JPH0193586A - カルバベネム化合物およびその製造法 - Google Patents

カルバベネム化合物およびその製造法

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JPH0193586A
JPH0193586A JP62251169A JP25116987A JPH0193586A JP H0193586 A JPH0193586 A JP H0193586A JP 62251169 A JP62251169 A JP 62251169A JP 25116987 A JP25116987 A JP 25116987A JP H0193586 A JPH0193586 A JP H0193586A
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JP62251169A
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Yasumitsu Tamura
田村 恭光
Junichi Haruta
春田 純一
Yasuyuki Kita
泰行 北
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なカルバペネム化合物およびその製造法に
関する。
(従来の技術) カルバペネム骨格の1位にβ−メチル基が導入されrこ
カルバペネム型抗生物質としては次のものが知られてい
る。
R: −0H2−0−N(CH8)2゜H (Heterocycles、 21.29 (198
4) ;Tetrahedron Lett、 、  
26.4784 (1985) )R: −CH2−C
H2−C!H2−CH2−NHs//  −0H=CH
−CH2−OH2−NH8(Tetrahedron 
Lett、 、  26.2765(1985) )(
Eur、Pat、185,315June  25(1
986))こnらの化合物は1位にβ−メチル基が導入
さ。
nているので、チェナマイシンやイミペネムと異なり、
腎のデヒドロペプチダーゼI (DHP−I )に対し
て安定な抗生物質として期待されている。
(発明の解決しようとする問題点) しかしながら、これらの化合物は抗菌活性の点で充分満
足すべきものでないばかりでなく、その合、成性におい
ても改良すべき点が多い。
本発明者らはチェナマイシンに匹敵する抗菌活性を有し
、しかも腎のDHP−1に対しても安定な新規なIβ−
置換カルバペネム抗生物質を新しい合成法によって製造
すべく研究を行い本発明に到達した。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、一般式 (式中、R1は水素、フッ素または保護されていてもよ
い水酸基: COOR2は保護されていてもよいカルボ
キシル基:R3は水素、フッ素、トリフルオロメチル基
、トリC1〜C6炭化水素基置換シリル基、またはC1
″−06アルキル基:xlはC1〜C6炭化水素基、エ
ーテル化されていてもよい水酸基もしくはチオール基、
置換さnていてもよいアミノ基、フッ素、C1〜C8フ
ツ化アルキル基、またはトリ01〜C6炭化水素基置換
シリル基:X2はS、SOもしくは802% 0または
置換されていてもよいアミノ基:Lは炭素原子でx2に
結合し、その炭素原子が他方の隣接する原子との間に不
飽和結合を何する置換基である、置換されていてもよい
02〜c6炭化水素基、置換されていてもよいC2〜C
7アシル基、エステル化もしくはアミド化さnていても
よいカルボキシル基、またはN、Sおよび0よりなる群
の少くとも1個のへテロ原子を有し、置換さnていても
よい複素環基を示す)で表わされるカルバペネム化合物
またはその塩、一般式(式中、R’、R8オJ:びxl
ハ前記と同義、C!0OR2’は保護されたカルボキシ
ル基、Phはフェニル基ヲ示す)で表わされる化合物、
および一般式(式中、R1は水素、フッ素まtコは保護
されrコ水酸基を示し、xlおよびR3は前記と同義)
で表わサレルβ−ラクタム化合物にグリオキシル酸のエ
ステルもしくはヘミアセタールを作用させて一般式 (式中、COOR2’は保護されf二カルボキシル基を
示し、R1′、xlおよびR3は前記と同義)で表わさ
れる化合物を生成させ、この化合物に酸化剤を作用させ
てビニル基を相当するエポキシ基に変換しrこのち、ト
リフェニルフォスフインを作用させて一般式 (式中、R1、XI、R”、PhオヨびCOOR2’ハ
前記と同義)で表わされる化合物を生成させ、この化合
物に一般式   M−X2−L    α)(式中、M
はアルカリ金属を示し、x2およびLは前記と同義)で
表わされる化合物を作用させて一般式 (式中、R1、X11R8、X2、L、Phおよび0O
OR2は前記と同義〕で表わされる化合物を生成させ、
この化合物を酸化して水酸基をカルボニル基に変換した
のち、加熱して一般式 (式中、R1,XI、R8、x2、LおよびC!0OR
2’lt前記と同義)で表わされる化合物を生成させ、
必要に応じてR1の保護基を除去したのち% COOR
2’の保護基R2を除去することを特徴とする一般式(
式中、R1は水素、フッ素または水酸基を示し、XI 
、 R8、X2  およびLは前記と同義)で表わされ
るカルバペネム化合物またはその塩の製造法である。
本発明の化合物(Dにおいて R1が保護されrこ水酸
基である場合の保護基は好ましくはトリメチルシリル、
トリエチルシリル、tert−ブチルジメチルシリルの
ようなトリアルキルシリル基やp−ニトロベンジルオキ
シカルボニル基のようなエステルである。COO几2が
保護されたカルボキシル基の場合の保護基としては、p
−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基、ピバロ
イルオキシメチル基、t、ert−ブチル基などが好ま
しい。R8のトリC1〜C6炭化水素基置換シリル基と
してはトリメチルシリル基、トリエチルシリル基、te
rt−ブチルジメチルシリル基、フエニルジメチルシリ
ル基が例示される。C1〜C6アルキル基は直鎮でも分
枝鎖でもよく、好ましいのはメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル基である。
Xiの01〜C6炭化水素基としてはメチル、エチルな
どのアルキル基のほかフェニル基が挙げられる。上記炭
化水素基は置換基を有してもよく、その置換基の好まし
い例はメトキシ基、メチルチオ基、ジメチルアミノ基、
メトキシカルボニルアミノ基である。エーテル化された
水酸基もしくはチオール基の好ましい例はメトキシ基、
フェノキシ基もしくはメチルチオ基、フェニルチオ基で
ある。
置換されたアミノ基の好ましい例はジメチルアミノ基、
アセチルアミノ基、ベンジルアミノ基およびヒドロキシ
カルボニルアミノ基、メトキシカルボニルアミノ基、ベ
ンジルオキシカルボニルアミノ基のようなカルバミン酸
基およびそのエステルである。01〜C8フツ化アルキ
ル基の好ましい例はモノ、ジもしくはトリフルオロメチ
ル基であり、トリ01〜C6炭化水素基置換シリル基の
好ましい例はトリメチルシリル基、フエニルジメチルシ
リル基である。
X2が置換さnrこアミノ基の場合の置換分としてはメ
トキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基など
が好ましい。
Lで示される02〜C6炭化水素基の好ましい例はエチ
ニル基、プロペニル基、エチニル基、フェニル基である
。置換された炭化水素基の好ましい例はトリメチルシリ
ル土テニル基、2位にメチル基、メトキシ基、メチルチ
オ基、ジメチルアミノ基、トリフルオロメチル基、メト
キシカルボニル基などの置換分を有するエチニル基、1
位にトリフルオロメチル基またはメトキシカルボニル基
を有するかあるいはさらに2位にメチル基を有するエチ
ニル基である。置換された02〜C7アシル基の好まし
い例はアセチル基、アミノアセチル基、ベンゾイル基で
ある。エステル化もしくはアミド化されたカルボキシル
基の好ましい例はメトキシカルボニル基やアミノカルボ
ニル基である。N。
SおよびOよりなる群の少くとも1個のへテロ原子を有
し、置換されていてもよい複素環基の好ましい例は以下
に図示される。
(Al:NH,O,S :R’:H,F、OFI、5i
(CHs)a )(A2ニーNH,−NCH3,S、 
O;R5:H,F、 OFa。
5i(C!Ha)a ) 、〔A2とR5はと記と同じ〕 CH20N、  0H2SO8H) (R18:H,−0H3,F、−CFB、−8i(OH
B)B )(R14:H,−0CH3,F、CF3 〕
本発明のペネム化合物は次の式の反応工程により合成す
ることができる。
(上記式中の各記号は前記と同義) 以下工程順に各反応工程を説明する。
工程1 本工程の出発原料のβ−ラクタム化合物(1)はすでに
知られている(J、 Org、 Chem、、 50.
8438(1985))が、本発明者らが特願昭62−
52816号明細書をこ開示し1こ方法で製造すること
もできる。すなわち、たとえば3位の1−ヒドロキシエ
チル基の水酸基が保護された4−アセトキシ−3−(1
−ヒドロキシエチル)−2−アゼチジノンにルイス酸の
存在下に3−メチル−1−トリブチルスタニルアレンを
反応させることにより上記同様に水酸基の保護された4
−(1−ブチン−3−イル)−3−(1−ヒドロキシエ
チル片−2−アゼチジノンが得られ、これをパラジウム
触媒の存在下に接触還元すnば相当するブテン化合物(
式(1)においてR1=保護された水酸基、X1=メチ
ル基)が得らnる。同様にして、4−アセトキシ−3−
エチル(または1−フルオロエチル)−2−アゼチジノ
ンから出発して相当するブテン化合物(式(…)におい
て11=水素まrこはフッ素、X1=メチル基)を得る
ことができる。R1が保護された水酸基の場合、保護基
を離脱させnばR1が水素であるブテン化合物が得らn
る。
上記の方法によれば、Xlの立体配置については一般に
α体とβ体の混合物が得らnるが、11の水酸基を離脱
する前にn−ブチルリチウムのような塩基を作用させ、
続いてトリメチルクロロシランのようなシリル化剤を反
応させることにより混合物中のα体をβ体に異性化する
ことが出来、次いで上記で導入さnrこシリル基を除去
すnばXlがβ配置のブチン化合物が得られ、こnを接
触還元すnば相当するブテン化合物が得られる。
本工程においては上記のβ−ラクタム化合物(II)に
グリオキシル酸エステルもしくはヘミアセタールを作用
させる。
グリオキシル酸のエステルとしては、rことえば、p−
メトキシベンジルエステルやp−ニトロベンジルエステ
ルを用いるのが好ましい。反応は無水ベンゼンのような
溶媒中トリエチルアミンのようなアミンの添加の下に加
熱下に進行し、化合物(If)のラクタム環の窒素原子
にエステル化された1−ヒドロキシ酢酸基が導入されて
化合物口を生成する。
工程2 本工程においては化合物面におけるラクタム環の4位置
換基末端の二重結合を酸化してエポキシ基に変換する。
反応は過安息香酸、メタクロロ過安息香酸のような過酸
類を化合物0に作用させることによって進行し、エポキ
シ化合物が生成する。
工程3 本工程においては上記のエポキシ化合物のラクタム環の
1位における1−ヒドロキシ酢酸エステル基を1−トリ
フェニルホスホラニリデン酢酸エステル基に変換する。
反応はエポキシ化合物に先ず塩基の存在下塩化チオニル
のようなハロゲン化剤を作用させ、次いで無水条件下、
溶媒中で有機塩基、たとえば、2.6−ルチジン添加の
下にトリフェニルホスフィンを作用させることにより進
行し、化合物■が生成する。
工程4 本工程においては化合物面のエポキシ基を開裂させると
共にその末端に−X2−L基を導入する。
反応は化合物(ト)に式M−X2−Lのアルカリ金属化
合物を無水溶媒中で作用させることにより進行し、化合
物(ト)が生成する。
工程5 本工程においては化合物(ロ)の水酸基を酸化してカル
ボニル基に変換したケトン化合物を生成させる。酸化は
、たとえば、ジョンズ試薬またはジメチルスルホキサイ
ドとトリフルオロ酢酸の塩化メチレン溶液に化合物(ロ
)を加えて作用させることにより行われる。かくしてケ
トン化合物が得られる。
工程6 本工程においては上記のケトン化合物を閉環しテカルバ
ペネムのビシクロ環を形成させる。コノ反応は、ケトン
化合物を、rことえば、トルエンのような溶媒に溶解し
加熱することによって進行し、化合物(白が生成する。
工程7 本工程においては化合物(白のR1における水酸基の保
護基や保護基R2′を除去する。
保護基はその種類に応じて、カルバペネム骨格を損わな
いような条件の下に、適当な方法で除去される。たとえ
ばR1における水酸基の保護基がtert−ブチルジメ
チルシリル基のようなシリル基の場合はテトラ−n−ブ
チルアンモニウムフルオライドまたはフッ化カリウムを
テトラヒドロフラン中で化合物(1′)に作用させるこ
とにより除去することができる。また、R2′がp−メ
トキシベンジル基の場合は塩化アルミニウムーアニソー
ルを作用させて除去することができ、p−ニトロベンジ
ル基の場合はパラジウム触媒を用いる接触還元により除
去できる。化合物(1′)のX2がSの場合は2/とし
てp−メトキシベンジル基を選び上記のように塩化アル
ミニウムーアルミニウムで除去するのが好ましい。
かくして化合物(1″)が得らnる。
本発明の化合物(1)において各置換基を組合わせて得
られる具体的な化合物を例示すれば次のとおりである。
(下表において、Meはメチル基、Phはフェニル基を
示す。) (作用および発明の効果) 本発明によれば新しい1β−置換カルバペネム抗生物質
またはその中間体が従来法よりも簡易な製造法と共に提
供される。
(実施例) 次に実施例の形で本発明を説明するが本発明はこれによ
って制限されるものではない。
実施例1 (1)  (38,4R)−4(1−ブチ:/ −8(
S)−イル〕−3((IR)−1−(tert−ブチル
ジメチルシリルオキシ)エチルツー2−アゼチジノン(
よ) キノリン3滴を10txlのメタノールに加え、(88
,4R)−4−(1−ブチン−3(S)−イル〕−8−
((IR)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオ
キシ)エチルツー2−アゼチジノン(500q)及び5
%Pd −BaSO4(59,2’f )を加えて常圧
接触還元を行い、゛1当量の水素を吸収した時点で反応
を止め(約10分)反応液をセライトでろ過し、ろ液を
濃縮する。残渣をエーテルに溶かし、0.5%塩酸およ
び飽和食塩水でそれぞれ1回洗浄し、無水MySO4で
乾燥する。溶媒を減圧留去し残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=5 :
 1 )で精製して504qの目的物(1)を得た。
I R(CHOA’a):8400.1755z−’N
MRccDOlla)δ:0.07(6H,s)0.8
7(9H,s) 1.06 (8H,d、 J=6.8ル)1.17 (
IH,d、 J=6.01)2.82 (IH,br、
q 、 J =6.8Hz)2.78〜2.85 (I
H,m ) 3.48 (IH,da、  J=7.4.2.01(
z)4.16 (IH,dq、J=4.4.6市)4.
94〜5.77 (8H,m ) 6.25 (I H,br、s ) (2)  (3S、4R)−4−(1−ブテン−3(S
)−イル〕−3−((IR)−1(tert−ブチルジ
メチルシリルオキシ)エチル)−1−(1−(ヒドロキ
シ−1−p−メトキシベンジルオキシカルボニル)メチ
ルクー2−アゼチジノン(2)p−メトキシベンジルグ
リオキシレート・水和物(271,1q)と化合物(1
)(258,7ダ)を無水ベンゼン<40m1)に加え
、トリエチルアミンを1滴を加えて10時間加熱還流す
る。溶媒を減圧留去すると目的物(2)をほぼ定量的に
得られる。
精製せずに次の反応に用いる。
I RC0HCj18) :85(0,1755,17
45個−1回MR(CD(A’a) δ 二 0.04
  (6H,s )0.81(9H,S) 0.96 (8H,d、 J=7円) 1.16 (8H,d、 J=6田) 2.25〜2.83 (2H,m ) 8.75(8H,s) 8.57〜4.2 g (2H,m )4.84 (6
,08(6H,m ) 6.82 (2H,d、 J=8ル) 7.23 (2H,d、 J =8ル)(3)  is
、4R)−4−(1,2−エポキシブチル−a (S)
−イル)−8−((IR)−(tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシ)エチル)−1−(1−(ヒドロキシ−
1−p−メトキシベンジルオキシカルボニル)メチルク
ー2−アゼチジノン(芝) 2(507,8H1g)の塩化メチレン(8g+/)溶
液に、重炭酸水素ナトリウム(28011g)及びメタ
過安息香酸(80%含量、590.5ダ)を加え、室温
下16時間かくはんする。反応液に酢酸エチルを加え、
10%Na2S20B水溶液で3回、飽和型ソウ水で8
回、飽和食塩水で1回そnぞれ洗浄し、MfSO4で乾
燥し、溶媒を減圧留去すると、513〜の芝を得る。精
製せずに次の反応に用いる。
I R<0HCjls):8520,1755.174
01−1回MBCCDCI!s)δ:0.02(3H,
s)0.04(8H,S) 0.84(9H,s) 2.84〜8.05 (5H,m ) 177(8H,s) 3.54〜4.31 (3H,m ) 5.18(2H,S) 6.84(2H,d、J=8市) 7.28 (2H,cl、 J=81)(4)  (8
S、4B) −8−((IR)−(tert −ブチル
ジメチルシリルオキシ)エチル〕−4−〔1,2−エポ
キシブチル−3(S)−イル〕−1−(p−メトキシベ
ンジルオキシカルボニル)トリフェニルホスホラニリデ
ンメチル−2−アゼチジノン(4) 乏 3(518My) (7)THF (8,5ml )溶
液ニ、−40℃で2.6− )L/ チジン(0,26
6*t)及び塩化チオニル(0,I Wl )を加え、
同温で3時間がくはんする。
析出しrこ沈殿を濾過し、P液を濃縮する。残渣にTH
F(8,5+w/)を加え、室温下、トリフェニルホス
フィン(289,4m1)及び2.6−ルチジン(0,
159ml )を加え、15時間かくはんする。反応液
に酢酸エチルを加え、水洗し、MpSO4で乾燥した後
減圧にて溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=8 : 1 
)で精製すると508”fの4を得る。
IRC0HC18):1735,1615備−1(5)
  L(S、 4R) −8−((IR)−(tert
 −ブチルジメチルシリルオキシ)エチル〕−4−(1
−(5−メチル−1,8,4−デアジアゾール−2−イ
ルチオ)−2−ヒドロキシブチル−3(S)−イル)−
1−(pメトキシベンジルオキシカルボニル〕トリフェ
ニルホスホラニリデンメチル−2−アゼチジノン(5) nBF 5−メチル−1,8,4−チアジアゾール−2−チオー
ル(248,6M1)のTHF溶液(8yptl ) 
Ic、0°Cでn−ブチルリチウム(10w/v%n−
ヘキサン溶液)(0,3+++l)を加え、室温下30
分かくはんする。これに4(680q)のTHF(4g
/)溶液を加え、15時間かくはんする。減圧下、溶媒
を留去し、残渣に酢酸エチルを加え、水洗し、MySO
4で乾燥し、溶媒を減圧留去する。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=
1:1)で精製すると53811gの5を得る。
I R(CiHCjl’a) : 8400.1735
.16103−1(6)  (88,4R) −8−(
(IR) −(tert−ブチルジメチルシリルオキシ
)エチル〕−4−(1−(5−メチル−1,8,4−チ
アジアゾール−2−イルチオ)−2−オキソブチル−a
 (S) −イル)−1−(p−メトキシベンジルオキ
シカルボニル)トリフェニルホスホラニリデンメチル−
2−アゼチジノン(6) ジメチルスルホキサイド(0,122rttl )の塩
化メチレン(1,5g/)溶液に一72°Cでトリフル
オロ酢酸無水物(0,162+w/)を加え、−72℃
で20分間かくはんする。この溶液に同温で5(50(
1’)の塩化メチレン(2,5g/)溶液を加え、30
分間か(はんし、トリエチルアミン(OJ86g/)を
加え、1時間かくはんする。水を加え、室温まで昇温し
、酢酸エチルで抽出する。水洗し、M7SO4で乾燥し
、減圧留去すると489qの6を得る。
I R(OHO18) :1795.1610CIII
””(7)p−メトキシベンジル(IR,5R,68)
−6−((IR)−(tert−ブチルジメチルシリル
オキシラエチル)−2−(5−メチル−1,8゜4−チ
アジアゾール−2−イル)チオメチル−1−メチル−2
−カルバペネム−3−カルボキシレート(7) 6 (400q)のトルエン(25g/)溶液を1時間
30分加熱還流する。反応液を濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチ
ル=2 : 1 )で精製すると181.2岬の7を得
る。
I R(OHC!la)  :1775.1725c1
N−’NMR(ODO18)δ:0.05(8H,s)
0.06(3H,s) 0.87 (9H,s ) 1.20 (8H,d、 J=7.3出)1.28 (
3H,d、 J=6.1 Hz)2.71(3H,s) 、8.23(If−I、da、J=8.1,5.5)長
)8JO(IH,m) 4.10.4.87(2H,ABq、 J=14.0田
)4.16 (IH,dd、 J=8.1.10.4庵
)4.21(IH,m) 5.22(2H,s) 6.87 (2H,d、 J=8.6庵)7.88 (
2H,d、 J=8.6庵)(8)p−メトキシベンジ
ル(IR,5R,6S)−6−((IR)−ヒドロキシ
エチル−2−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾー
ル−2−イル)チオメチル−1−メチル−2−カルバペ
ネム−3−カルボキシレート(8) 7(180η)のTHF(5,8IIIt)溶液に酢酸
(0,262g/)及びテトラn−ブチルアンモニウム
フロライドのTHF溶液(1M溶液)(1,58肩l)
を加え、29時間かくはんする。反応液に酢酸エチルを
加え、水、10%重ソウ水、飽和食塩水でそれぞれ1回
ずつ洗浄し、MpSO4で乾燥して溶媒を減圧留去する
。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘ
キサン:酢酸エチル=1:3)で精製すると72.4’
f/の8を得る。
I R(OHO/!s) : 8400.1775.1
715゜1610 crII−’ (9)  ナトリウム(HL、5R,68)−6−((
IR)−ヒドロキシエチル)−2−(5−メチル−1゜
3.4−チアジアゾール−2−イル)チオメチル−1−
メチル−2−カルバペネム−3−カルボ無水塩化アルミ
ニウム(89,8#)をアニソール(0,97m1)と
塩化メチレン(0,15txl )の混合溶媒に加え一
60°Cに冷却する。これに8(851q)をアニソー
ル(0,42g/)と塩化メチレン(0,1ml )の
混合溶媒に加えた溶液を加え、2時間30分同温でかく
はんする。重炭酸水素ナトリウム(111,31W)の
phosphate buffer (0,05M)(
3s+l)溶液を加え、氷水下30分間かくはんする。
反応液を涙過し、P液を塩化メチレンで2回洗浄する。
水層を分離し、0HP−20(三菱化成製)カラムに充
填し、水〜水−8%メタノールで溶出し、9のフラクシ
ョンを集め、藏圧下濃縮し、凍結乾燥することにより7
wjの9を得る。
U V (H2O) :214?!m(肩)、278n
mNMR(D20 内部標準なし): 1.18 (8H,d、 J=7.21−(z)L、5
1(3H,d、J=6.2ル) 2.78(8H,s) 8.48(IH,m) 8.47 (IH,dd、 J=2.8.6.2田)4
.17 (IH,dd、 J=2.8.9.8庵)4.
26 (IH,quint、 J=6.2 Hz)4.
80 (DHO) 4.89(IH,d、J=14.5Hz)実施例2 α0  (Its、4R)−4−(1−ブチ:/ −8
(S)−イル) −8((I R) −1−(tert
−ブチルジメチルシリルオキシ)エチル) −1−(1
−(ヒドロキシ−1−p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル)メチルシー2−アゼチジノン(10)1    
還流 p−ニトロベンジルグリオキシレート水和物(208,
8りと実施例1(1)で得らn、tこ化合物(1)(1
80q)を無水ベンゼン(50g/)に加え、トリエチ
ルアミン1滴を加えて36時間加熱還流する。溶媒を減
圧留去し残渣をシリヵゲ°ルヵラムクロマトグラフィ−
(n−ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製して16
1m1の目的物(1o)を得る。
IR(CHC#a):8550.1755.1745m
−’NMR(CjDC18)δ:0.02(3H,s)
0.05(3H,s) 0.85(9H,S) 0.98〜1.27 (6H,m ) 1.96〜2.91 (2H,m ) 8.85 (IH,dd、 J=4.2涛)4.08〜
4.33 (2H,m ) 4.90〜6.00 (6H,m ) 7.58 (2H,d、 J=9.2Hz)8.18 
(2H,d、 J=9.2田)0υ (38,4R)−
4(1,2−エポキシブチル−3(S)−イル) −8
−((IR)−(tert−ブチルジメチルシリルオキ
シ)エチル)−1−(1−(ヒドロキシ−1−p−二ト
ロペンジルオキシカルボニル)メチルシー2−アゼチジ
ノン10(139,5ダ)の塩化メチレン(2m/)溶
液に、重炭酸水素ナトリウム(88,1#)及びメタク
ロロ過安息香酸(122,211g)を加え、室温下3
9時間撹拌する。反応液に酢酸エチルを加え10%Na
2 S 20B水溶液で3回:飽和型ソウ水で3回:飽
和食塩水で1回そnぞれ洗浄し、M7SO4で乾燥し、
溶媒を減圧留去すると145.4ダの11を得る。
IR(cHolB):3500.1755.1740画
−1NMR(CD(X’8)δ:0.02(3H,s)
0.05(8H,s) 0.86 (9H,s ) 0.98〜1.33 (6H,m ) 2.44〜8.16 (5H,m ) 8.87〜4.22 (8H,m ) 5.14〜5.67 (8H,m ) 7.54 (2ff、 d、 J=8゜8Hz)8.1
8 (2H,d、J=8.8庵)a2  (88,4R
)−8−((IB、)−(tert −ブチルジメチル
シリルオキシ)エチル〕−4−〔l、2−エポキシブチ
ル−3(S)−イル〕−1−(p−ニトロベンジルオキ
シカルボニル)トリフェニルホスホラニリデンメチル−
2−アゼチジノン(12) 11(145,4〜)の’[’HF (2肩l)溶液に
一23℃で2.6−ルチジン(83μl)及び塩化チオ
ニル(81μl)を加え一28°Cで1.5時間撹拌す
る。
反応液に酢酸エチルを加え、水、飽和食塩水でそnぞれ
1回ずつ洗浄し、無水My 804で乾燥して減圧で溶
媒を留去する。残渣+2:THF(テトラヒドロフラン
)(2肩l)を加え2.6−ルチジン(67μg)及C
Fトリフェニルホスフィン(1504)を加えて室温下
38時間撹拌する。反応液に酢酸エチルを加え水で3回
、飽和食塩水で1回洗浄し、無水M(1804で乾燥し
た後減圧にて溶媒留去し残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=8 : 1
 )で精製すると147.7ダの12を得る。
〉 I RC0HCjls)  :1740.1610CI
It−1α3   (38,4R)−3−((IR) 
−(tert −ブチルジメチルシリルオキシ)エチル
〕−4−(1−(5−メチル−1,a、 4−チアジア
ゾール−2−イルチオ)−2−ヒドロキシブチル−3(
S) −イル)−1−(p−ニトロベンジルオキシカル
ボニル〕トリフェニルホスホラニリデンメチ)シー2−
アゼチジンン(13) 5−メチル−1,8,4−チアジアゾール−2−チオー
ル(64,8り)のTHF(1m/)溶液に0°Cでn
−ブチルリチウム(10w/v%n−ヘキサン溶液)(
63μl)を加え、室温下12のTHF(1+t)溶液
を加え85時間撹拌する。反応液に酢酸エチルを加え、
水で3回、飽和食塩水で1回洗浄し、無水My 804
で乾燥し、減圧で溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=3
=1〜1:1)で精製すると9511gの13が得られ
る。
I R(C!HG!la) : 3400.1785.
1610C1n−’Q4)(8S、4几)−8−((I
R)−(tert−ブチルジメチルオキシ)エチル)−
4−(1−(5−メチル−1,8,4−チアジアゾール
−2−イルチオ〕−2−オキソブチル−3(S)−イル
〕−1−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル)トリ
フェニルホスホラニリデンメチル−2−アゼチジノン(
14) haP 1)DMSO−(CFaCO)20 ジメチルスルホキサイド(23μl)の塩化メチレン(
0,5m/)に−72℃でトリフルオロ酢酸無水物(8
0μ/)を加え、−72°Cで20分間撹拌する。この
溶液に一72℃で18(94,61りの塩化メチレン(
1m/)溶液を加え30分間撹拌しトリエチルアミン(
63μg)を加え一72°Cで2時間撹拌する。−72
°Cで水を加え室温まで昇温し酢酸エチルを加える。有
機層を分離し、水で3回、飽和食塩水で1回洗浄し、無
水MySO4で乾燥し1、溶媒を減圧で留去すると99
M1の14が得られる。
I RC0HO18) :1740.1610備−1Q
!19p−=)oヘンシル(IR,5R,68) −6
−((IR)−(tert−ブチルジメチルシリルオキ
シ)エチル)−2−(5−メチル−1,3,4−チアジ
アゾール−2−イルコチオメチル−1−メチル−2−カ
ルバペネム−3−カルボキシレート(15) 14(92,9q)のトルエン(7肩l)溶液を4時間
加熱還流する。反応液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=8
 : 1 )で精製すると3311Iyの15が得らn
る。
I R(CHO18):1775.17253−1HM
R(cDo#a)δ: 0.07 (8H,s )0.
08(3H,S) 0.86(9H,s) 1.22 (8H,d、J=6.1田)1.23 (8
H,d、J=7.8田)2.73 (8H,s ) 8.28 (IH,dd、J=4.9,8.1田)8.
85 (I H,d quint、 J =8.1 、
7.8F(z)4.14 (IH,d、  J=13.
4Hz)4.24(2H,m) 4.92 (IH,d、 J=18.4 Hz)5.2
9 (IH,d、J=14比) 5.44 (IH,d、 J=14 Hz)7.66 
(2H,d、J=8.6庵)8.21 (2H,d、J
=8.6比)α(19p−ニトロベンジル(IR,5R
,68)−6−((IR)−ヒドロキシエチル)−2−
(5−メチル−1,8,4−チアジアゾール−2−イル
)チオメチル−1−メチル−2−カルバペネム−3−カ
ルボキシレート(16) 15(32,1q)のTHF12g/溶液に酢酸(46
μl)及びテトラn−ブチルアンモニウムフルオライド
のTHF溶液(1M溶液)(265μl)を加え、室温
下29時間撹拌する。反応液に酢酸エチルを加え、水で
2回、飽和重曹水で1回、飽和食塩水で1回洗浄後、無
水MySO4で乾燥し、減圧にて溶媒を留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:
酢酸エチル=1:2)で精製すると11.2’fの16
が得らnる。
I R(CH(Jg): 8400.1765,172
0備−1α7)  (IR,5R,6S)−6−((I
R)−ヒドロキシエチル’:l−2−(5−メチル−1
,8,4−チアジアゾール−2−イル)チオメチル−1
−メチル−2−カルバペネム−3−カルボン酸(17)
16(11q)のジオキサン(1罰)溶液に10%Pd
−C(5〜)を加え、接触還元を行い、反応液をセライ
トを通してろ液を濃縮すると17が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素、フッ素または保護されていても
    よい水酸基:COOR^2は保護されていてもよいカル
    ボキシル基:R^3は水素、フッ素、トリフルオロメチ
    ル基、トリC_1〜C_6炭化水素基置換シリル基、ま
    たはC_1〜C_6アルキル基:X^1は置換されてい
    てもよいC_1〜C_6炭化水素基、エーテル化されて
    いてもよい水酸基もしくはチオール基、置換されていて
    もよいアミノ基、フッ素、C_1〜C_3フッ化アルキ
    ル基、またはトリC_1〜C_6炭化水素基置換シリル
    基:X^2はS、SOもしくはSO_2、Oまたは置換
    されていてもよいアミノ基:Lは炭素原子でX^2に結
    合し、その炭素原子が他方の隣接する原子との間に不飽
    和結合を有する置換基である、置換されていてもよいC
    _2〜C_6炭化水素基、置換されていてもよいC_2
    〜C_7アシル基、エステル化もしくはアミド化されて
    いてもよいカルボキシル基、またはN、SおよびOより
    なる群の少くとも1個のヘテロ原子を有し、置換されて
    いてもよい複素環基を示す、で表わされるカルバペネム
    化合物またはその塩。 2 R^1が水酸基、R^2とR^3がいずれも水素:
    X^1がメチル基;メトキシ基、メチルチオ基、ジメチ
    ルアミノ基またはこれらの基の1つで置換されたメチル
    基、フッ素、トリフルオロメチル基、フェニル基;また
    はメトキシ−もしくはベンジルオキシ−カルボニルアミ
    ノ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 Lが5員環または6員環の複素環基である特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の化合物またはその塩。 4 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X^1′はメチル基、メトキシ基、フッ素また
    はトリフルオロメチル基、R^4は水素、メチル基、フ
    ッ素、トリフルオロメチル基またはトリメチルシリル基
    を示す)で表わされる特許請求の範囲第1項記載の化合
    物またはその塩。 5 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^3およびX^1は前記と同義、C
    OOR^2′保護されたカルボキシル基、Phはフェニ
    ル基を示す)で表わされる化合物。 6 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X^1、R^3およびPhは前記と同義、Yは
    p−置換−ベンジル基を示す)で表わされる特許請求の
    範囲第5項記載の化合物。 7 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素、フッ素または保護された水酸基
    :R^3は水素、フッ素、トリフルオロメチル基、トリ
    C_1〜C_6炭化水素置換シリル基またはC_1〜C
    _6アルキル基:X^1は置換されていてもよいC_1
    〜C_6炭化水素基、エーテル化されていてもよい水酸
    基もしくはチオール基、置換されていてもよいアミノ基
    、フッ素、C_1〜C_3フッ化アルキル基、またはト
    リC_1〜C_6炭化水素基置換シリル基を示す)で表
    わされるβ−ラクタム化合物にグリオキシル酸のエステ
    ルもしくはヘミアセタールを作用させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1′、R^3およびX^1は前記と同義、
    COOR^2′は保護されたカルボキシル基を示す)で
    表わされる化合物を生成させ、この化合物に酸化剤を作
    用させてビニル基を相当するエポキシ基に変換したのち
    、トリフェニルフォスフィンを作用させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1′、R^3、X^1およびCOOR^2
    ′は前記と同義、Phはフェニル基を示す)で表わされ
    る化合物を生成させ、この化合物に一般式 M−X^2−L(V) (式中、X^2はS、SOもしくはSO_2、Oまたは
    置換されていてもよいアミノ基:Lは炭素原子でX^2
    に結合し、その炭素原子が他方の隣接する原子との間に
    不飽和結合を有する置換基である、置換されていてもよ
    いC_2〜C_6炭化水素基、置換されていてもよいC
    _2〜C_7アシル基、エステル化もしくはアミド化さ
    れていてもよいカルボキシル基、またはN、SおよびO
    よりなる群の少くとも1個のヘテロ原子を有し、置換さ
    れていてもよい複素環基:Mはアルカリ金属を示す)で
    表わされる化合物を作用させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^1′、R^3、X^1、COOR^2′、
    Ph、X^2およびLは前記と同義)で表わされる化合
    物を生成させ、この化合物を酸化して水酸基をカルボニ
    ル基に変換したのち、加熱して一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) (式中、R^1′、R^3、X^1、X^2、Lおよび
    COOR^2′は前記と同義)で表わされる化合物を生
    成させ、必要に応じてR^1′の保護基を除去したのち
    、COOR^2′の保護基R^2′を除去することを特
    徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ″) (式中、X^1、X^2、LおよびR^3は前記と同義
    、R^1″は水素、フッ素または水酸基を示す)で表わ
    されるカルバペネム化合物またはその塩の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5068232A (en) * 1990-04-10 1991-11-26 American Cyanamid Company Novel 2-substituted alkyl-3-carboxy carbapenems as antibiotics and a method of producing them
US5607928A (en) * 1994-08-05 1997-03-04 Zeneca Limited Carbapenem derivatives containing a bicyclic ketone substituent and their use as anti-infectives

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