JPH0198537A - 単板供給機における二枚吸着のはがし装置 - Google Patents

単板供給機における二枚吸着のはがし装置

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JPH0198537A
JPH0198537A JP25553987A JP25553987A JPH0198537A JP H0198537 A JPH0198537 A JP H0198537A JP 25553987 A JP25553987 A JP 25553987A JP 25553987 A JP25553987 A JP 25553987A JP H0198537 A JPH0198537 A JP H0198537A
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JP
Japan
Prior art keywords
veneer
suction
fiber direction
veneers
suction head
Prior art date
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Pending
Application number
JP25553987A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Nishiyama
西山 俊道
Sunao Aizawa
直 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は合板製造工程において取扱われる、切削時の裏
割れ等により幾分通気性を有し、且つ繊維方向とli維
力方向直交方向とによって剛性を著しく異にする独特な
物性を有するベニヤ単板の堆積から、その最上面のもの
を吸着により一枚づつ生産ライン上へ取り出すように装
置した、単板供給機における二枚吸着のはがし装置の改
良に係るものである。
(財)従来技術 ベニヤ単板の堆積からその最上面のものを吸着により一
枚づつ生産ライン上に取り出すこの種の単板供給機には
、例えば特公昭49−29667号ベニヤ単板の自動供
給装置のような、「堆積されたベニヤ単板の最上面のも
のをl!!維方内方向出すように架設した繰出ローラー
、繰出ベルト等よりなる裸出機構と、前記繰出機構の一
側が支点となるように固定的に軸装され、他の一側が斜
め上方に振動自在に構成された振動機構と、前記繰出機
構の上側部を吸引凶で覆って下側の搬送面に堆積された
ベニヤ単板の最上面のものを吸着し得るように構成した
吸着機構よりなり、前記繰出機構及び振動機構を斜め上
方から下方に、また下方から斜め上方に振動させるよう
に構成したベニヤ単板の自動供給機」等があり、吸着に
よりベニヤ単板を生産ライン上へ各枚毎に取り出すよう
に装置した単板供給機は従来周知である。
e\) 発明が解決しようとする問題点上記従来技術に
よる単板供給機は、専らベニヤ単板の繊維方向に対する
剛性のみを利用して、その堆積の最上面のベニヤ単板を
斜め上方へ一斉に押し曲げた時に、次位の二枚吸着状態
にあるベニヤ単板を自体の繊維方向に対する剛性により
吸着をひきはがすように作用させるものであったが、こ
の種の繊維方向に対する剛性を利用して斜め上方へ一斉
に押し曲げる二枚吸着のひきはがし操作に適用出来るベ
ニヤ単板は、厚ざα5乃至2AI11程度の比較的薄手
のものか、或いは繊維方向の長さが、例えば2m以上は
あって、比較的弱い力の吸着作用による斜め上方への一
斉押し曲げ操作であっても、緩やかな曲率によって対応
出来る材質が条件であった。
しかしながら合板製造工程に投入されるベニヤ単板には
、厚さ2乃至5rIIIr1程度の厚手のものもあり、
また長さも1m足らずの短い方形単板もあるので、この
種の材質のものには前記斜め上方への一斉押し曲げによ
る二枚吸着のひきはがし操作が強過ぎる剛性のため殆ど
適用させることが出来ず、ために二枚吸着による供給障
害を多発していたものである。
よって本発明はこの種ベニヤ単板の繊維方向と繊維方向
の直交方向に対する剛性が、繊維方向に直交する左右の
端縁部の吸着ベニヤ単板を下方へ斜めに押し曲げること
はかなり厚手のものまで容易であり、且つその端縁部の
下方への斜めの押し曲げ操作によれば、二枚吸着の下側
のベニヤ単板も繊維方向の剛性によって更に下方へ押し
下げられることとなって実質的な二枚吸着のひきはがし
作用が働くことに着目してその自動操作を完成させたも
のである。
ロ 問題を解決するための手段 本発明は上述したように、繊維方向に直交する左右の端
縁部の吸着ベニヤ単板を下方へ斜めに押し曲げるように
自動操作することによって下側の二枚吸着のベニヤ単板
をひきはがすようにした、単板供給機における二枚吸着
のはがし装置であって、以下のような矩形吸着ヘッドと
作動機構と吸着はがし機構から Q装置の主体が構成さ
れているものである。
a)矩形吸着ヘッド 繊維方向に対してはその前侵の端縁部を幾分残して中央
部付近だけを上面から吸着可能に、また繊維方向の直交
方向に対してはその左右の端縁部に及ぶ略全域を上面か
ら吸着可能に架設したベニヤ単板の矩形吸着ヘッド。
b)作動機構 前記矩形吸着ヘッドをロボット等により上下動自在に、
及び水平動自在に架設した作動機構。
C)吸着はがし機構 前記作動機構による前記矩形吸着ヘッドの上昇動作のつ
ど吸着ベニヤ単板の繊維方向に直交する左右両側、また
は左右何れか一側の端縁部を上面から下方内寄りに押し
曲げ可能に斜めに架設した吸着はがし機構。
詩作 用 本発明の前記矩形吸着ヘッドと作動機構と吸着はがし機
構を装備した装置の二枚吸着のはがし作用は、第4A図
乃至第4D図に例示した動作説明図のようにして行われ
るものであって、即ち本発明は堆積されたベニヤ単板1
の最上面に対して図示してないがロボット等の作動機構
の下降動作によって矩形吸着ヘッド2が下降してきてこ
れを吸着する(第4A図)。次いで該矩形吸着ヘッド2
が前記作動機構の上昇動作によって上昇し、この時最上
面のものと次位のものとの二枚のベニヤ単板ia、lb
を材面からリークした吸気によって二枚吸着しているも
のと仮定する(第4B図)。そして更に前記作動機構に
よる前記矩形吸着ヘッド2の上昇動作が継続されている
過程で前記吸着ベニヤ単板ia、ibの繊維方向に直交
する左右両側、または左右何れか一側の端縁部Ej!、
Erに斜め上面から吸着はがし機構3a、3bが当接し
てきて、これを斜め下方の内寄りに押し曲げるように作
用する。よってこの押し曲げ作用により二枚吸着の上位
の吸着ベニヤ単板1aは矩形吸着ヘッド2による比較的
強い吸着力によってその押し曲げ力に耐えるも、次位の
吸着ベニヤ単板1bは一前記端縁部E!、Erの繊維方
向の直交方向に対する押し曲げ力が繊維方向にも伝えつ
、上位の吸着ベニヤ単板1aからリークしている比較的
弱い吸気による次位の吸着ベニヤ単板1bの吸着力を断
って図示のように外周からB間に空気を流入させるよう
に開口する(第4C図)。従って一旦外周から層間に空
気が流入してくれば下位のベニヤ単板1bは自重により
落下して再び堆積された状態のベニヤ単板1となる(第
4D図)。−方矩形吸着ヘッド2に吸着されたままの上
位のベニヤ単板1aは前記作動機構による水平方向への
移動操作によって、つと生産ライン上に各枚毎に正確に
分離した姿態で取り出す供給動作を反復繰返すことにな
る。
〜 実施例 本発明の実施の一例は第1図乃至第3図に示す通りであ
って、吸着すべき厚さ2乃至5m1面積1TrL角程度
のベニヤ単板1aの繊維方向(矢印Fp)に対してはそ
の前俊の端縁部Ef、Ebを幾分、例えば150乃至2
00wn程度残して中央部付近だけを上面から吸着可能
に、また該ベニヤ単板1aの繊維方向の直交方向(矢印
Fr)に対してはその左右の端縁部EJ、Erに及ぶ略
全域を上面から吸着可能に矩形吸着ヘッド2をロボット
等の作動機構4に架設する。また前記矩形吸着ヘッド2
には別に装備したファン、ブロアー等の吸引装置が吸気
口5に連結されていて、該吸引装置の吸引力をON・O
FF制御することによってベニヤ単板1aの吸着、脱着
が自動的に行われるように装置されている。更にまた前
記矩形吸着ヘッド2は、ロボット等の作動機構4により
上下方向の移動操作と水平方向の移動操作が交々行われ
るように、別に装備されたコンピューター等の制御装置
からの指令に基いて、例えば矢印りの取り出し方向の生
産ライン上等に吸着ベニヤ単板1aを自動的に取り出せ
るように装置されている。
次にまた前記ロボット等の作動機構4による前記矩形吸
着ヘッド2の上昇動作のつど、吸着ベニヤ単板1aの繊
維方向(矢印Fp)に直交する左右両側、または左右何
れか一側の端縁部tl、Erを上面から下方内寄りに押
し曲げ可能に板状、棒状部材等からなる吸着はがし機構
3a、3bを斜めに架設する。第1図及び第2図に示す
前記吸着はがし機構38.3bは固定支持台6a、6b
に上下調節自在に架設した場合であり、また第3図に示
す他の実施例の前記吸着はがし機構38,3bは、前記
固定支持台5a、5bに代えてエアーシリンダー等の上
下作動機構7a、7bの先端部に上下動自在に装着して
、前記矩形吸着ヘッド2の水平移動の際の障害や衝突事
故等を安全に回避するように考慮したものである。
尚、図中4aはロボット等の作動機構4の昇降モーター
、4bは同じく旋回モーター、4C及び4dは同じく水
平移動モーター、4eは同じくアーム、8は堆積ベニヤ
単板1の昇降リフターであり、また前記吸着はがし機構
3a、3bの架設場所も、普通には吸着ベニヤ単板1a
の繊維方向(矢印Fp)に同じ取り出し方向(矢印L)
の後方となる左右両側、または左右何れか一側の端縁部
Ej!、Erに架設すれば足りるが、場合によっては取
り出し方向(矢印[)の前方となる左右両側、または左
右何れか一側の端縁部Ej!、Erにこれを架設するこ
とも、前記支持機構に上下作動機構7a、7b等を採用
することにより可能であることは勿論である。
(ト) 発明の効果 叙上のように本発明は、繊維方向に直交する左右の端縁
部の吸着ベニヤ単板を下方へ斜めに押し曲げるように自
動操作する、単板供給機における二枚吸着のはがし装置
であるので、従来技術の専らベニヤ単板の繊維方向に対
する剛性のみを利用した、斜め上方へ一斉に押し曲げる
二枚吸着のはがし装置に惹起していた、比較的厚手の、
しかも方形に近い短いベニヤ単板の場合の、実質的な押
し曲げ操作を適用出来ないままの二枚吸着による供給障
害を完全に払拭し得たものであるばかりでなく、同様装
置は薄手の、しかも長大なベニヤ単板に対しても同様に
適用出来るので、合板製造工程に投入される殆ど全部の
材質のベニヤ単板にその対象を拡張出来、工程の合理化
、自動化を顕著に推進することが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の一例を示すもので必って、第1図は
側面図、第2図は平面図、第3図は他の実施例の側面図
、第4A図乃至第4D図は動作説明図である。 1.1a・・・ベニヤ単板、2・・・矩形吸着ヘッド、
3a、3b・・・吸着はがし機構、4・・・作動機構、
El、Er・・・端縁部、Fp・・・繊維方向、Fr・
・・繊維方向の直交方向。 特許出願人 橋本電機工業株式会社 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  繊維方向に対してはその前後の端縁部を幾分残して中
    央部付近だけを上面から吸着可能に、また繊維方向の直
    交方向に対してはその左右の端縁部に及ぶ略全域を上面
    から吸着可能に架設したベニヤ単板の矩形吸着ヘッドと
    、該矩形吸着ヘッドを上下動自在に、及び水平動自在に
    架設したロボット等の作動機構と、該作動機構による前
    記矩形吸着ヘッドの上昇動作のつど吸着ベニヤ単板の繊
    維方向に直交する左右両側、または左右何れか一側の端
    縁部を上面から下方内寄りに押し曲げ可能に斜めに架設
    した吸着はがし機構とからなることを特徴とする単板供
    給機における二枚吸着のはがし装置。
JP25553987A 1987-10-09 1987-10-09 単板供給機における二枚吸着のはがし装置 Pending JPH0198537A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678745A (en) * 1979-11-28 1981-06-27 Meinan Mach Works Inc Sucking method for single veneer and device therefor
JPS59223637A (ja) * 1983-05-27 1984-12-15 Fujitsu Ltd 重層した薄板の分離方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678745A (en) * 1979-11-28 1981-06-27 Meinan Mach Works Inc Sucking method for single veneer and device therefor
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