JPH0198156A - リール駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に使用して有効なリール駆動
装置に関するものである。

従来の技術 リール駆動装置においては、再生・早送り再生（以下、
ＯＵＲと称す）、逆早送シ再生（以下、ＦＩＥＴと称す
）等のクラッチを介したリール駆動と、順方向早送り（
以下、ＦＦと称す）、逆方向早送り（以下、ＲＸＷと称
す）時のように直結によるリール駆動の選択が必要とな
る。従来のリール駆動系においてはその切換機構が巻取
シ■側。

供給（Ｓ）開側方に設けられており部品点数も多く複雑
になる不利があった。

以下、図面を用いて従来例について説明する。

第３図〜第６図において１はベルトで、図示を省略した
キャプスタンのトルクをシャーシ２に固定した支軸３に
回転自在に取付けられたセンタープーリ４に伝達する役
目をする。センタープーリ４たはギヤ部４１Ｌが設けら
れている。５は支軸３に回動自在に固定されたアイドラ
レバーで、その他端には軸６が固定され、前記アイドラ
レバー５に接着されたフェルト７にばね８で圧着力を与
えられるように付勢されたアイドラギヤ９が回転可能に
取付けられている。すなわちアイドラギヤ９はアイドラ
レバー６とフリクショントルクを持つように固定されて
お９、センタープーリ４のギヤ部４＋Ｌと噛み合う構成
となっている。

１０はＴアイドラクラッチユニットでシャーシ２に固定
された支軸１１に回転自在に取付けられている。１２は
駆動側ギヤであるメインギヤで従動側ギヤであるディス
クギヤ１６をフェルト１３を介しはね１４の圧着力を加
えなからばねストッパ１６を圧入することによ多構成さ
れている０すなわちメインギヤ１２とディスクギヤ１５
の間にクラッチ力が与えられるようになっている。１７
はＴリール台で、ギヤ部１７２Ｌを有し、シャーシ２に
固定された支軸１８に回転自在に取付けられている。ギ
ヤ部１７＆はディスクギヤ１５と噛み合うように設けら
れている。

１９はＳアイドラクラッチユニット、２ｏはＳリール台
で、それぞれ支軸２１．２２に回転自在に取付けられて
おり、その構成はＴ側と同一であるので説明は省略する
。２３はＦＦアーム人で、支軸２４に回動自在に取付け
られ、そのピン部２３２ＬがＦＦアームＢ２５の長孔部
２５＆に係合することによｐＦＦアームＢ２５と連動す
るようになっている。ＦＦアームＢ２６は支軸２６に回
動自在に取付けられ、ばねにより時計方向に回動付勢さ
れている。２８は転接ギヤで、ＦＦアームＢ２５に固定
された軸２９に回転自在に取付けられており、そのギヤ
部２８２Ｌ　、２８ｂはそれぞれメインギヤ１２とディ
スクギヤ１６に噛み合う位置に設けられている。

３ｏはＲｘＷアーム人で、支軸３１に回動自在に取付け
られ、ばね３２によシ反時計方向に回動付勢されており
、そのビン部３０１ＬがＲＫＷアームＢ３３の長孔部３
３ａに係合することにより、ＲＥＷアームＢ３３と連動
するようになっている。

ＲＫＷアームＢ３３は支軸３４に回動自在に取付けられ
、ＲＩＣＷアームム３０の付勢によシ反時計方向に回動
付勢されている。３６は転接ギヤで、ＲＥＷアームＢ３
３に固定された軸３６に回転自在に取付けられておシ、
図示は省略するがそのギヤ部３５Ｌ　、３５ｂはそれぞ
れＴ側と同様にメインギヤ１２とディスクギヤ１６に噛
み合う位置に設けられている。

次に動作について述べると、再生またはＣＵＥの時には
、図示しないメインウッドの動作によシＦＦアーム人２
３は時計方向に回動されるので、２ＦアームＢ２５は反
時計方向に回動され、転接ギヤ２８はでアイドラクラッ
チユニット１ｏよシ離間する。同様にＲＩＣＷアームム
３０も時計方向に回動されるので、ＲＩＣＷアームＢ３
３も時計方向に回動し、転接ギヤ３６はＳアイドラクラ
ッチユニット１９よシ離間する。この時キャプスタンが
反時計方向に回転すると、ベルト１の駆動によシセンタ
ープーリ４も反時計方向に回転する。センタープーリ４
のギヤ部４１Ｌと噛み合っているアイドラギヤ９はアイ
ドラレバー６とフリクショントルクを有しているため、
アイドラレバー６は反時計方向に回動し、アイドラギヤ
９はＴアイドラクラッチユニット１０に当接し、メイン
ギヤ１２を駆動する。メインギヤ１２の回転はフリクシ
ョンを介してディスクギヤ１６を反時計方向に回転させ
、Ｔリール台１７を時計方向に回転させる。

すなわちキャプスタンの回転トルクｉＴアイドラクラッ
チユニット１ｏのフリクション力を介してＴリール台１
７に伝達する。

ＲＥＶの場合はキャプスタンの回転が逆となるだけで、
他は全く同様であって、キャプスタンの回転トルクＩｓ
アイドラクラッチユニット１９のフリクション力を介し
てＳリール台２ｏに伝達する。

次に、ＦＦの場合は前記と異なり、メインロッドによる
解除がなくなるため、ＦＦアームＢ２５は時計方向、Ｒ
ＩＣＷアームＢ３３は反時計方向にばね力によシ付勢さ
れ、それぞれ転接ギヤ２８かでアイドラクラッチユニッ
ト１ｏに、転接ギヤ３６がＳアイドラクラッチユニット
１９に当接する。この時、アイドラギヤ９は前記同様Ｔ
アイドラクラッチユニット１０のメインギヤ１２を駆動
するが、第６図に示す様に、転接ギヤ２８のギヤ部２８
ｂがディスクギヤ１６にも噛み合っているので、メイン
ギヤ１２とディスクギヤ１６は直結でトルク伝達される
。従ってキャプスタンの回転トルクはＴリール台１７に
直結で伝達される。

ＲＥＶの場合はキャプスタンの回転が逆となシＳリール
台２ｏが駆動されるだけで他は全く同様である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述の構成においては、Ｔ側の直結駆動
のためにＦｉＦアームム２３・ＦＦアームＢ２５．Ｓ側
の直結駆動のためにＲＩＣＷアームム３０・ＲＥＷアー
ムＢ３３と４組のユニットｑ品が必要となるため、構造
が複雑で部品点数も多くコストが多くかかる問題があっ
た。

本発明は直結とフリクションを介しての駆動の切換えを
一つの転接ギヤを動作させて行なうもので、部品点数の
削減を図ったものである。

問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明はシャーシに固定
された支軸に回転自在に取付けられ、外周にギヤ部を設
けたセンタープーリと、前記センタープーリに回転自在
に取付けられたセンターギヤと、前記センタープーリの
ギヤ部と前記センターギヤの両方に同時当接可能な転接
ギヤと、前記センタープーリの支軸に回動自在に取付け
られたアイドラレバーと、前記センタープーリのギヤ部
に噛合い前記アイドラレバーの他端に設けられた支軸に
フリクシコントルクを与えられて回転自在に取付けられ
たアイドラギヤと、前記アイドラギヤ支軸に回転自在に
取付けられたサブアイドラギヤと、従動側と駆動側ギヤ
の間にフリクションカが与えられており、従動側ギヤが
リール台に駆動側が前記アイドラギヤに各々、噛合うよ
うに設けられたアイドラクラッチユニットとを備え、前
記センタープーリギヤとサブアイドラギヤとアイドラク
ラッチユニットの従動側ギヤがそれぞれ噛み合うように
構成することにより、転接ギヤがセンタープーリのギヤ
部とセンターギヤの両方に当接した時に、アイドラクラ
ッチユニットのフリクシタンを介さずにリール台を直接
駆動するように構成したものでおる。

作用 本発明は上記の構成によシ４つのアームユニットを１つ
のアームユニットで構成することが出来るので部品数も
大幅に減少し、材料及び製造のコストが安価となる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
。第１図、第２図において４０はベルトで、図示を省略
したキャプスタンのトルクをシャーシ４１に固定した支
軸４２に回転自在に取付けられたセンタープーリ４３に
伝達する役目をする０センタープーリ４３にはギヤ部４
３２Ｌが設けられている。センタープーリ４３のボス部
４３ｂには、センターギヤ４４が回転可能に外嵌され、
それのスラスト方向固定のためにストッパリング４６が
圧入固定されている。従ってセンターギヤ４４はセンタ
ープーリ４３の回転とは無関係に回転自在となっている
。

４６は支軸４２に回動自在に固定されたアイドラレバー
で、その他端には軸４７が固定され、アイドラギヤ４８
がワッシャ４９を介してばね６゜の付勢力を受けながら
回転自在となるように軸４７に固定されている。６１は
サブアイドラギヤで、アイドラギヤ４８のボス部４８＆
に回転自在に外嵌され、ワッシャ４９によりスラスト方
向の規制をされている。従ってアイドラギヤ４８はアイ
ドラレバー４６にフリクションカを持って回転可能で、
サブアイドラギヤ５１はフリーで回転するようになって
いる。５２はＴアイドラクラッチユニットで、シャーシ
４１に固定された支軸６３に回転自在に取付けられてい
る。

６４は駆動側ギヤであるメインギヤで、従動側ギヤであ
るディスクギヤ５５をフェルト５６を介しばね５７の圧
着力を加えなからばねストツノく６８を圧入することに
より構成されているＯすなわちメインギヤ６４とディス
クギヤ５６の間にクラッチ力が与えられるようになって
いる。６９はＴリール台で、ギヤ部５９＋Ｌを有し、シ
ャーシ４１に固定された支軸６０に回転自在に取付けら
れている。ギヤ部５９ａはディスクギヤ６６と噛み合う
ように設けられている。６１はＳアイドラクラッチユニ
ット、６２はＳリール台で、それぞれ支軸６３．６４に
回転自在に取付けられておシ、その構成はＴ側と同一で
あるので説明は省略する０６５はＦＦ／ＲＫＷアームで
、支軸６６に回動自在に取付けられ、ばね６７により反
時計方向に回動付勢されている。６８はＦＦ／ＲＩＣＷ
アーム６６に固定された軸６９に回転自在に固定された
転接ギヤで、センタープーリ４３のギヤ部４３１Ｌとセ
ンターギヤ４４の両方に当接する位置に設けられている
。

次に動作について述べると、再生またはＣＨ２Ｏ時には
、図示しないメインウッドの動作によυＦＦ／ＲＫＷア
ーム６５は時計方向に回動されるので、転接ギヤ６８は
センタープーリ４３のギヤ部４３２Ｌとセンターギヤ４
４の両方より離間する。

この時キャプスタンが反時計方向へ回転するとベルト４
０’ｊｉ７介してセンタープーリ４３も反時計方向へ回
転する。センタープーリ４３のギヤ部４３＆と噛み合っ
ているアイドラギヤ４８はアイドラレバー４ｅとフリク
ショントルクを有しているため、アイドラレバー４６は
反時計方向に回動し、アイドラギヤ４８はＴアイドラク
ラッチユニット５２に当接し、従来例と同様メインギヤ
５４からフリクシロンを介してディスクギヤ５６．さら
にＴリール台６９ヘトルクを伝達し、Ｔリール台６９を
時計方向に回転させる。すなわちキャプスタンの回転ト
ルクをＴアイドラクラッチユニット５２の７リクシジン
カを介してＴリール台６９に伝達する０ ＲＩＣＶの場合はキャプスタンの回転が逆となるだけで
、他は全く同様であって、キャプスタンの回転トルクを
Ｓ側アイドラクラッチユニット６１のフリクション力を
介してＳリール台６２に伝達する。この時　’Ｊ’　Ｉ
Ｊ−ル台５９がテープの巻径によりゆっくり回転してい
る時にはディスクギヤ団。

サブアイドラギヤ５１．センターギヤ４４は駆動側の回
転にかかわらず、’ｌ’　ＩＪ−ル台５９の回転と同期
して回転することになる０ 次にＦＦの場合は前記と異なり、メインウッドによる解
除がなくなるため、ＦＦ／ＲＥＷアーム６５は反時計方
向にばね力によシ付勢され、転接ギヤ６８がセンタープ
ーリ４３のギヤ部４３！Ｌとセンターギヤ４４に同時当
接する。これによシ、センタープーリ４３とセンターギ
ヤ４４は直結で駆動される。またセンターギヤ４４とデ
ィスクギヤ５５に噛み合っているサブアイドラギヤ５１
も、センタープーリ４３と直結駆動される。従ってキャ
プスタンの回転トルクはＴリール台６９に直結で伝達さ
れる。ＲＥＶの場合はキャプスタンの回転が逆となり３
１Ｊ−ル台６２が駆動されるだけで他は全く同様である
。

発明の効果 以上のように、本発明においてはリール台の直結駆動の
ためにＦＦ／ＲＦＷアームユニットヲ設ければよく、従
来であれば、Ｓ−Ｔ側で２対必要であったアームユニッ
トが１対ですむので構造が簡単となりしかも製造コスト
が安価になるという工業的に大なる効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す上面図、第２図は本発
明の直結駆動時の断面図、第３図は従来例の上面図、第
４図は従来例の断面図、第６図は従来例におけるＦＦア
ームとでアイドラクラッチユニットが当接した時の断面
図である。 ４３・・・・・・センタープーリ、４４・・自・・セン
ターギヤ、４６・・・・・・アイドラレバー、４８・川
・・アイドラギヤ、６１・・・・・・サブアイドラギヤ
、６９・・団・リール台、６２・・・・・・アイドラク
ラッチユニット、６１・・・・・・Ｓアイドラクラッチ
ユニット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シャーシに固定された支軸に回転自在に取付けられ、外
   周にギヤ部を設けたセンタープーリと、前記センタープ
   ーリに回転自在に取付けられたセンターギヤと、前記セ
   ンタープーリのギヤ部と前記センターギヤの両方に同時
   当接可能な転接ギヤと、前記センタープーリの支軸に回
   動自在に取付けられたアイドラレバーと、前記センター
   プーリのギヤ部に噛合い前記アイドラレバーの他端に設
   けられた支軸にフリクショントルクを与えられて回転自
   在に取付けられたアイドラギヤと、前記アイドラギヤ支
   軸に回転自在に取付けられたサブアイドラギヤと、従動
   側と駆動側ギヤの間にフリクション力が与えられており
   、従動側ギヤがリール台に駆動側が前記アイドラギヤに
   各々、噛合うように設けられたアイドラクラッチユニッ
   トとを備え、前記センタープーリギヤとサブアイドラギ
   ヤとアイドラクラッチユニットの従動側ギヤがそれぞれ
   噛み合うように構成することにより、転接ギヤがセンタ
   ープーリのギヤ部とセンターギヤの両方に当接した時に
   、アイドラクラッチユニットのフリクションを介さずに
   リール台を直接駆動するように構成したことを特徴とす
   るリール駆動装置。