JPH0210207Y2 - - Google Patents

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JPH0210207Y2
JPH0210207Y2 JP3174582U JP3174582U JPH0210207Y2 JP H0210207 Y2 JPH0210207 Y2 JP H0210207Y2 JP 3174582 U JP3174582 U JP 3174582U JP 3174582 U JP3174582 U JP 3174582U JP H0210207 Y2 JPH0210207 Y2 JP H0210207Y2
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JP
Japan
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plate
case
hole
locking
operating rod
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JP3174582U
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JPS58134558U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、弾性を有する可塑性体で成型した、
ほぼ平行四辺形をした駆動体を内装した型式のラ
ツチの改良に関するものである。
この型式の従来のラツチは、トラス頭(Truss
Head)付の作動杆を用い、作動杆頭部をケース
の天板と駆動体の背板との間に挟持し、かつ、底
板の無いものであつた。
従つて、組み立てたラツチの作動杆を任意に交
換することが出来ず、扉の厚さに応じて必要な長
さの作動杆をあらかじめ定めて発注使用せねばな
らない、という欠点があつた。
また、組み立てたラツチは、作動杆下部の先端
がケースの外に長く突出しており、製品の包装に
当つてこの突出のために包装の空間が多くなり、
輸送・在庫等に不利であつた。
また、従来の製品では底蓋をつけると作動杆の
組み替えが不可能になる、という欠点もあつた。
本出願考案は、駆動体の底溝の両端に大型の丸
孔を連通して設けること、駆動体底板の係止突起
の先端面にテーパーをつけたこと、およびケース
天板の中央に、作動杆の圧板より大きい頂孔を設
けたこと、により、前記の欠点を補つた、使用に
便利なラツチを得たものである。
図について本案実施の一例を説明すると、1は
駆動体、2は作動杆、3はケース、4は受座、で
ある。
駆動体1は、断面V字形をした係止片5、前ば
ね6、底板7、底ばね8、つなぎ板9、後ばね1
0および背板11を、この順序に連続して一体に
成型してあること、図に見るとうりである。
係止片5のV字形の一端は係止爪12となり、
他の一端は前ばね6に続いている。前ばね6、底
ばね8および後ばね10は、ばね作用をさせるた
めに薄く作られており、底板7、つなぎ板9およ
び背板11は剛性を持たせるためやや厚く作られ
ている。背板11は作動杆2を通すため背溝13
を有する叉杆形に作られ、叉杆の先端は係止片5
と突軸14により回動自在に軸合されている。
駆動体1の底板7より底ばね8にかけては作動
杆2を通すための底溝15があり、底溝15の両
端には丸孔16が底溝15と連通している。丸孔
16の直径は底溝15の幅より大きくしてあるの
で、底板7の縁端と丸孔16との間には幅狭部1
7が形成されており、従つて、底板7の両縁端を
内方に水平に圧すると、底板7は弾力をもつて僅
かに内方に移動することができる。底板7には係
止突起18が突設されており、その突端面19は
係止片5と反対側で内方に傾斜させてある。
次に作動杆2には圧板20が突設固定されてお
り、該圧板20の大きさは駆動体1の背溝13の
幅より大きく、頂孔26の大きさより小さい。
作動杆上部21には裏つまみ22が固定されて
おり、作動杆下部23には表つまみ24が螺着さ
れている。
次に、ケース3は断面コ字状の金属板より成
り、その両側壁27の内法(うちのり)は駆動体
1の幅より僅かに大きく作られており、ケース3
の天板25のほぼ中央に頂孔26があけられてい
る。頂孔26の大きさは作動杆2の圧板20の大
きさより大きく作つてある。ケース3の側壁27
下部には、掛合溝28と係止孔29とが設けてあ
る。
駆動体1をケース3に収納したとき、駆動体1
の掛合突起30がケース3の掛合溝28に、係止
突起18が係止孔29に、夫々嵌合する。
次に、底蓋31には、ケース3の天板25の頂
孔26と対応する位置に底孔32があけてある。
33は取付孔、34は取付溝孔、35は受座4
の受孔、36は扉、37は厚い扉、38は柱、で
ある。
本案ラツチは図面および上記説明のとおりの構
造であり、次のごとくに組み立てて使用する。
底蓋31を固定したケース3の、掛合溝28の
ある側より駆動体1をケース3内に挿入すると、
先づ係止突起18がケース側壁27の前縁に衝当
する。駆動体1に力を加えてさらに押し込むと、
係止突起18の突端面19が係止片5と反対側で
内方に傾斜させてあるので、突端面19は外力に
より内方に移動するごとき分力を生じ、係止突起
18は、底板7が内方に移動するに伴つて、側壁
27の縁をのり越えてケース3内に入る。更に駆
動体1を押し進めると、係止突起18が側壁27
の係止孔29に弾力嵌合するとともに、掛合突起
30が掛合溝28に掛合し、駆動体1はケース3
内に底板7を固定して装着される。
このように準備したケース3を扉36の裏側
に、底孔32を扉孔39に重ねて、螺着し、ケー
ス3の天板25の側より作動杆2の下部23を挿
し込み、扉36表面に到らしめ、扉36表面より
表つまみ24を螺着し、圧板20が背板11に圧
接するまで表つまみ24を螺廻して、取付を終わ
る。
取付を終つた状態では、作動杆2の圧板20は
駆動体1の背板11に接しており、表つまみ24
の基部は扉36の表面に接している。
さて、このように取りつけたラツチの表つまみ
24を引くと、圧板20が背板11を圧下するの
で、駆動体1は全体として偏平な平行四辺形とな
り、背板11先端の突軸14が係止片5のV字形
底部を下方に押さえるので、係止爪12は突軸1
4を中心として回動しながら後退し、受座4の受
孔35よりはずれ、扉36が開く。
扉36の内側より裏つまみ22を押した場合も
同様である。
本考案は以上のごとく構成されているので次の
ような特徴がある。
(イ) ケース天板25に作動杆2の圧板20より大
きい頂孔26を設けたので、作動杆2をケース
3より抜脱することができる。従つて、扉36
の厚さによつて、長さの異なる作動杆2を適宜
に選んで取付けることができ、従来のごとく分
解し再組立する手間がいらない。
(ロ) 従来のものは作動杆が離脱できず、従つて作
動杆下部がケースから長く突出したままで包装
され販売されていたので、包装に空間が多く、
梱包の才数が大きくなり、輸送、格納に不利で
あつた。所が本案のラツチは作動杆2が離脱で
きるので、包装が小型化でき、輸送、格納に便
利である。
(ハ) 本案では、駆動体1をケース3に組み込む場
合、ケース3の前方より駆動体1を単に押しこ
むだけでよく、かつ、作動杆2は抜脱可能なの
で、ケース3に底蓋31や後蓋(図示してな
い)をあらかじめ取りつけて、ケース内に塵埃
が入るのを防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ラツチの組立図、第2図は同じく
取付けた側面図で、要部を断面で示したものであ
る。 図において、1……駆動体、2……作動杆、3
……ケース、12……係止爪、13……背溝、1
5……底溝、18……係止突起、19……突端
面、20……圧板、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 扉に使用する仮閉鎖金具のラツチにおいて、断
    面V字形の係止片、前ばね、底板、底ばね、つな
    ぎ板、後ばね及び背板を、弾性を有する可塑性物
    質により、この順序に一体に成型し、背板前端を
    係止片のV字形の底頂に軸合して、全体がほぼ平
    行四辺形を成した駆動体を構成し、 金属板を曲折して断面コ字状に成型したケース
    3に、係止片の係止爪がケース外方に突出し、か
    つ、係止突起18がケース3側壁27下部の係止
    孔29に突出掛止めするごとく、駆動体を内装
    し、 駆動体1の底溝15の両端には駆動体1の幅よ
    りやや小なる直径の丸孔16を底溝15と連通し
    て設け、 両丸孔16のほぼ中央の底板7上には外方に突
    出した係止突起18を突設し、該係止突起18の
    突端面19を係止片5と反対側において内方に傾
    斜せしめ、 作動杆2の裏つまみ22側に、駆動体1の背溝
    13の幅より大きく、頂孔26の大きさより小な
    る、圧板20を突設固定し、ケース3の天板25
    のほぼ中央には圧板20の大きさより大なる頂孔
    26を設け、底蓋31には、頂孔26に対応した
    位置に、作動杆2の通る底孔32を設け、もつ
    て、作動杆2をケース3の天板25側より挿抜自
    在とするとともに、扉36の外側より表つまみ2
    4を作動杆2に螺着して、圧板20を背板11に
    圧接せしめたこと、 を特徴とするラツチ。
JP3174582U 1982-03-04 1982-03-04 ラツチ Granted JPS58134558U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3174582U JPS58134558U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ラツチ

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JP3174582U JPS58134558U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ラツチ

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Publication Number Publication Date
JPS58134558U JPS58134558U (ja) 1983-09-10
JPH0210207Y2 true JPH0210207Y2 (ja) 1990-03-14

Family

ID=30043408

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JP3174582U Granted JPS58134558U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ラツチ

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JP (1) JPS58134558U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097826A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Koma Homes:Kk 静電式塵埃吸着具およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097826A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Koma Homes:Kk 静電式塵埃吸着具およびその製造方法
JP4521346B2 (ja) * 2005-10-04 2010-08-11 株式会社コマ・ホームズ 静電式塵埃吸着具およびその製造方法

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Publication number Publication date
JPS58134558U (ja) 1983-09-10

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