JPH0199034A - ストロボ内蔵オートフォーカスカメラ - Google Patents

ストロボ内蔵オートフォーカスカメラ

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JPH0199034A
JPH0199034A JP25693987A JP25693987A JPH0199034A JP H0199034 A JPH0199034 A JP H0199034A JP 25693987 A JP25693987 A JP 25693987A JP 25693987 A JP25693987 A JP 25693987A JP H0199034 A JPH0199034 A JP H0199034A
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JP
Japan
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discharge tube
distance
strobe
capacitor
light
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Application number
JP25693987A
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English (en)
Inventor
Takaaki Kotani
高秋 小谷
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は撮影時に被写体に補助照明を与えるストロボ放
電管と、測距時に被写体に向けて測距用の光を投射する
測距用ストロボ放電管とを内蔵したカメラに関するもの
である。
〔従来の技術〕
最近のコンパクトカメラには、暗い所でも良好な測距機
能を発揮するアクティブタイプのオートフォーカス装置
が内蔵されているものが多い。このようなオートフォー
カスカメラでは、遠距離の被写体にも測距用の光を確実
に投射できるようにするために、ストロボを光源に利用
したものが知られている(例えば特公昭58−5680
9号公報)。また、フォーカシング可能な近距離限界も
かなり接近してきており、例えば40cm程度のマクロ
範囲までオートフォーカス装置でカバーできるような工
夫もなされてきている。また、このようなコンパクトカ
メラにはガイドナンバ「10」程度のストロボを内蔵す
ることが一般化している。
ところで、ガイドナンバ一定のストロボを内蔵したカメ
ラでは、撮影距離と適正絞り径との間には下表のような
関係があり、ガイドナンバ及び撮影距離によっては絞り
径がかなり小さくなる。
そして、ガイドナンバが「10」の場合には、撮影距離
が40cmになるとF25程度の小絞りになってしまい
、コンパクトカメラに用いられているプログラムシャッ
タ機構等では、発光タイミングを正確に制御することが
非常に困難である。
こうした背景から、特公昭48−9972号。
特公昭56−23133号、実開昭56−150926
号等の各公報で知られるように、ストロボ放電管に複数
のコンデンサをスイッチング素子を介して並列接続でき
るようにしておき、露出条件に応じてスイッチング素子
の断続を制御して発光量を変えるようにしたものがある
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記各公報に記載されたストロボ装置で
は、撮影用のストロボ放電管について複数のコンデンサ
が必要であり、コンパクトカメラにはコスト的な負担が
大きいという欠点がある。
また、オートフォーカス装置にも測距用のストロボ放電
管が用いられるため、測距用ストロボ放電管の発光用の
コンデンサの他に、撮影用ストロボ放電管のガイドナン
バ可変用に少なくとも2個のコンデンサが必要になる。
周知のようにストロボ用のコンデンサは回路素子の中で
は大きい部品であるため、カメラに組み込むコンデンサ
の個数が増えることは、カメラボディのコンパクト化を
阻害する原因になる。
〔発明の目的〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、コ
ンデンサの個数を節約してコスト的な負担を軽減すると
ともに、コンパクト化を図るのに有利なストロボ内蔵オ
ートフォーカスカメラを提イ共することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するにあたり、制御手段によっ
て測距が不要であることが検知されたときには、測距用
ストロボ放電管の発光に用いられる測距用コンデンサを
撮影用ストロボ放電管に接続し、撮影用コンデンサに代
えて測距用コンデンサの電荷によって撮影用ストロボ放
電管を発光させるようにしたものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、測距用コンデンサは測距用ストロ
ボ放電管に用いられるだけでな(、撮影用ストロボ放電
管の発光にも兼用されることになるため、測距用、撮影
用に2個のストロボ放電管を内蔵し、しかも撮影用スト
ロボ放電管のガイドナンバを変えるようにしながら、最
低2個のコンデンサを用いるだけで済むようになる。
以下、図面にしたがって本発明の一実施例について説明
する。
〔実施例] 第2図はアクティブタイプの測距系の概略を示すもので
、投光部2は、近赤外光を放射する放電管3.放電管3
からの光をスリット状に整形するスリット板4.投光レ
ンズ5とからなる。また受光部7は、受光レンズ8.受
光センサー9とから構成されている。投光レンズ5と受
光レンズ8の各々の光軸5a、8aは、撮影レンズ10
の光軸10aと平行となっており、基線長しだけ隔てら
れている。受光センサー9は、詳しくは後述するように
、横長矩形の微少な受光素子31〜S6を基線長し方向
に配列してなるものである。
投光部2から被写体に向けてスリット光を照射したとき
、その一部の光が近距離被写体12で反射されると、そ
の反射光12aは受光レンズ8を通して受光素子S3に
入射する。また、中距離被写体13あるいは遠距離被写
体14からスリット光の一部が反射されると、反射光1
3a、14aのそれぞれは受光素子S2.Slに入射す
るようになる。したがって受光センサー9のうちで、ど
の受光素子に被写体からの反射光が入射したかを検出す
ることによって被写体距離を求めることができる。なお
、このように測距用の光ビームとしてスリット光を用い
ると、主要被写体を撮影画面の中央部から外した状態で
もこれに測距用の光ビームが照射されるようになり、測
距時における照準操作や測距の後にフレーミングをし直
すという面倒な操作をしなくても済むようになるが、ス
リット光の代わりにスポット光を投射して測距を行うこ
ともできる。
第3図は上述した測距系に赤外発光ダイオード15(以
下、IRED15という)を併設し、同じ受光センサー
9を利用しながら、さらに近距離側での測距機能を向上
させた本発明の測距光学系の一例を示したものである。
この測距光学系は、前記投光部2によって通常の被写体
距離範囲にスリット光を投射し、IRED15によって
通常の被写体距離よりも近距離側、すなわちマクロ撮影
距離範囲にスポットパターンの光ビームを照射する。す
なわち、測距対象となる被写体距離範囲を2つの測距ゾ
ーンに分割し、分割された測距シーンごとに個別に測距
できる構成となっている。IRED 15の投光光軸1
5aは、投光レンズ5の光軸5aに対して角θだけ受光
センサー9側に傾けられている。この結果、投光部2か
らのスリット光によって検出できる通常の被写体距離範
囲よりもさらに近距離側のマクロ範囲に存在する被写体
からの反射光でも受光センサー9で受光することができ
るようになる。
第4図は被写体距離範囲について撮影レンズ10のセッ
ト位置を対応させたもので、Nl ””NIGは投光部
2からのスリット光で測距したときに決められる通常の
被写体距離範囲でのレンズセット位置を表し、n1xn
5はIRED15からのスポット光で測距したときに決
められるマクロ範囲でのレンズセット位置を表している
。これらのセット位置n、〜n5.N、〜N、。は、被
写体距離!、〜I!、15を最適合焦距離としているも
のであるが、合焦と見做せる最小錯乱円径を例えば0.
025mmとすると、撮影レンズ10の被写界深度を考
慮したときには、略llから無限遠までの被写体距離範
囲に対して連続的に合焦させることができる。
上述した測距用の放電管3.受光センサー9゜IRED
15は、第1図に示した回路とともに用いられる。測距
用の放電管3は、撮影時の被写体照明用の放電管17と
ともにストロボ駆動回路18によって作動制御され、I
RED15はIRED駆動回路19によって制御される
。受光センサー9を構成している受光素子81〜S6は
信号処理回路20に接続され、受光素子31〜S6の各
々からの光電出力は信号処理回路20によって信号変換
される。信号処理回路20にはAF制御回路21が接続
され、AP制御回路21は信号処理回路20からの信号
出力を測距データに変換してマイクロコンピュータ22
に入力する。なお、詳しくは後述するように、AF制御
回路21からは適宜のタイミングで放電管3.IRED
15を点灯させるための信号が出力される。
マイクロコンピュータ22には、前記ストロボ駆動回路
18.AF制御回路21の他、プロゲラ−1〇− ムシャッタ23の開閉を制御するためのシャッタ駆動回
路24.被写体輝度を測定する測光回路25、モータ2
6を駆動するモータ制御回路27゜AF制御回路21か
ら入力された測距データごとに撮影レンズ10のセット
位置を対応付けたAP子テーブル8が接続されている。
前記信号処理回路20は第5図に示したような回路構成
となっており、受光素子S1〜S6からの各光電流信号
は、それぞれ基準電圧VSIが印加された初段のオペア
ンプによって電圧信号に変換される。この電圧信号には
直流成分、すなわち太陽光等の外光による光電信号も含
ま孔ているが、初段のオペアンプの出力端にはそれぞれ
低周波成分カット用のコンデンサが接続されているから
、基準電圧VS2の次段のオペアンプには直流成分を含
まない信号成分だけが入力される。次段のオペアンプに
よってそれぞれ一定の増幅率で増幅された光電出力は、
受光素子81〜S5の各1個ごとに2個ずつ設けられた
コンパレータ31a、31b、32a、32b、・・・
、35a、35bに入力され、また受光素子S6からの
光電出力はコンパレータ36aに入力される。
同じ光電出力が入力されるコンパレータ31a。
31b、32a、32b、・・・、35a、35bのそ
れぞれには、分圧器3Bによって各々基準電圧■□a+
  Vnbが与えられている。この基準電圧のレベルは
V na > V nbに設定されており、したがって
受光素子の各々から出力され、初段及び第2段のオペア
ンプで−・定比率に増幅された光電出力は、高低2種類
の基準電圧V 1lal  Vnbと比較される。そし
て、光電出力が基準電圧V。3あるいは基準電圧■。1
以上であるときにはハイレベル信号(H信号)、基準電
圧■、、aあるいはVnb以下であるとローレベル信号
(L信号)が各コンパレータ31a、31b、32a、
32b、・・・、35a、35bの出力端に現れる。こ
のように、各受光素子からの光電出力を高低2種類の基
準電圧■1131  Vnbが与えられたコンパレータ
で比較することによって、2値化された2系列の信号出
力A。3゜Afibを得ることができる。
このようにして2系列の信号出力A na+ Anbが
得られれば、被写体からの反射光強度に応じて信号出力
A n a + A n bのいずれかを選択して用い
ることができる。すなわち、被写体からの反射光が強い
ときには信号出力A fiBを用い、被写体からの反射
光が弱いときには信号出力Aylbを用いるようにする
。この結果、被写体からの反射光がハローを伴うような
ものであったり、あるいは隣接する受光素子にクロスト
ークを引き起こすような強い光であったとしても、基準
電圧V naが与えられているコンパレータ31a、3
2a、  ・・・、35aの出力端から信号出力A n
aを得ることができる。
また、被写体からの反射光が弱い場合でも、基準電圧■
、、bが与えられたコンパレータ31b、32b、・・
、35bの出力端から信号出力Anbを得ることができ
る。
なお本実施例においては、この基準電圧V n a +
V nbは遠距離被写体からの反射光を受光する受光素
子S1側はど低く、近距離被写体からの反射光を受光す
る受光素子36側はど高くなるように、V6.>V、、
、>V4a> ・・>Via、またV s b > V
 a b〉・・> V + bのように設定されている
。これは、−船釣に遠距離被写体の反射光強度が近距離
被写体からのものよりも低くなることを考慮して決めら
れたものである。これによれば、初段及び第2段のオペ
アンプの増幅率を一定にしたままでも、人間の肌などの
ような平均的な反射率をもった被写体からの反射光につ
いて良好な検出機能を得ることができる。
上記コンパレータ31a、31b、32a、32b、・
・・、36aの出力端に現れたH信号もしくはL信号の
信号出力A Ia、 A+b、 A、48.  ・・・
A2Bは、AF制御回路21に入力される。AF制御回
路21は第6図のように構成され、信号出力Ana、A
fibは各コンパレータごとに対応して設けられたD−
フリップフロップ回路FFna、FF7、(以下、単に
FF、、a、FF、、bという)のクロック端子にアン
ドゲートを介して入力される。
このAF制御回路21は、上述したFF、、a、FFn
bの他、電源VCCを印加してから一定時間後にリセッ
トパルスを出力するりセットパルス発生回路43.マイ
クロコンピュータ22から供給されるクロックパルスを
計数するカウンタ45.カウンタ45の計数値に応じて
測距シーケンスを遂行するための制御パルスを出力する
デコーダ46゜FF、a、FF、、からの信号を受け、
これを測距データとして出力するシフトレジスタ48等
を備えている。
第7図はストロボ駆動回路18の回路構成を示している
。このストロボ駆動回路18は、測距用の放電管3と、
撮影時に被写体に補助照明光を照射する撮影用の放電管
17との両者の作動を制御する。撮影用コンデンサCI
は撮影用の放電管17に発光エネルギを供給し、測距用
コンデンサC2は測距用の放電管3に発光エネルギーを
供給するためのもので、これらは昇圧回路49を介して
充電される。測距用コンデンサC2の容量は撮影用コン
デンサCIの容量よりも小さく、それぞれ20〜40μ
F、120〜180μF程度に設定されている。撮影用
コンデンサCIには直列にスイッチ装置50が接続され
ている。このスイッチ装置50はマイクロコンピュータ
22かう端子T6にH信号が入力されたときにオンし、
L信号が人力されたときにオフする。なお、このスイッ
チ装置50に第8図に示した半導体スイッチを用いると
、撮影用コンデンサC1に充電を行うときに端子T6に
H信号を与え続けなくても済むようになる。また、スト
ロボ駆動回路18に設けられた各端子T、、T2.T3
.T4,11−9は、それぞれ昇圧回路46の発振開始
信号入力端子1発振禁止信号入力端子、測距用コンデン
サC2の充電完了信号送出端子、撮影用放電管170発
光トリガ信号入力端子、測距用放電管3の発光トリガ信
号入力端子として用いられる。
以上のように構成された測距装置の作用は次のとおりで
ある。例えばレンズカバーの開放操作等によって電源ス
ィッチが投入されると、第7図に示した昇圧回路49が
作動して各々のコンデンサC,,C2が充電される。撮
影用コンデンサc2の充電完了信号がマイクロコンピュ
ータ22に入力されることによって撮影準備が完了する
シャッタボタン(図示省略)の押圧操作の初期に、測距
装置の電源スィッチが投入されると、AF制御回路21
に電源V。Cが印加される。この電源■。Cの安定を待
って、第6図に示したリセットパルス発生回路43から
リセットパルスが出力され、これによりアンドゲート4
4の開閉制御用OFF、かリセットされ、菟端子にH信
号が現れてアンドゲート44がオープンされる。また、
これと同時にカウンタ45がリセットされる。
マイクロコンピュータ22は、測距装置の電源スィッチ
の投入から100m5ecの遅延の後、AF制御回路2
1にクロックパルスを出力する。
この100m5ecの遅延の間に、信号処理回路20の
各コンパレータ31a、31b、32a。
32b、・・・、35a、35b、36aに与えられる
基準電圧■。+”Ilbの安定化等が行われる。
マイクロコンピュータ22からのクロックパルスは、ア
ンドゲート44を通ってカウンタ45に供給される。カ
ウンタ45にはデコーダ46が接続され、デコーダ46
はカウンタ45でのクロックパルスの計数値に対応して
測距シーケンスをコントロールする。
デコーダ46は、まず信号処理回路20からの信号出力
A n R+  A n bをラッチするためOFF、
、、。
FFrlbにリセットパルス51g4を出力する。その
後、デコーダ46はI RED駆動回路19に第1トリ
ガ信号を出力する。これによりI RED 15が所定
時間点灯して被写体に近赤外光を投則し、マクロ範囲で
の測距が開始される。第11−リガ信号が出力された後
、カウンタ45によって一定時間分のクロックパルスが
計数されると、デコーダ46から所定時間のパルス幅を
もった読み込みパルス51g5が出力される。この読み
込みパルスは、FF、、、、FFl1bの各クロック端
子に接続されたアンドゲートの一方の端子に入力される
前記アンドゲートの他方の端子には、信号処理回路18
の各々のコンパレータ31a、31b、32a、32b
、・・、35 a、  35 b、 36 aの出力端
が接続されているから、読み込みパルスがHレベルの間
に、L信号もしくはH信号の2値化された信号出力A 
na、 AnbがFF、、a、FF、bに供給される。
そして、被写体がマクロ域内に存在している場合には、
低い基準電圧■、、bが与えられている方のコンパレー
タ31b、32b・・35bの出力端のいずれかにH信
号が現れることになるから、これに対応したFF、、b
がセットされる。
なお、被写体からの反射光が強い場合には、高い基準電
圧V naが与えられている方のコンパレータ31a、
32a、+・、36aの出力端にもH信号が含まれるよ
うになる。
前記読み込みパルスが出力された後一定時間経過すると
、デコーダ46からシフトレジスタ48のr 0N10
FF j端子にH信号が出力されるようになる。また、
このH信号によりアンドゲート55はオープン状態とな
る。したがって、アンドゲート44を介してシフトレジ
スタ480rCK (クロック)」端子に入力されるク
ロックパルスは、このアンドゲート55をも通過し、測
距クロックパルスとしてマイクロコンピュータ22に供
給される。
シフトレジスタ48のr 0N10FF J端子にH信
号が入力された状態でrcKJ端子にクロックパルスが
供給されると、このクロックパルスはシフトレジスタ4
8の各ビット位置にメモリされたデータを次段のビット
位置へ順次に移動させるシフトパルスとして作用する。
そしてFFna、FF、、bからのQ端子出力を各ビッ
ト位置ごとに格納していたシフトレジスタ48からは、
信号出力Ana及び信号出力A nbのそれぞれが、シ
フトレジスタ/18内のビット位置配列を保った測距デ
ータとしてマイクロコンピュータ22に転送される。す
なわち、信号出力A IlaのうちでA4.だけがH信
号でFF4dのみがセットされた場合には、マイクロコ
ンピュータ22にrooolooJの第1測距データが
転送される。
なお、デコーダ46からのH信号51g1がシフトレジ
スタ48のD8端子に入力されると、シフトレジスタ4
8はコンパレータ31a、32a。
・・、36aからの信号出力Aゎ、すなわちFFア3か
らのデータに代えて、コンパレータ31b、32b、 
 ・・、35bからの信号出力A nbすなわちFFf
ibからのデータを取り込む。そして、例えば信号出力
A nbのうちでA4b、 A5bがH信号であって、
FF4b、FF5bがセットされたときには、「000
11」の第2測距データが転送される。
こうして転送される第1及び第2測距データには、それ
がマクロ域の測距データであるか通常域の測距データで
あるかを識別するためのフラグD7と、信号出力A I
Ia+ Anbのいずれに属するデータであるかを識別
するためのフラグD8も付加されている。
こうしてシフトレジスタ48に所定個数のシフトパルス
が入力された後には、デコーダ46からナントゲート5
6の入力端にマクロ範囲での測距完了を表すH信号51
g6が供給される。このナントゲート56の他方にはオ
アゲート52からのH信号が与えられているから、デコ
ーダ46からH信号が出力されると、ナントゲート56
の出力端にL信号が現れる。このL信号がアンドゲート
57、インバータ58を介し、H信号としてFF。
のセット端子に入力されると、FFoがセットされアン
ドゲート44がクローズする。これによりクロックパル
スが遮断され、カウンタ45の計数も停止してマクロ域
の測距シーケンスが完了する。
マクロ範囲での測距により測距データが得られると、第
9図のフローチャートに示したように、マイクロコンピ
ュータ22は信号出力A naによって得られた第1測
距データから第ルンズセット位置を決定し、また信号出
力Anbによって得られた第2測距データから第2レン
ズセット位置を決定する。そして、例えば第1測距デー
タが[000100Jであると、第4図のn2が第ルン
ズセット位置として決められ、第2測距データがroo
oll、であると、近距離側を優先させて「nl」が第
2レンズセット位置として決められる。なお、マクロ範
囲での測距時においては、被写体にはスポット状の光ビ
ームが照射されるから、受光素子81〜S6のなかの3
個に反射光が入射することはなく最大2個までの受光素
子に反射光が入射する。したがって、近距離側の受光素
子からの光電出力を優先させることにより、第1.第2
測距データから簡単に第1.第2レンズセット位置を対
応づけることができる。
こうして第1.第2レンズセット位置が求められると、
マイクロコンピュータ22は第2レンズセット位置が第
ルンズセット位置から2ステップ以上近距離側でないと
きには、第ルンズセット位置を最終的なレンズセット位
置として決定する。また、2ステップ以上近距離側であ
るときには、第2レンズセット位置を最終的なレンズセ
ット位置として決定する。したがって、上述の例の場合
には、「n2」がレンズセット位置として決められるこ
とになる。
ところで、マクロ範囲での測距を行った結果、信号出力
A +’la+ AffibのいずれにもH信号が含ま
れておらず、FF、、、、FF、、bのいずれもがセッ
トされないときには、オアゲート52からH信号が出力
されないから、ナントゲート56の出力はHとなりFF
oはセットされない。この場合には引続き通常の距離範
囲での測距が実行される。
通常範囲での測距時には、マイクロコンピュータ22か
らストロボ駆動回路18の端子T2にH信号が供給され
、昇圧回路49の作動が禁止される。しかる後、デコー
ダ46からのりセントパルス51g4によって、FF、
、a、FF、、bのそれぞれが再びリセットされ、さら
にデコーダ46から第2トリガ信号がストロボ駆動回路
18の端子T5に入力される。これにより測距用コンデ
ンサC2に蓄えられた電荷によって放電管3が発光する
。第2トリガ信号が出力された後、カウンタ45によっ
て一定時間分のクロックパルスが計数されると、デコー
ダ46から所定のパルス幅をもった読み込みパルス51
g5が出力され、信号出力A。a+ AnbがFF、l
a、FFnbにラッチされる。
こうして通常範囲での測距を行った後、デコーダ46か
らシフトレジスタ48のr 0N10FF J端子にH
信号51g2が出力される。このH信号によってクロッ
クパルスはアンドゲート55を通り、測距クロックパル
スとしてマイクロコンピュータ22に供給されるように
なる。
マクロ範囲での測距時と同様に、シフトレジスタ48の
r 0N10FF J端子にH信号を入力し「CK」端
子にクロックパルスを供給することによって、シフトレ
ジスタ48がらは、信号出力A naによる第1測距デ
ータと、信号出力Afibによる第2測距データとがマ
イクロコンピュータ22に転送される。 こうしてシフ
トレジスタ48に所定個数のシフトパルスが入力された
後には、デコーダ46からアンドゲート57の入力端に
測距シーケンスが完了したことを表すし信号51g7が
供給される。この結果アンドゲート57の出力端にL信
号が現れ、これがインバータ58を介してH信号トシて
FFoのセット端子に入力される。そして、FF0のセ
ットによりアンドゲート44がクローズし、測距シーケ
ンスが完了する。
通常範囲の測距により、例えば第1測距データとしてr
o 11000J  (FFza、  FF3.がセッ
ト状態)、第2測距データとして「olllo」(F 
Fzb、  F Fsb、  F Fabがセット状態
)が得られると、マイクロコンピュータ22はAF子テ
ーブル8を対照してそれぞれの測距データに基づく第1
.第2レンズセント位置を決定する。第10図のAF子
テーブル8に示したように、通常範囲におけるレンズセ
ット位置を決めるときには、測光回路25で検出された
被写体輝度情報(EV値)も参照される。
今、仮にrEV15.であったとすると、前記第1測距
データは受光素子S2.S3に反射光が入射したことを
意味するがら、第10図のAP子テーブル8により第ル
ンズセット位置として「N7」が得られる。さらに、第
2測距データについては、3個以上の受光素子に光入射
があったときには近距離側の2個すなわちS3.S4に
よる信号が優先されるから、第2レンズセット位置とし
て「N、」が得られる。そして、この場合には第2レン
ズセット位置が第ルンズセット位置よりも2ステップ以
上近距離側であるから、最終的なレンズセット位置は「
N5」として決定されることになる。もちろん、AF子
テーブル8のデ−タを増やすことによって、上記のよう
に近距離側の受光素子2個だけを優先させるだけでなく
、他の受光素子からの出力をも考慮してレンズセット位
置を決めるようにすることもできる。
なお、通常範囲での測距を行った結果、第1測距データ
がroooool、すなわちFF6.だけがセット状態
であった場合は、最終的なレンズセット位置は「n、」
として決定される。というのは、通常範囲での第1測距
データがro Q 0001」であるときには、本来マ
クロ範囲での測距時にいずれかの受光素子で検出できる
はずのものである。このような状態は、マクロ範囲での
測距時に反射光強度が高くなることを想定してコンパレ
ータ31b、32b、  ・・、35bの基準電圧■1
を高くしたときに生じやすい。すなわち、隣接した受光
素子からの光電出力を確実に弁別するために基準電圧■
。、を高く設定すると、マクロ範囲での最遠検出端が近
距離側に移動する傾向をもつからで、上述の処理はこの
ような不都合を解消するのに有効である。
以上のようにしてマクロ範囲あるいは通常範囲でのレン
ズセット位置が決定されると、このレンズセット位置に
対応した個数の駆動パルスがマイクロコンピュータ22
からモータ駆動回路27に出力され、撮影レンズ10が
移動される。撮影レンズ10の移動が完了すると、シャ
ッタボタンのロックが自動解除され撮影を行うことがで
きるようになる。そして、さらにシャッタボタンを押し
込むことによって、マイクロコンピュータ22からシャ
ッタ駆動回路24に作動信号が供出され、EV値に対応
した開口径でプロゲラl、シャンク23が開閉して撮影
が行われる。
ところで、前述したAF子テーブル8には、破線で囲ん
だように被写体に補助照明を与える内蔵ストロボ17の
制御データ、すなわち内蔵ストロボ17の発光タイミン
グデータもメモリされている。そして、レンズセット位
置がAP子テーブル8の破線で囲んだデータによって決
定された場合には、プログラムシャンク23の開口径が
AF子テーブル8にメモリされた開口径に達するまでマ
イクロコンピユータ22がシャッタ駆動回路24に作動
パルスを出力すると、マイクロコンピュータ22からス
トロボ駆動回路18の端子T4にトリガパルスを出力す
る。これにより、プログラムシャッタ23が被写体距離
に対応した開口径になったときに放電管■7が発光する
ことになる。
また、マクロ範囲での測距を行うことによって測距デー
タが得られた場合には、第11図にフローチャートで示
したように、IRED15の発光だけで測距が完了し、
測距用コンデンサc2に充電された電荷はそのまま保存
されている。そして、この場合にはマイクロコンピュー
タ22がらストロボ駆動回路18の端子T6にL信号が
出力されるため、撮影用コンデンサCIに直列接続され
たスイッチ装置50がオフする。したがってマクロ範囲
での撮影時に被写体輝度が低くストロボ撮影が行われる
ときには、ストロボ駆動回路18の端子T4に入力され
るトリガ信号によって、放電管17は容量の小さい測距
用コンデンサc2の電荷によって発光(ガイドナンバ「
4」程度)し、撮影用コンデンサC6に蓄えられた電荷
はそのまま保存される。
この場合、測距用コンデンサC2の容量は撮影用コンデ
ンサC0の容量よりも小さいため放電管17のガイドナ
ンバが小さく発光量も減少するが、これに対応して適正
露出が得られるプログラムシャッタ23の開口径が大き
くなり、放電管17の発光タイミングを正確に決めるこ
とができるようになる。もちろん、通常範囲での測距に
よって測距データが得られると、端子T6にはH信号が
与えられスイッチ装置50がオンするがら、放電管17
は撮影用コンデンサc1によって放電し通常のストロボ
撮影(ガイドナンバ「1o」程度)が行われる。
以上のように、マクロ範囲で測距を実行した結果測距信
号が得られたときには、次の通常範囲での測距を禁止す
ることによってむだな測距を省略するとともに、測距用
コンデンサc2に蓄えられた電荷を保存してこれをマク
ロ範囲でのストロボ撮影に流用することによって、撮影
距離に適したイドナンバで放電管17を発光させること
ができ非常に好都合である。また、マクロ範囲で人物を
撮影するときには、強過ぎるストロボ照明光を人物の眼
に照射せずに済むようになる。
上述してきた実施例においては、マクロ範囲での測距時
にはIRED15によりスポット状の光ビームが投射さ
れることから、受光素子ごとにレンズセット位置を対応
させているが、マクロ範囲では被写界深度が浅くなるこ
とを考慮し、上述したAF子テーブル8のように、被写
体輝度情報も加味して最終的なレンズセット位置を決め
るようにしてもよい。また、本発明を実施するには、上
述の実施例のように必ずしもマクロ範囲での測距と通常
範囲での測距とが時系列的に遂行されるものに限定され
ない。例えばマクロ範囲での測距をマニュアル切り換え
で行うようにしたもの、あるいはマクロ範囲での測距を
マニュアルで行うものでは、その切り換え操作によって
測距用コンデンサC2を撮影用の放電管17に接続する
ようにしてもよい。
〔発明の効果] 以上に説明したように、本発明のストロボ内蔵オニトフ
ォーカスカメラによれば、測距用のストロボ放電管の発
光を必要としない撮影時には、測距用のストロボ放電管
を発光させるためのコンデンサを撮影用ストロボ放電管
の発光に流用するため、簡単な構成で撮影用ストロボ放
電管のガイドナンバを変えることが可能となると同時に
、コンデンサの個数を節約してコスト的、スペース的な
負担を軽減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラに用いられる回路構成の一例を
示すブロック図である。 第2図は通常範囲での測距系の一例を示す概略図である
。 第3図はマクロ範囲での測距系も含む測距光学系の概略
図である。 第4図はレンズセット位置の説明図である。 第5図は信号処理回路の一例を示す回路図である。 第6図はAF制御回路の構成を示す回路図である。 第7図はストロボ駆動回路の構成を示す回路図である。 第8図はストロボ駆動回路に用いられるスイッチ装置の
一例を示す回路図である。 第9図は測距時の処理を示すフローチャートである。 第10図はAF子テーブル一例を示す概念図である。 第11図はストロボ撮影時の処理を示すフローチャート
である。 2・・・投光部 3・・・放電管(測距用) 7・・・受光部 9・・・受光センサー 31〜S6・・受光素子 10・・撮影レンズ 15・・IRED 17・・放電管(撮影用) 31a、31b、  ・・、36a・・、:+ンパレー
タ38・・分圧器 50・・スイッチ装置 FF、1.、FF、、b−−D−フリップフロップ回路
C1・・撮影用コンデンサ C2・・測距用コンデンサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影時に被写体に補助照明光を照射する撮影用ス
    トロボ放電管と、測距時に被写体に測距用の光を投射す
    る測距用ストロボ放電管とを備えたストロボ内蔵オート
    フォーカスカメラにおいて、前記撮影用ストロボ放電管
    を発光させるためにこれに接続される少なくとも1個の
    撮影用コンデンサと、測距用ストロボ放電管を発光させ
    るためにこれに接続され、撮影用コンデンサよりも小容
    量の少なくとも1個の測距用コンデンサと、測距用スト
    ロボ放電管の発光が不要であることを検知して撮影用コ
    ンデンサに代えて前記測距用コンデンサにより撮影用ス
    トロボ放電管を発光させる制御手段とを備えたことを特
    徴とするストロボ内蔵オートフォーカスカメラ。
  2. (2)撮影時に被写体に補助照明光を照射する撮影用放
    電管と、通常の距離範囲にある被写体に測距用の光を投
    射する測距用ストロボ放電管とを備えたストロボ内蔵オ
    ートフォーカスカメラにおいて、前記撮影用ストロボ放
    電管を発光させるための第1コンデンサと、この第1コ
    ンデンサよりも容量が小さく、前記測距用放電管を発光
    させるための第2コンデンサと、通常の距離範囲よりも
    近距離側を測距するために前記測距用ストロボ放電管が
    発光される前に作動する近距離測距手段と、この近距離
    測距手段の作動により測距信号が得られた際には、前記
    第2コンデンサにより前記撮影用ストロボ放電管を発光
    させるストロボ制御手段とを内蔵したことを特徴とする
    オートフォーカスカメラ。
  3. (3)前記第1コンデンサ及び第2コンデンサの各々は
    撮影用ストロボ放電管に並列接続され、前記ストロボ制
    御手段は近距離測距手段によって測距信号が得られたと
    きに第1コンデンサを撮影用ストロボ放電管から切り離
    すスイッチング手段であることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のストロボ内蔵オートフォーカスカメラ
JP25693987A 1987-10-12 1987-10-12 ストロボ内蔵オートフォーカスカメラ Pending JPH0199034A (ja)

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