JPH019673Y2 - - Google Patents

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JPH019673Y2
JPH019673Y2 JP1984115298U JP11529884U JPH019673Y2 JP H019673 Y2 JPH019673 Y2 JP H019673Y2 JP 1984115298 U JP1984115298 U JP 1984115298U JP 11529884 U JP11529884 U JP 11529884U JP H019673 Y2 JPH019673 Y2 JP H019673Y2
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JP
Japan
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jig
workpieces
holder
workpiece
cleaning
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JP1984115298U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は洗浄治具に関し、詳しくは、上記ワー
クを等間隔で整列保持して、多数のワークをバツ
チ処理にて洗浄するための洗浄治具に関するもの
である。
従来の技術 例えばVTRやコンピユータの記憶装置等に使
用される磁気ヘツドの製造時には、磁気ヘツド材
料であるフエライト製のコアブロツク(以下単に
ワークと称す)を洗浄し、加工工程にて上記ワー
クに付着した研磨くずや外部からのゴミ等を除去
しなければならない。このワークの加工時には工
業用純水をワークにかけながら削り加工等を行つ
ているが、これでは充分な洗浄が行えず依然とし
てゴミ等がワークに付着している。そこでこのゴ
ミ等を完全に洗浄除去するため、各工程間で所定
の洗浄溶液を使用してワークの洗浄作業を行つて
いる。
従来、上記ワークを洗浄するに際しては、該ワ
ークを所定の洗浄溶液、例えばトリクレン溶液に
浸漬し、且つワークに超音波振動を加えることに
より発生するキヤビテイシヨン現象を利用して、
ワークに付着するゴミ等を洗浄除去している。
考案が解決しようとする問題点 上記ワークの洗浄作業は、数十個のワークを一
括してバツチ処理することにより行うことが好ま
しく、そのため従来より、多数のワークをステン
レス製のメツシユ状の容器に収納し、この容器を
上述したようにトリクレン溶液中に浸漬して超音
波振動を加えることにより、一括洗浄することが
行われている。しかし、この手段によれば、ワー
クのハンドリングにピンセツト等を使用するた
め、このピンセツトによりワークに傷や欠け等の
破損、汚れが発生し易く、上記容器へのワークの
セツテイングにも手間どる。また洗浄時にはワー
ク同士の接触等によつてもワークに傷がついたり
欠けが生じたりするという問題点があり、そこで
洗浄治具を使用することにより多数のワークを整
列させた状態でバツチ処理することが要望されて
いる。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、
洗浄治具を使用することにより多数のワークを整
列させ、該ワークを同一条件で均一に洗浄するこ
とを可能ならしめるもので、その技術的手段は、
複数のワークを等間隔に整列した状態で挟持する
ワーク支持部を有する1対の治具側板および該治
具側板間に脱着自在に挿入配置される枠体からな
る治具本体と、複数のワークを等間隔で整列保持
するホルダーを脱着可能に架設すると共に上記治
具本体を載置することにより治具側板のワーク支
持部間にホルダーのワークを配置するための支持
台とを具備したことを特徴とする。
実施例 以下に本考案に係る洗浄治具の一実施例を第1
図乃至第11図を参照しながら説明する。第1図
に於いて、1はテフロン製の治具本体で、この治
具本体1は対向配置した1対の治具側板2,2
と、該治具側板2,2間に脱着自在に挿入配置さ
れる枠体3とから構成される。上記治具側板2,
2の略中央部分に窓部4,4を形成し、治具側板
2,2の上部、即ち上記窓部4,4の上方周辺部
に沿つてワーク支持部5,5を形成する。このワ
ーク支持部5,5は、治具側板2,2の対向する
内側面に大径で、且つ外側面に小径なる開口部6
a,6b…を有する異径の貫通孔6,6…を治具
側板2,2の上部に等間隔で複数個配設したもの
で、後述するように上記治具側板2,2間に挿入
配置された複数のワークは貫通孔6,6…の異径
端面にて支持される。7,7は治具側板2,2の
下部内側面に貫走形成した凹溝、8,8は、2枚
の治具側板2,2を組付けるため、該治具側板
2,2の下部に装設した螺子部である。尚、9,
9は治具側板2,2の底面に形成した嵌合溝であ
る。一方、枠体3は基部3aと、該基部3aに立
設した略矩形枠状の側板部3bとからなり、上記
基部3aの両端に止めピン10,10が貫挿され
るピン穴11,11を穿設する。
次に上記治具本体1にワークを供給するための
ステンレス製の支持台並びにホルダーを第2図乃
至第4図に示し説明すると、12は、複数のワー
ク13,13…を等間隔で整列保持するホルダー
で、このホルダー12の上面には等間隔で長手方
向と直交する方向にワーク収納溝12a,12a
…が形成され、各ワーク収納溝12a,12a…
の一端はワーク13,13…が嵌合し易いように
テーパ状に成形されている。またホルダー12の
両端部近傍の下面には長手方向と直交する方向に
テーパ状の凹溝12b,12bが形成されてい
る。14は上記ホルダー12を架設すると共に前
記治具本体1を載置するための支持台で、この支
持台14は基台14aの両端にブラケツト14
b,14bを立設したものである。上記基台14
aの略中央上面には突起部15を形成し、ブラケ
ツト14b,14bの上端には切り欠き16,1
6を形成する。
例えば磁気ヘツドの製造時に各工程間にて、ワ
ーク13を洗浄するに際しては、予め上記ホルダ
ー12並びに支持台14を使用して治具本体1に
複数のワーク13,13…を供給し、且つ、等間
隔に整列させた状態で支持する。即ち、第1図に
も示すように、治具側板2,2を螺子部8,8に
より組付けた状態で、枠体3の基部3aを治具側
板2,2の凹溝7,7によつて形成された空隙部
に挿入し、枠体3の側板部3bを治具側板2,2
間に配置すると共に上記基部3aの両端のピン穴
11,11に止めピン10,10を貫挿すること
により、第5図に示すように、枠体3を治具本体
1に仮固定する。この時、治具側板2,2の螺子
部8,8による締付けは完全には行わず、治具側
板2,2及び枠体3はがたついた状態に保持さ
れ、治具側板2,2の上部が若干拡開した状態に
する。この状態で第6図及び第7図に示すように
治具側板2,2の底面の嵌合溝9,9を、支持台
14の基台14aの突起部15に嵌合させて治具
本体1を支持台14上に載置する。更に複数のワ
ーク13,13…を等間隔で整列保持したホルダ
ー12の凹溝12b,12bを支持台14のブラ
ケツト14b,14bの切り欠き16,16に嵌
挿することによつて上記ホルダー12を支持台1
4に仮架設する。この時、第7図に示すようにホ
ルダー12の各ワーク13,13…は治具側板
2,2のワーク支持部5,5間に配置される。こ
の状態から治具本体1の螺子部8,8により治具
側板2,2を完全に締付け、ワーク支持部5,5
間にてワーク13,13…を挟持する。即ち、各
ワーク13,13…の端部が上記ワーク支持部
5,5の大径開口部6a,6a…にはいり込んだ
状態でワーク13,13…の端面を貫通孔6,6
…の異径端面に当接させている。上述のようにし
て複数のワーク13,13…を等間隔で整列保持
した治具本体1を支持台14から取り出す。この
時、第8図に示すようにホルダー12も支持台1
4から取り出されるが、枠体3の上端部に上記ホ
ルダー12が支承されている。そこで次に、枠体
3の基部3aから止めピン10,10を抜き、枠
体3をスライドさせて治具本体1から抜脱させる
と、支承する枠体がなくなつたホルダー12だけ
が自然落下することにより該ホルダー12を治具
本体1から取り外すことができ、第9図及び第1
0図に示すように治具本体1が複数のワーク1
3,13…のみを保持した状態となる。
このようにして複数のワーク13,13…を等
間隔で整列保持した治具本体1を複数個配置し、
例えば第11図に示すように上記治具本体1,1
…を適宜の手段にて逆さに吊下保持した状態で液
槽17内に収容したトリクレン溶液18に浸漬
し、液槽17の下部に設けられた超音波振動装置
19により超音波振動を各ワーク13,13…に
加え、各ワーク13,13…の洗浄を行う。この
際、治具本体1の治具側板2,2には窓部4,4
が形成され、且つ、ワーク支持部5,5の大径開
口部6a,6aにワーク13,13…の端部がは
いり込んだ状態にあるため、ワーク13,13…
がトリクレン溶液18に充分接触し、更に上記ワ
ーク支持部5,5の小径開口部6b,6b…から
ワーク13,13…の端面の一部にトリクレン溶
液18が接触するため、ワーク13,13…の略
全表面を効率よく洗浄することが可能となる。
尚、ワーク支持部5,5の小径開口部6b,6b
を複数個に増設すればワーク13,13…の端面
へのトリクレン溶液18の接触面積も大きくなつ
て洗浄効率も大幅に向上する。
洗浄後は、上記治具本体1の締付けを緩めるこ
とによりワーク13,13…を一括してワーク支
持部5,5から取り外すことができ、また前述し
た操作とは逆の操作によつてホルダー12にワー
ク13,13…を整列保持させ、ホルダー12に
よつて上記ワーク13,13…を次の工程に供給
することも可能である。
考案の効果 本考案によれば、多数のワークを整列させた状
態でバツチ処理して洗浄することが容易に行うこ
とができ、同一条件で均一に洗浄することが可能
である。また従来のようにピンセツト等を使用す
ることなく、洗浄治具を使用してワークを整列さ
せて洗浄するため、ワークの破損、汚れが発生し
難く、ワークのセツテイングも非常に容易に行え
る。従つて工数低減が図れることにより作業性も
大幅に向上すると共に信頼性も非常に高いものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る洗浄治具の一
実施例を示すもので、第1図は治具本体を示す斜
視図、第2図はホルダー及び支持台を示す斜視
図、第3図はホルダーを示す上面図、第4図はそ
のホルダーの正面図である。第5図は治具側板に
枠体を挿入した状態の治具本体を示す側面図、第
6図は治具本体及びホルダーを支持台に組付ける
手順を説明するための組立説明図、第7図は治具
本体及びホルダーを支持台に組付けた状態を示す
断面図、第8図は治具本体を支持台から取り外し
た状態を示す要部断面図、第9図は治具本体から
枠体及びホルダーを取り外した状態を示す要部断
面図、第10図はその治具本体の上面図、第11
図は治具本体のワーク洗浄作業の一例を説明する
ための洗浄液槽の断面図である。 1……治具本体、2……治具側板、3……枠
体、5……ワーク支持部、12……ホルダー、1
3……ワーク、14……支持台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のワークを等間隔に整列して載置するホル
    ダーと、 上記整列した状態のワークの両端と当接して挾
    持するワーク支持部を有し、対向配置する一対の
    治具側板、および該治具側板間に脱着自在に挿入
    載置され、上記ホルダーを支承する枠体からなる
    治具本体と、 上記治具本体を載置することにより治具側板の
    ワーク支持部間にホルダーのワークを配置させる
    と共に、上記ホルダーを脱着可能に仮架設する支
    持台とを具備したことを特徴とする洗浄治具。
JP11529884U 1984-07-27 1984-07-27 洗浄治具 Granted JPS6129835U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11529884U JPS6129835U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 洗浄治具

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JP11529884U JPS6129835U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 洗浄治具

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JPS6129835U JPS6129835U (ja) 1986-02-22
JPH019673Y2 true JPH019673Y2 (ja) 1989-03-16

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JP11529884U Granted JPS6129835U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 洗浄治具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814986B2 (ja) * 1977-09-07 1983-03-23 三菱電機株式会社 同時性波高分析装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814986U (ja) * 1981-07-24 1983-01-29 中興化成工業株式会社 組立式薄板状体の洗滌装置

Patent Citations (1)

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JPS6129835U (ja) 1986-02-22

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