JPH0156283B2 - - Google Patents

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JPH0156283B2
JPH0156283B2 JP20198886A JP20198886A JPH0156283B2 JP H0156283 B2 JPH0156283 B2 JP H0156283B2 JP 20198886 A JP20198886 A JP 20198886A JP 20198886 A JP20198886 A JP 20198886A JP H0156283 B2 JPH0156283 B2 JP H0156283B2
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JP20198886A
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Norio Oomori
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、取付部材を被取付部材に取付ける
際、取付部材にクリツプをねじ止めし、このクリ
ツプを介して取付部材を被取付部材に取付ける二
物体の取付構造に関し、例えば、自動車のラジエ
ータグリルを車体板金に取付ける二物体の取付構
造に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の構造では、第12図に示すもの
があつた。
この構造は、取付部材である合成樹脂製のラジ
エータグリル(以下単にグリルと略す)1を被取
付部材である車体板金2に取付けるものである。
取付け時に使用するクリツプ4は、ばね弾性を
有する合成樹脂製であり、フランジ部5を備え、
さらに、フランジ部5から突出する支柱部6と、
支柱部6先端部側からフランジ部5側にかけて膨
出して各々先端に係止突起7aが形成されて各々
反対側部位から突出される2つのばね脚部7とを
備えていた。また、このクリツプ4には、フラン
ジ部5における支柱部6と反対側の面に円柱状の
ボス5aが形成され、このボス5aからフランジ
部5・支柱部6にかけてクリツプ4軸方向に貫通
しているねじ用孔8が穿設されていた。
グリル1は、クリツプ4をねじ用孔8を介して
ねじ3止め可能な複数の長孔状の取付孔1aと、
各々の取付孔1a周囲に取付孔1a形成方向と平
行に突設されてねじ3締め時にクリツプ4の回転
を防止できるようクリツプフランジ部5の両側周
端面を規制するリブ1b,1bとを備えていた。
車体板金2は、所定位置に、短手方向の周面2
bにクリツプばね脚部7の係止突起7aを当接さ
せてクリツプ4を係着可能な複数の矩形の係着孔
2aを備えていた。
ちなみに、車体板金2の係着孔2aが矩形とな
つて、グリル1の取付孔1a形成方向と直交して
形成されている理由は、クリツプ4を介してグリ
ル1を車体板金2に取付けた後、グリル1が合成
樹脂製であり、車体板金2が金属製であることか
ら、両者の熱膨張率が相違することに起因するグ
リル1の変形を防止できるよう、グリル1がクリ
ツプ4を介して上下左右に車体板金2に対して移
動できるようにするためである。
つぎに、各部材の取付態様を説明すると、第1
3〜14図に示すように、まず、各々の取付孔1
a内にボス5aを挿入させるとともにリブ1b,
1b間にフランジ部5を挿入させ、タツピンねじ
3をクリツプ4のねじ用孔8にねじ締めして、ク
リツプ4をグリル1に取付ける。
そして、第15〜16図に示すように、クリツ
プ4のばね脚部7をばね弾性的に撓ませてその係
止突起7aが係着孔2a周面に当接するまで係着
孔2a内に挿入して、クリツプ4を車体板金3に
係着させ、グリル1を車体板金2に取付けてい
た。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、従来の取付構造では、取付後にグリル
1を車体板金2から取外す際、クリツプ4がその
ばね脚部7を介して車体板金2に係着されている
ことから、第13図に示すように、ねじ3を緩め
てグリル1を車体板金2から取外すことしができ
ず、クリツプ4が二点鎖線で示す車体板金2に残
つてしまつていた。
そのため、グリル1が破損する等して取替える
ような場合には、新たなグリル1が取付孔1aを
介して予めクリツプ4をねじ3止めして準備され
ていることから、新たなグリル1を取付けるため
に、車体板金2に取り残されているクリツプ4を
取外さなければならなかつた。
しかし、クリツプ4はばね脚部7を介してけ不
能に係着されており、簡単に取除くことができ
ず、工具等を使用してばね脚部7を撓ませて外す
必要が生じたり、あるいは、ばね脚部7の周囲が
略完全に覆われているような場合には、工具等を
使用することができず、カツタ等でクリツプ4を
切除する必要が生じ、クリツプ4の取外しに手間
がかかつていた。
この発明は、上述の問題を解決するもので、こ
の種の取付部材にねじ止めされるクリツプを介し
て取付部材を被取付部材に取付ける二物体の取付
構造において、取付後における被取付部材から取
付部材を取外す際、クリツプを容易に被取付部材
から取外すことができる二物体の取付構造を提供
することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明に係る二物体の取付構造は、取付部材
を被取付部材に取付ける際使用するクリツプが、
フランジ部と、フランジ部から突出する支柱部
と、支柱部先端部側からフランジ部側にかけて膨
出して各々先端に係止突起が形成されて各々反対
側部位から突出される2つのばね脚部と、フラン
ジ部に軸方向に穿設されるねじ用孔とを備え、 取付部材が、クリツプをねじ用孔を介してねじ
止め可能な取付孔と、ねじ締め時にクリツプの回
転を防止するフランジ部周端面を規制するリブを
備え、 被取付部材が、短手方向周面にクリツプばね脚
部の係止突起を当接させてクリツプを係着可能な
略矩形の係着孔を備え、 クリツプを取付部材の取付孔を介してねじ止め
し、クリツプばね脚部を被取付部材係着孔に係着
させることにより取付部材を被取付部材に取付け
る二物体の取付構造であつて、 被取付部材の係着孔における長手方向の寸法を
クリツプの2つのばね脚部の非撓み時における幅
寸法より大きく形成し、 クリツプ支柱部の断面形状において、その断面
形状を係着孔短手方向の寸法より小さい寸法の略
正方形とするとともに、係着孔への係着時、ねじ
締め方向への回転では係着孔短手方向周面に規制
され、ねじ緩め方向への回転ではクリツプが回転
可能となるよう、外周面の4つの角位置にねじ用
孔を中心にして対称的に各々2つの角部と凹状部
とを形成し、 さらに、クリツプの2つのばね脚部を支柱部に
おける凹状部部位に偏位して形成するとともに、
2つのばね脚部の最大収縮撓み時における2つの
係止突起の最大外形寸法を係着孔短手方向の寸法
より小さく形成することにより、 既述の問題を解決するものである。
〈作用〉 この発明に係る二物体の取付構造では、取付部
材を被取付部材に取付ける場合には、従来と同様
に、クリツプを取付部材の取付孔を介してねじ止
めし、クリツプばね脚部を被取付部材係着孔に係
着させれば取付けることができる。
そして、取付後に取付部材を被取付部材から取
外す際には、取付部材を被取付部材から引き離し
つつクリツプをねじ止めしているねじを緩める。
すると、当初、クリツプがばね脚部を介して被
取付部材に係着されていることから、クリツプが
被取付部材に残つた状態で、取付部材とねじとが
被取付部材から遠ざかるよう移動する。
そして、被取付部材に残つていたクリツプフラ
ンジ部が回転防止を図られていた取付部材のリブ
から離脱するまで、取付部材とねじとが遠ざかる
と、クリツプはリブによる回転規制が解除されて
ねじの緩め方向へねじとの摩擦力によりねじとと
もに回転することとなる。その際、クリツプ支柱
部が、その断面形状を所定の形状としてその外周
面の4つの角位置に所定の角部と凹状部とを備
え、また、2つのクリツプばね脚部が支柱部にお
ける凹状部部位に偏位して形成されるとともに、
2つのばね脚部の最大収縮撓み時における2つの
係止突起の最大外形寸法が係着孔短手方向の寸法
より小さく形成されていることから、2つのばね
脚部が撓みつつ、支障なくクリツプがねじととも
にそのねじの緩め方向へ回転する。
そして、クリツプが略90度回転して、2つのば
ね脚部の配設方向が係着孔の長手方向と平行とな
ると、クリツプ支柱部の2つの角部が、当初クリ
ツプ係着時に係着孔短手方向周面に対向していた
面から略90度ずらした面を、係着孔短手方向周面
に当接させることとなるため、その状態で停止す
ることとなる。
その後、その状態でクリツプを係着孔から引き
抜けば、係着孔長手方向の寸法がクリツプの2つ
のばね脚部の非撓み時における幅寸法より大きく
形成されていることから、クリツプを取付部材に
緩くねじ止めした状態で被取付部材から取外すこ
とができる。
そしてその後、ねじをさらに緩めれば、クリツ
プを取付部材からも取外すことができる。
〈発明の効果〉 したがつて、この発明に係る二物体の取付構造
では、取付後における被取付部材から取付部材を
取外す際、単にクリツプを取付部材にねじ止めし
ているねじを緩めて引き抜けば、クリツプを取付
部材に緩くねじ止めした状態で簡単に被取付部材
から取外すことができる。また、被取付部材から
クリツプを取外す際に、全て取付部材側から行な
えることから、取付時にクリツプのばね脚部の周
囲が完全に覆われるような部位にも容易に応用で
きる。さらに、被取付部材からクリツプを取外す
際、クリツプを取付部材に緩くねじ止めした状態
で取外せることから、クリツプやねじ等が分散せ
ず、クリツプやねじ等の紛失も防ぐことが可能と
なる。
〈実施例〉 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
実施例の取付構造は、従来と同様な、取付部材
である合成樹脂製のグリル11を被取付部材であ
る車体板金12に取付けるものである(第1,2
図参照)。
グリル11は、従来と同様に、後述のクリツプ
14をそのねじ用孔18を介してねじ13止め可
能な複数の水平方向へ延びる長孔状の取付孔11
aと、各々の取付孔11a周囲に取付孔11a形
成方向と平行に突設されてねじ13締め時にクリ
ツプ14の回転を防止できるようクリツプフラン
ジ部15の両側周端面を規制するリブ11b,1
1bとを備えている。
車体板金12は、従来と同様に、所定位置に複
数の矩形の係着孔12aを備えている。この係着
孔12aは、グリル11と車体板金12との熱膨
張率の相違を考慮して、グリル11の取付孔11
aの形成方向と直交する鉛直方向にその長手方向
を形成させている。そして、この係着孔12aの
長手方向の寸法Lは、後述のクリツプ14の2つ
のばね脚部17の非撓み時における幅寸法Wより
大きく形成されている。また、この係着孔12a
の矩形方向の寸法Sは、その短手方向周面12b
に後述のクリツプ14におけるばね脚部17の係
止突起17aを当接させて、クリツプ14を係着
させた際、そのばね脚部17が最も収緒するよう
撓むのではなく、クリツプ14を係着可能に撓む
程度の寸法に形成されている。
取付け時使用するクリツプ14は、POM,
PP,PA等のばね弾性を有する合成樹脂材料から
一体成形されて、グリル11のリブ11b,11
b間に嵌挿されるフランジ部15と、フランジ部
15から前方へ突出する支柱部16とを備えてい
る。フランジ部15における支柱部16と反対側
面には、グリル11の取付孔11a内へ挿入可能
なボス15aが突設され、このボス15aからフ
ランジ部15・支柱部16にかけてクリツプ14
軸方向に貫通し、クリツプ14をグリル11にね
じ13止め可能なねじ用孔18が穿設されてい
る。
支柱部16は、第2図に示すように、半径方向
の断面形状が、縦寸法Aと横寸法Bとを等しくし
て共に車体板金係着孔12aの短手方向の寸法S
より小さい寸法の略正方形としている。また、支
柱部16の断面形状において、外周面の4つの角
位置には、クリツプ14が係着孔12aに係着さ
れた際、フランジ部15側から見て(第2図に示
す状態である)、ねじ13の締め付け方向である
右回り方向への回転では係着孔短手方向周面12
bに規制され、ねじ13の緩め方向である左回り
方向への回転ではクリツプ14が回転可能となる
ように、ねじ用孔18を中心にして対称的に、
各々2つの角部16aと凹状部16bとが形成さ
れている。なお、角部16aは各々支柱部16先
端に向かうにつれて、クリツプ14の係着孔12
aへの挿入性を考慮して水平方向に狭まつてい
る。また、各々の凹状部16bは、クリツプ14
の係着孔12aへの係着時における係着孔12a
の長手方向から短手方向にかけて(鉛直方向から
水平方向にかけて)、弧状に形成され、その後、
後述のばね脚部17の収縮撓みを考慮して矩形に
凹んでいる。そして2つの凹状部16bにおける
弧状に形成される部の外径dは、勿論、係着孔短
手方向の寸法Sより小さく形成されている。
クリツプ14の係着孔12aへの係着に使用す
るばね脚部17は、係着孔12aの短手方向周面
12bにその先端に形成されている係止突起17
aを当接可能に、支柱部16前端における水平方
向の両側面からフランジ部15にかけて膨出して
形成されている。そして、これら2つのばね脚部
17は、支柱部16における凹状部16b部位に
偏位して形成されている。
また、これら2つの係止脚部17先端に形成さ
れている係止突起17aは、それぞれクリツプ1
4の鉛直方向の端部側における部位が切り欠かれ
て、2つのばね脚部17の最大収縮撓み時におけ
る2つの係止突起17aの最大外径寸法Dを係着
孔短手方向の寸法Sより小さく形成している。
つぎに、この実施例の使用態様について述べ
る。
まず、グリル11を車体板金12に取付ける場
合には、第3〜5図に示すように、まず、各々の
取付孔11a内にボス15aを挿入させるととも
にリブ11b,11b間にフランジ部15を嵌挿
させ、タツピンねじ13をクリツプ14のねじ用
孔18にねじ締めして、クリツプ14をグリル1
1に取付ける。
そしてその後、第6〜7図に示すように、各々
のクリツプ14のばね脚部17をばね弾性的に撓
ませてその係止突起17aが係着孔12aの短手
方向周面12bに当接するまで係着孔12a内に
挿入し、各々のクリツプ14を車体板金12に係
着させ、グリル11を車体板金12に取付ける。
なお、クリツプ14を係着させる際、ばね脚部1
7が偏位していることから、当初第7図中クリツ
プ14が左回転するような力を受けるが、クリツ
プ14がグリル11bのリブ11b,11bで規
制されていることから、その回転は防止される。
その後、取外す場合には、まず、グリル11を
車体板金12から引き離しつつクリツプ14をね
じ止めしているねじ13を緩める。
すると、当初、クリツプ14がばね脚部17を
介して車体板金12に係着されていることから、
クリツプ14が車体板金12に残つた状態で、グ
リル11とねじ13とが車体板金12から遠ざか
るように移動する。
そして、車体板金12に残つていたクリツプフ
ランジ部15が回転防止を図られていたグリル1
1のリブ11bから離脱するまで、グリル11と
ねじ13とが遠ざかると、クリツプ14はリブ1
1bによる回転規制が解除されてねじ13の緩め
方向(第7〜9図中において右方向)へねじ13
との摩擦力によつて回転することとなる(第7〜
9図参照)。
その際、クリツプ支柱部16が、第2図に示す
ように、その断面形状を所定寸法の略正方形とす
るとともにその外周面の4つの角位置に所定の角
部16aと凹状部16bとを備え、また、2つの
ばね脚部17が支柱部16の凹状部16b部位に
偏位して形成されるとともに、2つのばね脚部1
7の最大収縮撓み時における2つの係止突起17
aの最大外形寸法Dが係着孔短手方向の寸法Sよ
り小さく形成されていることから、2つのばね脚
部17が撓みつつ、支障なくクリツプ14がねじ
13とともにそのねじ13の緩め方向へ回転す
る。
そして、クリツプ14が略90度回転して、2つ
のばね脚部17の配設方向が係着孔12aの長手
方向と平行な鉛直方向になると、第9〜10図に
示すように、クリツプ支柱部16の2つの角部1
6aが、当初クリツプ14係着時に係着孔短手方
向周面12bに対向していた面から略90度ずらし
た面を、係着孔短手方向周面12bに当接させる
こととなるため、その状態で停止することとな
る。
その後、その状態でクリツプ14を係着孔12
aから引き抜けば、係着孔12aの長手方向の寸
法Lがクリツプ14の2つのばね脚部17の非撓
み時における幅寸法Wより大きく形成されている
ことから、第11図に示すように、クリツプ14
をグリル11に緩くねじ13止めした状態で車体
板金12から取外すことができる。
そしてその後、ねじをさらに緩めれば、クリツ
プ14をグリル11からも取外すことができ、既
述のこの発明の効果の欄で述べたと同様の効果を
奏する。
なお、実施例では、クリツプ14をグリル11
にねじ止めするねじ13として右ねじのものを例
示したが、第2図中における支柱部16の角部1
6a・凹状部16bやばね脚部17の配置を図面
中において上下逆に形成するようにすれば、勿
論、左ねじを使用してもよい。
また、実施例では、グリル11に突設されるリ
ブ11bを取付孔11a周囲に2つ形成したもの
を示したが、ねじ13締め時にクリツプ14の回
転防止を図ることができれば、1つのリブ11b
でもよい。
さらに、実施例では、グリル11に穿設された
取付孔11aが長孔状のものを例示したが、グリ
ル11と車体板金12との熱膨張率の相違等を考
慮しなければ、その取付孔11aを長孔状にしな
くともよい。
さらにまた、実施例では、クリツプ14のフラ
ンジ部15にボス15aを設けたものを示した
が、これはクリツプ14のねじ締め時にボス15
aを取付孔11a内に挿入してねじ13を挿入し
易くするために設けたもので、勿論、このボス1
5aは設けられなくとも、本願発明の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は同実施例に使用するクリツプの第1
図に示す−断面図、第3図は同実施例のクリ
ツプをグリルに取付ける前状態を示す側面図、第
4図、第5図は同実施例のクリツプをグリルに取
付けた状態を示すそれぞれ側面図、正面図、第6
図、第7図は同実施例のグリルを車体板金に取付
けた状態を示すそれぞれ側面図、正面図、第8図
は同実施例におけるクリツプが回転している状態
を示す正面図、第9図、第10図は同実施例にお
けるクリツプが回転し終えた状態を示すそれぞれ
正面図、側面図、第11図は同実施例における車
体板金からクリツプ及びグリルを取外した状態を
示す側面図、第12図は従来例の分解斜視図、第
13図は従来例のクリツプをグリルに取付ける前
状態を示す側面図、第14図は従来例のクリツプ
をグリルに取付けた状態を示す側面図、第15
図、第16図は従来例のグリルを車体板金に取付
けた状態を示すそれぞれ側面図、正面図である。 1,11……(取付部材)ラジエータグリル、
1a,11a……取付孔、1b,11b……リ
ブ、2,12……(被取付部材)車体板金、2
a,12a……係着孔、2b,12b……短手方
向周面、3,13……ねじ、4,14……クリツ
プ、5,15……フランジ部、6,16……支柱
部、7,17……ばね脚部、7a,17a……係
止突起、8,18……ねじ用孔、16a……角
部、16b……凹状部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 取付部材を被取付部材に取付ける際使用する
    クリツプが、フランジ部と、該フランジ部から突
    出する支柱部と、該支柱部先端部側から前記フラ
    ンジ部側にかけて膨出して各々先端に係止突起が
    形成されて各々反対側部位から突出される2つの
    ばね脚部と、前記フランジ部に軸方向に穿設され
    るねじ用孔とを備え、 前記取付部材が、前記クリツプを前記ねじ用孔
    を介してねじ止め可能な取付孔と、ねじ締め時に
    前記クリツプの回転を防止する前記フランジ部周
    端面を規制するリブとを備え、 前記被取付部材が、短手方向周面に前記クリツ
    プばね脚部の係止突起を当接させて前記クリツプ
    を係着可能な略矩形の係着孔を備え、 前記クリツプを前記取付部材の取付孔を介して
    ねじ止めし、前記クリツプばね脚部を前記被取付
    部材係着孔に係着させることにより前記取付部材
    を前記被取付部材に取付ける二物体の取付構造で
    あつて、 前記被取付部材の係着孔が、長手方向の寸法を
    前記クリツプの2つのばね脚部の非撓み時におけ
    る幅寸法より大きく形成され、 前記クリツプ支柱部の断面形状において、該断
    面形状を前記係着孔短手方向の寸法より小さい寸
    法の略正方形とするとともに、前記係着孔への係
    着時、ねじ締め方向への回転では前記係着孔短手
    方向周面に規制され、ねじ緩め方向への回転では
    前記クリツプが回転可能となるよう、外周面の4
    つの角位置に前記ねじ用孔を中心にして対称的に
    各々2つの角部と凹状部とが形成され、 さらに、前記クリツプの2つのばね脚部が前記
    支柱部における凹状部部位に偏位して形成される
    とともに、前記2つのばね脚部の最大収縮撓み時
    における前記2つの係止突起の最大外形寸法が前
    記係着孔短手方向の寸法より小さく形成されてい
    る、 ことを特徴とする二物体の取付構造。
JP20198886A 1986-08-28 1986-08-28 二物体の取付構造 Granted JPS6357906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20198886A JPS6357906A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 二物体の取付構造

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JP20198886A JPS6357906A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 二物体の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6357906A JPS6357906A (ja) 1988-03-12
JPH0156283B2 true JPH0156283B2 (ja) 1989-11-29

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Cited By (1)

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