JPH0197308A - 耐熱性電気絶縁電線 - Google Patents

耐熱性電気絶縁電線

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JPH0197308A
JPH0197308A JP13254788A JP13254788A JPH0197308A JP H0197308 A JPH0197308 A JP H0197308A JP 13254788 A JP13254788 A JP 13254788A JP 13254788 A JP13254788 A JP 13254788A JP H0197308 A JPH0197308 A JP H0197308A
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JP
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resin
insulating
paint
imide
ester
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JP13254788A
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Atsushi Higashiura
厚 東浦
Nobuyuki Nakamura
信之 中村
Bunichi Sano
佐野 文一
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハンダ付は特性に優れた耐熱性電気絶縁電線
に関するものである。
(従来の技術) 近年、モータ、トランス、偏向ヨーク等に使用される絶
縁電線は、電子・電気機器の小型軽量化、高性能化に伴
ない細線化、あるいは、非常ムこ厳しい雰囲気下又は環
境下における使用も増大しており、このため該電線の皮
膜を形成するための樹脂材料の耐熱性が以前にもまして
強く要求されてきている。
又、一方、絶縁電線の端末処理として、ハンダ伺は作業
を行なう際、省力化、あるいは熱による他部品への悪影
響及び絶縁電線自体の細径化を避ljるために、低温で
、かつ短時間で直接ハンダ付けできる自己ろう竹材料の
必要性が増大している。
すなわち、自己ろう竹材料として耐熱性に優れ、しかも
低温にてハンダ付けが可能であるという相反する両特性
を具備しなければならないものであった。
現在、この種の絶縁電線において、主流をなすものとし
ては、ボリウレクン電線であり、その耐熱グレードは、
8種レベル(120℃)にして、ハンダ付は温度360
〜380℃11〜2秒からなるものである。又、さらに
、耐熱性を向上せしめるために、エステルイミド変性ボ
リウレクン電線として耐熱グレードが8種レベル(13
0℃)、ハンダ付は温度380〜420℃,数秒からな
るもの、及びポリエステルイミド電線として、耐熱グレ
ー1−かF種しヘル(155℃)、ハンダイ」け温度4
40〜460゛C1数秒からなるものが出現している。
しかしながら、これらの絶縁電線においても、電気機器
メーカーのニーズに充分には満足していないのが現状で
ある。例えば、0.05mmφ以下の絶縁電線において
、ハンダ付は温度400℃では、ハンダが付着した後、
数秒以内に導体が溶融、切断、あるいは消滅する。従っ
て、耐熱性が要求される部品に使用する場合の細径の絶
縁電線においては、少なくとも400℃以下、2〜3秒
以内のものが要望されているものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、ごのような従来からの要望に答えるべく鋭意
研究の結果、耐熱グレー18種を保持し、しかもハンダ
付は温度380〜420℃12〜3秒という画期的な特
性を有する耐熱性電気絶縁電線を開発することができ、
本発明を完成するに到った。
(課題を解決するための手段) 本発明の耐熱性電気絶縁電線は、 (a)  ガラス転移温度160〜320 ′Cを有す
る樹脂から選ばれた1種又は2種以上の樹脂20〜80
重量%と、 (b)  末端に水酸基を有するエステルイミドオリゴ
マー、エステルアミドイミドオリゴマー、エステルアミ
ドオリゴマーの内から1種又は2種以上のオリゴマーを
4〜45重量%と、 (c)  安定化イソシアネート化合物12〜76重量
%と、の混和物(aゴーb+c)と、さらに、(d) 
 フェノール類、DMF 、 N−メチルピロリドン等
の溶媒とを加えて熔解し前記混和物(a+b+c)を5
〜60%溶液の範囲に濃度調整して得られる絶縁塗料A
(a十す十c十d)を導体上に塗布焼イ」けた絶縁層を
下層Xとして、その上に、ポリアミトイミド絶縁塗料B
、ポリエテスルアミドイミト絶縁塗料C、ポリエステル
イミド絶縁塗料D、ポリヒダントイン絶縁塗料E、ポリ
上ダン1−インイミドエステル絶縁塗料Fの群から選ば
れたいずれかの絶縁塗料を塗布焼付けた絶縁層を上層Y
とし、上層Y及び下層Xの両絶縁層におりる絶縁及膜厚
構成の比をY/X=10/90〜50150とすること
を特徴とする。
又、本発明におけるガラス転移温度160〜320℃を
有する樹脂が、ポリアミド樹脂、ポリエステルアミドイ
ミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、ポリヒダントイン
樹脂、ポリヒダントインイミドエステル樹脂、ポリビス
マレイミド/トリアジン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂
、及びポリエーテルサルフォン樹脂のいずれかの樹脂で
あることを特徴とする。
本発明において、絶縁層の下層Xを構成する前記混和物
絶縁塗料Aのうちの(a)の樹脂は、耐熱グレードがF
種以上を有するものであるが、ガラス転移温度を160
〜320℃と限定した理由は、160℃未満の場合には
得られる皮膜の熱特性が、著しく低下するためであり、
又、320℃を越えると、全くハンダ付特性を発現する
ことができないためである。さらに、この(a)樹脂の
配合量を20〜80重量%に限定した理由は、20重量
%未満では得られる絶縁電線の表面に外観不良が生じる
ばかりでなく、得られる皮膜の熱特性が著しく低下する
ためであり、又、80重量%を越えると、ノ\ンダ付特
性が殆んど発現されず、且つ塗布焼付けて絶縁電線をえ
た場合に、その表面が外観不良になるためである。なお
、特に好適な範囲は30〜70重量%である。
また前述の樹脂は、以下の方法で得られる。
(1)  ポリアミドイミド樹脂は少くとも1種のトリ
カルボン酸無水物と少くとも1種のジイソシアネートと
を反応させることによりうるちのであり、又、市販製品
としては日立化成社製の樹脂塗料商品名nJ−dos 
(ガラス転移温度250℃)などがある。
(2)ポリエステルアミドイミド樹脂は少くとも1種の
トリカルボン酸無水物、多価アミン、ジカルボン酸及び
多価アルコールとを反応させてうるちのであり又、市販
製品としては大日精化社製の樹脂塗料商品名Tereb
ec 800  (ガラス転移温度220’c)などが
ある。
(3)ポリエステルイミド樹脂は少くとも1種のトリカ
ルボン酸無水物、ジイソシアネート及び多価アルコール
とを反応させてうるものであり、又市販製品としては口
触スケネクタデー社製の樹脂塗料商品名Isomid 
RL  (ガラス転移温度190℃)などがある。
(4)ポリヒダトイン樹脂は少くとも1種のジグリシン
誘導体、ジアミンと反応せしめるものであり、又市販製
品としては西独バイエル社製の樹脂塗料商品名PH−2
0(ガラス転移温度180℃)などがある。
(5)ポリヒダントインイミドエステル樹脂は少くとも
1種のジグリシン誘導体、ジイソシアネート、トリカル
ボン酸無水物、多価アルコールとを反応させるものであ
り、又市販製品としては東芝ケミカル社製の商品名TV
E 5416 (ガラス転移温度170’C)などがあ
る。
(6)  ポリビスマレイミド/トリアジン樹脂はビス
マレイミド類とトリアジン樹脂の2成分からなるもので
あり、又市販製品としては三菱瓦斯化学社製の商品名B
Tレジン(ガラス転移温度300℃)などがある。
(7)ポリエーテルイミド樹脂は市販製品としてゼネラ
ルエレクトリック社製の商品名UL TEM (ガラス
転移温度170’C)などがある。
(8)ポリエーテルサルフォン樹脂は市販商品としてイ
ンペリアルケミカルズ社製の商品名VI CTREXP
ES  (ガラス転移温度210’C)などがある。
次に、前記(b)をオリゴマーと限定している理由は分
子量が1800を超えた場合にハンダ付は性特性が著し
く低下するためであり、好適な範囲は分子量600〜1
300のものを使用すると良い。更にその配合量におい
て4〜45重量%に限定した理由は、この範囲以外に配
合した場合には何れもハンダ付は特性が劣るためである
上記の如きオリゴマーは以下の方法で精製することがで
きる。
(1)エステルイミドオリゴマーは少(とも1種のトリ
カルボン酸無水物、ジアミン、多価アルコールとを反応
させる。
(2)  エステルアミドオリゴマーは少くとも1種の
ジカルボン酸、多価イソシアネート、多価アルコールと
を反応させる。
(3)  エステルアミドイミドオリゴマーは少くとも
1種のトリカルボン酸無水物、ジイソシアネート、ジカ
ルボン酸、多価アルコールとを反応させる。
次に前記(c)の安定化イソシアネート化合物とは少く
とも1種の多価イソシアネートのイソシアネート基を多
価アルコール或はフェノール類で安定化したものであり
、市販製品としては日本ポリウレタン社製の商品名コロ
ネートへPステーブル、コロネー) 2503、ミリオ
ネー) MS−50等がある。
この(c)安定化イソシアネート化合物の配合量を12
〜80重景%に重量した理由はこれ以外の範囲に配合し
た場合にはハンダ付特性が低下するためである。
−10= 次に、前記混和物(a −1−b + c )の溶媒に
よる溶液の濃度は、5〜60%の範囲にすることが好ま
しいが、濃度が5z未満では、均一な溶液、すなわち絶
縁塗料Aが希薄すぎて不可であり、60%を越えると混
和物が充分に熔解せず、均一な溶液の絶縁塗料Aが得ら
れず不可である。
又、その効果を減じない限りにおいてポリアミド樹脂、
エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ボリ
アリレート樹脂等を少量組合せて用いることも出来る。
次に、絶縁層の上層Yを形成する前記絶縁塗料の樹脂は
、前記混和物絶縁塗料のうち(a)の樹脂、ポリアミド
イミド樹脂、ポリエステルアミドイミド樹脂、ポリエス
テルイミド樹脂、ポリヒダントイン樹脂、ポリヒダント
インイミドエステル樹脂であり、耐熱グレードH種以上
を有するものである。
又、絶縁層の上層Y上下層χとの皮膜厚構成比はY/χ
−10/90〜50150に限定されるが、その理由は
、上層Yが全絶縁層厚の10%未満の厚さの場合は、得
られる絶縁電線の耐熱性が耐熱グレード川−■種を保持
することができなくなるので不可であり、層の厚さYが
50%を越える場合は、ハンダ付特性が著しく低下する
ため不可である。なお、−上層Yの好適の範囲は全絶縁
層厚さの20〜40%である。
以下、本発明を、参考例、実施例、比較例を挙げて具体
的にさらに説明する。
参考桝上 トリメリット酸無水物(0,86モルN65g 、ジア
ミノジフェニルメタン(0,43モル)85g、トリメ
チロールプロパン(0,86モル)115g及び溶剤と
してN−メチルピロリドン1000gを21のフラスコ
に入れた後、内容物の温度を80℃に上昇せしめて熔解
する。
この場合90℃に一ヒ昇すると急激に固化するが、20
0 ’Cまですると再び熔解する。
更に230 ’Cまで昇温せしめて脱水量が95〜10
0%に達した時点で加熱を停止し冷却してエステルイミ
ドオリゴマーをえた。このオリゴマーの分子量は580
であった。そしてこのオリゴマーが100゛C以下にな
ったときにナフサ500gと安定化イソシアネ−1・化
合物(日本ポリウレタン社製商品名MS−50) 25
0gとを添加し熔解せしめてエステルイミドオリゴマー
を含有する25%溶液2000gをえた。
次いでこの溶液に日立化成社製のポリアミドイミド樹脂
塗料(商品名1(1−405の25%溶液)を2000
g添加混和して得られた絶縁塗料を導体上に、表1に示
した条件で表2に示す構成にて塗布焼付け、絶縁電線を
得た。
嚢考1文 トリメリット酸無水物(0,37モル)71gと、テレ
フタル酸(0,18モル)31gとジフェニルメタンジ
イソシアネ−1−(0,37モル)93gとクレゾール
756gとを31のフラスコ中に入れた後、内容物温度
を80℃まで上昇して溶解させる。なお90’Cまで上
げると急激に発泡しCO2を発散し固化するが、200
℃まで昇温すると再び溶解する。
このときペンタエリスリトール(0,37モル)51g
を徐々に入れ、脱水量が95〜100%に達した時点で
加熱を停止し冷却してエステルアミドイミドオ=13〜 リボマーをえた。(このオリゴマーの平均分子量は11
00であった6)このオリゴマーが100℃以下になっ
たときにナフサ756gと安定化イソシアネート化合物
(日本ポリウレタン社製商品名コロネート2503 )
を432g添加し溶解してエステルアミドイミドオリゴ
マーを含有する30%溶液を21.60gえた。
次いでこの溶液に大日精化製ポリエステルアミドイミド
樹脂塗料(商品名Trebec 800の36%溶液)
を1.840g添加混和して得られた絶縁塗料を導体上
に、表1に示した条件で表2に示す構成にて塗布焼付け
、絶縁電線を得た。
且l テレフタル酸(0,70モル)116g、ジアミノジフ
ェニルメタン(0,47モル)92g、グリセリン(0
,47モル)43g、クレゾール658gを3ρのフラ
スコ中に入れた後、内容物温度をllO’cに上昇せし
めて溶解した。更に90℃まで上昇せしめると象、激に
高粘性を呈するが、そのまま徐々に230℃まで昇温せ
しめ脱水量が95〜100%に達した時点で加熱を停止
し冷却してエステルアミドオリゴマーをえた。このオリ
ゴマーの平均分子量は960であった。このオリゴマー
が100℃になった時点でナフサ658gと安定化イソ
シアネート化合物(日本ポリウレタン社命品名コロネー
トApステーブル)を338g添加し、溶解してエステ
ルアミドオリゴマーを含有する30%溶液を1880g
えた。
次いでこの溶液に、ポリエステルイミド樹脂塗料(口触
スケネクタディー社商品名1somid RL 27%
溶液) 2120g添加混和して得られた絶縁塗料を導
体上に、表1に示した条件で、表2に示す構成にて塗布
焼付け、絶縁電線を得た。
1考■↓ 参考例3と同様に製造したエステルアミドオリゴマーの
30%溶液2180gに、大日精化社製ポリエステルア
ミドイミド樹脂塗料、(商品名テレベック(Trebe
c) 800の36%溶液) 1820gを入れ、混和
して得られた絶縁塗料を導体上に、表1に示した条件で
、表2に示す構成にて塗布焼付は絶縁電線を得た。
考IL戊 参考例2と同様にして製造したエステルアミドイミドオ
リゴマーを含有する30%溶液1500gに東芝ケミカ
ル社製ポリヒダントインイミドエステル樹脂塗料(商品
名TVE−5416(7)30%溶液) 1500gを
添加講和して得られた絶縁塗料を導体上に表1に示した
条件で表2に示す構成にて塗布焼付は絶縁電線を得た。
参考拠l 参考例2と同様にして製造したエステルアミドイミドオ
リゴマーを含有する30%溶液1600gにバイエル社
製ポリヒダントイン樹脂塗料(商品名PH−20の20
%溶液)を1200g 、及び三菱瓦斯化学社製ポリビ
スマレイミド/トリアジン樹脂(商品名BTレジン)を
クレゾール/ナフサ−1/1の溶液で加熱溶解し20%
溶液に調整したもの1200gを添加混和して得られた
絶縁塗料を導体上に表1に示した条件で表2に示す構成
にて塗布焼付は絶縁電線を得た。
考JILL 参考例2と同様にして製造したエステルアミドイミドオ
リゴマーを含有する30%溶液1600gにバイエル社
製ポリヒダントイン樹脂塗料(商品名PI(−20の2
0%溶液)を1200g及びゼネラルエレクトリック社
製ポリエーテルイミド樹脂(商品名νLTEM)をクレ
ゾール/ナフサ−171の溶液で加熱熔解し20%溶液
に調整したもの1200gを添加混和して得られた絶縁
塗料を導体上に表1に示した条件で表2に示す構成にて
塗布焼付は絶縁電線を得た。
皇考■主 参考例2と同様にして製造したエステルアミドイミドオ
リゴマーを含有する30%溶液1600gにバイエル社
製ポリヒダントイン樹脂塗料(商品名PH−20の20
%溶液)を1200g及びインペリアルケミカルズ社製
ポリエーテルサルフォン樹脂(商品名VICTREXP
ES)をクレゾール/ナフサ−1/1の溶液で加熱溶解
し20%溶液に調整したちの1200gを添加混和して
得られた絶縁塗料を導体上に表1に示した条件で表2に
示す構成にて塗布焼付は絶縁電線を得た。
参考炎豆 参考例1と同様にして製造したエステルイミドオリゴマ
ーの25%溶液を導体上に、表1に示した条件で表2に
示す構成にて塗布焼付は絶縁電線を得た。
貴1u吐I 参考例2と同様にして製造したエステルアミドイミドオ
リゴマーの30%溶液340gに、大日精化社製ポリエ
ステルアミドイミド樹脂塗料、商品名テレベック(Tr
ebec) 800の36%溶液を4660g入れ混和
して得られた絶縁塗料を導体上に、表1に示した条件で
、表2に示す構成にて塗布焼付は絶縁電線を得た。
表  1 上層; B:ポリアミドイミド絶縁塗料:日立化成社製HI−4
0525%?容液(八■)、 C:ポリニスナルアミトイミド絶縁塗料:大日精化社製
テレヘック(Trebec)80030%溶液(Eへ■
) 、 D:ポリエステルイミド絶縁塗料:口触スケネクタディ
社製アイソミツド(Isomid) RL 27%?容
液(EI)、 E:ポリヒダントイン絶縁塗料:バイエル社製PH−2
0の20%?容液(Pl+)、F:ポリヒダントインイ
ミドエステル絶縁塗料:東芝ケミカル社製TVE−54
16ノ30%溶液(IIIB)、上の表から明らかな如
く、本発明に係る絶縁塗料より構成される絶縁電線は、
ハンダ付は性及び熱特性に優れていることが認められた
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明の絶縁電線は、ハンダ付は性に
優れた耐熱特性を有するため、電子・電気機器に適用し
て極めて有用である。
特 許 出 願 人   古河電気工業株式会社手  
続  補  正  書 昭和63年 8月30日 特許庁長官  吉  1) 文  毅  殿1、事件の
表示 昭和63年特 許 願第 132547号2、発明の名
称 耐熱性電気絶縁電線 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (529)古河電気工業株式会社 4、代理人 1、明細書第1頁第3行〜第2頁第10行の特許請求の
範囲を下記の通りに訂正する。
「2、特許請求の範囲 1、  (a)ガラス転移温度が160〜320℃を有
する樹脂から選ばれた1種又は2種以 上の樹脂20〜80重量%と、 (b)末端に水酸基を有するエステルイミドオリゴマー
、エステルアミドイミドオリゴマー、エステルアミドオ
リゴマーの内から選ばれた1種又は2種以上のオリゴマ
ー4〜45重量%と、 (c)安定化イソシアネート化合物12〜76重量%と
、の混和物(a+b+c)と、さらに、 (d)フェノール類、DMF、N−メチルピロリドン等
の溶媒とを加えて溶解し前記混和物(a+b+c)を5
〜60%溶液の範囲に濃度調整して得られる絶縁塗料A
 (a+b+c+d)を導体上に、塗布焼付けた絶縁層
を下層Xとして、 その上に、ポリアミドイミド絶縁塗料 B、ポリエステルアミドイミド絶縁塗料C、ポリエステ
ルイミド絶縁塗料D、ポリヒダントイン絶縁塗料E、ポ
リヒダントインイミドエステル絶縁塗料Fの群から選ば
れたいずれかの絶縁塗料を塗布焼付けた絶縁層を上層Y
とし、上層Y及び下層Xの両絶縁層における絶縁皮膜厚
構成比をY / X = 10/90〜50150とす
ることを特徴とする耐熱性電気絶縁電線。
2、ガラス転移温度160〜320 ℃を有する樹脂が
、ポリアミドイミド樹脂、ポリエス テルアミドイミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、ポリ
ヒダントイン樹脂、ポリヒダントインイミドエステル樹
脂、ポリビスマレイミド/トリアジン樹脂、ポリエーテ
ルイミド樹脂、及びポリエーテルサルフォン樹脂のいず
れかの樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の耐熱性電気絶縁電線。」 一2= 2、明細書第6頁第1行の「ポリエステアミドイミドj
を「ポリエステルアミドイミド」に訂正し、 同頁第10行の「ポリアミド樹脂」を「ポリアミドイミ
ド樹脂」に訂正する。
3、同第7頁第18行のrHJ−405」をrHI−4
05」に訂正する。
4、同第9頁第8行の[商品名UL TEMJを「商品
名ULTEM Jに訂正し、 同頁第11行の「商品名VI CTREXJを「商品名
VICTREX J ニ訂正tル。
5、同第10頁第18行の「12〜80重量%」を「1
2〜76重量%」に訂正する。
6、同第12頁第20行の「580」をr770 Jに
訂正する。
7、同第16頁第6行の「講和」を「混合」に訂正する
8、同第17頁第6行)「(商品名VLTEM) Jを
[(商品名LILTEM) Jに訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ガラス転移温度が160〜320℃を有する
    樹脂から選ばれた1種又は2種以上の樹脂20〜80重
    量%と、 (b)末端に水酸基を有するエステルイミドオリゴマー
    、エステルアミドイミドオリゴマー、エステルアミドオ
    リゴマーの内から選ばれた1種又は2種以上のオリゴマ
    ー4〜45重量%と、 (c)安定化イソシアネート化合物12〜76重量%と
    、の混和物(a+b+c)と、さらに、 (d)フェノール類、DMF、N−メチルピロリドン等
    の溶媒とを加えて溶解し前記混和物(a+b+c)を5
    〜60%溶液の範囲に濃度調整して得られる絶縁塗料A
    (a+b+c+d)を導体上に、塗布焼付けた絶縁層を
    下層Xとして、 その上に、ポリアミドイミド絶縁塗料B、 ポリエテスルアミドイミド絶縁塗料C、ポリエステルイ
    ミド絶縁塗料D、ポリヒダントイン絶縁塗料E、ポリヒ
    ダントインイミドエステル絶縁塗料Fの群から選ばれた
    いずれかの絶縁塗料を塗布焼付けた絶縁層を上層Yとし
    、上層Y及び下層Xの両絶縁層における絶縁層膜厚構成
    比をY/X=10/90〜50/50とすることを特徴
    とする耐熱性電気絶縁電線。 2、ガラス転移温度160〜320℃を有する樹脂が、
    ポリアミド樹脂、ポリエステルアミドイミド樹脂、ポリ
    エステルイミド樹脂、ポリヒダントイン樹脂、ポリヒダ
    ントインイミドエステル樹脂、ポリビスマレイミド/ト
    リアジン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、及びポリエー
    テルサルフォン樹脂のいずれかの樹脂であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の耐熱性電気絶縁電線
JP13254788A 1987-06-04 1988-06-01 耐熱性電気絶縁電線 Pending JPH0197308A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59127312A (ja) * 1982-12-30 1984-07-23 東京特殊電線株式会社 耐熱性ポリウレタン絶縁電線
JPS6042467A (ja) * 1983-08-19 1985-03-06 Toutoku Toryo Kk 有機・無機複合系電気絶縁塗料及び電気絶縁電線

Patent Citations (2)

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