂ　６　
、Ｂ　５　、Ａ　４　、Ｂ　４　、・・・を手動選択、
原稿サイズを読み取って同サイズの記録紙の自動選択）
、コピー濃度選択（自動濃度レベル選択及び手動濃度レ
ベル選択）を始めとして、原稿像を拡大または縮小して
コピーを行うようにした変倍機能、記録紙の片面だけに
コピーを行うことも表裏両面にコピーを行うことも選択
可能な機能、綴じ代なし。

左綴じ、右綴じを選択して行う機能、ソータを用いて種
々の仕分けが可能な機能、原稿像をトリミング或はトリ
ミングした複数の画像を重合して複写する機能等、非常
に多様な機能を有する複写装置が出現するようになった
。

上記複数の複写機能を有した複写装置において、記録紙
の搬送不良（紙詰まり）その他の故障が発生した時には
、発生箇所及び故障の種類をコード化し、そのコードを
故障表示部に表示するようになっていた。

複数の複写機能を有する複写装置は複雑な構成となって
いるため、故障が同時に複数箇所で発生ずる機会が多く
なる。

しかし、従来の複写装置では、製造コストを低減するた
めに故障表示部は１つのみ設け、その１つの故障表示部
に優先順位の高い故障のコードを表示し、その故障が解
除されると次の順位の故障のコードを表示するようにし
ていた。

上記コードは故障の種類と故障場所をコード化したもの
で、通常操作パネルの近くにコードの意味の一覧表を表
示して一目でわかるようにしである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような複写装置では、複数の故障が同時に発生し
た場合でも、１つの故障しか表示されないので、他の故
障の種類や故障箇所の全貌を知ることができない。その
ため能率良く故障の修理が行えないばかりでなく、修理
に当たる修理者は心理的にいらいらしてしまうという問
題点があった。

本発明は、かかる問題点を解決し、修理者に不愉快な思
いをさせず、能率の良い修理を行うことのできる複写装
置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、１つの故障表示部を有した複写装置におい
て、複数箇所に故障が発生した場合、前記１つの故障表
示部に複数の故障コードを、順次繰り返して表示するよ
うにしたことを特徴とする複写装置によって達成される
。

〔実施例〕

以下図面を用いて本発明の実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

図において、原稿台ガラス８１に原稿送り込み装置８０
が設けられ、その下部に露光装置３０、さらにその下部
に像担持体であるドラム状の感光体ドラム１１及びその
周縁部に帯電器１２、現像ローラ１３ａを有する現像器
１３、転写極１４、分離極１５、除電極１６、及びクリ
ーナ部１７が設けられている。

また、右方には記録紙Ｐの供給装置１１０が設けられ各
供給カセットから記録紙Ｐは搬送路１２０を通って前記
転写極１４に達するようにしである。さらにトナー像転
写後の記録紙Ｐの搬送コンベア１３０、定着装置１４０
、作動軸１５２の周りに回動する分岐体１５４を有する
搬送切り換えゲー１−１５０、分岐搬送路１６０、裏面
複写用搬送路１８０が下方に設けらている。そして前記
ゲート１５０の左方に送り出し部材を経て回収台１５６
がソータと交換可能なように着脱自在に設けらている。

また、前記搬送路！２０の前方部には、そこに所定時間
内に記録紙Ｐが存在しない場合に、複写装置内の制御部
に信号を送り、紙詰まり又は他の故障と判断するための
例えば光電的に構成された紙詰まりセンサ（以下ジャム
センサという）２１が配設されている。同様に搬送コン
ベア１３０の前方部にはジャムセンサ２２が、また定着
装置１４０の入り口近傍にはジャムセンサ２３が配設さ
れている。さらに、原稿送り込み装置８０内部や裏面複
写用搬送路１８０にもジャムセンサ２４．２５等が配設
される。

前記露光装置３０は露光ランプ３２、ミラー３４を有す
る第１走査ユニツト、ミラー３５．３６を有する第２走
査ユニツト、投影レンズ３７及びミラー３８により光学
系を形成し、原稿台ガラス８１上の原稿りの照射画面を
帯電器１２で一様に帯電した感光体ドラム１１上に結像
させるようにしたものである。そして露光装置３０はそ
の光学系の第１１第２の走査ユニットが原稿台ガラス８
１上の静止した原稿りに平行に走行して走査する、光学
系移動露光方式をとることができるようにしであると共
に、さらに別の方式として該光学系を特定の位置に固定
して、原稿りが原稿台ガラス８１上を感光体ドラム１１
と同期して走行することにより走査露光がなされる原稿
移動露光方式もとれるようにしである。即ち、２通りの
モードが組み込まれている。また露光装置３０は等倍を
含め変倍複写を可能としている。

複写装置の上面前端縁部には操作パネル（図示せず）が
設けられていて、モード表示器、処理モード選択ボタン
、複写枚数、仕分は数等の設定手段であるテンキー、変
倍用の倍率選択ボタン、記録紙サイズ選択ボタン、コピ
ー濃度選択ボタン、両面コピー選択ボタン、綴じしろ選
択ボタン、ソータ選択ボタン、コピーボタン等と共に、
故障表示部が配置されている。

コピーボタンを押圧すると、原稿送り込み装置８０によ
って搬送されて原稿台ガラス８１上にある原稿りを露光
ランプ３２が照射して、原稿りの光像は投影レンズ３７
を含む露光装置３０を経由して像担持体である感光体ド
ラム１１の表面に導かれる。

感光体ドラム１１は、接地された金属ドラムの外周面に
例えばＳｅ等の光導電層を設けたもので、原稿りの露光
走査と連動して時計方向に回転する。

この感光体ドラム１１は光像が到来する以前に直流高圧
が印加された帯電器１２によって上記光導電層が一様に
帯電しており、ここに光像が投射されると周知のように
静電的な潜像が形成される。

現像器１３内には例えば２成分現像剤を内蔵していて、
現像剤は均一に撹拌され、コピー濃度選択ボタンによっ
て選択されたコピー濃度レベルに対応する現像バイアス
電圧が印加された現像ローラ１３ａによって現像域に搬
送され、上記潜像の静電荷量に応じた量が吸着される。

その結果感光体ドラム１１上には可視像のトナー像が形
成される。

方、記録紙サイズ選択ボタンによって選択された供給装
置１１０のカセット内の記録紙Ｐは、その先端と上記ト
ナー像の先端とが一致するようなタイミングで給紙ロー
ラ１２０ａによって送り出され、その送り出された記録
紙Ｐに転写極１４によって上記感光体ドラム１１の表面
のトナー像が転写される。

その後分離極１５によって記録紙Ｐは感光体ドラム１１
から分離され、搬送コンベア１３０により定着装置１１
４０に送られてトナー像は定着され、回収台１５６上ま
たはソータに排出される。

また、記録紙Ｐ上にトナー像を転写した後感光体ドラム
１１の周面上に残った残留トナーは、除電極１６によっ
て除電されクリーナ部１７によって清掃され、次のコピ
ー動作に待機する。

以上説明したコピープロセスは連続して行われる。両面
コピー選択ボタンによって片面コピーが選択されたとき
は、原稿送り込み装Ｒ８０の原稿ストック台８４上に順
番に揃えられた原稿りは、原稿送りローラ８６により最
上部のものから順次送られ、搬送路８７を通り搬送ベル
ト８３によってｉ積台ガラス８１上の所定の位置に送ら
れて停止する。そして、この状態で光学系を走行させて
走査露光させる機能を備えている。このプロセスを繰り
返せば片面系＃４Ｄは、順次回収台９３上に最初のＷｆ
ｊＩスト／り台８４上にあった順序と同じに揃えられて
ゆく。ただし、全体の上下は逆になる。また、片面コピ
ー済みの記録紙Ｐは、搬送切り換えゲート１５０で表裏
を反転されて回収台１５６上に順序よく積み重ねられて
ゆく。両面コピー選択ボタンによって両面コピーが選択
されたときは、両面原稿の表裏がコピーされる。即ち原
稿送り込み装置８０の原稿反転機能により前述のように
、原稿台ガラス８Ｉ上の片面露光済みの原稿りは搬送ベ
ルト８３の逆回動により、別経路を経て裏返しとなり原
稿台ガラス８１の所定の位置に至り、光学系走行の走査
露光により両面の露光が終了する。その原稿りは回収台
９３上に頁順に、またはストック台８４上に表裏逆の頁
順に揃えて回収できる。この場合には原稿送りローラ８
６は最下部の原稿りから順に送ってゆく。

一方、片面コピー済みの記録紙Ｐは、分岐搬送路１６０
より中間ストッカ一部１７０及び裏面複写用搬送路１８
０を経たのち、再度搬送路１２０を通ってトナー像を転
写され、再度定着装置１４０で定着されたのち搬送切り
換えゲート１５０を経て回収台１５６上に頁順に揃えて
回収される。

以上の片面及び両面コピーは、片面原稿から記録紙Ｐの
片面または両面にコピーするか、両面原稿から記録紙Ｐ
の片面または両面にコピーするかｔを裏面コピー選択ボ
タンによって自由に選択できるようになっている。上記
複写装置は変倍機能も有していて、倍率選択ボタンによ
って選択されたコピー倍率に応じた投影レンズ３７の位
置や、第１走査ユニツト、第２走査ユニツトの走行速度
が制御部の制御によって変更されるようになっている。

また、綴じしろを左側に設けるか、右側に設けるか、或
は綴じしろを設けないかを、綴じしろ選択ボタンによっ
て選択できるようになっている。さらに回収台１５６を
ソータに替えて、ソータ選択ボタンによって仕分は方法
を選択することができるようになっている。

第２図は本発明の複写装置の故障発生時の処理過程を示
すフローチャートである。

以上説明した複写装置において、例えば記録紙の搬送路
で、紙詰まりその他の故障が発生すると、第２図に示す
ように、制御部はジャムセンサ２１．２２゜２３からの
信号により判断し、コピー動作を停止した後、その故障
の種類と故障箇所をチエツクし、故障の種類と故障箇所
をコード化したコードを、故障表示部に見易い周期で点
滅させて表示する。

複数箇所で故障が発生した場合は、優先順序の高い故障
の順にそのコードを上記点滅の周期と同じ周期で順次繰
り返して故障表示部に表示する。

また原稿送り装置８０内でジャムセンサ２４が原稿のジ
ャム検知を同時に行ったときは点滅の周期の中に上記の
故障箇所の表示が加えられる。

表示が行われると故障が総て処理解除されたかどうかチ
エツクされる。故障が順次処理解除されるに従って、そ
の処理解除されたコード表示は除かれる。総ての故障が
解除されると故障発生前の状態に戻し、コピーボタンの
抑圧によってコピー動作を再開することができるように
なっている。

前述のように、故障表示はコードの点滅表示で行われる
ので特に故障表示部を設けずに、コピー枚数表示部にコ
ピー枚数は連続表示で、故障表示は点滅表示で表示する
方法とすることもできる。

この場合、連続コピー中に故障が発生すると、故障箇所
の周期的な点滅に変わり、最後の故障箇所の解消をまっ
て、連続コピーの残量の連続表示に切り替わる。

〔発明の効果〕

本発明によれば以上説明したように、複数の機能を備え
た複写装置において、複数の故障が発生した場合、全故
障のコードを故障表示部に順次繰り返して表示するよう
にしたので、総ての故障を直ちに知ることができる。従
って、修理者は不愉快な思いをすることがなく、故障を
能率よく修理解除することができる複写装置を提供する
ことができることとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は本
発明の複写装置の故障発生時の処理過程を示すフローチ
ャートである。 １１・・・感光体ドラム　　１２・・・帯電器１３・・
・現像器　　　　　１４・・・転写極１５・・・分離極
　　　　　１７・・・クリーナ部２１．２２．２３・・
・ジャムセンサ ３０・・・露光装置　　　　８０・・・原稿送り込み装
置１１０・・・供給装置　　　　１２０・・・搬送路１
３０・・・搬送コンベア　　１４０・・・定着装置１５
０・・・搬送切り換えゲート １５６・・・回収台　　　　　１７０・・・中間ストッ
カ一部１８０・・・裏面複写用搬送路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １つの故障表示部を有した複写装置において、複数箇所
   に故障が発生した場合、前記１つの故障表示部に複数の
   故障コードを、順次繰り返して表示するようにしたこと
   を特徴とする複写装置。