JPH0210191A - 燃料集合体 - Google Patents

燃料集合体

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JPH0210191A
JPH0210191A JP63160409A JP16040988A JPH0210191A JP H0210191 A JPH0210191 A JP H0210191A JP 63160409 A JP63160409 A JP 63160409A JP 16040988 A JP16040988 A JP 16040988A JP H0210191 A JPH0210191 A JP H0210191A
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持田 貴顕
Osamu Yokomizo
修 横溝
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敏 菅原
Michihiro Ozawa
小沢 通裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は燃料集合体に係わり、特に核燃料物質中有効活
用に好適な沸騰水型原子炉の燃料集合体に関する。
〔従来の技術〕
従来の沸騰水型原子炉は、特開昭54−121389号
公報に記載されているように、中性子の減速を促進させ
るなめに冷却水のみが流れる管(以下、水ロッドと称す
る)を有する燃料集合体を炉心内に装荷している。この
ような水ロッドの使用は、従来の沸騰水型原子炉の運転
条件下では、ウラン原子に対する水素原子の数が多いほ
ど反応度が高くなるので、炉心に装架された核燃料物質
の有効活用を可能にする。
しかしながら、さらに核燃料物質の有効活用を図るため
には、核燃料物質の燃焼に伴って炉心内の水素原子数を
変えた方かよい。
炉心内の水素原子数を核燃料物質の燃焼に伴って変えた
場合の利点を以下に説明する。
第23図は、沸騰水型原子炉に用いられる代表的な燃料
集合体について横軸に燃焼度、縦軸に反応度の一つの指
標である無限増倍率をとって特性を示したものである。
2本の線はいずれも同一の燃料集合体であるが、破線は
燃料集合体内の冷却材流路における蒸気泡の体積率(ボ
イド率)を−定(ボイド率30%)にして燃焼させた場
合を、実線は最初高ボイド率(ボイド率50%)で運転
して途中でボイド率を下げた(ボイド率30%)場合を
示す。第23図より明らかなように、初めボイド率を高
くして燃焼させて後でボイド率を下げた方か、より高い
燃焼度を得ることができる。
これは、ボイド率が高く、ウラン原子数に対する水素原
子数の比が小さい、即ち水素原子数が小さい方が、中性
子の平均速度が大きく、ウラン238に吸収され易いた
めである。沸騰水型原子炉で用いられる核燃料物質中に
は、ウラン235とウラン238とが含まれており、ウ
ラン235が核燃料物質全体の数%で大部分をウラン2
38が占めている。このうち、中性子を吸収して核分裂
を生じるのは主にウラン235のみであり、ウラン23
8はほとんど核分裂を生じない。従って、ウラン235
か燃焼によって減少すると反応度は低下する。
しかし、ウラン238も核分裂によって生じる高エネル
ギの中性子を吸収するとプルトニウム239に変わる。
プルトニウム239は、ウラン235と同じく、減速さ
れた熱中性子を吸収して核分裂を起こす。ボイド率が高
い程、中性子のエネルギが高くてウラン238からプル
トニウム239に転換される割合が大きく、ウラン23
5及びプルトニウム239の核分裂か抑制される。従っ
て、ボイド率か高い程、ウラン235とプルトニウム2
39の総量の減少が遅い。
たたし、ボイド率か高いと、反応度の絶対値は低い。こ
のため、ボイド率が高いままでは、ボイド率が低い場合
に比べて反応度が臨界を維持できる最低レベルに早く達
してしまう。そこで、その時点でボイド率を下げると、
中性子の減速効果か増し、高ボイド率一定で燃焼した場
合に比べてウラン235及びプルトニウム23つの核分
裂が増し、反応度はより高くなる。従って、臨界に必要
な最低反応度になるまで、核燃料物質に含まれる核分裂
性物質をより長く燃焼させることができる。
以上述べたことが、核分裂性物質の燃焼に伴つてボイド
率を変化させることにより核燃料物質の有効活用を図る
原理であって、スペクトルシフト運転と呼ばれる。
このようなスペクトルシフト運転のため、核燃料物質の
燃焼に伴って炉心内の水素原子数を変える方法としては
、従来、特開昭57−125390号公報及び特開昭5
7−125391号公報に記載のように、低速中性子吸
収水押棒及びこの水押棒よりも反応度価値が大きいステ
ンレス鋼にて構成される中速中性子吸収水押棒を設け、
これらの水押棒の炉心内への挿入量を制御して炉心内の
冷却水量を調節する方法がある。即ぢ、水押棒か炉心内
の水素原子数を変える手段を楕成し、水押棒の炉心内へ
の挿入量を増すと炉心内の冷却水量が減り、この挿入量
を減らすと炉心内の冷却水量が増加する。しかしながら
この方法は、種類の異なる水押棒を新たに設け、駆動手
段にて水押棒を操作しなければならなく、構造、操作上
複雑になる。
このような問題を解決するための静的な手段を用いた燃
料集合体が特開昭61−38589号公報に示されてい
る。この公報は、水素原子数を変える手段として燃料集
合体の水ロッド内にウラン235:a度の低い燃料棒を
設置し、この燃料棒のウラン235の消失後における水
ロッド内のボイド量の変化を利用することを記載してい
る。
また、水押棒のような新たな操作手段を設ける必要のな
い方法として、炉心を流れる冷却水流量を調節する方法
がある。燃料サイクル始めの炉心を流れる冷却水流量を
少なくし、燃料サイクル途中からその冷却水流量を増や
すものである。
しかしながら、構造の単純な水ロッド内に静的手段を設
ける方法及び炉心を流れる冷却水流量(炉心流量という
)を変えることによって炉心内の水素原子数を変更する
方法は、いずれも、炉心のボイド率の変化幅があまり大
きくとれないという問題があり、実際の原子炉に適用か
困難である。
第24図は炉心流量に対する炉心平均ボイド率の依存性
を示すものである。炉心流量は、下限を熱的限界によっ
て制限され、上限を再循環ポンプ能力および流動振動に
よって制限されている。従って、沸騰水型原子炉が定格
の熱出力を出している状態では、定格の100%炉心流
量を中心に、ある狭い範囲でしかボイド率を変化させる
ことができない。例えば、炉心流量を変化できる幅を8
0〜120%までとすると、ボイド率の変化幅は約9%
となる。
また特開昭61−38589号公報に示されたように水
ロッド内に燃焼に伴って発熱量の低下する発熱体(核燃
料物質)を置いた構造でも、水ロッド内のボイド率は高
々30%程度しか変化しない。水ロッド内の水は冷却に
寄与しないので、水ロッドの燃料集合体内に占める横断
面積はあまり大きくできない。仮りに燃料集合体内の冷
却水流路の3割を水ロッドの横断面積にあてたとしても
、30%のボイド率変化は燃料集合体全体にならずと9
%(30%X0.3)に相当する。また、発熱体として
濃縮度の低い燃料棒を用いているので、構造が複雑であ
り、製造か面倒である。
より大きなボイド率変化幅を達成するには、水ロッド内
の流量を極端に大きく変化させるが、あるいは水ロッド
内の核燃料物質の発熱量をもっと大幅に変化させるかす
れば良いが、そのような大幅な流量、発熱量の変化を可
動部なしに行うことはできない、可動部をつけた場合、
信頼性に問題が生じ、また機構が複雑となる等の問題か
ある。
このような背景から、単純な構造で燃料集合体内平均ボ
イド率を大幅に変化させることを可能とするため、原子
力学会「昭63年会J(1988,4/4−476)発
表No、F15 r大幅スペクトルシャ7 h BWR
炉心概念(1) J 、及び特願昭61−217165
号には、燃料集合体の下部に抵抗体を設け、水ロッドに
、前記抵抗体より下方の領域で開口した冷却材流入口を
有する冷却材上昇流路と、前記冷却材上昇流路に連絡さ
れ前記抵抗体よりも」ニガの領域に開口した冷却材吐出
口を有する冷却材下降流路とを設けることが桿案された
このように構成された燃料集合体内おいては、炉心を通
過する冷却材の流量が低下すると、水ロッドの冷却材下
降流路内に蒸気が充満され、その冷却材流量が増加する
と冷却材下降流路内の蒸気巣か著しく減少する。従って
、燃料集合体内平均ボイド率を大幅に変化させることが
可能となり、燃料サイクル末期での反応度増加が可能と
なる。
即ち、冷却材流量が小さい運転サイクル前半では、水ロ
ッド冷却材下降流路内において冷却材が位置する炉心下
部で減速材密度が大きく、蒸気が位置する炉心上部で減
速材密度が小さくなる。従って、運転サイクル前半では
主に炉心F部が燃焼し、炉心上部ではウラン238がら
プル1〜ニウム239への転換が図られ、運転サイクル
後半には、ザイクル前半で転換された炉心上部のプルト
ニウム239か主に燃焼に寄与するため、スペクトルシ
フト効果による燃料の燃焼効率か高まる6r発明か解決
しようとする課題〕 しかしながら、−Jz記従来の燃料集合体では、運転サ
イクル後半でプルトニウム239が燃焼に寄ケすること
により、燃料棒の軸方向出力分布がプルトニウム239
が位置する燃料棒上部で高く歪む。このため運転サイク
ル後半では炉心上部、特に頂部で線出力密度(kw/n
+)が高くなり、線出力密度の制限値に対する余裕が小
さくなるという問題があった。線出力密度の観点からは
、できるたけ出力分布が平坦化していることか望ましい
本発明の目的は、単純な構造で燃料集合体内の平均ボイ
ド率を大幅に変化させることができると共に、運転サイ
クル後半においても出力分布を平坦化できる燃料集合体
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、上部タイブレー1−と、下部タイプレート
と、」一端部が前記上部タイプレートに保持され下端部
が前記下部タイブレートに保持され、内部に複数の燃料
ペレットを充填した複数の燃料棒と、前記燃料棒間に配
置された複数の水ロッドと、下部に配置された抵抗体と
を有し、前記水ロッドが、前記抵抗体より下方の領域で
開[1した冷却材流入口を有する冷却材上昇流路と、前
記冷却材上昇流路に連絡され前記抵抗体よりも上方の領
域に開口した冷却材吐出口を有する冷却材下降流路とを
備えている燃料集合体において、前記水+7ラドの上部
に、−F端部分に開口を有する貯水部を股幻なことを特
徴とする燃料集合体によって達成される6 一般的に、前記水ロッドの貯水部は、下端が前記燃料棒
の燃料ペレット充填領域の上端とほぼ等しいか又はそれ
より下方に位置させる。
前記燃料棒か燃料有効部の長さを短くした燃料ペレット
充填領域を存する燃料棒を含む場合は、前記水ロッドの
貯水部は、T:端がこの燃料棒の燃料ペレット充填領域
の上端とほぼ等しいが又はそれより下方に位置させる6 前記燃料棒が、前記燃料ペレット充填領域で構成される
燃料有効部の上端に天然ウランブランケット領域を有し
ている場合は、前記水ロッドの貯水部は、下端が前記天
然ウランプランケット領域の下端とほぼ等しいが又はそ
れより下方に位置させる。
前記貯水部の上部には傘を設けることができ、前記傘の
上部には複数の穴を開けてもよい。
前記」二部タイブレー1へに保持される前記水ロッドの
上端部は、前記貯水部の上端に突設してもよい。この場
合、前記貯水部の開口は、貯水部側面に設けることがで
きる。また前記貯水部の上端に、さらに蒸気抜は用の穴
を開けてもよい。
前記貯水部は上端を開口した水ロッド外管の延長部で構
成され、前記水ロッド外管延長部を前記上部タイプレー
トで保持することができるにの場合、前記貯水部を構成
する水ロッド外管延長部の側面に液流入口を設けてもよ
い。
また前記貯水部は上端を開口した水ロッド外管の延長部
で構成され、前記水ロッド外管延長部の下方側面に液流
出口を設けることができる。
前記貯水部は上端を開口した水ロッド外管の延長部で構
成され、前記水ロッド外管延長部の上方側面に貯水部内
方下部に連通する液流出口を設けてもよい。
前記貯水部内面をセラミック等の非腐蝕材料でコーティ
ングすることができる。
また、前記水ロッドの外周形状を四角とし、そのコーナ
部に前記冷却材下降流路を設けてもよい。
この場合、前記四角型の水ロッドを前記燃料棒の3行3
列が占める領域に配置することができる。
また前記四角型の水ロッドのコーナ部の1つに、前記冷
却材流入口に隣接して開口した給水流入口を有し、前記
貯水部に開口した給水吐出口を有する給水上昇流路を設
けてもよい。
〔作用〕
前記水ロッドの上部に、上端部分に開口を有する貯水部
を設けることにより、減速材が燃料棒の頂部付近に配置
され、運転サイクル前半で水ロッド内の冷却材下降流路
の上部に充満される蒸気による燃料棒頂部でのウラン2
38からプルトニウム239への転換が抑制される。こ
のため、運転サイクル後半でそのプルトニウムが燃焼す
ることにより出力分布が平坦化され、燃料棒頂部での線
出力密度の上昇が緩和される。
運転サイクル後半に出力分布が上に高く歪み、線出力密
度が厳しくなるのは燃料棒頂部のみであり、スペクトル
シフト運転の効果をできるだけ活用し、核燃料物質の有
効利用を図るためには、水0ラド頂部に配置される貯水
部は、燃料集合体の必要かつ十分な領域のみとする。こ
の観点から、一般的には、水ロッドの貯水部は、下端が
前記燃料棒の燃料ペレット充填領域の上端とほぼ等しい
か又はそれより下方に位置するようにする。
前記燃料棒が燃料有効部の長さを短くした燃料ペレット
充填領域を有する燃料棒を含む場合は、水ロッドの貯水
部は、下端がこの燃料棒の燃料ペレット充填領域の上端
とほぼ等しいか又はそれより下方に位置するようにする
。これにより当該燃料棒に対しても運転サイクル後半に
おける出力分布の平坦化が可能となる。
前記燃料棒が、前記燃料ペレット充填領域で構成される
燃料有効部の上端に天然ウランブランケット領域を有し
ている場合は、前記水ロッドの貯水部は、下端が前記天
然ウランブランケット領域の下端とほぼ等しいか又はそ
れより下方に位置するようにする。当該燃料棒において
、天然ウランブランケットは燃料棒頂部の燃焼を抑制し
、出力分布を平坦化させる作用を持つ、しかしながらこ
の部分まで上記水ロッドが配置されていると、運転サイ
クル前半においては水ロッド上部の蒸気の充満により天
然ウラン部分のH/U比が減少し、燃料ペレット充填領
域とはl−I / U比に対する無限増倍率の特性の異
なる天然ウランに対しては減速不足の状態となり、燃焼
の抑制がうまく行えなくなる。従ってこの部分に上記の
ように貯水部を配置することにより、運転サイクル前半
における天然ウランの燃焼抑制作用を有効化し、燃料の
核特性上不利にならない範囲で出力分布の平坦化を図り
、炉心流量を変えることにより燃料ペレット充填領域の
スペクトルシフト運転を効率よく行うことができる。
前記貯水部の上部に傘を設けた場合には、燃料集合体出
口における環状二相流で囲まれた水ロッド周囲の液膜流
れが効率よく貯水部に補集され、逆に蒸気は貯水部に混
入し難くなる。
前記傘の上部には複数の穴を開けた場合には、貯水部の
上部に入り込んだ蒸気或いはγ線による発熱で発生した
蒸気が貯水部から抜は易くなる。
前記上部タイプ1/−1・に保持される前記水「2ツド
の上端部を、前記貯水部の上端に突設した場合には、貯
水部の保有水量を増加させることかでき、また当該突設
部の長さをか短くなるため金属量を低減することができ
る。前記貯水部の開口を■゛;゛水部側面部側面た場合
には、上記と同様、液膜流れの補集か効率的に行える。
前記貯水部の上端にさらに蒸気抜は用の穴を開けた場合
には、ここから上記を効率よく逃がすことかできる。
前記貯水部を上端が開口した水ロッド外管の延長部で構
成し、前記水ロッド外管延長部を前記−1−部タイブレ
ートで保持した場合には、貯水部の保有水量を著しく増
加できる。前記貯水部を構成する水ロッド外管延長部の
側面に液流入1」を設けた場合には、−■−記と同様、
液膜流れの袖集か効率的に行える。
また前記貯水部を」一端を開口1−た水「7ツド外管の
延長部で構成し、前記水ロッド外管延長部の下方側面に
液流出口を設けた場合は、水の交換か行われ、水垢の発
生及び沈着を防止できる2前記水0ラド外管延長部の北
方側面に貯水部内方下部に遠道する液流出口を設けた場
合も、貯水部に溜まった水の静圧による流出を防き′な
から水の循環を行い、水垢の発生及び沈着を防止できる
前記貯水部内面をセラミック等の非腐蝕材料でコーティ
ングしまた場合は、流出口を設けなくても貯水部の健全
性を維持することができる。
また、前記水ロッドの外周形状を四角とする、:とによ
り、例えば当該水17・ソドを燃料棒の3行3列か占め
る領域に配置することかできる。このため燃料棒に対し
て水1コツトの占める面積の割合をi&も大きくするこ
とかでき、水1:′7ツド内の同一のボイド率変化に対
j、て燃料集合体全体と1〜でのボイド率変化を最も大
きくすることかでき、最も高いスペクトルシフ1〜運転
の効果を得ることかできる。コーナ部に前記冷却材下降
流路を設cJか場合は、水ロッドの外管及び仕切板のみ
て゛冷却材下降流路を形成する、−とかでき、W4造が
簡単でV造作に勝れている。
前記四角型の水L7ツドのコーナ部の1つに、前記冷却
材流入1コに隣接して開口した給水流入[」を有し、前
記貯水部に開口した給水吐出[コを有する給水上昇流路
を設けた場合は、給水上昇流路よりザブクールの冷却材
を貯水部に供給でき、貯水部における中性子の減速効果
が大きくなるので、燃料棒の燃料ペレット充填領域−二
部の反応度か白土。
し、経済性が更に良くなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例による燃料集合体を第1図〜第
4図を参照して説明する。
本実施例の燃料集合体10は、第1図に示すように、燃
料棒11、」二部タイプレート12、下部タイプレート
13、及び水ロッド19を有している。燃料棒11の上
下端部は、上部タイプレート12及び下部タイグレー1
−13にて保持される。
水ロッド19も、両端部が上部タイブレー1−12及び
下部タイプレート13に保持される。また第2図に示す
ように、燃料集合体の軸方向には燃料スペーサ】6が幾
つか配置され、燃料棒11相互間の間隙を適切な状態に
保持している。燃料スベ−ザ1−6は、水ロッド19に
て保持される。上部タイグレー1へ12はチャンネルボ
ックス17に取付けられ、チャンネルボックス17は燃
料スペーサ16で保持された燃料棒11の束の外周を取
囲んでいる6下部タイブレー1〜13は、J一端部に燃
料棒支持部14を有し7、しかも燃料棒支持部14の下
方に空間15を形成している。燃料棒支持部14が、燃
料棒11及び水17ツド19の下端部を支持している。
燃料棒11は、第3図に承ずように、」一部端栓31及
び下部端栓32にて両端が密封された被覆管30内に多
数の燃料ベレッ1〜33を装荷しならのである。ガスプ
レナム34か、被覆管30内の上端部に形成される。水
17ツド19の直径(後述する外管21の外径)は燃料
棒11の直径よりも大きく、水ロッド19は燃料集合体
10の横断面の中央部に配置されている。
水ロッド19の詳細構造を第1図(a、 )及び(b)
により説明する。水ロッド19は、四角型外管21 コ
ーナ部仕切板20、及び外管21−の頂部に位置する貯
水部80より構成される。仕切板20は四角型外管21
の4つのコーナ一部に配置されている。外管21の上端
はカバ一部23にて密封されており、カバ一部23と外
管21の延長部21Aにて貯水部80を構成している。
カバ一部23は、仕切板20の上端との間に間隙を形成
するように仕切板20の上端を被っている。カバ一部2
3の上部の上部端栓83は、上部タイプレート12に挿
入されて保持される。仕切板20は、その両端が外管2
1の内面に固定される。外管21の内面及び仕切板20
にて形成される大角形の通路が冷却水上昇流路25を構
成する6外管21のコーナ一部及び仕切板20にて囲ま
れる4つの三角形の通路が、それぞれ冷却水下降流路2
6を構成する。冷却水上昇流路25の下端部に形成され
た冷却水流入口28は、下部タイプレート13の燃料棒
支持部14を貫通し、下部タイプレート13の空間15
に開口している。冷却材下降流路26の下端部に冷却水
吐出口29か形成され、冷却水吐出口29は、料棒支持
部14よりも上方の領域に開口している。
燃料棒支持部14は、燃料集合体10の下方空間15か
ら燃料棒11相互間に導入される冷却水流に対する抵抗
体の機能を有している。冷却水上昇流路25と冷却水下
降流路26とは、水ロッド1つの上端部に形成された反
転部27によって連絡されている。このように水ロッド
19は、内部に冷却水上昇流路25、冷却水下降流路2
6及び反転部27からなる逆U字状の冷却水流路を有し
ている。
また四角型水ロッド19は、第4図に示すように、燃料
集合体10において燃料棒11の3行3列の占める領域
に配置されている。
また四角型水ロッド19は、第4図に示される4本の四
角型水ロッド19を1本にして、第4A図に示すように
、燃料集合体10の中央部に、燃料棒11の6行6列の
占める領域に配置してもよい。
以上のように構成された本実施例の燃料集合体10にお
ける上記水ロッド19の動作原理を以下に説明する。
第5図は上記水ロッドの構造を概略的に示しており、こ
の図では水ロッドは符号1で示されている。水ロッド1
は、基本的には、燃料集合体の下部に設けられた抵抗体
(例えは下部タイプレート)6よりも下方の領域に冷却
材流入口4か開口した冷却材上昇流#r2と、この冷却
材上昇流路内を流れる冷却材流を反転させて下方に導き
、しかも冷却材吐出口5が抵抗体6よりも上方の領域に
開口した冷却材下降流路3とを有している。抵抗体6に
は、複数の冷却材流通孔7が設けられている。
抵抗体6に設けられた冷却材流通孔7を流れる冷却材(
冷却水)の流量か変化すると、抵抗体6より下方の領域
と抵抗体6より上方の領域との間の差圧ΔPか変化する
。縮流抵抗による差圧は冷却水流量のほぼ2乗に比例す
るので、たとえば低杭体6を通過する冷却水流量が80
%から120%に変わったとすると、差圧ΔPは約2.
25倍になる。
一方、水ロッド1内の冷却水量と水ロッド1における出
入口間の差圧(冷却材流入口4と冷却材吐出口5との間
の差圧)との関係は第6図に示すようになる。冷却水流
量を零から増加さぜると水ロッド1の出入口間の差圧は
極大値SOに達し、さらに冷却水流量を増加すると水ロ
ッド1の出入口間の差圧は一旦極小になった後、再び単
調に増加する。これは、第7図に示した現象に起因して
いる。第7図(a)は第6図の8点での水ロッド1内の
状態を示し、第7図(b)は第6図のT点での、第7図
(c)は第6図のU点での水ロッド1内の状態をそれぞ
れ示している。
水ロッド1内の冷却水も、水ロッド1の周囲にある燃料
棒から照射される中性子及びカンマ線によって、0.5
〜2W/−程度の割合で発熱する。
水ロッド1内を流れる冷却水の流量か非常に少ない場合
(第6図の8点の状態)は、水ロッド1内の冷却水が中
性子等の照射によって発熱するとともに蒸発し、この蒸
気か第7図(a)に示すように冷却材上昇流路2及び冷
却材下降流路3の上部に充満する。冷却材上昇流路2内
には液面L 1かでき、水ロッドjの出入口間の差圧は
この液面1−11と水ロッド1の冷却イイ叶出口5(冷
却材下降流路3の出口)の液面L2の静水頭差によって
発生ずる。冷却材上昇流#I2内に流入する冷却水流量
は、蒸気になって冷却材吐出口5がら流出する流量とバ
ランスする。
冷却水流量を第6図の8点から増加していくと、冷却材
上昇流路2内への冷却水の流入量が冷却水の蒸発量を」
−凹わる。このような場合(例えば第6図のT点)には
第7図(b)に示すように冷却水が冷却材下降流路3内
を流下するにのとき、冷却水上昇流路2内の静水頭の一
部分が冷却材下降流路3内を流れる冷却水の重量によっ
て打消されるため、水ロッド1の出入[1間の差圧は極
大値Soよりも減少する。しかし、さらに冷却水流量を
増加すると、冷却材流入口4から流入した未飽和水は冷
却材上昇流路2及び冷却材下降流路3内で沸騰か抑制さ
れたまま(ボイド率か著しく低減された状態で)冷却材
吐出口5から流出する(第6図のU点及び第7図(c)
の状態)。このため冷却材上昇流路2及び冷却材下降流
路3内はほとんとlト相流となる。従って、第7図(c
)の状態で冷却材上昇流路2及び冷却材下降流路3内の
冷却材吐出口5のレベルにお?−Jる各静水頭は打消し
合って、それらの静水頭差かJ[常に小さくなる。
しかし、水ロッド1内を流れる冷却水流量が大きいため
、摩擦や冷却水流れの反転による圧力損失が増大し、水
ロッド1の出入口間の差Fトは再び上昇する。
以上述べた現象によって、水ロッド1−の出入口間の差
圧の変化量が少なくても、水ロッド1内の冷却水流量の
変化幅は非常に大きくなり、ボイド率の変化幅も著しく
増大する。
従って、例えば炉心流量が80%の時における水V′:
lツド1の出入口間の差圧が第6図の極小値TOに対応
する水+7ツド1の出入「1間の差圧以−ドで、炉心流
量120%の時における水ロンド1の出入口間の差圧か
第6図の極大値SOに対応する水ロッド1の出入口間の
差圧を越えるように抵抗体6の抵抗を調節してお(−)
ば、燃料集合体内を流れる冷却水流量(炉心流量)の変
化によって大幅なボイド率変化を実現することかできる
。上記の例で炉心流量80%は極大値SOよりも左側、
好ましくは第6図の0点(極小値Toと同じ出入口間の
差圧)よりも左側にあり、炉心流量120%は極小値T
oよりも右側、好ましくは第6図のR点(極大値SOと
同じ出入口間の差圧)よりも右側にある。
以上の原理で動作する水ロッド19を有する本実施例の
燃料集合体10においては、燃料集合体10を沸騰水型
原子炉の炉心内に装荷して(全燃料集合体か当該燃料集
合体)沸騰水型原子炉を運転すると、冷却水の大部分は
、下部タイブレー1へ13の空間15(第2図)及び゛
燃料棒支持部1−4に設けられた貫通孔18を通って燃
料集合体10の燃料棒11相互間に直接導入される。平
部タイブレー1へ13の空間↑5に流入した冷却水の残
りの部分は、冷却水流入口28から水ロッド19の冷却
水上昇流路25内に流入し、さらに反転部27及び冷却
水下降流路26を介して冷却水吐出し12つから燃料棒
支持部14より一ト一方の領域に吐出される。冷却水吐
出1129から吐出される冷却水cJ、冷却水流入L]
28から水ロッド19内に流入する冷却水の流量の多少
に応じて前述したように液体または気体(蒸気)となる
。本実施例は、炉心流量100%(水ロッド19内では
第6図の極大値SOでの流量状態)以下で第7図(a)
の状態が水ロッド19内に生1ユ、炉心流量11−0%
(水ロッド19内では第6図のR点での流量状態)で第
7図(c)の状態が水ロッド19内に生じるように、燃
料棒支持部14の圧力損失、内管20及び外管21の仕
様があらかじめ設定されている。
従って炉心流量を100%から110%を含む範囲で変
化させることにより燃料集合体内平均ボイド率を大幅に
変化させることが可能となり、燃料サイクル末期で反応
度を増加させるスペクトルシフ)〜運転の効果を向上さ
せることができる。
また本実施例においては、四角型の水ロッド19は、第
4図に示すように燃料集合体10において燃料棒11の
3行3列の占める領域に配置されている。水ロッド形状
を四角型とすることで、燃料棒11の3行3列の占める
領域に対して水ロッドの面積を最も大きくすることがで
きるため、水ロッド内の同一のボイド率変化に対して、
燃料集合体全体としてのボイド率変化を最も太きぐする
ことができる。このため、本実施例の燃料集合体10に
より、最も高いスペクトルシフト運転の効果が得られる
。また、四角型の外管21および仕切板20のみで冷却
水上昇流路25と冷却水下降流路26を形成することか
可能で、構造か単純なため、製造性に勝れている。
また本実施例においては、水ロッド19の上部に上端部
分に開口を有する貯水部80を設けていることにより、
更に以下の効果を発揮する。
上記原理で作動する水ロッド19を有する燃料集合体1
0においては、上述したように、冷却材流量が小さい運
転サイクル前半では、水ロッド冷却材下降流路26内に
おいて冷却材が位置する炉心下部で減速材密度が大きく
、蒸気が位置する炉心上部で減速材密度が小さくなる。
従って、運転サイクル前半では主に炉心下部が燃焼し、
炉心上部ではウラン238からプルトニウム239への
転換が図られ、運転サイクル後半には、サイクル前半で
転換された炉心上部のプルトニウム239が主に燃焼に
寄与するため、スペクトルシフト効果による燃料の燃焼
効率が高まる。
しかしながら、このようにスペクトルシフト運転かなさ
れた場合、運転サイクル後半でプルトニウム239が燃
焼に寄与することにより、燃料棒の軸方向出力分布がプ
ルトニウム239が位置する燃料棒上部で高く歪むにの
ため運転サイクル後半では炉心上部、特に頂部で線出力
密度(kw/n)が高くなり、線出力密度の制限値に対
する余裕が小さくなる。線出力密度の観点からは、でき
るたけ出力分布か平坦化していることか望ましい。
水ロッド19の上部に上端部分に開口を有する貯水部8
0を設けることにより、貯水部80に水・蒸気からなる
二相流か流れ込む。このうち蒸気は浮力により貯水部8
0から流出し、水のみが貯水部80に溜まる。従って、
減速材が燃料棒11の頂部付近に常時配置されることに
なり、運転サイクル前半で水ロッド19内の冷却材下降
流路26の上部に充満される蒸気による燃料棒頂部での
ウラン238からプルトニウム239への転換か抑制さ
れる4このため、運転サイクル後半でそのプルトニウム
が燃焼することにより出力分布か平坦化され、燃料棒頂
部での線出力密度の上昇が緩和される6 運転サイクル後半に出力分布が上に高く歪み、線出力密
度が厳しくなるのは燃料棒11の燃料ペレット33の頂
部のみであり、スペクトルシフト運転の効果をできるだ
け活用し、核燃料物質の有効利用を図るためには、水ロ
ッド頂部に配置される貯水部80は、燃料集合体10の
必要かつ十分な領域のみとする。即ち、水ロッド19の
貯水部80は、下端が前記燃料棒11の燃料ペレット充
填領域33の上端とほぼ等しいか又はそれより下方に位
置するようにする。本実施例では、貯水部80の下端が
燃料棒11の燃料ペレット充填領域33の上端より少し
下方に位置するようにする。
即ち、燃料棒支持部14から水ロッド19までの高さ1
2が燃料ペレット33の高さfJlよりも低くなるよう
に貯水部80の高さ13が設定されている。なお、燃料
棒11は、照射変形により燃料有効部である燃料ペレッ
ト充填領域が5am程度伸長する。従って、上記高さ関
係はこのことを考慮し、伸長後の状態でそうなるように
決定する。
本発明の他の実施例を第8図〜第10図を参照して説明
する。
前述の実施例では、燃料有効郡全体に燃料ペレット33
を充填しているが、燃料経済性を向上させること及び炉
心の停止余裕の増大をはかるため、燃料有効部の上端部
に天然ウランブランケット領域を設置することが有効で
ある。第8図は燃料棒の燃料有効部の上端か天然ウラン
ブランケット領域になっている場合の実施例を示すもの
である。
第8図において、燃料棒11Aは、濃縮された燃料有効
部33とその上方にある天然ウランプランゲラ1〜領域
8つより構成された燃料有効部を有しており、プレナム
部34は天然ウランプランゲット領域8つの上部に位置
している。水四ツ1テ19Aの−F端高さ位置は、燃料
有効部の上端ではなく、濃縮された燃料有効部33の−
Ll即ち天然ウランブランケット領域8つの下端にほぼ
等しいか又はそれより下方にあり、天然ウランブランウ
ッド領域89に対応する部分には貯水部80Aが配置さ
れている。水ロッド」1端を天然ウランプランケラ1−
顧域89にまで拡張しない理由は、天然ウランプランク
ツI〜領域の核的特性を考慮したためである。以下それ
について説明する。
一般に、燃料の無限増倍率は、減速材の量を増加させる
と最大になる値かあり、それ以上減速材を増加させると
減少する傾向を持つ。第9図に、減速材に対する無限増
倍率の関係を示す。横軸は、水素対ウラン原子数比(H
/U比)をとっており。
減速材である水が増加すると、H/ IJ比は増加づる
無限増倍率が減速材に対して最大値を持つのは、H/ 
tJ比か増加すると、中性子の減速か促進され、共鳴吸
収から逃れる確率pか増加する一方、減速材の熱中性子
吸収か増えるので熱中性子利用率fが減少づることから
、■)とf両者か相殺し合うなめである。沸騰水型原−
r炉の燃料は、通常の運転領域では、出力反応度係数を
11に17て自記制御しやすい状態に保つ意味から、第
9図の領域Aで示す減速不足状態の範囲に人っている。
ところか、天然ウランの場合、ウラン235の量か通常
の燃料の173〜1/4であるため、ウラン235の熱
中竹子吸収断面積か減少し、熱中性子利用率fか低下す
る。また、全体の熱中性子吸収断面積も減少するので、
減速材の熱中・i子吸収断面積の割合か相対的に増加す
る。従って、■−■/IJ比か変化j、などき、熱中性
子利用率fの変化の割合か大きい。そのため、第10図
の破線に示すように、天然ウランは通常燃14と比べ、
fは右下かりて急な傾きを持ち、無限増倍率は最大値が
左にずれる。以上から天然ウランは通常の運転領域Aで
、減速過剰の状態になり、l−1/ U比が増加すると
無限増倍率は減少するに のような理由から、天然ウランブランケット領域89は
燃料棒頂部の燃焼を抑制し、出力分布を平坦化させる作
用を持つ。しかしながらこの部分まで水ロッド1.9A
が配置されていると、運転サイクル前半においては水ロ
ッド上部の蒸気の充満により天然ウランプランケラ1〜
領域89の1−1 /U比が減少し、天然ウランに対し
ては減速不JJiの状態となり、燃焼の抑制がうまく行
えなくなる。
従ってこの部分に」1記のように貯水部80を配置する
ことにより、運転サイクル前半における天然ウランの燃
焼抑制作用か確実に行え、燃料の核特性−L不利になら
ない範囲で出力分布の平坦化を図り、炉心流量を変える
ことにより燃料ベレツI〜充填領域のスペクトルシフト
運転を効率よく行うことかできる。
本発明の更に他の実施例を第11図を参照I−で説明す
る。前述の実施例では、燃料棒を燃料有効部か通常の長
さを持つ1一種類のみとしたか、燃料経済性を向上させ
ること及び炉心の停止余裕の増大を図るため、燃料有効
部の長さを短くした燃料ペレット充填領域を有する燃料
棒を含ませることか有効である。第11−図はこのよう
な場合の実施例を示す6のである。
第11図において、燃料棒11は第1図及び第3図に示
した燃料棒11と同様、通常の長さのベレッI−充填領
域33からなる燃料有効部を有し、燃料棒1.1 Bは
、ペレット充填領域33より長さの短いペレット充填領
域33I3からなる燃料有効部を有しており、プレナム
部34はペレット充填領域33Bの上部に位置している
。水ロッド19Bの頂部に位置する貯水部80Bの下端
高さは、燃料棒11の燃料有効部のト、端ではなく、燃
料棒1、1 Bの燃料有効部33■3の上端にほぼ等し
いか又はそれより下方に位置している。これにより燃料
有効部の短い燃料棒11 Bに対l〜ても運転サイクル
後半におりる出力分布の平坦化が可能となる。
本発明の更に他の実施例を第12図を参照して説明する
。本実施例では、水ロッド1.9Cの上端に位置する貯
水部80へ冷却水を導く給水上昇流路85を設けている
。給水■昇流路85は、冷却水下降流路26と同様に、
四角型外管21のコーす一部と仕切板21により囲まれ
るが、その下端には給水流入口86をまた上端には給水
吐出口87を有している。給水流入口86は冷却材流入
口28に開口しており、冷却材流入口28に流入した冷
却材の一部か、給水流入口86より流入し、給水上昇流
路85を上昇する。給水吐出口87は、貯水部80に開
口しており、給水上昇流路85を上昇した冷却材は、給
水吐出口87より貯水部80に吐出される。冷却材流入
口28の径、給水流入口86、給水上昇流路85および
給水吐出口87の流路抵抗は給水上昇流路85内に水面
ができないように適当に設定する。
本実施例によれば、給水上昇流路85より貯水部80に
冷却材を供給した場合、サブクールの冷却材が供給され
るため、貯水部80における中性子の減速効果か大きく
なるので、燃料棒の燃料有効部上部の反応度か向上し、
経済性が更に良くなる。
第13図は、丸型水ロッド19Dの上端に貯水部80D
を設けた実施例を示す。図中第1図及び3つ 第3図に示す部材と同等の部材には同じ符号を付しであ
る。このように丸型水ロッド19Dで燃料集合体10D
を構成しても上述したのと同様の効果を得ることができ
る。
次に、第14図〜第22図を参照して水ロッド上端の貯
水部の構成に関する変形例又は修正例を説明する。これ
ら図において、貯水部は便宜上共通的に符号80で示す
第14図は、貯水部80の上部に傘部81を設けたもの
である。集合体出口における流動は、液相と気相の環状
二相流であり、水ロッドの周囲には液膜流れが形成され
ている。傘を設けたことにより、液膜流れか効率良く補
集され、逆に蒸気は貯水部に混入しにくくなる。この傘
部81は上部タイプレート下部に設けてもよい。
第15図は、傘部81の上部に幾つかの傘部口82を開
けたものであり、貯水部80の上部に入り込んな蒸気あ
るいはγ線発熱で発生した蒸気が貯水部80から抜は易
くなる。
第16図は、上部端栓83を貯水部80の上端から設け
たもので、これにより貯水部80の保有水量を増加させ
ることかできる。また、端栓83の長さが短くなるため
、金属量を低減することかできる。
第17図に示す如く、貯氷部開口部84を、貯水部側面
に配置してもよい。これによって第14図と同様に、液
膜流れの補集が効率的に行える。
また、貯水部上端を本図のように曲面で形成することに
より、この部分での圧力損失を低減できる。
もちろん、曲面部に幾つかの孔を設け、貯水部内の蒸気
を逃し易くしてもよい。
蒸気を効率良く逃す方法として、第18図に示すように
上部端栓に直接穴85を開りる方法も可能である。
第19図に示すように、貯水部80の上方を開口した水
ロッド外管21の延長部21Aを上部タイプレートで保
持し、上部タイプレート上方の液が貯水部80に流れ込
む構造にしてもよい。この構造にすれば貯水部80の保
有水量を著しく増加できる。
貯水部への液流入量を多くする方法として、第20図に
示した貯水部側面に液膜流の流入口として貯氷部開口部
84を設けてもよい。また、本構造にすれば、事故時に
上部タイプレート上部から非常用冷却水か炉心に流れ込
み、炉心冷却が促進される効果も期待できる。
貯水部80内の水は、γ線による加熱のためにわずかに
沸騰する。沸騰による水の撹拌と貯水部上方からの水の
流入により、貯水部80内の水は徐々に交換される。従
って、貯水部80内で水垢か発生し貯水部80の健全性
か損なわれる可能性は小さい。しかしながら、さらに確
実に水垢の発生および沈着を防ぐには、第21図に示す
ように貯水部側面の下方側面に液流出用の開口部84を
設ける構造とすれはよい。たたし、この開口部84から
の水の流出量は貯水部上方からの流入量より小さくなる
ように穴の径を調節しておく。これより、貯水部80の
水量を常に保持しつつ、新しい水に交換されるので、貯
水部80内の水垢付着を防ぐことかできる。
貯水部80の水垢付着を低減する他の方法として、第2
2図に示すように貯水部80からの水の流出口84Aを
貯氷部上方に設け、流出口84Aを通路84Bで貯水部
80の底に連通させることにより、貯水部内に溜まった
水の静FlFによる流出を防ぐことかできる。このため
、水垢の循環が円滑に行える6 また、貯水部80の内面をセラミック等の非腐食性の材
料でコーティングすれば、流出[」を設CJなくとも、
貯水部の健全性を維持することかできる。
第1図の水ロッド19を9行9列に燃料棒を配列した燃
料集合体に適用することかできる。すなわち、燃料集合
体横断面中央部で、燃料棒を3行3列に配置できる領域
に1本の水ロッド19を配置する。この構成によっても
、水ロッド19の機能を発揮できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ボイド率を大幅に変化させることので
きる水ロッドの頂部に貯水部を設け、その貯水部を好ま
しくは下端か燃料棒の燃料ベレッ)〜充填領域の」1端
とほぼ等しいかヌはそれより下方に位置するように配置
1〜なので、運転ザイクル前半で燃料棒頂部でのプルト
ニウムへの転換か適度に抑制され、運転ザイクル後半で
の出力分布を平坦化でき、燃料棒頂部での線出力密度の
上昇を緩和できる。
燃料有効部の長さを短くジノ、:燃料べl/ツ1〜充填
領域を有する燃料棒に対しては、貯水部の下端を当該燃
料棒の燃料ベレッ1へ充填領域の上端とほぼ等しいか又
はそれより下方に位置するように配置することにより、
当該燃料棒に対1−ても運転ザイクル後半における出力
分布の平坦化がiT能となる。
燃料ペレット充填領域で構成される燃料有効部の上端に
天然ウランプランケラ1へ領域を有する燃料棒に対して
は、貯水部の下端を天然ウランプランゲラ1〜領域の下
端とほぼ等しいか又はそれより下方に位置するようにす
ることにより、運転サイクル前半にお(lる天然ウラン
の燃焼抑制作用を確実に行わせ、燃料の核特性上不利に
ならない範囲で出力分布の平坦化を図り、炉心流量を変
える、二とにより燃料ペレット充填領域のスペクトルシ
フト運転を効率よく行うことができる。
貯水部の上部に傘を設(〕た場合に、貯水部の開口を貯
水部側面に設けた場合、貯水部を構成する水ロッド外管
延長部の側面に液流入口を設けた場合には、水ロッド周
囲の液膜流れを効率よく補集することができる。
傘の上部に複数の穴を開けた場合、貯水部の上端にさら
に蒸気抜は用の穴を開ljな場合には、蒸気か貯水部か
ら抜は易くなる。
上水ロッドの上端部を貯水部の上端に突設した場合には
、貯水部の保有水量を増加させることができ、また当該
突設部の金属量を低減できる。
貯水部を」一端か開口した水ロッド外管の延長部で構成
し、上部タイブレー1−で保持した場合には、貯水部の
保有水量を著しく増加できる。
貯水部を上端を開口した水ロッド外管の延長部で楕成し
、下方側面に液流出口を設けた場合、下方側面に貯水部
内方下部に連通ずる液流出「1を設けた場合は、水垢の
発生及び沈着を防止できる。
貯水部内面をセラミック等の非腐蝕材料でコーティング
した場合は、流出口を設りなくても貯水部の健全性を維
持することができる。
水ロッドの外周形状を四角とした場合は、その水ロッド
を燃料棒の3行3列か占める領域に配置した場合は、燃
料棒に対して水ロッドの占める面積の割合が最も大きく
なり、最も高いスペクトルシフト運転の効果を得ること
かできる。
コーナ部に冷却材下降流路を設けた場合は、簡単な構造
で冷却材下降流路を形成することかできる。
四角型の水ロッドのコーナ部の1つに給水+4流路を設
けた場合は、給水−I−昇流路よりザブクールの冷却材
を貯水部に供給でき、燃料棒の燃料ペレッ1−充填領域
上部の反応度か白子j〜、経済・−二か更に良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例による燃料集合体の要
部及び水ロッドの詳細構造を示ず部分断面側面図であり
、第1図(b)は第1図(a>のI−I線に沿った水ロ
ッドの横断面図であり、第2図はその燃料集合体の全体
を示す縦断面図であり、第3図は同燃料集合体における
水ロッド則°水部と燃料棒との高さ関係を示す図であり
、第4図は同燃料集合体の横断面図であり、第4A図は
同燃料集合体の変形例であり、第5図は水ロッドの作動
原理を説明するため水ロッドの構造を概念化して示した
図であり、第6図は同水ロッドの出入口間に生ずる差圧
と水ロッド内の冷却水流星の関係を示す特性図であり、
第7図(a)、(b)及び(C)は第5図のS、T及び
U点でのみずロッド内の流動状態を示す説明図であり、
第8図は本発明の他の実施例による水ロッドの構成を燃
料棒との関係で示す図であり、第9図及び第10図は濃
縮燃料ペレットと天然ウランのH/ U比と前駆増倍率
との関係を示す特性図であり、第11図は本発明の更に
他の実施例による水ロッドの構成を燃料棒との関係で示
す図であり、第12図(a)は本発明の更に他の実施例
による水ロッドの構造を示す図であり、第12図(b)
は第12図(a>のXII−Xn線に沿った断面図であ
り、第13図は本発明の更に他の実施例による燃料集合
体の縦断面図であり、第14図(a)及び(b)、第1
5図5.第16図(a)及び(b)、第17図(a)及
び(b)、第18図(a)及び(b)、第19図、第2
0図、第21図(a)及び(b)及び第22図(a)及
び(b)は本発明の更に他の実施例による水ロッド貯水
部の断面図ないしは斜視図であり、第23図はスペクト
ルシフト運転をしない場合及びした場合における燃焼度
に対する無限増倍率の変化を示す特性図であり、第24
図は、炉心流量と炉心平均ボイド率との関係を示す特性
図である。 符号の説明 10;]、OD・・・燃料集合体 11;IIA;IIB・・・燃料集合体12・・・上部
タイプレート 13・・・下部タイプレート 14・・・燃料支持部(抵抗体) 19;19A〜19D・・・水ロッド 25・・・冷却水上昇流路 26・・・冷却水下降流路 28・・・冷却水流入口  2つ・・・冷却水吐出口8
0.8OA 、〜80D・・・貯水部81・・・傘部 
     82・・・傘部口83・・・上部端栓 84 ; 84A・・・貯氷部開口部 21A・・・外管延長部  85・・・貯水部上昇流路
86・・・貯氷部流入口  87・・・貯氷部吐出口出
願人  株式会社 日立製作所

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部タイプレートと、下部タイプレートと、上端
    部が前記上部タイプレートに保持され下端部が前記下部
    タイプレートに保持され、内部に複数の燃料ペレットを
    充填した複数の燃料棒と、前記燃料棒間に配置された複
    数の水ロッドと、下部に配置された抵抗体とを有し、前
    記水ロッドが、前記抵抗体より下方の領域で開口した冷
    却材流入口を有する冷却材上昇流路と、前記冷却材上昇
    流路に連絡され前記抵抗体よりも上方の領域に開口した
    冷却材吐出口を有する冷却材下降流路とを備えている燃
    料集合体において、 前記水ロッドの上部に、上端部分に開口を有する貯水部
    を設けたことを特徴とする燃料集合体。
  2. (2)前記水ロッドの貯水部は、下端が前記燃料棒の燃
    料ペレット充填領域の上端とほぼ等しいか又はそれより
    下方にあることを特徴とする請求項1記載の燃料集合体
  3. (3)前記燃料棒は燃料有効部の長さを短くした燃料ペ
    レット充填領域を有する燃料棒を含み、前記水ロッドの
    貯水部は、下端がこの燃料棒の燃料ペレット充填領域の
    上端とほぼ等しいか又はそれより下方にあることを特徴
    とする請求項1記載の燃料集合体。
  4. (4)前記燃料棒は、前記燃料ペレット充填領域で構成
    される燃料有効部の上端に天然ウランブランケット領域
    を有しており、前記水ロッドの貯水部は、下端が前記天
    然ウランブランケット領域の下端とほぼ等しいか又はそ
    れより下方にあることを特徴とする請求項1記載の燃料
    集合体。
  5. (5)前記貯水部の上部に傘を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の燃料集合体。
  6. (6)前記傘の上部に複数の穴を開けたことを特徴とす
    る請求項5記載の燃料集合体。
  7. (7)前記上部タイプレートに保持される前記水ロッド
    の上端部を、前記貯水部の上端に突設したことを特徴と
    する請求項1記載の燃料集合体。
  8. (8)前記貯水部の開口を、貯水部側面に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の燃料集合体。
  9. (9)前記貯水部の上端に、さらに蒸気抜け用の穴を開
    けたことを特徴とする請求項8記載の燃料集合体。
  10. (10)前記貯水部は上端を開口した水ロッド外管の延
    長部で構成され、前記水ロッド外管延長部を前記上部タ
    イプレートで保持したことを特徴とする請求項1記載の
    燃料集合体。
  11. (11)前記貯水部を構成する水ロッド外管延長部の側
    面に液流入口を設けたことを特徴とする請求項10記載
    の燃料集合体。
  12. (12)前記貯水部は上端を開口した水ロッド外管の延
    長部で構成され、前記水ロッド外管延長部の下方側面に
    液流出口を設けたことを特徴とする請求項1記載の燃料
    集合体。
  13. (13)前記貯水部は上端を開口した水ロッド外管の延
    長部で構成され、前記水ロッド外管延長部の上方側面に
    貯水部内方下部に連通する液流出口を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の燃料集合体。
  14. (14)前記貯水部内面をセラミック等の非腐蝕材料で
    コーティングしたことを特徴とする請求項1記載の燃料
    集合体。
  15. (15)前記水ロッドの外周形状を四角とし、そのコー
    ナ部に前記冷却材下降流路を設けたことを特徴とする燃
    料集合体。
  16. (16)前記四角型の水ロッドを前記燃料棒の3行3列
    が占める領域に配置したことを特徴とする請求項15記
    載の燃料集合体。
  17. (17)前記四角型の水ロッドのコーナ部の1つに、前
    記冷却材流入口に隣接して開口した給水流入口を有し、
    前記貯水部に開口した給水吐出口を有する給水上昇流路
    を設けたことを特徴とする請求項15記載の燃料集合体
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002055188A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Toshiba Corp 燃料集合体

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