JPH018437Y2 - - Google Patents

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JPH018437Y2
JPH018437Y2 JP9677781U JP9677781U JPH018437Y2 JP H018437 Y2 JPH018437 Y2 JP H018437Y2 JP 9677781 U JP9677781 U JP 9677781U JP 9677781 U JP9677781 U JP 9677781U JP H018437 Y2 JPH018437 Y2 JP H018437Y2
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JP
Japan
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pipe
valve
engine
powder
air
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JP9677781U
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JPS582133U (ja
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は微粉炭、アルミナ粉末、ペトロコー
クス粉末、穀類ダストなどの危険性粉粒体をエン
ジン排気ガスを利用して排出する輸送車に関する
ものである。
粉じん爆発においては一般に酸素濃度が低くな
れば爆発圧力や圧力上昇速度は小さくなり、遂に
は爆発性を失うようになる。また浮遊炭じんの電
気スパークによる発火を防止するための限界酸素
濃度は16%以下といわれている。
この意味から車両のエンジン排気ガスを利用す
るのが有効である。
ところがエンジン排気ガスの酸素濃度は運転条
件によつて異なり、特に軽負荷運転を行なうと空
気過剰となり排気ガス中の酸素濃度は高くなる
(17%前後)。逆に高負荷運転を行なうと燃焼リツ
チになり空気中の酸素が多量に消費されるため、
排気ガス中の酸素濃度は低くなる。(7%前後) 一方微粉炭などの危険性粉粒体をエンジン排気
ガスで排出する時の動力は車両エンジンの出力か
らみれば小さく、したがつて空気過剰となり排気
ガスの酸素濃度は高くて、そのままでは粉じん爆
発を起す可能性がある。
このことに鑑み本考案はエンジンへの吸入空気
に負圧を作用させることにより計画的にエンジン
への吸入空気量を減少させ排ガス中の酸素濃度を
低下せしめて安全に微粉炭などの危険性粉粒体を
排出できるようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
Vは輸送車で、車体1上に粉粒体収容タンク2
が搭載され、該粉粒体収容タンク2の前部と車体
1間にはダンプシリンダ3が介装されている。
4は前記粉粒体収容タンク2の後端下部に形成
された吐出部である。5は前記輸送車vのデイー
ゼルエンジンで、このデイーゼルエンジン5の排
気管6の途中には導入管7の一端が連結され、こ
の導入管7の他端は一次空気供給管8及び二次空
気供給管9を介して前記吐出部4に連結されてい
る。
10はデイーゼルエンジン5の吸気管で、その
途中にはフイルター11が介装されると共にその
端部は主配管12と分岐管13とに分岐してい
る。
14は負圧発生手段としての可変絞り弁、15
は開閉弁で前記分岐管13の途中へ順次介装され
ている。16は前記主配管12の途中へ介装され
た開閉弁である。
17は開閉弁、18はウオータスクラバー、1
9はフイルター、20はクーラー、21はサイク
ロン、22はフイルターであつて前記導入管7の
途中へ順次介装されている。
23は背圧空気供給管で、一端を前記導入管7
に、他端を前記粉粒体収容タンク2に連結され、
その途中には開閉弁24及びチエツク弁25がそ
れぞれ介装されている。
なお26,27,28は開閉弁、29,30は
チエツク弁、31はマンホールである。
そして、通常の走行時は開閉弁15,17を閉
成するとともに開閉弁16,26が開成されてお
り、空気は吸気管10より主配管12、開閉弁1
6を介してエンジン5に吸気され、排気管6、開
閉弁26を通じて排気される。
次に本考案の作用について説明すると、微粉炭
をマンホール31より粉粒体収容タンク2内に投
入した後、目的地まで輸送する。
次に粉粒体収容タンク2より微粉炭を排出する
場合においては、ダンプシリンダ3を伸長して、
粉粒体収容タンク2を傾倒し、しかる後に開閉弁
15,17,27を開き、一方開閉弁16,26
を閉じてデイーゼルエンジン5よりの排気ガスを
排気管6、導入管7、一次空気供給管8を介して
吐出部4内へ流入させ、微粉炭を排気ガス内に混
入させて外部に排出する。この時、前記吸気管1
0よりデイーゼルエンジン5内へ吸入される空気
は可変絞り弁14にて絞られるため、単位時間当
りの吸入空気量は減少し、従つて燃空比(消費燃
料/消費空気量)が大となつて燃焼時に空気中の
酸素が多量消費されることになり、排気ガス中の
酸素濃度は低下して、微粉炭の排出を安全に行う
ことができる。なおデイーゼルエンジン5よりの
排気ガスとウオータスクラバー18、フイルター
19、サイクロン21及びフイルター22により
順次不純物が除去され、さらにクーラー20によ
り排気ガスの温度が低下されて吐出部4に供給可
能となつている。
なお排出終了後、輸送車Vを走行させる場合は
開閉弁15,17及び27を閉にし、一方開閉弁
16及び26を開にすれば通常のデイーゼルエン
ジン駆動状態となつて走行には全く支障がないも
のである。
ところで、本実施例においては負圧発生手段と
して可変絞り弁14を示したが、本実施例に限定
されるものではなく、固定絞り弁でもよい。
以上説明した様に本考案によれば微粉炭などの
危険性粉粒体の排出時において車両エンジンへの
吸入空気量を絞り弁により減少させることにより
排気ガス中の酸素濃度を低下させることができ、
排気ガスを利用して危険性粉粒体を安全に排出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す構成図である。 1……車体、2……粉粒体収容タンク、4……
吐出部、5……デイーゼルエンジン、6……排気
管、7……導入管、8……一次空気供給管、10
……吸気管、13……分岐管、14……可変絞り
弁、15,16,17,26……開閉弁、V……
輸送車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 危険性粉粒体収容タンクの吐出部に導入管の一
    端を連結し、該導入管の他端をエンジンの排気管
    に連結してなる輸送車において、前記エンジンの
    吸気管の途中を主配管と分岐管とに分岐し、主配
    管には開閉弁を、分岐管には開閉弁と絞り弁とを
    介装してなり、一方、排気管には開閉弁を介装す
    るとともに、その上流側に開閉弁を介装した導入
    管の一端を連結し、他端を危険性粉粒体収容タン
    クに連結してなり、危険性粉粒体の排出時には吸
    気管、分岐管、絞り弁を通じてエンジンに空気量
    を減少して吸気し、酸素濃度を低下した排気ガス
    を導入管より危険性粉粒体収容タンクに供給する
    ことを特徴とする危険性粉粒体の輸送車。
JP9677781U 1981-06-29 1981-06-29 危険性粉粒体の輸送車 Granted JPS582133U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9677781U JPS582133U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 危険性粉粒体の輸送車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9677781U JPS582133U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 危険性粉粒体の輸送車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS582133U JPS582133U (ja) 1983-01-08
JPH018437Y2 true JPH018437Y2 (ja) 1989-03-07

Family

ID=29891608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9677781U Granted JPS582133U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 危険性粉粒体の輸送車

Country Status (1)

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JP (1) JPS582133U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992019327A1 (fr) * 1991-05-01 1992-11-12 Kabushikikaisha Himeji Lodge Hakuba Club de golf

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992019327A1 (fr) * 1991-05-01 1992-11-12 Kabushikikaisha Himeji Lodge Hakuba Club de golf

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Publication number Publication date
JPS582133U (ja) 1983-01-08

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