JPH019767Y2 - - Google Patents

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JPH019767Y2
JPH019767Y2 JP248184U JP248184U JPH019767Y2 JP H019767 Y2 JPH019767 Y2 JP H019767Y2 JP 248184 U JP248184 U JP 248184U JP 248184 U JP248184 U JP 248184U JP H019767 Y2 JPH019767 Y2 JP H019767Y2
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side plate
tailgate
pivot
tailgate side
apex
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JP248184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は塵芥収集車の塵芥積込装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
荷箱開口部を開閉するように荷箱に枢着された
テールゲートの内部にデフレクタを設けて荷箱内
とテールゲート内部とを仕切り、デフレクタの外
面にスライダを上下に摺動自在に設け、スライダ
の下端縁部にかき込みパネルを回動自在に枢着し
てなる塵芥収集車の塵芥積込装置は公知である
(例えば、特開昭55−156102号公報参照)。
このような従来の塵芥積込装置では、かき込み
パネルの反転、かき込みのための回動を行うかき
込みシリンダの一端をスライダに、他端をかき込
みパネルに連結してある。
このため、本来なら荷箱内からの塵芥反力に耐
える程度でよいスライダの構造強度をかき込みシ
リンダの作用力にも耐えるところまで強化しなく
てはならず、必然的に重量が増加し、重心が高く
なるという欠点が生じる。このことは、また、組
立てに必要な時間が余計にかかり、価格的にも好
ましくないという問題をも生じさせる。
〔考案の目的〕 本考案は上述のような問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、スラ
イダ、デフレクタをその本来の機能を果たす程度
まで簡素化、軽量化することが可能な新規な構造
の塵芥積込装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案の塵芥積込装置は、塵芥収集車の荷箱開
口部を開閉するように荷箱上端部に上端を枢着し
たテールゲートを備え、テールゲート側板の間に
は内外を仕切るデフレクタを固定し、各テールゲ
ート側板の内側にはデフレクタの外面に沿つて案
内路を形成し、スライダの両側に設けた被案内部
材を両側の案内路に係合させてスライダを案内路
に沿つて変位自在とし、スライダの下端縁部には
かき込みパネルを揺動自在に枢軸により連結し、
この枢軸を、テールゲート側板に前記案内路に続
いて形成した案内長孔を通してテールゲート側板
外へ出し、荷箱開口部上部に上端が枢着された上
下動シリンダ装置の下端を前記枢軸に連結し、こ
の枢軸にはテールゲート側板外側に沿つて設けた
三角リンクの第1の頂点部を枢着し、三角リンク
の第2の頂点部を回動自在にテールゲート側板に
支持し、三角リンクの第3の頂点部にはかき込み
シリンダ装置の上端を枢着し、その下端を、かき
込みパネルと一体的に回動するようにかき込みパ
ネルの前記枢軸に基端を支持した腕の先端に枢着
したものである。
〔考案の実施例〕
第1図において、塵芥収集車は荷箱1とその後
部開口を覆うように開閉自在に設けたテールゲー
ト2とを備えている。テールゲート2は第2図に
示すようにその上端部の枢軸3によつて荷箱1に
枢着されている。
第3図の縦断面図に示すように、テールゲート
2は両側の側板2aと底部のサンプ2bとを備
え、両側の側板2aの間には、荷箱1内の塵芥が
テールゲート2内へこぼれるのを防ぐためのパネ
ル状デフレクタ4が固定されている。デフレクタ
4は上部分4aとそれに対し角度をなす下部分4
bとからなり、下部分4bの外面(荷箱1と反対
の面)の両側縁沿いのテールゲート側板2aの内
面に案内路5が形成されている。案内路5は、図
示の実施例では、テールゲート側板2aの内面に
固定したチヤンネル材のガイドレールにより形成
される。
両側の案内路5,5の間には、テールゲート2
の横幅一杯にわたるパネル状スライダ6が設けら
れ、スライダ6の両側縁から突設した被案内ピン
7が第4図に示すように案内路5を形成するガイ
ドレールの溝内に摺動自在に係合している。これ
によつて、、スライダ6は案内路5に案内されつ
つデフレクタ4の下部分4bに沿い斜め上下方向
に移動自在となる。
第3図に示すように、スライダ6の下側に続い
てかき込みパネル8が設けられている。第4図に
示すように、かき込みパネル8の上端縁には枢軸
9が固定され、この枢軸9の両端は、テールゲー
ト側板2aに前記案内路5に続いて設けた案内長
孔10を外方へ貫通している。枢軸9にはアーム
12がその基端のスリーブ部分で回動自在にはめ
られ、その先端はスライダ6の下端縁に沿うピン
13によつてスライダ6に結合されている。
第2図に示すように、テールゲート枢軸3より
上方において荷箱1のブラケツトに支持した枢軸
ピン14により上下動シリンダ装置15の上端が
枢着されており、この上下動シリンダ装置15の
下端は第4図にも示すようにかき込みパネル枢軸
9に枢着されている。上下動シリンダ装置15は
図に示すようにテールゲート側板2aの外側に設
けられる。
同様にテールゲート側板2aの外側に三角リン
ク16が設けられ、この三角リンク16の第2図
において最も低い頂点部はかき込みパネル枢軸9
に枢着される。第4図から明らかなように、三角
リンク16は1対の対向する三角形板16a,1
6aによつて構成することができる。
三角リンク16の第2の頂点部はテールゲート
側板2aに回動自在に支持される。すなわち、第
2の頂点部には枢軸ピン17が設けられ、この枢
軸ピン17は第3図に示すようにテールゲート側
板2aの円弧状長孔18を貫通してテールゲート
側板内側へ達し、腕20の先端に支持されてい
る。腕20の基端は枢軸ピン21によつてテール
ゲート側板2aに枢着されている。円弧状長孔1
8は枢軸ピン21を中心とする円弧をなしてい
る。
三角リンク16の最も高い位置にある第3の頂
点部は枢軸ピン22を有し、この枢軸ピンにより
かき込みシリンダ装置24の上端が枢着され、そ
の下端は腕25の先端に枢軸ピン26により枢着
されている。腕25の基端はかき込みパネル枢軸
9に固定されており、かき込みパネル8の枢軸9
まわりでの回動により腕25も一体的に回動す
る。第4図から明らかなようにかき込みシリンダ
装置24は三角リンク16の1対の板16a,1
6aの間に設けられる。以上の構成によつて、か
き込みシリンダ装置24の伸縮により腕25を介
してかき込みパネル8が回動する。
なお、三角リンク16は三角形の頂点相当部分
に枢軸ピンがあればよく、リンク自体の形状が三
角形状である必要は必ずしもない。また、案内長
孔10は図示の例では直線状をなしているが、円
弧形状等の他の形状でもよい。
次に、作用を説明する。
第2図は塵芥積込みサイクル開始(終了)時の
状態を示す。この状態でかき込みシリンダ装置2
4が収縮することによりサイクルが開始される。
かき込みシリンダ装置24の収縮により、かき込
みパネル8は第3図の鎖線位置から実線位置へ向
かつて反転する。この時のかき込みシリンダ装置
24の収縮力は三角リンク16によつて受けられ
る。
かき込みパネル8の反転後、上下動シリンダ装
置15が伸長し、スライダ6およびかき込みパネ
ル8を下降させ始める。スライダ6はそのピン7
が案内路5に案内されつつ下降し、またかき込み
パネル8はその枢軸9が案内長孔10に案内され
つつ下降する。この時、三角リンク16はその枢
軸ピン17のまわりで第5図に示すように反時計
方向に回動する。一方、案内長孔10が直線状を
なすことによつて、腕20は円弧状長孔18に沿
つてピン21まわりで回動し、三角リンク16の
回動の中心である枢軸ピン17を斜め上方へ移動
させる。かくして、かき込みパネル8は第5図の
下降位置をとる。
次いで、かき込みシリンダ装置24が伸長させ
られ、腕25を介してかき込みパネル8が第6図
に示す位置へ向かつて回動し、テールゲートサン
プ2b上に投入された塵芥をかき込む。
かき込み完了後、上下動シリンダ装置15が収
縮し、かき込みパネル8は案内長孔10に案内さ
れながら上昇し、塵芥を荷箱1内へかき上げ、第
3図および第6図の鎖線位置をとる。そして、こ
れによつてサイクルが完了する。なお、上昇行程
中は三角リンク16はさきに述べたと逆の方向へ
回動する。
上述の積込みサイクル中、かき込みパネルの下
降、上昇運動は案内長孔10によりほぼ直線状に
なされるので、かき込みパネルが塵芥をけり出す
ことがなく、積込みは効果的になされる。このよ
うな直線状のかき込みパネル下降上昇運動を可能
にするために、三角リンク16の回動の中心をな
す枢軸ピン17は、下降、上昇行程中円弧状長孔
18内で変位する。枢軸ピン17の変位のための
腕20の回動角度は第7図にαで示す。
また、上下動シリンダ装置15を第2図の状態
よりさらに収縮させることにより、案内長孔10
の上端に枢軸9が係合しテールゲート2をその枢
軸3まわりで上方へ回動させるので、上下動シリ
ンダ装置15はダンプシリンダとして用いること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案では、かき込みパネルを回動させるかき
込みシリンダ装置を、テールゲート側板に支持し
た三角リンクに連結したことにより、かき込みシ
リンダ装置の収縮、伸長の際の作用力は三角リン
クの構造内で吸収することができる。したがつ
て、デフレクタ、スライダに塵芥反力が直接作用
することがなく、それらの構造を簡素にし、軽
量、安価なものとすることが可能となる。
また、三角リンクは軽量、簡素なものですむか
ら、その部分の重量が大となつたりコストが大き
くかさんだりすることはない。
そして、テールゲート側板の内側にはかき込み
シリンダがないので、シリンダ本体やそのホース
が塵芥で傷ついたり汚損されたりすることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は塵芥収集車の側面図、第2図は同要部
の拡大側面図、第3図は第2図の縦断面図、第4
図はテールゲートを第3図の右側から見た一部断
面図、第5図および第6図は塵芥積込みサイクル
中の異なる状態をそれぞれ示す第3図と同様な縦
断面略図、第7図は三角リンクを支持する腕の回
動角度を示す略図である。 1……荷箱、2……テールゲート、2a……テ
ールゲート側板、3……テールゲート枢軸、4…
…デフレクタ、5……案内路、5a……ガイドレ
ール、6……スライダ、7……被案内ピン、8…
…かき込みパネル、9……かき込みパネル枢軸、
10……案内長孔、12……アーム、13……ピ
ン、15……上下動シリンダ装置、16……三角
リンク、17……枢軸ピン、18……円弧状長
孔、20……腕、21……枢軸ピン、22……枢
軸ピン、24……かき込みシリンダ装置、25…
…腕、26……枢軸ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 塵芥収集車の荷箱開口部を開閉するように荷
    箱上端部に上端を枢着したテールゲートを備
    え、テールゲート側板の間には内外を仕切るデ
    フレクタを固定し、各テールゲート側板の内側
    にはデフレクタの外面に沿つて案内路を形成
    し、スライダの両側に設けた被案内部材を両側
    の案内路に係合させてスライダを案内路に沿つ
    て変位自在とし、スライダの下端縁部にはかき
    込みパネルを揺動自在に枢軸により連結し、こ
    の枢軸を、テールゲート側板に前記案内路に続
    いて形成した案内長孔を通してテールゲート側
    板外へ出し、荷箱開口部上部に上端が枢着され
    た上下動シリンダ装置の下端を前記枢軸に連結
    し、この枢軸にはテールゲート側板外側に沿つ
    て設けた三角リンクの第1の頂点部を枢着し、
    三角リンクの第2の頂点部を回動自在にテール
    ゲート側板に支持し、三角リンクの第3の頂点
    部にはかき込みシリンダ装置の上端を枢着し、
    その下端を、かき込みパネルと一体的に回動す
    るようにかき込みパネルの前記枢軸に基端を支
    持した腕の先端に枢着してなる塵芥収集車の塵
    芥積込装置。 2 案内長孔を直線状に形成し、三角リンクの第
    2の頂点部を、テールゲート側板に基端を枢着
    したアームの先端に枢着することによつてテー
    ルゲート側板に支持してなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の塵芥積込装置。 3 三角リンクの第2の頂点部が荷箱から最も離
    れた位置にあり、第1の頂点部が最も低い位置
    に、第3の頂点部が最も高い位置にあるように
    した実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載の塵芥積込装置。
JP248184U 1984-01-13 1984-01-13 塵芥収集車の塵芥積込装置 Granted JPS60117303U (ja)

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JPS60117303U JPS60117303U (ja) 1985-08-08
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