JPH0215191Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0215191Y2
JPH0215191Y2 JP8369388U JP8369388U JPH0215191Y2 JP H0215191 Y2 JPH0215191 Y2 JP H0215191Y2 JP 8369388 U JP8369388 U JP 8369388U JP 8369388 U JP8369388 U JP 8369388U JP H0215191 Y2 JPH0215191 Y2 JP H0215191Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
cover
sensor
shield plate
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8369388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63192888U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8369388U priority Critical patent/JPH0215191Y2/ja
Publication of JPS63192888U publication Critical patent/JPS63192888U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0215191Y2 publication Critical patent/JPH0215191Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、イオン式煙感知器のシールド構造に
関する。 (従来の技術) 従来のイオン式煙感知器のシールド構造は、煙
取入口周辺と感知器カバーの内側とにそれぞれ設
けられたシールドカバーを別体で構成し、煙感知
器の組立時に導線をもつて接続していた。また、
このシールドカバーと感知器基台に設けたシール
ド板との接続は、シールド板もしくはシールドカ
バー側のいずれか一方に接続端子を設けて弾接し
ていた。 (考案が解決しようとする課題) 上述した従来の煙感知器のシールド構造にあつ
ては、煙取入口周辺と感知器カバーの内側とに別
体構成のシールドカバーを設けていたので、とも
すればシールド効果が少なく外来ノイズによる誤
動作を生じていた。また、シールド板とシールド
カバーの接続も接続端子の弾接によつて行なわれ
ているため不安定となる欠点があつた。 本考案は上述の事情に鑑みて行われたもので、
その目的とするところは、シールドカバーをハウ
ジングの内面に沿わせて形成し、シールド板との
接続が容易で電気回路に対し良好なシールド効果
が得られ、外来ノイズを完全に防止して安定した
作動を得るとともに、シールド板への装着が容易
で器体の小型化、薄型化を可能とするイオン式煙
感知器のシールド構造を提供しようとするもので
ある。 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のイオン式
煙感知器のシールド構造は、中空の略円錐台形状
であつて、傾斜面の下端部中央に中空円筒体を突
設し、この中空円筒体の側壁に煙流入用の複数の
透孔を設けた感知器カバーと、有底筒状に成型し
た感知器基台でハウジングを構成し、感知器基台
を構成する仕切壁の内面を略全体に渡つて覆う円
形のシールド板を設け、前記シールド板の上面に
は該シールド板を貫通して前記仕切壁より突出す
る複数個の固定リブに係合され、前記シールド板
より隔離し固定される円形のプリント基板を設
け、前記プリント基板の略中央に有底筒状のイオ
ン室を形成し、前記イオン室の側面全周に渡つて
複数の窓状の煙流入孔を形成し、かつ前記感知器
カバーの内面に沿つて、少なくとも前記感知器カ
バーの側壁、傾斜面、及び中空円筒状の底面の各
内面を覆うシールドカバーを具備し、シールド板
とシールドカバーはそれぞれ略最外周部で当接に
より導電接続したことに特徴を有している。 (作用) 上記のように構成されたイオン式煙感知器のシ
ールド構造は、感知器カバーの内面に沿つて少な
くとも前記感知器カバー側壁、傾斜面および中空
円筒体の底面の各内面を覆うシールドカバーと、
感知器基台の仕切壁内面を略全体にわたつて覆う
シールド板とによつてシールドされるので、外来
ノイズの侵入を完全に防止することができ、ま
た、仕切壁のシールド板とシールドカバーとの接
続は、それぞれ最外周部で感知器カバーと感知器
基台との係合により圧接導電接続される。 (実施例) 以下、本考案の実施例について、第1図ないし
第9図によつて説明する。第1図ないし第4図に
おいては合成樹脂により円形に成型された感知
器基台で、その中空部を一体成型された断面が屋
根形の仕切壁5で閉塞しており、この仕切壁5の
下端面、すなわち感知器前面の外周付近に、係合
部6aをその中高位置に形成したプリント板固定
用の複数の固定リブ6が等間隔に突設成型されて
いる。7は仕切壁5の外周端に形成したアンダー
カツト部で、仕切壁5および感知器基台の内壁
に亘つて仕切壁5の上下端面、すなわち感知器前
面および背面に連通する貫挿孔8が形成されてい
る。また、感知器基台の内壁下端部にはアンダ
ーカツト部7の位置に符合させて係合突起4aが
形成され、この係合突起4aに感知器基台と共
に感知器ハウジングを構成する感知器カバー
係合突起9aが係合している。 感知器カバーは合成樹脂によつて略円錐台形
に成型され、係合突起9aを形成した取付基部の
下端より傾斜面9bを延設し、この傾斜面9bの
下端部中央に中空円筒体10を突出成型してい
る。中空円筒体10の側面には複数の透孔10a
が形成されており、これら透孔10aは中空円筒
体10内に収容されるシールドカバー11に形成
された煙取入口12と連通している。10bは中
空円筒体10の下端面中央に形成された係合孔
で、この係合孔10b内に環状突起13aを有す
るキヤツプ13が取付けられている。しかして、
シールドカバー11は感知器カバーと略同様の
形状にプレス成型され、その傾斜面11aの中間
位置に板面を切起し形成した起立片11bを複数
配設しており、また起立片11b,11b間の略
中央には感知器カバーの傾斜面内壁に突出形成
した係合凸部9cと係合する係合孔11cが設け
てある。14は薄厚のステンレス鋼板をエツチン
グ加工し網状に形成したリング状の防虫網で、こ
れを前記透孔10a周面に配置し、かつ中空円筒
体10とキヤツプ13との間に挟み込んで超音波
溶着により感知器カバーに固定されている。 15は略円板状のシールド板で、周端部に弾力
を持たせた起立片15aを切起し形成しており、
この起立片15aを感知器カバーの上端に当接
させて仕切壁5と感知器カバーとの間に弾装し
ている。16はシールド板15の直下に配設され
る略円板状の絶縁板で、これらシールド板15お
よび絶縁板16はビス17を介して仕切壁5に取
付けられている。 18は円板状のプリント基板で、端部に形成し
た透孔19を固定リブ6の係合部6aに係合させ
て保持せしめられ、このプリント基板18の前面
に各種の電気素子Eが配線されている。20は円
板状のカソードで、その周端部に複数の取付脚2
0aを同方向に向けて突設しており、この取付脚
20aをプリント基板18に半田付けして固定し
ている。21は放射線源で、ステンレス鋼板によ
り構成された円板状の放射線源固定板22とカソ
ード20との間に挟み、放射線源固定板22をカ
ソード20にカシメて固定される。一方、プリン
ト基板18の背面にはステンレス鋼板よりなるリ
ング状の裏アノード23が固定されている。すな
わち、裏アノード23はプレス加工により一体形
成された脚部端面にスリツト23aを形成してお
り、このスリツト23a内に表アノード24の脚
部24aがプリント基板18の挿通孔18aを貫
通して挿入され、この脚部24aの上端を捩り更
にその基部を半田付けすることによつて強固に固
定せしめ、火災時にイオン化式煙感知器が焼損し
た後でも、放射線源21を回収し易いように構成
している。表アノード24はステンレス鋼板をプ
レス成形し略円錐台状に形成されてイオン室を構
成し、感知器カバー内に収納される。その他、
25はポリエステルフイルムより形成された隔離
板で、中央に表アノード24を受け入れる嵌合孔
26が形成され、この隔離板25を表アノード2
4に装着することによつて感知器内部に流入して
きた煙の流出を防止するようにしてあり、この装
着状態を維持するため隔離板25はシールドカバ
ー11に形成した起立片11bに係合して保持さ
れる。27,27aは引掛金具で、ビス28によ
り仕切壁5に取付けられ、29は電源端子で引掛
金具27,27aに半田付けして固定されてお
り、30は感知器背面を閉塞する略円板状のカバ
ーである。 このように構成したイオン式煙感知器の組立
を、第5図に示す感知器基台アツセンブリと、第
6図に示すプリント基板アツセンブリと、第7図
に示すシールドカバーアツセンブリに分けて個々
に説明し、最後にこれらの総合的な組立てを説明
する。 先ず、感知器基台アツセンブリは、感知器基台
4を構成する仕切壁5の背面に引掛金具27,2
7aを27a,27の順に重ねて配置し、これら
を仕切壁5の前面より螺入したビス28で仕切壁
5に固定すると共に、仕切壁5を貫通させた電源
端子29を引掛金具27,27aの一端に半田付
けして固定した後、仕切壁5の前面にシールド板
15、絶縁板16の順に重ねて保持し、これらを
絶縁板16の前方からビス17を螺入して仕切壁
5に固定することによつて組立てられる。 次に、プリント基板アツセンブリは、プリント
基板18の前面に各種の電気素子Eを配線処理
し、放射線源21を放射線源固定板22とカソー
ド20との間に挟み込み、放射線源固定板22を
カソード20にカシメて固定した後、カソード2
0の取付脚20aをプリント基板18に半田付け
して固定し、かつプリント基板18の前方から脚
部24aを上方に向けて表アノード24を保持
し、この表アノード24の脚部24aをプリント
基板18に形成した挿通孔18aに挿通する。そ
して、プリント基板18の背面に突出した前記脚
部24aに裏アノード23のスリツト23aを係
入させ、脚部24a端部を捩り更にこれらを半田
付けして強固に一体的に固定した後、プリント基
板18をその透孔19を介して固定リブ6の係合
部6aに係合保持させることによつて組立てられ
る。 また、シールドカバーアツセンブリは、隔離板
25の端部をシールドカバー11の起立片11b
に係合保持させ、このシールドカバー11の係合
孔11cに感知器カバーに形成した係合凸部9
cを挿入させて、シールドカバー11を感知器カ
バー内に収容する。一方、感知器カバーは予
めリング状に形成された防虫網14を中空円筒体
10の透孔10a周面に配設し、これをキヤツプ
13および中空円筒体10基部の間に挟んで固定
して置く。尤も、前述した防虫網14の取付け等
の一連の作業は、シールドカバー11の収容後に
行うことも可能である。 そして、このように組立てられた各アツセンブ
リの総合的な組立ては、シールドカバーアツセン
ブリの隔離板25の嵌合孔26内にプリント基板
アツセンブリの表アノード24を係入させ、かつ
感知器カバーの係合突起9aを感知器基台
の係合突起4aと係合させ、感知器基台にプリ
ント基板アツセンブリおよびシールドカバーアツ
センブリを装着することによつて達成される。し
かして、この組立状態は、第3図に示すように感
知器カバーの上端部周面と感知器基台内壁と
の間に隙間Cが形成され、この隙間Cがアンダー
カツト部7の貫挿孔8と連通している。 (考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案のイオン式
煙感知器のシールド構造は、中空の略円錐台形状
であつて、傾斜面の下端部中央に中空円筒体を突
設し、この中空円筒体の側壁に煙流入用の複数の
透孔を設けた感知器カバーと、有底筒状に成型し
た感知器基台でハウジングを構成し、感知器基台
を構成する仕切壁の内面を略全体に渡つて覆う円
形のシールド板を設け、前記シールド板の上面に
は該シールド板を貫通して前記仕切壁より突出す
る複数個の固定リブに係合され、前記シールド板
より隔離し固定される円形のプリント基板を設
け、前記プリント基板の略中央に有底筒状のイオ
ン室を形成し、前記イオン室の側面全周に渡つて
複数の窓状の煙流入孔を形成し、かつ前記感知器
カバーの内面に沿つて、少なくとも前記感知器カ
バーの側壁、傾斜面、及び中空円筒状の底面の各
内面を覆うシールドカバーを具備し、シールド板
とシールドカバーはそれぞれ略最外周部で当接に
より導電接続したので、シールドは完全に行わ
れ、外来ノイズを完全に防止して誤動作すること
なく安定した作動を得るとともに、感知器カバー
を感知器基台に嵌合させることにより、シールド
カバーをシールド板に圧接導電接続させることが
できるので、作業性もよく、さらにイオン式煙感
知器の小型化、薄型化が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の外観を示す正面
図、第2図は第1図の底面図、第3図は第1図の
縦断面図、第4図は第1図の平面図、第5図は感
知器基台アツセンブリの分解斜視図、第6図はプ
リント基板アツセンブリの分解斜視図、第7図は
シールドカバーアツセンブリの分解斜視図、第8
図は各アツセンブリの総合組立状況を分解して示
す斜視図である。 ……感知器基台、5……仕切壁、……感知
器カバー、11……シールドカバー、15……シ
ールド板、18……プリント基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空の略円錐台形状であつて、傾斜面の下端部
    中央に中空円筒体を突設し、この中空円筒体の側
    壁に煙流入用の複数の透孔を設けた感知器カバー
    と、有底筒状に成型した感知器基台でハウジング
    を構成し、感知器基台を構成する仕切壁の内面を
    略全体に渡つて覆う円形のシールド板を設け、前
    記シールド板の上面には該シールド板を貫通して
    前記仕切壁より突出する複数個の固定リブに係合
    され、前記シールド板より隔離し固定される円形
    のプリント基板を設け、前記プリント基板の略中
    央に有底筒状のイオン室を形成し、前記イオン室
    の側面全周に渡つて複数の窓状の煙流入孔を形成
    し、かつ前記感知器カバーの内面に沿つて、少な
    くとも前記感知器カバーの側壁、傾斜面、及び中
    空円筒状の底面の各内面を覆うシールドカバーを
    具備し、シールド板とシールドカバーはそれぞれ
    略最外周部で当接により導電接続したことを特徴
    とするイオン式煙感知器のシールド構造。
JP8369388U 1988-06-24 1988-06-24 Expired JPH0215191Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8369388U JPH0215191Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8369388U JPH0215191Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63192888U JPS63192888U (ja) 1988-12-12
JPH0215191Y2 true JPH0215191Y2 (ja) 1990-04-24

Family

ID=30937513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8369388U Expired JPH0215191Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0215191Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63192888U (ja) 1988-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4705342A (en) Electrical extension outlet
KR960002195Y1 (ko) 노이즈 필터
US4937562A (en) Moisture-proof ionization smoke detector
US4396840A (en) Ionization type smoke sensing device
JPH0215191Y2 (ja)
JPS63172023U (ja)
CA1249671A (en) Ionization-type smoke detector
US5160916A (en) Ionization type smoke sensor
JPH0342545Y2 (ja)
JPH0556559B2 (ja)
JPS6234399Y2 (ja)
US4740703A (en) Ionization-type smoke detector
JPH082796Y2 (ja) 感知器の水抜き構造
JPH0530236Y2 (ja)
JPH0624955Y2 (ja) 感知器回路基板のコンタクト構造
JPH057674Y2 (ja)
JP2504836Y2 (ja) イオン化式煙感知器の中間電極取付構造
JPH0215190Y2 (ja)
JPH0342551Y2 (ja)
JP3909504B2 (ja) イオン化式煙感知器
JPH0421186Y2 (ja)
JPH0544077B2 (ja)
JPH08138166A (ja) 煙感知器の防水構造
JPH0433674Y2 (ja)
JPH0464120B2 (ja)