JPH0192910A - 磁気ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、磁気ディスク装置等の磁気記憶装置。

に搭載される磁気ヘッドに係り、特に高抗磁力磁。

気記鋒媒体と組合せて使用可能な磁気ヘプトに関する。

〔従来の技術〕

磁気ディスク装置等の磁気記憶装置における大容量化の
安来は高く、それに伴ない、磁気記録媒体の高抗磁力化
が進んでおり、磁気ヘッドとしても。

高飽和磁束密度磁性材料の研究が進められている。

第２図は、従来の高抗磁力磁気記録媒体に対応するため
に高飽和磁束密度磁性体膜を形成したヘッドコアの：ｆ
Ｉ＋視図である。へラドコア１は１巻線窓６を宵するＣ
コアとエコアを磁気ギャップ５をはさんでガラスボンデ
ィングにより接合され一体となりている。Ｃコア及びエ
コアは、磁性材料又は非磁性材料の基板２，２′上に蒸
着又はスパッタリングにより、センダスト又は非晶質合
金磁性材料等の尚飽和磁束密反磁性体膜３．３′を形成
しである。この場合、磁性体膜３．３によるコンタ効果
を防止する為に磁気ギャップ５と不平行になるように傾
斜させている。その為、ヘッドコア１の両側面部におけ
る磁性体膜３．３′のハガレを防止する為とＣコア及び
エコアとの接合力を増す為にトラック幅７の両側にガラ
ス４を充填しである。なお、この棟のへラドコアとして
関連するものには例えば特開昭５９−２０７４ｊＳ号が
挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、磁性又は非磁性基板２．２′と高磁性
体膜３．３とガラス４の３つの異なる部品−をガラスボ
ンディングにて接合する際及びヘッドの組立て時に発生
する熱ストレス忙対する配慮がされておらず、充填ガラ
ス部でのクラツクを発生することになり製造歩留が低く
、生産性が悪くなる。又、信頼性についても懸念される
。しかも。

３者の熱膨張係数を一致させようとした場合には・。

本来必要となる例えば高磁性体膜３．３′の磁気特性等
を損うことになり、高記録密度に際して問題となる。

本発明の目的は、かかる欠点をなくし、高磁性体膜の磁
気特性を低下させることなく、製造歩留を向上させ、生
産性及び信頼性の高い、高抗磁力磁気記録媒体に対応出
来る磁気ヘッドを提供することにある。

ｃ問題点を解決するための手段〕 上記目的は、ヘッドコアの両側端部において高磁性体膜
を露出させず、高磁性体膜を形成する基板同志をガラス
ボンディングすることにより達成される。

〔作用〕

高磁性体膜を形成する基板面にトラック幅を形成する溝
と基板面を露出させる為の溝の加工を行い、その上に高
磁性体膜を形成した後で、トラック幅の両側を基板面が
露出するまで加工する。それにより、Ｃコアとエコアを
磁気ギャップをはさんで接合し、切断してヘッドコアに
仕上げた際にヘッドコアの両側端部の接合部は、Ｃコア
とエコアの基板同志によってガラスボンディングされた
構造になる。この場合、基板とガラスのみの熱ストレス
を考慮すればよく、高磁性体膜の磁気特性を損うことな
く、熱ストレスによるクラツクの発生を防止出来る。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図及び第６図〜第７図に
より説明する。

第１図は１本発明の一実施例のへラドコアの斜視図であ
る。ヘッドコア１は、巻線窓６を有するＣコアと■コア
を磁気ギャップ５を介してガラス４によ）接合されて一
体となっている。磁気ギャップ５は、　ＳｉＯ２又はガ
ラス等の非磁性材料にょ−）構成される。Ｃコア及びＩ
コアは、磁性又は非磁性材料の基板２，２′上に各々高
飽和磁束密度磁性体膜３．３′を蒸着又はスパッタリン
グによシ形成しておシ、Ｃコア及びエコアの高磁性体膜
の磁気ギャップつき合せ面を研磨加工によυトラック幅
７に仕上げである。又、ヘッドコア１０両側端部のＣコ
アとエコアの接合部は、ＣコアとＩコアの基板２，２が
ガラスによって接合されている。

この場合、Ｃコアの基板２とエコアの基板２との間隔は
、高磁性体膜６．３′及び磁性基板２．２による磁気特
性への影響がない程度たとえば１００μｍ以上あればよ
い。

次に本発明のヘッドコアの製造方法の一実施例を第３図
〜第７図によυ説明する。第３図はＣコアの磁性又は非
磁性基板の加工斜視図である。為磁性体膜の形成面側に
１巻線窓６の為の溝加工及び前記高磁性体膜によるコン
タ効果を防止する一策として、磁気ギャップ面と不平行
になる様に傾斜をもたせたトラック部の突起形成溝９及
びヘッドコアの両側端部に基板を露出させる為の突起形
成溝１０　、１１を前記トラック部の突起形成溝の両側
に加工しである。第４図は、第３図の基板２上に高感性
体膜３を蒸着又はスパッタリング等により形成した図で
ある。この場合、高磁性体膜３は。

磁性材料のみの単層膜で形成してもよく、又、磁性材料
の高周波数特性を向上させる為に中間層に８ｉＣｈ等の
非磁性体を・介して積層する多層膜構成であってもよい
。次に、第５図に示すようにトラック部の突起形成溝９
の両側の突起形成溝１０　、１１に形成しである高磁性
体膜３を加工深さ１２まで加工し、基板面を露出させる
。この場合の加工深さ１２は、ＣコアとＩコアとを接合
した時の間隔日が得られるような深さであればよい。そ
の表面を第６図に示すようにガラス４にて充填した後、
トラック＠７になるように一点鎖線で示す研磨加工線Ａ
まで研磨加工により、仕上げられる。この場合の磁気ギ
ャップ面から基板面までの距離１３は、Ｃコアとエコア
が接合された時の間隔日が得られるようになっている。

この磁気ギャップつき合せ面に非磁性材の８ｉ０２又は
ガラスをスパッタリンク−等によ多形成するが、この場
合、Ｃコア又はエコアの両方又は一方に形成しても何ら
問題はない。

このようにエコアについても同様な方法で製造出来る。

次に第８図に示すように、Ｃコアとエコアの磁気ギャッ
プ面をつき合せ、規定のトラック幅７になるよう位置決
めし、ガラス４によυ接合する。この場合、磁気ギャッ
プ材としてのＳｉ　０２　Ｉｒｅ　。

ガラス４に拡散される為、接合強度上％に問題はない。

次に、−点鎖線で示す切断線Ｂｌ、８２に従ってスライ
サー等で切断することによりヘッドコアが出来上る。こ
の場合、ヘッドコアの両側端部での接合部は、Ｃコアの
基板２とＩコアの基板２で接合されている。

〔発明の効果〕

本発明によれば、熱ストレスに応力を最も受は易いヘッ
ドコアの両側端部での接合部材が、Ｃコアとエコアの基
板とガラスである為、高磁性体膜の磁気特性を損うこと
なく、材料選定を容易に行え°るので、熱ストレスによ
るガラス部のクラック発生を防止出来、製造歩留を高め
、生産性及び信頼性の良好な高記録密度化に適した磁気
ヘッドを提供出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実一施例のへラドコアの斜視図、第
２図は従来のヘッドコアの斜視図、第３図〜第７図は第
１図に示すヘッドコアの製造方法の説明図である。 １・・・ヘッドコア、２・・・Ｃコア用基板、２′・・
・■コア用基板、　３　、５’・・・磁性体膜、４・・
・ガラス、５・・・磁気ギャププ、６・・・巻線窓、７
・・・トラック幅、８・・・間隔、９・・・トラヅク部
の突起形成溝、　１０　、１１・・・突起形成溝、１２
・・・加工深さ。 代理人弁理士　小　川　勝　男　　−一第１　国 ７−−・へ・ノドコア　　　　　　　　４−・・プヲズ
　　　　　　７−）７ｖ７％２．２’−ＥｌｔＴ：糺ヌ
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁性又は非磁性基板上に高磁性体膜を形成してなる
   磁気ヘッドにおいて、磁気ギャップ部を介して接合する
   端部が、前記磁性又は非磁性基板同志で接合されている
   ことを特徴とする磁気ヘッド。