JPS6228168A - バレル研磨方法 - Google Patents
バレル研磨方法Info
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- JPS6228168A JPS6228168A JP16633185A JP16633185A JPS6228168A JP S6228168 A JPS6228168 A JP S6228168A JP 16633185 A JP16633185 A JP 16633185A JP 16633185 A JP16633185 A JP 16633185A JP S6228168 A JPS6228168 A JP S6228168A
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- polishing
- barrel
- workpieces
- fixing jig
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、精密な研磨を行なう例えばビデオ。
オーディオ用等のテープレコーダのテープガイドの研磨
て使用して好適なバレル研磨機によるバレル研磨方法に
関する。
て使用して好適なバレル研磨機によるバレル研磨方法に
関する。
本発明は、精密な研磨を行なうバレル研磨機によるバレ
ル研磨方法において、複数の被加工物を位置固定治具に
より夫々の研磨面同士が当接しないように固定した後、
複数の被加工物を固定した位置固定治具を所定の研磨材
と共てバレル内に配置し、バレルの所定運動により研磨
するようにしたことにより、研房時に被加工物の研磨面
同士が接触することはなくなり、研磨面に傷、打痕等が
発生することがなく、良好に精密に研磨出来、被加工物
の生産性及び研磨作業性が向上するようにしたものであ
る。
ル研磨方法において、複数の被加工物を位置固定治具に
より夫々の研磨面同士が当接しないように固定した後、
複数の被加工物を固定した位置固定治具を所定の研磨材
と共てバレル内に配置し、バレルの所定運動により研磨
するようにしたことにより、研房時に被加工物の研磨面
同士が接触することはなくなり、研磨面に傷、打痕等が
発生することがなく、良好に精密に研磨出来、被加工物
の生産性及び研磨作業性が向上するようにしたものであ
る。
従来、金属等よりなる工作物の表面研磨方法の−)とし
てバレル研磨機によるバレル研磨方法が行なわれていた
。このバレル研磨方法による研磨は、例工ばビデオ、オ
ーディオ用等のテープレコーダのテープガイドとして使
用される軸部材の表面研磨に使用されていた。このテー
プレコーダのテープガイドは、特に金属製の場合、テー
プダメージ低減、摩擦係数向上等の点から表面性の精度
の高さが要求され、例えば表面粗度で0.2 Rrli
&工程度が要求されていた。このような高い精度で表面
が研磨されていないと、このテープガイドが配置された
走行系を走行する磁気テープにドロップアウトの発生、
劣化による磁気テープの短寿命化等を生じ、テープレコ
ーダとしての機能に悪影響を及ぼI7てしまう。このた
め、高精度の表面研磨をするためには、加工の均一性#
量産性等からバレル研磨機による研磨が好適であった。
てバレル研磨機によるバレル研磨方法が行なわれていた
。このバレル研磨方法による研磨は、例工ばビデオ、オ
ーディオ用等のテープレコーダのテープガイドとして使
用される軸部材の表面研磨に使用されていた。このテー
プレコーダのテープガイドは、特に金属製の場合、テー
プダメージ低減、摩擦係数向上等の点から表面性の精度
の高さが要求され、例えば表面粗度で0.2 Rrli
&工程度が要求されていた。このような高い精度で表面
が研磨されていないと、このテープガイドが配置された
走行系を走行する磁気テープにドロップアウトの発生、
劣化による磁気テープの短寿命化等を生じ、テープレコ
ーダとしての機能に悪影響を及ぼI7てしまう。このた
め、高精度の表面研磨をするためには、加工の均一性#
量産性等からバレル研磨機による研磨が好適であった。
以」二のようなものをバレル研磨方法により研磨するの
に好適なバレル研磨機としては、回転バレル研磨機、遠
心回転バレル研磨機、振動バレル研磨機等がある。第9
図及び第10図は、回転バレル研磨機の一例を示した図
で、回転バレル研磨機本体急の内部に例えば8角形のバ
レルbが回転可能に軸Cにより支軸されている。このバ
レルbは、研磨機本体aの内部に配置された駆動手段に
より所定の速度で回転するものである。そして、例えば
第11図A−Eに示す如く、各種形状の軸部材の側面の
研磨をこのような研磨機で行なうものであ実軸部材(4
)、センター穴付ストレート中実軸部材(5)等、種々
のものが研磨出来る。
に好適なバレル研磨機としては、回転バレル研磨機、遠
心回転バレル研磨機、振動バレル研磨機等がある。第9
図及び第10図は、回転バレル研磨機の一例を示した図
で、回転バレル研磨機本体急の内部に例えば8角形のバ
レルbが回転可能に軸Cにより支軸されている。このバ
レルbは、研磨機本体aの内部に配置された駆動手段に
より所定の速度で回転するものである。そして、例えば
第11図A−Eに示す如く、各種形状の軸部材の側面の
研磨をこのような研磨機で行なうものであ実軸部材(4
)、センター穴付ストレート中実軸部材(5)等、種々
のものが研磨出来る。
ここで、この回転バレル研磨機による研磨工程金、第1
2図を参照して説明する。まず、第12図人に示す如く
、予め回転バレルb内に所定のあらさの研磨石等のメデ
ィアとコン・々ランドと水等との混合物よりなる研磨材
αQを入れた後、箱dからバレルbの中に例えは第11
図人に示す軸部材(1)を所定数人tしる。その後、第
12図Bに示す如く、バレルb内を密閉した後所定の速
度で所定時間バレルbを回転運動させ、バレルb内で軸
部材(1)と研磨材αQとを流動させ、互いの相対運動
差による摩擦で必要とする研磨を行なう。この研磨の後
、第12図Cに示す如く、バレルbの中から箱eに軸部
材(1)及び研磨材oQを取り出す。そして第12図り
に示す如く、ふるいfにより軸部材(1)と研4@材C
IQとを分離し、その後所定の箱gに移した後、第12
図Eに示す如く、コンパウンド等の研磨材Get洗浄に
より完全に落すと共に、第12図Fに示す如く、防錆油
に漬は防錆処理を行なう。そして、第12図G K示す
如く、油切りを行なって、軸部材(1)の研磨に係わる
処理が完了する◇ 以上のようにして研磨が行なわれるが、研磨材αq、!
:+、てのメディアの材質、大きさ等を変えることご、
研磨面のあらさ全自由に設定出来ると共に、IHに大謔
の被加工物の研磨が出来る利益を有す66着た、遠心回
転バレル研磨機、振動バレル研“)り)殻等他のバレル
研磨機は、夫々バレルの運動方向が上述の回転バレル研
磨機と違うだけである。
2図を参照して説明する。まず、第12図人に示す如く
、予め回転バレルb内に所定のあらさの研磨石等のメデ
ィアとコン・々ランドと水等との混合物よりなる研磨材
αQを入れた後、箱dからバレルbの中に例えは第11
図人に示す軸部材(1)を所定数人tしる。その後、第
12図Bに示す如く、バレルb内を密閉した後所定の速
度で所定時間バレルbを回転運動させ、バレルb内で軸
部材(1)と研磨材αQとを流動させ、互いの相対運動
差による摩擦で必要とする研磨を行なう。この研磨の後
、第12図Cに示す如く、バレルbの中から箱eに軸部
材(1)及び研磨材oQを取り出す。そして第12図り
に示す如く、ふるいfにより軸部材(1)と研4@材C
IQとを分離し、その後所定の箱gに移した後、第12
図Eに示す如く、コンパウンド等の研磨材Get洗浄に
より完全に落すと共に、第12図Fに示す如く、防錆油
に漬は防錆処理を行なう。そして、第12図G K示す
如く、油切りを行なって、軸部材(1)の研磨に係わる
処理が完了する◇ 以上のようにして研磨が行なわれるが、研磨材αq、!
:+、てのメディアの材質、大きさ等を変えることご、
研磨面のあらさ全自由に設定出来ると共に、IHに大謔
の被加工物の研磨が出来る利益を有す66着た、遠心回
転バレル研磨機、振動バレル研“)り)殻等他のバレル
研磨機は、夫々バレルの運動方向が上述の回転バレル研
磨機と違うだけである。
ところが、上述のようにバレル研磨機により研(七を行
なうと、バレルの所定運動による被加工物の流動の際に
、被加工物同士が当接して、被加工物の表面すなわち研
磨面に傷、打痕等が発生してしまうことが屡々あった。
なうと、バレルの所定運動による被加工物の流動の際に
、被加工物同士が当接して、被加工物の表面すなわち研
磨面に傷、打痕等が発生してしまうことが屡々あった。
また、研磨前後のバレル内への被加工物の投入及び取り
出し時、或いは洗浄等全行なう際にも同様に被加工物同
士が当接することが多く、このときにも傷、打痕等が発
生することが屡々あった。このため、研磨及びその後の
処理を行なった後に、傷、打痕等のある不良品)選別を
行なって不良品を除去していたが、不良品の発生栗が非
常に高く、また選別にも手間を堡すると言う不都合があ
った。
出し時、或いは洗浄等全行なう際にも同様に被加工物同
士が当接することが多く、このときにも傷、打痕等が発
生することが屡々あった。このため、研磨及びその後の
処理を行なった後に、傷、打痕等のある不良品)選別を
行なって不良品を除去していたが、不良品の発生栗が非
常に高く、また選別にも手間を堡すると言う不都合があ
った。
この問題点を解決するために、例えばバレル内に入れる
被加工′吻の数全犬幅に減らしたり、或いはバレルの回
転等の運動速度を遅くして、被加工物同士が当接する可
能性を少なくすることも考えられるが、いずれも著しい
効果は得られず、逆に数が減ること1(よる研磨能率の
低下でコストの上昇といった問題点が生じてしまう。な
お実験の結果では、例えば被加工物として上述のテープ
ガイr用の軸部材(1)を1史用し、この鵜部材(1)
の数を減らした良好な状態で研磨しても、大きな傷、打
痕等が発生せずテープガイドとして実用上差し支えない
良品となる率は3o倦程度であり、tたこの良品で5つ
ても小さな傷、杓痕等はほとんどのものに発生し2でし
まっていて、テープガイド(C使用した場合、何らう)
の1′ヌ影響をテープに与えてしまう。
被加工′吻の数全犬幅に減らしたり、或いはバレルの回
転等の運動速度を遅くして、被加工物同士が当接する可
能性を少なくすることも考えられるが、いずれも著しい
効果は得られず、逆に数が減ること1(よる研磨能率の
低下でコストの上昇といった問題点が生じてしまう。な
お実験の結果では、例えば被加工物として上述のテープ
ガイr用の軸部材(1)を1史用し、この鵜部材(1)
の数を減らした良好な状態で研磨しても、大きな傷、打
痕等が発生せずテープガイドとして実用上差し支えない
良品となる率は3o倦程度であり、tたこの良品で5つ
ても小さな傷、杓痕等はほとんどのものに発生し2でし
まっていて、テープガイド(C使用した場合、何らう)
の1′ヌ影響をテープに与えてしまう。
本発明は之等の点にルみ1、仮加工物の研磨面に傷、打
痕等が発生せず、良好に精密に研磨出来、被加工物の生
産性を向上させることの出来るバレル研磨方法を提供す
ることを目的とする。
痕等が発生せず、良好に精密に研磨出来、被加工物の生
産性を向上させることの出来るバレル研磨方法を提供す
ることを目的とする。
本発明のバレル研磨方法は、複数の被加工物(1)を位
置固定治具(6ンにより夫々の研磨面同士が当接しない
ように固定した後、複数の被加工物(りを固定した位置
固定治具(6)を所定の研磨材αQと共にバレル内に配
置し、バレルの所定運動により研磨するようにしたもの
である。
置固定治具(6ンにより夫々の研磨面同士が当接しない
ように固定した後、複数の被加工物(りを固定した位置
固定治具(6)を所定の研磨材αQと共にバレル内に配
置し、バレルの所定運動により研磨するようにしたもの
である。
本発明のバレル研磨方法によると、研磨時に被加工物の
研磨面同士が接触することはなくなり、研磨面に被加工
物同士の接触により傷、打痕等が発生することがなく、
良好に精密な研磨が出来るものである。
研磨面同士が接触することはなくなり、研磨面に被加工
物同士の接触により傷、打痕等が発生することがなく、
良好に精密な研磨が出来るものである。
以下、本発明のバレル研磨方法の一実施例を、第1図〜
第4図を参照して説明しよう。この第1図〜第4図に於
いて、第9図〜第12図に対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
第4図を参照して説明しよう。この第1図〜第4図に於
いて、第9図〜第12図に対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
本例のバレル研磨方法による研磨は、第1図及び第2図
に示す如く、位置固定治具(6)により被加工物の位置
を固定して研磨するものである。この位置固定治具(6
)ば、第2図に示す如く、8角形の側板(7)が一端側
と他端側との2枚設けである。双方の側板(7)の内側
にはスペーサ(9)ヲ介して同じく8角形の補助側板(
8)が配置してあり、側板(7)、補助側板(8)及び
スペーサ(9)には夫々中央に透孔(7a)。
に示す如く、位置固定治具(6)により被加工物の位置
を固定して研磨するものである。この位置固定治具(6
)ば、第2図に示す如く、8角形の側板(7)が一端側
と他端側との2枚設けである。双方の側板(7)の内側
にはスペーサ(9)ヲ介して同じく8角形の補助側板(
8)が配置してあり、側板(7)、補助側板(8)及び
スペーサ(9)には夫々中央に透孔(7a)。
(8a)及び(9a)が設けであると共に、補助側板(
8)には全面に略均−に複数の小径の透孔(8b)が設
けである。なお、側板(7)、補助側板(8)及びスペ
ーサ(9)は、夫々ステレレス鋼、合成樹脂等よりなる
。
8)には全面に略均−に複数の小径の透孔(8b)が設
けである。なお、側板(7)、補助側板(8)及びスペ
ーサ(9)は、夫々ステレレス鋼、合成樹脂等よりなる
。
そして双方の側板(7)を掛は渡すようにしてステンレ
ス鋼等ニジなる支柱α0の一端と他端とを夫々の側板(
7)、補助側板(8)及びスペーサ(9)の透孔(7a
) 。
ス鋼等ニジなる支柱α0の一端と他端とを夫々の側板(
7)、補助側板(8)及びスペーサ(9)の透孔(7a
) 。
(8a)及び(9a)に嵌めると共に、双方の補助側板
(8)を掛は渡すようにしてステンレス鋼等よりなる複
数の固定棒α℃の一端と他端とを夫々の補助側板(8)
の小径の透孔(8b)に嵌める。なお、固定棒卿の一端
と他端にはステンレス鋼、合成樹脂等よりなるスペーサ
を嵌め文段差部(6)が形成しである。
(8)を掛は渡すようにしてステンレス鋼等よりなる複
数の固定棒α℃の一端と他端とを夫々の補助側板(8)
の小径の透孔(8b)に嵌める。なお、固定棒卿の一端
と他端にはステンレス鋼、合成樹脂等よりなるスペーサ
を嵌め文段差部(6)が形成しである。
そして、支柱(1りの一端及び他端には螺子山が形成し
てあり、双方の側板(7)の外側からこの螺子山に千座
金四及びばね座金α4を介してナツト四を噛合させて、
この位置固定冶具(6)が組立てられ、第1図て示す如
き状1報となる。
てあり、双方の側板(7)の外側からこの螺子山に千座
金四及びばね座金α4を介してナツト四を噛合させて、
この位置固定冶具(6)が組立てられ、第1図て示す如
き状1報となる。
ここでこの組立を行なう際に、予め夫々の固定Sσ刀に
被加工物とし7ての例えば第11図人に示す如く中空ス
トレート軸部材(1)を多数通した後、段差部□□□を
形成するス被−サにより止めておく。このようにするこ
とにより、この治具(6)の組立てを行なうと、第3図
に示を如く、多数の中空ストレート軸部材(1)2位1
δ固定冶、!、L(6)に装着した状態となる。
被加工物とし7ての例えば第11図人に示す如く中空ス
トレート軸部材(1)を多数通した後、段差部□□□を
形成するス被−サにより止めておく。このようにするこ
とにより、この治具(6)の組立てを行なうと、第3図
に示を如く、多数の中空ストレート軸部材(1)2位1
δ固定冶、!、L(6)に装着した状態となる。
このようにして被加工物を装着した位置固定治具(6)
全第4図に示す如く、予め研磨材aOが入れられた回転
バレル研磨機のバレルb内へ入れ・所定の速度で所定の
時間バレルbを回転させ、研磨を行なう。この研磨時に
は、被加工ωを装着した治具(6)の自重と、バレルb
の回転による遠心力とにより、研磨材四の流れを生じる
と共に、治具(6)の支柱aりを中心とした回転が生じ
る。この運動により、メディア等の研磨材αりが治具(
6)の内部に均一に入り込み、治具(6)に装着した夫
々の軸部材(1)の表面に研磨材αQが均一に接触し、
所書が行なわれる。なお、位置固定治具(6)の支柱α
Qと直交方向の最大幅t、は、ヅ」えはバレルb内に研
磨材α0がその容積の半分以上入れである場合には、バ
レルbの内径L2の略415以下であるのが好ましい。
全第4図に示す如く、予め研磨材aOが入れられた回転
バレル研磨機のバレルb内へ入れ・所定の速度で所定の
時間バレルbを回転させ、研磨を行なう。この研磨時に
は、被加工ωを装着した治具(6)の自重と、バレルb
の回転による遠心力とにより、研磨材四の流れを生じる
と共に、治具(6)の支柱aりを中心とした回転が生じ
る。この運動により、メディア等の研磨材αりが治具(
6)の内部に均一に入り込み、治具(6)に装着した夫
々の軸部材(1)の表面に研磨材αQが均一に接触し、
所書が行なわれる。なお、位置固定治具(6)の支柱α
Qと直交方向の最大幅t、は、ヅ」えはバレルb内に研
磨材α0がその容積の半分以上入れである場合には、バ
レルbの内径L2の略415以下であるのが好ましい。
このようにして研磨した後、バレルbの中から位置固定
治具(6)だけを取り出し、軸部材(]ンを装着したま
ま位置固定治具(6)ごと洗浄、防錆処理等を行ない、
軸部材(1)の研磨に係わる工程を行なう。
治具(6)だけを取り出し、軸部材(]ンを装着したま
ま位置固定治具(6)ごと洗浄、防錆処理等を行ない、
軸部材(1)の研磨に係わる工程を行なう。
以上のようにして、被加工物を研磨することてより、被
加工物である軸部材(1)は、相互て研万j1である側
面同士が当接することはなく、研磨作業及びその前後の
治具(6)に装着された状態での作業時において、研磨
面に傷、打痕等が発生することはなく、不良品は発生せ
ず、生産性が向上する。
加工物である軸部材(1)は、相互て研万j1である側
面同士が当接することはなく、研磨作業及びその前後の
治具(6)に装着された状態での作業時において、研磨
面に傷、打痕等が発生することはなく、不良品は発生せ
ず、生産性が向上する。
特に、従来は良品としていたものでも小さな傷は付いて
いたことが多かったのに比べ、本例では完全な良品とな
る。このため、例えば軸部材(1)をテープガイドに使
用した場合、テープガイドが磁気テープの性能等に悪影
響を及ぼすことはほとんどなくなる。なお、1度に研磨
可能な被加工物の数は、位置固定治具(6)に装着可能
な数に制限されるが、研磨した被加工物は全て傷、打痕
等のない完全な良品となるので、結果として生産性の同
上が計れる。また、位置固定冶具(6)に被加工物を装
着する作業が増えるが、研磨機の不良品の除去作業が必
要なくなると共に、被加工物が治具により一体となって
いるので被加工物と研磨材aQとの選別作業も容易てな
り、作業性も向上する。さらに、位置固定治具(6ンに
被加工物を取付けた状態で作業を行なうことにより、被
加工物の数量確認等も容易に行なえる。
いたことが多かったのに比べ、本例では完全な良品とな
る。このため、例えば軸部材(1)をテープガイドに使
用した場合、テープガイドが磁気テープの性能等に悪影
響を及ぼすことはほとんどなくなる。なお、1度に研磨
可能な被加工物の数は、位置固定治具(6)に装着可能
な数に制限されるが、研磨した被加工物は全て傷、打痕
等のない完全な良品となるので、結果として生産性の同
上が計れる。また、位置固定冶具(6)に被加工物を装
着する作業が増えるが、研磨機の不良品の除去作業が必
要なくなると共に、被加工物が治具により一体となって
いるので被加工物と研磨材aQとの選別作業も容易てな
り、作業性も向上する。さらに、位置固定治具(6ンに
被加工物を取付けた状態で作業を行なうことにより、被
加工物の数量確認等も容易に行なえる。
なお、以上の実施例では位置固定治具(6)の側面は8
角形としたが池の形状でもよく、バレル研磨慢の形式、
大きさ等に適合した形状とすればよい。
角形としたが池の形状でもよく、バレル研磨慢の形式、
大きさ等に適合した形状とすればよい。
但し、実験の結果では6〜12角形、特に8角形である
のが最も効果的に研磨が行なえた。また、バレル研磨機
も第4図例の如き回転バレル研磨機に限定さj、るもの
でなく、例えば第5図に示す如く円形の遠心回転バレル
研磨機のバレルb′により研磨を行なってもよい。また
、位置固定治具(6)はその、組立を行ない易いように
するために、例えば補助側板(8)と同一形状の軟質の
合成樹脂等よりなる板金用意し、この板によ)固定棒α
ηの位置決めを行ないながら組立作業を行なうことも可
能である。
のが最も効果的に研磨が行なえた。また、バレル研磨機
も第4図例の如き回転バレル研磨機に限定さj、るもの
でなく、例えば第5図に示す如く円形の遠心回転バレル
研磨機のバレルb′により研磨を行なってもよい。また
、位置固定治具(6)はその、組立を行ない易いように
するために、例えば補助側板(8)と同一形状の軟質の
合成樹脂等よりなる板金用意し、この板によ)固定棒α
ηの位置決めを行ないながら組立作業を行なうことも可
能である。
さらに、位置固定治具(6)は上述の第1図例の如き形
状の場合には、例えば第11図A或いはBに示す中空の
軸部材(1)、(2ンしか載f士とt才#出米ないが、
第11図Cに示す如く半中空の軸部材(3)等を研磨す
る際には、以下のような形状にすればよい。
状の場合には、例えば第11図A或いはBに示す中空の
軸部材(1)、(2ンしか載f士とt才#出米ないが、
第11図Cに示す如く半中空の軸部材(3)等を研磨す
る際には、以下のような形状にすればよい。
laち、例えば第6図に示す如く、位置固定治具αηの
支柱C1Oに、被加工物としての軸部材よりもわずかに
長い間隔で仕切り板αi設け、夫々の仕切り板α→と一
方の補助側板(至)の片面に所定間隔で複数の突起(4
)を設け、この位置固定治具←ηの組立時に、夫々の突
起−に半中空軸部材(3)の半中空部を嵌めながら組立
てることにより、半中空の軸部材(3)の装着が行なわ
れる。また、別の例としては、第7図及び第8図に示す
如く、位置固定治具(ハ)の両方の側板に)の内側の面
及び仕切シ板(至)の両側面に夫々所定間隔で複数の突
起例を設け、対向しあう面の突起?壇の位置を同じにす
る。このようにすることにより、この位置固定治具?υ
の組立時に、夫々の突起(ハ)に半中空軸部材(3)を
嵌めることで、半中空の軸部材(3)の装着が行なわれ
る。但しこの場合には、第7図に点線で示す如く、軸部
材(3)が対向しあうことにより、治具ぐ〃からの脱落
を防止しているので、この突起■の位置がずれるの全防
止するために、一方の側板に)から他方の側板(イ)ま
で貫通した回り止め用の棒(ハ)を設けるのが好ましい
。
支柱C1Oに、被加工物としての軸部材よりもわずかに
長い間隔で仕切り板αi設け、夫々の仕切り板α→と一
方の補助側板(至)の片面に所定間隔で複数の突起(4
)を設け、この位置固定治具←ηの組立時に、夫々の突
起−に半中空軸部材(3)の半中空部を嵌めながら組立
てることにより、半中空の軸部材(3)の装着が行なわ
れる。また、別の例としては、第7図及び第8図に示す
如く、位置固定治具(ハ)の両方の側板に)の内側の面
及び仕切シ板(至)の両側面に夫々所定間隔で複数の突
起例を設け、対向しあう面の突起?壇の位置を同じにす
る。このようにすることにより、この位置固定治具?υ
の組立時に、夫々の突起(ハ)に半中空軸部材(3)を
嵌めることで、半中空の軸部材(3)の装着が行なわれ
る。但しこの場合には、第7図に点線で示す如く、軸部
材(3)が対向しあうことにより、治具ぐ〃からの脱落
を防止しているので、この突起■の位置がずれるの全防
止するために、一方の側板に)から他方の側板(イ)ま
で貫通した回り止め用の棒(ハ)を設けるのが好ましい
。
このようにすることにより、半中空の軸部材(3ンの研
磨が行なえ、第1図例と同様の作用・効果を有するもの
である。
磨が行なえ、第1図例と同様の作用・効果を有するもの
である。
また、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸
脱することなくその他種々の構成が取り得ることは勿論
である。
脱することなくその他種々の構成が取り得ることは勿論
である。
本発明のバレル研磨方法によると、研磨時に被加工物の
研磨面同士が接触することはなくなり、研磨面に傷、打
痕等が発生することがなく、良好に精密に研磨出来、被
加工物の生産性及び研磨作業性が向上し、例えばテープ
ガイドの研磨が良好て行なえる利益がある。
研磨面同士が接触することはなくなり、研磨面に傷、打
痕等が発生することがなく、良好に精密に研磨出来、被
加工物の生産性及び研磨作業性が向上し、例えばテープ
ガイドの研磨が良好て行なえる利益がある。
第1図は本発明のバレル研磨方法の一実施例に使用する
位置固定治具を示した斜視図、第2図は第1図例の分解
斜視図、第3図は第1図例の使用状態を示した一部切欠
き斜視図、第4図は本発明のバレル研磨力、去の一実施
例による研磨状態を示した断面図、第5図は本発明のバ
レル研磨方法の他の実施例による研磨状態を示した断面
図、第6図は本発明のバレル研磨方法の他の実施例に使
用する位置固定治具を示した斜視図、第7図は本発明の
バレル研磨方法の他の実施例に使用する位置固定治具を
示した平面図、第8図は第7図の■−■線に沿う断面図
、第9図は回転バレル研磨機の一例を示した平面図、第
10図は第9図例の側面図、第11図は被加工物の例を
示した斜視図、第I2図は従来のバレル研磨方法の一例
を示した工程図である。 (1)は軸部材、(6ンは位置固定治具、αQは研磨材
である。
位置固定治具を示した斜視図、第2図は第1図例の分解
斜視図、第3図は第1図例の使用状態を示した一部切欠
き斜視図、第4図は本発明のバレル研磨力、去の一実施
例による研磨状態を示した断面図、第5図は本発明のバ
レル研磨方法の他の実施例による研磨状態を示した断面
図、第6図は本発明のバレル研磨方法の他の実施例に使
用する位置固定治具を示した斜視図、第7図は本発明の
バレル研磨方法の他の実施例に使用する位置固定治具を
示した平面図、第8図は第7図の■−■線に沿う断面図
、第9図は回転バレル研磨機の一例を示した平面図、第
10図は第9図例の側面図、第11図は被加工物の例を
示した斜視図、第I2図は従来のバレル研磨方法の一例
を示した工程図である。 (1)は軸部材、(6ンは位置固定治具、αQは研磨材
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の被加工物を位置固定治具により夫々の研磨面同士
が当接しないように固定した後、 上記複数の被加工物を固定した位置固定治具を所定の研
磨材と共にバレル内に配置し、 上記バレルの所定運動により研磨するようにしたことを
特徴とするバレル研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16633185A JPS6228168A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | バレル研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16633185A JPS6228168A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | バレル研磨方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228168A true JPS6228168A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15829380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16633185A Pending JPS6228168A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | バレル研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228168A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058168A (ja) * | 1991-07-03 | 1993-01-19 | Tokyo Tungsten Co Ltd | 研磨材および研磨方法 |
JP2005207586A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-08-04 | Nissan Motor Co Ltd | 軽合金製スプライン部品およびその表面処理方法 |
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CN102240957A (zh) * | 2011-06-16 | 2011-11-16 | 浙江大之医药胶囊有限公司 | 一种胶囊模具抛光夹具的上夹具盘限位机构 |
CN102284896A (zh) * | 2011-06-17 | 2011-12-21 | 浙江大之医药胶囊有限公司 | 一种胶囊模具抛光夹具的下夹具盘限位机构 |
CN102896575A (zh) * | 2011-06-16 | 2013-01-30 | 浙江大之医药胶囊有限公司 | 一种胶囊模具抛光夹具的下夹具盘限位机构 |
JP2020044628A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 新東工業株式会社 | バレル研磨方法 |
JP2020192660A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 三菱重工業株式会社 | 遠心バレル研磨に用いるマスク治具、及びバレル研磨システム |
CN116533131A (zh) * | 2023-06-29 | 2023-08-04 | 广东俊荣输变电设备有限公司 | 一种螺栓加工用螺母打磨设备 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP16633185A patent/JPS6228168A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058168A (ja) * | 1991-07-03 | 1993-01-19 | Tokyo Tungsten Co Ltd | 研磨材および研磨方法 |
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JP4577007B2 (ja) * | 2003-12-24 | 2010-11-10 | 日産自動車株式会社 | 軽合金製スプライン部品の表面処理方法 |
CN102240959A (zh) * | 2011-06-16 | 2011-11-16 | 浙江大之医药胶囊有限公司 | 一种胶囊模具抛光夹具 |
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CN116533131A (zh) * | 2023-06-29 | 2023-08-04 | 广东俊荣输变电设备有限公司 | 一种螺栓加工用螺母打磨设备 |
CN116533131B (zh) * | 2023-06-29 | 2023-08-25 | 广东俊荣输变电设备有限公司 | 一种螺母打磨设备 |
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