JPH0195763A - 煙草を検査し欠陥煙草を分離する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、互いに併置された複数の垂直な検査シャフト
を有する検査領域を備え、この検査領域を介して上下方
向に並んだ煙草列を上から下方に移送し、かつ、検査面
内で検査部材により煙草を＝　４− チェックし、正規の煙草を所定領域まで下方に移送する
、煙草を検査しかつ欠陥煙草を分離する煙草検査装置に
関する。

一般に、煙草が適正に形成されているか否かをその包装
前に検査することが行なわれている。この煙草検査及び
欠陥煙草の分離は包装機械で行なわれ、特に本発明では
煙草ストア部（煙草マガジン）の領域で行なわれる。欠
陥煙草は所定本数の煙草グループ毎に包装する前に分離
される。

煙草を検査する場合、厳格な検査及び欠陥煙草の分離を
できるだけ短時間、で行ない、煙草の更に先への移送を
阻害しないことが重要である。更に、検査の結果により
煙草に発生する機械的応力を防止する必要がある。

煙草マガジン内あるいはこの先の領域に配置された検査
域で煙草の検査を行うためには、煙草を正確な位置で一
時的に停止し、この後開放することが必要である。本発
明は、サイクル時間が短くても、検査のために煙草が極
めて正確な静止位置を保持できる検査領域を形成するこ
とを目的とする。

この目的を達成する本発明の煙草検査装置は、各検査シ
ャフト内の検査面の下側で少なくとも検査をする間、ク
ランプ部材により煙草を把持可能であることを特徴とす
る。

検査シャフト内では、煙草が１本づつ、あるいは、好ま
しくは上下に配置した２本の対毎に検査される。煙草を
検査位置に正確に保持するため、検査する煙草の下側に
配置され同じ上下方向列の煙草がクランプ腕により一時
的に保持され、そして開放される。

更に、本発明の他の特徴によればクランプ腕は検査シャ
フト内で煙草に平行に延設される長いクランプフィンガ
に形成され、横方向に移動して煙草を把持する。クラン
プフィンガは薄く形成され、湾曲あるいは湾曲様に形成
されたクランプ面を備え、このクランプ面により把持さ
れる煙草の位置を調整することができる。

煙草の両側に２つのクランプフィンガを配置する場合に
は、煙草は検査シャフト内の中央に固定される。あるい
は、１つのクランプフィンガを各検査シャフト内で横方
向に配置することができ、これを横方向に好適に移動す
ることにより、対向するシャフト壁に煙草を押圧して保
持できる。

本発明の更に他の特徴によれば、全ての検査シャフトの
クランプフィンガを一体的に作動することができ、この
作動は検査シャフトの外側に横方向に延設される作動機
構により行なわれる。

検査シャフトの下部出口端には、検査済みの煙草を保持
する担持部材が配置され、この担持部材は横方向に移動
可能な担持ウェブあるいは枢動可能な担持フィンガに形
成され、煙草列を一時的に載置する。

更に、本発明はクランプ部材及び検査領域の他の部材の
構造及び配置に係わる。

以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

煙草包装機械は煙草マガジン１０を備える。第１図はこ
の煙草マガジンの主要部の断面図であるが、通常のもの
と異なる構造を備える。煙草製造＝　　７　− 機械あるいは大きな貯蔵部から送られた煙草１１は、湾
曲した側壁１２．１３を有する煙草マガジン１０内にそ
の上部から供給される。煙草ストア部１４がこの煙草マ
ガジン内に形成されている。

このストア部１４内に収容される煙草の量は、上部及び
下部の例えば光学的検出手段１５．１６である検出手段
によりモニタされる。

煙草マガジンの下部領域は、垂直方向あるいは上下方向
のマガジンシャフト１７を多数備える。

煙草１１はその重さでマガジンシャフト１７内を通過す
ると共に、各煙草１１が互いに上下に密に配置されて煙
草列を形成する。煙草の包装パックの内容量に対応した
複数のマガジンシャフト１７が集り、シャフトグループ
１８を形成する。この下側で、包装パックに収容される
所定本数の煙草グループ１つが排出部材２０によりシャ
フトグループ１８のマガジンシャフト１７から排出され
、包装工程に送られる。

煙草マガジン１０内、本実施例では横方向寸法の最も大
きい領域内に検査ユニット２１が設けられている。この
検査ユニットは煙草ストア部１４よりも所定距離上方に
配置されている。煙草はこの検査ユニット２１を介して
移送され、ここで検査される。充填量が不十分であった
り、あるいは、フィルタの欠損している等の欠陥煙草は
この検査ユニット２１の領域内で検出されかつ分離され
る。

正規の煙草が煙草ストア部１４に搬送される。

検査を行うため、煙草はその自重で検査ユニット２１の
垂直な検査シャフト２２を介して移送される。この検査
シャフト２２は互いに平行に配置された垂直なシャフト
壁２３で分割されている。

この検査シャフト２２の寸法は、各煙草を上下に密に配
置して煙草列２４を形成するような寸法となっている。

この煙草列２４は検査シャフト２２内を上から下に向け
、間欠的に移動する。検査ユニット２１の上側には煙草
を充分な量保持する集積部２５が配置され、可動ディス
トリビュータ２６により煙草１１がこの集積部から検査
シャフト２２内に送り込まれて煙草列２４が形成される
。

検査シャフト２２まで延長される湾曲した案内板−〇　
　　　− ２７が側壁１２．１３に設けられている。

図示の実施例では、検査シャフト２２内の領域内のほぼ
中間高さの水平な検査面２８内で煙草の検査が行なわれ
る。本実施例では、検査部材２９゜３０により各検査シ
ャフト２２内で上下に配置された２本の煙草が正確に形
成されているが否か検査される。検査のために煙草の両
端面が把持される。本実施例では電気光学式検査装置３
１．３２で把持される。この検査で欠陥煙草が発見され
ると、検査装置３１．３２は煙草排除装置に、対応した
信号を送る。この排除装置は検査面２８の下側、特に検
査ユニット２２の領域内に配置されている。

煙草１１を極めて短い静止中に検査するためには、煙草
の端面が検査部＋４’２９．２０のほぼ中央に整合して
いる必要がある。このために、少なくともこの検査中、
検査面２８より僅かに下側で煙草１１ａが固定される。

これにより、この上の煙草、特に検査面２８の領域内の
煙草は相対位置を正確に整合される。

検査シャフト２２内の煙草１１ａは、特にクランプ部材
により機械的に固定される。第３図乃至第５図に示す実
施例では、煙草１１ａを把持するクランプ部材が各検査
シャフト２２内で可動に配置されている。実際にはこの
クランプ部材は、煙草の軸線方向はぼ全長あるいは検査
シャフトの全深さにほぼ沿うクランプフィンガ３３を備
える。

このクランプフィンガ３３は比較的薄肉に形成され、煙
草の側部に隣接して、特にシャフト壁２３に形成された
矩形断面の四部３４内に配置される。

煙草１１ａを把持するため、クランプフィンガ３３は凹
部３４内の初期位置から横方向に移動し、煙草１１ａを
隣接するシャフト壁２３の側面３５に押圧する（第３図
）。この煙草１１ａの把持位置はクランプフィンガ３３
の位置により、予め正確に定めることができる。このク
ランプフィンガの煙草１１ａに対向する側は煙草１１ａ
の外形に合致して湾曲したクランプ面３６を備える。こ
のクランプ面３６は、煙草１１ａかクランプ位置でクラ
ンプフィンガ３３の中心位置に整合するように定める。

図示の検査ユニット２１は間欠的に作動して、２本の煙
草を同時に検査し、移送する。このために、クランプフ
ィンガ３３で限定される保持面３７が検査面２８よりも
煙草２本分下側に形成される。

更に、煙草列２４の各最下部の煙草１１ｂを保持する保
持面が検査ユニット２１の領域内あるいはその下部出口
側に形成しである。このために、煙草１１ｂの担持ウェ
ブ３９がシャフト壁２３の下側の平面内に配置されてい
る。これらの担持ウェブ３９はシャフト壁２３に対して
横方向に往復動し、第３図に示すように検査シャフト２
２の直下の支持位置あるいは担持位置と、第４図に示す
ようにこの検査シャフトを開くシャフト壁２３の直下の
開放位置とを占めることができる。担持面３８あるいは
担持ウェブ３９と、保持面３７との間は、煙草径の整数
倍よりも僅かに大きく、本実施例では２本の煙草の径よ
りも僅かに大きく、したがって把持された煙草１１ａと
この下側の煙草＝　１２− との間に間隙４０が形成される。この領域、特に担持ウ
ェブ３９の上側で保持面３７の下側で、欠陥煙草がその
軸線方向に押し出される。

上記検査ユニット２１の作動は以下の通りである。

検査済みの煙草を整列させるため、煙草１１ａは上述の
ように第３図に示す検査位置にクランプされ、固定され
る。担持ウェブ３９は検査シャフト２２を閉じる位置に
配置される。この上側に配置された煙草にはほとんど荷
重が掛からず、これらの煙草が欠陥品である場合はこれ
よりも上側の煙草を検査する間に排出される。欠陥煙草
は噴出しノズル４１．４２により排出されるもので、こ
の噴出しノズルは各検査シャフト２２に上下の対として
設けられている。検査装置３１．３２からの欠陥信号に
より、噴出しノズル４１．４２は個々にあるいは同時に
作動することができる。

欠陥煙草を確実に排出した後、煙草１１ａが保持面３７
内に固定されている間に担持ウェブ３９は検査シャフト
２２の領域から移動し、したがつてこの上に配置された
検査済みの煙草はその自重で検査シャフト２２から落下
する。これには欠陥煙草が含まれていない。正規の煙草
が煙草ストア部１４に供給される。

この後、第５図に示すように担持ウェブ３９は検査シャ
フト２２の下側の担持位置に戻る。煙草１１ａはクラン
プフィンガ３３が戻るために開放される。煙草列２４の
全体は検査シャフト２２内を下方に移動し、下側の煙草
１１ｂが担持ウェブ３９に載置される。検査サイクルが
繰返され、クランプフィンガが横方向に移動して煙草１
１ａを把持する。

第６図に示す実施例はクランプ部材の構造が上記実施例
と相違する。この実施例はクランプ部材として２つのク
ランプフィンガ４Ｂ、４４を各検査シャフト２２に設け
である。これらのクランプフィンガは煙草１１ａの両側
で移動して検査シャフト２２の中央に固定する。

更に、シャフト壁２３はその全長に亙って連続してはお
らず、間隙４５が設けられている。この−１４＝ 間隙は各シャフト壁の一定位置に設けられており、保持
面を形成する。この保持面内でクランプフィンガ４３，
４４が横方向に移動する。

更に、第７図及び第８図に他の実施例を示す。

この実施例は担持ウェブ３９の構造が相違する。

この実施例では、枢動可能な担持フィンガ４６がシャフ
ト壁２３の下側に配置され、その端部に形成された支持
面４７を水平にして底部あるいは下側の煙草１１ｂを載
置する担持位置に旋回することができる。この担持フィ
ンガ４６は一方の端部を中心として旋回する枢動レバー
として形成されており、シャフト壁２３の下側のベアリ
ングに装着され、ギヤにより、シャフト壁２３の延長線
に沿う下方に向く位置（第８図）から、第７図に示すよ
うに上方に傾斜した支持位置に旋回することができる。

図示の実施例では、担持フィンガ４６はそれぞれのピニ
オン４９を介して、共通のラック４８で旋回される。

煙草マガジン１０は連続した前壁５０と後壁５１とを備
える。検査ユニット２１及びシャフト壁２３は後壁５１
に別個の部祠として結合されている。したがって、第２
図に示すようにディストリビュータ２６は一側から突出
しする部材として後壁５１に回転可能に装着され、駆動
ユニット５２で回転される。

クランプフィンガ３３及び４３．４４は一側、すなわち
後壁５１から検査シャフト２２内に突出する。第２図に
示す実施例では、各クランプフィンガ３３は２字状のホ
ルダ５３に取付けられている。このホルダは後壁５１の
領域内で煙草マガジン１０の外側に配置され、この後壁
の連続した開口５４内に入る。このホルダ５３は水平方
向あるいは横方向に延長される２本の担持ロッド５５゜
５６上を移動可能に装着される。適宜の作動機構により
、全てのホルダしたがってクランプフィンガ３３が一体
的に横方向に移動し、このときホルダ５３は担持ロッド
５５，５６上を移動する。

同様に、担持ウェブ３９もアングル祠あるいは２字状の
ホルダ５７により、クランプフィンガ３３の隣接するホ
ルダ５３間で担持ロッド５５゜−］６− ５６上に装着される。担持ウェブ３９と共に各ホルダ５
７は上述のように一体的に移動される。

更に、第２図においては噴出しノズル４１゜４２がクラ
ンプフィンガ３３のホルダ５３に設けられている。これ
により、クランプフィンガ３３がクランプ位置にあると
きに、噴出しノズル４１゜４２は保持面３７の下側で上
下配置の一対の煙草に整合する。欠陥煙草排出用の出口
は、この噴出しノズル４１．４２の反対側で前壁５０に
形成されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による煙草検査装置を備える煙
草マガジンの縦方向垂直断面図、第２図は第１図の煙草
マガジンの検査シャフト及びマガジンシャフトを示す横
方向垂直断面図、第３図は煙草マガジンの検査領域を拡
大して示す断面図、第４図は検査済みの煙草を開放する
位置を示す第３図と同様な断面図、第５図は煙草列の移
動状態を示す第３図及び第４図と同様な断面図。第６図
は他の実施例の第３図乃至第５図と同様な断面図、第７
図は更に他の実施例の検査領域を示す説明図、第８図は
第７図の実施例の煙草開放状態を示す説明図である。 １０・・・煙草マガジン、１１・・・煙草、２２・・・
検査シャフト、２３・・・シャフト壁、２４・・・煙草
列、２８・・・検査面、３３．４３．４４・・・クラン
プフィンガ、３６・・・クランプ面、３７・・・保持面
、３９・・・担持ウェブ、４５・・・間隙、４６・・・
担持フィンガ、５］・・・後壁。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）互いに併置された複数の垂直な検査シャフトを有
   する検査領域を備え、上下方向に並んだ煙草列をこの検
   査領域を介して上から下方に移送し、かつ、検査面内で
   検査部材により煙草をチェックし、正規の煙草を所定領
   域まで下方に移送する、煙草を検査しかつ欠陥煙草を分
   離する煙草検査装置であって、各検査シャフト（２２）
   内の検査面（２８）の下側で、少なくとも検査をする間
   、クランプ部材により煙草（１１ｂ）を把持可能である
   ことを特徴とする煙草検査装置。 （２）各検査シャフト（２２）内に、隣接する煙草（１
   １ｂ）の軸線方向に延在するクランプフィンガ（３３；
   ４３、４４）に形成されたクランプ腕が横方向に移動可
   能に配置されている請求項１記載の煙草検査装置。 （３）前記クランプフィンガ（３３）はその初期位置で
   、検査シャフト（２２）のシャフト壁（２３）に形成さ
   れた横方向凹部内に収容されている請求項１又は２記載
   の煙草検査装置。 （４）横方向に配置されたクランプフィンガ（３３）は
   シャフト壁（２３）の対向する側面（３５）に煙草（１
   １ｂ）を押圧して把持可能である請求項１乃至３いずれ
   か１記載の煙草検査装置。 （５）各検査シャフト（２２）内には２つのクランプフ
   ィンガ（４３、４４）が、煙草の両側に配置され、煙草
   （１１ａ）を検査シャフト（２２）の中央で把持する請
   求項１乃至４いずれか１記載の煙草検査装置。 （６）検査シャフト（２２）の２つのクランプフィンガ
   （４３、４４）は、シャフト壁（２３）の間隙（４５）
   の領域内に配置される請求項１乃至５いずれか１記載の
   煙草検査装置。 （７）クランプフィンガ（３３；４３、４４）は煙草（
   １１ａ）に整合する湾曲したクランプ面（３６）を有す
   る請求項１乃至６いずれか１記載の煙草検査装置。 （８）クランプ部材で限定される煙草 （１１ｂ）の保持面（３７）が、検査面（２８）よりも
   煙草２、本の径に対応する分だけ下側に配置されている
   請求項１乃至７いずれか１記載の煙草検査装置。 （９）煙草（１１）あるいは検査シャフト （２２）内に形成される煙草列（２４）は、保持面（３
   ７）よりも所定距離下側で、煙草列（２４）の下側の煙
   草（１１ｂ）が担持部材上に支持されることにより停止
   され、この担持部材は支持位置から移動して、保持面（
   ３７）の領域内に煙草（１１ａ）が固定されたときに検
   査済みの煙草を開放する請求項１乃至８いずれか１記載
   の煙草検査装置。 （１０）煙草列（２４）を支持する担持部材が担持ウェ
   ブ（３９）を有し、この担持ウェブは各検査シャフト（
   ２２）に設けられ、シャフト壁（２３）の下側に移動し
   て検査シャフト（２２）を開放可能である請求項１乃至
   ９いずれか１記載の煙草検査装置。 （１１）前記担持部材は枢動可能な担持フィンガ（４６
   ）に形成され、この担持フィンガはシャフト壁（２３）
   の下側に配置され、シャフト壁（２３）の延長線に沿う
   下方に向く位置に旋回して検査シャフト（２２）を開放
   する請求項１乃至１０いずれか１記載の煙草検査装置。 （１２）前記クランプ部材（クランプフィンガ３３；４
   ３、４４）及び担持部材（担持ウェブ３９）は、それぞ
   れ一側に突出する部材として煙草マガジン（１０）の後
   壁（５１）から検査シャフト（２２）に延設され、検査
   ユニット（２１）の全ての各クランプ部材あるいは担持
   部材が一体的に移動可能である請求項１乃至１１いずれ
   か１記載の煙草検査装置。