JPH0215190Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215190Y2 JPH0215190Y2 JP4743782U JP4743782U JPH0215190Y2 JP H0215190 Y2 JPH0215190 Y2 JP H0215190Y2 JP 4743782 U JP4743782 U JP 4743782U JP 4743782 U JP4743782 U JP 4743782U JP H0215190 Y2 JPH0215190 Y2 JP H0215190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- guard electrode
- hole
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 7
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 5
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 3
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 1
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放射線源が取付けられたカソードと、
カソードの一面を囲むアノードと、カソードの他
面に対向配置されるガード電極とを具備するイオ
ン化式煙感知器に関するものである。
カソードの一面を囲むアノードと、カソードの他
面に対向配置されるガード電極とを具備するイオ
ン化式煙感知器に関するものである。
このものにあつては、カソードとガード電極と
をカソード台に取付け、更にカソード台をアノー
ドが接続されたプリント基板にガード電極とプリ
ント基板との半田付固定で取付けているのである
が、従来にあつてはプリント基板6の中央に第1
図に示すように透孔16を設けるとともに透孔1
6の周囲に小孔23を等間隔で設け、第2図に示
すようにカソード台3にカソード2とともに取付
けられたガード電極4の周縁に等間隔で爪24を
設け、この爪24をプリント基板6の小孔23に
さし込むことで第3図に示すように透孔16の中
央にカソード台3を位置決めして固定していたの
であるが、爪24を小孔23に挿入することが困
難であり、また挿入した後もプリント基板6に対
してガード電極4がぐらつくので半田付けがやり
にくく、組立性が悪かつた。
をカソード台に取付け、更にカソード台をアノー
ドが接続されたプリント基板にガード電極とプリ
ント基板との半田付固定で取付けているのである
が、従来にあつてはプリント基板6の中央に第1
図に示すように透孔16を設けるとともに透孔1
6の周囲に小孔23を等間隔で設け、第2図に示
すようにカソード台3にカソード2とともに取付
けられたガード電極4の周縁に等間隔で爪24を
設け、この爪24をプリント基板6の小孔23に
さし込むことで第3図に示すように透孔16の中
央にカソード台3を位置決めして固定していたの
であるが、爪24を小孔23に挿入することが困
難であり、また挿入した後もプリント基板6に対
してガード電極4がぐらつくので半田付けがやり
にくく、組立性が悪かつた。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
つて、その目的とするところは組立てが容易なイ
オン化式煙感知器を提供するにある。
つて、その目的とするところは組立てが容易なイ
オン化式煙感知器を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に基いて詳述する。第
4図は一実施例の断面を示すものであり下面中央
に放射線源1を取付けたカソード2と、カソード
2の上面と対向するガード電極4とを取付けたカ
ソード台3は、プリント基板6の中央の透孔16
に配設されており、またカソード2の下面を囲む
アノード5はその周縁をプリント基板6に半田付
け固定されている。9はプリント基板6を保持す
るボデイ、10はカバー、7はシールド板、8は
シールドカバーである。カバー10における煙導
入迷路部の周面には防虫網12を取付けてある。
また図中13は電源端子、15はノイズ除去用の
貫通型コンデンサである。
4図は一実施例の断面を示すものであり下面中央
に放射線源1を取付けたカソード2と、カソード
2の上面と対向するガード電極4とを取付けたカ
ソード台3は、プリント基板6の中央の透孔16
に配設されており、またカソード2の下面を囲む
アノード5はその周縁をプリント基板6に半田付
け固定されている。9はプリント基板6を保持す
るボデイ、10はカバー、7はシールド板、8は
シールドカバーである。カバー10における煙導
入迷路部の周面には防虫網12を取付けてある。
また図中13は電源端子、15はノイズ除去用の
貫通型コンデンサである。
さて、ガード電極4は第6図に示すように環状
であつて、内周縁にカソード台3への取付け用の
かしめ片18が、外周縁にプリント基板6への取
付け用の係止片17が夫々複数個等間隔で切り起
こし形成されたものであり、かしめ片18と係止
片17とはその切り起こし方向が逆となつてい
て、下面にカソード2が取付けられるカソード台
3に、上方に切り起こされたかしめ片18をかし
めることで固定されている。ここでかしめ片18
をカソード2と逆方向に切り起こしてあるのは、
ガード電極4とカソード2との絶縁距離を大きく
するためである。等間隔に3つ設けられた係止片
17はいずれもく字状に折曲されて、係止片17
における最大外接円の径Dcは、第5図に示すプ
リント基板6中央の透孔16の径Dbよりもやや
大きく、また係止片17の先端の外接円の径Da
は透孔16の径Dbよりもやや小さくされている。
しかして、カソード台3に固定したガード電極4
をプリント基板6の上方から透孔16内に嵌め込
めば、各係止片17の外面がガード電極4の中心
が透孔16の中心に一致するようにカソード台3
とガイドするものであり、同時に第7図及び第8
図に示すように、プリント基板6におけるガード
電極4が接する面とは反対側の面の透孔16の開
口縁に斜め外方に向けて突出する各係止片17の
外面が弾性係止するために、ガード電極はプリン
ト基板6に弾性的に押し付けられることになり、
このためにガード電極4及びカソード台3は、プ
リント基板6にがたつきなく取付けられるもので
ある。
であつて、内周縁にカソード台3への取付け用の
かしめ片18が、外周縁にプリント基板6への取
付け用の係止片17が夫々複数個等間隔で切り起
こし形成されたものであり、かしめ片18と係止
片17とはその切り起こし方向が逆となつてい
て、下面にカソード2が取付けられるカソード台
3に、上方に切り起こされたかしめ片18をかし
めることで固定されている。ここでかしめ片18
をカソード2と逆方向に切り起こしてあるのは、
ガード電極4とカソード2との絶縁距離を大きく
するためである。等間隔に3つ設けられた係止片
17はいずれもく字状に折曲されて、係止片17
における最大外接円の径Dcは、第5図に示すプ
リント基板6中央の透孔16の径Dbよりもやや
大きく、また係止片17の先端の外接円の径Da
は透孔16の径Dbよりもやや小さくされている。
しかして、カソード台3に固定したガード電極4
をプリント基板6の上方から透孔16内に嵌め込
めば、各係止片17の外面がガード電極4の中心
が透孔16の中心に一致するようにカソード台3
とガイドするものであり、同時に第7図及び第8
図に示すように、プリント基板6におけるガード
電極4が接する面とは反対側の面の透孔16の開
口縁に斜め外方に向けて突出する各係止片17の
外面が弾性係止するために、ガード電極はプリン
ト基板6に弾性的に押し付けられることになり、
このためにガード電極4及びカソード台3は、プ
リント基板6にがたつきなく取付けられるもので
ある。
またこのものにあつては、カソード2のカソー
ド台3への取付けも同様の手段によつて行なつて
いる。すなわちカソード台3には中央に円形の係
合孔19を設け、カソード2には放射線源1の取
付け用のかしめ片21を切り起こすとともに、か
しめ片21とは逆方向に一対の係止片20,20
を切り起こし、この両係止片20,20をカソー
ド台2の係合孔19に嵌め込んで係合孔19の開
口縁に両係止片20,20外面を弾性係止するこ
とで、カソード2をカソード台3に取付けてい
る。一方の係止片20を長くしてあるのは、カソ
ード2とプリント基板6とを接続するリード線1
4の取付けが容易なようにしているものである。
カソード2は装着後、振動などでぐらつくとカソ
ード2とアノード5との間に流れる電流、すなわ
ちイオン電流が変動することになり、誤報の原因
となつてしまうが、一対の係止片20,20の外
面を係合孔19の開口縁に弾接係止させておけ
ば、第11図bに示すように係合孔19と係止片
20との間に寸法のばらつきで少々の間隙25が
あつてもカソード2はカソード台3に密着してぐ
らつくことがない。
ド台3への取付けも同様の手段によつて行なつて
いる。すなわちカソード台3には中央に円形の係
合孔19を設け、カソード2には放射線源1の取
付け用のかしめ片21を切り起こすとともに、か
しめ片21とは逆方向に一対の係止片20,20
を切り起こし、この両係止片20,20をカソー
ド台2の係合孔19に嵌め込んで係合孔19の開
口縁に両係止片20,20外面を弾性係止するこ
とで、カソード2をカソード台3に取付けてい
る。一方の係止片20を長くしてあるのは、カソ
ード2とプリント基板6とを接続するリード線1
4の取付けが容易なようにしているものである。
カソード2は装着後、振動などでぐらつくとカソ
ード2とアノード5との間に流れる電流、すなわ
ちイオン電流が変動することになり、誤報の原因
となつてしまうが、一対の係止片20,20の外
面を係合孔19の開口縁に弾接係止させておけ
ば、第11図bに示すように係合孔19と係止片
20との間に寸法のばらつきで少々の間隙25が
あつてもカソード2はカソード台3に密着してぐ
らつくことがない。
以上のように本考案にあつてはカソード台をプ
リント基板の透孔に嵌入させれば、先端の外接円
が透孔の内径よりも小さく且つ最大外接円が透孔
の内径より大きくなつている複数本の係止片がい
つたんたわんだ後、斜め外方に突出する部分が透
孔の開口縁に弾性係止することで、カソード台の
プリント基板への取付けがなされるものであり、
この時、カソード台は自動的に透孔の中央部に位
置するようになるとともに、係止片を突設してい
るガード電極がプリント基板の一面に接し、ガー
ド電極から斜め外方に向けて突設されている係止
片がプリント基板の他面側の透孔の開口縁に弾性
係止することから、係止片の弾性によつて、ガー
ド電極がプリント基板の一面に押し付けられるも
のであり、従つてガード電極がプリント基板に対
してぐらつくことがなく、容易に且つ確実に取付
けを行うことができるものであり、またプリント
基板には透孔を設けるだけでよく、ガード電極取
付用の加工を別途必要としないものである。
リント基板の透孔に嵌入させれば、先端の外接円
が透孔の内径よりも小さく且つ最大外接円が透孔
の内径より大きくなつている複数本の係止片がい
つたんたわんだ後、斜め外方に突出する部分が透
孔の開口縁に弾性係止することで、カソード台の
プリント基板への取付けがなされるものであり、
この時、カソード台は自動的に透孔の中央部に位
置するようになるとともに、係止片を突設してい
るガード電極がプリント基板の一面に接し、ガー
ド電極から斜め外方に向けて突設されている係止
片がプリント基板の他面側の透孔の開口縁に弾性
係止することから、係止片の弾性によつて、ガー
ド電極がプリント基板の一面に押し付けられるも
のであり、従つてガード電極がプリント基板に対
してぐらつくことがなく、容易に且つ確実に取付
けを行うことができるものであり、またプリント
基板には透孔を設けるだけでよく、ガード電極取
付用の加工を別途必要としないものである。
第1図a,bは従来例のプリント基板の平面図
及び正面図、第2図a,bは同上のガード電極と
カソードとカソード台の平面図及び正面図、第3
図は同上の組立状態を示す正面図、第4図は本考
案一実施例の断面図、第5図a,bは同上のプリ
ント基板の平面図及び正面図、第6図a,bは同
上のガード電極とカソードとカソード台の平面図
及び正面図、第7図a,bは同上の組立状態の平
面図及び正面図、第8図は要部断面図、第9図
a,bはカソードの平面図及び断面図、第10図
a,bはカソード台の底面図及び断面図、第11
図a,bはカソードとカソード台の断面図であつ
て、1は放射線源、2はカソード、3はカソード
台、4はガード電極、5はアノード、6はプリン
ト基板、16は透孔、17は係止片、18はかし
め片、19は係合孔、20は係止片を示す。
及び正面図、第2図a,bは同上のガード電極と
カソードとカソード台の平面図及び正面図、第3
図は同上の組立状態を示す正面図、第4図は本考
案一実施例の断面図、第5図a,bは同上のプリ
ント基板の平面図及び正面図、第6図a,bは同
上のガード電極とカソードとカソード台の平面図
及び正面図、第7図a,bは同上の組立状態の平
面図及び正面図、第8図は要部断面図、第9図
a,bはカソードの平面図及び断面図、第10図
a,bはカソード台の底面図及び断面図、第11
図a,bはカソードとカソード台の断面図であつ
て、1は放射線源、2はカソード、3はカソード
台、4はガード電極、5はアノード、6はプリン
ト基板、16は透孔、17は係止片、18はかし
め片、19は係合孔、20は係止片を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 放射線源が取付けられたカソードと、カソー
ドの一面を囲むアノードと、カソードの他面に
対向配置されるガード電極とを具備するイオン
化式煙感知器において、アノードはプリント基
板に接続され、カソード及びガード電極は上記
プリント基板に形成されている透孔に嵌入する
カソード台に取付けられており、カソード台は
これに取付けられた上記ガード電極から突設さ
れて前記透孔の開口縁に係止する複数本の係止
片でプリント基板に取付けられたものであつ
て、プリント基板の一面に接するガード電極か
ら斜め外方に向けて突設されてプリント基板の
他面側の上記透孔の開口縁に弾性係止する上記
の各係止片は、先端が内方側に向けて屈曲され
ていて、その最大外接円の径が透孔の内径より
大きく且つ先端の外接円の径が透孔の内径より
小さくなつていることを特徴とするイオン化式
煙感知器。 (2) ガード電極はカソード台にかしめ固定された
ものであつて、ガード電極から切り起こされた
かしめ片は上記カソード台に取付けられたカソ
ードとは逆方向に突出して成る実用新案登録請
求の範囲第1項記載のイオン化式煙感知器。 (3) カソードは一対の係止片が切り起こされてカ
ソード台の一面の係合孔の開口縁に弾性係止す
る上記係止片でカソード台に取付けられて成る
実用新案登録請求の範囲第1項記載のイオン化
式煙感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4743782U JPS58153356U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | イオン化式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4743782U JPS58153356U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | イオン化式煙感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58153356U JPS58153356U (ja) | 1983-10-13 |
JPH0215190Y2 true JPH0215190Y2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=30058396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4743782U Granted JPS58153356U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | イオン化式煙感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58153356U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624956Y2 (ja) * | 1985-08-24 | 1994-06-29 | 能美防災株式会社 | イオン化式煙感知器の取付構造 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP4743782U patent/JPS58153356U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58153356U (ja) | 1983-10-13 |
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