JPH0196407A - チタン合金製エンジンバルブ - Google Patents
チタン合金製エンジンバルブInfo
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- JPH0196407A JPH0196407A JP25068187A JP25068187A JPH0196407A JP H0196407 A JPH0196407 A JP H0196407A JP 25068187 A JP25068187 A JP 25068187A JP 25068187 A JP25068187 A JP 25068187A JP H0196407 A JPH0196407 A JP H0196407A
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Landscapes
- Chemically Coating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、耐久性の優れ、長期間の使用にも十分に満
足できるチタン合金製エンジンバルブに関するものであ
る。
足できるチタン合金製エンジンバルブに関するものであ
る。
〈背景技術〉
ガソリン機関に代表される一般の内燃機関では、通常、
吸・排気制御のために第4図で示すような吸・排気弁(
エンジンバルブ)が使用されている。
吸・排気制御のために第4図で示すような吸・排気弁(
エンジンバルブ)が使用されている。
そして、このエンジンバルブの材料には、従来、高温並
びに苛酷な腐食・摩耗環境に対処すべく耐熱鋼を採用す
るのが一般的であったが、最近になり、比重が約4.5
と耐熱鋼の7.8〜8程度に比べて格段に低いため重量
を従来のものの60%程度に軽減できるチタン合金が注
目を集めるようになってきた。なぜなら、軽量であるが
故に敏速な作動が可能なチタン合金製エンジンバルブは
エンジンの円滑な回転数アップを可能にし、エンジン出
力の更なる向上をもたらすからであった。
びに苛酷な腐食・摩耗環境に対処すべく耐熱鋼を採用す
るのが一般的であったが、最近になり、比重が約4.5
と耐熱鋼の7.8〜8程度に比べて格段に低いため重量
を従来のものの60%程度に軽減できるチタン合金が注
目を集めるようになってきた。なぜなら、軽量であるが
故に敏速な作動が可能なチタン合金製エンジンバルブは
エンジンの円滑な回転数アップを可能にし、エンジン出
力の更なる向上をもたらすからであった。
しかしながら、反面、このようなチタン合金製エンジン
バルブには +al 軸端(第4図に符号31で示す)面の摩耗が
大きい、 fbl 軸部32の“焼付”、“かじり”及び“摩耗
”が目立つ、 (C) 傘部のシート面(フェース面)33に摩耗が
生じ易い、 と言う問題が指摘されてもいたのである。
バルブには +al 軸端(第4図に符号31で示す)面の摩耗が
大きい、 fbl 軸部32の“焼付”、“かじり”及び“摩耗
”が目立つ、 (C) 傘部のシート面(フェース面)33に摩耗が
生じ易い、 と言う問題が指摘されてもいたのである。
ただ、エンジンバルブ軸端部の摩耗については該軸端に
Cr −Mo鋼のチップを摩擦溶接したりステライトチ
ップをろう付けする手段や、軸端部に浸炭処理を施す手
段が有効であることが見出され、一方、軸部の焼付防止
にはMo溶射が効果的な手段であることが明らかとなっ
てそれぞれの対策がとられるようになったが、シート面
の摩耗対策については効果的な手段が見付かっていない
のが現状であった。その上、軸部の焼付防止に適用され
るMail射もコスト面から見れば決して有利な手段と
は言えず、それに匹敵する効果の得られる別の対策が要
望されてもいたのである。
Cr −Mo鋼のチップを摩擦溶接したりステライトチ
ップをろう付けする手段や、軸端部に浸炭処理を施す手
段が有効であることが見出され、一方、軸部の焼付防止
にはMo溶射が効果的な手段であることが明らかとなっ
てそれぞれの対策がとられるようになったが、シート面
の摩耗対策については効果的な手段が見付かっていない
のが現状であった。その上、軸部の焼付防止に適用され
るMail射もコスト面から見れば決して有利な手段と
は言えず、それに匹敵する効果の得られる別の対策が要
望されてもいたのである。
もっとも、このチタン合金製エンジンバルブにおける傘
部シート面の摩耗は実際上それほど短かい時間に進行す
るものではなく、短時間使用が原則であるレーシングカ
ー等の場合にはそれほど問題にならないものではあった
。しかしながら、長期間の使用が当然であり、しかもノ
ンメンテナンスが要求される量産車では上記シート面の
摩耗は大きな問題であり、そのため、前記傘部シート面
に耐摩耗処理を施すのではなく、これに対向・接触する
シリンダーヘッド側のバルブシート材質をチタン合金に
合わせて例えば銅系のものにする等の対策も検討された
が、その結果は十分に満足できるものではなかった。
部シート面の摩耗は実際上それほど短かい時間に進行す
るものではなく、短時間使用が原則であるレーシングカ
ー等の場合にはそれほど問題にならないものではあった
。しかしながら、長期間の使用が当然であり、しかもノ
ンメンテナンスが要求される量産車では上記シート面の
摩耗は大きな問題であり、そのため、前記傘部シート面
に耐摩耗処理を施すのではなく、これに対向・接触する
シリンダーヘッド側のバルブシート材質をチタン合金に
合わせて例えば銅系のものにする等の対策も検討された
が、その結果は十分に満足できるものではなかった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
そこで、この発明は、良好な性能が期待されるチタン合
金製エンジンバルブに未解決な“傘部シート面の効果的
な耐摩耗対策”を見出すと共に、併せて“より廉価な軸
部の焼付防止策”をも提供しようとするものである。
金製エンジンバルブに未解決な“傘部シート面の効果的
な耐摩耗対策”を見出すと共に、併せて“より廉価な軸
部の焼付防止策”をも提供しようとするものである。
く問題点を解決するための手段〉
そして、上述のような観点から進められた本発明者等の
研究結果は、次に示すような技術的事項を明らかにする
こととなった。即ち、 ■ チタン合金製エンジンパルプの傘部シート面に摩耗
が生じ易い原因は a)チタン合金の熱伝導率が低いために、バルブ傘部の
シート面とシリンダーヘッド側のシート材との衝撃で発
生する熱が衝撃面近傍に蓄積され、傘部シート面の温度
上昇を引き起こし易い。
研究結果は、次に示すような技術的事項を明らかにする
こととなった。即ち、 ■ チタン合金製エンジンパルプの傘部シート面に摩耗
が生じ易い原因は a)チタン合金の熱伝導率が低いために、バルブ傘部の
シート面とシリンダーヘッド側のシート材との衝撃で発
生する熱が衝撃面近傍に蓄積され、傘部シート面の温度
上昇を引き起こし易い。
b)チタン合金は耐熱鋼に比べて硬度が低いため、バル
ブの傘部シート面が衝撃を受けるとミクロ的な塑性変形
を起こして“むしれ”を生じ易い。
ブの傘部シート面が衝撃を受けるとミクロ的な塑性変形
を起こして“むしれ”を生じ易い。
点にあり、これの解消なくしては十分な耐摩耗を付与す
ることができないこと、 ■ ところが、チタン合金製エンジンバルブの傘部シー
ト面にNiO薄層を設けると、NiはTiに比べて熱伝
導率が高いため、シリンダーヘッド例のシート材との衝
撃で発生する熱が局部的に蓄積されずに速やかに分散さ
れることとなり、傘部シート面近傍におけるチタン合金
の温度上昇が軽微になってミクロ的な塑性変形を生じる
恐れがなくなること、 ■ ただ、Niの場合も、単にそのまま薄層として用い
ただけでは硬度が十分でないので衝撃時の“むしれ”に
よる摩耗が懸念されるが、PやB等を微量添加したNi
合金の形態で使用すれば、簡華な加熱処理を施すだけで
Ni:+ PやNi、B等の金属間化合物を析出して表
面硬度が容易にH’v600以上にまで向上し、十分な
耐摩耗性を示すようになること、 ■ また、前記Ni合金層は処理の容易な無電解メッキ
法によって設けられたもので十分であり、非常に薄くて
も所期の目的が十分に達成されること、 ■ 該メッキの範囲をチタン合金製エンジンバルブ本体
の傘部だけとしてもバルブの耐久性改善に著効があるが
、傘部と共に軸部をも被覆すると、Mo溶射による軸部
の摩耗対策を施すことなく該軸部の耐焼付性をも十分に
満足できる域にまで改善できること。
ることができないこと、 ■ ところが、チタン合金製エンジンバルブの傘部シー
ト面にNiO薄層を設けると、NiはTiに比べて熱伝
導率が高いため、シリンダーヘッド例のシート材との衝
撃で発生する熱が局部的に蓄積されずに速やかに分散さ
れることとなり、傘部シート面近傍におけるチタン合金
の温度上昇が軽微になってミクロ的な塑性変形を生じる
恐れがなくなること、 ■ ただ、Niの場合も、単にそのまま薄層として用い
ただけでは硬度が十分でないので衝撃時の“むしれ”に
よる摩耗が懸念されるが、PやB等を微量添加したNi
合金の形態で使用すれば、簡華な加熱処理を施すだけで
Ni:+ PやNi、B等の金属間化合物を析出して表
面硬度が容易にH’v600以上にまで向上し、十分な
耐摩耗性を示すようになること、 ■ また、前記Ni合金層は処理の容易な無電解メッキ
法によって設けられたもので十分であり、非常に薄くて
も所期の目的が十分に達成されること、 ■ 該メッキの範囲をチタン合金製エンジンバルブ本体
の傘部だけとしてもバルブの耐久性改善に著効があるが
、傘部と共に軸部をも被覆すると、Mo溶射による軸部
の摩耗対策を施すことなく該軸部の耐焼付性をも十分に
満足できる域にまで改善できること。
この発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、
第1図に略示するように、「チタン合金製エンジンバル
ブを、チタン合金製バルブ本体1の表面に厚みが10〜
100μmでヴィッカース硬さが600以上のNi合金
無電解メッキ層2を設けて成る構成することにより、該
バルブ本体シート面3の耐摩耗性、更にはバルブ本体軸
部4表面の耐焼付性・耐かじり性を改善し、その使用寿
命を顕著に延命化した点」に特徴を有するものである。
第1図に略示するように、「チタン合金製エンジンバル
ブを、チタン合金製バルブ本体1の表面に厚みが10〜
100μmでヴィッカース硬さが600以上のNi合金
無電解メッキ層2を設けて成る構成することにより、該
バルブ本体シート面3の耐摩耗性、更にはバルブ本体軸
部4表面の耐焼付性・耐かじり性を改善し、その使用寿
命を顕著に延命化した点」に特徴を有するものである。
ここで、バルブ本体に適用されるチタン合金としては、
Ti−6Af−4V系、 Ti −6Ai! −6V
−2Sn系、Ti−6八it −25n −4Zr −
2Mo系、Ti−6Af−2Sn−−4Zr −6Mo
系、 Ti−10V −2Fe −3Af系。
Ti−6Af−4V系、 Ti −6Ai! −6V
−2Sn系、Ti−6八it −25n −4Zr −
2Mo系、Ti−6Af−2Sn−−4Zr −6Mo
系、 Ti−10V −2Fe −3Af系。
Ti −5Aj! −2,5Sn系、Ti−8Af
IMo 1系。
IMo 1系。
Ti 13V 11Cr 3Aj!系、Ti
3Af 8V−6Cr−4Mo−4Zr系、 Ti
−8Mo −8V −2Fe −3八2系。
3Af 8V−6Cr−4Mo−4Zr系、 Ti
−8Mo −8V −2Fe −3八2系。
Ti 11.5Mo −6Zr−4,5Sn系、 T
i−15V −3Aj! 3Sn−3Cr系等の高力
タイプのものであれば何れを採用しても良い。
i−15V −3Aj! 3Sn−3Cr系等の高力
タイプのものであれば何れを採用しても良い。
そして、バルブシート面に優れた耐摩耗性を付与し、更
にはバルブ軸部表面の耐焼付性・耐かじり性をも改善す
るためのメッキ材質としては、十分な熱伝導性を有する
とと共に無電解メッキによって密着性の優れたメッキ層
を形成できるNi合金であって、かつメッキ層の硬度を
ヴイフカース硬さで600以上となし得るものであれば
格別に種類が問われるものではないが、好ましくは無電
解メッキが容易であって、簡単な熱処理にてN1ffP
又はNi3B、を析出して硬化するN1−P合金或いは
N1−B合金を適゛用するのが良い。
にはバルブ軸部表面の耐焼付性・耐かじり性をも改善す
るためのメッキ材質としては、十分な熱伝導性を有する
とと共に無電解メッキによって密着性の優れたメッキ層
を形成できるNi合金であって、かつメッキ層の硬度を
ヴイフカース硬さで600以上となし得るものであれば
格別に種類が問われるものではないが、好ましくは無電
解メッキが容易であって、簡単な熱処理にてN1ffP
又はNi3B、を析出して硬化するN1−P合金或いは
N1−B合金を適゛用するのが良い。
なお、本発明において、チタン合金製バルブ本体に設け
るメッキ層の厚みを10〜100μmと限定したのは、
該メッキ層の厚みが10μm未満ではバルブとして十分
に満足できる耐摩耗性が確保できず、一方、該厚みが1
00μmを超えるとメッキ層内部に発生する残留応力の
ためにメッキ層の剥離が生じるためである。
るメッキ層の厚みを10〜100μmと限定したのは、
該メッキ層の厚みが10μm未満ではバルブとして十分
に満足できる耐摩耗性が確保できず、一方、該厚みが1
00μmを超えるとメッキ層内部に発生する残留応力の
ためにメッキ層の剥離が生じるためである。
また、上記メッキ層の硬さをヴィッカース硬さで600
以上と定めたのは、メッキ層の硬さがHv600を下回
ると所望の耐摩耗性が得られないからである。
以上と定めたのは、メッキ層の硬さがHv600を下回
ると所望の耐摩耗性が得られないからである。
ところで、本発明では無電解メッキ方法やメッキ条件が
特に規定されるものではなく、また硬質化のためにメッ
キ後の熱処理を要する場合でも熱処理条件に格別な制限
はない。なぜなら、メッキ条件や熱処理条件に係わらず
、メッキ厚を10〜100μmに調整すると共に、メッ
キ層の硬さ:Hv600以上を確保しさえすれば、チタ
ン合金製バルブは十分な耐摩耗性を示すからである。し
かも、上記条件のメッキ層はバルブシート面の耐摩耗性
を向上するだけではなく、軸部の焼付やかじり防止にも
十分な効果を発揮することは前述した通りである。
特に規定されるものではなく、また硬質化のためにメッ
キ後の熱処理を要する場合でも熱処理条件に格別な制限
はない。なぜなら、メッキ条件や熱処理条件に係わらず
、メッキ厚を10〜100μmに調整すると共に、メッ
キ層の硬さ:Hv600以上を確保しさえすれば、チタ
ン合金製バルブは十分な耐摩耗性を示すからである。し
かも、上記条件のメッキ層はバルブシート面の耐摩耗性
を向上するだけではなく、軸部の焼付やかじり防止にも
十分な効果を発揮することは前述した通りである。
このようなメッキを施す範囲はチタン合金製バルブ本体
の傘部だけでも良いが、傘部と軸部の両者をメッキ層で
覆うようにすれば、実際使用に当って軸部の耐摩耗性(
耐焼付性、耐かじり性)改善のためのMo溶射を施す手
間が省けるので好都合である。なお、場合によっては、
軸部だけにヴィッカース硬さ:600以上のN1−P合
金やNiB合金等の無電解メッキ層を施すのみでも、該
部分の耐摩耗性(耐焼付性、耐かじり性)をMo溶射材
と同程度に改善できることは言うまでもない。
の傘部だけでも良いが、傘部と軸部の両者をメッキ層で
覆うようにすれば、実際使用に当って軸部の耐摩耗性(
耐焼付性、耐かじり性)改善のためのMo溶射を施す手
間が省けるので好都合である。なお、場合によっては、
軸部だけにヴィッカース硬さ:600以上のN1−P合
金やNiB合金等の無電解メッキ層を施すのみでも、該
部分の耐摩耗性(耐焼付性、耐かじり性)をMo溶射材
と同程度に改善できることは言うまでもない。
このように、本発明に係るチタン合金製エンジンバルブ
は、バルブ本体表面に10〜100μm厚でヴイソカー
ス硬さが600以上のNi合金無電解メッキ層を設けて
成るものであるが、実使用に当っては、軸端にCr −
Mo1Jやステライトのチップを接合する等によって軸
端部の摩耗対策が施される。なお、軸部については、前
記メッキ層の代わりにMoを溶射する等の他の手段にて
焼付防止等の対策を講じても良いことは言うまでもない
。
は、バルブ本体表面に10〜100μm厚でヴイソカー
ス硬さが600以上のNi合金無電解メッキ層を設けて
成るものであるが、実使用に当っては、軸端にCr −
Mo1Jやステライトのチップを接合する等によって軸
端部の摩耗対策が施される。なお、軸部については、前
記メッキ層の代わりにMoを溶射する等の他の手段にて
焼付防止等の対策を講じても良いことは言うまでもない
。
〈作用〉
上述のように、シート面に硬質のNi合金メッキ層を設
けた本発明のチタン合金製エンジンバルブでは、熱伝導
率の良好なNi合金メッキ層が存在するが故に、シリン
ダーヘッド側のシート材との衝撃で発生する熱が速やか
に逸散して局部的な蓄積を生じることがなく、従ってチ
タン合金製エンジンバルブ本体のシート面近傍部のミク
ロ変形を引き起こすことが防止される。また、このメッ
キ層はHv600以上の硬度を有しており、高温でも十
分に高い硬度を維持するので、高温環境下でも優れた耐
摩耗性、耐焼付性及び耐かじり性を発揮して高度の耐久
性がもたらされることとなる。
けた本発明のチタン合金製エンジンバルブでは、熱伝導
率の良好なNi合金メッキ層が存在するが故に、シリン
ダーヘッド側のシート材との衝撃で発生する熱が速やか
に逸散して局部的な蓄積を生じることがなく、従ってチ
タン合金製エンジンバルブ本体のシート面近傍部のミク
ロ変形を引き起こすことが防止される。また、このメッ
キ層はHv600以上の硬度を有しており、高温でも十
分に高い硬度を維持するので、高温環境下でも優れた耐
摩耗性、耐焼付性及び耐かじり性を発揮して高度の耐久
性がもたらされることとなる。
続いて、この発明を実施例により具体的に説明する。
〈実施例〉
実施例 1
まず、Ti−6Ai’−4V合金及びTi−6八1−2
S1−2Sn4Zr−2,1Si合金製の、直径10鶴
、長さ40鶴の丸棒摩耗試験片端面に、第1表に示す種
々厚さ及び硬さのN1−P合金無電解メッキ又はN1−
B合金無電解メッキを施しく一部についてはメッキ無し
)、更に熱処理によって硬質化して(一部は熱処理を行
わず)摺動摩耗試験を実施した。また、11厚X50m
m幅×50fl長の密着性試験片表面に同様の処理を行
い、メッキ密着性試験を実施した。
S1−2Sn4Zr−2,1Si合金製の、直径10鶴
、長さ40鶴の丸棒摩耗試験片端面に、第1表に示す種
々厚さ及び硬さのN1−P合金無電解メッキ又はN1−
B合金無電解メッキを施しく一部についてはメッキ無し
)、更に熱処理によって硬質化して(一部は熱処理を行
わず)摺動摩耗試験を実施した。また、11厚X50m
m幅×50fl長の密着性試験片表面に同様の処理を行
い、メッキ密着性試験を実施した。
摺動摩耗試験は、第2図に示すようなピンオンディスク
試験装置によって行い、試験片5の端面を所定距離に亘
って相手材6と摺動させた後の重量減少により耐摩耗性
の程度を評価した。なお、このときの試験条件は 試験荷重:2kgf、 摺動速度: 62.8m/
min。
試験装置によって行い、試験片5の端面を所定距離に亘
って相手材6と摺動させた後の重量減少により耐摩耗性
の程度を評価した。なお、このときの試験条件は 試験荷重:2kgf、 摺動速度: 62.8m/
min。
摺動距離: 2.5X 103m。
相手材:引張り強度が60kgf/mm”のハイテン鋼
。
。
であった。
また、メッキ密着性試験は第3図に示すようなデュポン
剥離試験装置を使用し、 試験荷重:1kgf、 撃ち型直径: 12.5龍φ
。
剥離試験装置を使用し、 試験荷重:1kgf、 撃ち型直径: 12.5龍φ
。
型の落下高さ=50印。
なる条件でメッキ層の打撃を行い、試験後に打撃面での
メッキ層の剥離状態を調べて評価した。なお、第2図に
おいて、符号7はフレームを、8はガイドレールを、9
は重錘を、10はピンを、11は支柱を、12はベツド
を、13は水平調節ネジを、14はあわ水準器を、15
は撃ち型を、そして16は受は台をそれぞれ示す。
メッキ層の剥離状態を調べて評価した。なお、第2図に
おいて、符号7はフレームを、8はガイドレールを、9
は重錘を、10はピンを、11は支柱を、12はベツド
を、13は水平調節ネジを、14はあわ水準器を、15
は撃ち型を、そして16は受は台をそれぞれ示す。
この結果を第1表に併わせで示す。
第1表に示される結果からも明らかなように、無電解N
1−Pメッキ層又はN1−B層を施した後熱処理により
該メッキ層を所定硬度にまで硬質化した本発明材は、メ
ッキ層の密着性が良好で優れた耐摩耗性を示しており、
チタン合金製エンジンバルブシート面の耐摩耗性改善や
軸部の耐焼付性・耐かじり性改善に極めて有効な手段で
あることが理解できるのに対して、メッキ層の厚さが本
発明で規定する条件よりも薄い比較例1及び9や、メッ
キ層の硬さが本発明で規定する条件よりも低い比較例?
、 8.15.16及び20では耐摩耗性が従来材と
変わらず、一方、メッキ層の厚さが本発明で規定する条
件よりも厚い比較例5及び13ではメッキの密着性が劣
っていて剥落する危険のあることが分かる。
1−Pメッキ層又はN1−B層を施した後熱処理により
該メッキ層を所定硬度にまで硬質化した本発明材は、メ
ッキ層の密着性が良好で優れた耐摩耗性を示しており、
チタン合金製エンジンバルブシート面の耐摩耗性改善や
軸部の耐焼付性・耐かじり性改善に極めて有効な手段で
あることが理解できるのに対して、メッキ層の厚さが本
発明で規定する条件よりも薄い比較例1及び9や、メッ
キ層の硬さが本発明で規定する条件よりも低い比較例?
、 8.15.16及び20では耐摩耗性が従来材と
変わらず、一方、メッキ層の厚さが本発明で規定する条
件よりも厚い比較例5及び13ではメッキの密着性が劣
っていて剥落する危険のあることが分かる。
実施例 2
Ti−6AJ!−4V合金製及びTi−6妓2Sn
4Zr−2Mo−0,1Si合金製の、熱間鍛造により
第4図で示した如き、形状に一体成形したエンジンバル
ブを複数個準備した。
4Zr−2Mo−0,1Si合金製の、熱間鍛造により
第4図で示した如き、形状に一体成形したエンジンバル
ブを複数個準備した。
次いで、このエンジンバルブの一部について、傘部及び
軸部に前記第1表で示す種々の無電解メッキを行った後
、熱処理によってメッキ層の硬化を図った。
軸部に前記第1表で示す種々の無電解メッキを行った後
、熱処理によってメッキ層の硬化を図った。
次に、これらのバルブとメッキを施さない従来材とをそ
れぞれ第3図で示すような動弁系の吸気系に組み込み、
実機によるエンジンテストを実施した。なお、第3図に
おいて、符号6はエンジンバルブ、7はシリンダヘッド
、8はシリンダヘッド側のシート材、9はバルブスプリ
ング、10はリテーナ−、11はリフター、そして12
はカムをそれぞれ示す。
れぞれ第3図で示すような動弁系の吸気系に組み込み、
実機によるエンジンテストを実施した。なお、第3図に
おいて、符号6はエンジンバルブ、7はシリンダヘッド
、8はシリンダヘッド側のシート材、9はバルブスプリ
ング、10はリテーナ−、11はリフター、そして12
はカムをそれぞれ示す。
このときの試験条件は
エンジン回転数: 1000〜5000rpm。
試験時間:500hr。
であり、試験後に摩耗深さを測定した。
この結果を前記第1表に併わせで示す。
第1表に示される実機テストの結果からも明らかなよう
に、本発明に係るチタン合金製エンジンバルブはシート
面に所定のメッキ層を有しない従来のエンジンバルブに
比べて格段に摩耗量が少なく、良好な耐摩耗性を示すこ
とが分かる。また、軸部の摩耗についても、本発明で規
定される条件のメッキ層を有するものはMo溶射材と同
程度の良好な耐摩耗性を示すことが明瞭である。
に、本発明に係るチタン合金製エンジンバルブはシート
面に所定のメッキ層を有しない従来のエンジンバルブに
比べて格段に摩耗量が少なく、良好な耐摩耗性を示すこ
とが分かる。また、軸部の摩耗についても、本発明で規
定される条件のメッキ層を有するものはMo溶射材と同
程度の良好な耐摩耗性を示すことが明瞭である。
〈効果の総括〉
以上に説明した如く、この発明によれば、従来のチタン
合金製エンジンバルブで問題となりでいたシート面の耐
摩耗性が著しく改善され、長期間のノンメンテナンス下
での使用が要求される量産車のエンジンに適用すること
が可能なチタン合金製エンジンバルブを提供することが
できる。その上、極く低いコストでもってバルブ軸部の
耐摩耗性向上を図ることもでき、量産車の出力向上に大
きく寄与し得るものである。しかも、本発明はチタン合
金製エンジンバルブのみか、スプリングとの摩耗が問題
となるバルブリテーナ−の耐久性向上の道をも開くもの
であり、これらの点からして産業上極めて有用な効果が
もたらされることば明瞭である。
合金製エンジンバルブで問題となりでいたシート面の耐
摩耗性が著しく改善され、長期間のノンメンテナンス下
での使用が要求される量産車のエンジンに適用すること
が可能なチタン合金製エンジンバルブを提供することが
できる。その上、極く低いコストでもってバルブ軸部の
耐摩耗性向上を図ることもでき、量産車の出力向上に大
きく寄与し得るものである。しかも、本発明はチタン合
金製エンジンバルブのみか、スプリングとの摩耗が問題
となるバルブリテーナ−の耐久性向上の道をも開くもの
であり、これらの点からして産業上極めて有用な効果が
もたらされることば明瞭である。
第1図は、本発明に係るチタン合金製エンジンバルブの
概要を示す説明図である。 第2図は、ピンオンディスク試験要領を示す概念図であ
る。 第3図は、デュポン剥離試験装置の概要図である。 第4図は、実機試験で使用した動弁系の概念図である。 第5図は、エンジンバルブの形状例を示す概略図である
。 図面において、 1・・・チタン合金製バルブ本体。 2・・・Ni合金無電解メッキ層。 3.33・・・シート面、4.32・・・軸部。 5・・・試験片、 6・・・相手材。 7・・・フレーム、 8・・・ガイドレール。 9・・・重錘、10・・・ピン。 11・・・支柱、12・・・ベツド。 13・・・水平調節ネジ、14・・・あわ水準器。 15・・・撃ち型、16・・・受は台。 17・・・エンジンバルブ、18・・・シリンダヘッド
。 19・・・シリンダヘッド側のシート材。 20・・・バルブスプリング、21・・・リテーナ−1
22・・・リフター、23・・・カム。 31・・・軸端。
概要を示す説明図である。 第2図は、ピンオンディスク試験要領を示す概念図であ
る。 第3図は、デュポン剥離試験装置の概要図である。 第4図は、実機試験で使用した動弁系の概念図である。 第5図は、エンジンバルブの形状例を示す概略図である
。 図面において、 1・・・チタン合金製バルブ本体。 2・・・Ni合金無電解メッキ層。 3.33・・・シート面、4.32・・・軸部。 5・・・試験片、 6・・・相手材。 7・・・フレーム、 8・・・ガイドレール。 9・・・重錘、10・・・ピン。 11・・・支柱、12・・・ベツド。 13・・・水平調節ネジ、14・・・あわ水準器。 15・・・撃ち型、16・・・受は台。 17・・・エンジンバルブ、18・・・シリンダヘッド
。 19・・・シリンダヘッド側のシート材。 20・・・バルブスプリング、21・・・リテーナ−1
22・・・リフター、23・・・カム。 31・・・軸端。
Claims (3)
- (1)チタン合金製バルブ本体表面に厚みが10〜10
0μmでヴィッカース硬さが600以上のNi合金無電
解メッキ層を設けて成ることを特徴とする、チタン合金
製エンジンバルブ。 - (2)Ni合金無電解メッキ層がチタン合金製バルブ本
体の傘部表面に設けられて成る、特許請求の範囲第1項
に記載のチタン合金製エンジンバルブ。 - (3)Ni合金無電解メッキ層がチタン合金製バルブ本
体の傘部表面と軸部表面とに設けられて成る、特許請求
の範囲第1項に記載のチタン合金製エンジンバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25068187A JPH0196407A (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | チタン合金製エンジンバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25068187A JPH0196407A (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | チタン合金製エンジンバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0196407A true JPH0196407A (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=17211461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25068187A Pending JPH0196407A (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | チタン合金製エンジンバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0196407A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7225781B2 (en) | 2005-01-28 | 2007-06-05 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Methods for surface treating engine valves and engine valves treated thereby |
JP2010106842A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Mahle Internatl Gmbh | 高温のガスに曝される弁体のガス封止部の構造 |
KR101380443B1 (ko) * | 2007-12-27 | 2014-04-02 | 두산인프라코어 주식회사 | 연소실 온도 측정용 써모메트릭 부품을 이용한 온도 측정방법 |
WO2014089657A1 (pt) * | 2012-12-12 | 2014-06-19 | Mahle Metal Leve S/A | Válvula para motores de combustão interna |
JP2018096473A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社フジキン | 制御弁 |
-
1987
- 1987-10-06 JP JP25068187A patent/JPH0196407A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7225781B2 (en) | 2005-01-28 | 2007-06-05 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Methods for surface treating engine valves and engine valves treated thereby |
KR101380443B1 (ko) * | 2007-12-27 | 2014-04-02 | 두산인프라코어 주식회사 | 연소실 온도 측정용 써모메트릭 부품을 이용한 온도 측정방법 |
JP2010106842A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Mahle Internatl Gmbh | 高温のガスに曝される弁体のガス封止部の構造 |
US8726873B2 (en) | 2008-10-31 | 2014-05-20 | Mahle International Gmbh | Moveable valve sealing body exposed to hot gases |
WO2014089657A1 (pt) * | 2012-12-12 | 2014-06-19 | Mahle Metal Leve S/A | Válvula para motores de combustão interna |
JP2018096473A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社フジキン | 制御弁 |
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