JPH0352830Y2 - - Google Patents

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JPH0352830Y2
JPH0352830Y2 JP20029587U JP20029587U JPH0352830Y2 JP H0352830 Y2 JPH0352830 Y2 JP H0352830Y2 JP 20029587 U JP20029587 U JP 20029587U JP 20029587 U JP20029587 U JP 20029587U JP H0352830 Y2 JPH0352830 Y2 JP H0352830Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、崖の前方に積上げるブロツクであつ
て、積上げたブロツク内の前方に植設できるよう
にして環境を保護し、土地の有効利用を計るよう
にしたことを特徴とした植樹ブロツクに関するも
のである。
「従来の技術」 崖には、その崩壊を防止するためには、その一
例としてブロツクを積上げて保護する。しかしブ
ロツクは自然の環境を阻害するし、自動車のライ
トが反射し運転者の妨げとなる不都合がある。そ
こでブロツク積の前方に樹木を植えてこれを保護
していた。しかし、これによると土地を多く使用
するので今日は、ブロツクの前上方を開放したも
のを使用し、その内部に土砂を充填して、これに
植生して環境の保護を行つていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、ブロツク積の前方に樹木を植生
すると、土地を多く利用し、高価の土地を有効的
に利用することができないし、また、植生ブロツ
クには、大きな樹木を植生することができないの
で、ブロツクの全表面の被覆をすることができな
い。よつて完全な環境を保護することができない
ものである。
「問題点を解決するための手段」 そこで本考案は、前記の不都合を解消するため
に提案されたものであつて、その構成は、主板の
両端寄り前方に膨出部を形成し、その中央に縦孔
を設け、膨出部の前方上下端には突出片を設け、
主板の両側には縦溝を形成したブロツクと、主板
の高さの数分の1の高さを有する板体の両側が、
前記ブロツクの縦溝に嵌合できる厚さの係合部と
なつている連結板とからなるものである。これを
施工するには、ブロツクとブロツクを一定の間隔
をあけて載置し、そのブロツクの縦溝内に連結板
の両側を嵌合するようにして横方向に併列し、次
でその上段には、下段の2個のブロツクに跨つて
載置して上下段ブロツクの縦孔が連通するように
してその内部に鉄筋、コンクリートを充填するよ
うにして順次積上げ、ブロツクの突出片間の地盤
に樹木を植生するものである。本考案のブロツク
によつて、転倒抵抗モーメントが大きいのでブロ
ツクを比較的垂直に近い傾斜とすることができて
擁壁上部の土地を広く使用することができるし、
ブロツクの突出片間に樹木を植生することがで
き、これによつて環境を保護することができるも
のである。
その構造を図面について説明するに、Aはブロ
ツクであつて、主板1の両側寄り前方には、略三
角形に近い膨出部2が形成されている。3は主板
1と膨出部2との間に設けた縦孔である。4は膨
出部2の上下端より前方に突出している突出片で
ある。5は主板1の両側面に設けた縦溝である。
Bは連結板であつて、板体6の高さは、主板1の
高さの数分の1(例えば2分の1、3分の1、4
分の1等)であつて、その両側は、主板1の両側
の縦溝5に嵌入できる係合部7となつていて、底
部の中央部分は凹部8となつている。9は充填コ
ンクリート、10は基礎、11は樹木である。
「作用」 本考案は前記のような構造であるので、基礎1
0上にブロツクAとブロツクAとの間の縦溝5,
5間に連結板Bの数枚(図面では3枚)を係合部
7,7を嵌合して横方向に併列し、次でその上段
には2個のブロツクA,Aに跨つて縦孔3を連通
するように載置し、ブロツクA,A間には前記と
同様に連結板Bを数枚嵌合することを繰返し行
い、縦孔3内に必要によつて鉄筋を挿入して充填
コンクリート9を充填し、ブロツクAの左右の突
出片4,4間の地面に樹木11を植生するもので
ある。
「考案の効果」 本考案のものは、ブロツクAを突出片4によつ
て比較的幅広く形成することができ、転倒抵抗モ
ーメントが大きいので、従来のブロツクに比較的
に垂直に近い状態に組積することができるので、
擁壁の上端の土地を広く活用することができる。
また、従来のブロツクは、ブロツクの前方に樹木
を植生しなければならないが、本考案のものは突
出片4,4間に樹木11を植生することができ、
これによつても土地を広く活用できて高価な土地
を有効に使用できる。そして樹木11は、従来の
植生ブロツクと違つて地盤に植生できて大きな樹
木11を植生できるので、ブロツク積の表面をよ
く被覆して自然環境をよく護り、ブロツクによる
反射もなく夜間、自動車運転者の安全を果すもの
である。また、ブロツクAは上下縦孔3に充填コ
ンクリート9が打設されるので、よく一体化され
て強固であるし、ブロツクA,A間は連結板Bが
嵌合されているので、全体としてコンクリートの
使用量が少なく安価にできるし、連結板B,B間
は透水性がよく、擁壁背面の雨水をよく排水し、
透水による土砂の崩壊を防ぎ安全な擁壁とするこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、その第1図はブロツクの斜視図、第2図は平
面図、第3図は側面図、第4図は連結板の斜視
図、第5図はその正面図、第6図は底面図、第7
図は、施工状態を示す斜視図、第8図はその正面
図、第9図は第8図A−A断面図である。 A……ブロツク、1……主板、2……膨出部、
3……縦孔、4……突出片、5……縦溝、B……
連結板、6……板体、7……係合部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主板1の両端寄り前方に膨出部2を形成し、そ
    の中央に縦孔3を設け、膨出部2の前方上下端に
    は突出片4を設け、主板1の両側には縦溝5を形
    成したブロツクAと、主板1の高さの数分の1の
    高さを有する板体6の両側が、前記ブロツクAの
    縦溝5に嵌合できる厚さの係合部7となつている
    連結板Bとからなることを特徴とした植樹ブロツ
    ク。
JP20029587U 1987-12-28 1987-12-28 Expired JPH0352830Y2 (ja)

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JP20029587U JPH0352830Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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JPH01105650U JPH01105650U (ja) 1989-07-17
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KR200446723Y1 (ko) * 2009-08-25 2009-11-24 김학은 덩굴식물과 관목식물의 식생기능을 갖는 보강토 옹벽

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JPH01105650U (ja) 1989-07-17

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