JPH08504328A - 貯留装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 紙巻き煙草を移送し貯留する装置が開示されている。生産性の高い包装機は、これに対応して大量の紙巻き煙草を貯留しておく必要がある。数個のコンテナー（21）が、貯留ユニット（20）に専属的に集中配置される。各コンテナー（21）は、大量の紙巻き煙草を収容する。複数のコンテナー（21）は、それらの相対位置を変更することなく、底部壁（28）に設けられた出入口（26）を介して紙巻き煙草を充填し、放出する。コンテナーの中身を充填し放出するためのコンベヤー（16）もまた、特別な態様で設計される。これは、コンテナー（21）の中身を充填し、放出する２つの別々のコンベヤー通路（40，41）を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 貯留装置 詳細な説明 この発明は、並んで配置され互いに固定的に連結された数個のコンテナーから なる貯留ユニットと、紙巻き煙草を、特に紙巻き煙草製造機から供給し、これを 、特に包装機へと移送する紙巻き煙草コンベヤーとを有し、前記の個々のコンテ ナーが、充填ステーションにおいて、紙巻き煙草コンベヤー（16）によって次々 に充填され、放出されることができる、紙巻き煙草を移送し、また、貯留する装 置に関する。 紙巻き煙草を製造した後であって、かつ、これらを包装する以前の段階で紙巻 煙草を取扱う場合は、紙巻き煙草の包装上で特別な問題を提起する。紙巻き煙草 製造機は、例えば１分当たり１万６千本という高出力で紙巻き煙草を製造する。 便宜的な態様によれば、比較的大量本数の紙巻き煙草が包装機に供給されなけれ ばならない。この構造の下においては、紙巻き煙草製造機における紙巻き煙草製 造能力の変動が、後続する包装機の製造能力の変動と同じバランスが取られるよ うに考慮しなければならない。したがって、従来から、これら２つのユニットの 中間に、紙巻き煙草のための貯留装置が設けられている。出力の変動に応じて、 紙巻き煙草が前記貯留装置内に移送されるか、または前記貯留装置から放出され る。 紙巻き煙草の貯留、移送を行うためには、紙巻き煙草を上方または下方から充 填するいわゆるトレーが知られている。紙巻き煙草の放出によってトレーを空に するには、先ず、トレーの上部が、扉（slat）によって閉じられる。トレーは、 放出ステーション上で約１８０度傾動されて、放出ステーション内へ進入する。 トレーをこのように複雑に取り扱うので、内部に数個のコンテナーが集められる 貯留装置の大きさには限界がある。 この発明は、紙巻き煙草の貯留分を収容する複数個のコンテナーを用いて、比 較的大きな貯留能力を示し、貯留される紙巻き煙草の好都合な分配作業を可能と する紙巻き煙草を貯留し取扱う装置を提供することを目的とする。 この目的を達成するため、この発明の装置は、下記のa），b），c），d）に特 徴を有する。 a）紙巻き煙草を収容するための各コンテナーの内部が、大表面を有する前部 壁、大表面を有する後部壁、細長い両側壁および底部壁によって区画される、 b）紙巻き煙草が、その長手方向軸が前部壁面を横断し、側壁および底部壁の 幅がほぼ紙巻き煙草の長さと対応するように貯留されることができる、 c）底部壁が、出入口を形成しており、この出入口を介して各コンテナーが紙 巻き煙草で充填され、その相対位置を変化することなく紙巻き煙草を放出するこ とができる、 d）前記出入口の断面が、紙巻き煙草コンベヤーの区域において、紙巻き煙草 の流れの断面に対応する、 この発明によれば、複数個のコンテナーは、底部壁に設けられた出入口から紙 巻き煙草で充填され、紙巻き煙草は同じ出入口から放出される。紙巻き煙草を放 出するためにコンテナーを傾動させることは不要である。必要なのは、関係する コンテナーが紙巻き煙草を充填し、また放出するために充填ステーションに移動 するだけである。したがって、コンテナーの取扱いが比較的単純化される。この ことは、さらに、貯留ユニットには、事実上何個のコンテナーでも集結すること が可能なことを意味する。 底部壁は、出入口の区域に回動可能に設けられ、実質的に水平な正規位置から 、少なくとも１つの脚部が前記出入口に向かって傾斜するＶ字状の位置へと回動 することが可能なことが好ましい。 放出が完了しているか、充填量が僅かであるコンテナーに紙巻き煙草を充填す る場合は、底部壁は、先ず最初は前記のＶ字状の位置を取る。一定の充填量に達 すると、底部壁が前記のＶ字状の位置から正規の水平位置へ回動する。前記の回 動位置においては、コンテナーは直方体となる。紙巻き煙草の貯留に使用されな いデッドスペースの形成は回避される。 そのようなコンテナーから紙巻き煙草を放出するには、先ず初めに、まだ正規 の位置にある底部壁が動いて紙巻き煙草が移送される。もし、充填量が予定値を 下回ると、底部壁はＶ字状をなす位置に回動する。コンテナーはこの様にして、 紙巻き煙草を放出してすっかり空になる。 出入口は底部壁の中央部区域に設けられることが好ましい。 この場合、底部壁は、出入口の両側に延在する２つの回動可能な脚部に分割され る。したがって、たとえコンテナーが、その長手方向の広がりに比してその高さ が低いコンテナーであっても、前記底部壁の充分な傾斜角が前記Ｖ字状の位置に おいて確保される。底部壁の２つの脚部は、どちらの場合も、１つの付勢部材、 特に圧力媒体シリンダーによって簡単に回動することができる。 もし、コンテナーの両側壁が、底部壁と接触して回動することが可能なように 設計されており、前記底部壁とともにＶ字状に回動することが可能であるならば 特に有利である。この構造の下では、底部壁と前記両側壁の回動運動が、コンテ ナーの充填量を探知するセンサーによって制御される。 この発明のさらに別の特徴は、紙巻き煙草を紙巻き煙草製造機から充填ステー ションへ、また、充填ステーションから包装機へ移送する紙巻き煙草コンベヤー に関する。この目的で、この発明は、２つの別系統のコンベヤーチャンネルを利 用する。一方のチャンネルが、紙巻き煙草を充填ステーションに供給するためだ けに使用されるのに対し、第２のコンベヤーチャンネルは、紙巻き煙草を充填ス テーションから移送する機能だけを遂行する。したがって、紙巻き煙草を損傷す ることなく上方または下方へ移送することが可能な、破壊とは無縁な紙巻き煙草 の移送を実現する。 この発明の別の特徴は、コンテナーとコンテナーへの充填およびコンテナーか らの放出に関連する諸部材の構造に、また紙巻き煙草のコンベヤーの構造に関す る。 以下、添付図面を参照しつつ、この発明の模範実施例を具体的に説明する。 第１図は、この装置の第１の模範実施例の正面図を示し、 第２図は、第１図の装置の側面図を示し、 第３図は、この装置の別の模範実施例の正面図を示す。 図示の実施例は、紙巻き煙草またはその他の棒状物体の取扱いに関する。問題 とする事項は、大量の紙巻き煙草を貯留することと、これらを紙巻き煙草の製造 機と包装機（いずれも図示しない）の間の区域で移送することである。 紙巻き煙草のコンベヤー11に接する貯留装置10が第１、２図に示されている。 紙巻き煙草のコンベヤー11は、第１の区画部12を備え、これが紙巻き煙草の製造 機と連結される。さらに、紙巻き煙草のコンベヤーは、第２の貯留部13および第 ２の区画部14とを備えており、前記第２区画部は包装機と連結される。第２の貯 留部13には、数個の専用のセンサーが配されており、第２の貯留部13の充填度合 いを探知する。 貯留ユニット10は、第２の紙巻き煙草のコンベヤー16からなり、これが第２の 貯留部13と連通している。 紙巻き煙草のコンベヤー16は、複数のエンドレスベルト17を備え、紙巻き煙草 は、流れを形成してこれらの間を移送されることができる。紙巻き煙草のコンベ ヤー16は、第２の貯留部13を離れる方向の一端部に、充填ステーション18を備え ている。複数のエンドレスベルト17は、前記充填ステーション18の区域内で垂直 方向に走行する。さらに、１つのセンサー19が、前記充填ステーション17の区域 内に設けられる。前 記センサー19は、充填ステーション18の区域内に紙巻き煙草が存在するか否かを 探知する。 貯留ユニット20は、紙巻き煙草のコンベヤー16と相互作用を行う。貯留ユニッ ト20上には、数個の室すなわちコンテナー21が嵌め込まれる。貯留ユニット20は 、複数の車輪22で移動することができる。車輪22の間の区域にはラック23が設け られており、これが駆動システム24と相互作用を行う。貯留ユニット20は、こう して、それぞれのコンテナー21が、紙巻き煙草のコンベヤー16の充填ステーショ ン18へ移動することが可能なように移動される。 各コンテナー21には、それぞれ１つの専用出入口25が設けられている。各出入 口25は、ばね46によって閉じた位置に拘束されるスライド26によって閉鎖される 。付勢部材27すなわち、圧力媒体シリンダーまたは電磁石が、充填ステーション 18の区域内に設けられる。充填ステーション18の区域内にあるコンテナー21のス ライド26が、その都度付勢部材によって開かれる。 各コンテナー21は、大表面を有する前部壁47、大表面を有する後部壁48、底部 壁28、細長い両側壁31，32を備える。前記の各壁部は、上面が開放し紙巻き煙草 の収容を目的とする内部空間49を区画する。この構造の下では、底部壁28および 両側壁31，32の幅が紙巻き煙草の長さにほぼ匹敵する。紙巻き煙草は、それらの 長手方向軸線が、前部壁47の面を横断するようにコンテナー21内に貯留される。 コンテナー21を紙巻き煙草で充填し、これらを放出する出入口は、底部壁28に設 けられる。 コンテナー21の底部壁は回動することができる。現実施例の場合は、底部壁28 は、出入口25の区域内において回動可能に装着された２つの脚部29，30からなっ ている。 両側壁31，32は、底部壁28の両脚部29，30上で回動可能なように設計される。 両側壁31，32は、それらの上端部において、それぞれ、２つの案内ローラー33の 間で移動し、回動することができるように装着されている。両側壁31，32は、こ のようにして、底部壁28とともに正規の位置からＶ字状の位置へと回動される。 底部壁28と両側壁31，32を回動させる付勢部材は、コンテナー21の直下に設けら れる。現実施例では、圧力媒体シリンダー34がこの付勢部材として機能する。底 部壁28と両側壁31，32はこうして正規の位置（実線）から、Ｖ字状の位置（点線 で示す）へと回動される。コンテナー21内の紙巻き煙草を都合よく放出すること ができる。 格子ネットワークの形態をなす従来型のセンサー（図示しない）が、紙巻き煙 草の充填、放出が行われる間、個々の紙巻き煙草、または、あるまとまった量の 紙巻き煙草が曲がって配置されているか否かをモニターする。 センサー35，36，37がコンテナー21の側方に設けられており、底部壁28と両側 壁31，32の回動を制御する。最低位のセンサー35が、底部壁28および両側壁32， 33の正規位置を探知する。この正規の位置においては、底部壁28は、水平に位置 し、両側壁31，32は垂直に位置する。残余のセンサー36，37は、コンテナー21の 充填度合いを探知する。この構造では、コンテ ナーが予定の充填度合いに不足する場合に、センサー36が信号を発し、コンテナ ーが完全に充填され終わった場合に、センサー37が信号を発する。 別のセンサー38，39は、圧力媒体シリンダー34の１つに配属される。低位のセ ンサー38は、もし底部壁28と両側壁31，32とが正規の位置にあるならば、同様に トリガーされる。低位のセンサー38は、こうして、センサー35の信号を確認する 。上位のセンサー39は、もし底部壁が両側壁31，32とともにＶ字状の位置にある ならばトリガーされる。 以上説明した装置は次ぎのように作動する。もし、紙巻き煙草製造機が、包装 機によって持ち去られる量よりも多くの量の紙巻き煙草を製造した場合には、あ る量の紙巻き煙草が、紙巻き煙草のコンベヤー16から移送されて、充填ステーシ ョン18に供給される。放出を完了したか、または充填が完了していないコンテナ ー21が、充填ステーション18に移動してスライド26が開かれる。底部壁28と両側 壁31，32の位置はセンサー36によって制御される。もし、コンテナー21の充填度 合いが予定量に達してしまうと、結果としてセンサー36がトリガーされ、圧力媒 体シリンダー34が引っ込んで、底部壁28と両側壁31，32が正規の位置に回動され る。この間にも、正確にいえばセンサー37がトリガーされるまで、紙巻き煙草は 充填ステーション18を介して移送され続ける。 または、その代わりに、完全な充填作業が行われている間、底部壁28と両側壁 31，32が正規の位置にあっても差支えない。 コンテナー21は、両センサー37，38がともにトリガーされ た場合に完全に充填され終わる。次ぎに、紙巻き煙草のコンベヤー16の移送方向 が逆転されて、付勢部材27が消勢され、その結果、スライド26がばね46の力によ って閉鎖位置に移動される。紙巻き煙草のコンベヤー16の移送方向が逆転される ので、紙巻き煙草はセンサー19がレリースされるまで第２の貯留部13に移送され るようになる。次ぎに、必要に応じて中身が空であるか、まだすっかり充填され 終わっていない別のコンテナーが充填ステーション18に移動されることができる 。 もしも、紙巻き煙草製造機が停止するか、または、その出力が低下した場合に は、紙巻き煙草がコンテナー21から取り除かれて包装機に供給される。この目的 で、充填されたコンテナー21が充填ステーション18の区域内に移動され、付勢部 材27によってスライド26が開かれる。紙巻き煙草は、次いで、出入口25を通過し て充填ステーション18に至る。紙巻き煙草は、紙巻き煙草のコンベヤー16によっ て第２の貯留部13に供給され、ここから包装機に供給される。この場合は、コン テナー21内の紙巻き煙草の放出は、第２貯留部13のセンサー15によって制御され る。正確にいえば、もし第２貯留部が満杯になればコンベヤー16は停止される。 もし、コンテナー21の充填の度合いが、その予定充填量を下回っていれば、こ の事実はセンサー36により探知され、底部壁28と両側壁31，32は、Ｖ字状の位置 へ回動される。コンテナー21は次いで完全に中身を放出することができる。 この装置では、コンテナー21の中身がが完全に放出されたことは、センサー19 によって探知される。スライド24はばね 46によって閉鎖位置に移動し、底部壁28と両側壁31，32が正規の位置に回動され る。これは、センサー35，38によって探知され、もし必要ならば、別体の充填さ れたコンテナー21が充填ステーション17に移動されることが可能である。 紙巻き煙草のコンベヤーの特別な構造が第３図に示されている。紙巻き煙草の コンベヤー16は、この場合は、２つの別々のコンベヤー通路40，41を有する。コ ンベヤー通路40は、紙巻き煙草を上方へ、すなわちコンテナー21の中身を放出す る方向へ移送するように機能する。コンベヤー通路41は、紙巻き煙草を下方へ、 すなわちコンテナー21の中身を充填する方向へ移送するように機能する。コンベ ヤー通路40，41の区域におけるエンドレスベルト17は、したがって、矢印42，43 で示すように一方向にのみ駆動される。紙巻き煙草がコンベヤー通路41を経て充 填ステーション18に供給される間は、コンベヤー通路40のエンドレスベルト17は 静止する。これに対し、紙巻き煙草がコンベヤー通路40を経て充填ステーション 18から移送される場合は、コンベヤー通路41のエンドレスベルト17が静止する。 紙巻き煙草のコンベヤー16の水平なコンベヤー通路44の区域においては、コンベ ヤーベルト17は、双方向矢印45と対応する両方向に駆動される。したがって、紙 巻き煙草を損傷することなく上方または下方へ移送することが可能な、破壊とは 無縁なより優れた紙巻き煙草の移送が実現される。 センサーには、光障壁型の適当なものすべてが利用可能である。Ｖ字状位置に あるときの底部壁28と両側壁31，32の拡 開角度は９０度であり、換言すれば水平面に対しては４５度である。 図示しない実施例においては、出入口25が、底部壁28の端部区域に設けられる 。この場合は、底部壁28は回動脚部を１つだけ有する。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９４年１１月２３日 【補正内容】 請求の範囲 １．底部壁（28）が出入口（28）の区域に回動可能に設けられており、出入口（ 28）に向かって下り坂をなす少なくとも１つの脚部（29，30）によって、実質的 に水平な正規の位置から、出入口（28）に向かって下り坂をなす傾斜位置へと回 動されることが可能である点に特徴を有する、 並んで配置され、互いに固定的に連結された複数個のコンテナー（21）からな る貯留ユニット（20）を有し、 紙巻き煙草を収容するための内部（49）を有し、前記内部（49）が、大表面を 持つ前部壁（47）、大表面を持つ後部壁（48）、細長い両側壁（31，32）および 底部壁（28）によって区画され、紙巻き煙草が、その長手方向軸が前部壁（47） の面を横断するように前記内部（49）内に収容されることが可能であり、 紙巻き煙草を、特に、紙巻き煙草製造機から供給して、特に包装機へと運び去 るコンベヤー（16）を有し、 個々のコンテナー（21）が、充填ステーション（18）において、前記コンベヤ ー（16）によって、次々に中身を充填され、放出することが可能である紙巻き煙 草を移送し、貯留する装置。 ３．出入口（25）が、底部壁（28）の中心区域に設けられており、その結果、底 部壁（28）は、前記出入口（25）の両側に延在する２つの回動可能な脚部（29， 30）に分割されている点に特徴を有する請求の範囲２項記載の装置。 ４．底部壁（28）の各脚部（29，30）には、前記底部壁をＶ字状の位置に回動す るために、１つの付勢部材、特に、圧力媒 体シリンダー（34）が専属する点に特徴を有する請求の範囲２または３項記載の 装置。 ５．両側壁（31，32）が、底部壁（28）上で回動可能に設計されており、前記底 部壁とともにＶ字状の位置に回動されることが可能である点に特徴を有する請求 の範囲２−４の１または複数の項記載の装置。 ６．コンテナー（21）が予定の充填度合に達したことを探知するためのセンサー （36）に特徴を有し、充填工程において予定の充填度合に達したとき、底部壁（ 28）が、水平な位置からＶ字状の位置へ回動し、その中身を放出し終わると前記 Ｖ字状の位置から前記水平な位置に回動する請求の範囲２−５の１または複数の 項記載の装置。 ７．数個のコンテナー（21）が、特に、コンテナー（21）を次々に充填し放出す るために、充填ステーション（18）の区域内において、移動可能な貯留ユニット （20）内に集結される点に特徴を有する請求の範囲１−６の１または複数の項記 載の装置。 ８．出入口（25）が、これを閉鎖することができるスライド（26）専用に配置さ れる点に特徴を有する請求の範囲１−７の１または複数の項記載の装置。 ９．付勢部材（27）、特に、スライド（26）を付勢するための圧力媒体シリンダ ー（34）、電磁石などが、充填ステーション（18）の区域内に設けられる点に特 徴を有する請求の範囲８項記載の装置。 １０．スライド（26）が、ばね（46）によって閉鎖位置に拘束 され、付勢部材（27）によって、ばね力に抗して開放位置へと移動されることが 可能である点に特徴を有する請求の範囲９項記載の装置。 １１．個々の紙巻き煙草または一定量のまとまった紙巻き煙草の曲がった配置を 探知するためのセンサーに特徴を有する請求の範囲１−１０の１または複数の項 記載の装置。 １２．紙巻き煙草を、紙巻き煙草製造機から充填ステーション（18）へ、また、 充填ステーション（18）から包装機へと移送するための紙巻き煙草のコンベヤー （16）が、紙巻き煙草を充填ステーション（18）へ供給し、そして充填ステーシ ョン（18）から運び去るための２つの別々なコンベヤーチャンネル（40，41）を 備える点に特徴を有する、特に、請求の範囲１ー１１の１または複数の項記載の 装置。 １３．少なくとも１つのコンベヤーチャンネル（41）の上方に中間貯留部（13） が設けられる点に特徴を有する請求の範囲１２項記載の装置。 １４．前記中間貯留部（13）には、充填度合を探知するためのセンサー（15）が 専用に設けられている点に特徴を有する請求の範囲１３項記載の装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．下記のa），b），c），d）に特徴を有する、 並んで配置され互いに固定的に連結された数個のコンテナー（21）からなる貯 留ユニット（20）と、紙巻き煙草を、特に紙巻き煙草製造機から供給し、これを 、特に包装機へと移送する紙巻き煙草コンベヤー（16）とを有し、前記の個々の コンテナー（21）が、充填ステーション（18）において、紙巻き煙草コンベヤー （16）によって次々に充填され、放出されることができる、紙巻き煙草を移送し 貯留する装置。 a）紙巻き煙草を収容するための各コンテナー（21）の内部（49）が、大表面 を有する前部壁（47）、大表面を有する後部壁（48）、細長い両側壁（31，32） および底部壁（28）によって区画される、 b）紙巻き煙草が、その長手方向軸が前部壁（47）の面を横断し、側壁（31，3 2）および底部壁（28）の幅がほぼ紙巻き煙草の長さと対応するように貯留され ることができる、 c）底部壁が、出入口（25）を形成しており、この出入口（25）を介して各コ ンテナー（21）が紙巻き煙草で充填され、その相対位置を変化することなく紙巻 き煙草を放出することができる、 d）前記出入口（25）の断面が、紙巻き煙草コンベヤー（16）の区域において 、紙巻き煙草の流れの断面に対応する、 ２．底部壁（28）が、出入口（25）の区域に回動可能に装着されており、実質的 に平行な正規の位置から、出入口（25）に向 かって傾斜する少なくとも１つの脚部（29，30）とともに、Ｖ字状の位置に回動 することが可能である点に特徴を有する請求の範囲１項記載の装置。 ３．出入口（25）が、底部壁（28）の中心区域に設けられており、その結果、底 部壁（28）は、前記出入口（25）の両側に延在する２つの回動可能な脚部（29， 30）に分割されている点に特徴を有する請求の範囲２項記載の装置。 ４．底部壁（28）の各脚部（29，30）には、前記底部壁をＶ字状の位置に回動す るために、１つの付勢部材、特に、圧力媒体シリンダー（34）が専属する点に特 徴を有する請求の範囲２または３項記載の装置。 ５．両側壁（31，32）が、底部壁（28）上で回動可能に設計されており、前記底 部壁とともにＶ字状の位置に回動されることが可能である点に特徴を有する請求 の範囲２−４の１または複数の項記載の装置。 ６． コンテナー（21）が予定の充填度合に達したことを探知するためのセンサ ー（36）に特徴を有し、充填工程において予定の充填度合に達したとき、底部壁 （28）が、水平な位置からＶ字状の位置へ回動し、その中身を放出し終わると前 記Ｖ字状の位置から前記水平な位置に回動する請求の範囲２−５の１または複数 の項記載の装置。 ７．数個のコンテナー（21）が、特に、コンテナー（21）を次々に充填し放出す るために、充填ステーション（18）の区域内において、移動可能な貯留ユニット （20）内に集結される点に特徴を有する請求の範囲１−６の１または複数の項記 載の装 置。 ８．出入口（25）が、これを閉鎖することができるスライド（26）専用に配置さ れる点に特徴を有する請求の範囲１−７の１または複数の項記載の装置。 ９．付勢部材（27）、特に、スライド（26）を付勢するための圧力媒体シリンダ ー（34）、電磁石などが、充填ステーション（18）の区域内に設けられる点に特 徴を有する請求の範囲８項記載の装置。 １０．スライド（26）が、ばね（46）によって閉鎖位置に拘束され、付勢部材（ 27）によって、ばね力に抗して開放位置へと移動されることが可能である点に特 徴を有する請求の範囲９項記載の装置。 １１．個々の紙巻き煙草または一定量のまとまった紙巻き煙草の曲がった配置を 探知するためのセンサーに特徴を有する請求の範囲１−１０の１または複数の項 記載の装置。 １２．紙巻き煙草を、紙巻き煙草製造機から充填ステーション（18）へ、また、 充填ステーション（18）から包装機へと移送するための紙巻き煙草のコンベヤー （16）が、紙巻き煙草を充填ステーション（18）へ供給し、そして充填ステーシ ョン（18）から運び去るための２つの別々なコンベヤーチャンネル（40，41）を 備える点に特徴を有する、特に、請求の範囲１−１１の１または複数の項記載の 装置。 １３．少なくとも１つのコンベヤーチャンネル（41）の上方に中間貯留部（13） が設けられる点に特徴を有する請求の範囲１２項記載の装置。 １４．前記中間貯留部（13）には、充填度合を探知するためのセンサー（15）が 専用に設けられている点に特徴を有する請求の範囲１３項記載の装置。