JPH0210081Y2 - - Google Patents

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JPH0210081Y2
JPH0210081Y2 JP1984045897U JP4589784U JPH0210081Y2 JP H0210081 Y2 JPH0210081 Y2 JP H0210081Y2 JP 1984045897 U JP1984045897 U JP 1984045897U JP 4589784 U JP4589784 U JP 4589784U JP H0210081 Y2 JPH0210081 Y2 JP H0210081Y2
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JP
Japan
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collar
clothing
paper
thin wire
held
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JP1984045897U
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JPS60161103U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来、半襟や重ね襟などは着物、襦袢などの襟
に直接縫付けたりあるいは面フアスナー、釦など
の係止具で止めたりして使用しているが、縫着し
たものは洗濯の度に解きそして使用する際その都
度縫いつけるので面倒であるばかりでなく、襟を
針目で傷める不都合があり、それに針や糸を持た
ない旅行中などは掛け替ができなかつた。また半
襟に面フアスナーを使用するものは洗濯のとき他
の洗濯物を引つ掛けたりする不便があり、釦止の
ものは係止部に融通性がない欠点があつた。そし
て半襟や重ね襟は襟もとを美しく見せるものであ
るから小物ではあるが比較的高価であり、特に模
様、絞り、刺しゆうを施したもの等は特別な加工
を必要とするので相当高額で、従てこれらを多数
備えることは経済上の負担となつた。
本考案は、丈夫で体裁のよい紙製で、襟体の長
手方向所望部位に糸や細線状体を破線状に保定さ
せて被服への取付部とし、これを被服の襟部に糸
や細線状体を破線状に保定させた係止部に、糸若
しくは細線状体の連結体で綴付けるようにするこ
とにより、従来の半襟や重ね襟に損傷がなく、し
かも丈夫で被服へも取付けやすい半襟または重ね
襟を経済的に提供しようとするものである。
以下図面を参照して実施例を説明すると、襟体
1は和紙、化学繊維紙、化学紙その他の丈夫で体
裁のよい紙で一重あるいは二重の半襟または重ね
襟にほぼ相応する幅と長さに作られ、その長手方
向所望部位に糸若しくは細線状体を適宜な間隔を
存して破線状に保定させた長着、長襦袢、半襦袢
などの被服2への取付部3を有し、これを被服の
襟部8に糸若しくは細線状体を適宜な間隔を存し
て破線状に保定させた半襟または重ね襟の係止部
9に、糸若しくは細線状体の連結体10で交互に
綴付けるように形成してある。
第1図示の襟体は幅がほぼ16cm、長さがほぼ
110cmの茨城県産の西ノ内和紙で作られ、その長
手方向ほぼ中央部位に穴糸を約1cm間隔の破線状
に保定させて被服への取付部を設けてある。上記
穴糸の取付けは、襟体の上に破線4を表わした型
紙5(第2図)を載せ、その上から表示に従い穴
糸を型紙を通して襟体に縫つけて保定させ、該型
紙を引つ張つて取除いて設けてあるが、型紙の上
からヘラで印付けをしたり、メジヤーや物差しを
あててチヤコで印付けをしてから、あるいは目見
当で、糸や極細のリボンその他の細線状体を襟体
に刺通して保定させて取付部を形成してもよく、
また糸や細線状体を所定間隔をおいて部分的に襟
体に接着剤で接着して設けることもできる。破線
の間隔も1cmに限らず1.5cm、2cm、3cm等被服
に取付けて着用した際取付けが不安定にならない
程度にするとよい。
上記襟体を作る紙は紙すきの工程において種々
な繊維を浮かしたり、模様を載せたりしてすき込
んだり、繊維をもんですいたり、あるいはすいて
から捺染、絞染め、ぼかし染めその他適宜な手段
で施してもよく、また千代紙など薄手の紙を使用
する場合は適度な強さを有する紙で裏打ちして補
強するのが好ましい。また紙を加工するときに糸
若しくは細線状体を所望部位に適宜の手段で保定
させて取付部を設けることもできる。第3図示の
ものは、襟体を2つ折し側部6に布、不織布など
の細帯7を縫着して輪状に形成したもので、被服
に取付けて着用の際襟体の側部が擦れず体裁よく
着用できる。
第4,5図は上記襟体を長襦袢の襟部に取付け
る状態を示し、長襦袢の襟部表側の襟付部内側約
3cm程度の部位に、係止部を上記襟体の取付部を
設けるときと同様にして穴糸を襟体の取付部位に
相応させて適宜な間隔、例えば1cm間隔の破線状
に形成している。この際型紙を使用して設けると
きは型紙の幅広の部分5aを長襦袢の襟付部外面
に揃えてその破線に従い上記取付部を設けると同
様にして設ける。その係止部と上記襟体の取付部
に穴糸を連結体にし千鳥がけして綴付け、その表
側の襟付部11から襟山部12をわたらせて長襦
袢の内側に折込み半襟として使用する。13は連
結体端部に設けた止め具、14はぐし具である。
第6,7図示は襟体を長着の襟部に取付けて重
ね襟としたもので、長着の襟部内側には襟体の取
付部に対応する係止部が襟山部内側約2cm程度の
部位に上例と同様にして設けられている。上記型
紙を使用して設けるときはその幅狭の部分5bを
長着の襟山部内面に揃えて上記襟体に取付部を設
けるときと同様にして糸若しくは細線状体を保定
させる。その係止部に襟体の取付部を連結体で綴
付けて合体させ、着用の際好みに合わせて着物の
襟部から襟体をのぞかせて使用する。
本案品は、被服への取付けは襟体に破線状に保
定させた糸若しくは細線状体の取付部を、被服襟
部の破線状に保定させた糸若しくは細線状体から
なる半襟または重ね襟の係止部に糸若しくは細線
状体の連結体で交互に通して綴付けるので取付け
が簡単で、かつ取外しは連結体を引抜くと被服か
ら襟体が離れ襟体をその都度被服へ縫着しあるい
は被服から解きほぐしのため糸を抜くことがない
から針目や糸の引つ張りによる襟体や被服の襟部
の傷みが生ぜず、しかも襟体と長襦袢、長着等被
服の襟部の取付けが破線状に保定させた半襟等の
取付部を被服襟部の破線状に保定させた係止部に
連結体で交互に綴付けて為されるので取付部に融
通性があり、従来の縫着、釦止めのように固着さ
れないから後襟部にしわが生じることがなく端正
に着用できる。また襟体の被服への止具などを設
ける必要がなく、その止具により襟部に脹らみが
生ずる不都合も解消される。更に襟体は色彩、模
様などを具備する体裁のよい丈夫な紙で襟体を作
るので低コストでしかも複雑な模様や絞りあるい
はぼかし、陰影のある立体的なものなどを紙すき
工程中、またはすき上つた紙に捺染、印刷などで
簡単に形成できるので従来品に見られない趣味
的、高踏的で新鮮味のある半襟や重ね襟が得ら
れ、しかも襟体は紙特有の繊維により肌触りよ
く、あたたかく、長い使用にもよく耐え経済的で
被服に適するものを多数備えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は襟体を
示す一部省略正面図、第2図は型紙を示す一部省
略正面図、第3図は他の実施例を示す一部省略斜
視図、第4,5図は長襦袢への取付状態を示す説
明図、第6,7図は長着への取付状態を示す説明
図である。 1……襟体、2……被服、3……取付部、8…
…襟部、9……係止部、10……連結体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丈夫で体裁のよい紙で所定の幅と長さに作つた
    半襟または重ね襟であつて、該襟体の長手方向所
    望部位に糸若しくは細線状体を適宜間隔を存して
    破線状に保定させた被服への取付部を有し、その
    取付部を被服襟部の糸若しくは細線状体からなり
    適宜間隔を存して破線状に保定させた半襟または
    重ね襟の係止部に、糸若しくは細線状体の連結体
    で綴付けるように形成した半襟または重ね襟。
JP4589784U 1984-03-31 1984-03-31 半襟または重ね襟 Granted JPS60161103U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4589784U JPS60161103U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 半襟または重ね襟

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4589784U JPS60161103U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 半襟または重ね襟

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60161103U JPS60161103U (ja) 1985-10-26
JPH0210081Y2 true JPH0210081Y2 (ja) 1990-03-13

Family

ID=30559790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4589784U Granted JPS60161103U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 半襟または重ね襟

Country Status (1)

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JP (1) JPS60161103U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044245U (ja) * 1973-08-22 1975-05-06
JPS5831201B2 (ja) * 1974-06-18 1983-07-05 帝人株式会社 センタクセイトウカマク

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831201U (ja) * 1981-08-24 1983-03-01 栂 武雄 和服用替襟

Patent Citations (2)

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JPS5044245U (ja) * 1973-08-22 1975-05-06
JPS5831201B2 (ja) * 1974-06-18 1983-07-05 帝人株式会社 センタクセイトウカマク

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Publication number Publication date
JPS60161103U (ja) 1985-10-26

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