JPH0464120B2 - - Google Patents

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JPH0464120B2
JPH0464120B2 JP25085987A JP25085987A JPH0464120B2 JP H0464120 B2 JPH0464120 B2 JP H0464120B2 JP 25085987 A JP25085987 A JP 25085987A JP 25085987 A JP25085987 A JP 25085987A JP H0464120 B2 JPH0464120 B2 JP H0464120B2
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JP
Japan
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shield
shield cover
light receiving
light
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JP25085987A
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JPH0193894A (ja
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Tomoyuki Inoe
Koichi Nakao
Akira Toki
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は光電式煙感知器のシールド構造に関す
るものである。
[背景技術] 第9図は従来の光電式煙感知器を示しており、
この従来例はシールド板4を設けた基台1の下方
にプリント基板2を配置して、プリント基板2の
外天井面に設けた入出力端子5に貫通コンデンサ
6を貫通させたプリント基板2からのリード線7
を接続し、プリント基板2の下方にはプリント基
板2を覆うようにシールドカバー3をシールド板
4の下面に被着し、更にプリント基板2の下面に
自立脚8で固定した金属製基板9に取り付けてあ
る発光素子10及び受光素子11をシールドカバ
ー3の中央に開口した開口窓12を介して下方に
露出させてある。そしてカバー14の上端周縁を
基台1の周縁に係止固定して、上記発光素子10
及び受光素子11をカバー14下部内の暗室13
内に収納し更に上記シールドカバー3全体を被蔽
してある。シールドカバー3の下部外周にはこの
暗室13に連通する煙導入口を覆うように防虫網
15を設けてある。
ところでこのような従来例ではシールドカバー
3によりプリント基板2と、発光素子10及び受
光素子11を取り付けた金属製基板9とを覆うよ
うになつているため、シールドカバー14が大型
になる上に、プリント基板2と受光素子11との
間のシールドのために金属製基板9を必要とする
という問題があつた。
[発明の目的] 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは受光素子、発光素子
を設けた素子ホールダーを支持する基板をシール
ドカバーで兼用させて部品点数の削減を図り、且
つシールド効果を高めた光電式煙感知器のシール
ド構造を提供するにある。
[発明の開示] 本発明は発光素子の駆動回路、受光素子の受光
信号の処理等を感知器回路を配線したプリント基
板と、プレート内に収納されるとともに上記プリ
ント基板を収めた有底筒状のシールドボツクス
と、中央部表面に凹部を設け、上記シールドボツ
クスの開口部に被着するシールドカバーと、該シ
ールドカバーの凹部に嵌着され、内部に設けた発
光素子の投光窓と受光素子の受光窓とを表面に開
口した素子ホルダーと、外周部に煙導入口を開口
するとともに内部にラビリンスを介して上記煙導
入口に連通した暗室を設けたラビリンス体をシー
ルドカバー及び素子ホルダー表面に被着して上記
素子ホルダーの投光窓及び受光窓を上記暗室底部
の開口部に臨ませて成ることを特徴とするもの
で、以下本発明を実施例により説明する。
実施例 第1図は実施例を使用した光電式煙感知器の全
体斜視図を示しており、図示せる光電式煙感知器
は天井面等の取り付け面に固定されるベース16
と、このベース16の下面に取り付けられるカバ
ー17と、該カバー17の中央の開口17aより
挿通させて、ベース16に機械的に結合されると
ともに、電気的に接続されるセンサーユニツト1
8とから構成される。
カバー17は上端周縁に設けてある係止爪(図
示せず)をベース16の下端周縁に設けてある係
止凹部16dに係止させることにより、ベース1
6の下面に被着される。
一方ベース16は中央の開口窓16aの内周面
に全周に亘つて係止溝16bを形成するととも
に、開口窓16aの中央に対して対象な位置に開
口窓16a及び係止溝16bに連通した切り欠き
16cを夫々設けおり、カバー17の中央の開口
17aより挿入されたセンサーユニツト18の上
端周縁の位置に設けてある係止片20を上記切り
欠き16cに下方から嵌めて水平方向にセンサー
ユニツト18を回動させることにより係止片20
を係止溝16bに係止し、センサーユニツト18
を機械的に結合するようになつている。同時に開
口窓16aより挿入されたセンサーユニツト18
の上面のピン型の入出力端子21をベース16内
部に設けてある接続端子(図示せず)に接触さ
せ、ベース16に設けた回路或いは受信機(図示
せず)からの感知器回線に電気的に接続する。
第2図はセンサーユニツト18の分解斜視図を
示しており、上部構造となる合成樹脂成形品から
なる有底円筒状のプレート19は上述の係止片2
0を一体形成するとともに入出力端子21をイン
サートし、また内部にはセンサーユニツト18と
して必要な感知器回路を配線した円板状のプリン
ト基板26を内蔵する有底円筒状の金属製シール
ドボツクス24を収納する。シールドボツクス2
4は第3図に示すようにプリント基板26から導
出してある入出力端からのリード線34を貫通し
て半田付けする貫通コンデンサ35を底面に貫設
するとともに、開口側に被せられるシールドカバ
ー25の周縁より突出してある弾性脚片36の先
部外面に形成された膨出部36aを係合して機械
的電気的にシールドカバー25を結合する孔37
を周壁に夫々の弾性脚片36に対応して設けてあ
る。
プリント基板26は両面に第4図に示す感知器
回路を構成する電気部品を配設しており、シール
ドボツクス24の底部に対してシールドボツクス
24の周壁より内部へ突出させた片に載置させる
か或いは底面に配設する絶縁シート(図示せず)
で分離絶縁してシールドボツクス24内に配置さ
れるもので、上記のように貫通コンデンサ35を
貫通して半田付けされたリード線34を第3図に
示すようにプレート19に設けてある中空状の入
出力端子21に挿入して先端部で半田付け或いは
スピン加工で固定接続する。
ここで後述する感知器回路の試験用リードスイ
ツチ38はリードが発振回路出力のアンテナにな
つて増幅回路37に影響を与える恐れがあるの
で、増幅回路37より離れた位置で且つ駆動用磁
石で駆動しやすように周縁部に配設し、また動作
確認用の発光素子39を周縁部に立設してある。
シールドカバー25は直径方向に沿つて断面コ
字状にくぼませて表面側に嵌合溝40を形成して
おり、この嵌合溝40は煙検知用の発光素子28
及び受光素子29を内蔵した素子ホルダー27を
嵌着するためのもので、底面には各素子28,2
9のリード線を裏面側に導出させてプリント基板
26に半田付けさせるための孔40a,40bを
穿孔してある。
素子ホルダー27は合成樹脂成形品からなる基
台27aとケース体27bとからなり、基台27
aの下面両側には発光素子26が後述のラビリン
ス体30内の暗室31内に丁度よい角度で投光で
きるように発光素子28を載置する傾斜面及びリ
ード線導通用切り欠き41aを底部に設けた傾斜
凹部41と、受光素子29の受光面が丁度良い角
度で暗室31に臨むように受光素子29を沿わせ
る傾斜した内面を設け且つリード線を導出するた
めの孔(図示せず)を底部に穿設した保持穴42
とを第5図aに示すように形成し、中央下面には
ケース体27bとの結合のための係止溝43を形
成してある。また両側面の両端には第5図bに示
すようにケース体27bに固定するための係止爪
44を夫々突設してある。ケース体27bは箱体
に形成され、開口部に基台27aを嵌着するよう
になつており、両側側壁には第6図aに示すよう
に基台27aの係止爪44を内側から係止する係
止孔45を夫々設け、また中央内底部には係合溝
43に係合する係合突部46を突設し、さらに基
台27aに配設された発光素子28から光が出て
いく投光窓47と、受光素子27の受光面が臨む
受光窓48とを夫々の光軸に合わせて斜め状に穿
設してある。又外底部周縁には鍔片49を突設し
てある。この両側の鍔片49の上面(第6図bで
は下面)には素子ホルダー27をシールドカバー
25の嵌合溝40に嵌合させて嵌合溝40の両側
のシールドカバー25の下面に当接した際にシー
ルドカバー25に穿設してある小孔50に挿入さ
れる小突起51を一体に設けており、この小突起
51の先端を熱で押し潰すことにより素子ホルダ
ー27をシールドカバー25に固定する。
下部構造はラビリンス体30等からなり、ラビ
リンス体30は合成樹脂成形品からなり、円形底
部30a上に等間隔にく字状の突起52を第7図
aに示すように一体に形成してラビリンス32を
形成して中央の暗室31と外部に臨んだ煙導入口
33とをラビリンス32を介して連通させてい
る。又上部外周に鍔部53を一体または別体で形
成して全体で帽子体としてある。そして外周部に
は円筒状に形成した防虫網23を被装しており、
この防虫網23は鍔部53と、下部に被着するキ
ヤツプ22とで固持される。
このように構成されたラビリンス体30等から
なる下部構造はラビリンス体30の突起52の上
面に第7図a,bに示すように突出させ小突起5
4をシールドカバー25に穿設してある小孔55
に下方から挿通して熱着によりシールドカバー2
5下面に固定されるようになつている。
而して上述のように構成した素子ホルダー27
をシールドカバー25の嵌合溝40に嵌合して熱
着により固定し、然る後にラビリンス体30から
なる下部構造をシールドカバー25の下面に固定
してラビリンス体30の暗室31に素子ホルダー
27の投光窓47、受光窓48を臨ませる。そし
て素子ホルダー27の各素子28,29のリード
線を嵌合溝40の底部の孔40a,40bを介し
てシールドカバー25の裏面側に導出させてプリ
ント基板26に接続し、プリント基板26上の発
光素子39をシールドカバー25の周縁に形成し
た切り欠き25aよりシールドカバー25の表面
側に露出させ且つラビリンス体30の鍔部53の
角孔56より下部に露出させた状態で、シールド
カバー25をシールドボツクス24の開口部に被
着し、プリント基板2をプレート19内に収納
し、プリント基板2からのリード線34をプレー
ト19の入出力端子21に接続することにより、
センサーユニツト18が完成するのである。尚組
み立て順位は上述に特に限定されるものでは無
い。またラビリンス体30をシールドカバー25
に熱着してあるが、最終組み立て時に鍔片53の
上面をシールドカバー25の下面或いはプレート
の周部下端面に接着固定しても良い。
次に第4図に示した回路図によりセンサーユニ
ツト18を動作を説明する。
入出力端子21を通じて接続された回線電圧は
ダイオードブリツジ57を介して電源回路58に
印加され、感知器回路に必要な電圧に安定化され
る。この安定化された直流は感知器回路の発振回
路59、監視状態表示用発光素子39の駆動回路
60、更に受光信号の増幅回路37、信号処理回
路61に夫々供給される。またダイオードブリツ
ジ57の出力端間にはスイツチング回路62と抵
抗R2とダイオードD1とを介して発光素子39を
接続してある。
而して監視状態時には発振回路59の発振出力
で発光素子28を間歇的に駆動して間歇発光させ
るとともに駆動回路60を介して発光素子39を
間歇的に発光させる。この発光素子39の間歇発
光で、監視状態にあることを表示する。
一方発光素子28の光は暗室31内に投光され
るが、暗室31内に煙の侵入が無い状態では受光
素子29の受光量が少ないので信号処理回路61
からはスイツチング回路62をトリガする信号が
出力されない。
次に暗室31内に煙が侵入すると、煙による散
乱光が受光素子29に入るため受光信号のレベル
が増加し、その増幅出力が閾値を越えると信号処
理回路61は発振回路59の発振出力に同期して
検出信号を取り込んでスイツチング回路62をト
リガしてスイツチング回路62をオンさせる。こ
のオンにより抵抗R1とダイオードブリツジ57
を介して入出力端子21間を短絡して回線に発報
出力を発生させる。一方スイツチング回路62と
抵抗R2とダイオードD1とを通じて発光素子39
に発光電流が流れるため発光素子39が連続点灯
状態に変わり発報動作状態であることを表示す
る。
試験用リードスイツチSWは外部からの磁石に
より駆動されてオンすると、上記検出信号と同様
な信号として疑似検出信号を信号処理回路61に
与えてスイツチング回路62をトリガし、センサ
ーユニツト18を人為的に発報させることができ
るものである。
尚第8図に示すようにシールドカバー25の嵌
合溝40の両端を閉塞したものでも良く、また素
子ホルダー27を分割した場合にはこのシールド
カバー25を分割しても良い。
[発明の効果] 本発明は上述のように発光素子の駆動回路、受
光素子の受光信号の処理等を感知器回路を配線し
たプリント基板と、プレート内に収納されるとと
もに上記プリント基板を収めた有底筒状のシール
ドボツクスと、中央部表面に凹部を設け、上記シ
ールドボツクスの開口部に被着するシールドカバ
ーと、該シールドカバーの凹部に嵌着され、内部
に設けた発光素子の投光窓と受光素子の受光窓と
を表面に開口した素子ホルダーと、外周部に煙導
入口を開口するとともに内部にラビリンスを介し
て上記煙導入口に連通した暗室を設けたラビリン
ス体をシールドカバー及び素子ホルダー表面に被
着して上記素子ホルダーの投光窓及び受光窓を上
記暗室底部の開口部に臨ませてあるので、シール
ドカバーとシールドボツクスとでプリント基板に
対するシールドが確実となる上に、素子ホルダー
の支持がシールドカバーで行え且つ受光素子のシ
ールドも確実となるから、部品点数の削減とシー
ルド効果の向上とが同時に図れるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を使用した光電式煙感
知器の分解斜視図、第2図は同上のセンサーユニ
ツトの分解斜視図、第3図は同上の入出力端子の
接続説明図、第4図は同上の回路図、第5図a,
bは同上の素子ホルダーの基台の断面図、側面
図、第6図a,bは同上の素子ホルダーのケース
体の断面図、側面図、第7図a,bは同上使用の
ラビリンス体の上面図、正面図、第8図は同上の
シールドカバーの別の例の斜視図、第9図は従来
例の断面図である。 19……プレート、21……入出力端子、23
……防虫網、24……シールドボツクス、25…
…シールドカバー、26……プリント基板、27
……素子ホルダー、30……ラビリンス体、31
……暗室、32……ラビリンス、33……煙導入
口、39……発光素子、47……投光窓、48…
…受光窓である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発光素子の駆動回路、受光素子の受光信号の
    処理等を感知器回路を配線したプリント基板と、
    プレート内に収納されるとともに上記プリント基
    板を収めた有底筒状のシールドボツクスと、中央
    部表面に凹部を設け、上記シールドボツクスの開
    口部に被着するシールドカバーと、該シールドカ
    バーの凹部に嵌着され、内部に設けた発光素子の
    投光窓と受光素子の受光窓とを表面に開口した素
    子ホルダーと、外周部に煙導入口を開口するとと
    もに内部にラビリンスを介して上記煙導入口に連
    通した暗室を設けたラビリンス体をシールドカバ
    ー及び素子ホルダー表面に被着して上記素子ホル
    ダーの投光窓及び受光窓を上記暗室底部の開口部
    に臨ませて成ることを特徴とする光電式煙感知器
    のシールド構造。
JP25085987A 1987-10-05 1987-10-05 光電式煙感知器のシールド構造 Granted JPH0193894A (ja)

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