JPH018548Y2 - - Google Patents

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JPH018548Y2
JPH018548Y2 JP8464581U JP8464581U JPH018548Y2 JP H018548 Y2 JPH018548 Y2 JP H018548Y2 JP 8464581 U JP8464581 U JP 8464581U JP 8464581 U JP8464581 U JP 8464581U JP H018548 Y2 JPH018548 Y2 JP H018548Y2
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JP
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hard core
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hard
bottom plate
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JP8464581U
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JPS57195676U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてカセツトテープの収納等に用
いる新規の折畳式収納ケースに関するものであ
る。
従来、この種の折畳式収納ケースとして、前版
の背が低い構造のもの(実開昭55−120324号公報
参照)や、柔軟な三角形状片をもつ構造のもの
(実開昭55−120324号公報または実公昭54−14253
号公報参照)が公知であつた。
しかし、前者はたとえば前版の背の高さを底版
の前後幅の寸法より高くした構成で実施した場合
には、前版の内側に挟持版を重ね且つ中底版を底
版の上に重ねる操作をなす時に当該挟持版を彎曲
させる等の強引な変形手段が必要であつて使い辛
くなるばかりであり且つ当該変形の癖がついて好
ましくない欠陥があり、また後者は製造に際して
は三角形連結片の材料が必要であり且つ比較的煩
瑣な同三角形連結片の止着作業が必要であるの
で、材料費の低減化および生産工程の簡略化等に
よる低コスト化を過剰な程に要求されるこの種ケ
ースの提供には不向きであつた。
本考案は前版の背の高さを底版の前後幅より高
くし且つ三角形連結片をいらなくし、仍つて上記
従来例がもつ問題点を解決した新規の折畳式収納
ケースを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本考案折畳式収納
ケースは、硬質芯入り背版1の上下両端縁に硬質
芯入り蓋版2および硬質芯入り底版3を、また同
蓋版2の外端縁に硬質芯入り係止版4を、更に底
版3の前端縁に同底版3の前後幅より背が高い硬
質芯入り前版5を、また前版5の上端縁に同前版
5と同じサイズとされ且つ中間の高さの横線19
に沿つて二つ折り可能とされた硬質芯入り挟持版
6を、更に挟持版6の下端縁に周壁部材11の内
周径と同じサイズの硬質芯入り中底版7を夫々折
曲線を介して連設すると共にこれとは別個に背が
前版5より僅かに低い柔軟な折曲自在版9の左右
両側縁に硬質芯入り左右両側版10,10′を連
設した周壁部材11を構成し、この左右両側版1
0,10′の後端縁を背版1の左右両側縁に起伏
自在に止着し、 また、開蓋時に背版1の上辺部分も開いて収納
物を出し入れし易くするために、背版1、左右両
側版10,10′の背を前版5より高くし、背版
1を前版5と同じ高さの横線13に沿つて二つ折
り可能とし且つ左右両側縁10,10′と背版1
の止着を上記横線13より下方の個所で行つたも
のである。
図に示す実施例は硬質芯板の両面に熱可塑性軟
質合成樹脂シートを縫着して上辺寄り位置の横線
13上に於て二つ折りができる硬質芯入り背版1
の上下両端縁に硬質芯入り蓋版2および硬質芯入
り底版3を、また同蓋版2の外端縁に硬質芯入り
係止版4を、更に底版3の前端縁に上記横線3よ
り下方の部分と同サイズの硬質芯入り前版5を、
また前版5の上端縁に同前版5とにより後述する
折曲自在版9を挟止する横線19個所に於て二つ
折りができる硬質芯入り挟持版6を、更に挟持版
6の下端縁に後述する周壁部材11の内周径と同
じサイズの硬質芯入り中底版7を夫々折曲線を介
して連設した外装版を構成すると共に同様に硬質
芯板の両面に熱可塑性合成樹脂シートを纒着して
上記前版5より僅かに低い芯無し折曲自在版9の
左右両側縁に背が背版1と同じ高さの硬質芯入り
左右両側版10,10′を連設した周壁部材11
を構成し、この左右両側版10,10′の後端縁
を背版1の両側縁に於て上記横線13より下方の
個所に起伏自在に熔着し、更に中底版7の外端縁
の外面に摘持片14を取付けたものである。
尚、図中16,16′は蓋版2を閉止の状態に
維持する掛具および受具、17,17′はシヨル
ダーベルト18の連結環を示す。
本考案は叙上の如き構成になるので、使用に際
してはまず左右両側版10,10′を起立して折
曲自在版9を伸長せしせると共に底版3および前
版5を起立せしめて同前版5を折曲自在版9の外
側に、また挟持版9を内方に倒して折曲自在版9
の内側に夫々当接せしめると共に中底版7を底版
3上に緊く嵌合して収納ケースを組立て、この収
納ケース内に収納物(図示せず)を収納したのち
蓋版2を閉止し且つ係止版4を前版5の外側に当
接して掛具16を受具16′に係合せしめること
によつて収納物の収容を完了し、また収納物を取
出すときには掛具16を受具16′より外し蓋版
2を開閉することによつてこれを為し、更に折り
畳む場合には周壁部材11の左右両側版10,1
0′を内方に倒し且つ折曲自在版9を折曲して当
該周壁部材11を背版1の上に折り重ねると共に
第2図に示す如く蓋版2、底版3、係止版4、前
版5、挟持版6および中底版7をでき得るだけ小
さくなるように折り重ねればよいものである。即
ち、不使用時には扁平で極めてコンパクトな状態
に折畳むことができて搬送、格納等に好都合であ
る。
本考案は上記のような構成であるので、前版5
の内側に挟持版6を重ね且つ中底版7を底版3の
上に重ねる操作をなす時には挟持版6を横線19
で折曲することができるものであつて、上記前者
のような強引な変形手段をなさずともよく、極め
て使い易いものであり且つ変形の癖もつく危惧が
ないものである。また本考案折畳式収納ケースは
上記後者のような三角形連結片をもつていないの
で、当該後者に比して顕著に材料費の低減化およ
び生産工程の簡略化を達成できるものであつて低
コスト化されたケースの提供に適しているもので
あり、更に背版1、左右両側版10,10′の背
を前版5より高くし、背版1を前版5と同じ高さ
の横線13に沿つて二つ折り可能とし且つ左右両
側縁10,10′と背版1の止着を上記横線13
より下方の個所で行つたので、開蓋時には背版1
の上辺部分も開いて収納物の出し入れが行い易い
利点がある等の実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案折畳式収納ケースの実施例を示すも
のであつて、第1図は展開状態を示す全体の斜視
図、第2図は折り畳んだ状態を示す全体の斜視
図、第3図は組立過程を示す全体の斜視図、第4
図は組立てた状態を示す全体の斜視図、第5図は
第4図A−A線に沿う断面図、第6図は第4図
A′−A′線に沿う断面図である。 1……背版、2……蓋版、3……底版、4……
係止版、5……前版、6……挟持版、7……中底
版、9……折曲自在版、10,10′……側版、
11……周壁部材、13……横線、14……摘持
片、16……掛具、16′……受具、17……連
結環、18……シヨルダーベルト、19……横
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前版5より背が高く且つ同前版5と同じ高さの
    横線13に沿つて二つ折り可能とされた硬質芯入
    り背版1の上下両端縁に硬質芯入り蓋版2および
    硬質芯入り底版3を、また同蓋版2の外端縁に硬
    質芯入り係止版4を、更に底版3の前端縁に同底
    版3の前後幅より背が高い硬質芯入り前版5を、
    また前版5の上端縁に同前版5と同じサイズとさ
    れ且つ中間の高さの横線19に沿つて二つ折り可
    能とされた硬質芯入り挟持版6を、更に挟持版6
    の下端縁に周壁部材11の内周径と同じサイズの
    硬質芯入り中底版7を夫々折曲線を介して連設す
    ると共にこれとは別個に背が前版5より僅かに低
    い柔軟な折曲自在版9の左右両側縁に背が背版1
    と同じ高さの硬質芯入り左右両側版10,10′
    を連設した周壁部材11を構成し、この左右両側
    版10,10′の後端縁を背版1に於て上記横線
    13より下方の個所の左右両側縁に起伏自在に止
    着して成る折畳式収納ケース。
JP8464581U 1981-06-09 1981-06-09 Expired JPH018548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8464581U JPH018548Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09

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JP8464581U JPH018548Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57195676U JPS57195676U (ja) 1982-12-11
JPH018548Y2 true JPH018548Y2 (ja) 1989-03-07

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JP8464581U Expired JPH018548Y2 (ja) 1981-06-09 1981-06-09

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