JPH0193894A - 光電式煙感知器のシールド構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は光電式煙感知器のシールド構造に関するもので
ある。

［背景技術］ ＃９図は従来の光電式煙感知器を示しており、この従来
例はシールド板４を設けた基台１の下方にプリント基板
２を配置して、プリント基板２の外天井面に設けた入出
力端子５に貫通コンデンサ６を貫通させたプリント基板
２からのリード線７を、接続し、プリント基板２の下方
にはプリント基板２を覆うようにシールドカバー３をシ
ールド板４の下面に被着し、更にプリント基板２の下面
に自立脚８で固定した金属製基板９に取り付けである発
光素子１０及び受光素子１１をシールドカバー３の中央
に開口した開口窓１２を介して下方に露出させである。

そしてカバー１４の上端周縁を基台１の周縁に係止固定
して、上記発光索子１０及び受光素子１１をカバ−１４
下部内の暗室１３内に収納し更に上記シールドカバ−３
全体を被蔽しである。シールドカバー３の下部外周には
この暗室１３に連通ずる煙導入口を覆うように防虫網１
５を設けである。

ところでこのような従来例ではシールドカバー３により
プリント基板２と、発光素子１０及び受光素子１１を取
り付けた金属製基板９とを覆うようになっているため、
シールドカバー１４が大型になる上に、プリント基板２
と受光素子１１との間のシールドのために金属製基板９
を必要とするという問題があった。

［発明の目的］ 本発明は上述の問題点に鑑みで為されたもので、その目
的とするところは受光素子、発光素子を設けた素子ホー
ルグーを支持する基板をシールドカバーで兼用させて部
品点数の削減を図り、且つシールド効果を高めな光電式
煙感知器のシールド補遺を提供するにある。

［発明の開示１ 本発明は発光素子の駆動回路、受光素子の受光信号の処
理等を感知器回路を配線したプリント基板と、プレート
内に収納されるとともに上記プリント基板を収めた有底
筒状のシールドボックスと、中央部表面に凹部を設け、
上記シールドボックスの開口部に被着するシールドカバ
ーと、該シールドカバーの凹部に嵌着され、内部に設け
た発光素子の投光窓と受光素子の受光窓とを表面に開口
した素子ホルダーと、外周部に煙導入口を開口するとと
もに内部にラビリンスを介して上記煙導入口に連通した
暗室を設けたラビリンス体をシールドカバー及び素子ホ
ルダー表面に被着して上記素子ホルダーの投光窓及び受
光窓を上記暗室底部の開口部に臨ませて成ることを特徴
とするもので、以下本発明を実施例により説明する。

及１、 凡１涯 第１図は実施例を使用した光電式煙感知器の全体斜視図
を示しており、図示せる光電式煙感知器は天井面等の取
り付は面に固定されるベース１６と、このベース１６の
下面に取り付けられるカバー１７と、該カバー１７の中
央の開口１７ａより挿通させて、ベース１６に機械的に
結合されるとともに、電気的に接続されるセンサーユニ
ット１８とから構成される。

カバー１７は上端周縁に設けである係止爪（図示せず）
をベース１６の下端周縁に設けである係止凹部１６ｃｌ
に係止させることにより、ベース１６の下面に被着され
る。

一方ベース１６は中央の開口窓１６ａの内周面に全周に
亘って係止溝１６ｂを形成するとともに、開口窓１６ａ
の中心に対してＮ象な位置に１ｍロ窓１６ａ及び係止溝
１６ｂに連通した切り欠き１６ｃを夫々設けおり、カバ
ー１７の中央の開口１７ａより挿入されたセンサーユニ
ット１８の上端周縁の位置に設けである係止片２０を上
記切り欠き１６ｃに下方から嵌めて水平方向にセンサー
ユニット１８を回動させることにより係止片２０を係止
ｒｆＩｔ１６ｂに係止し、センサーユニット１８を機械
的に結合するようになっている。同時に開口窓１６ａよ
り挿入されたセンサーユニット１８の上ｍのビン型の入
出力端子２１をベース１６内部に設けである接続端子（
図示せず）に接触させ、ベース１６に設けた回路或いは
受Ｍ機（図示せず）がらの感知器回線に電気的に接続す
る。

第２図はセンサーユニット１８の分解斜視図を示してお
り、上部構造となる合成樹脂成形品からなる有底円筒状
のプレート１９は上述の係止片２０を一体形成するとと
もに入出力端子２１をインサートし、また内部にはセン
サーユニット１８として必要な感知器回路を配線した円
板状のプリント基板２６を内蔵する有底円筒状の金属製
シールドボックス２４を収納する。シールドボックス２
４は第３図に示すようにプリント基板２６がら導出しで
ある入出力端からのリード＃ｉ３４を貫通して半田付け
する貫通コンデンサ３５を底面に貫設するとともに、開
口側に被せられるシールドカバー２５の周縁より突出し
である弾性脚片３６の先部外面に形成された膨出ｅ３６
ａを係合して機械的電気的にシールドカバー２５を結合
する孔３７を周壁に夫々の弾性脚片３６に対応して設け
である。

プリント基板２６は両面に第・を図に示す感知器回路を
構成する電子部品を配設しでおり、シールドボックス２
４の底部に対してシールドボックス２４の周壁より内部
へ突出させた片に載置させるか或いは底面に配設する絶
縁シート（図示せず）で分離絶縁してシールドボックス
２４内に配置されるもので、上記のように貫通コンデン
サ３５を貫通して半田付けされたリード線３４を第３図
に示すようにプレート１９に設けである中空状の入出力
端子２１に挿入して先端部で半田付は或いはスピン加工
で固定接続する。

ここで後述する感知器回路の試験用リードスイッチ３８
をプリント基板２６は後述する増幅回路３７に駆動用磁
石の磁気の影響を与えないように増幅回路３７より離れ
た位置で且つ駆動用磁石で駆動しやすように周縁部に配
設し、また動作確認用の発光素子３つを周縁部に立設し
である。

シールドカバー２５は直径方向に沿って断面コ字状にく
ぼませて表面側に嵌合溝４０を形成しており、この嵌合
溝４０は煙検知用の発光素子２８及び受光索子２９を内
蔵した素子ホルダー２７を表着するためのもので、底面
には各素子２８，２９のリード線を裏面側に導出させて
プリント基板２６に半田付けさせるための孔４０ａ、４
０ｂを穿孔しである。

素子ホルダー２７は合成樹脂成形品からなる基台２７ａ
とケース体２７ｂとからなり、基台２７ａの下面両側に
は発光素子２８が後述のラビリンス体３０内の暗室３１
内に丁度よい角度で投光できるように発光素子２８をｅ
置する傾斜面及びリード線導通用切り欠き４１ａを底部
に設けた傾斜凹部４１と、受光素子２９の受光面が丁度
良い角度で暗室３１に臨むように受光索子２９を沿わせ
る傾斜した内面を設は且つリード線を導出するための孔
（図示せず）を底部に穿設した保持穴４２とを第５図（
ａ）に示すように形成し、中央下面にはケース体２７ｂ
との結合ための係止溝４３を形成しである。また両側面
の両端には第５図（ｂ）に示すようにケース体２７ｂに
固定するための係止爪４４を夫々突設しである。ケース
体２７ｂは箱状に形成され、開口部に基台２７ａを嵌着
するようになっており、両側側壁には第６図（ａ）に示
すように基台２７ａの係止爪４４を内側から係止する係
止孔４５を夫々設け、また中央内底部には係合溝４３に
係合する係合突部４６を突設し、さらに基台２７ａに配
設された発光素子２日から光が出ていく投光窓４７と、
受光素子２７の受光面が臨む受光窓４８とを夫々の光軸
に合わせて斜め状に穿設しである。又外底部局縁には鍔
片４９を突設しである。この両側の鍔片４９の上面（第
６図（ｂ）では下面）には素子ホルダー２７をシールド
カバー２５の嵌合溝４０に嵌合させて嵌合溝４０の両側
のシールドカバー２５の下面に当接した際にシールドカ
バー２５に穿設しである小孔５０に挿入される小突起５
１を一体に設けており、この小突起５１の先端を熱で押
し潰すことにより素子ホルダー２７をシールドカバー２
５に固定する。

下部構造はラビリンス体３０等からなり、ラビリンス体
３０は合成樹脂成形品からなり、円形底部３０ａ上に等
間隔にく字状の突起５２を第７図（ａ）に示すように一
体に形成してラビリンス３２を形成して中央の暗室３１
と外部に臨んだ煙導入口３３とをラビリンス３２を介し
て連通させてνする。

又上部外周に鍔部５３を一体または別体で形成して全体
で幀子体としである。そして外周部には円筒状に形成し
た防虫網２３を被装しており、この防虫ｕ！４２３は鍔
部５３と、下部に被着するキャップ２２とで固持される
。

このようにｖＩｒ＆されたラビリンス体３０等からなる
下部構造はラビリンス体３０の突起５２の上面に第７図
（、）（ｂ）に示すように突出させ小突起５４をシール
ドカバー２５に穿設しである小孔５５に下方から挿通し
て熱着によりシールドカバ−２５下面に固定されるよう
になっている。

而して上述のように構成した素子ホルダー２７をシール
ドカバー２５の嵌合溝４０に嵌合して熱着により固定し
、然る後にラビリンス体３０からなる下部構造をシール
ドカバー２５の下面に固定してラビリンス体３０の暗室
３１に素子ホルダー２７の投光窓４７、受光窓４８を臨
ませる。そして素子ホルダー２７の各素子２８．２９の
リード線を嵌合溝４０の底部の孔４０ａ、４０ｂを介し
てシールドカバー２５の裏面側に導出させてプリント基
板２６に接続し、プリント基板２６上の発光素子３９を
シールドカバー２５の周縁に形成した切り欠き２５ａよ
りシールドカバー２５の表面側に露出させ且つラビリン
ス体３０の鍔部５３の角孔５６より下部に露出させた状
態で、シールドカバー２５をシールドボックス２４の開
口部に被着し、プリント基板２をプレート１９内に収納
し、プリント基板２がらのリード線３４をプレート１９
の入出力端子２１に接続することにより、センサーユニ
ット１８が完成するのである。尚組み立て順位は上述に
特に限定されるものでは無い。またラビリンス体３０を
シールドカバー２５に熱着しであるが、最終組み立て時
に鍔片５３の上面をシールドカバー２５の下面或いはプ
レートの周部下端面に接着固定しても良い。

次に第４図に示した回路図によりセンサーユニット１８
の動作を説明する。

入出力端子２１を通じて接続された回線電圧はダイオー
ドプリフッ５７を介して電源回路５８に印加され、感知
器回路に必要な電圧に安定化されろ、この安定化された
直流は感知器回路の発振回路５９、監視状態表示用発光
素子３９の駆動回路６０、更に受光信号の増幅回路３７
、信号処理回路６１に夫々供給される。±だダイオード
ブリッジ５７の出力端間にはスイッチング回路６２と抵
抗Ｒ３とダイオードＤ、とを介して発光素子３９を接続
しである。

而して監視状態時には発振回路５９の発振出力で発光素
子２８を間歇的に駆動して間歇発光させるとともに駆動
回路６０を介して発光素子３９を間歇的に発光させる。

この発光素子３９の間歇発光で、監視状態にあることを
表示する。

一方発光素子２８の光は暗室３１内に投光されるが、暗
室３１内に煙の侵入が無い状態では受光素子２９の受光
量が少ないので信号処理回路６１からはスイッチング回
路６２をトリガする信号が出力されない。

次に暗室３１内に煙が侵入すると、煙による散乱光が受
光素子２９）こ入るため受光信号のレベルが増加し、そ
の増幅出力が閾値を越えると信号処理回路６１は発振回
路５９の発振出力に同期して検出信号を取り込んでスイ
ッチング回路６２をトリガしてスイッチング回路６２を
オンさせる。このオンにより抵抗Ｒ，とダイオードブリ
ッジ５７を介して入出力端子２１間を短絡して回線に発
報出−力を発生させる。一方スイツチング回路６２と抵
抗Ｒ２とダイオードＤ（とを通じて発光素子３つに発光
電流が流れるため発光索子３９が連続点灯状態に変わり
発報動作状態であることを表示する。

試験用リードスイッチＳＷは外部からの磁石により駆動
されてオンすると、上記検出信号と同様な信号として疑
似検出４３号を信号処理回路６１に与えてスイッチング
回路６２をトリガし、センサーユニット１８を人為的に
発報させることができるものである。

尚第８図に示すようにシールドカバー２５の嵌合溝４０
の両端を閉塞したものでも良く、また素子ホルダー２７
を分割した場合にはこのシールドカバー２５を分割して
も良い。

［発明の効果１ 本発明は上述のように発光素子の駆動回路、受光素子の
受光信号の処理等を感知器回路を配線したプリント基板
と、プレート内に収納されるとともに上記プリント基板
を収めた有底筒状のシールドボックスと、中央部表面に
凹部を設け、上記シールドボックスの開口部に被着する
シールドカバーと、該シールドカバーの凹部に嵌ＸＪさ
れ、内部に設けた発光素子の投光窓と受光素子の受光窓
とを表面に開口した素子ホルダーと、外周部【こ煙導入
口を開口するとともに内部にラビリンスを介して上記煙
導入口に連通した暗室を設けたラビリンス体をシールド
カバー及び素子ホルダー表面に被着して上記素子ホルダ
ーの投光窓及び受光窓を上記暗室底部の開口部に臨ませ
であるので、シールドカバーとシールドボックスとでプ
リント基板に対するシールドが確実となる上に、素子ホ
ルダーの支持がシールドカバーで行え且つ受光素子のシ
ールドも確実となるから、部品点数の削減とシールド効
果の向上とが同時に図れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を使用した光電式煙感知器の分
解斜視図、第２図は同上のセンサーユニットの分解斜視
図、第３図は同上の入出力端子の接続説明図、第４図は
同上の回路図、第５図（、＞（ｂ）は同上の素子ホルダ
ーの基台の断面図、側面図、ｔｊＳＧ図（ａ）（ｂ）は
同上の素子ホルダーのケース体の断面図、側面図、第７
図（ａ）（ｂ）は同上使用のラビリンス体の上面図、正
面図、第８図は同上のシールドカバーの別の例の斜視図
、第９図は従来例の断面図である。 １９・・・プレート、２１・・・入出力端子、２３・・
・防［９，２４・・・シールドボックス、２５・・・シ
ールドカバー、２６・・・プリント基板、２７・・・素
子ホルダー、３０・・・ラビリンス体、３１　・・・暗
室、３２・・・ラビリンス、３３・・・煙導入口、３９
・・・発光素子、４７・・・投光窓、４８・・・受光窓
である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第１図 第３図 第５図 （ｂ） 第６図 （ｂ） ２７ｔ） 第７図 第８図 第９図 乎続補正書（自発）（１） １、事件の表示　　　　　　　　　　　　　　　　　　
記。 昭和６２年特許Ｍ第２５０８５９号　　　　　　　　「
２、発明の名称 イ二 事件との関係　　特許出願人　　　　　　　　　　で・
代表者　　　藤　　　井　　　貞　　　夫　　　　　　
　　　　　　６゜４、代理人 郵便番号　５３０ 住　所　大阪市北区梅田１丁目１２番１７号５、補正命
令の日付 自　　　発 ６、補正により増加する発明の数　なし本願明＃ＩＩ書
第４Ｆ（第１３行のｒ　１ｊＬＪを削除５゜ 同上第７頁第１１行乃至第１３行の全文を下りように訂
正する。 ここで後述する感知器回路の試験用リードスノチ３８は
リードが発振回路出力のアンテナに２で増幅回路３７に
影響を与える恐れがあるの増」 図面中温２図及びｆｊＳ８図を別紙の通り訂正す代理人
　弁理士　石　［■　艮　七

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）発光素子の駆動回路、受光素子の受光信号の処理
   等を感知器回路を配線したプリント基板と、プレート内
   に収納されるとともに上記プリント基板を収めた有底筒
   状のシールドボックスと、中央部表面に凹部を設け、上
   記シールドボックスの開口部に被着するシールドカバー
   と、該シールドカバーの凹部に嵌着され、内部に設けた
   発光素子の投光窓と受光素子の受光窓とを表面に開口し
   た素子ホルダーと、外周部に煙導入口を開口するととも
   に内部にラビリンスを介して上記煙導入口に連通した暗
   室を設けたラビリンス体をシールドカバー及び素子ホル
   ダー表面に被着して上記素子ホルダーの投光窓及び受光
   窓を上記暗室底部の開口部に臨ませて成ることを特徴と
   する光電式煙感知器のシールド構造。