JPS63267260A - 欠陥巻きタバコを分離する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は巻きタバコ分離装置に係り、そして特に巻きタ
バコ包装機において欠陥巻きタバコを分離する装置に関
する。

ロ、従来の技術 巻きタバコ包装機においては巻きタバコは複数の通路（
通常は７個）をＦ方へ通過するようにされており、それ
らは該通路の底から突き出されて要求される堆積（普通
は２０本から成る群）にされる。

巻きタバコの群全体即ち規定本数が全て合格品であるこ
とを保証するために、軸方向突き出し位置の上流−位置
において巻きタバコをその端部欠陥の有無に関して検査
することは知られている。

しかし、もし欠陥巻きタバコが探知されたならば、巻き
タバコの群全体を不合格にするのが在来の慣行である。

、−ハひる欠点は長年にわたって認識されており、そし
て近年来、欠陥のある巻きタバコのみを不合格にする手
段を確立するための幾つかのＪｈｉ案が為されている。

これら提案の大部分は巻きタバコが軸方向に移転される
位置に比較的近接して、即ち前記通路の下部分において
、欠陥巻きタバコを排除することに関連している。その
ような提案の例は英国特許用ＩＩ書第２０７３５７６号
、第２１３３２７１号及び第２１５６３２５号に説明さ
れる機構である。巻きタバコが通路から正常に軸方向に
移転される位置に比較的近接して巻きタバコを不合格と
して排除する欠点は、不合格として排除された巻きタバ
コによって形成されるギャップをその他の巻きタバコが
埋めるための時間がほとんど無いことであり、特に比較
的隣接する巻きタバコが不合格にされた場合においてし
かりである。

この潜在的問題を解決する提案は幾つか為され′Ｃいる
。例えば、英国特許用［ｌ山第２００１８３９号におい
て、包装機ホッパはそのリザーバ区域内の一コニットに
おいて、通常の通路の上方に、独立した１セツトの通路
を設けられ、巻きタバコの検査及び不合格品の排除が該
ユニット内で行われる。その結果として、扱いにくく且
つ値段の高いホッパになっている。同様に、英国特許用
４１１１ｍ第２１０８８１８号においては、巻きタバコ
包装機ホッパの通路の各下部分がそれに交互に巻きタバ
コを供給する２個の上部分と接続され、各上部分は巻き
タバコの検査及び不合格品排除手段を有する。

ハ１問題点を解決するための手段 本発明の目的は巻きタバコ包装機において使用され得そ
して既に提案された機構において認められる欠点の少な
くとも幾つかを除去し得る巻きタバコ分離装置を提供す
ることである。このために、本発明の装置は巻きタバコ
包装機ホッパにおいて下方へ延びる通路の上部分または
中間部分においてまたはその内部において使用するのに
特に好適であるように提案される。このことはそのよう
な上部分において不合格としてＩＪ＋除される巻きタバ
コは、より容易に充填されるギャップを残すという利点
を有する。何故ならば、それらは巻きタバコがそれらの
群を形成するように通路から正常に軸方向に突き出され
る位置から本質的により遠いからであり、従って後続の
巻きタバコによるギャップの充填のためにより長い時間
が与えられる。

さらにまた、通路の下部分と比較して通路の上部分にお
いては不合格として排除される巻きタバコ上に乗る巻き
タバコはより少数であるから、上部分において排除され
る巻きタバコの軸方向への突き出しに対する摩擦または
抵抗は本質的により小さく、従って軸方向への突き出し
はより大きい信頼性を以て為される。かつまた、巻きタ
バコ包装機のホッパにおいては通路は全体として集中し
、従って通路を隔てる側板叩ちベーンはそれらの上部分
においてはそれらの下部分におけるよりも厚くなるから
通路の上部分と連結される分離装置の据付は及びそれへ
の接近は下部分と連結されるそのような分１１１に装置
の場合に比しより容易であり且つ／またはより複雑でな
い。

本発明の一局面に従えば、欠陥巻きタバコを分向１する
装置は、特に巻きタバコ包装機のホッパにＪ５いて、巻
きタバコがそれらの長さに対して実質的に横所方向に単
列を以てそれに沿って通過する通路と、欠陥巻きタバコ
を確認するため個々の巻きタバコを前記通路を通るそれ
らの運動間に検査する手段と、欠陥巻きタバコを通路か
ら突き出す手段と、そして前記検査手段及び突き出し手
段の少なくとも一方を作動させるため通路内の巻きタバ
コの位置に応答する制御手段とを有する。好ましくは前
記制御手段は、巻きタバコが前記検査手段に対して正し
く位置されるときその表示のため巻きタバコの位置に応
答する第１の手段と、欠陥巻きタバコが突き出し手段に
対して正しく位置されるとぎその表示のため巻きタバコ
の位置に対して応答する第２の手段とを有する。好まし
くは前記制御手段の第１及び第２の手段は前記通路内の
巻きタバコのための共通の位置探知器を有する。

本発明の装置は巻きタバコの位にが予知され１ｇないま
たは明確に限定されない場合に通路と連携して作動し得
る。説明上、巻きタバコ包装機のホッパ内に配置された
またはそれらと連携された通路の下部分は、通常は、単
一の縦列の巻きタバコをおのおの充填され、これら巻き
タバコは明確に限定された段進運動を以て通路を通過し
て下方へ運動し、そして前記通路の下端から軸方向に突
き出されて最終包装のための群を形成することが理解さ
れなくてはならない。しかし通路の上部分の上方におい
ては、巻きタバコは依然として互いに当接しており、ま
たは、それらは上方のホッパリザーバから落下するから
巻きタバコ間にはギャップが存在しそして通路のそのよ
うな部分の占拠は予想不可能に変化し得る。たとえ当接
する巻きタバコの縦列が通路の上部分に達するまで延び
ていても、任意の時点における巻きタバコの位置は明確
に限定されない。何故ならば、公差の蓄積及び／または
下方の巻きタバコの僅かに異なる位置及び／または巻き
タバコの縦列の段進運動による落下に伴う巻きタバコの
曜動は、通路の下部分の上方において極めて一層重大に
なるからである１、従って、通路内に４３ける巻きタバ
コの位置に対して応答する手段の膜質は、装置を前記通
路の上部分における使用のために特に好適にする。この
位置にａ３　Ｌプる使用に対し本発明を特に適応さゼる
もう一つの特長に従って、突き出し手段は通路内で運動
している欠陥巻きタバコを拘束する手段を有する。

本発明の他の一局面に従えば、特に巻きタバコ包装機に
おいて欠陥巻きタバコを分離する装置であって、巻きタ
バコがそれらの長さに対して実質的に垂直の方向に単一
の縦列を以て横向きにそれに沿って通過するように配列
された通路と、分離さるべき欠陥巻きタバコを感知する
手段と、通路内において運動中の欠陥巻きタバコを拘束
する手段と、そして前記欠陥巻きタバコが拘束された後
にそれを前記通路から突き出１゛手段を有するものが設
けられる。前記拘束手段は吸引手段を有し得る。該吸引
手段は高圧空気を排出することよって吸引力を発生さゼ
る手段を有する。吸引手段は通路の側壁に吸引口を有し
、さらに側壁は室を設置ノられ、該室に高圧空気のパル
スが導入されそして爾後排出されるとともに前記吸引口
に対して吸引作用を及ぼす。高圧空気の切換えは真空給
源に対する直接接続よりも急速に達成され得る。

検査または感知手段は通路を通過する巻きタバコの運動
する流れのなかの欠陥タバコを探知するように構成され
る。検査または感知手段は巻きタバコのタバコ端部が十
分に充填されているか探知しそして例えば英国特許明細
書第１５７６００４号または第２１９３３１４号に開示
されるそれと実質的に同じである機構を有する。検査及
び感知手段はそのような機構において監視される巻きタ
バコの端部の異なる軸方向位置によって生じる照度の相
異に対して補正する手段を有する。

前記検査及び感知手段は、巻きタバコが監視のための位
置に在ることを表示する手段と、個々の巻きタバコの通
過を表示する手段とを有する位置探知器と協動し得る。

そのような位置探知器は当接する下行の巻きタバコ間に
形成される谷の少なくとも一部分を通って対角線方向へ
放射線のビームを導く手段を有し得る。

前記または同様の位置探知器は、拘束手段が検査または
感知手段によって発生される欠陥信号に応谷して欠陥巻
きタバコを拘束し次いでそれを突き出すように拘束手段
と協働する。検査または感知手段と拘束手段は、巻きタ
バコ１本の直径に相当する距離によってＵいに離されて
配列され、それによって、前記位置の中間に配置される
共通の位置探知器が検査または感知及び拘束の両目的に
使用され得るようにすることが便利である。

本発明のさらにもう一つの局面に従えば、特に巻きタバ
コ包装機において、欠陥巻きタバコを分離する装置であ
って、巻きタバコがそれらの軸線に対して実質的に垂直
の方向に単一の縦列を以て横向ぎにそれに沿って通過す
るように配列された通路と、分離さるべき欠陥巻きタバ
コを感知する手段と、該感知手段の下流において通路の
片側に位置される開口と、そして該開口に対向して位置
されそして前記感知手段によって作動されて欠陥巻きタ
バコをその＠線に対して垂直方向に６；＋記聞［１内へ
横向きに押圧する手段とを有り−るものが提供される。

前記開口は平常はフラップによって閉鎖される。

そして好ましくは前記押圧手段は巻きタバコを前記フラ
ップに対抗してそれを通過するように押圧する機械的ブ
ツシャを有する。欠陥巻きタバコがフラップを通過して
横方向へ排除されたならば、それ【よ例えば排除管に沿
って軸方向へ吹進されることによって前記開口から移転
され得る。

代替的に前記開口は平常は先に排除された巻きタバコに
よって充填されている巻きタバコ保持トラップの形式に
され得、次ぎの欠陥巻きタバコをトラップ内に押圧する
ための前記押圧手段の作動に先立って前記光に排除され
た巻きタバコを軸方向へ排除する手段が設けられる。

前記機械的ブツシャに代えて、またはそれに加えて、欠
陥巻きタバコを横方向へ押圧するための空気流手段（例
えば空気ジェット）が設けられ得る。

前記通路は巻きタバコ包装機において側根即ちベーン間
に画成され得、そしＣ複数のそのような通路が扇形直立
配列を以て配置され得、従って巻きタバコは在来の様式
で重力によって下降する。

位置決め手段が排除さるべき各巻きタバコの下に位置さ
れ得、好ましくはこれは機械的支持体例えば前記開口下
において通路内へ延伸され冑る枢動自在の拘束部材の形
式を取り得る。

本発明の各局面に従って装置において、各通路から２本
以上の欠陥巻きタバコを連続して排除することが可ｎＬ
であることは理解されるであろう。

唯一つの制限は過度多重ＩＪＩ除から生じる通路内の巻
きタバコ縦列において爾後起こり得る材料され即ちスタ
ーベーションの問題であると考えられる。

巻きタバコホッパの一特定実施例において、巻きタバコ
分離装置はホッパの各通路と関連させて配列され得る。

好ましくはそのような装置を垂直の方向にｎいから少し
偏らゼて配置し、それによって各装置を次々に隣接させ
て据え付けるようにする。

本発明の装置は巻きタバコ包装機のホッパ内においてま
たはそれと関連させて、そして少なくともその幾つかの
局面においてはそのようなホッパにおいてまたはそのよ
うなホッパから１方へ延びる通路の上部分と関連さゼて
、使用するのに特に適するが、本発明はそのような位置
における装置の使用に限定されるものではない。特に、
巻きタバコ包装機ホッパの通路の下部分におけるまたは
下部分と関連する本発明の任意の局面に従う装；Ｕの使
用が排除されるものではない。より一般的に、本発明に
基づく分離裂けは巻きタバコ以外のロッド状の品物、例
えばフィルタロッド、に対しても使用され得る。従って
、用語°巻きタバコ″は本明細書にＪ３いて便宜上用い
られるものであり、゛巻きタバコ”に対する本明細書で
の言及は゛巻きタバコ及び同様ロッド状品物”に対する
言及として解釈されなくてはならないと理解さるべきで
ある。

以下、本発明は添付図面を参照して実施例によってさら
に説明される。

二、実施例 第１図は巻きタバコ包装機ホッパ内の下降する巻きタバ
コのための通路１０を示す。通路１０は側壁または側板
即ちベーン１２の間に形成されている。通路１０内を下
降する巻きタバコは、それらが巻きタバコ位置１４を通
過するとき探知器ヘッド（第１図においては図示されて
いない）によって監視される。前記位置１４における欠
陥巻きタバコの探知に続いて、高圧空気パルスが室１８
へ供給される。前記室１８はベーン１２の一つの実質的
全幅に亙って延在する。室１８内における圧力下の空気
はスリット２０を通じてもう一つの室２２内へ排出され
そしてそこから通路２４を介して放出される。

前記スリット２ｏを通じて排出される空気は前記室２２
内に低圧ゾー）を生じさせる。’１２２はスロット２６
を介して通路１０と連通しており、そして前記室２２内
の低圧の故にスロット２６を通じて吸引される空気によ
って、巻きタバコ位置１６に在るまたは該位置に接近す
る巻きタバコは引張られて前記スロット２６に当接して
保持される。スロット２６は巻きタバコが該スロット内
に詰まって渋滞する恐れを減少させるために１個または
複数個の架橋片２７を有し得る。スロット２６及び／ま
たは架橋片２７は、巻きタバコがそれに対して一時的に
引張られて係合する座を形成するように形づくられる。

位置１４における欠陥巻きタバコの探知に応答するタイ
ミングは、該欠陥巻きタバコが、前記探知位置に対し実
質的に一タバコ直径下方に在る位置１６において（また
は、より正確には、該位置に隣接して）拘束されるよう
に選ばれる。

前記位置１６において拘束された欠陥巻きタバコは高圧
空気のブラストによって軸方向へ突き出される。

第２図から第４図は第１図の装置と同じ原理によって作
動する一装置をより詳細に示す。

ベーン３２間の通路３０は巻きタバコ包装機ホッパにお
いて巻きタバコ２９を下方へ運搬する。

通路３０は端壁３４，３６を有する。ベーン３２の一つ
は高圧空気給源と接続される通路３８を有する。ベーン
３２内に設けられた１対の室４０゜４２が、細いスロッ
ト４４．４６を通じて通路３８と連通ずる。室４０．４
２は前記端壁３４，３６の排出口４８．５０を通じて大
気と連通ずる。

室４０．４２はそれらを通路３０ど接続する互いに整合
されたスロット５２．５４を有する。

前記端壁３４は、前記スロット５２．５４と整合された
突き出しジェット装置５６を有する。突き出しジェット
装置５６は端壁３４内の環状室６０と接続される環状オ
リフィス５８を有する。タバコ直径より小さい直径の環
状オリフィス５８を設置プることによって、突き出され
るべき巻きタバコに隣接する巻きタバコへの妨害は、突
き出しジェット装置５６の作動時において減少される。

突き出しジェット装置５６と整合して突ぎ出し口６２が
反対端壁３６に設けられる。

第５図から第７図は通路３０内を下方へ通過する巻きタ
バコのタバコ端部を監視する探知器ヘッド７０を図示す
る。ヘッド７０は欠陥巻きタバコが突き出される位置か
ら概ね一タバコ直径土方において巻きタバコを監視し得
るように位置される（即ち、巻きタバコは第３図におい
て概ね線７２に沿って監視される）。ヘッド７ｏは巻き
タバコｌの端部に対し実質的に軸方向に光（好ましくは
赤外ｎ＞を照射しそして該端部を包囲する５紙において
結果として生じる照度を側方から検知することによって
巻きたばこをその良好充填端部の有無に関して監視する
。良好に充填された巻きタバコにおいては、該照度はタ
バコの不存在が巻紙に対する照明をより強くすること許
す巻きタバコにおけるそれより小さい。前記探知器ヘッ
ド７０は英国特許明細書第２１９３３１４Ａ＠に開示さ
れるそれと実質的に同じ原理を使用する。好適な制御回
路の詳細を含む細部事項に関しては前記明細書が参照さ
れる。その開示事項は引用によって全てここに包含され
るものとする。

再び第５図から第７図を参照すると、探知器ヘッド７ｏ
は通路３１を右しそして該ヘッドは、巻きタバコが前記
通路３１を通過し得るように、通路３１をベーン３２間
の前記通路３ｏと整合させて麿付けられる。探知器ヘッ
ド７０は端壁３６に隣接して該ヘッドの端部に取付けら
れた赤外線給源７４であって下降する巻きタバコに対し
実質的に平行の赤外線を照射するように配列されたもの
を有する。４個の好適な探知器７６が巻きタバコの端部
分の側部巻紙に結果とし生じる照度を監視する。

第６図に明細に図示されるように、探知器７６は前記給
源７４と整合される巻きタバコ７８の事実上全円周が監
視されるように迎角を有する。ざらに、探知器７６はス
ロット７７内に引込められており、該スロットは隣接す
る巻きタバコ８０゜８２によって散乱れる放射線から探
知器７６を防護する。

前記通路３０．３１内における巻きタバコの軸方向位置
は精密に制御されず、巻きタバコの端と端壁３４．３６
との間には若干の遊隙が存在する、。

監視される巻きタバコの位置が精密に制御される前述の
英国特許明細書第２１９３３１４Ａ号の機構と比較され
るとき、前記スロット７７内に探知器７６を引込めるこ
とによる防護及び探知器のために適切な迎角を選ぶこと
は、巻きタバコの位置制御の精密度において劣る本発明
の機構において前記英国特許明細書記載の方式の使用を
容易にする。

引込められた位置に在る監視位置を通過する、即らその
タバコ端が赤外線給源７４からさらに離れる、巻きタバ
コは該給源からより少ない照明を受けそして探知器７６
によって監視されるその長さはより短くなる。従ってそ
のような巻きタバコから探知される照度は、そのように
引込められていない巻きタバコから探知されるそれより
も小さいことが予想され、その結果として、引込められ
た位置の欠陥巻きタバコは突き出されないことになる。

このような効果は、探知器７６が、平均または正規軸方
向位置に在るときの巻きタバコの端部から内方に離され
た位置においてより大きい感度を有するように構成され
たまたは構成される探知器７６を選ぶこと及び／または
配列することによって補正される。従ってこれよりざら
に遠く引込められた位置に在る（即ち赤外線給源からさ
らに遠く離された）巻きタバコの場合、全体的により低
い照明レベルは、巻きタバコの端部（それを包囲する巻
紙は該端部からより遠く離された巻紙のその他の諸部分
に比しより多ωの光線を受（プる）が前記探知器７６の
感度がより大きい位置に配置されることによって補正さ
れる。このようにして、監視態勢は巻きタバコの端部の
可能軸方向位置の十分な範囲（数層）にηつで十分に精
密な（即ち、−ＬＵした）結果を提供するようにされ得
る。

巻きタバコは前記通路３１内を通って下方へ運動しつつ
あり、従って任意の時点において巻きタバコによって占
められる位置は予知され得す、そして巻きタバコが赤外
線給源７４に対して整合されるとき該巻きタバコを個別
的に監視することが要求されるから、探知器７６に接続
された赤外線給源７４及び／または制御回路の切換えを
可能にする位置探知器が設けられる。位置探知器は１対
の赤外線またはその他放射線エミッタ８４（その一つの
みが第７図に示される）と１対の探知器８６とを有する
。各エミッタ８４　Ｇ、ｔ　ｆｆきタバコ通路を横切っ
て対角線方向に放射線のビームを発則しその結果として
当接するまたは隣接する巻きタバコ間の接点が前記ビー
ムを通過する時においてのみ探知３８６が放射線を受け
、その他の時点にａ３いてはビームは巻きタバコの端部
によって掩蔽される。従って探知器８６は巻きタバコの
間のギャップに対応する光パルスを受取る。光パルスの
侵縁は巻きタバコが第５図に８８を以て表される位置に
達したことに対応する。前記エミッタ８４及び探知器８
６の動作原理は第８図に示される。

エミッタ８４及び探知器８６の位置は互換され得る。そ
の場合は、単一のエミッタまたは光源が第８図に図示さ
れるビームの交点の至近に隣接して位置されて使用され
得る。

第５図及び第７図に図示されるように、バースベクス（
ＲＴＭ）またはその他の同様の材料から成るシート９０
が探知器ヘッド７０内に挟置されそして前記エミッタ８
４及び探知器８６に対して整合される。このことは内面
反射によってビームを要求方向へ案内することを助り、
その結果として、光の強さの損失が著明に減少される。

探知器７６を通過する巻きタバコは通常は当接している
またはほとんど当接していることが予期されるが、探知
器７６のための制御回路は探知器によって受けられる光
パルスの縁に対し応答するからそれは巻きタバコ間のギ
ャップの寸法が予知可能でないときに正確に応答し得る
。

エミッタ８４及び探知器８６を有する前記位置探知器は
、探知器７６によって探知された欠陥巻きタバコの拘束
及び爾後の突き出しを生じさせるために前記通路３８へ
供給される空気のパルスを制御するのにも利用される。

従って、突き出し位置が探知位置即ち線７２から実質的
に一直径即ち巻きタバコ１本の太さだけ下方に位置され
る場合、空気パルスは、先に赤外線給源７４に対して整
合された巻きタバコが探知器８６の線をＦ方へ通過した
事実の探知器８６による探知に基づいて通路３８へ供給
される。換言すると、この場合において、探知器８６は
連続する巻きタバコの運動に対応する光のパルスを受取
りそしてもし欠陥信号が１個の空気パルスに後続して巻
きタバコによって発生されるならば、拘束及び突き出し
信号が次の空気パルスにおいてまたはそのあとに続いて
発生され、そのことは欠陥巻きタバコが探知位置と突き
出し位置との間において巻きタバコ直径の１個分の距離
移動したことを表す。原理的に、探知位置及び突ぎ出し
位置は直径１個分より大きい距離によって互いに離され
得るが、これは単一の位置探知器が使用される場合にお
いて正当欠陥巻きタバコが突き出されることを保証する
ことにおいて困難を生じさせる。勿論、正当巻きタバコ
の突き出しを保証するため計数メモリーを有する回路と
一緒に、巻きタバコの監視並びに突き出しにそれぞれ関
連された別々の位置探知器を設けることも可能である。

位置探知器を探知位置上方に位置させることも可能であ
る（その場合は光パルスの前縁が正確な巻きタバコ位置
を表す）。

巻きタバコ包装機ホッパが複数のベーン及び対応する通
路を有する場合は、各通路が探知器ヘッド及び関連拘束
並びに突き出し手段を設番プられる。

好ましくはこれらは通路内の−Ｆ万″比較的高いところ
に配置され、それによって、任意の特定通路において数
個の連続巻きタバコ突き出しが生じる場合、その結果と
して“ベーンスターベーション（材料され）″、即ら後
続する巻きタバコが通路を通って自由に落下して突き出
しによって発生されたギャップを埋めるのに通路の底に
おける移転前に十分な時間がある、状態が生じないよう
にされる。

次に第９図を参照すると、巻きタバコホッパ内に３個の
通路１１０が図示される。巻きタバコ（Ｃ）は垂直の中
間通路１１０の頂から下降しているものとして示される
。

１１２によって示されるレベルにおいて、検査装置が巻
きタバコの端部を探知する。そしてこの探知は任意の方
式を以て行われ、そして検査装置は例えば′；５５図か
ら第８図の探知器ヘッド７０と同様の装置を有する。レ
ベル１１４には突き出し装置１１５が設けられる。該突
き出し装置は欠陥巻きタバコが右へ横方向に突き出され
て１１６を以て示される突き出し口内へ入るように働く
。しかし、合格した巻きタバコは下降し続けて前記通路
１１０の底へ達し、そこにおいて他の合格した巻きタバ
コと一緒に軸方向へ突き出されて巻きタバコの群または
束を形成する。

次に第１０図を参照すると、突き出し口１１６（通路１
１０の左に図示される）はフラップ１１８によって境界
を形成され、フラップはその上端１１９において枢着さ
れておりそして鎖線によって示される位置１２１まで内
方へ運動可能である。

突き出し口１１６の底寄りに突き出しジェット装置１２
０が配置されており、そこにおいて、前記突き出し口内
へ突き出された欠陥巻きたばこは突き出し管（図示せず
）を通じて軸方向へ突き出され得る。

第１０図において見たとき、前記突き出し口１１６の右
には拘束装置が設けられる。鎖線位置１２４において図
示されるように、拘束装置は倒立り形の拘束腕１２２を
有し、該拘束腕は底１２３において枢着されそして通路
１１０内へ運動可能である。拘束腕１２２の包囲区域の
上部分１２６は該腕に対して接近嵌合するように湾曲さ
れている。かくして室１２８が前記拘束腕１２２の後方
に画成され、室１２８内にはダクト１３０を通じて空気
が供給され得、それによって、拘束腕１２２を作動して
それを外方へ動かして鎖線位置１２４へ変位ざぜ得る。

０ｆ１記拘束腕１２２の後方には同様の、しかしよりｎ
い、倒立したＬ形にされたブツシャ部材１３２が配置さ
れる。該ブツシャ部材も同様にその下端において枢着さ
れており、前記拘束腕１２２のそれと同じ方式で圧縮空
気によって作動される。

第１１図に図示されるように、前記拘束腕１２２及びブ
ツシャ部材１３２は、通路１１０の全深さを水平方向に
横切って延びず、通路の垂直中心線の各側において細長
い矩形のピンとして通路内に出現するに過ぎない。通路
１１０のための１対のブツシャ部材１３２は互いに連結
され得るが、拘束腕１２２は各端において別々に作動さ
れることを要する。同様にフラップ１１８は通路１１０
の全深さに亙って延びることを要しないが、互いに離さ
れた１対の短いフラップにされ得る。

前記通路１１０の中心線の各側に位置感知装置１３６が
配置される。該位置感知装置は端部探知または検査装置
（図示せず）と−緒に作動され得る。例えば、位置感知
装置１３６は第５図から第８図に示す探知器ヘッド７０
における探知器７６と協働する。

第１２図は突き出し装置１１５が通路１１０の頂に沿っ
て互いに上下に交豆偏在して配置されることによりホッ
パ内において各通路１１０に関連結合される得ることを
図示する。

第９図から第１２図の装置の作動において、巻きタバコ
は通路１１０の偵を通じて下方へ通過して位置感知装置
１３６を通り過ぎ、該装置において、満足される端部の
有無に関して検査される。

もし欠陥巻きタバコが発見されるならば、拘束腕１２２
が作動されて鎖線位置１２４へ枢動変位し、そして短い
時間の後に、ブツシャ部材１３２が同様に作動されて欠
陥巻きタバコをフラップ１１８に対して側方へ突ぎ出し
てそれを突き出しロ１１６内へ押し入れる。ここから欠
陥巻きタバコは突き出しジェット装置１２０によって軸
方向へ移転され、該突き出しジェット装置は欠陥巻きタ
バコを突き出し管（図示せず）を通じて外へ突き出す。

最後に第１３図を参照すると、第１０図の装置の一修正
形式が図示されており、本図においては同様の諸部品は
前出参照番号に１００を付加した番号によって示される
。

拘束腕２２２は、前記拘束腕１２２のそれよりやや小さ
い円弧幅（第１３図において見たとき）を有し、その後
退位置において実線を以て図示されており、そして２２
４を以てその繰出し位置において鎖線で示される。拘束
腕２２２の作動はダクト２３０を通じて拘束腕の右に在
る市２２８へ供給される圧力空気によって達成される。

拘束腕２２２の萌方（即ち左）に在る空間内の空気はダ
クト２３１を通じて排出される。

拘束腕２２２の上方には巻きタバコ（Ｃ）の側部に沿っ
て軸方向へ延びるスリット２４０が設けられる。巻きタ
バコは、図示位置において、もし拘束腕がその作動位置
即ち鎖線位置２２４に在るならばそれによって保持され
る。圧力空気はダクト２４２からスリット２４０へ供給
される（該スリットに代えて複数の独立した穴が使用さ
れ得る）。

第１３図において見たとき右側に、即ちスリツト２４０
の反対側に、先に突き出された巻きタバコ（Ｃ′　）を
保持するように形づくられた巻きタバコトラップ２４４
が位置される。トラップ２４４の下面２４６は下方へ傾
斜されて通路２１０の壁内に延び、それにより、前記巻
きタバｍ１（Ｃ’）を保持し、そして前記トラップの幅
は巻きタバコの直径に実質的に等しく、従って巻きタバ
コ（Ｃ′　）の右側は通路２１０の左側の壁に対して正
接する。巻きタバコ（Ｃ′）の軸方向後方には第１０図
の突き出しジェット装置１２０と同様の突き出しジェッ
ト装置２２０が配置される。

運転間、欠陥巻きタバコ（Ｃ）が探知されたとき、拘束
腕２２２は室２２８内の空気圧力によって鎖線位置２２
４へ突出され、それによって、該巻きタバコを支持する
。これと同時に、または好ましくは僅かにそれより早く
、先行欠陥巻きタバコ（Ｃ′）がトラップ２４４から突
き出し管（図示Ｕず）を通じて突き出される。その後、
巻きタバコ（Ｃ）がスリット２４０がら空気ジェットに
よって軸方向へ吹き飛ばされ、それによって、巻きタバ
コ（Ｃ′　）の位置を取る。次の欠陥巻きタバコがトラ
ップへ移転されるまで実質的に引ぎ続き該１−ラップ２
４４内に先行欠陥巻きタバコ（Ｃ′　）が存在すること
は、非欠陥巻きタバコによる前記トラップの偶然による
占拠を防止するとともにフラップ１１８の除去を可能に
する。

次に拘束腕２２２が後退される。この運動はもどしバネ
（図示せず）によって、またはダクト２３ｏから室２２
８へ供給される吸引力によって実行される。

第１０図のそれと比較されるとき、第１３図の修正機構
の利点は互いに隣接する通路２１０間の間隔が、トラッ
プ２４４の幅が除去されたフラップ１１８の幅によって
減縮されるから、小さくされｔ９ることである。また、
巻きタバコはフラップ開放の慣性が除去されるからより
迅速にトラップ内へ横方向へ運動され得ると考えられる
。

空気ジェットのためのスリット２４０に代えて、または
それと共に、トラップ２４４に吸引力を供給してトラッ
プ内への巻きタバコの突き出しを引き起こさぼるように
構成され得る。

さらに第１０図及び第１３図の両実施例において、スリ
ブｌ〜２４０からの空気ジェットは、ブツシャ部材１３
２のごとき機械的押し部材に代えてまたはその補助部材
として使用され得る。

以上において説明された機構は比較的在来形の巻きタバ
コ包装機ホッパが、単一の巻きタバコを突き出１゛ため
の比較的簡単な修正によって改造されることを可能にす
ることが理解されるであろう。

そして、さらに、もし希望されるならば、従来使用され
ているごとき別々の巻きタバコ端部探知装ｍをホッパの
底寄りに設ける必要は無くされる。

第９図から第１２図及び第１３図の装置は、第５図から
第８図のエミッタ８４及び探知器８６のそれと実質的に
同じ態様に構成されそして作動される欠陥巻きタバコ位
置探知手段を組込まれ得る。

特にそのような探知手段は位置感知装置１３６による感
知及び／または拘束腕１２２．２２２の作動を開始させ
るために使用され得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は巻きタバコ包装機のホッパの一部分の横断面図
である。 第２図は一修正形式のホッパの一部分の同様横断面図で
ある。 第３図は第２図の方向■における図面である。 第４図は第２図のホッパの一部分の細部の図面である。 第５図は探知器ヘッドを有する巻きタバコ包装機ホッパ
の一部分の概略正面図である。 第６図は第５図の探知器ヘッドの一部分の拡大縮尺によ
る図面である。 第７図は第５図の探知器ヘッドの斜視図である。 第８図は第５図の探知器ヘッドの一部分の作動様式を示
す図面である。 第９図は態形式のホッパの一部分の概略■−面図である
。 第１０図は第９図のホッパの一部分の拡大前ｍｉ図であ
る。 第１１図は第１０図の矢印ＸＩの方向に見たときの端面
図である。 第１２図は第９図のホッパーの一部分の概略正面図であ
り、相隣する突ぎ出しユニットの配列を示す図面である
。 第１３図はさらに別の一形式のホッパの−・部分の第９
図のそれと同様の概略正面図である。 図面上、 １０．３０．３１，１１０，２１０・・・通路、５６・
・・突き出しジェット装置、６２・・・突き出し口、７
４・・・赤外線給源、７６・・・探知器、８４・・・エ
ミッタ、８６・・・探知器、１１６・・・突ぎ出し口、
１３２・・・ブツシャ部材、２２２・・・拘束腕、２４
４・・・トラップ。

Claims (28)

【特許請求の範囲】
1. （１）特に巻きタバコ包装機のホッパにおける欠陥巻き
   タバコを分離する装置において、巻きタバコがそれらの
   長さに対して実質的に横断方向に単列を以てそれに沿つ
   て通過する通路（１０、３０、３１、１１０、２１０）
   と、欠陥巻きタバコを確認するため個々の巻きタバコを
   前記通路を通るそれらの運動間に検査する手段（７４、
   ７６、１３６）と、欠陥巻きタバコを前記通路から突き
   出す手段（５６、６２、１１６、１３２、２４２、２４
   ４）と、前記検査手段及び前記突き出し手段の少なくと
   も一方を作動させるため前記通路内の巻きタバコの位置
   に応答する制御手段（８４、８６）とを有する欠陥巻き
   タバコを分離する装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の欠陥巻きタバコを分
   離する装置において、前記制御装置（８４、８６）が、
   巻きタバコが前記検査手段（７４、７６、１３６）に対
   して正しく位置されるときその表示のため巻きタバコの
   位置に応答する第１の手段と、欠陥巻きタバコが前記突
   き出し手段（５６、６２、１１６、１３２、２４２、２
   ４４）に対して正しく位置されるときその表示のため巻
   きタバコの位置に対して応答する第２の手段とを有する
   欠陥巻きタバコを分離する装置。
3. （３）特許請求の範囲第２項記載の欠陥巻きタバコを分
   離する装置において、前記制御手段の前記第１及び第２
   の手段が前記通路（１０、３０、３１、１１０、２１０
   ）内の巻きタバコのための共通の位置探知器（８４、８
   ６）を有する欠陥巻きタバコを分離する装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項から第３項の何れか一つの
   項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置において
   、前記検査手段（７４、７６、１３６）及び前記突き出
   し手段（５６、６２、１１６、１３２、２４２、２４４
   ）が前記通路（１０、３０、３１、１１０、２１０）内
   の巻きタバコ位置に実質的に隣接して作動するように構
   成される欠陥巻きタバコを分離する装置。
5. （５）特許請求の範囲第１項から第４項の何れか一つの
   項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置において
   、前記制御装置が、放射線のビームが前記通路（１０、
   ３０、３１、１１０、２１０）内で実質的に当接してい
   る巻きタバコ間に形成される谷間の少なくとも一部分を
   通過するように放射線のビームを導く手段（８４）を有
   する光学位置探知器を有する欠陥巻きタバコを分離する
   装置。
6. （６）特許請求の範囲第１項から第５項の何れか一つの
   項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置において
   、前記制御装置が放射線を好適経路に沿つて導くための
   シート状の反透明の手段（９０）を有する光学位置探知
   手段（８４、８６）を有する欠陥巻きタバコを分離する
   装置。
7. （７）特許請求の範囲第１項から第６項の何れか一つの
   項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置において
   、前記突き出し手段が通路（１０、３０、３１、１１０
   、２１０）内において運動中の欠陥巻きタバコを拘束す
   る手段（２６、２７、５２、５４、１２２、２２２）を
   有する欠陥巻きタバコを分離する装置。
8. （８）特許請求の範囲第７項記載の欠陥巻きタバコを分
   離する装置において、前記拘束手段が前記通路における
   欠陥巻きタバコの爾後の通過運動を阻止するために、前
   記通路（１９、３０、３１、１１０、２１０）内におい
   て欠陥巻きタバコを横方向へ変位させる空気的手段（２
   ６、２７、５２、５４、２４２）を有する欠陥巻きタバ
   コを分離する装置。
9. （９）特許請求の範囲第８項記載の欠陥巻きタバコを分
   離する装置において、前記空気的手段が前記通路（１０
   、３０）の側壁に位置される吸引口（２６、５２、５４
   ）と、該吸引口に接続された室（２２、４０、４２）か
   ら高圧空気を排出させることによつて該吸引口において
   吸引力を発生させる手段（１８、２０、３８、４４、４
   ６）とを有する欠陥巻きタバコを分離する装置。
10. （１０）特許請求の範囲第７項から第９項の何れか一つ
    の項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置におい
    て、前記突き出し手段が、欠陥巻きタバコが前記拘束手
    段によつて拘束された前記通路内の位置から軸方向へ欠
    陥巻きタバコを突き出す手段（５６）を有する欠陥巻き
    タバコを分離する装置。
11. （１１）特許請求の範囲第８項記載の欠陥巻きタバコを
    分離する装置において、変位された欠陥巻きタバコを受
    けるため前記通路（１１０、２１０）の側壁に開口（１
    １６、２４４）を有する欠陥巻きタバコを分離する装置
    。
12. （１２）特許請求の範囲第７項及び第１１項に記載され
    る欠陥巻きタバコを分離する装置において、前記拘束手
    段が前記通路（１１０、２１０）内に延伸され得る支持
    手段（１２２、２２２）を有する欠陥巻きタバコを分離
    する装置。
13. （１３）特許請求の範囲第１項から第１２項の何れか一
    つの項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置にお
    いて、前記検査手段が検査された巻きタバコの異なる軸
    方向位置によつて生じる照度の相異を補正する手段を有
    する光学探知手段（７４、７６）を有する欠陥巻きタバ
    コを分離する装置。
14. （１４）特許請求の範囲第１項から第１３項の何れか一
    つの項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置にお
    いて、複数の隣接する通路（１０、３０、１１０、２１
    ０）を有し、各通路が関連検査手段（７０）及び突き出
    し手段（５６、６２、１１５）を有し、前記検査手段及
    び突き出し手段が前記隣接する通路内においてそれら通
    路の長さとの関係に従つて互いに対し偏つた位置に配列
    され、それによつて、前記検査手段及び突き出し手段を
    前記隣接する通路により容易に設置するようにされた欠
    陥巻きタバコを分離する装置。
15. （１５）特に巻きタバコ包装機における欠陥巻きタバコ
    を分離する装置において、巻きタバコがそれらの長さに
    対して実質的に横断方向に単列を以て横向きにそれに沿
    つて通過するように配列された通路（１０、３０、３１
    、１１０、２１０）と、分離さるべき欠陥巻きタバコを
    感知する手段（７４、７６、１３６）と、前記通路内に
    おいて運動中の欠陥巻きタバコを拘束する手段（２６、
    ２７、５２、５４、１２２、２２２）と、前記欠陥巻き
    タバコが拘束された後にそれを前記通路から突き出す手
    段（５６、６２、１３２、２４２）とを有する欠陥巻き
    タバコを分離する装置。
16. （１６）特許請求の範囲第１５項記載の欠陥巻きタバコ
    を分離する装置において、前記拘束手段が高圧空気を排
    出することによつて吸引力を発生する手段（１８、２０
    、３８、４４、４６）を有する吸引手段（２６、５２、
    ５４）を有する欠陥巻きタバコを分離する装置。
17. （１７）特許請求の範囲第１５項または第１６項記載の
    欠陥巻きタバコを分離する装置において、前記感知手段
    （７４、７６、１３６）が前記通路（１０、３０、３１
    、１１０、２２０）を通過する巻きタバコの運動する流
    れにおいて欠陥を有するものを探知するように構成され
    ている欠陥巻きタバコを分離する装置。
18. （１８）特許請求の範囲第１７項記載の欠陥巻きタバコ
    を分離する装置において、前記感知手段が光学探知手段
    （７４、７６、１３６）を有し、そして感知される巻き
    タバコの端部の異なる軸方向位置によつて生じる照度の
    相異を補正する手段を有する欠陥巻きタバコを分離する
    装置。
19. （１９）特許請求の範囲第１５項から第１８項の何れか
    一つの項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置に
    おいて、巻きタバコが感知手段（７４、７６、１３６）
    による監視のための正しい位置に在ることを表示する手
    段を有する位置探知器（８４、８６）を有する欠陥巻き
    タバコを分離する装置。
20. （２０）特許請求の範囲第１９項記載の欠陥巻きタバコ
    を分離する装置において、前記位置探知器が、通路（１
    ０、３０、３１、１１０、２１０）内において当接して
    いる巻きタバコ間に形成される谷間の少なくとも一部分
    を通過する放射線のビームを導く手段（８４、８６）を
    有する欠陥巻きタバコを分離する装置。
21. （２１）特許請求の範囲第１５項から第２０項の何れか
    一つの項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置に
    おいて、前記拘束手段（２６、２７、５２、５４、１２
    ２、２２２）が通路（１０、３０、３１、１１０、２１
    ０）における欠陥巻きタバコの爾後の通過運動を阻止す
    るべく作動するような位置に欠陥巻きタバコが到達した
    ことを表示する手段を有する位置探知器（８４、８６）
    を有する欠陥巻きタバコを分離する装置。
22. （２２）特許請求の範囲第１５項から第２１項の何れか
    一つの項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置に
    おいて、前記感知手段（７４、７６、１３６）及び拘束
    手段（２６、２７、５２、５４、１２２、２２２）が前
    記通路において概ね単一の巻きタバコの直径に相当する
    距離を以て離された位置で作動するように配列されてい
    る欠陥巻きタバコを分離する装置。
23. （２３）特許請求の範囲第１９項、第２１項及び第２２
    項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置において
    、感知手段（７４、７６、１３６）及び拘束手段（２６
    、２７、５２、５４、１２２、２２２）に共通の位置探
    知器（８４、８６）が前記位置の中間に配置される欠陥
    巻きタバコを分離する装置。
24. （２４）特に巻きタバコ包装機における欠陥巻きタバコ
    を分離する装置において、巻きタバコがそれらの長さに
    対して実質的に横断方向に単列を以て横向きにそれに沿
    つて通過するように配列された通路（１１０、２１０）
    と、分離さるべき欠陥巻きタバコを感知する手段（１３
    ６）と、前記感知手段の下流において前記通路の片側に
    位置される開口（１１６、２４４）と、前記開口に対向
    して位置されそして前記感知手段によつて作動されて欠
    陥巻きタバコをその軸線に対して横断方向に前記開口内
    へ横向きに押圧する手段（１３２、２４２）とを有する
    欠陥巻きタバコを分離する装置。
25. （２５）特許請求の範囲第２４項記載の欠陥巻きタバコ
    を分離する装置において、前記開口（１１６）を平常閉
    鎖するフラップ（１１８）を有する欠陥巻きタバコを分
    離する装置。
26. （２６）特許請求の範囲第２４項記載の欠陥巻きタバコ
    を分離する装置において、前記開口が先に排除された巻
    きタバコによつて平常満たされている巻きタバコ保持ト
    ラップ（２４４）を有する欠陥巻きタバコを分離する装
    置。
27. （２７）特許請求の範囲第２４項から第２６項の何れか
    一つの項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置に
    おいて、前記開口（１１６、２４４）を通過した巻きタ
    バコを軸方向へ突き出す手段（１２０、２２０）を有す
    る欠陥巻きタバコを分離する装置。
28. （２８）特許請求の範囲第２４項から第２７項の何れか
    一つの項に記載される欠陥巻きタバコを分離する装置に
    おいて、さらに、前記開口（１１６、２４４）を越えて
    前記通路を通過する欠陥巻きタバコの運動を阻止するた
    め前記通路（１１０、２２０）内に延伸され得る支持手
    段（１２２、２２２）を有する欠陥巻きタバコを分離す
    る装置。