JPH02100913A - 物品仕分け設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個の物品を同一種類毎に区分けした状態
で収納する容器の複数個を同時に搭載可能な移動車が設
けられると共に、前記容器に収納された物品を同一仕分
は先毎に仕分ける仕分は部の複数個が、前記移動車の走
行経路に沿って並ぶ状態で設けられ、前記物品夫々の仕
分は先とその個数とからなる物品仕分は情報に基づいて
各仕分は部に対して前記移動車に搭載された各容器から
取り出す物品の仕分は情報を指示する仕分は情報指示手
段が設けられた物品仕分は設備に関する。

〔従来の技術〕

上記この種の物品仕分は設備においては、異なる物品が
収納された容器の複数個が移動車に搭載されることから
、各仕分は部において取り出すべき物品が何れの容器に
収納されているかを指示する必要がある。

そこで、従来では、各容器に収納される物品の種類と各
容器の搭載位置とが対応するように、容器の搭載位置を
決めるようにして、その搭載位１に基づいて何れの容器
から物品を取り出すかを指示させるようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来構成では、容器の搭載位置を誤
ると、異なる物品を仕分ける虞れがあり、改善が望まれ
ていた。

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、複数種の物品を同一種類毎に区分けした状態
で収納する容器の搭載位置を誤っても、各仕分は先に対
して適正通りに物品を仕分けることができるようにする
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による物品仕分は設備は、複数個の物品を同一種
類毎に区分けした状態で収納する容器の複数個を同時に
搭載可能な移動車が設けられると共に、前記容器に収納
された物品を同一仕分は先毎に仕分ける仕分は部の複数
個が、前記移動車の走行経路に沿って並ぶ状態で設けら
れ、前記物品夫々の仕分は先とその個数とからなる物品
仕分は情報に基づいて各仕分は部に対して前記移動車に
搭載された各容器から取り出す物品の仕分は情報を指示
する仕分は情報指示手段が設けられたものであって、そ
の特徴構成は、以下の通りである。

すなわち、前記容器には収納物品の識別情報を表示する
マークが設けられ、前記移動車には、前記容器からの物
品取り出し量を各容器の搭載箇所の横倒芯において表示
する取り出し量表示器が設けられ、前記容器の前記移動
車への移載時又は移載後において前記マークの表示情報
を読み取るマーク読み取り手段が設けられ、前記仕分は
情報指示手段は、前記マーク読み取り手段の情報にも基
づいて、前記取り出し量表示器を表示作動させるように
構成されている点にある。

〔作　用〕

各容器に収納物品の識別情報を表示するマークを設けて
、各容器の移動車への移載時又は移載後においてそのマ
ークを読み取らせて、物品の種類と搭載位置との対応関
係を判別し、そして、読み取ったマークの情報と仕分は
情報とに基づいて、各容器の搭載箇所の横倒芯において
取り出し量を表示させるのである。

〔発明の効果〕

従って、各物品の搭載位置を自動的に判別して、各容器
の横側芯に設けられた取り出し量表示器を作動させるこ
とができるので、容器の搭載順序又は搭載位置を誤って
も、各仕分は部において取り出るべき物品の取り出し位
置を適正通りに指示できる。又、取り出し量表示器が各
容器の横側芯に設けられているので、取り出すべき物品
が収納された容器位置の確認並びに取り出し量の読み取
りを容易に行えるものとなる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第４図に示すように、物品仕分は設備は、仕分は先とそ
の個数とからなる物品仕分は情報に基づいて入荷した物
品夫々を検品して、同一種類毎に同じ容器（１）に収納
した状態で仕分は用コンヘヤ（２）に投入するための複
数個の検品場（３）と、前記仕分は用コンベヤ（２）に
投入された各容器（１）を仕分は用の手押し弐の移動車
（Ａ）に移載する複数個ω移載部（４）と、それら移載
部（４）から前記移動車（Ａ）に移載された物品を各仕
分は先毎に仕分ける仕分は場（５）とからなる。

尚、前記仕分吐場（５）は、前記移動車（Ａ）の走行距
離の短縮を図るために、二つのエリア（５Ａ）（５Ｂ）
に分割されている。

第５図に示すように、前記容器（１）は、予め夫々異な
る容器番号が付与され、そして、その容器番号に対応す
る情報をバーコードを利用して表示する容器マーク（ｍ
、）が、前記容器（１）の左右両側面部の夫々に貼着さ
れている。

そして、前記検品場（３）には、前記容器マーク（ｍ、
）を読み取るバーコードリーグ（３Ａ）と、そのバーコ
ードリーグ（３Ａ）の読み取り情報に基づいて、前記各
エリア（５Ａ）　、　（５Ｂ）夫々で必要となる入荷物
品の総量の夫々を表示する検品用端末装置（６）とが設
けられている。

つまり、前記検品場（３）における検品作業では、作業
員によって、入荷された物品が収納されている容器（１
）に貼着された容器マーク（ｍ１）を前記バーコードリ
ーグ（３Ａ）で読み取らせ、その読み取り情報によって
前記検品用端末装置（６）に表示される数量情報に基づ
いて、入荷物品の数量をチエ７りすることになる。そし
て、数量が一致している場合には、その表示情報に基づ
いて作業員が前記各エリア（５Ａ）　、　（５Ｂ）夫々
で必要となる数量毎に仕分けて、各エリア（５Ａ）　、
　（５Ｂ）に対応して用意した各容器（１）に収納した
後、それら容器（１）に貼着された容器マーク（ｍ＋）
を読み取らせて、仕分は先エリアと容器番号とを対応さ
せることになる。尚、仕分は先エリアと容器番号の組み
合わせ情報は、前記仕分は用コンベヤ（２）から前記各
移載部（４）への容器分岐時における制御情報として使
用されることになる。

つまり、前記容器マーク（ｍ、）は、収納物品の識別情
報を表示するマークとして使用されることになる。

又、前記仕分は用コンベヤ（２）と各移載部（４）とが
分岐する箇所には、前記容器マーク（ｍ１）を読み取る
バーコードリーグ（２＾）が設けられている。そして、
詳述はしないが、前記バーコードリーグ（２Ａ）の読み
取り情報と前記仕分は情報とに基づいて、前記仕分は用
コンベヤ（２）に投入された各容器（１）に収納された
物品の仕分は先が属するエリア（５Ａ）　、　（５Ｂ）
を判別して、各容器（１）が対応するエリアに最も近く
、なる移載部（４）に搬送されるように、前記各容器（
１）を自動的に分岐させるようになっている。

前記仕分は場（５）は、第６図にも示すように、前記移
動車（Ａ）に搭載された各容器（１）から取り出される
物品を収納する仕分は用容器（７）が載置された仕分は
部としての手押し式の台車（８）の複数個が、前記移動
車（Ａ）の走行経路に沿って並ぶ状態で配置され、そし
て、前記走行経路側に面する前記台車（８）の横倒部に
は、仕分は先の識別情報としての番号情報をバーコード
を利用して表示する仕分は先マーク（ｍ２）が貼着され
ている。

第１図及び第２図に示すように、前記移動車（Ａ）は、
遊転式の左右一対の車輪（９）を前後夫々に備えた車体
の後端部に把手（１０）が設けられたいわゆる手押し式
の台車に構成されている。

車体上部には、前記移載部（４）で移載される容器（１
）を車体横幅方向に二列で且つ前後方向に二個を搭載で
きるスペースの荷載置部（１１）が設けられている。尚
、詳述はしないが、前記荷載置部（１１）は、前記容器
（１）の積み降ろしを容易に行えるようにするために、
ローラー式のフリーコンベヤに形成されている。

但し、前記容器（１）は、収納物品の数量や大きさの違
いに対応して大小二種類を使い分けできるようにするた
めに、容器（１）が小の場合には一つの搭載スペースに
二個を搭載できるように、小の容器（１）の長さを大の
半分に形成しである。

車体の左右両横側部で且つ前記容器（１）が小である場
合の各容器搭載位置に対応する箇所の夫々には、搭載さ
れた容器（１）から各仕分は先に対応して取り出す物品
の数量を表示する取り出し量表示器（１２）が設けられ
ている。但し、搭載される容器（１）が大である場合に
は、その大なる容器（１）の横倒箇所に二個の取り出し
量表示器（１２）が位置する状態となるが、何れか一方
側が使用されることになる。尚、前記取り出し量表示器
（１２）は、第７図に示すように、作業有りを点灯表示
するランプ（１２ａ）と、取り出し数量を数値表示する
数値表示器（１２ｂ）とを備えている。

又、車体の横倒で前後方向の略中間部となる箇所には、
前記仕分は先マーク（ｍ２）を読み取るためのバーコー
ドリーダ（１３）が取り付けられている。

前記把手（１０）の近傍には、仕分は情報等各種の情報
の表示や仕分は作業の進行状況を入力する操作部（１４
）が設けられている。

前記操作部（１４）について説明を加えれば、第３図に
示すように、仕分は作業のある箇所が点灯した状態で前
記仕分は場（５）における各台車（７）のレイアウトを
表示する表示部（１５）と、次に仕分は作業がある仕分
は先番号を表示する仕分は先表示器（１６）と、作業開
始指示と仕分は作業完了とを夫々入力するための押しボ
タン式の二個のスイッチ（１７）　、　（１８）　と、
前記仕分は情報を記憶するＩＣカード（１９）の記憶内
容を読み取るためのカードリーグ（２０）とが設けられ
ている。

つまり、前記移動車（Ａ）へ搭載した物品の情報等の各
仕分は先での仕分は作業に必要となる仕分は情報は、前
記ＩＣカード（１９）を利用して指示されることになる
。そして、前記ＩＣカード（１９）への仕分は情報の書
き込み処理は、後述の如く、前記移載部（４）で各容器
（１）を移動車（Ａ）に移載するときに行われるように
なっている。

前記移載部（４）について説明すれば、第１図及び第２
図に示すように、前記容器（１）の二列を同時に前記移
動車（Ａ）に移載できるように、前記移動車（Ａ）と略
同幅のゴムローラ式のローラコンベヤ（２１）が設けら
れ、そのローラコンベヤ（２１）の端部に、前記移動車
（Ａ）に移載すべき物品の夫々が収納された一台分の容
器（１）が到着するに伴って、それらの容器（１）を受
は止める第１ストツパー（２２）と、−台分の容器（１
）と次の一台分の容器（１）とを分離するための第２ス
トツパー（２３）とが設けられている。

尚、図中、（２４）は前記第２ストツパー（２３）を作
動させるための光センサであって、前記ローラーコンベ
ヤ（２１）上を移動する容器（１）の通過状態を検出す
るように構成されている。（２５）は前記第１ストツパ
ー（２２）を作動させて、前記第１ストツパー（２２）
と前記第２ストツパー（２３）との間に位置する容器（
１）を前記移動車（Ａ）に移載させるための処理を起動
する手動操作式の起動ボタン、（２６）は容器（１）が
移動車（Ａ）から落下しないように移動車側に設けられ
た手動操作式のストッパー、（２７）は前記容器（１）
の横側面に貼着された容器マーク（ｍ、）を読み取るた
めのマーク読み取り手段としてのバーコードリーダであ
って、二列で同時に搬送される容器（１）夫々の容器マ
ーク（ｍ１）を各別に且つ同時に読み取れるようにする
ために、前記第１ストツパー（２２）の手前側箇所とな
る前記ローラコンベヤ（２１）の左右両側の夫々に設け
られている。　（２Ｂ）は前記ＩＣカード（１９）に前
記仕分は情報を書き込むためのカードライタである。

次に、第７図に示すブロック図に基づいて各部の作動に
ついて説明しながら、仕分は作業の手順について詳述す
る。

各仕分は先から発行される注文物品の種類とその個数を
記載した注文書（３０）の情報がホストコントローラ（
３１）に入力され、そのホストコントローラ（３１）に
よって、物品夫々の仕分は先とその個数とからなる物品
仕分は情報が作成され、且つ、同一種類毎の物品の総発
注数量が算出されて発注書（３２）が発行されることに
なる。発注された各物品は、同一種類毎に区分けされた
状態で前記検品場（３）に入荷されることになる。

但し、前記検品場（３）に入荷する物品を収納する容器
（１）の容器マーク（ｍ、）と収納される物品の種類と
の関係は、予め前記ホストコントローラ（３１）に入力
しておくことになる。

発注された物品が前記検品場（３）に入荷すると、前述
の如く、それら物品が収納された容器（１）に貼着され
た容器マーク（ｍ、）の読み取り情報によって前記ホス
トコントローラ（３１）から前記検品用端末装置（６）
に伝達される仕分は情報に基づいて検品されて、各物品
の仕分は先が属するエリア（５Ａ）　、　（５Ｂ）毎に
区分けした状態で、前記仕分は用コンベヤ（２）に投入
されることになる。

前記仕分は用コンベヤ（２）に投入された各容器（１）
は、前記検品用端末装置（６）から前記ホストコントロ
ーラ（３１）を介して分岐装置（３３）に伝達される容
器マーク（ｍ１）と仕分は先の対応関係の情報に基づい
て、対応する移載部（４）の夫々に分岐されることにな
る。

各移載部（４）に分岐された容器（１）は、−回の仕分
は作業で一台の移動車（Ａ）に搭載可能な個数分が、前
記第１ストツパー（２２）と前記第２ストツパー（２３
）との間に位置する状態でストックされることになる。

そして、前記移動車側のストッパー（２６）を車体外方
側に揺動退避させた状態で、前記移動車（＾）を前記ロ
ーラーコンベヤ（２１）の端部に位置させて、前記ＩＣ
カード（１９）を前記カードライタ（２８）に挿入した
後、作業員が前記起動ボタン（２５）を押すと、前記移
載部（４）における前記両ストッパー（２２）　、　（
２３）や前記ローラーコンベヤ（２１）の作動を制御す
る移載部コントローラ（３５）に前記ホストコントロー
ラ（３１）から伝達された仕分は情報が、前記ＩＣカー
ド（１９）に書き込まれると共に、前記第１ストツパー
（２２）が開操作されて、−台分の容器（１）が自動的
に前記移動車（Ａ）に移載されることになる。

但し、この容器移載時に、前記ローラーコンベヤ（２１
）の左右両側の夫々に設けられたバーコードリーグ（２
２）で前記移動車（Ａ）に移載される各容器（１）の横
側面に貼着された容器マーク（ｍＩ）を読み取らせるこ
とにより、前記移動車（＾）に移載される物品が前記Ｉ
Ｃカード（１９）に書き込まれる仕分は情報に対応した
ものであるか否かをチエツクさせると共に、各容器（１
）の前記移動車（Ａ）への移載１１＠序に基づいて、各
容器（１）の搭載位置を判別して、前記ＩＣカード（１
９）への仕分は情報の書き込み時に、各容器（１）の搭
載位置すなわち各物品の搭載位置の情報を同時に書き込
んで、前記移動車（Ａ）に伝達させるようにしているの
である。

容器（１）の移載が完了すると、前記第１ストツパー（
２２）を閉じ操作した後、前記第２ストツパー（２３）
を開き操作して、次の仕分は作業に対応する一台分の容
器（１）を前記第１ストツパー（２２）と前記第２スト
ツパー（２３）との間に移動させて、次の移載作業の準
備が行われることになる。尚、前記第２ストツパー（２
３）を閉じ操作する時点は、例えば、前記光センサ（２
４）の検出情報に基づいて容器（１）の通過時間をカウ
ントさせて判断させることになる。又、前述の如く、前
記容器（１）には大小二種類があるが、その容器の大小
は、例えば、前記光センサ（２４）が容器を検出してい
る時間の長さと前記ローラーコンベヤ（２１）の駆動速
度とに基づいて判別させることになる。

前記移動車（Ａ）に容器（１）を移載した後は、作業員
が前記ＩＣカード（１９）を前記カードライタ（２８）
から取り出して、前記移動車（＾）のカードリーグ（２
０）に装着し、そして、前記作業開始ボタン（１７）を
押し操作して仕分は作業を開始することになる。

前記作業開始ボタン（１７）が押し操作されると、前記
カードリーダ（２０）によって前記ＩＣカード（１９）
の記憶情報が前記移動車コントローラ（３４）に読み取
られて、前述の如く、前記表示部（１５）に、作業があ
る台車（７）の配置箇所が点灯表示される状態で、前記
仕分は場（５）のレイアウトが表示されると共に、前記
仕分は先表示器（１６）に、最初の仕分は作業がある前
記台車（７）に対応する仕分は先番号が表示されること
になる。

従って、作業員は、前記表示部（１５）及び前記仕分は
先表示器（１６）による表示部ＩＨに基づいて、前記移
動車（Ａ）を前記仕分は場（５）に移動させて、各仕分
は先毎に指示された個数の物品を取り出して仕分けるこ
とになる。

つまり、前記ＩＣカード（１９）の記憶情報は、前記カ
ードリーダ（２０）に接続された移動車コントローラ（
３４）によって、前記表示部（１５）や前記各取り出し
量表示器（１２）を作動させるための制御情報として用
いられることになる。もって、前記移動車コントローラ
（３４）が、物品仕分は情報に基づいて各仕分は部に対
して前記移動車（Ａ）に搭載された各容器（１）から取
り出す物品の仕分は情報を指示する仕分は情報指示手段
（１００）に対応することになる。

前記仕分は場（５）における仕分は作業について説明を
加えれば、前記移動車（Ａ）が前記表示部（１５）にお
いて点灯表示されている箇所に対応する台車（８）の横
側箇所に到着すると、前記移動車側のバーコードリーダ
（工３）が自動的に前記台車（８）に貼着された仕分は
先マーク（Ｔ１１２）を読み取って、自動的に前記ＩＣ
カード（１９）に記憶された仕分は先と照合して、現在
位置している仕分は先が仕分は作業を指示された仕分は
先であるか否かを判別させるようにしである。

記憶した仕分は先に一致することを判別した場合は、作
業未完了のままで仕分は先を通過しなようにするために
、ブザー（３６）を作動させて現在位置している箇所が
仕分は先であることを報知すると共に、前記ＩＣカード
（１９）に記憶された仕分は情報に基づいて、仕分ける
べき物品が収納されている容器の横側部に位置する取り
出し量表示器（１２）を作動させて、各容器（１）から
の取り出し量を指示させることになる。

つまり、前記移動車（Ａ）を走行させる作業員は、前記
取り出し量表示器（１２）のうちのＤＩが表示されてい
る箇所に位置する容器（１）から表示された数量の物品
を取り出して、前記台車（８）に載置された仕分は用容
器（７）に移載することにより、一つの仕分は先に対す
る仕分は作業を行うことになる。

尚、一つの仕分は先に対す、る作業完了は、作業員によ
る前記作業完了ボタン（１８）の押し操作によって入力
されるようになっている。従って、前記作業完了ボタン
（１８）が押し操作されると、前記移動車コントローラ
（３４）は、前記表示部（１５）に表示された仕分は先
のうちの現在作業中の仕分は先に対応する箇所を消灯し
て、前記仕分は先表示器（１６）に次の仕分は先番号を
表示させることになる。但し、作業未完了の容器（１）
がある状態で前記作業完了ボタン（１８）が押し操作さ
れた場合には、例えば、前記ブザー（３６）を作動させ
て、作業未完了であることを報知させることになる。

前記移動車（Ａ）に搭載された容器（１）の全部が空に
なると、前記移動車（Ａ）を空容器卸し場所（図示せず
）に移動させて、前記空容器卸し場所に設置されたカー
ドリーダによって前記ＩＣカード（１９）の記憶情報を
読み取らせて、仕分は作業を終了することになる。但し
、引き続き次の仕分は作業を行う場合には、前記ＩＣカ
ード（１９）を取り出して前記移動車（＾）を前記空容
器卸し場所から前記移載部（４）に移動させることにな
る。

尚、詳述はしないが、前記ＩＣカード（１９）には、前
記物品仕分は情報の他に、仕分は作業員のＩＤ番号情報
や各仕分は先毎の作業開始時間や作業終了時間等の管理
情報も合わせて記憶させるようにしてあり、作業終了後
に、作業ミスの有無や作業に要した時間等を緊計するこ
ともできるようにしである。

〔別実施例〕

上記実施例では、容器マーク（ｍ＋）を各容器（１）に
対応する番号を表示させるようにした場合を例示したが
、例えば、各容器（１）に収納される物品に対応して予
めコート化した物品自体の情報を表示させるようにして
もよい。

又、上記実施例では、自動的に容器（１）を移動車（Ａ
）に移載させるようにした場合を例示したが、人為的に
移載させるようにしてもよい。

その場合、前記移載部（４）において前記容器マーク（
ｍ、）を読み取るバーコードリーダ（２７）を前記移動
車（Ａ）側に設けると、各容器（１）の搭載位置が変わ
っても、物品の搭載位置を移動車（Ａ）側で判別できる
ので、作動させる取り出し量表示器（１２）の位置を誤
ることがないようにできる。

又、上記実施例では、容器マーク（ｍ１）や仕分は先マ
ーク（ｍ２）をバーコードを利用して情報を表示させる
ようにした場合を例示したが、磁気式等、各種の形式が
利用できるものであって、具体構成は各種変更できる。

又、上記実施例では、移動車（＾）に対する仕分は情報
の伝達をＩＣカード（１９）を利用して行わせるように
した場合を例示したが、通信装置によって伝達するよう
にしてもよい。又、通信によって仕分は情報を伝達する
場合には、仕分は作業の開始前に一括して伝達してもよ
いが、各仕分は先に到着する毎に伝達させるようにして
もよい。

又、上記実施例では、移動車（Ａ）を手押し式に構成し
た場合を例示したが、誘導ライン（Ｌ）に沿って自動走
行させ、且つ、仕分は作業のある箇所で自動停止させる
ように構成してもよく、移動車（Ａ）等、各部の具体構
成は各種変更できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る物品仕分は設備の実施例を示し、第
１図は移動車及び荷移載部の平面図、第２図は同側面図
、第３図は操作部の拡大正面図、第４図は物品仕分は設
備の概略平面図、第５図は検品基の説明図、第６図は仕
分は部の説明図、第７図は制御構成のブロック図である
。 （Ａ）・・・・・・移動車、（ｍ　、　）・・・・・・
マーク、（１）・・・・・・容器、（８）・・・・・・
仕分は部、（１２）・・・・・・取り出し量表示器、（
２７）・・・・・・マーク読み取り手段、（１００）・
・・・・・仕分は情報指示手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個の物品を同一種類毎に区分けした状態で収納する
   容器（１）の複数個を同時に搭載可能な移動車（Ａ）が
   設けられると共に、前記容器（１）に収納された物品を
   同一仕分け先毎に仕分ける仕分け部（８）の複数個が、
   前記移動車（Ａ）の走行経路に沿って並ぶ状態で設けら
   れ、前記物品夫々の仕分け先とその個数とからなる物品
   仕分け情報に基づいて各仕分け部（８）に対して前記移
   動車（Ａ）に搭載された各容器（１）から取り出す物品
   の仕分け情報を指示する仕分け情報指示手段（１００）
   が設けられた物品仕分け設備であって、前記容器（１）
   には収納物品の識別情報を表示するマーク（ｍ＿１）が
   設けられ、前記移動車（Ａ）には、前記容器（１）から
   の物品取り出し量を各容器（１）の搭載箇所の横側脇に
   おいて表示する取り出し量表示器（１２）が設けられ、
   前記容器（１）の前記移動車（Ａ）への移載時又は移載
   後において前記マーク（ｍ＿１）の表示情報を読み取る
   マーク読み取り手段（２７）が設けられ、前記仕分け情
   報指示手段（１００）は、前記マーク読み取り手段（２
   ７）の情報にも基づいて、前記取り出し量表示器（１２
   ）を表示作動させるように構成されている物品仕分け設
   備。