JPH0157471B2 - - Google Patents

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JPH0157471B2
JPH0157471B2 JP15617686A JP15617686A JPH0157471B2 JP H0157471 B2 JPH0157471 B2 JP H0157471B2 JP 15617686 A JP15617686 A JP 15617686A JP 15617686 A JP15617686 A JP 15617686A JP H0157471 B2 JPH0157471 B2 JP H0157471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
housing
nut
connector
housings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15617686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6313283A (ja
Inventor
Sakai Yagi
Kazuto Ootaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP15617686A priority Critical patent/JPS6313283A/ja
Publication of JPS6313283A publication Critical patent/JPS6313283A/ja
Publication of JPH0157471B2 publication Critical patent/JPH0157471B2/ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はねじ締め型コネクタのロツク機構、詳
しくはねじ締め型コネクタにおけるねじ締め時の
過大な回転力の発生を抑制すると共にこれに起因
するボルトの破断あるいはコネクタの破損等を防
止したロツク機構に関する。
(従来の技術) 近年自動車等に装備される各種電装品の多様化
に伴ないワイヤーハーネスに接続されるコネクタ
は多極化、大型化する傾向にある。しかし、この
ように多極化、大型化したコネクタにあつては、
雌雄端子を夫々挿着したハウジング相互の嵌合離
脱に多大の力を要するため、工具を使用したねじ
締め型のコネクタが提案されている。また、これ
らハウジング相互のロツク手段としては、第5図
にハウジング相互を分離した状態で、第6図にハ
ウジング相互を嵌合した状態で示したようなもの
が知られている(実開昭60−875号公報)。
すなわち、図においてA′は貫通孔a1を設けた
ボルトホルダaを有し、貫通孔a1にボルトbを軸
方向の移動が行なわれないように設けたハウジン
グ(図示の例では雌型ハウジング)であり、
B′はナツトホルダcにナツトdを固定したハウ
ジング(図示の例では雄型ハウジング)である。
しかして両ハウジングA′,B′の嵌合ロツクは、
ハウジングB′の外壁に設けられた仮止め用突起
eをハウジングA′の嵌合壁に設けられた係止長
孔fに係入して仮止めしたのち、図示しないイン
パクトレンチを用いてハウジングB′に対するハ
ウジングA′の嵌合が完了するまでボルトbをナ
ツトdに螺合させることにより行なわれる。
この場合、ボルトbとナツトdの螺合に際して
は嵌合完了後においても過大な回転力が加わり、
ハウジングが破損されることを防止するため、ボ
ルトbの軸部b1にくびれ部b2を設け、ハウジング
が破損されるに先立つてボルトbがくびれ部b2
おいて破断されるように構成されている。
しかし、このようなハウジング相互のロツク手
段では、ボルトbとナツトdとの螺合に際して工
具を使用しても比較的大きな力を要するのみでな
く、ボルトbに過大な回転力が作用した場合ボル
トbが破断される機構であるため、ボルトbが破
断されたときはハウジング相互の締付けによる嵌
合力が低下し、振動等によりガタを生じ易く、又
ハウジング相互の離脱が不可能となるなどの問題
点がある。
本発明は、従来のねじ締め型コネクタにおける
かかるロツク手段の問題点に着目してなされたも
ので、ハウジング相互の嵌合時におけるボルトの
締め付けに際して過大な回転力を伴なうことがな
く、従つてボルトの折損及びハウジングの破損を
防止したコネクタのロツク機構を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 以下に本発明を、実施例を示す添付の図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図に本発明のねじ締め型コネクタにおける
ロツク機構の分解斜視図、第2図に同上コネクタ
の嵌合直前の状態における概略縦断面図、第3図
に同上コネクタの嵌合状態における概略縦断面図
を示した。
これらの図において本発明のねじ締め型コネク
タのロツク機構は、一方のコネクタハウジングA
にねじ部1cを軸部1bの先端部に形成したボル
ト1を回転挿脱自在に設けると共に、他方のコネ
クタハウジングBにナツト2を設け、ボルト1が
挿着された一方のコネクタハウジングAの端面3
aとボルト1の頭部1a間のボルト軸部1bにば
ね部材4を巻装し、両コネクタハウジングA及び
Bの嵌合時においてボルトねじ部1cがナツト2
との螺合から外れてナツト2の前端面2aと衝接
するように構成される。
以上の構成において、一方のハウジングAは中
央部にボルト1の挿通孔3bを貫設し、周囲に嵌
合壁3cを有すると共にこれと同方向に補強壁3
dを設けた雌型ハウジングに形成され、又、他方
のハウジングBは一方のハウジングAが嵌合され
る雄型ハウジングに形成され、中央部にボルト1
が螺合されるナツト2がナツトホルダ5aを介し
て固着されている。又、ナツトホルダ5aの外周
にハウジングAの補強壁3dが係入される溝部5
bが形成されている。なお、ハウジングAとハウ
ジングBには夫々図示しない雌端子と雄端子が挿
着されており、ハウジング相互の嵌合完了時にお
いて雌雄端子相互が常法により電気的接触がなさ
れるように構成されている。
次にボルト1は軸部1bの先端部にナツト2に
螺合されるねじ部1cをナツト2の厚さとほぼ同
程度の長さに設けると共に、頭部1aとねじ部1
cとの間の軸部1bに先端部方向にテーパ1dを
設けた小環状突起1eを形成したものである。
6はこの環状突起1eに係止されるワツシヤ、
7はボルト頭部1aに係止されるワツシヤであ
る。
又、ばね部材4は図示の例ではコイルスプリン
グが使用されているが、必ずしもコイルスプリン
グに限定されることはなく、第4図に示したよう
にウレタンラバー等により形成された軸方向に圧
縮弾性を有する筒体8であつても又はスプリング
ワツシヤーであつてもよい。この筒体8にはボル
ト軸部1bの貫挿孔8aが設けられている。
(作 用) 以下に本発明の作用について説明する。
先ず第1図において、ボルト1の軸部1bにワ
ツシヤ7及びばね部材4を順に挿通したのち、軸
部1bの先端部からハウジングAの挿通孔3bに
端面3aの方向から矢線イ方向に挿通し、ワツシ
ヤ6を挿通されたボルト軸部1b先端部からテー
パ1dを越えて環状突起1eの上面段部に係止さ
せる。この状態でハウジングAは、ばね部材4に
よりワツシヤ6側に多少付勢されていることが望
ましく、これによりボルト1はハウジングAに固
定される。
次いで、ボルト1を固定したハウジングAの嵌
合壁3cを相手ハウジングBに第2図のように位
置決めして冠せたのち、ボルト1の頭部1aを図
示しない工具を用いて回転させ、先端部のねじ部
1cをハウジングBに固着されているナツト2に
螺合させる。すると、ばね部材4はハウジング
A,B相互の嵌合抵抗により圧縮されるが、この
圧縮に伴なう反発力によりハウジングAにはハウ
ジング相互の嵌合力と同程度の力が付勢される。
ボルト1を更に回転させると、ボルト1のねじ部
1cはナツト2との螺合から外れると共にハウジ
ングA,B相互の嵌合が完了し第3図の状態とな
る。
この状態においてハウジングA,B相互のロツ
クは、圧縮されたばね部材4の反発力によつてボ
ルト1のねじ部1cの後端とナツト2の前端面と
が強く衝接することにより行なわれる。
ボルト1のねじ部1cがナツト2との螺合から
外れたのちは、ボルト1を更に回転させても空転
するのみであるから、ハウジング相互の嵌合終了
後はボルト1やナツト2に過大の回転力が加わる
ことが防止される。
次に、以上のようにしてロツクされたハウジン
グA,Bの嵌合を離脱させる時は、前述のように
ボルト1のねじ部1cの後端がナツト2の前端面
に強く押しつけられているので、ボルト1を逆回
転させるのみで容易にハウジングA,Bの離脱を
行なうことができる。
(発明の効果) 本発明のねじ締め型コネクタのロツク機構は以
上詳細に説明した構成及び作用よりなるから、ボ
ルトのねじ締めに際して過大な回転力の付加が防
止される。従つて従来のようにボルト自体にコネ
クタの破損を避けるための破断用くびれ部を設け
る必要がなくなりボルトの切削加工が容易とな
る。又、ボルト、ナツトの強度もある程度低下さ
せることが可能となることから、これらの成形材
料として金属に代えて樹脂材料が使用でき、軽量
化、錆付き防止、錆付きによるボルト破断の防止
等を効果的に達成することができる等の利点が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のねじ締め型コネクタにおける
ロツク機構の分解斜視図、第2図は同上コネクタ
の嵌合直前の状態における概略縦断面図、第3図
は同上コネクタの嵌合状態における概略縦断面
図、第4図はばね部材の他の実施例を示す斜視
図、第5図は従来のねじ締め型コネクタのハウジ
ング相互を分離した状態の斜視図、第6図は同上
コネクタの嵌合状態における部分縦断面図を示
す。 A,B……ハウジング、1……ボルト、1a…
…ボルト頭部、1b……ボルト軸部、1c……ボ
ルトねじ部、2……ナツト、3a……ハウジング
Aの端面、3b……挿通孔、4……ばね部材、
6,7……ワツシヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方のコネクタハウジングにねじ部を軸部先
    端部に形成したボルトを回転自在に設けると共に
    他方のコネクタハウジングにナツトを設け、該ボ
    ルトが挿着された一方のコネクタハウジングの端
    面と該ボルト頭部間のボルト軸部にばね部材を有
    し、前記両コネクタハウジングの嵌合時において
    該ボルトのねじ部が前記ナツトとの螺合から外れ
    て該ナツトの先端面と衝接することを特徴とする
    ねじ締め型コネクタのロツク機構。
JP15617686A 1986-07-04 1986-07-04 ねじ締め型コネクタのロツク機構 Granted JPS6313283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15617686A JPS6313283A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 ねじ締め型コネクタのロツク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15617686A JPS6313283A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 ねじ締め型コネクタのロツク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6313283A JPS6313283A (ja) 1988-01-20
JPH0157471B2 true JPH0157471B2 (ja) 1989-12-06

Family

ID=15622015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15617686A Granted JPS6313283A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 ねじ締め型コネクタのロツク機構

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Families Citing this family (11)

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JPS6313283A (ja) 1988-01-20

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