JPH0210343Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210343Y2 JPH0210343Y2 JP11073585U JP11073585U JPH0210343Y2 JP H0210343 Y2 JPH0210343 Y2 JP H0210343Y2 JP 11073585 U JP11073585 U JP 11073585U JP 11073585 U JP11073585 U JP 11073585U JP H0210343 Y2 JPH0210343 Y2 JP H0210343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- drum
- axle
- cover
- side collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は車両用ドラムブレーキに関し、特に
三・四輪バギー車等に用いられるブレーキドラム
をブレーカバーで覆つた車両用ドラムブレーキに
関する。
三・四輪バギー車等に用いられるブレーキドラム
をブレーカバーで覆つた車両用ドラムブレーキに
関する。
砂地、湿地あるいは泥濘地等のラフロードを走
行する三・四輪バギー車では、実公昭58−9824号
公報に示されるようにドラムブレーキをブレーキ
カバーで覆つたものがある。
行する三・四輪バギー車では、実公昭58−9824号
公報に示されるようにドラムブレーキをブレーキ
カバーで覆つたものがある。
しかし、このような構造であると、ブレーキカ
バーと車軸の隙間から水や砂等が侵入することが
あつた。
バーと車軸の隙間から水や砂等が侵入することが
あつた。
そこで本考案は、ブレーキカバーと車軸の隙間
から水・砂等の侵入しにくい構造の車両用ドラム
ブレーキを提供することを目的としている。
から水・砂等の侵入しにくい構造の車両用ドラム
ブレーキを提供することを目的としている。
上記目的達成のため本考案は、車軸と一体に回
転するブレーキドラムをブレーキカバーで覆つた
車両用ドラムブレーキにおいて、前記ブレーキド
ラムの車軸装着部と車輪間に、一端にブレーキド
ラムの車軸装着部に衝合するフランジ部とこのフ
ランジ部に隣接して弾発性を有する屈曲シール部
とを周設したサイドカラーを車軸に外嵌し、前記
ブレーキドラムと前記サイドカラーのフランジ部
と屈曲シール部とを覆うブレーキカバーを設けた
ことを特徴としている。
転するブレーキドラムをブレーキカバーで覆つた
車両用ドラムブレーキにおいて、前記ブレーキド
ラムの車軸装着部と車輪間に、一端にブレーキド
ラムの車軸装着部に衝合するフランジ部とこのフ
ランジ部に隣接して弾発性を有する屈曲シール部
とを周設したサイドカラーを車軸に外嵌し、前記
ブレーキドラムと前記サイドカラーのフランジ部
と屈曲シール部とを覆うブレーキカバーを設けた
ことを特徴としている。
このように構成することにより、車軸とブレー
キカバーの隙間がラビリンス状となるため、水・
砂等の侵入を防止できる。
キカバーの隙間がラビリンス状となるため、水・
砂等の侵入を防止できる。
以下、本考案を四輪バギー車に適用した一実施
例について図面に基づいて説明する。
例について図面に基づいて説明する。
四輪バギー車１は車体フレーム２の前部に左右
一対の前輪３，３を、後部に左右一対の後輪（一
方は図示せず）４をそれぞれ懸架し、前輪３及び
後輪４に低圧・幅広のバルーンタイヤ５を装着し
ている。
一対の前輪３，３を、後部に左右一対の後輪（一
方は図示せず）４をそれぞれ懸架し、前輪３及び
後輪４に低圧・幅広のバルーンタイヤ５を装着し
ている。
車体フレーム２の略中央にはエンジン６が配設
され、ステアリングシヤフト７を介して車体フレ
ーム２上部に設けたバーハンドル８の操作により
前輪３，３を操蛇する。
され、ステアリングシヤフト７を介して車体フレ
ーム２上部に設けたバーハンドル８の操作により
前輪３，３を操蛇する。
また、車体フレーム２の上部にはフロントフエ
ンダ９、リアフエンダ１０、鞍乗型シート１１が
配設されている。
ンダ９、リアフエンダ１０、鞍乗型シート１１が
配設されている。
この四輪バギー車１の後車軸１２は、第２図に
その詳細を示すように、車体フレーム２に配設さ
れた車軸保持パイプ部材１３にベアリング１４，
１４を介して回転可能に支承され、この後車軸１
２にブレーキドラム１５が後車軸１２と一体に回
転するよう設けられている。
その詳細を示すように、車体フレーム２に配設さ
れた車軸保持パイプ部材１３にベアリング１４，
１４を介して回転可能に支承され、この後車軸１
２にブレーキドラム１５が後車軸１２と一体に回
転するよう設けられている。
一方、車軸保持パイプ部材１３に固設したバツ
クプレート１６には、レバー１７の操作により回
動するカム部材１８によつて拡開して前記ブレー
キドラム１５に摺接するブレーキシユー１９が配
設され、前記ブレーキドラム１５とでドラムブレ
ーキ２０を構成している。
クプレート１６には、レバー１７の操作により回
動するカム部材１８によつて拡開して前記ブレー
キドラム１５に摺接するブレーキシユー１９が配
設され、前記ブレーキドラム１５とでドラムブレ
ーキ２０を構成している。
ブレーキドラム１５の車軸装着部１５ａと後輪
４間の車軸１２にはサイドカラー２１が外嵌され
ている。
４間の車軸１２にはサイドカラー２１が外嵌され
ている。
このサイドカラー２１の一端２１ａにはブレー
キドラム１５の車軸装着部１５ａに衝合するフラ
ンジ部２１ｂと、このフランジ部２１ｂに隣接し
て弾発性を有する屈曲シール部２１ｃとが形成さ
れ、屈曲シール部２１ｃの弾発力によりブレーキ
ドラム１５の車軸装着部１５ａと後輪４間の車軸
１２にガタが生ずることなくサイドカラー２１が
外嵌されており、バツクプレート１６にはブレー
キドラム１５とサイドカラー２１のフランジ部２
１ｂ及び屈曲シール部２１ｃとを覆うブレーキカ
バー２２が螺着され、また、バツクプレート１６
の外周端の数ケ所には切欠１６ａが形成されてい
る。
キドラム１５の車軸装着部１５ａに衝合するフラ
ンジ部２１ｂと、このフランジ部２１ｂに隣接し
て弾発性を有する屈曲シール部２１ｃとが形成さ
れ、屈曲シール部２１ｃの弾発力によりブレーキ
ドラム１５の車軸装着部１５ａと後輪４間の車軸
１２にガタが生ずることなくサイドカラー２１が
外嵌されており、バツクプレート１６にはブレー
キドラム１５とサイドカラー２１のフランジ部２
１ｂ及び屈曲シール部２１ｃとを覆うブレーキカ
バー２２が螺着され、また、バツクプレート１６
の外周端の数ケ所には切欠１６ａが形成されてい
る。
このように構成することにより、ブレーキカバ
ー２２と車軸１２との間にラビリンスｌを形成す
るので、水や砂等の侵入が防止でき、ドラムブレ
ーキ２０の耐久性を向上させることができる。
ー２２と車軸１２との間にラビリンスｌを形成す
るので、水や砂等の侵入が防止でき、ドラムブレ
ーキ２０の耐久性を向上させることができる。
本考案は上記のように、車軸と一体に回転する
ブレーキドラムをブレーキカバーで覆つた車両用
ドラムブレーキにおいて、前記ブレーキドラムの
車軸装着部と車輪間に、一端にブレーキドラムの
車軸装着部に衝合するフランジ部とこのフランジ
部に隣接して弾発性を有する屈曲シール部とを周
設したサイドカラーを車軸に外嵌し、前記ブレー
キドラムと前記サイドカラーのフランジ部と屈曲
シール部とを覆うブレーキカバーを設けたので、
ブレーキカバーと車軸との間にラビリンスを形成
して、水や砂等の侵入を防止してドラムブレーキ
の耐久性を向上させることができる。
ブレーキドラムをブレーキカバーで覆つた車両用
ドラムブレーキにおいて、前記ブレーキドラムの
車軸装着部と車輪間に、一端にブレーキドラムの
車軸装着部に衝合するフランジ部とこのフランジ
部に隣接して弾発性を有する屈曲シール部とを周
設したサイドカラーを車軸に外嵌し、前記ブレー
キドラムと前記サイドカラーのフランジ部と屈曲
シール部とを覆うブレーキカバーを設けたので、
ブレーキカバーと車軸との間にラビリンスを形成
して、水や砂等の侵入を防止してドラムブレーキ
の耐久性を向上させることができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第１図は
四輪バギー車の斜視図、第２図はドラムブレーキ
の断面図である。 １……四輪バギー車、１２……後車軸、１３…
…車軸保持パイプ部材、１５……ブレーキドラ
ム、１６……バツクプレート、１９……ブレーキ
シユー、２０……ドラムブレーキ、２１……サイ
ドカラー、２１ｂ……フランジ部、２１ｃ……屈
曲シール部、２２……ブレーキカバー。
四輪バギー車の斜視図、第２図はドラムブレーキ
の断面図である。 １……四輪バギー車、１２……後車軸、１３…
…車軸保持パイプ部材、１５……ブレーキドラ
ム、１６……バツクプレート、１９……ブレーキ
シユー、２０……ドラムブレーキ、２１……サイ
ドカラー、２１ｂ……フランジ部、２１ｃ……屈
曲シール部、２２……ブレーキカバー。
Claims (1)
- 車軸と一体に回転するブレーキドラムをブレー
キカバーで覆つた車両用ドラムブレーキにおい
て、前記ブレーキドラムの車軸装着部と車輪間
に、一端にブレーキドラムの車軸装着部に衝合す
るフランジ部とこのフランジ部に隣接して弾発性
を有する屈曲シール部とを周設したサイドカラー
を車軸に外嵌し、前記ブレーキドラムと前記サイ
ドカラーのフランジ部と屈曲シール部とを覆うブ
レーキカバーを設けたことを特徴とする車両用ド
ラムブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073585U JPH0210343Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073585U JPH0210343Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6218433U JPS6218433U (ja) | 1987-02-03 |
| JPH0210343Y2 true JPH0210343Y2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=30990014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073585U Expired JPH0210343Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0210343Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP11073585U patent/JPH0210343Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6218433U (ja) | 1987-02-03 |
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