JPH0155743B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0155743B2
JPH0155743B2 JP58139648A JP13964883A JPH0155743B2 JP H0155743 B2 JPH0155743 B2 JP H0155743B2 JP 58139648 A JP58139648 A JP 58139648A JP 13964883 A JP13964883 A JP 13964883A JP H0155743 B2 JPH0155743 B2 JP H0155743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tripping
spring
frame
cam
upward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58139648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6032230A (ja
Inventor
Yutaka Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13964883A priority Critical patent/JPS6032230A/ja
Publication of JPS6032230A publication Critical patent/JPS6032230A/ja
Publication of JPH0155743B2 publication Critical patent/JPH0155743B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は漏電しや断器の引外し機構に関するも
のである。
〔背景技術〕 一般に、漏電しや断器や過電流しや断器におい
て、トグルハンドルでオン、オフ操作し、表示素
子にてトリツプ動作におけるトリツプ表示を行な
つているのが通例である。しかしながら、一般家
庭の主婦等がこれらの操作をするためには操作、
表示等が複雑であるという問題がある。
第1図は従来のハンドル操作型のしや断器の構
成図を示すものである。図中41はハンドルで、
ハンドル41の一端とレバー43の中央部とをリ
ンク42で夫々回動自在に連結している。レバー
43の基端は引外し板44の中央部と係合し、ま
た、レバー43の先端下面で可動接触子45を押
圧し、可動接点47を固定接触子46に固着した
固定接点48と閉成するようにしている。漏電検
知出力により引外し板44が図中左方へ回動し、
引外し板44とレバー43との係合が外れてスプ
リング49の上方への弾発力により両接点47,
48が開離する。所謂トリツプ動作が行なわる。
かかる従来例の場合に、トリツプ動作が行なわれ
たことを表示するトリツプ表示機構を設ける場合
別に設けねばならず、また、操作においてもハン
ドル式は指ではじくか、つまむ必要があり、その
ため、ハンドル41の長さがある程度必要で、器
具の小型化の点で難があるという問題があつた。
第2図は押釦50を用いた引外し機構を示した
ものであり、押釦50とレバー43とは、中央を
軸支したカム51とリンク42とで連結してい
る。引外し板44は中央部で回動自在に軸支して
いて、下部でレバー43とラツチ係合を行なつて
いる。52は引外し用のプランジヤーである。5
3は可動接触子45の基部を保持する保持部材で
ある。トリツプ動作はプランジヤー52が駆動さ
れて引外し板44を時計方向に回動させること
で、引外し板44とレバー43とのラツチ係合が
外れ、両接点47,48が開離することにより行
なわれる。かかる場合には、引外し板44の支点
位置がラツチ係合部と引外しコイルのプランジヤ
ー52のほぼ中央に有り、そのため、引外しコイ
ルは高い出力(プランジヤー52の強い押出力)
のものが必要であり、また、可動接触子45の保
持方法では支点部保持のため保持部材53たる別
部品が必要となるという問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、操作を簡素化するとともに、トリツプ表示と
オンオフ操作を一体化した漏電しや断器の引外し
機構を提供することを目的とするものである。
〔発明の開示〕
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
第3図は引外し機構を示すものであり、1はケー
スで、このケース1内に断面コ字形のフレーム2
が配置してある。5は断面コ字形で略三角形状の
カムで、このカム5の頂部に軸16が回動自在に
貫通してあつて、軸16の両端がフレーム2にて
保持されている。カム5の一端部には長孔17が
穿孔され、またフレーム2にもL形のL形孔18
が穿孔されている。4はオンオフ操作とトリツプ
表示とを兼ねたセツト釦で、セツト釦4はケース
1の角穴19より後述するように上下動自在に配
置されているものである。セツト釦4の下部両側
には垂下片20が垂設されていて、この垂下片2
0の穴21と、フレーム2のL形孔18とカム5
の長孔17に軸ピン3を挿通し、軸ピン3がフレ
ーム2のL形孔18とカム5の長孔17に移動自
在としている。カム5を回動自在に軸支している
軸16の外周にはスプリング15が巻回してあ
り、スプリング15の一端はフレーム2の係止部
23に係止しており、スプリング15の他端は軸
ピン3に弾接し、このスプリング15の付勢力に
よりカム5を時計方向へ、セツト釦4をフレーム
2の長孔18を介して上方へ付勢し、セツト釦4
をケース1の上面より突出せしめている。フレー
ム2の両側のケース1内底部には固定接点6が
夫々配設してあり、また固定接点6と相対する可
動接点7を先端下面に固着した板ばね状の接触ば
ね8の基部は底部にビス止めされている。フレー
ム2の下部には引外し板10がピン24により回
動自在に軸支されており、ピン24の外周にはス
プリング22が装着されていて、スプリング22
の一端がフレーム2の下部端縁で係止され、他端
は引外し板10を時計方向に付勢している。9は
接触ばね8を下方へ押圧して接点6,7を閉成せ
しめる可動枠で、フレーム2の両側の側片9aで
上方へ付勢している接触ばね8の上面を押圧す
る。11はコ字形のリンクで、上部はフレーム2
のL形孔18を介してカム5の他端部と回動自在
に連結し、下部はフレーム2の縦長孔25を介し
てレバー12と回動自在に連結している。レバー
12の一端には押え片26が形成されており、こ
の押え片26にて可動枠9の中央上部の突片27
を押えるようにしている。また、レバー12の他
端には係合片28が形成されており、この係合片
28が、引外し板10の内側面内側に形成された
凹部29とラツチ係合するようにしてある。引外
し板10の凹部29の下方にはレバー12の係合
片28が摺動する傾斜面30が形成してあり、ま
た、引外し板10の上部側方には引外し操作が行
なわれる解除片31が一体に形成されている。1
3は漏電を検知した検知出力にて励磁される引外
しコイルで、この引外しコイル13内にプランジ
ヤー14が装着されていて、引外しコイル13が
励磁されると、磁気吸引力によつてプランジヤー
14を突出せしめて解除片31を押接し、引外し
板10を反時計方向に回動せしめる。
しかして、第3図はセツト状態を示しており、
第3図aの二点鎖線で示すようにケース1上方に
突出したセツト釦4を下方へ押接すると、軸ピン
3の下方への移動によりカム5はスプリング15
の付勢力に抗して反時計方向に回動する。そし
て、カム5の回動に伴つてリンク11の上部がL
形孔18内で横方向に移動し、リンク11の下部
によりレバー12を下方へ駆動する。オフ状態で
は接触ばね8の付勢力にて可動枠9は二点鎖線に
示すように上方へ移動しており、レバー12の係
合片28は引外し板10の傾斜面30の下部に位
置し、レバー12は傾斜している。レバー12が
リンク11によつて下方へ押されると、まずレバ
ー12の押え片26にて可動枠9を下方へ押圧し
接点6,7を閉成せしめると共に、リンク11の
上部が軸16の右方に位置しているためにレバー
12の係合片28が引外し板10の傾斜面30に
沿つて上方へ移動し、係合片28が凹部29に嵌
まり込んでラツチ係合される。また、リンク11
の上部が第3図aに示す軸16の右方に位置して
いるために、カム5は実線の位置で止まり、セツ
ト釦4が押し込んだ状態でセツト状態となつてい
る。
ここで、漏電が生じてその検知出力により引外
しコイル13が励磁されると、磁気吸引力により
プランジヤー14が突出して引外し板10の解除
片31を押接する。すると、引外し板10はスプ
リング22の付勢力に抗して反時計方向に回動
し、引外し板10の凹部29とレバー12の係合
片28とのラツチ係合が解除される。このとき、
接触ばね8の上方への付勢力により可動枠9が持
ち上げられて接点6,7が開離すると共に、リン
ク11の下部を中心にレバー12が反時計方向に
回動し、レバー12の係合片28が第4図に示す
ように下方に移動する。この状態がトリツプフリ
ーの状態である。その後、スプリング15の復帰
力によりカム5が時計方向に回動し、このカム5
の回動に伴なつてカム5と連動する軸ピン3に
て、セツト釦4がケース1上面より突出し、トリ
ツプ状態(オフ)であることを表示せしめるもの
である。尚、オフ状態に復帰させる場合には、テ
スト釦(図示せず)等で強制的に漏電を生ぜし
め、トリツプ動作を行なわしめて接点6,7乃至
セツト釦4を復帰せしめるものである。
第6図は前記引外し機構を有する漏電しや断器
本体Aの平面図を示すものであり、第7図は防水
型として防水ケース32を覆つた漏電しや断器本
体Aの外観図である。第7図において、本体Aの
下面には栓刃挿入孔31が設けてあり、34はコ
ード押え、35はアース端子である。操作部Xは
前面側の回動自在とした蓋36内部に設けられて
いて、操作部Xの中央にはセツト釦4が、左側部
には漏電用テスト釦37、通電ランプ38が、右
側部にはアースチエツクボタン39、アースチエ
ツクランプ40が設けられている。
〔発明の効果〕 本発明は上述のように、ケースより上方へ突出
してフレームに軸ピンにより上下動自在に取着さ
れたセツト釦と、前記軸ピンと連結してフレーム
に回動自在に軸支されて上方へばね付勢されたカ
ムと、固定接点に相対する可動接点を下面に固着
した板ばね状の上方へ付勢力を有する接触ばね
と、接触ばねの上面を押圧して両接点を閉成する
可動枠と、下端が回動自在に軸支されて前記可動
枠側にばね付勢された引外し板と、略中央部がリ
ンクを介してカムと連結され、一端が可動枠を押
圧し他端が可動枠の下部から上方へ沿つて移動し
て引外し板の略中央部とラツチ係合するレバー
と、漏電を検知した検知出力にて励磁され引外し
板とは対向して配置された引外しコイルと、引外
し板の上部から一体に引外しコイル側に突設され
た解除片と、引外しコイルの励磁により前記解除
片を押接駆動して引外し板を可動枠と反対側の方
向へ駆動し引外し板とレバーとのラツチ係合を外
すプランジヤーとを具備し、前記ラツチ係合の解
除によるカムの上方へのばね付勢力により前記セ
ツト釦をケースの上面より突出せしめてトリツプ
表示したものであるから、単にセツト釦を押すだ
けで、カム、リンク、レバー等を介してセツト状
態とすることができ、また、漏電が発生した場合
には、引外しコイルのプランジヤーが引外し板の
解除片を押接駆動して該引外し板を回動せしめ、
引外し板とレバーとのラツチ係合を解除し、それ
に伴つて接触ばねの上方への付勢力にてレバーと
リンクとを介してカムを復帰回動せしめ、軸ピン
を介してセツト釦をケース上面より突出させるこ
とで、つまり、従来のハンドル形をカムとセツト
釦とに分解することで、トリツプ表示を容易に実
現できる効果を奏し、また、引外し板の支点位置
を下部に、略中央部にレバーとのラツチ係合を行
わせ、引外し板の上部に形成した解除片に引外し
コイルのプランジヤーを押接駆動するようにして
いるため、プランジヤーによる引外し板への押圧
力が小さいものですみ、従つて、引外しコイルは
比較的小型のものですむものであり、所謂、低出
力プランジヤー式電磁装置で構成できる効果を奏
するものである。更に、接触ばねを板状ばねとし
ていることにより、接触ばねの固定は単にビス止
めで可能であり、従来のように別部品を必要とし
ない効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構成図、第2図は他の従来例の
構成図、第3図a,bは本発明の実施例の引外し
機構の縦断面図、横断面図、第4図は同上のトリ
ツプフリーの状態を示す断面図、第5図は同上の
トリツプ状態を示す断面図、第6図は同上の漏電
しや断器本体の平面図、第7図a〜dは同上の正
面図、底面図、平面図および側面図である。 1はケース、2はフレーム、3は軸ピン、4は
セツト釦、5はカム、6は固定接点、7は可動接
点、8は接触ばね、9は可動枠、10は引外し
板、11はリンク、12はレバー、13は引外し
コイル、14はプランジヤー、31は解除片を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケースより上方へ突出してフレームに軸ピン
    により上下動自在に取着されたセツト釦と、前記
    軸ピンと連結してフレームに回動自在に軸支され
    て上方へばね付勢されたカムと、固定接点に相対
    する可動接点を下面に固着した板ばね状の上方へ
    付勢力を有する接触ばねと、接触ばねの上面を押
    圧して両接点を閉成する可動枠と、下端が回動自
    在に軸支されて前記可動枠側にばね付勢された引
    外し板と、略中央部がリンクを介してカムと連結
    され、一端が可動枠を押圧し他端が可動枠の下部
    から上方へ沿つて移動して引外し板の略中央部と
    ラツチ係合するレバーと、漏電を検知した検知出
    力にて励磁され引外し板とは対向して配置された
    引外しコイルと、引外し板の上部から一体に引外
    しコイル側に突設された解除片と、引外しコイル
    の励磁により前記解除片を押接駆動して引外し板
    を可動枠と反対側の方向へ駆動し引外し板とレバ
    ーとのラツチ係合を外すプランジヤーとを具備
    し、前記ラツチ係合の解除によるカムの上方への
    ばね付勢力により前記セツト釦をケースの上面よ
    り突出せしめてトリツプ表示して成る漏電しや断
    器の引外し機構。
JP13964883A 1983-07-30 1983-07-30 漏電しや断器の引外し機構 Granted JPS6032230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13964883A JPS6032230A (ja) 1983-07-30 1983-07-30 漏電しや断器の引外し機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13964883A JPS6032230A (ja) 1983-07-30 1983-07-30 漏電しや断器の引外し機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6032230A JPS6032230A (ja) 1985-02-19
JPH0155743B2 true JPH0155743B2 (ja) 1989-11-27

Family

ID=15250162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13964883A Granted JPS6032230A (ja) 1983-07-30 1983-07-30 漏電しや断器の引外し機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6032230A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650043B2 (ja) * 1976-11-25 1981-11-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650043U (ja) * 1979-09-26 1981-05-02
JPS5672452U (ja) * 1979-11-09 1981-06-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650043B2 (ja) * 1976-11-25 1981-11-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6032230A (ja) 1985-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2306235A (en) Circuit breaker
US4677406A (en) Protective switching apparatus
JPH0668772A (ja) 保護スイッチ装置
JPH0155743B2 (ja)
JP2002184294A (ja) 漏電遮断器
JP2505007B2 (ja) リモコンブレ―カ
GB611686A (en) Improvements in or relating to small automatic electric circuit breakers
JP3399126B2 (ja) 回路遮断器
JP4215625B2 (ja) 回路遮断器
US3832663A (en) Circuit breaker with improved frame and cradle support means
JP3826610B2 (ja) 漏電遮断器
JP3877026B2 (ja) 熱動形過負荷継電器
JP4224162B2 (ja) 回路遮断器
JPS6136061Y2 (ja)
US3032624A (en) Control mechanism
JPH0112761Y2 (ja)
JPS6215959Y2 (ja)
JPH0749716Y2 (ja) 回路遮断器の付属スイッチ装置
JPH0238362Y2 (ja)
JPH0757605A (ja) リモートコントロール式回路遮断器
US2975253A (en) Contact arm kicker for circuit breakers
JPS6337697Y2 (ja)
JP2575361B2 (ja) 配線用遮断器
JP4147720B2 (ja) 回路しゃ断器の不足電圧引外し装置
JP2988090B2 (ja) 回路遮断器の開閉機構