JPH02102512A - トロイダル形電磁コイル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トロイダル形電磁コイルに関し、特に可飽和
磁心を使用する磁気増幅器用トロイダル形コイル並びに
圧粉鉄心を使用するトロイダル形チョークコイルの構造
に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の電磁コイルの構造は例えば第３図に示すよ
うに裸又はプラスチックケースに収納された磁心１１に
、線材１２が巻かれており、線材の両端がプリント板線
板等に接続されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電磁コイルの構造は、線材の太さ並びに
巻回数が固定されるため、磁心が同一であっても、用途
に応じて線材の太さと巻回数を設定して、製造しなけれ
ばならず、最適化を計ろうとすると電磁コイルの品種が
際限なく増えてしまい、設計並びに製造管理が繁雑とな
る他、品種当りの数がまとまりにくいなめ、価格も安く
ならないといった欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の電磁コイルは、トロイダル形の非飽和又は飽和
磁心を有する電磁コイルにおいて、一辺開放の矩形の形
状をし、２辺の開放端にはプリント配線板取付は用突起
を有する金属片と、前記トロイダル形の磁心を包むプラ
スチック製のケースとを有し、前記金属片は相互に接触
することのないように固定するとともに、前記トロイダ
ル形の磁心を囲むように成形された構想を有している。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す外観図である。第１図
において、本発明の一実施例は非飽和又は飽和鉄心１を
有するトロイダル形磁心と、このトロイダル形磁心を覆
うプラスチック製のケース４と、巻線の一部を構成する
金属片２と、各金属片をコイル状に形成するプリント配
線板４とを含む。

第２図は、本発明の一実施例におけるトロイダル形電磁
コイルを実装するプリント配線板を示す。第２図におい
て、本実施例に用いるプリント配線板３は電磁コイルと
しての機能を生じさせるためのプリントパターン箔３ａ
を有している。

第２図（ａ）は、金属片２を１ピンづつ縦続接続するた
めのパターン例であり、第２図（ｂ）は、金属片２を２
ビンづつ縦続接続するためのパターン例である。

第１図（ｂ）は本実施例に用いる金属片２を示す、第１
図（ｂ）において、金属片２はプリント配線で実現可能
なピッチまで小片化を計ることができる。これにより、
本実施例はプリント配線板での電磁コイルに対する巻線
数のコントロールを自由にできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、トロイダル形の磁心を包
むプラスチック製のケースに固定された金属片を、プリ
ント配線で実現可能なピッチまで小片化することにより
プリント配線板での電磁コイルに対する巻線数のコント
ロールの自由度が広がるため、コア形状毎の電磁コイル
構造の標準化が可能となり、生産の効率化が大幅に向上
する。

さらに、本発明は、従来の巻き線方式に比べて電磁コイ
ルの高密度実装が可能となるなめ、電磁コイルを使用す
る電子装置の小型化にも寄与するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例の電磁コイルを示す外
観図、第１図（ｂ）は本発明の一実施例の電磁コイルを
構成する金属片を示す図、第２図は本発明の一実施例の
電磁コイルを実装して、電磁コイルとしての機能を生じ
させるためのプリント配線板のプリントパターンを示す
図、第３図は従来の巻き線方式の電磁コイルを示す図で
ある。 １・・・非飽和又は化飽和鉄心、２・・・金属片、３・
・・プリント配線板、３ａ・・・プリントパターン箔、
４・・・プラスチック製のケース。 ｔ（１） 主焉乃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　トロイダル形の非飽和又は飽和磁心を有する電磁コイ
   ルにおいて、一辺開放の矩形の形状をし２辺の開放端に
   は、プリント配線板取付け用突起を有する金属片と、前
   記トロイダル形の磁心を包むプラスチック製のケースと
   を有し、前記金属片は、相互に接触することのないよう
   に前記プラスチック製のケースに固定して配置されてい
   ることを特徴とするトロイダル形電磁コイル。