JPH018574Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018574Y2 JPH018574Y2 JP8013884U JP8013884U JPH018574Y2 JP H018574 Y2 JPH018574 Y2 JP H018574Y2 JP 8013884 U JP8013884 U JP 8013884U JP 8013884 U JP8013884 U JP 8013884U JP H018574 Y2 JPH018574 Y2 JP H018574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- partition plate
- ridge structure
- main body
- field
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000002689 soil Substances 0.000 description 5
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 2
- 235000008733 Citrus aurantifolia Nutrition 0.000 description 1
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は畦構造物、詳しくは圃場を区画する
ために用いる畦構造物に関する。
ために用いる畦構造物に関する。
(従来の技術)
通常畦は、泥土を盛上げて形成するのである
が、斯くのごとく形成した畦は雑草が生えたり、
もぐらなどが穴を開けて水漏れを起こしたりした
のである。
が、斯くのごとく形成した畦は雑草が生えたり、
もぐらなどが穴を開けて水漏れを起こしたりした
のである。
そこで従来では、例えば実開昭52−5916号公報
に記載されているごとく、コンクリートなどによ
り傾斜側壁と水平壁とをもつ中空の畦構造物を成
形し、該畦構造物を盛土上に被嵌させて畦を形成
するごとくしたものが提案されたのである。
に記載されているごとく、コンクリートなどによ
り傾斜側壁と水平壁とをもつ中空の畦構造物を成
形し、該畦構造物を盛土上に被嵌させて畦を形成
するごとくしたものが提案されたのである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが前記従来の畦構造物では、トラクタな
どの畦際走行時に、該トラクタが前記畦構造物上
に乗り上げたり、またトラクタのアタツチメント
などが前記畦構造物に衝突したような場合、前記
畦構造物なかんづく前記傾斜側壁が破損して、こ
の破損部分からもぐらが侵入したり、水漏れを起
こしたりして、初期の目的を達成できないことが
あつたのである。
どの畦際走行時に、該トラクタが前記畦構造物上
に乗り上げたり、またトラクタのアタツチメント
などが前記畦構造物に衝突したような場合、前記
畦構造物なかんづく前記傾斜側壁が破損して、こ
の破損部分からもぐらが侵入したり、水漏れを起
こしたりして、初期の目的を達成できないことが
あつたのである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は以上のごとき問題点を解決するため
に、コンクリート、モルタルなどの成形材料によ
り山形の畦本体を形成すると共に、該畦本体の底
面部位に、底面下方に延びる仕切板を一体的に形
成して、畦構造物を構成したのである。
に、コンクリート、モルタルなどの成形材料によ
り山形の畦本体を形成すると共に、該畦本体の底
面部位に、底面下方に延びる仕切板を一体的に形
成して、畦構造物を構成したのである。
(作用)
しかして前記畦構造物の施工時には、前記仕切
板を圃場耕盤層まで埋込んで、前記畦本体を泥土
上に固定し、該畦本体により前記仕切板をトラク
タなどから保護して、前記仕切板によりもぐらの
侵入又水漏れを確実に防止するごとくしたのであ
る。
板を圃場耕盤層まで埋込んで、前記畦本体を泥土
上に固定し、該畦本体により前記仕切板をトラク
タなどから保護して、前記仕切板によりもぐらの
侵入又水漏れを確実に防止するごとくしたのであ
る。
(実施例)
以下本考案にかかる畦構造物を図面の実施例に
よつて説明する。
よつて説明する。
図面に示す畦構造物Aは、コンクリート、モル
タルなどの成形材料により一体成形するのであつ
て、断面半円形状をなすムク状畦本体1の水平底
部で中央部に、下方に延びる断面矩形状の仕切板
2を前記畦本体1の全長にわたつて一体に形成し
ている。
タルなどの成形材料により一体成形するのであつ
て、断面半円形状をなすムク状畦本体1の水平底
部で中央部に、下方に延びる断面矩形状の仕切板
2を前記畦本体1の全長にわたつて一体に形成し
ている。
前記仕切板2は、第2図に示すごとく、前記畦
構造物Aの圃場Bへの施工時に圃場耕盤層bに達
するごとく形成するのであり、斯くして前記仕切
板2を前記耕盤層bまで埋設させることにより、
前記畦本体1を圃場泥土上に固定し、かつ前記仕
切板2でもぐらなどの侵入を阻止するのである。
構造物Aの圃場Bへの施工時に圃場耕盤層bに達
するごとく形成するのであり、斯くして前記仕切
板2を前記耕盤層bまで埋設させることにより、
前記畦本体1を圃場泥土上に固定し、かつ前記仕
切板2でもぐらなどの侵入を阻止するのである。
前記畦構造物Aは、搬送及び施工に便利ならし
めるため、所定長さに形成してユニツト化するの
であり、斯くして施工時には第3図に示すごと
く、前記構造物Aの複数個を圃場Bに直列して配
列して、畦を形成するのである。
めるため、所定長さに形成してユニツト化するの
であり、斯くして施工時には第3図に示すごと
く、前記構造物Aの複数個を圃場Bに直列して配
列して、畦を形成するのである。
前記畦構造物Aの成形材料としては、団粒化剤
と粒子間固結剤及び硬化剤などからなる土壌凝固
剤を用いることもできる。尚この土壌固剤の団粒
化剤は、粘土鉱物との反応により団粒化させるも
のであつて、畔を形成する土壌に混入して成形す
ると共にこの成形品に衝撃を加えて形成するので
ある。また、この土壌凝固剤として石灰系固化材
を用いることもできる。
と粒子間固結剤及び硬化剤などからなる土壌凝固
剤を用いることもできる。尚この土壌固剤の団粒
化剤は、粘土鉱物との反応により団粒化させるも
のであつて、畔を形成する土壌に混入して成形す
ると共にこの成形品に衝撃を加えて形成するので
ある。また、この土壌凝固剤として石灰系固化材
を用いることもできる。
(考案の効果)
以上説明したごとく本考案にかかる畦構造物で
は、コンクリート、モルタルなどの成形材料によ
り山形の畦本体を形成すると共に、該畦本体の底
面部位に、底面下方に延びる仕切板を一体的に形
成したから、トラクタの畦際走行時に、例えトラ
クタが前記畦本体上に乗り上げたり、またトラク
タのアタツチメントなどが前記畦本体に衝突して
も、該畦本体により前記仕切板が破損したりする
のを防止できるのであり、従つて前記仕切板によ
りもぐらが侵入したり、水漏れを招いたりするの
を確実に防止できるに至つたのである。
は、コンクリート、モルタルなどの成形材料によ
り山形の畦本体を形成すると共に、該畦本体の底
面部位に、底面下方に延びる仕切板を一体的に形
成したから、トラクタの畦際走行時に、例えトラ
クタが前記畦本体上に乗り上げたり、またトラク
タのアタツチメントなどが前記畦本体に衝突して
も、該畦本体により前記仕切板が破損したりする
のを防止できるのであり、従つて前記仕切板によ
りもぐらが侵入したり、水漏れを招いたりするの
を確実に防止できるに至つたのである。
第1図は本考案にかかる畦構造物の斜面図、第
2図は圃場への施工状態を示す断面図、第3図は
同斜面図である。 1……畦本体、2……仕切板。
2図は圃場への施工状態を示す断面図、第3図は
同斜面図である。 1……畦本体、2……仕切板。
Claims (1)
- コンクリート、モルタルなどの成形材料により
山形の畦本体1を形成すると共に、該畦本体1の
底面部位に、底面下方に延びる仕切板2を一体的
に形成したことを特徴とする畦構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8013884U JPS60190816U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 畦構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8013884U JPS60190816U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 畦構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190816U JPS60190816U (ja) | 1985-12-18 |
JPH018574Y2 true JPH018574Y2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=30625705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8013884U Granted JPS60190816U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 畦構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190816U (ja) |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP8013884U patent/JPS60190816U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60190816U (ja) | 1985-12-18 |
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