JPS63112341A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複数段の給紙カセットが装着され、適宜に選
択したカセットから給紙を行なうようにした画像形成装
置の給紙Ｓ＋ｉ置に関する。

（従来技術） 従来から電子写真複写機などの画像形成装置において、
複数段の給紙カセットを装着し、適宜にカセットを選択
して給紙を行なうようにした給紙装置が広く用いられて
いる。かかる給紙装置において、多量枚数を複写する場
合、給紙ミスによる紙づまり（ジャム）が起こったとき
、通常、複写動性を中断して本体の前ツノバーなどを開
いてジャム処理を行なってから、丙度複写肋作に入る。

ところが、このようにジャム処理のために複写動作が中
断することは、無駄時間が発生し、複写能率が低下する
原因となる。そこで、複写能率の向上の観点から、もし
ジャムが発生しても、その時点ぐジ１シム処理を行なう
ことなく、必要な枚数の複写を終了することができ、そ
の後にジャム処理を行えるようにしたらのの実現が望ま
れていた。

（発明の目的） 本発明は、上記要語に応えるもので、複数段の給紙カセ
ットが装着されたしのにおいて、ジャム検知時に給紙動
作を行なうカセットが切替えられ、多量枚数複写時のジ
ャム処理時間の無駄を省き、複写能率の向上が可能な画
像形成装置の給紙装置を提供することを目的とする。

（発明の構成） 本発明は、複数段の給紙カセットが装着されるとともに
、各給紙カセットに対応してカセット内に収容された記
録紙を給紙する給紙ローラを備え、各々の給紙カセット
からの給紙搬送路が転写部に至るまでに合流する構成を
有し、適宜に選択された給紙段の給紙ローラを駆動プる
ことにより給紙するようにした画像形成装置の給紙装置
において、給紙搬送路に設けた記録紙の到達を検知する
検知手段と、給紙カセットの記録紙サイズを検知する検
知手段と、給紙段を選択する選択１段と、上記各検知お
よび選択手段からの信号が入力され、これらの信号に基
づき給紙ローラのいずれかを駆動する信号を出力する制
御手段とを備え、上記制御手段は、選択された給紙カセ
ットに対応した給紙搬送路の検知手段が所定時間内に記
録紙の到達を検知しないとき、上記選択された給紙カセ
ットの記録紙サイズと同サイズの記録紙が収容され、上
記合流点に合流する他の給紙搬送路またはそれよりも下
流に合流点を有する他の給紙搬送路に対応した給紙カセ
ットからの給紙に切替える信号を出力するものである。

この構成により、ジャム時には紙の搬送が可能な給紙搬
送路を通した他の給紙カセットからの給紙に切替わり、
画像形成装置を中断することが低減される。

（実施例） 本発明の一実施例について第１図により説明する。電子
写真複写機の本体ハウジング１内には原稿を露光走査す
るランプ２ａ、ミラー２ｂルンズ２Ｃなどからなる光学
系２と、この光学系２により原稿像が露光照射され、潜
像が形成される感光体３ど、この感光体３の周囲に配設
された主帯電装置４、上記潜像を顕像に現像する現像装
置５、上記顕像を記録紙に転写する転写装置（転写部）
６、転写後の記録紙を感光体３から分離するための分離
装置７、未転写で感光体３上に残留した現像剤を除去す
るクリーニング装置８などの像形成手段と、転写・分離
後の記録紙上の像を定着する定着装置９などが設けられ
ている。

また本体ハウジング１の上面には原稿が載置されるコン
タクトガラス１０が設けられ、その上部に本実施例では
原稿の自動送りを行なうベルト、ローラなどからなる原
稿送り装置＜ＡＤＦ）１１が装備されている。

また、本体ハウジング１の一方側には記録紙を給紙する
手差しバイパス用トレー１２、記録紙１３が収容された
上段側の給紙カセット１４および下段側の給紙カセット
１５が装着され、これらのトレー１２、カセット１４．
１５の各々に対応して、バイパス給紙［１−ラ１６、上
段カセット給紙ローラ１７、下段カセット給紙ローラ１
８が設りられている。さらに、これらに対応して記録紙
を転写部に搬送する給紙搬送路１９，２０．２１が設け
られ、これら給紙搬送路１９．２０が合流して給紙搬送
路２２が形成され、ざらにこの下流にて給紙搬送路２２
と給紙搬送路２１とが合流し給紙搬送路２３が形成され
、転写部に至っている。

これらの給紙搬送路中および合流点直下流には搬送ロー
ラ２４．２５．２６．２７が転写部の１ａ上流にはレジ
スト１１−ラ２８が設けられ、各合流点には記録紙の到
達を検知する紙検知スィッチＳＷ１、ＳＷ２が設けられ
ている。また、給紙カセット１４．１５の前端部に対向
して記録紙のサイズを検知するスイッチ２９．３０が設
けられている。

上記各給紙ローラ１６，１７．１８などは、使用者が本
体ハウジング１の上面に設けられた操作パネル（図示せ
ず）を操作することにより、後述する制御手段（第２図
に示す）の働きにより、適宜、選択された給紙カセット
１４．１５などから給紙がなされるように駆動制御され
る。

また、第１図において、二点鎖線で示す光学系２の各部
材は移動し！ご状態を示し、３１は転写・分離後の記録
紙を定着装＠９まで搬送する搬送ベルト体、３２は定着
後の記録紙を排出する排紙（１−ラ、３３は排紙量はト
レー、３４は原稿をセットする原稿トレイである。

次に上記各給紙ローラ１６，１７．１８を駆動制ｔ１１
するためのブロック構成を第２図により説明する。同図
において、１００は１ｔＩＩＩＩ１１手段としてのＣＰ
Ｕで、上述した複写機側の紙検知スイッチＳＷ１．８Ｗ
２　、記録紙サイズ検知スイッチ２９゜３０ａ３よびユ
ーザが操作する給紙段選択スイッチ１０１などからの信
号が入力され、これに基づき電磁クラッチ等でなる各給
紙ローラ駆動手段１０２を駆動する所定の信号を出力す
るものである。

１０３はＣＰＵ１００に内蔵されたタイマ、１０４は後
述するごとき所定の動作プログラムが記録されたメモリ
であり、これらにより、選択された給紙カセットに対応
した給紙搬送路の紙検知スィッチＳＷ１．ＳＷ２が給紙
ローラＯＮよりタイマ１０３により定まる所定時間内に
記録紙の到達を検知しないとき、給紙ミスによるジャム
と判断し、上記選択された給紙カセットの記録紙サイズ
と同サイズの記録紙が収容された他の給紙カセットから
の給紙に自動的に切替える。

この給紙ミスによるジャムは、例えば上段の給紙カセッ
ト１４からの給紙時に、これに対応した給紙ローラ１７
のＯＮより一定時間以内に紙検知スィッチＳＷ１がＯＮ
しないときや、下段の給紙カセット１５からの給紙時に
、給紙ローラ１８のＯＮより一定時間以内に紙検知スイ
ッ升ＳＷ２がＯＮＬないときである。そして、他の給紙
カセットへの切替えは、給紙搬送路の合流点に合流する
−の給紙搬送路から他の給紙搬送路に対応したものへ、
または、−の合流点よりも下流に合流点を有する他の給
紙搬送路に対応したものへ行なう。

なお、第１図の実施例では上、下段の２個の給紙カセッ
ト１４．１５を有する場合であるが、これに限られず、
給紙カセットを３個以上有するものであってもよく、そ
のときには全ての給紙搬送路が−の合流点に合流する場
合と、搬送路の上流側に行くにつれて逐次、合流する場
合とがある。

上記ＣＰＵ１００による１１ｔ［Ｉ（７）７ｕ−チｔ　
−１−の−例を第３図により説明する。まず、ステップ
Ｓ１でユーザにより適宜に選択された給紙段の例えば給
紙カセット１４の給紙ローラ１７をＯＮさせ、ステップ
Ｓ２で給紙ジャムタイマをスタートさせ、続いてステッ
プＳ３で紙検知スィッチＳＷ１がＯＮになったかどうか
をみる。記録紙が正常に給紙、搬送されれば、所定時間
内に紙検知スィッチＳＷ１はＯＮとなるので、ステップ
Ｓ４においてタイマＵＰとなることはなく、ステップＳ
５に移り、タイマをリセットし、同様の動作を繰返す。

ところが、給紙ミスにより給紙ジャムが発生ずると、所
定時間内に紙検知スィッチＳＷ＋がＯＮせず、タイマＵ
Ｐして、ステップＳ６に移り、給紙ジャムの表示を本体
操作パネルの表示部（図示せず）に行なう。その後、ス
テップ＄７で給紙ジャムになっていない他の段で同ナイ
ズの記録紙が有るかどうかを調べ、ＹＥＳの時、ステッ
プＳ８に移り、給紙段の変更を行ない、ステップＳ１に
戻り、以下、同様の動作を行なう。ここに、このステッ
プＳ８からステップＳ１へ戻った後のステップ＄１の給
紙段は館の段とは異なり、本￥施例では給紙カセット１
５の給紙ローラ１８のＯＮとなり、ステップ＄３での紙
検知の判定はスイッチＳＷ２となる。

上記ステップ＄７での同サイズの記録紙が有るかどうか
の判定がＮｏの時は、ステップＳ９に移り、給紙をスト
ップし、ジャム処理の要求信号を発する。このステップ
Ｓ９になると、ユーザがジャム処理を行なわなければ、
複写動作を行なうことはできないが、この段階に達する
ことなく、ステップＳ７からステラ１Ｓ日へ移行し、連
続して給紙を行なう場合は、複写を終了してからジャム
処理を行なえばよい。

上述のごとく、−の給紙段にて給紙ジャムが発生しても
、他の給紙段でジャムを生じてなく、同サイズの記録紙
がある場合には、その給紙段に自動的に変更になり、し
たがって、はぼ連続して給紙が行なわれ、複写を行なう
ことができ、ジャム処理のために複写動作を中断するこ
とがなくなる。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、複数段の給紙カセットか
らの給紙搬送路が合流する構成を有したものにおいて、
給紙搬送路に設けた記録紙の到達を検知する検知手段と
、給紙カセットの記録紙サイズを検知する検知手段と、
給紙段を選択する選択手段とからの信号に基づき給紙ロ
ーラのいずれかを駆動する制御手段を備え、この制御手
段により、選択された給紙段に対応した紙検知手段が所
定時間内に記録紙の到達を検知しないとき、同サイズの
記録紙が収容され、合流点に合流する給紙搬送路または
それよりも下流に合流点を有する他の給紙搬送路に対応
した給紙段からの給紙に切替えるようにしたものである
ので、給紙ジャム発生時に、画像形成動作を中断するこ
となく連続して行なうことができ、多量枚数の画像形成
時にジｌ／ム処理時間の無駄を省け、画像形成の能率向
上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の給紙装置を備えた画像形成装置の一実
施例を示す構成図、第２図は同給紙装置の制御手段の部
分ブロック図、第３図は同給紙装置の制御のフローチャ
ート図である。 ６・・・転写装置（転写部）、１４．１５・・・給紙カ
セット、１７．１８・・・給紙ローラ、１９．２０゜２
１．２２．２３・・・給紙搬送路、２９．３０・・・記
録紙サイズ検知スイッチ（検知手段）、１００・・・ｃ
ｐｕ　＜制御手段）、１０１・・・給紙段選択スイッチ
（選択手段）、１０２・・・各給紙ローラ駆動手段、Ｓ
Ｗｌ、ＳＷ２・・・紙検知スィッチ（検知手段）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数段の給紙カセットが装着されるとともに、各給
   紙カセットに対応してカセット内に収容された記録紙を
   給紙する給紙ローラを備え、各々の給紙カセットからの
   給紙搬送路が転写部に至るまでに合流する構成を有し、
   適宜に選択された給紙段の給紙ローラを駆動することに
   より給紙するようにした画像形成装置の給紙装置におい
   て、給紙搬送路に設けた記録紙の到達を検知する検知手
   段と、給紙カセットの記録紙サイズを検知する検知手段
   と、給紙段を選択する選択手段と、上記各検知および選
   択手段からの信号が入力され、これらの信号に基づき給
   紙ローラのいずれかを駆動する信号を出力する制御手段
   とを備え、上記制御手段は、選択された給紙カセットに
   対応した給紙搬送路の検知手段が所定時間内に記録紙の
   到達を検知しないとき、上記選択された給紙カセットの
   記録紙サイズと同サイズの記録紙が収容され、上記合流
   点に合流する他の給紙搬送路またはそれよりも下流に合
   流点を有する他の給紙搬送路に対応した給紙カセットか
   らの給紙に切替える信号を出力することを特徴とした画
   像形成装置の給紙装置。